JP5568671B2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5568671B2
JP5568671B2 JP2013147975A JP2013147975A JP5568671B2 JP 5568671 B2 JP5568671 B2 JP 5568671B2 JP 2013147975 A JP2013147975 A JP 2013147975A JP 2013147975 A JP2013147975 A JP 2013147975A JP 5568671 B2 JP5568671 B2 JP 5568671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
mating
type
key
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013147975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013235842A (ja
Inventor
亨 野見山
恵介 中村
真史 小寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2013147975A priority Critical patent/JP5568671B2/ja
Publication of JP2013235842A publication Critical patent/JP2013235842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5568671B2 publication Critical patent/JP5568671B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、少なくとも2種の相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって2種の相手側コネクタを識別するためのスイッチを備えるコネクタに関する。
USBコネクタ(USBレセプタクル)に対するUSBプラグの接続状態を判別するためのスイッチをUSBコネクタに設けたものとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特開2005−242476号公報
USBプラグのような規格化されたインタフェースを有するコネクタ・アプリケーションであっても必要とする電流の大きさの異なる場合がある。例えば、USBインタフェースを有するリムーバブルHDDは、USBメモリなどと比較して、大きな電流を必要とする。そのため、接続されるコネクタ・アプリケーションによってUSBレセプタクル側から供給する電流値を異ならせたいという要求がある。
しかしながら、現時点では必要とする電流値の異なるコネクタ・アプリケーションを区別する手段がない。
そこで、本発明は、必要とする電流値の異なるコネクタ・アプリケーションを区別しうるように拡張されたインタフェース及びそれを具現化したコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、
第1型相手側嵌合部を有する第1型相手側コネクタと第2型相手側嵌合部及び識別キーを有する第2型相手側コネクタとのいずれか一方と選択的に接続可能なコネクタであって、前記識別キーは、前記第2型相手側コネクタの当該コネクタに対する嵌合方向と直交する所定面内において前記第2型相手側嵌合部から外側に向けて突出するものである、コネクタにおいて、
前記第1型相手側コネクタが前記嵌合方向に沿って当該コネクタに接続される場合には前記第1型相手側嵌合部に接触しない一方で前記第2型相手側コネクタが前記嵌合方向に沿って当該コネクタに接続される場合には前記識別キーと接触するように設けられたスイッチ端子を備える、コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記第1型相手側嵌合部と前記第2型相手側嵌合部のいずれとも嵌合可能な嵌合部と、前記識別キーの前記嵌合方向への移動を許容するように前記嵌合部に隣接して設けられたキー受容部とを更に備えており、
前記スイッチ端子は、前記キー受容部内に設けられている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
複数のコンタクトと、該コンタクトを保持する保持部材と、前記コンタクトを囲うように前記保持部材に取り付けられた金属製のシェルとを備えており、
前記保持部材は、側部として前記スイッチ端子を片持ち梁状に保持する端子保持部を備え、且つ、該端子保持部以外の部位を前記シェルにより覆われており、
前記シェルは、側部前縁及び上部前縁を有する前記嵌合部と、該嵌合部の前記側部前縁から側方に向かって延びるゲート部と、前記嵌合部の前記上部前縁から後方に向かって延びる折返し部と、該折返し部の側部から下方に向かって延びる保護部とを備えており、
前記ゲート部には、前記嵌合方向における前記識別キーの通過を許容するキー通過孔が形成されており、
前記嵌合部には、該嵌合部の側部を貫通するキーガイド部であって前記側部前縁において前記キー通過孔と連続し且つ後方に向かって延びるキーガイド部が形成されており、
前記キー受容部は、前記ゲート部の前記キー通過孔と前記嵌合部の前記キーガイド部とによって規定されており、前記保護部によって少なくとも部分的に保護されている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第4のコネクタとして、第3のコネクタであって、
前記保護部には、前記識別キーと前記スイッチ端子との接触時に前記識別キーによって押圧された前記スイッチ端子の一部を逃がすための逃げ孔が形成されている
コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第1の相手側コネクタとして、上述した第2型相手側コネクタとして使用可能な相手側コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第2の相手側コネクタとして、第1の相手側コネクタであって、
前記第2型相手側嵌合部及び前記識別キーを規定する金属製の相手側シェルを備える相手側コネクタが得られる。
本発明によれば、識別キーを有さない相手側コネクタ(第1型相手側コネクタ)と識別キーを有する相手側コネクタ(第2型相手側コネクタ)とのいずれとも接続可能となるようにコネクタのインタフェースを構成し、且つ、第1型相手側コネクタとの接続時には状態変化せず第2型相手側コネクタとの接続時には状態変化するようなスイッチをコネクタに設けることとした。これにより、スイッチの状態を検知することで、接続されている相手側コネクタがいずれのタイプのコネクタであるかを特定することが可能となる。なお、スイッチの状態検知用の回路や検知されたスイッチの状態に応じた供給電流の制御などは、当該コネクタの設けられた電子機器においてハードウェア的/ソフトウェア的に実現することができる。
例えば、規格化されたインタフェース(ノーマルインタフェース)を有する相手側コネクタをノーマルプラグ(第1型相手側コネクタ)とし、規格化されたインタフェースに対して識別キーを加えたようなインタフェース(カスタムインタフェース)を有する相手側コネクタをカスタムプラグ(第2型相手側コネクタ)とすることとした場合、本発明によるコネクタ(レセプタクル)は、ノーマルインタフェース及びカスタムインタフェースのいずれを有する相手側コネクタにも対応可能なものであり、且つ、スイッチにより両者を識別可能なものである。更に、例えば、USBメモリのように特に大電流を必要としないコネクタ・アプリケーションに用いられる相手側コネクタをノーマルプラグとし、他方、リムーバブルHDDのように大電流を要するコネクタ・アプリケーションに用いられる相手側コネクタをカスタムプラグとすることとすると、相手側コネクタがノーマルプラグであるかカスタムプラグであるかの検知結果・識別結果に応じた電流制御を行うことができる。
このように、本発明のコネクタを用いれば、相手側コネクタを有するコネクタ・アプリケーションが大電流を必要とするコネクタ・アプリケーションであるか大電流を必要としないコネクタ・アプリケーションであるかをコネクタと相手側コネクタとの接続時に判断することができることから、大電流を必要とするコネクタ・アプリケーション用の相手側コネクタに対してのみ大電流を供給することができ、大電流を必要としないコネクタ・アプリケーション用の相手側コネクタに対して誤って大電流を流してしまうことがない。
また、識別キーが嵌合方向と直交する方向へ突出するように設けられていることから、第1型相手側コネクタ(例えば、ノーマルプラグ)としか接続できないコネクタ(例えば、規格化されたインタフェースを有するレセプタクル:ノーマルレセプタクル)に対して第2型相手側コネクタ(例えば、カスタムプラグ)を誤って接続してしまうといったことがない。従って、本発明によれば、大電流を必要とするコネクタ・アプリケーションに対して供給すべき電流が不足してしまうといったこともなく、電流不足による動作不良が生じることもない。
規格化されたノーマルインタフェースを有するノーマルプラグを示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態によるカスタムプラグを示す斜視図である。 図2のカスタムプラグの正面図である。 本発明の実施の形態によるカスタムレセプタクルを示す斜視図である。 図4のカスタムレセプタクルを示す側面図である。スイッチ端子の一部及び端子保持部が図示されている。 図4のカスタムレセプタクルの正面図である。 図4のカスタムレセプタクルの上面図である。 図4のカスタムレセプタクルと図1のノーマルプラグとを示す一部切り欠き上面図である。ノーマルプラグとカスタムレセプタクルとは嵌合した状態にある。 図4のカスタムレセプタクルと図2のカスタムプラグとを示す一部切り欠き上面図である。カスタムプラグとカスタムレセプタクルとは嵌合した状態にある。 スイッチ端子がオフであるときの状態を示す等価回路図である。 スイッチ端子がオンであるときの状態を示す等価回路図である。 図4のカスタムレセプタクルの変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるカスタムレセプタクルを示す断面図である。
図8及び図9を参照すると、本発明の実施の形態によるカスタムレセプタクル(コネクタ)3は、図1に示されるようなノーマルプラグ(第1型相手側コネクタ)1と図2及び図3に示されるようなカスタムプラグ(第2型相手側コネクタ)2のいずれを相手側コネクタとしても接続可能なものである。換言すると、本実施の形態によるカスタムレセプタクル3は、ノーマルプラグ1とカスタムプラグ2とのいずれか一方と選択的に接続可能なものである。ここで、ノーマルプラグ1は、図1に示されるように、規格化されたインタフェースである第1型相手側嵌合部11を有している。これに対して、カスタムプラグ2は、X方向(嵌合方向)に沿って見た場合に、第1型相手側嵌合部11の外形を変更してなるカスタムインタフェースを有している。詳しくは、カスタムプラグ2のカスタムインタフェースは、図2及び図3に示されるように、第1型相手側嵌合部11と類する外形を有し且つ同一のインタフェース機能を提供する第2型相手側嵌合部21と、YZ平面(所定面)内において第2型相手側嵌合部21から外側に向けて突出する識別キー22とを有している。
詳しくは、ノーマルプラグ1は、図1に示されるように、複数のコンタクト105と、コンタクト105を保持する保持部材110と、保持部材110を覆うようにして設けられているシェル120とを備えている。図から理解されるように、ノーマルプラグ1においては、シェル120の外形が第1型相手側嵌合部11の外形となっている。図1に示されるように、第1型相手側嵌合部11はYZ平面において略長方形の断面形状を有している。ここで、ノーマルプラグ1の第1型相手側嵌合部11のY方向における幅はL1である。
一方、カスタムプラグ2は、図2及び図3に示されるように、複数のコンタクト205と、コンタクト205を保持する保持部材210と、保持部材210を覆うようにして設けられているシェル(相手側シェル)220とを備えている。図3を参照すると、本実施の形態におけるシェル220は、第2型相手側嵌合部21と識別キー22との両方の外形を規定している。図示されるように、第2型相手側嵌合部21はYZ平面において略長方形の断面形状を有している。識別キー22は、第2型相手側嵌合部21の側面(Y方向端部)から側方(Y方向)外側に向かって突出するように設けられている。更に、識別キー22は、第2型相手側嵌合部21の側面上をX方向に沿って延びるように形成されている。図3に示されるように、Y方向において、第2型相手側嵌合部21は第1型相手側嵌合部11と同様に幅L1を有しており、識別キー22は第2型相手側嵌合部21からL2だけ突出している。
図4乃至図7に示されるように、カスタムレセプタクル3は、ノーマルプラグ1の第1型相手側嵌合部11とカスタムプラグ2の第2型相手側嵌合部21とのいずれとも嵌合可能な嵌合部32と、識別キー22のX方向における移動を許容するように嵌合部32とY方向において隣接して設けられたキー受容部33と、嵌合時において識別キー22と接触するスイッチ端子34とで構成されている。ここで、嵌合部32のY方向における幅はノーマルプラグ1の第1型相手側嵌合部11の幅L1やカスタムプラグ2の第2型相手側嵌合部21の幅L1に対応するようにして定められている。また、キー受容部33のY方向における幅はカスタムプラグ2の識別キー22の幅L2に対応するようにして定められている。
具体的には、図4乃至図7に示されるようにカスタムレセプタクル3は、ノーマルプラグ1のコンタクト105又はカスタムプラグ2のコンタクト205と接続するためのコンタクト301と、コンタクト301を保持している保持部材303と、コンタクト301を囲うようにして保持部材303に取り付けられている金属製のシェル310とを備えている。シェル310は、−Z方向(下方)に沿って延びる複数の脚部320を備えている。これら脚部320は図示しない回路基板上のグランドに接続固定される。
本実施の形態よる保持部材303は、その側部として、スイッチ端子34をキー受容部33内に保持するための端子保持部305を備えている。本実施の形態において、端子保持部305は、ノーマルプラグ1がX方向に沿ってカスタムレセプタクル3に接続される場合には第1型相手側嵌合部11に接触しないようにする一方でカスタムプラグ2がX方向に沿ってカスタムレセプタクル3に接続される場合には識別キー22と接触するように、スイッチ端子34を保持している。より具体的には、図8及び図9に良く示されるように、スイッチ端子34は、端子保持部305によって片持ち梁状に保持されている。即ち、スイッチ端子34の一端は端子保持部305に固定されているが、スイッチ端子34の他端は自由端となっている。
図4乃至図6に示されるように、シェル310は、カスタムレセプタクル3の保持部材303のうち、端子保持部305以外の部分を覆うように設けられている。シェル310は、2つの側部前縁330と、上部前縁340と、下部前縁345とを備えている。これら側部前縁330、上部前縁340及び下部前縁345は、カスタムレセプタクル3の嵌合部32の嵌合面を規定している。
図4乃至図7に示されるように、本実施の形態におけるシェル310には、一方の側部前縁330からY方向(側方)に向かって延びるゲート部350と、上部前縁340からX方向(後方)に向かって延びる折返し部360と、折返し部360のY方向における側部から−Z方向(下方)に向かって延びる保護部370とが形成されている。保護部370には、スイッチ端子34の先端を貫通(後述)させる逃げ孔374と、回路基板等に固定される脚部372が設けられている。ゲート部350には、カスタムプラグ2の識別キー22のX方向に沿った通過を許容するキー通過孔352が形成されている。本実施の形態における嵌合部32には、嵌合部32の側部をY方向に切り欠いて設けられたキーガイド部380が形成されている。キーガイド部380は、ゲート部350のキー通過孔352と連続しており、且つ、X方向に沿って延びている。キーガイド部380とキー通過孔352とは、前述のキー受容部33を規定している。本実施の形態によるキー受容部33は、保護部370よって部分的に保護されている。
図7乃至図9に示されるように、スイッチ端子34は、保持部材303の端子保持部305によって保持される被保持部401と、Y方向において嵌合部32に近づくように(即ち、側方内側に向かって)且つ−X方向(前方)に向かって斜めに延びる第1部位410と、第1部位の先端からY方向において嵌合部32から離れるように(即ち、側方外側に向かって)且つ−X方向(前方)に向かって延びる第2部位420と脚部440(図5参照)とを備えている。スイッチ端子34の第1部位410と第2部位420との境界部は、カスタムプラグ2の識別キー22(図2参照)と接触するための接点430となっている。なお、本実施の形態においては、Y方向からカスタムレセプタクル3を見た場合、スイッチ端子34は、端子保持部305と保護部370によって殆ど覆われており外部から保護されている。
本実施の形態においては、スイッチ端子34がキー受容部33内に設けられていることから、図8に示されるように、ノーマルプラグ1をカスタムレセプタクル3に挿入したとしてもスイッチ端子34はノーマルプラグ1のシェル120とは接触しない。即ち、スイッチ端子34の脚部440が検知回路などに接続されている状態を図10に等価回路で示すと、スイッチ端子34は、ノーマルプラグ1のカスタムレセプタクル3に対する挿入・接続によっては何らの状態変化もせず、オフ状態のままであり、グランドには接続されない。
一方、図9に示されるように、カスタムプラグ2がカスタムレセプタクル3との嵌合時においては、カスタムプラグ2の識別キー22がカスタムレセプタクル3のキー受容部33に受容される。この際、識別キー22はスイッチ端子34と接触しており、識別キー22により押圧されたスイッチ端子34の先端は、保護部370に形成された逃げ孔374から外側へと突出している。識別キー22とスイッチ端子34との接触により、スイッチ端子34は、カスタムプラグ2のシェル220及びカスタムレセプタクル3のシェル310を介して、カスタムレセプタクル3の搭載されている回路基板(図示せず)上のグランドに接続される。即ち、図11の等価回路図に示されるように、カスタムレセプタクル3に対するカスタムプラグ2の挿入・接続によってスイッチ端子34は状態を変化させてオン状態となり、グランドに接続される。
また、第2部位420の先端がカスタムレセプタクル3の上面から見て保護部370より外側に突出しており、視覚上からも視認できるようになっている。
このように、本実施の形態におけるスイッチ端子34は、ノーマルプラグ1によっては状態変化せずにカスタムプラグ2によってのみ状態変化することから、スイッチ端子34に接続されている検知回路などにおいては、その状態変化によって、ノーマルプラグ1及びカスタムプラグ2のいずれのタイプのプラグ(相手側コネクタ)が接続されるのかを把握することができ、そのプラグのタイプに応じた電流制御等を行うことができる。
例えば、カスタムプラグ2を大電流用のプラグとすることとし、カスタムレセプタクル3に対してカスタムプラグ2が接続されたときのみ供給する電流の大きさを大きくするように制御することとすれば、ノーマルプラグ1に誤って大電流が流れてしまうことはない。また、ノーマルレセプタクル(図示せず)にカスタムプラグ2を接続しようとしても、識別キー22が設けられていることから、それらを接続することはできない。従って、カスタムプラグ2に対して必要とされる電流よりも小さすぎる電流が供給されることによる問題が生じることもない。
なお、上述した実施の形態におけるスイッチは、オフ状態を通常状態とするタイプ(いわゆる、ノーマルオフタイプ)であったが、例えば、図12に示されるように、2つのスイッチ端子37及び38を設けることにより、ノーマルオンタイプとしてもよい。ここで、スイッチ端子37はノーマルプラグ1のシェル120及びカスタムプラグ2のシェル220のいずれとも接触するものであるが、スイッチ端子38はノーマルプラグのシェル120とは接触せずカスタムプラグ2のシェル220(識別キー22)のみと接触するものである。このスイッチ端子38はカスタムプラグ2の識別キー22との接触によりオフ状態に状態移行する。このようにして、ノーマルオンタイプのスイッチを実現することとしてもよい。更に、上述した本発明の概念に従う限り、他の構成によってノーマルオン・ノーマルオフのいずれのタイプのスイッチを構成してもよい。
図13は、本発明の第2の実施の形態を示し、第1のスイッチ端子39と第2のスイッチ端子40とを設けたものである。
第2の実施の形態では、第1のスイッチ端子39が第2のスイッチ端子40に常時接触しており、第1のスイッチ端子39と第2のスイッチ端子40とは電気的につながった状態にある。第1及び第2のスイッチ端子39,40は、ノーマルプラグのシェル120とは接触せず、カスタムプラグ2のシェル220(識別キー22)のみと接触するものである。カスタムプラグ2の識別キー22との接触により第1のスイッチ端子39と第2のスイッチ端子40との接触が開放されオフ状態に状態移行する。
識別キー22が第1及び第2のスイッチ端子39,40と接触する識別キー22の部分を絶縁体等で形成して、第1及び第2のスイッチ端子39,40の一方、または両方を変位させることによって、第1のスイッチ端子39と第2のスイッチ端子40との電気的接続を開放させる。
1 ノーマルプラグ(第1型相手側コネクタ)
11 第1型相手側嵌合部
2 カスタムプラグ(第2型相手側コネクタ)
21 第2型相手側嵌合部
22 識別キー
3 カスタムレセプタクル(コネクタ)
32 嵌合部
33 キー受容部
34 スイッチ端子
37 スイッチ端子
38 スイッチ端子
39 スイッチ端子
40 スイッチ端子
105 コンタクト
110 保持部材
120 シェル
205 コンタクト
210 保持部材
220 シェル
301 コンタクト
303 保持部材
305 端子保持部
310 シェル
320 脚部
330 側部前縁
340 上部前縁
345 下部前縁
350 ゲート部
352 キー通過孔
360 折返し部
370 保護部
372 脚部
374 逃げ孔
380 キーガイド部
401 被保持部
410 第1部位
420 第2部位
430 接点
440 脚部

Claims (6)

  1. 第2型相手側嵌合部及び識別キーを有する第2型相手側コネクタと、第1型相手側コネクタと前記第2型相手側コネクタとのいずれとも接続可能なコネクタとからなるコネクタ装置であって、
    前記第1型相手側コネクタは、第1型相手側嵌合部を有しており、
    前記第2型相手側コネクタは、複数の相手側コンタクトと、前記相手側コンタクトを保持する相手側保持部材と、前記相手側コンタクトを囲うように前記相手側保持部材に取り付けられて前記第2型相手側嵌合部と前記識別キーとの両方の外形を規定する金属製の相手側シェルとを備えており、
    前記識別キーは、前記相手側シェルの一部として形成されると共に前記第2型相手側コネクタの前記コネクタに対する嵌合方向と直交する所定面内において前記第2型相手側嵌合部から外側に向けて突出するように設けられており、
    前記コネクタは、前記第1型相手側コネクタが前記嵌合方向に沿って接続される場合には前記第1型相手側嵌合部に接触しない一方で、前記第2型相手側コネクタが前記嵌合方向に沿って接続される場合には前記相手側シェルの前記識別キーと接触するように設けられたスイッチ端子を備える、コネクタ装置。
  2. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタは、前記第1型相手側嵌合部と前記第2型相手側嵌合部のいずれとも嵌合可能な嵌合部と、前記識別キーの前記嵌合方向への移動を許容するように前記嵌合部に隣接して設けられたキー受容部とを更に備えており、
    前記スイッチ端子は、前記キー受容部内に設けられている
    コネクタ装置。
  3. 請求項2記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタは、複数のコンタクトと、該コンタクトを保持する保持部材と、前記コンタクトを囲うように前記保持部材に取り付けられた金属製のシェルとを備えており、
    前記保持部材は、側部として前記スイッチ端子を片持ち梁状に保持する端子保持部を備え、且つ、該端子保持部以外の部位を前記シェルにより覆われており、
    前記シェルは、側部前縁及び上部前縁を有する前記嵌合部と、該嵌合部の前記側部前縁から側方に向かって延びるゲート部と、前記嵌合部の前記上部前縁から後方に向かって延びる折返し部と、該折返し部の側部から下方に向かって延びる保護部とを備えており、
    前記ゲート部には、前記嵌合方向における前記識別キーの通過を許容するキー通過孔が形成されており、
    前記嵌合部には、該嵌合部の側部を貫通するキーガイド部であって前記側部前縁において前記キー通過孔と連続し且つ後方に向かって延びるキーガイド部が形成されており、
    前記キー受容部は、前記ゲート部の前記キー通過孔と前記嵌合部の前記キーガイド部とによって規定されており、前記保護部によって少なくとも部分的に保護されている
    コネクタ装置。
  4. 請求項3記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタの前記保護部には、前記識別キーと前記スイッチ端子との接触時に前記識別キーによって押圧された前記スイッチ端子の一部を逃がすための逃げ孔が形成されている
    コネクタ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコネクタ装置であって、
    前記第1型コネクタ及び前記第1型相手側コネクタは、規格化されたインタフェースを有している
    コネクタ装置。
  6. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタは、グランドを有する回路基板上に搭載されるものであり、且つ、金属製のシェルを備えており、
    前記識別キーと前記スイッチ端子との接触により、前記スイッチ端子が、前記第2型相手側コネクタ及び前記コネクタの前記シェルを介して、前記回路基板の前記グランドに接続され、それによって、前記コネクタに対して嵌合したものが前記第2型相手側コネクタであることを検知可能とする、
    コネクタ装置。
JP2013147975A 2013-07-16 2013-07-16 コネクタ装置 Expired - Fee Related JP5568671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147975A JP5568671B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147975A JP5568671B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 コネクタ装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012097937A Division JP2012138383A (ja) 2012-04-23 2012-04-23 コネクタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013235842A JP2013235842A (ja) 2013-11-21
JP5568671B2 true JP5568671B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=49761766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013147975A Expired - Fee Related JP5568671B2 (ja) 2013-07-16 2013-07-16 コネクタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5568671B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7307006B2 (ja) * 2020-02-14 2023-07-11 ヒロセ電機株式会社 シールド電気コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3640343B2 (ja) * 2000-06-27 2005-04-20 山一電機株式会社 カードコネクタ
JP4376284B2 (ja) * 2007-10-05 2009-12-02 アルプス電気株式会社 電子機能カードおよびカードコネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013235842A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6097072B2 (ja) コネクタ
CN101359793B (zh) 具有可弹性变形连接检测装置的连接器
TWI434466B (zh) 連接器組合體
JP5066593B2 (ja) コネクタ
TWI513127B (zh) 附開關之同軸連接器
US7950965B2 (en) Electrical connector having passageways protected from contamination
TWI552450B (zh) 電連接器
US9362679B2 (en) Insulation body of a plug-in connector
US20130337685A1 (en) Electrical connector with detect function
US9954306B2 (en) Connector and connector device
TWI424627B (zh) 連接器
JP6084136B2 (ja) Usbレセプタクル
CN103427243A (zh) 电连接器
JP5568671B2 (ja) コネクタ装置
JP2012138383A (ja) コネクタ装置
CN104425947B (zh) 连接器
TWI575821B (zh) Usb插座
US20100120281A1 (en) Card connector capable of detecting card insertion
JP2012243676A (ja) コネクタ
JP2012243739A (ja) ゴム栓
JP2008146865A (ja) 接続感知機能付きレセプタクル及びその実装構造
JP6441714B2 (ja) 電気的接続装置
JP6281418B2 (ja) スイッチ付同軸コネクタ
JP5943692B2 (ja) 電線対基板コネクタ
CN108701924B (zh) 连接器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5568671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees