JP5572784B2 - 格成分の係り受け表示プログラム - Google Patents
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Description
また、特許明細書における特許請求の範囲に定義された発明の限定度合をカウントして表示することが可能な特許明細書分析表示装置が特許文献2に開示されている。
以下の形態素Z(場合に、〜ときに、〜時に、〜間に、〜か否か、〜都度、〜際に、〜毎に、〜では、〜ほど、〜中、〜状態で、〜すれば、〜ければ、〜態様で、等)のいずれかを含む節を検出した場合には、A、B、Cが名詞又は名詞節とした場合に、
「AがBを(動詞)+Z」という記載で、且つAが当該記載よりも上段で既に定義されている場合には、当該記載をまとめて1格成分として抽出し、Aが当該記載よりも上段で未だ定義されていない場合には、Aと、Bとを互いに別々の格成分として抽出する。
AがBを出力する場合に→まとめて1格成分。
Cに対するAがBを出力する場合に→あくまでB+Aのところで1格成分数とし、Cは別個にカウント。
なぜならば、以下の(2)の主語のルールに倣うためである。
例)前記総データ量が前記記録メディアの空き容量を超える場合に→1格成分数。「前記総データ量」は既に出てきているため、ノーカウント。
AがBを出力する場合に→2格成分。
Cに対するAがBを出力する場合に→A、B、Cは別個にカウント。
なぜならば(2)の主語のルールに倣うため。
例えば、たねセルのサイズがしきい値以下である場合に→1格成分数。「たねセルのサイズ」は初めて出てきたものであるため、格成分としてカウント。
△△(動詞)としたとき
・AにBを△△する場合に→2格成分。
・Bを△△する場合に→1格成分。
・Aが△△する場合に→1格成分。
・Aに△△する場合に→1格成分。
Aが前段で出ていても出ていなくても1格成分数。例えば、前記異常が検出された場合→1格成分数
「〜場合に」=〜ときに、〜時に、〜間に、〜か否か、〜都度、〜と(入力されると=入力された場合)、〜際に、〜毎に、〜では、〜ほど、〜中、〜状態で、〜すれば、〜ければ、〜態様で、〜か=(〜するか否か)、〜も(場合にも)。
なお、これらの形態素に「には」が付く場合も同様
上記データポインタの追加もしくは削除を伴う処理結果を取り消す際に、=上記データポインタの追加もしくは削除を伴う処理結果の取り消しがあった場合に。つまり、場合のルールに従い2格成分である。
(2−1) 原則ルール
前記●●が〜 ●●が構成要素であってもなくてもカウントしない・・・(A)。
○○が〜 ○○は初めて出てくるものであることからカウント・・・(B)。
このとき(A)であっても
●●が〜する (能動態)→カウントしない。なぜならば、既に定義した構成の限定に過ぎないため。
●●が〜される(受動態)→カウントする。なぜならば●●を〜する、と同意であり、処理動作が1回実行されることとなる。つまり、座標が入力されていることに係る処理の処理状態=座標を入力することに係る処理の処理状態→座標と処理状態を別個にカウントする。2格成分数。
例えば、上記コード変換が行われた文字データを→コード変換は以前出てきたから(A)パターン。但し、動詞が「行われた」で受身形となっているため、「上記コード変換」は格成分としてカウントする。
例えば、前記排気バルブが開閉して →排気バルブは以前出てきたから(A)パターン。動詞が「開閉し」が能動形となっているため、「前記排気バルブ」は格成分としてカウントしない。
例えば、上記第1のエラーが検出されたとき→主語のルールによれば、「検出された」が受身形だから1格成分数、といいたいとろだが、場合のルールが生きるため、まとめて1格成分数。
例えば、AとBがCとなっている→AとBが新規に出てくるものであれば、3格成分、既に出ているものであれば、1格成分(AとBをまとめてひとつの主語と考え、それがCとなっている、と考えれば1格成分)。例えば、AとBがCとされている→受身形だから、個々にカウント。3格成分。
(3−1) 特許請求の範囲の記載パターンと格成分数
(3-1-1) 物の発明のパターン
全く同一の発明を書き流し方式と、要件列挙方式とで定義すると下記になる。
・書き流し方式
「〜Aに〜Bが配設され、
このBに〜からなるCが接続され、
上記CにDが取り付けられてなること
を特徴とする装置」
=7格成分数
・要件列挙方式
「〜Aと、
上記Aに配設された〜Bと、
上記Bに接続された、〜からなるCと、
上記Cに取り付けられたDとを備えること
を特徴とする装置」
4格成分数 (構成要素を入れると8格成分数)
要件列挙方式のように、構成要素をカウントしない場合、下線の格成分数は、それぞれの構成要素が実現しようとする命題実現に必要な条件数になる。書き流し方式では、下線の格成分数は、発明の名称(装置)で実現しようとする命題に必要な条件数となる。
要件列挙方式においても、求めようとする格成分数の命題実現対象は、構成要素ではなく、究極的にはやはり装置になるのではないか。つまり、要件列挙方式において、装置は、A、B、C,Dを備える。そして、各A、B、C、Dがそれぞれの命題を実現する、と考えればよいのでは。「装置は、A、B、C,Dを備える。」と定義したときに、ちょうどA、B、C,Dが「装置」という主語が「備える」という命題を実現する上で必要な条件となるため、格成分となる。
このため、要件列挙方式でもそれぞれ構成要素を格成分としてカウントするとしても、論理的なつじつまは合う。また要件列挙方式と、書き流し方式の方式上の差異による格差も解消できる。
・要件列挙方式
「〜A工程と、
上記A工程により製造されたOにPを添加するB工程と、
上記B工程において得られたQをRで加熱するC工程と、
上記C工程において加熱されたSを抽出するD工程とを有すること
を特徴とする方法」
黄色:8 緑:4 合計12
・書き流し方式
「A工程により製造されたOにPを添加し、
上記B工程において得られたQをRで加熱し、
上記C工程において加熱されたSを抽出すること
を特徴とする方法」
黄色:8 緑:0 合計8
既に前段で定義された発明特定事項や、前段で定義されている処理動作について、後段で再度カウントすると二重カウントとなってしまう。このため後段ではカウントしない。
「前記イメージ化手段により作成されたAを」については、純粋に格成分数をカウントしようとした場合に、「前記イメージ化手段により」の部分は、形態素「により」が存在するため、「前記イメージ化手段」は独立してカウントできる格成分数といえる。しかしながら、イメージ化手段によりAを作成するという命題は既に前段で実現されてしまっている。このため、「前記イメージ化手段」をもう一度ここでカウントしてしまうこととなれば、それはAを作成するという命題が再度実現されてしまうため、二重に命題を実現してしまうこととなる。命題の実現性に応じたパラメータとしての格成分数の趣旨から外れてしまうため、ここでは、「前記イメージ化手段により作成された」という文言を「Aを」に合体させて1格成分数とする。
「上記印刷枚数算出手段により算出された印刷枚数を〜」については、純粋に格成分数をカウントしようとした場合に、「上記印刷枚数算出手段により」の部分は、形態素「により」が存在するため、「上記印刷枚数算出手段」は独立してカウントできる格成分数といえる。しかしながら、上記印刷枚数算出手段により印刷枚数を算出するという命題は既に前段で実現されてしまっている。このため、「上記印刷枚数算出手段」をもう一度ここでカウントしてしまうこととなれば、それは印刷枚数を算出するという命題が再度実現されてしまうため、二重に命題を実現してしまうこととなる。命題の実現性に応じたパラメータとしての格成分数の趣旨から外れてしまうため、ここでは、「上記印刷枚数算出手段により算出された」という文言を「印刷枚数を」に合体させて1格成分数とする。
(5−1)動詞に直接係りうけする副詞はカウントしない。
例えば「 〜的に、〜自在に、〜可能に、〜不能に、〜不可に」等、また、「〜より速く移動すること」、のように動詞「移動する」に係り受けする副詞「速く」も同様にカウントしない。また、「〜的」等のような文言を用いることなく例えば「一体に」等のように一言で副詞としての機能を発揮するものもある。
例えば、「(動詞)ように(動詞)」のパターン(EX 中止するように指示する)では、副詞とみなしてカウントしない。
動名詞は、動詞と一体化させ、格成分としてカウントしない。ここでいう動名詞の例は下記である。
通信を行う→通信する と同意。「通信を」のところで格成分をカウントしない。制御を行う→動名詞(なぜならば、制御する、と同義)。「行う」以外には、「実行する」等がある。
このような誤差を無くすためには、動名詞+により(等のような形態素)の場合には、カウントしないようにする。動名詞とは、協働などのような動きを一言で表すことができる名詞も意味する。
名詞に係り受けする形容詞や、名詞を修飾する修飾語は、名詞と一体化させて考え、特に独立してカウントすることはしない。
例えば「〜の大きな取っ手を」、「〜によって入力可能な情報を」。何れも名詞に係りうけするものであるからまとめて1格成分とする。
例えば、「着脱可能な記憶媒体」、「〜可能な」という形容詞が名詞「記憶媒体」に係りうけするが、このような形容詞も名詞と合わせて1格成分数とする。
例えば、「〜のような(名詞)」→このパターンも同様に名詞と形容詞を含めて1格成分数とする。
例えば、「の+状態動詞(形容詞も含む)」このケースでは、状態動詞のところで1回区切る。例えば、「2段階の周波数の異なる駆動パルス信号」
以下のA、Bは名詞又は名詞句とする。また「区切る」、「分断する」の意味は、A、Bをともに合わせて1格成分数とせず、互いに、A、B独立した格成分として抽出し、2格成分数としてカウントするという意味である。
(8−2)「Aによって、〜」→方法、手段を示す格成分であることから、分断して1格成分としてカウント。
(8−3)「〜へ」、「〜への」
作用を及ぼす対象や行き先を規定する格成分になるため、分断する。「〜への」→「〜に対する」、と同義であり、 「としての」とか「の」のような内部的なものではなく、他の構成要素に対する影響を及ぼすものである。このため、分断する。
(8−4)「Aに用いるB」→用途を示す格成分である。この場合も分断する。
(8−5)「Aを示すB」→ひとまとめにせず、分断する。なぜならば、「示す」は、表示する と同意であり、動詞でもある。
(8−6)「により」→手段を表す格成分、分断して1格成分としてカウントする。
(8−7)「のために」→目的を表す格成分、分断して1格成分としてカウントする。
(8−8)「AのためのB」も上述と同様である。「名詞句 のための 名詞句 」→〜のために=目的を表す格成分 2格成分数。「動詞 ための 名詞句 」→名詞句のみカウント、動詞はカウントしない。このため、1格成分である。例えば、「制御するための制御器を」→「制御するための」のところでは格成分数をカウントしない。
(8−9)「との間」→両者の間にあるものを特定する格成分。分断して1格成分としてカウントする。例えば、「AとBとの間におけるC」→A、B、Cそれぞれ独立して格成分数をカウント、この場合は3格成分数。
(8−10)「Aを含むB」→AとBは分断する。 (一格成分に含まない)
(8−11)「AとのB」→「と」と同格であるから分断する。例えば、前記構造化文書の要素と前記第1表示文書の要素との対応関係、
AとBとのC→A、B、Cそれぞれカウント
(8−12)「から」、「AからのB」、「AからなるB」→始点と終点の経路、或いは原料示す格成分であるから分断する。
(8−13)「〜にて」、→において、と同意だから区切る。
(8−14)「Aに伴うB」→に応じて、と同意だから区切る。
以下のA、Bは名詞又は名詞句とする。また「一体化する」の意味は、互いにA、B独立した格成分として抽出せず、A、Bをともに合わせて1格成分数として抽出するという意味である。
(1)の「場合」、「とき」等にくっついている場合が大半。これらと一体化して考えればOK。
それ以外では、「上記●●手段には、」とか「前記取付体には」等のように直接名詞にくっつく場合がある。このような場合は、「には」=「に」と翻訳して考えてよく、「には」がくっついた名詞は、格成分として抽出する。
(9−2)「とする」
“とする”→“の”と同格。例えば、対戦相手とする端末→対戦相手の端末に置換できる。つまり、“とする”→“の”と同格であることから、これを対戦相手とする端末とせずに、対戦相手とする端末とする。
(9−3)「Aに係るB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)。
(9−4)「Aに関するB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)。
(9−5)「AにおけるB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)→同様に「〜において」:(場所、状態)を表す格であることから分断する。
(9−6)「AとなるB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)。例えば、検索対象となる画像の直交変換係数→「となる」は、「としての」と同意である。「としての」はまとめてひとつで考え、区切らないこととなっているため、同様にここでも区切らずに一つとする。
(9−7)「AであるB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)。「〜情報である部品情報」→1格成分。単に「それは部品情報」です、といい直しているに過ぎず、特に構成要素の限定にはなっていない。
(9−8)「AでのB」→A、Bひとまとめにして1格成分(∵〜の と同意)。
(9−9)「Aのうち(の)B」→「の」「における」と同格という考え。A、Bひとまとめにして1格成分。但し、AとBとの間に動詞形が入る場合には分断する。例えば、電子情報の仮想画面全体のうち閲覧したい領域の位置。
(9−10)「AとしてのB」→「の」 と同格、A、Bひとまとめにして1格成分。
(9−11)「Aに係るB」→A、Bひとまとめにして1格成分。
(10−1) AND
A及びB 、 AとB等
→A、Bそれぞれ格成分をカウント
(10−2) OR
・A又はB、AやB、A或いはB、A若しくはB、A、Bのうちいずれか1つ、等→A、Bまとめて1格成分数。
・A、B、Cのうちいずれか2つ→A、B、Cまとめて2格成分数。(∵少なくとも2つの格成分が選択されるため、格成分数でみた場合には2となる。)。
「同期できる」 →〜できる はカウントしない。
入力可能、突出・収納可能、選択可能→〜可能に はカウントしない。
高さ位置変更可能に〜可能に はカウントしない。
スライド自在な→〜自在な、と〜可能な、 はカウントしない。
動詞が係り受ける主体を先ず特定し、次にその動詞の動作条件を満足する格成分を抽出する。
「内燃機関の出力軸により出力される回転角度信号を検出する回転角度信号検出手段と」
「駆動源として内燃機関を搭載した車両において、車両の車速を検出する車速検出手段と、運転者により操作される車両の制動装置に対する操作入力の状態を検出する制動操作検出手段と、内燃機関の排気経路から排ガスの一部を吸気管内に還流させる排ガス還流手段と、前記車速検出手段により検出された車速に基づいて車両が停止状態にあると認められたとき、前記排ガス還流手段により吸気管内に排ガスを還流させるとともに、この停止状態において前記制動操作検出手段により前記操作入力の解除が検出されたとき、前記排ガス還流手段による排ガスの還流量を低減させる制御手段とを具備したことを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。」
“前記車速検出手段により”は、“検出された”という動詞との関係で、すでに既に2で実行されているため、格成分としてはカウントしない。
「それぞれが異なる解像度を有する複数種類のプリンタを制御するプリンタ制御装置において,複数の画像の中からプリントすべき画像を選択する画像選択手段,上記画像選択手段によって選択された画像の画素数と上記解像度とにもとづいて,上記複数種類のプリンタの中から使用すべきプリンタを決定するプリンタ決定手段,および上記プリンタ決定手段によって決定されたプリンタに,上記画像選択手段によって選択された画像を表す画像データを送信する送信手段,を備えたプリンタ制御装置。」
なお、本発明は、特許明細書の特許請求の範囲の記載の格成分抽出に限定されるものではなく、他のいかなる書類についても同様の方法に基づいて格成分を抽出する際にも適用することができる。
Claims (13)
- 電子データ化された文書中の特許明細書中の特許請求の範囲から動詞を抽出し、
この動詞が係り受けする構成要素が存在する場合にはこれを抽出し、当該抽出した構成要素と上記動詞を表示画面上に表示するとともにこれらを第1の線分を介してその関連性を表示し、
上記動詞に係り受けする名詞又は名詞句を格成分として抽出し、当該格成分と上記動詞を表示画面上に表示するとともに、表示した格成分から第2の線分を上記第1の線分に向けて表示し、又は当該格成分から第2の線分を上記動詞に向けて表示し、
上記格成分を抽出する際には、A、Bをそれぞれ名詞又名詞句としたときに、AとBが択一的に定義されていた場合には、A、Bまとめて1格成分とすること
をコンピュータに実行させることを特徴とする格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、抽出した文字列中に「〜が」、「〜は」、「〜には」、「〜も」の何れかで定義される主語と、これに係り受けする動詞の関係が含まれていた場合であって、その主語に相当する文言が、その上段で既に記載されている場合には、当該主語に相当する文言を抽出すべき格成分から除外し、その主語に相当する文言が、その上段で未だ記載されていない場合には、当該主語に相当する文言を抽出すべき格成分に含めるように処理すること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、
動詞を順次抽出し、抽出した動詞が、その上段に記載されているか識別を行う識別工程と、
上記識別工程における識別の結果、当該抽出した動詞が、その上段で既に記載されていた旨を識別した場合には、当該識別した動詞に係り受けする名詞句、並びにその上段で既に記載されている動詞が係り受けする主体を示す名詞句を特定する特定工程と、
上記特定工程において特定した名詞句と、当該抽出した動詞に係り受けする名詞句との間で同一性を判定する同一性判定工程と、
当該抽出した動詞に係り受けする名詞句のうち、上記同一性判定工程において同一と判定されたものについては、これを抽出すべき格成分から除外する除外工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1又は2項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、動詞に係り受けする副詞として、「〜的に」、「〜自在に」、「〜可能に」、「〜不能に」、「〜不可に」の何れかを含む文言、又は「〜ように」を含む文言を抽出すべき格成分から除外すること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、「名詞又は名詞句」+「A」+「名詞又は名詞句」からなる文言を抽出した場合において、A=「までの」、「への」、「との」、「にて」、「や」の何れかの場合には、この「A」によって隔てられる個々の「名詞又は名詞句」を別々に格成分として抽出すること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、A=「のうち」の場合には、この「A」によって隔てられる個々の「名詞又は名詞句」を1つの格成分として抽出すること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項5記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、A、Bは名詞又は名詞句とする、以下の何れかの節を抽出した場合には、それぞれ、A、Bを互いに独立した格成分として抽出し、「Aに用いるB」、「Aを示すB」、「AのためのB」、「Aを含むB」、「AとのB」、「AからのB」、「AからなるB」「Aに伴うB」、
以下の何れかの節を抽出した場合には、それぞれ、A、Bを互いに独立した格成分として抽出せず、A、Bをともに合わせて1格成分数として抽出すること
「Aに係るB」、「Aに関するB」、「AにおけるB」、「AとなるB」、「AであるB 」、「AでのB」、「Aのうち(の)B」、「AとしてのB」、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜6のうち何れか1項記載の格成 分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、「これ」、「それ」、「あれ」、「どれ」、「ここ」、「そこ」、「あそこ」、「どこ」の何れかからなる代名詞を抽出すべき格成分に含めること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜7のうち何れか1項の格成分の係り受け表示プログラム。 - 上記格成分を抽出する際には、副詞(「こう」、「そう」、「ああ」、「どう」の何れか)、連体詞(「この」、「その」、「あの」、「どの」の何れか)を抽出すべき格成分から除外すること
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 動詞並びにこれに係り受けする格成分が一の節として、他の節を修飾し、又はそれに係り受けする場合には、当該一の節から第3の線分を当該他の節に向けて表示すること
を特徴とする請求項1〜9のうち何れか1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 一の節を構成する格成分が、他の節又は当該他の節を構成する格成分を修飾するか或いは当該他の節を構成する格成分に対応する場合には、当該一の節を構成する格成分から第3の線分を当該他の節を構成する格成分又は当該他の節に向けて表示するか、或いは上記格成分を上記一の節及び上記他の節との間で共通化して表示して当該格成分から上記第2の線分を上記一の節及び上記他の節に向けて表示すること
を特徴とする請求項1〜10のうち何れか1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。 - 当該抽出した動詞に係り受けする名詞又は名詞句のうち、上記同一性判定工程において同一と判定されたものについては、上記抽出した動詞とともに、表示画面上へ表示しないか、或いは表示画面上へ表示する上で注意喚起表示を入れることを特徴とする請求項3項記載の格成分の係り受け表示プログラム。
- 表示画面上に表示する代替として、その表示内容を記憶部に記憶させ、或いは、その表示内容をクライアント側からの要求に基づいてネットワークを介してクライアント側に送信するように制御すること
を特徴とする請求項1〜11のうち何れか1項記載の格成分の係り受け表示プログラム。
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