JP5573501B2 - コンベアベルトクリーナー - Google Patents

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Description

本発明は、ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物を除去するためのコンベアベルトクリーナーに関する。
通常、図4に示すように、ベルトコンベア装置1は、ヘッドプーリ2とテールプーリ(図示せず)とに掛回されたエンドレスのコンベアベルト3(搬送側ベルト3a、リターン側ベルト3b)を備えているが、被搬送物の搬送終了後にコンベアベルト3(以下、単に「ベルト」ともいう)が戻る過程で、コンベアベルト3を保持するローラー(図示せず)との接触や搬送に伴う振動により、コンベアベルト3(リターン側ベルト3b)の表面に付着した付着物(被搬送物の滓)が想定外の場所へ途中落下する等の問題がある。このため、通常、コンベアベルト3の戻り側(リターン側ベルト3b)には、その付着物をヘッドプーリ2の近傍で除去する目的でコンベアベルトクリーナー(以下、単に「クリーナー」ともいう)が設置されている。
一般的なコンベアベルトクリーナーとしては、図4に示すような、板状のクリーナー50や、特許文献1で提案されているような、ベルト幅の長さのローラーがベルト進行方向と逆方向に回転するクリーナー、さらには、特許文献2で提案されるような、錘によってベルトに押し当てられる中空円筒状のクリーナーなどがある。
実開昭60−009819号公報 実開平05−051816号公報
しかし、上記の従来技術では、いずれもコンベアベルトから除去した付着物がコンベアベルトクリーナー上に堆積・固着するため、コンベアベルトクリーナーの付着物除去能力が低下するという問題があった。
すなわち、板状のクリーナーや特許文献2に記載の中空円筒状のクリーナーでは、ベルトとクリーナーの接触面に付着物が堆積し、それが付着物の除去を著しく阻害する。
また、特許文献1のクリーナーでは、クリーナーによって掻き取られた付着物がローラーに付着したままクリーナー通過後のベルトに接触するため、一旦掻き取った付着物がベルトに再付着するという問題がある。
以上のように、付着物の堆積したクリーナーでは、リターン側ベルトに残った付着物(被搬送物の滓)の除去が満足に行なえず、ベルトに堆積した付着物がベルト下部の想定外の場所へ落下する等、ベルト下部の環境の悪化を招いたり、安全上の問題となったりする。そのため、クリーナーの定期的な清掃が必要となっていた。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物(被搬送物の滓)を安定して除去することができるコンベアベルトクリーナーを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有している。
[1]ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物を削ぎ取って除去するコンベアベルトクリーナーであって、回転可能に支持された円形の削ぎ取り刃を有し、かつ、前記削ぎ取り刃の回転軸がコンベアベルトの表面における法線からコンベアベルトの進行方向上流側に傾斜しているクリーニング部材を備えていることを特徴とするコンベアベルトクリーナー。
[2]前記クリーニング部材は、前記削ぎ取り刃に付着した付着物を除去する補助クリーニング部材を備えていることを特徴とする前記[1]に記載のコンベアベルトクリーナー。
[3]前記回転軸の前記法線からコンベアベルトの進行方向上流側への傾斜角度は、30°以下であることを特徴とする前記[1]または[2]に記載のコンベアベルトクリーナー。
[4]前記回転軸が前記法線からコンベアベルトの幅方向に傾斜していることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載のコンベアベルトクリーナー。
[5]前記回転軸の前記法線からコンベアベルトの幅方向への傾斜角度は、10°以下であることを特徴とする前記[4]に記載のコンベアベルトクリーナー。
[6]前記クリーニング部材を複数有するとともに、コンベアベルトの進行方向からみた投影面上において、隣接する円形の削ぎ取り刃の削ぎ取り幅が各々一部ずつ重なるように、各クリーニング部材をコンベアベルトの幅方向に配置したことを特徴とする前記[1]〜[5]のいずれかに記載のコンベアベルトクリーナー。
本発明に係るコンベアベルトクリーナーは、ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物(被搬送物の滓)を安定して除去することができる。
本発明の一実施形態を示す側面図である。 図1におけるA−A矢視図である。 図2におけるB−B矢視図である。 従来のコンベアベルトクリーナーを示す側面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るコンベアベルトクリーナーを示す側面図である。そして、図2は図1におけるA−A矢視図であり、図3は図2におけるB−B矢視図である。
図1に示すように、ベルトコンベア装置1は、ヘッドプーリ2とテールプーリ(図示せず)とに掛回されたエンドレスのコンベアベルト3(搬送側ベルト3a、リターン側ベルト3b)を備えており、そのヘッドプーリ2の下方近傍に、本発明の一実施形態に係るコンベアベルトクリーナー10が設置されている。
そして、図1〜図3に示すように、このコンベアベルトクリーナー10は、回転可能に支持された円形の削ぎ取り刃12と、その削ぎ取り刃12を支持する支持軸13とからなるクリーニング部材11を備えている。
これによって、このコンベアベルトクリーナー10は、削ぎ取り刃12をリターン側ベルト3bの表面に対して所定の押し付け力を加えながら回転させて、削ぎ取り刃12のエッジ12aでリターン側ベルト3bの表面に付着した付着物を削ぎ取って除去するようになっている。なお、削ぎ取り刃12のエッジ12aに連続する側面を削ぎ取りのすくい面となっている。
ここで、図1に示すように、円形の削ぎ取り刃12の回転軸14は、リターン側ベルト3bの表面における法線4からリターン側ベルト3bの進行方向Pの上流側に角度αだけ傾斜している。
これは、削ぎ取り刃12の底面12cがリターン側ベルト3bの表面に接触した状態で付着物を削ぎ取ろうとすると、削ぎ取り反力が増大するので、削ぎ取り刃12の底面12cとリターン側ベルト3bの表面との間に、逃げ角αを設けたものである。
ただし、傾斜角αを大きくすると、削ぎ取り刃12のエッジ12aがリターン側ベルト3bの表面に接触する接触面15のコンベアベルト幅方向Qの長さ(削ぎ取り幅)Wが狭くなるので、傾斜角αは削ぎ取り幅Wがあまり小さくならない30°以下にすることが好ましい。
また、図3に示すように、円形の削ぎ取り刃12の回転軸14は、リターン側ベルト3bの表面における法線4からコンベアベルト幅方向Qに角度βだけ傾斜している。
これは、削ぎ取り刃12を削り取り反力によって回転させるためのものである。図2、図3に示すように、傾斜角βを設けることによって、コンベアベルトの進行方向にみて、回転軸14の左側の削ぎ取り幅W1と右側の削ぎ取り幅W2が異なるようになり(ここでは、W1>W2)、それによる削り取り反力の左右差が駆動力になって、削ぎ取り刃12が図2中のR方向に回転するようになる。すなわち、削ぎ取り刃12を回転させるための外部動力を要しないため、クリーニング部材11の構造を簡単且つ小型化することができる。
ただし、傾斜角βをあまり大きくすると、削ぎ取り幅Wが狭くなるので、傾斜角βは10°以下にすることが好ましい。
さらに、この実施形態においては、クリーニング部材11は、削ぎ取り刃12(エッジ12a、側面12b、底面12c)に付着した付着物を除去する補助クリーニング部材19を備えている。
これは、削ぎ取り刃12によってリターン側ベルト3bの表面から削ぎ取られた付着物が、その場で下方に落下すればよいが、削ぎ取り刃12に付着してしまうと、削ぎ取り刃12の削ぎ取り能力を低下させてしまうので、削ぎ取り刃12に付着した付着物を補助クリーニング部材19で除去するようにしている。
このようにして、この実施形態に係るコンベアベルトクリーナー10においては、リターン側ベルト3bの表面に対して、常に、クリーニングされて、付着物が付着していない表面の削ぎ取り刃12が接するので、リターン側ベルト3bの表面に付着した付着物を安定して除去することができる。
なお、円形の削ぎ取り刃12の径は、リターン側ベルト3bへの押し付け力や、回転軸14の傾斜角α、βを選ぶことにより、様々なサイズが可能である。
また、リターン側ベルトへの付着物の付着状態により、1個だけでは不足する場合には、クリーニング部材11を複数個設置すればよい。その際には、リターン側ベルト3bの進行方向からみた投影面上において、隣接する削ぎ取り刃12の削ぎ取り幅Wが各々一部ずつ重なるように、各クリーニング部材11をリターン側ベルト3bの幅方向に配置するのが好ましい。
また、必要であれば、削ぎ取り刃12を外部動力で回転駆動するようにしてもよい。
1 ベルトコンベア装置
2 ヘッドプーリ
3 コンベアベルト
3a 搬送側ベルト
3b リターン側ベルト
4 リターン側ベルトの表面における法線
10 コンベアベルトクリーナー
11 クリーニング部材
12 円形の削ぎ取り刃
12a 円形の削ぎ取り刃のエッジ
12b 円形の削ぎ取り刃の側面
12c 円形の削ぎ取り刃の底面
13 支持軸
14 回転軸
15 接触面
19 補助クリーニング部材
50 板状のクリーナー

Claims (7)

  1. ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物を削ぎ取って除去するコンベアベルトクリーナーであって、回転可能に支持された円形の削ぎ取り刃を有し、かつ、前記削ぎ取り刃の回転軸がコンベアベルトの表面における法線からコンベアベルトの進行方向上流側に傾斜しているクリーニング部材を備えていて、前記クリーニング部材は、前記削ぎ取り刃に付着した付着物を除去する補助クリーニング部材を備えていることを特徴とするコンベアベルトクリーナー。
  2. 前記回転軸の前記法線からコンベアベルトの進行方向上流側への傾斜角度は、30°以下であることを特徴とする請求項1に記載のコンベアベルトクリーナー。
  3. ベルトコンベア装置のコンベアベルトの表面に付着した付着物を削ぎ取って除去するコンベアベルトクリーナーであって、回転可能に支持された円形の削ぎ取り刃を有し、かつ、前記削ぎ取り刃の回転軸がコンベアベルトの表面における法線からコンベアベルトの進行方向上流側に傾斜しているクリーニング部材を備えていて、前記回転軸が前記法線からコンベアベルトの幅方向に傾斜していることを特徴とするコンベアベルトクリーナー。
  4. 前記クリーニング部材は、前記削ぎ取り刃に付着した付着物を除去する補助クリーニング部材を備えていることを特徴とする請求項に記載のコンベアベルトクリーナー。
  5. 前記回転軸の前記法線からコンベアベルトの進行方向上流側への傾斜角度は、30°以下であることを特徴とする請求項またはに記載のコンベアベルトクリーナー。
  6. 前記回転軸の前記法線からコンベアベルトの幅方向への傾斜角度は、10°以下であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のコンベアベルトクリーナー。
  7. 前記クリーニング部材を複数有するとともに、コンベアベルトの進行方向からみた投影面上において、隣接する円形の削ぎ取り刃の削ぎ取り幅が各々一部ずつ重なるように、各クリーニング部材をコンベアベルトの幅方向に配置したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のコンベアベルトクリーナー。
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WO2004041687A1 (en) * 2002-11-08 2004-05-21 Michael Edmond Smith Conveyor belt scraper

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