JP5570397B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5570397B2
JP5570397B2 JP2010260526A JP2010260526A JP5570397B2 JP 5570397 B2 JP5570397 B2 JP 5570397B2 JP 2010260526 A JP2010260526 A JP 2010260526A JP 2010260526 A JP2010260526 A JP 2010260526A JP 5570397 B2 JP5570397 B2 JP 5570397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
mode
carrier
amount
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010260526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012113063A (ja
Inventor
正典 田中
元紀 足立
英夫 木原
崇 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010260526A priority Critical patent/JP5570397B2/ja
Publication of JP2012113063A publication Critical patent/JP2012113063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5570397B2 publication Critical patent/JP5570397B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、トナー担持体と、トナー担持体にトナーを供給するトナー供給部材とを備えた現像装置を有する画像形成装置において、前記トナー担持体が備える電極部材と前記トナー供給部材が備える電極部材との間の静電容量を検知する検知機構を備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真装置などの画像形成装置に用いられる現像装置に収容されているトナーの残量を検出する方法として、現像装置内に設けられた2つの電極間の静電容量を検知することで、現像剤残量に関する情報を得る静電容量検知方式がある。
特に、トナー担持体としての現像ローラと、トナー供給部材としての発泡層を有する供給ローラとを有する現像装置を用いる場合には、特許文献1に記載のように、現像ローラのシャフトと、供給ローラのシャフトとの間の静電容量を検知することで、トナー残量に関する情報を得る方法がある。この方法では、現像装置のトナー残量と、上記シャフト間の静電容量との間に相関関係があるため、静電容量を検知することでトナー残量を測定することが可能である。
また、現像装置に設けられた静電容量を検知することでトナー残量を測定する画像形成装置においては、温度・湿度環境が変化すると静電容量が変化してしまうため、トナー残量の測定精度が落ちて、トナー残量が所定量を下回ったことやカートリッジの交換時期をユーザーに精度良く報知することができない場合がある。このような環境変化の影響を低減するには、引用文献2に記載のように、例えば温度センサや湿度センサを設けることで、報知タイミングを補正することが可能である。
特開2009−9035公報 特開2002−132038公報
特許文献1に記載のような、トナー担持体が備える電極部材とトナー供給部材が備える電極部材との間の静電容量を検知する構成を持つ画像形成装置においては、温度・湿度環境が変化すると静電容量が変化してしまうため、トナー残量の測定精度が落ちて、トナー残量が所定量を下回ったことやカートリッジの交換時期をユーザーに精度良く報知することができない場合があった。このような環境変化の影響を低減するために、特許文献2に記載のように、温度センサや湿度センサを設けると、配置上の制約が生じて設計上の自由度が下がると共にコストも増加する。
そこで本出願に係る発明の目的は、トナー残量が所定量を下回ったことやカートリッジの交換時期を、温度・湿度環境が変化しても、温度センサや湿度センサを用いなくともユーザーに精度良く報知することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、開口部を有し、トナーを収容する容器と、該容器の前記開口部に配置されている回転可能なトナー担持体であって、第1の電極部材を有し、トナーを担持搬送して前記像担持体に供給するトナー担持体と、前記容器の内部に配置されているトナー供給部材であって、第2の電極部材、および該第2の電極部材のまわりに発泡層を有するトナー供給部材と、を備えており、該トナー供給部材を前記トナー担持体に圧接して回転させることにより前記容器内のトナーを前記トナー担持体に供給する現像装置と、前記第1の電極部材と前記第2の電極部材との間の静電容量を検知する検知手段と、前記容器内のトナー残量が所定量を下回ったことを報知する報知手段と、を有し、前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、前記トナー担持体から前記像担持体にトナーを供給する第1のモードと、前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、第1のモードとは異なるトナー量を前記像担持体に供給することで、前記発泡層内のトナー量を第1のモード完了時とは異なる量に変化させる第2のモードと、を実行可能な画像形成装置であって、前記検知手段は、第1のモード後の前記静電容量Cv1と第2のモード後の前記静電容量Cv2とを検知し、前記報知手段は、|Cv1−Cv2|が閾値を下回った場合に、前記報知を行う画像形成装置である。
さらに、本出願に係る第2の発明は、静電潜像を担持する像担持体と、開口部を有し、トナーを収容する容器と、該容器の前記開口部に配置されている回転可能なトナー担持体であって、第1の電極部材を有し、トナーを担持搬送して前記像担持体に供給するトナー担持体と、前記容器の内部に配置されているトナー供給部材であって、第2の電極部材、および該第2の電極部材のまわりに発泡層を有するトナー供給部材と、を備えており、該トナー供給部材を前記トナー担持体に圧接して回転させることにより前記容器内のトナーを前記トナー担持体に供給する現像装置と、前記現像装置を取り外し可能に装着するための装着部と、前記第1の電極部材と前記第2の電極部材との間の静電容量を検知する検知手段と、前記現像装置の交換を促す報知を行う報知手段と、を有し、前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、前記トナー担持体から前記像担持体にトナーを供給する第1のモードと、前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、第1のモードとは異なるトナー量を前記トナー担持体から前記像担持体に供給することで、前記発泡層内のトナー量を第1のモード完了時とは異なる量に変化させる第2のモードと、を実行可能な画像形成装置であって、前記検知手段は、第1のモード後の前記静電容量Cv1と第2のモード後の前記静電容量Cv2とを検知し、前記報知手段は、|Cv1−Cv2|が閾値を下回った場合に、前記報知を行う画像形成装置である。
トナー残量が所定量を下回ったことや、カートリッジの交換時期を、温度・湿度環境が変化しても、温度センサや湿度センサを用いなくともユーザーに精度良く報知することが可能な画像形成装置を提供することができる。
実施例1の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係る画像形成時における現像装置の概略構成図である。 実施例1におけるトナー残量測定装置のブロック図である。 実施例1における差分検知シーケンス実行までのフローチャートである。 実施例1における差分検知シーケンスのフローチャートである。 実施例1におけるトナー残量とΔCの関係図である。 差分検知シーケンスによって報知タイミングを判断するフローチャートである。 次回差分検知シーケンスを実行するタイミングの決定方法を表す図である。 モードごとの静電容量(トナー含有量)を表す図である。 H/H、L/L環境におけるモードごとの静電容量(トナー含有量)の関係を表す図である。 H/H、L/L環境におけるモードごとの静電容量(トナー含有量)の差分の関係を表す図である。 供給ローラ内のトナー量と静電容量の関係を表す図である。 画像形成装置本体に対する現像装置の着脱を表す図である。
(実施例1)
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を例示する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨のものではない。
本実施例の画像形成装置の構成を図1に示す。図中1は像担持体たる感光ドラムである。感光ドラムは矢印R1方向に回転する。2は帯電ローラである。3は露光装置,4は反射ミラーである。露光装置3から発信されたレーザービームが、反射ミラー4を介して感光ドラム1上の露光位置Aに達するように配置されている。現像装置5はブラックトナーを内包しており、図13にあるように画像形成装置の装着部40に着脱可能に構成されている。感光ドラム1の下部には、転写ローラ6が配置されている。転写後の転写材Pは定着器15に送られる。転写位置に対して感光ドラムの移動方向下流にはクリーニング装置9が設置されている。付属のブレードが感光ドラム1上のトナーを掻き落とせるように接触配置されている。
画像形成装置の画像形成動作について説明する。矢印R1方向に100mm/secで回転している感光ドラム1の表面上を、帯電ローラ2で所定電位に帯電する。露光位置Aにおいて、露光装置3,反射ミラー4により色毎の画像信号に応じて発信されたレーザービームにより、感光ドラム1上に静電潜像を形成する。形成した静電潜像を現像位置Cにおいて現像装置5で現像し、トナー像を形成する。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、転写位置Bにて転写材Pに転写する。トナー像を転写された転写材Pは定着器15に送られる。定着器15は転写材P上のトナー像を加圧及び加熱して転写材Pに定着し、最終画像とする。
現像装置5について図2を用いて詳細に説明する。現像装置5は、トナーを収納する現像容器21、現像容器21の開口部に配設されたトナー担持体たる現像ローラ25、及び現像剤規制部材たる規制ブレード27、現像容器21の内部に現像ローラ25と隣接して設けられたトナー供給部材たる供給ローラ24からなる。現像ローラは、現像動作中は感光ドラムと接触した状態で回転する。現像ローラと供給ローラは第1の駆動手段としての画像形成装置本体の駆動装置(不図示)から駆動伝達されるため、同じタイミングで回転開始と停止が行なわれる。現像動作終了後は、画像形成装置本体に設けられたカム20が回転し、現像容器上部を押すことで、現像ローラを感光ドラムから離間する。離間後、駆動装置によって、回転駆動を停止している。
現像ローラ25は、ステンレス鋼、アルミニウム合金等で作られた第1の電極部材としてのφ8(mm)の導電性シャフト28と、その周囲に形成したシリコンゴムを基層とした導電性弾性層からなる。表層にはアクリル・ウレタン系ゴム層がコートされている。現像ローラ25の外径はφ13(mm)、体積抵抗は約10E5Ω・cmである。現像動作中において、現像ローラ25は、前述の現像位置Cで感光ドラム1に接触し、図2中の矢印R4方向に回転駆動できるように現像容器21に支持されている。画像形成中において、現像ローラの回転速度(周速)は160mm/secである。なお、現像ローラ25は、後述する静電容量を検知するために第2の電極部材を有していれば良く、例えば現像ローラ25の表面に導電性のスリーブを有し、スリーブを第2の電極部材として用いてもよい。
供給ローラ24は、ステンレス鋼、アルミニウム合金等で作られた第2の電極部材としてのφ6(mm)の導電性シャフト29と、その周囲に形成した柔らかい連続気泡体からなる発泡表層たるウレタンスポンジ層から構成される。供給ローラ24の外径はφ15(mm)、体積抵抗は約10E8Ω・cmである。本実施例では、現像ローラ25のシャフト28の中心と供給ローラ24のシャフト29の中心との距離(以下、中心間距離)を13mmとし、現像ローラ25の表面が供給ローラ24のウレタンスポンジ層を、1.0mmほどの侵入量で押し込むように設置する。ここで侵入量とは、シャフト28の中心とシャフト29の中心間を結ぶ線分上で、供給ローラ24と現像ローラ25の外径の和を2で割って上記中心間距離を差し引いた長さである。供給ローラ24は、図2中の矢印R5方向に回転駆動できるように現像容器21に支持されている。画像形成中において、供給ローラの回転速度(周速)は、140mm/secである。
規制ブレード27は、可撓性を持ったリン青銅板金から成り、一端を現像容器21に固定し、他端を自由端として現像ローラ25に当接させている。現像ローラ25の回転方向に対してカウンタ方向となる向きで、自由端近傍の平滑面が現像ローラ25の表面と摺擦するように配設されている。
その他、現像ローラ25と現像容器21の隙間を覆う洩れ防止シール26が設けられている。
ここで、供給ローラ24と現像ローラ25がそれぞれ所定の速度で回転している際の、供給ローラ24のウレタンスポンジ層とその周りの空気中に分散されたトナーの挙動を解説する。
供給ローラ24と現像ローラ25の接触位置に対して、供給ローラ24の回転方向上流側にある領域(図2中のXの近傍)で供給ローラ24が圧縮され、回転方向下流側にある領域(図2中のYの近傍)で圧縮状態から開放される。ここで、X近傍においては、供給ローラ24が圧縮されるために、供給ローラ24に吸い込まれていたトナーが空気と共に吐き出される。逆に、Y近傍においては、供給ローラ24が圧縮状態から開放され元の形状に戻る際に、空気中に分散されたトナーが供給ローラ内に吸い込まれていく。
このトナーの出入りがスムーズに行われる条件下では、供給ローラ24の近傍に堆積している粉流体としてのトナーの圧力と供給ローラ24内の粉流体としてのトナーの圧力が均衡し、供給ローラ24内部に保持されるトナー量と、現像剤容器内のトナー総量との間に一定の相関関係が現れる。よって、供給ローラ24のシャフト29と現像ローラ25間の静電容量は、単に供給ローラ24内部に保持されるトナー量を示すだけでなく、現像剤容器内のトナー総量を推測することができる(特許文献1参照)。なお、トナーの出入りは供給ローラ24の回転時のみ起こり、回転停止後の供給ローラ24は回転中のトナー量を保持している。この状態で現像装置5を移動する、姿勢を変えるなどしても供給ローラ24内部に保持されるトナー量は変化しない。
続いて、本実施例における現像装置のトナー残量測定方法について述べる。
本実施例では、トナー残量が多いときは、露光手段の発光量を算出することのできるピクセルカウント計数手段(ピクセルカウンター)を用いて、大まかなトナー使用量を推定する。1ピクセルカウントあたりのトナー使用量を本体メモリに記憶しておき、ピクセルカウンターでカウントされたピクセルカウント積算値からトナー使用量を推定する。ピクセルカウント積算値は、現像装置に設けられた記憶手段に記憶される。そして、トナー残量が比較的少なくなってきたら、トナー切れの時期や現像装置の交換時期を精度良く検知するために、静電容量を用いた差分検知シーケンス(後で詳述)を実行する。
以下、トナー残量測定のフローを、図4を用いて具体的に説明する。
画像形成時に、ピクセルカウントを計測する(S002)。画像形成動作終了時に、計測したピクセルカウントを積算し積算値Pcountを算出する(S003)。次に、積算値Pcountが所定値Pthに到達しているかを判断(S004)し、到達していると判断したときには上記静電容量を用いたトナー残量測定シーケンス(差分検知シーケンス)を起動させる(S005)。到達していないときには、PcountがPth以上になるまで通常の画像形成を継続する(S006)。
本実施例では、1回目の差分検知シーケンスの実行タイミングを、以下のように設定している。トナー残寿命0%のときに達するであろうピクセルカウント積算値P0%に対して20%少ない積算値をPthとした。(式1を参照)
Pth=P0%×0.8 ・・・・式1
このように、トナー切れ時のトナー残量よりも多いトナー残量のところで1回目の差分検知シーケンスの実行タイミングを設定している理由は以下である。トナー使用量のばらつきによってピクセルカウントで推測するトナー残量にはばらつきが生じる。このばらつきを考慮して、濃度薄画像や白抜け画像の発生前に確実に差分検知シーケンスを実行する必要がある。そのため、ピクセルカウントでトナー切れと推定するよりも若干早いタイミングで差分検知シーケンスを実行している。
また、2回目以降については、後述する算出方法によって、Pthを再計算し直し、新たに設けられたPthに達したときに、差分検知シーケンスを実行するようにしている。このようにすることで、少ない実行回数でトナー切れを検知することが可能となる。
次に、差分検知シーケンスを実行する上で必要な、静電容量測定方法について説明する。本実施例では、図3に示すように、シャフト28に検知用の電圧印加手段が、シャフト29に検知回路が接続される。まず、現像ローラ25のシャフト28に所定の交流電圧を印加して、供給ローラ24のシャフト29に誘起される交流電圧からシャフト間の静電容量を検知する。本実施例では、静電容量検知用の交流電圧は、周波数50KHz、ピーク間電圧Vpp=200Vとした。シャフト29に誘起される交流電圧は、検知回路で整流され、整流されたDC電圧そのものか、前記DC電圧を数値化した信号情報が出力値として出力される。出力値は、シャフト28とシャフト29の間の静電容量に対応し、この静電容量はシャフト28とシャフト29の間にあるトナーの量を反映する。図12に供給ローラ内のトナー量と、シャフト28とシャフト29との間の静電容量の関係を示す。トナーの誘電率は空気に対して3倍前後であるため、シャフト28とシャフト29の間にあるトナーの量が増えるほどシャフト28とシャフト29の間の静電容量も増加する。その関係はほぼ線形の関係にある。
なお、静電容量の検知を行なう際は、感光ドラムと現像ローラ25が離間し、現像ローラ25が停止した状態で行なっている。これにより感光ドラムの電位などの影響を軽減し、より安定した状態で静電容量を測定することが可能である。
以下に、図5を用いて、本発明の特徴である差分検知シーケンスについて説明する。ピクセルカウント積算値PcountがPthに到達した場合、現像動作終了後、差分検知シーケンスを実行する(S005、S100)。最初に、トナー消費モード(第1のモード)を実行する。駆動伝達可能状態にし(S101)、トナー供給部材長手全面に渡って、トナー供給部材1周分の全黒画像を形成し、トナーを消費する。(S102)。トナー消費は、供給ローラ内のトナー量が少なくなる方が望ましく、本実施形態では全黒画像とした。画像形成後、トナー残量測定を行なうために、現像ローラを感光ドラムから離間し、現像ローラと供給ローラの回転を停止する(S103)。その後第1の静電容量Cv1を測定する(S104)。
次に、トナー供給モード(第2のモード)を実行する。再度、現像駆動伝達可能な状態にし(S105)、トナーを消費しない状態で供給ローラを所定時間回転させる(S106)。回転時間は、供給ローラ内のトナー量が安定する時間が望ましく、本実施形態では4秒とした。所定時間回転後、トナー残量測定を行なうために、現像ローラを感光ドラムから離間し、現像ローラと供給ローラの回転を停止する(S107)。その後、第2の静電容量Cv2を測定する(S108)。
このように検出された静電容量Cv1とCv2の差分の絶対値|Cv1−Cv2|をΔCとすると、ΔCと現像装置内のトナー残量との関係は図6のようになる。トナー残量測定は、とくにトナー切れのタイミングを精度良く検知する必要があるため、トナー残量が相応に減っている状態で測定した。したがって、図におけるトナー残量の「多い」「少ない」は、トナー残量が相応に減っている状態の中での相対的な表現である。(なお、後出の図6,8,9,10,11においても「多い」「少ない」は同様の意味で用いた。)図6によると、ΔCとトナー残量は相関関係があることがわかる。トナー残量が多いところではΔCが大きいのだが、トナー残量が少なくなるにしたがってΔCが小さくなる。したがってΔCを計測することで、この相関関係を利用することにより、トナー残量を測定することが可能となる。
PcountがPthに到達し(S200)、差分検知シーケンスを実行(S201)してΔCを算出(S202)した後の動作について図7を用いて説明する。ΔC算出後に、ΔCが閾値ΔCth以下であるかを判断する(S203)。ΔCが閾値ΔCth以下であるとき(S203Yes)、トナー切れ信号を報知する(S204)。ここでの報知の内容は、トナーが所定量を下回ったことや、現像装置の交換を促す報知であって、例えば「トナーが少なくなりました。」「トナー切れです。」「カートリッジ(現像装置)を交換してください。」等の表示があげられる。また、閾値を複数設定することで段階的なトナー量を検知することも可能である。このようにすることで、ユーザーにトナー残量を段階的に報知することができる。一方、ΔCがΔCth以下に達していないときには(S203No)、ΔCとΔCthの差分ΔDを算出し(S205)、Pthを再設定する(S206)。そして図4のS000もしくはS001に戻り、ピクセルカウント積算値Pcountが新たに設定されたPthに到達するまで画像形成を継続する(S207)。Pthに到達した際に、2回目の差分検知シーケンスを実行し、算出されたΔCをもとにまた図7の動作を行う。次にΔDからPthを再設定する方法について説明する。トナー残量とΔCの関係は図8のような関係になる。この関係から予め近似直線を算出しておき、画像形成本体の記憶手段にこの近似直線データを記憶しておく。ΔDと予め記憶された近似直線データからトナー切れに達するまでに使用可能なトナー量Xgを算出する。そのトナー量Xgを使用するときに、積算されると想定するピクセルカウントPxを算出する。今までのPthにPxを足した値であるPth’を新たなPthとして再設定する。再設定されたPthにピクセルカウント積算値が達したときに、2回目の差分検知シーケンスを実施する。その後も、ΔCがΔCth以下に達していないときには、S200からS203、そして、S205からS207までのフローを繰り返し、ΔCがΔCth以下になるまでこの動作を繰り返す。
ここで、静電容量の差分と容器内トナー量の相関関係について、現像器内の観察結果をもとに、その物理的意味について推察する。
本発明者らは、トナーを消費した状態と、トナーを消費しないで供給ローラを回転させた状態で、トナー残量と供給ローラ内トナー量の関係が変化することを発見した。トナー切れに近い状態の、容器内トナー量とトナー消費モード・トナー供給モードで回転させたときの供給ローラ内のトナー含有量を図9に示す。容器内トナー量が多い時には、トナー供給モードの方が多くトナーを含有していて、トナー消費モード後の測定値との差が大きい。容器内トナー量が少なくなるにつれて、トナー消費モード、トナー供給モードともに、供給ローラ内のトナー量が少なくなり、容器内トナー量が非常に少ない状態(ポイントB)では、トナー消費モードとトナー供給モードでほぼ同じトナー含有量を示している。
この現象に対し、本発明者らは以下のように推測した。トナー供給モードでは、感光ドラムで現像されないため、感光ドラム通過後もトナーは減少しない。その結果、Y部において吸い込まれるトナー以外に、現像ローラから回収される分のトナーを供給ローラが得る事ができる。しかし、トナー消費モードでは、現像ローラ上のトナーは、感光ドラムで現像され、感光ドラム通過後は減少する。従って、本現象は、感光ドラム通過後の現像ローラのトナーコート量の変化が影響している。その結果、ある程度容器内のトナーが残っている状態(ポイントA)では、トナー消費モードの方が、供給ローラ内のトナー量が少なくなっている。
また、容器内のトナー量が非常に少ない状態(ポイントB)のときは、図2に示したy部のトナーが減っていることが観察された。y部は、現像ローラとの接触で圧縮された供給ローラが開放される部分である。そのため、開放される瞬間に多くのトナーがこの部分で吸い込まれている。供給ローラ内のトナーの多くはこの部分から含まれるため、y部のトナーの状態が供給ローラ内のトナーに大きく影響する。y部のトナーが少ない状態になると、供給ローラにトナーを供給し難くなり、供給ローラ内のトナー量は減少する。供給ローラ内のトナー量が減ってしまうと、トナー供給モードを行っても現像ローラ上のトナーコート量も少なくなるため、各モードにおける、感光ドラム通過後の現像ローラ上のトナーコート量の差が小さくなってしまう。
これらの結果から、容器内トナー量と供給ローラ内トナー量の関係は図9のようになり、その差分をとると図6のような結果となる。
以上を踏まえた上で、本発明の効果について、詳細に説明する。図10に、高温高湿環境(30℃・80%RH:以下、H/Hと称す)、低温低湿環境(15℃・10%RH:以下、L/Lと称す)の容器内トナー量と各速度の静電容量の関係を示す。H/Hの測定値は、L/Lの測定値に対して、高い静電容量を示していることが分かる。しかし、トナー消費モードとトナー供給モードの静電容量の差分を算出すると、図11にあるようにH/HとL/Lでほぼ変わらない結果となっている。上記の結果によると、温度や湿度が静電容量に与える影響は、トナー供給モードとトナー消費モードとに対して同程度の影響であるため、残量検知のパラメータとして各モードの静電容量の差分を用いれば、環境の変化が静電容量に与える影響をキャンセルできる。したがって、本実施例の差分検知方式を用いてトナー残量測定を行なうことで、温度・湿度環境が変化しても、温度センサや湿度センサを用いることなく、高精度なトナー残量測定を行なうことが可能となる。これにより、トナー残量が所定量を下回ったことや、現像装置の交換時期を、温度・湿度環境が変化しても、温度センサや湿度センサを用いずに、ユーザーに精度良く報知することができる。
また、別の効果としては、以下がある。従来は、供給ローラの発泡層内のトナー量が直前の印字履歴やトナーの堆積状態によって、出力値が変動してしまう場合があることであった。この課題に対し、本実施例にあるようにトナー残量測定を行なう際に、供給ローラを所定時間回転させることで、供給ローラ内のトナー量が安定した状態を作り出せる。これによって、印字履歴などに起因する出力値の変動を抑え、高精度にトナー残量を検知することが可能となった。
なお、本実施例では、差分検知シーケンスを、始めにトナー消費モード、その後をトナー供給モードとした。これは、トナー供給モードの後に差分検知シーケンスを終了することで、その後の画像形成時に、供給ローラ内にトナーを多く含んだ状態にすることが可能となるためである。これによって、差分検知シーケンス後に、高印字率の画像を出力しても濃度薄の画像や白抜け画像の発生を抑制することが可能となる。ただし、本発明の効果である、温度・湿度環境が変化しても高精度なトナー残量測定を行うことができるという効果を得る上では、本シーケンスをこのような順番に設定することは必須ではない。
また、本実施例では、トナー残量が多い時期には、大まかなトナー残量を短時間で推測するためにピクセルカウント方式を用いたが、トナー切れの時期や現像装置の交換時期を精度良く検知する上では差分検知シーケンスを実行すればよく、ピクセルカウント方式は必須ではない。例えば画像形成を所定枚数行うごとに差分検知シーケンスを実行してもよいし、他のトナー残量測定方式によって差分検知シーケンスの起動タイミングを決めても良い。
また、本実施例で用いた「トナー切れ」とは、現像装置内にトナーが全く無い状態を指すのではなく、維持したい水準の画像品質を維持することが難しくなるようなトナー残量を指し、適宜設定される量である。以降「トナー切れ」を上記の意味で用いることとする。
なお、本実施例では、現像ローラ25のシャフト28に所定の交流電圧を印加して、供給ローラ24のシャフト29に誘起される交流電圧からシャフト間の静電容量を検知した。ただし、シャフト29に交流電圧を印加して、シャフト28に誘起される交流電圧から静電容量を検知することも可能である。
また、本実施例では、トナー消費モードをベタ黒画像の形成、トナー供給モードを空回転とした。ただし、これら各モードは、各モード完了時に供給ローラの発泡層内のトナー量が互いに異なる量となるように行えば良い。発泡層内のトナー量を互いに異なる量にするには、トナー消費モードとトナー供給モードとで、現像ローラから感光ドラムへのトナー供給量を異なる量にする(一方のモードにおけるトナー供給量が零の場合も含めて、トナー供給量を異なる量にする)ことで、感光ドラム通過後の現像ローラ上のトナーコートを異なる量にすればよい。従って、トナー消費モードとトナー供給モードとを、互いに異なる印字率(画像形成可能な領域のうち画像形成を行う領域の割合)おけるや互いに異なる現像コントラスト(シャフト28の電位と感光ドラムの露光部電位との電位差)で実行しても良い。また、トナー消費モードを現像ローラまわりの劣化トナーを廃棄するためのトナーパージで代替しても良い。その場合は、トナーパージは供給ローラ1周分以上行なうことが望ましい。
また、本実施例では、図5のフローを連続的に行なった。これらのフローは連続的に行なうことが望ましいが、環境、容器内トナー量が大きく変わっていない状態であれば、これに限ったものではない。例えば、印字率が低い画像であれば、Cv1測定とCv2測定の間に数枚印刷しても大きな影響は無い。
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 レーザー
5(5a〜5d) 現像装置
15 定着装置
16 中間転写ベルト
17 転写ローラ
21 現像容器
24 供給ローラ
25 現像ローラ
50 保持体(ロータリ)

Claims (5)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    開口部を有し、トナーを収容する容器と、該容器の前記開口部に配置されている回転可能なトナー担持体であって、第1の電極部材を有し、トナーを担持搬送して前記像担持体に供給するトナー担持体と、前記容器の内部に配置されているトナー供給部材であって、第2の電極部材、および該第2の電極部材のまわりに発泡層を有するトナー供給部材と、を備えており、該トナー供給部材を前記トナー担持体に圧接して回転させることにより前記容器内のトナーを前記トナー担持体に供給する現像装置と、
    前記第1の電極部材と前記第2の電極部材との間の静電容量を検知する検知手段と、
    前記容器内のトナー残量が所定量を下回ったことを報知する報知手段と、
    を有し、
    前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、前記トナー担持体から前記像担持体にトナーを供給する第1のモードと、
    前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、第1のモードとは異なるトナー量を前記像担持体に供給することで、前記発泡層内のトナー量を第1のモード完了時とは異なる量に変化させる第2のモードと、
    を実行可能な画像形成装置であって、
    前記検知手段は、第1のモード後の前記静電容量Cv1と第2のモード後の前記静電容量Cv2とを検知し、
    前記報知手段は、|Cv1−Cv2|が閾値を下回った場合に、前記報知を行う画像形成装置。
  2. 静電潜像を担持する像担持体と、
    開口部を有し、トナーを収容する容器と、該容器の前記開口部に配置されている回転可能なトナー担持体であって、第1の電極部材を有し、トナーを担持搬送して前記像担持体に供給するトナー担持体と、前記容器の内部に配置されているトナー供給部材であって、第2の電極部材、および該第2の電極部材のまわりに発泡層を有するトナー供給部材と、を備えており、該トナー供給部材を前記トナー担持体に圧接して回転させることにより前記容器内のトナーを前記トナー担持体に供給する現像装置と、
    前記現像装置を取り外し可能に装着するための装着部と、
    前記第1の電極部材と前記第2の電極部材との間の静電容量を検知する検知手段と、
    前記現像装置の交換を促す報知を行う報知手段と、
    を有し、
    前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、前記トナー担持体から前記像担持体にトナーを供給する第1のモードと、
    前記トナー担持体と前記トナー供給部材とを所定時間回転させて、第1のモードとは異なるトナー量を前記トナー担持体から前記像担持体に供給することで、前記発泡層内のトナー量を第1のモード完了時とは異なる量に変化させる第2のモードと、
    を実行可能な画像形成装置であって、
    前記検知手段は、第1のモード後の前記静電容量Cv1と第2のモード後の前記静電容量Cv2とを検知し、
    前記報知手段は、|Cv1−Cv2|が閾値を下回った場合に、前記報知を行う画像形成装置。
  3. 前記第1のモードと前記第2のモードのうち一方のモードでは、前記トナー担持体から前記像担持体にトナーを供給しない請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のモードの実行と、前記検知手段によるCv1の検知と、前記第2のモードの実行と、前記検知手段によるCv2の検知と、をこの順番で連続して行う請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー担持体から前記像担持体へ供給するトナー量は、前記第2のモードの方が前記第1のモードよりも少ない請求項4に記載の画像形成装置。
JP2010260526A 2010-11-22 2010-11-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5570397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260526A JP5570397B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260526A JP5570397B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012113063A JP2012113063A (ja) 2012-06-14
JP5570397B2 true JP5570397B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=46497358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010260526A Expired - Fee Related JP5570397B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5570397B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7200690B2 (ja) 2019-01-18 2023-01-10 株式会社リコー トナー残量検知装置、トナー残量検知方法、及びトナー残量検知プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4402137B2 (ja) * 2007-06-29 2010-01-20 キヤノン株式会社 画像形成装置、現像装置及びカートリッジ
JP4818456B2 (ja) * 2009-10-22 2011-11-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012113063A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148007B2 (ja) 画像形成装置
EP2009512B1 (en) Developing apparatus including a supplying member as developer amount detecting member
CN101819395B (zh) 成像设备、显影设备和处理盒
JP5550300B2 (ja) 画像形成装置
US8180236B2 (en) Image forming apparatus
JP5383750B2 (ja) 画像形成装置
JP5570397B2 (ja) 画像形成装置
JP5153306B2 (ja) 画像形成装置
JP6833360B2 (ja) 画像形成装置
JP5597089B2 (ja) 画像形成装置
JP7309441B2 (ja) 画像形成装置
JP5597093B2 (ja) 画像形成装置
JP2011081221A (ja) 画像形成装置
JP6873619B2 (ja) 画像形成装置
JP5800619B2 (ja) 画像形成装置
JP2018004973A (ja) 画像形成装置
JP2013025027A (ja) 画像形成装置
JP6666020B2 (ja) 画像形成装置
JP2016161724A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140624

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5570397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees