JP5572444B2 - 混合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に収容された複数種の内容物を注出後に混合させることが可能な混合容器に関するものである。
例えば特許文献1に示されるような、化粧料や医薬品等で使用されるクリーム、軟膏、ゲル状の内容物等を収容する容器が知られている。この容器は1種類の内容物を収容しているのが一般的であるが、複数種の内容物を混合して使用するような製品への展開も望まれている。これに対し例えば特許文献2に示されるような、複数種の内容物が収容されると共に攪拌用ボールが収納された有底筒状の容器体と、注出ノズルを有するキャップと、を備える混合容器も知られている。
この混合容器では、容器体を上下に振って攪拌用ボールを上下動させることで、内容物を攪拌混合することができ、この混合された内容物を注出ノズルから注出することが可能とされている。
特開2008−56306号公報 特開平11−208743号公報
しかしながら、上記従来の混合容器では攪拌用ボールを上下動させる手間が必要であり、より簡便な操作で注出が可能となる容器が求められていた。また、攪拌用ボールを使用する構成では、比較的高粘度の内容物の場合に混合され難いという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、簡便な操作で複数種の内容物を混合させることができる混合容器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る混合容器は、軸線に沿って延びる有底筒状に形成され、周壁部から容器内側に向けて突出される仕切り壁部が周方向に間隔を開けて複数配設された容器本体と、該容器本体内に前記軸線回りに回転可能に収納された回転体と、前記容器本体の上端開口部を塞ぎ、且つ前記回転体に連結された頂壁部を有し、容器本体に前記軸線回りに回転可能に装着された回転蓋と、を備え、前記回転体が、前記軸線と同軸に配設され、前記仕切り壁部における容器内側の内方端が近接する回転軸体と、該回転軸体から容器外側に向けて突出し、且つ容器本体の周方向に隣り合う前記仕切り壁部同士の間に各別に配設され、これら仕切り壁部のうち周方向の一方側に位置する一方側仕切り壁部との間に内容物の収容室を画成する複数の回転仕切り板と、を有し、前記頂壁部には、前記収容室にそれぞれ連通する注出開口が形成され、前記容器本体には、前記周方向に隣り合う仕切り壁部のうち他方側仕切り壁部と、前記回転仕切り板と、の間に画成される非収容室に連通する空気孔が形成され、前記仕切り壁部は、前記周壁部から容器内側に向けて延び、かつその内方端が前記回転軸体に近接する正面壁部と、前記周壁部のうち前記正面壁部よりも周方向の一方側に位置する部分から容器内側に向けて延び、かつ前記正面壁部よりも容器内側への突出長さが短い背面壁部と、これらの正面壁部の内方端と背面壁部の内方端とを連設する連設壁部と、を備え、前記回転仕切り板が、前記仕切り壁部における正面壁部、背面壁部、及び連設壁部のうち、連設壁部に当接していることを特徴とする。
本発明に係る混合容器によれば、複数の仕切り壁部及び回転仕切り板が形成されているので、容器本体内に複数の収容室を画成することができ、各収容室に種類の異なる内容物を収容することができる。
そして、容器本体と回転蓋とを軸線回りに相対的に回転させると、回転蓋に連結された回転体が容器本体に対して相対的に回転されるので、仕切り板を一方側仕切り壁部に接近するように回転させて各収容室の容積を減容させることができる。これにより、各収容室内に収容されている内容物を注出開口から注出することができ、注出後に複数種の内容物を混合させることができる。
特に、容器本体と回転蓋とを軸線回りに相対的に回転させるだけの簡便な操作で複数種の内容物を確実に混合させることができるので、使い易く操作性を向上することができる。また、注出するまで内容物をそれぞれの収容室内に収容しておくことができるので、事前に内容物が混合されてしまう恐れがなく、収容する内容物を幅広く選択でき、内容物の選択性の自由度を高めることができる。
また、容器本体に、前記非収容室に連通する空気孔が形成されているので、容器本体と回転蓋との相対的な回転によって各収容室の容積を減容させる際に、非収容室が負圧になることを防ぐことができる。従って、回転体をさらに滑らかに回転させることができ、操作性のさらなる向上を図ることができる。
(2)また、上記本発明の混合容器において、前記頂壁部に、下方に向けて突設され、前記回転軸体に係合する係合部材が形成され、前記回転軸体と前記係合部材とが、前記軸線回りに相対的に回転不能に係合されていても構わない。
この場合には、回転体と回転蓋とを組み合わせ可能な別部品にすることができるので、それぞれ容易に製造することができるうえ、容易に組み立てを行うことができ、製造コストの低減及び製造効率の向上を図り易い。
(3)また、上記本発明の混合容器において、前記容器本体の底壁部に、前記回転軸体を回転自在に支持する回転支持部材が立設されていても構わない。
この場合には、回転体をより滑らかに回転させることができるので、操作性をより向上させることができると共に、内容物をスムーズに注出させ易い。
本発明に係る混合容器によれば、回転蓋と容器本体とを軸線回りに相対的に回転させるだけの簡便な操作で複数種の内容物を同時に吐出させ、確実に混合させることができ、操作性が向上して使い易い。
本発明に係る混合容器の実施形態を示す縦断面図である。 図1に示すA−A線に沿った混合容器の横断面図である。 図2に示すB−B線に沿った混合容器の縦断面図であって、オーバーキャップを取り外した状態の縦断面図である。 図1に示す混合容器からオーバーキャップを取り外した状態の上面図である。 図3に示す状態から、回転体を矢印T方向に回転させた状態を示す図である。 図5に示す状態から、回転体をさらに矢印T方向に回転させた状態を示す図である。
以下、本発明に係る混合容器の実施形態について、図1から図6を参照して説明する。本実施形態の混合容器1は、図1及び図2に示すように、中心軸線Oに沿って延びる概略有底円筒状の容器本体2と、該容器本体2内に中心軸線O回りに回転可能に収納された回転体3と、容器本体2の上端開口部を塞ぐと共に、中心軸線O回りに回転可能に容器本体2に装着された回転蓋4と、該回転蓋4の上からパッキン5を介して被せられるオーバーキャップ6と、を備えている。
なお本実施形態では、中心軸線Oに直交する方向を径方向、中心軸線Oを中心に周回する方向を周方向とする。また、中心軸線O方向に沿ってオーバーキャップ6側を上側、容器本体2の底壁部10側を下側とする。また、周方向のうち図2において半時計方向である周方向の一方向を矢印T方向と称する。
容器本体2は、底壁部10と周壁部11とを有し、周壁部11の上端部分には径方向外方に向けて突出した係止部12aを備えた係止筒部12が形成されている。また、容器本体2には、上記係止筒部12の下端部分から径方向外方に向けて突出すると共に、下方に向けて延びる外筒部13が設けられている。
この外筒部13は、上記底壁部10より下方に延びており、下端縁が接地される構成とされている。また、外筒部13の上端部分には、オーバーキャップ6の雄ねじ部6aが螺合される雌ねじ部13aが形成されている。
容器本体2の底壁部10の中心部には、中心軸線Oに沿って上方に延びる円筒状の支柱部(回転支持部材)15が立設されている。この支柱部15は、上記回転体3の軸筒(回転軸体)30を回転自在に支持する部材であり、その突出高さは容器本体2の周壁部11の高さの略1/2程度とされている。
ところで、本実施形態の容器本体2には、図2に示すように、周壁部11から容器内側に向けて突出されて該容器本体2の内部空間を周方向に仕切る仕切り壁部20が、周方向に略180度間隔を開けて2つ形成されている。
この仕切り壁部20は、周壁部11から容器内側に向けて延び、内方端が支柱部15との間に空隙を開けて配設された正面壁部21と、周壁部11のうち正面壁部21よりも矢印T方向側に位置した部分から正面壁部21と略平行に容器内側に向けて延び、正面壁部21よりも容器内側への突出長さが短い背面壁部22と、これら正面壁部21の内方端と背面壁部22の内方端とを連設し、且つ容器本体2の径方向に略平行に配設された連設壁部23と、で構成されている。
このように構成された2つの仕切り壁部20は、容器本体2の上端開口部から底壁部10まで上下方向に沿って形成されている。なお、これら仕切り壁部20と底壁部10との間には、空隙が形成されていない状態となっている。
回転体3は、図1から図3に示すように、上記中心軸線Oと同軸に配設された円筒状の軸筒(回転軸体)30と、該軸筒30から容器外側に延び、且つ周方向に隣り合う上記2つの仕切り壁部20同士の間にそれぞれ各別に配設された2つの回転仕切り板31と、を備えている。
上記軸筒30内には、上下方向略中間部に隔壁32が形成されている。そして、軸筒30のうち隔壁32を挟んで下方側部分が下方に向けて開口される第1筒部33とされ、上側部分が上方に向けて開口される第2筒部34とされている。そして、容器本体2の底壁部10に立設された支柱部15に第1筒部33が回転自在に外嵌されることで、軸筒30は中心軸線O回りに回転自在に支持されている。
なお、軸筒30の肉厚は、仕切り壁部20を構成する正面壁部21の内方端と支柱部15との間に形成された空隙の幅と略同一とされている。つまり、軸筒30と正面壁部20の内方端とは近接した状態、即ち、当接或いは微小な隙間を開けて向かい合った状態となっている。また、第1筒部33の下端部は容器本体2の底壁部10に接している。
第2筒部34は、容器本体2の上端開口部付近まで延びており、その内部には隔壁32の中心部から中心軸線Oに沿って上方に突設した突起ピン35が配設されている。また、この第2筒部34には、径方向内方に突設されたキー部34aが上下方向に形成されていると共に、中心軸線Oを挟んで径方向に向かい合うように配設されている。
2つの回転仕切り板31は、それぞれ軸筒30の上下方向に沿った全高さに亘って設けられており、外方端が容器本体2の周壁部11に近接(当接或いは微小な隙間を開けて向かい合った状態)している。そして、これら2つの回転仕切り板31は、中心軸線Oを挟んで径方向に向かい合うように配設されており、周方向に隣り合う2つの仕切り壁部20同士の間に位置している。
この際、各回転仕切り板31は、仕切り壁部20を構成する連設壁部23に当接している。また、各回転仕切り板31と、これら各回転仕切り板31よりも矢印T方向側に位置する仕切り壁部20と、の間に画成された空間は、図示しない内容物が収容されている収容室Rとされている。
これに対して、各回転仕切り板31と、これら各回転仕切り板31よりも矢印T方向とは周方向の反対方向側に位置する仕切り壁部20と、の間に画成された空間は、非収容室Mとされている。
そして、本実施形態では、この非収容室Mに連通する空気孔10aが容器本体2の底壁部10に形成されている。なお、この空気孔10aは底壁部10に限られず、例えば容器本体2の周壁部11に形成されて非収容室Mに連通していても良い。
回転蓋4は、容器本体2の係止筒部12を径方向外方から囲む装着筒部40と、該装着筒部40の上端部に連設され、パッキン41を間に挟んで容器本体2の上端開口部を塞ぐ略円板状の頂壁部42と、を有している。
装着筒部40の下端部には、係止筒部12の係止部12aにアンダーカット嵌合する係合部40aが形成されている。上記頂壁部42の中心部には、中心軸線Oに沿って下方に向けて突設され、軸筒30の第2筒部34内に内嵌される円筒状の係合筒(係合部材)43が形成されている。
この係合筒43には、径方向内方に凹み、第2筒部34に形成されたキー部34aが嵌め込まれるキー溝43aが形成されている。そして、このキー部34aとキー溝43aとの係合により、軸筒30と係合筒43とは中心軸線O回りに相対的に回転不能に係合された状態とされ、回転蓋4を回転させることで回転体3も回転するように構成されている。
なお、係合筒43内には、上記突起ピン35が配設されている。
また、頂壁部42には、図2から図4に示すように、上記収容室Rにそれぞれ連通する注出開口45が2つ形成されている。これら注出開口45は、径方向に長い長穴状に形成され、回転仕切り板31よりも矢印T方向側に僅かに移動した位置に配設されるように形成されている。
また、頂壁部42の外周縁部には、環状の外枠部46が装着筒部40に連設した形で上方に向かって突設されており、注出開口45から注出された内容物が外部に零れてしまうことを規制し、頂壁部42上に留まり易くしている。つまり、本実施形態の回転蓋4は注出された内容物の受け皿として機能するようにもなっている。
次に、上記のように構成された混合容器1を使用する場合について説明する。
なお、2つの回転仕切り板31と、2つの仕切り壁部20と、の間に画成された2つの収容室R内には、種類の異なる内容物(クリーム、軟膏やゲル状の内容物)が収容されている。
オーバーキャップ6を取り外した後、回転蓋4を容器本体2に対して図2に示す矢印T方向に回転させる。すると、回転蓋4の係合筒43と回転体3の軸筒30とが回転不能に係合されているので、図5に示すように2つの回転仕切り板31を矢印T方向に回転させることができ、それぞれの収容室Rの容積を減容させることができる。これにより、各収容室R内に収容されている内容物に圧力を付与して注出開口45から頂壁部42上に注出させることができ(図3に示す矢印S参照)、注出後に頂壁部42上で種類の異なる内容物を混合させることができる。
なお、各収容室R内から内容物を全て注出した場合には、図6に示すように、回転仕切り板31が仕切り壁部20の正面壁部21に接触した状態となり、容器本体2内に収容室Rがなくなり、非収容室Mが残った状態となる。
特に、本実施形態の混合容器1によれば、容器本体2に対して回転蓋4を回転させるだけの簡便な操作で種類の異なる内容物を同時に吐出させ、確実に混合させることができるので、使い易く操作性を向上することができる。また、注出するまで内容物をそれぞれの収容室R内に収容しておくことができるので、事前に内容物が混合されてしまうことがなく、収容する内容物の選択性を広げることができる。
また、容器本体2の底壁部10に空気孔10aが形成されているので、各収容室R内の容積を減容させる際に、非収容室Mが過度に負圧になることを防ぐことができる。従って、回転体3を滑らかに回転させることができ、内容物をスムーズに注出させ易いうえ操作性の向上を図り易い。しかも、回転体3の軸筒30は、支柱部15によって回転自在に支持されているので、この点においても上述したスムーズな注出、及び操作性の向上の効果をより顕著なものにすることができる。
更に、回転蓋4を受け皿として利用でき、注出開口45から注出された内容物を頂壁部42上から零すことなく混合させることが可能であるので、混合操作し易い。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、2つの収容室Rの容積、及び注出開口45のサイズや形状が同じになるように構成したが、収容室Rの容積を変化させても構わないし、注出開口45の位置、サイズや形状等を変化させても構わない。このようにすることで、内容物の混合比率を適宜変化させることも可能である。
また、回転仕切り板31及び仕切り壁部20の数を3つ以上形成することで、収容室Rを3つ以上画成し、より複数種の内容物を混合できるように構成しても構わない。
また、回転体3の軸筒30に形成されたキー部34aと回転蓋4の係合筒43に形成されたキー溝43aとの係合により、両者を回転不能に係合させる構成としたが、これに限定されることはない。例えば、角孔と方形軸との嵌合やスプライン軸等を用いても構わない。
また、容器本体2の中心軸線O回りに回転体3及び回転蓋4を回転させる構成としたが、中心軸線Oに平行な軸線回りに回転させる構成としても構わない。
更に、上記実施形態では、キー部34aとキー溝43aとの係合により、回転体3と回転蓋4とを組み合わせ可能な別部材としたが、回転蓋4と回転体3とが一体化された一部品とされていても構わない。但し、回転体3と回転蓋4とを組み合わせ可能な別部材とすることで、両者をそれぞれ容易且つ精密に製造し易いうえ、組み立てや内容物の充填を容易に行うことができる。
また、上記実施形態において、回転仕切り板31の外方端及び下端に、例えばオレフィン系、スチレン系、ポリエステル系等の熱可塑性のエラストマからなる摺動部材を設けても構わない。このようにすることで、回転仕切り板31の回転時に、摺動部材を径方向内方に弾性変形させつつ容器本体2の周壁部11に摺接させて面接触させることができるので、内容物を収容室R内に残存させることなく確実に注出させ易くなる。
また、上記の場合において、容器本体2の周壁部11及び底壁部10を、微小な凹凸が形成された粗面としても構わない。このようにすることで、摺動部材と、容器本体2の周壁部11及び底壁部10との接触面積をより大きして、回転仕切り板31と容器本体2との密閉性を向上させることができ、内容物の注出の確実性をさらに高めることができる。
また、上記実施形態では、回転蓋4に環状の外枠部46を設け、該回転蓋4を受け皿としても機能させたが、外枠部46を設けずに、注出開口45に連通する連通孔が形成された底板を有する有底筒状の受け皿を回転蓋4上に装着するように構成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏することができると共に、受け皿を取り外し可能に構成することで、使用後の洗浄操作が容易になるという利点がある。
M…非収容室
O…中心軸線
R…収容室
1…混合容器
2…容器本体
3…回転体
4…回転蓋
10…容器本体の底壁部
10a…空気孔
11…容器本体の周壁部
15…支柱部(回転支持部材)
20…容器本体の仕切り壁部
30…軸筒(回転軸体)
31…回転仕切り板
42…回転蓋の頂壁部
45…注出開口
43…係合筒(係合部材)

Claims (3)

  1. 軸線に沿って延びる有底筒状に形成され、周壁部から容器内側に向けて突出される仕切り壁部が周方向に間隔を開けて複数配設された容器本体と、
    該容器本体内に前記軸線回りに回転可能に収納された回転体と、
    前記容器本体の上端開口部を塞ぎ、且つ前記回転体に連結された頂壁部を有し、容器本体に前記軸線回りに回転可能に装着された回転蓋と、を備え、
    前記回転体は、
    前記軸線と同軸に配設され、前記仕切り壁部における容器内側の内方端が近接する回転軸体と、
    該回転軸体から容器外側に向けて突出し、且つ容器本体の周方向に隣り合う前記仕切り壁部同士の間に各別に配設され、これら仕切り壁部のうち周方向の一方側に位置する一方側仕切り壁部との間に内容物の収容室を画成する複数の回転仕切り板と、を有し、
    前記頂壁部には、前記収容室にそれぞれ連通する注出開口が形成され、
    前記容器本体には、前記周方向に隣り合う仕切り壁部のうち他方側仕切り壁部と、前記回転仕切り板と、の間に画成される非収容室に連通する空気孔が形成され
    前記仕切り壁部は、前記周壁部から容器内側に向けて延び、かつその内方端が前記回転軸体に近接する正面壁部と、前記周壁部のうち前記正面壁部よりも周方向の一方側に位置する部分から容器内側に向けて延び、かつ前記正面壁部よりも容器内側への突出長さが短い背面壁部と、これらの正面壁部の内方端と背面壁部の内方端とを連設する連設壁部と、を備え、
    前記回転仕切り板が、前記仕切り壁部における正面壁部、背面壁部、及び連設壁部のうち、連設壁部に当接していることを特徴とする混合容器。
  2. 請求項1に記載の混合容器において、
    前記頂壁部には、下方に向けて突設され、前記回転軸体に係合する係合部材が形成され、
    前記回転軸体と前記係合部材とは、前記軸線回りに相対的に回転不能に係合されていることを特徴とする混合容器。
  3. 請求項1又は2に記載の混合容器において、
    前記容器本体の底壁部には、前記回転軸体を回転自在に支持する回転支持部材が立設されていることを特徴とする混合容器。
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