JP5574315B2 - アクセス履歴取得システム - Google Patents
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Description
この発明の目的は、当該ウエブページ上で一定の成果が得られたとき、その成果に到達したユーザーと、その履歴情報とを簡単に対応付けられるアクセス履歴取得システムを提供することである。
なお、上記解析手段から送信される履歴情報は、アクセス情報そのものでもよいが、アクセス情報を解析したり、加工したりした情報も、この履歴情報に含むものとする。
上記のように成果にいたったユーザーとその履歴とを簡単に対応付けることができるので、その成果にいたったユーザーに対する商品やサービスの提供に役立てることができる。例えば、単なる商品やサービスの資料請求であっても、上記履歴によっては、その申込者に適した商品やサービスに関する資料を選択して提供することができる。
また、上記検索エンジン情報や検索キーワードが分かれば、その検索エンジン情報にアクセスする際に使われた検索キーワードを含めた広告を掲載すれば、その広告効率をあげることができる。
また、上記ユーザー端末Uからは、所定の検索キーワードを使用して検索エンジンEを経由してウエブサイトSにアクセスすることができる。
そして、ユーザー端末UがウエブサイトSの各ウエブページPにアクセスすると、その直前に閲覧したページの情報であるリファラ情報が、ウエブサーバーU及びブラウザーの機能として生成されることは、従来から一般に知られていることである。なお、ウエブページPに検索エンジンEを介して接続した場合には、上記リファラ情報に検索エンジン情報及び検索キーワードが含まれることになる。
なお、上記ユーザー端末Uは、セッションIDを保存している場合、ウエブページPにアクセスしたときに、上記セッションIDを上記アクセス情報出力手段に対して送信するようにしている。このように、セッションIDを送信する機能は、ユーザー端末Uに設定されているブラウザーの機能である。
そして、上記した成果ページに対応付けたアクセス情報出力手段OPからアクセス情報が入力すると、解析サーバーAは、そのアクセス情報の入力をトリガーとして、上記セッションIDに対応付けられたアクセス情報に基づいた履歴情報を、ウエブサイト提供者側のコンピュータXに出力する。
今、ユーザー端末Uに関連付けられたブラウザーを介して、ユーザーが自ら選択した検索キーワードを検索エンジンEに入力すれば、ユーザー端末Uにはその検索キーワードに基づいた検索結果のリストが表示される。そして、このリストの中から、特定のウエブサイトSを選択すると、そのウエブサイトSを構成するウエブページPにアクセスすることができる。なお、このときには、上記検索エンジンEを特定する検索エンジン情報と検索キーワードとが、リファラ情報として生成される。
また、アクセス情報出力手段OPから入力したアクセス情報にセッションIDが対応付けられているときには、解析サーバーAは、当該アクセス情報にセッションIDを対応付けて記憶する。
いずれにしても、解析サーバーAには、セッションIDに対応付けられたアクセス情報が記憶されていくことになるが、このときに、解析サーバーAは、上記リファラ情報を取得して、それをアクセス情報に含んで、上記セッションIDに対応付けて記憶するようにしてもよい。
したがって、上記コンピュータXには、上記成果ページへのアクセスをトリガーとして、ウエブサイトSと解析サーバーAとから、タイミングを同じくして情報が入力されることになる。このようにウエブサイトSと解析サーバーAとから、タイミングを同じくして情報が入力されるので、ウエブサイト提供者は、コンピュータX上で、両方の入力情報の時間的な対応関係を見れば、成果に達したユーザーが、どのような履歴で成果ページにいたったのかを解析することができる。
上記のようにウエブサイト提供者は、成果に達したユーザーが、どのような検索エンジンからどのような検索キーワードを使用してアクセスしたか、及びそのアクセス履歴を簡単に入手できるので、検索キーワードやアクセス履歴から、ユーザーの真意を知ることもでき、適時、適切なマーケティング活動等が可能になる。
E 検索エンジン
W ウエブサーバー
S ウエブサイト
P ウエブページ
OP アクセス情報出力手段
A (解析手段である)解析サーバー
X コンピュータ
Claims (3)
- ユーザー端末からアクセス可能にするとともに、複数のウエブページで構成されるウエブサイトおよび当該ウエブサイトを提供するウエブサイト提供者側のコンピュータに接続可能にした解析手段と、上記ウエブサイトの各ウエブページに関連付けられるとともに、アクセスされたウエブページを特定するアクセス情報を、上記解析手段に入力する機能を有するアクセス情報出力手段とを備えてなり、上記ウエブページの中から特定のウエブページをあらかじめ成果ページとして設定するとともに、上記ウエブサイトは、上記成果ページにアクセスがあったとき、成果ページがアクセスされたことを知らせる成果情報をウエブサイト提供者側のコンピュータに直接送信し、上記解析手段は上記成果ページに関連付けられたアクセス情報出力手段からのアクセス情報を識別する機能を有し、上記解析手段は、成果ページのアクセス情報出力手段からアクセス情報が入力されたとき、上記成果ページに関連付けられたアクセス情報の入力をトリガーとして、上記全てのアクセス情報に基づいた履歴情報を、上記ウエブサイト提供者側のコンピュータに出力することを特徴とするアクセス履歴取得システム。
- 解析手段は、アクセス情報出力手段からアクセス情報を取得したとき、当該アクセス情報にセッションIDが対応付けられているかどうかを判定する機能と、セッションIDが対応付けられていないときには、新たなセッションIDを生成する機能と、その生成したセッションIDに対応付けて上記アクセス情報を記憶する機能と、上記新たに生成したセッションIDをユーザー端末に対応付けられたブラウザーに送信する機能と、上記アクセス情報にセッションIDが対応付けられているときには、そのアクセス情報を既に対応付けられたセッションIDとともに記憶する機能とを備え、アクセス情報出力手段は、ユーザー端末からセッションIDが入力されたとき、そのセッションIDをアクセス情報に対応付けて解析手段に送信する機能を備えてなる請求項1記載のアクセス履歴取得システム。
- 上記アクセス情報には、当該ウエブページにいたる前の履歴を示すリファラ情報を含み、解析手段は、アクセス情報出力手段を介して取得したリファラ情報に含まれた検索エンジン情報および検索キーワードを抽出し、これら検索エンジン情報および検索キーワードを、ウエブサイト提供者側のコンピュータに送信する機能を備えた請求項1又は2に記載のアクセス履歴取得システム。
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