JP5568214B2 - 相変化材料を用いたmri傾斜コイルの熱伝達の強化 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的には磁気共鳴撮像(MRI)システムに関し、さらに詳細には、MRIシステムの傾斜コイルの冷却システム全体にわたる温度変動を最小限にし、コイル温度の低下に導くことに関する。本発明はさらに、MRIシステムの傾斜コイルに関する冷却システムのサイズ及び構成要素を最小限にすること、並びにMRIシステムの傾斜コイル内部の冷却剤に関するポンピング要件を低減させることに関する。
人体組織などの物質を均一な磁場(偏向磁場B)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モーメントはこの偏向磁場と整列しようとして、この周りをラーモアの特性周波数によってランダムな秩序で歳差運動することになる。この物質や組織に、x−y平面内にありラーモア周波数に近い周波数をもつ磁場(励起磁場B)がかけられると、正味の整列モーメント(すなわち、「縦磁化」)Mは、x−y平面内に来るように回転させられ(すなわち、「傾けられ(tipped)」)、正味の横方向磁気モーメントMが生成される。励起信号Bを停止させた後、励起したスピンにより信号が放出され、さらにこの信号を受信し処理して画像を形成することができる。
これらの信号を用いて画像を作成する際には、磁場傾斜(G、G及びG)が利用される。典型的には、撮像しようとする領域は、使用する具体的な位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させている一連の計測サイクルによりスキャンを受ける。結果として得られる受信NMR信号の組はディジタル化されかつ処理され、よく知られている多くの再構成技法のうちの1つを用いて画像が再構成される。
多くのMRシステムではその内部に冷却剤が流れている傾斜コイルを用いている。傾斜コイルからの熱並びに主要部品や遮蔽部品の両者からの熱を除去するためには、水または水とエチレングリコールの混合物、あるいは誘電性または非誘電性流体混合物を有する冷却剤を利用した冷凍機が用いられるのが典型的である。MRシステムのパワー要件が増大すると、熱設計の複雑性も同様に増大する。典型的には、MRシステムは大量の熱を発生させる可能性(15〜20kWとなる可能性)があり、また将来のデバイスでは100kW以上にまで増大することが予想される。さらに、MR傾斜コイルの冷却チャンネルを通って冷却剤が流れると、冷却剤の温度上昇はかなり大きくなる可能性があり、これによってMR傾斜コイル内にホットスポットを生じさせシステム動作性能を劣化させる可能性がある。冷却剤は一連のサブ回路全体に分配されるため、全フロー回路で部分的にフローが停滞することや、圧力不均一のためにフローの不均一が生じることがあり、これによって傾斜コイルの一部分が欠乏状態になると共に、さらに傾斜コイル内部にホットスポットを形成させることになる。MRシステム内の冷却要件の増大に対する一般的な解決法は、冷却回路をより多くすることか、傾斜コイル内部の流量を多くすることのいずれかである。いずれの解決法も追加的な設計の複雑性、圧力低下及び信頼度の懸念など冷却要件を増大させるような実用上の制約をもたらす可能性がある。
したがって、MR傾斜冷却システム全体にわたって大きな冷却容量を有しかつ均一圧力低下を有することが可能なシステム及び方法があることが望ましい。さらに、MR傾斜冷却システム全体にわたって冷却剤の温度を均一とすることが可能なシステム及び方法があることが望ましい。
本発明は、上述の欠点を克服したMRシステムを冷却するためのシステム及び方法を提供する。搬送流体の内部に相変化材料が設けられ、これらを組み合わせてMRシステムのMR傾斜コイルと熱的に接続させた冷却システム内を循環させている。
本発明の一態様では、MRI装置はMRI傾斜コイル及びMRI冷却システムを含む。MRI冷却システムはMRI傾斜コイルと熱的に接続されると共に、冷却回路を含んでいる。この冷却回路には冷凍機が接続されており、冷却回路全体にわたるように冷却剤をポンピングし冷却剤から熱を抽出するように冷凍機を構成している。冷却剤は、搬送流体と相変化材料の両者を含む。
本発明の別の態様では、MRI装置を製作する方法は、搬送流体及び相遷移材料を含む流体剤を提供する工程と、動作時にMRI傾斜コイル内部に発生した熱を該流体剤を介して抽出するために流体剤をMRI傾斜コイル内にポンピングする工程と、を含む。
本発明のさらに別の態様は、MRI装置向けの冷却システムを含む。本冷却システムは、MRI傾斜コイルと、MRI傾斜コイルの内部に位置決めされた冷却チャンネルと、冷却チャンネルの内部に位置決めされた冷却媒体と、を含む。この冷却媒体は液体搬送体及び中間相材料を含む。
本発明に関する別の様々な特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかとなろう。
図面では、本発明を実施するために目下のところ企図されている好ましい一実施形態を図示している。
図1を参照すると、本発明を組み込んでいる好ましい磁気共鳴撮像(MRI)システム10の主要コンポーネントを表している。このシステムの動作は、キーボードその他の入力デバイス13、制御パネル14及び表示画面16を含むオペレータコンソール12から制御を受けている。コンソール12は、オペレータが画像の作成及び表示画面16上への画像表示を制御できるようにする単独のコンピュータシステム20と、リンク18を介して連絡している。コンピュータシステム20は、バックプレーン20aを介して互いに連絡している多くのモジュールを含んでいる。これらのモジュールには、画像プロセッサモジュール22、CPUモジュール24、並びに当技術分野でフレームバッファとして知られている画像データアレイを記憶するためのメモリモジュール26が含まれる。コンピュータシステム20は、画像データ及びプログラムを記憶するためにディスク記憶装置28及びテープ駆動装置30とリンクしており、さらに高速シリアルリンク34を介して単独のシステム制御部32と連絡している。入力デバイス13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラックボール、タッチ作動スクリーン、光学読取り棒、音声制御器、あるいは同様な任意の入力デバイスや同等の入力デバイスを含むことができ、また入力デバイス13は対話式幾何学指定のために使用することができる。
システム制御部32は、バックプレーン32aにより互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュール36や、シリアルリンク40を介してオペレータコンソール12に接続させたパルス発生器モジュール38が含まれる。システム制御部32は、実行すべきスキャンシーケンスを指示するオペレータからのコマンドをこのリンク40を介して受け取っている。パルス発生器モジュール38は、各システムコンポーネントを動作させて所望のスキャンシーケンスを実行させ、発生させるRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生させている。パルス発生器モジュール38は、スキャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を指示するために1組の傾斜増幅器42と接続させている。パルス発生器モジュール38はさらに、生理学的収集制御器44から患者データを受け取ることができ、この生理学的収集制御器44は、患者に装着した電極からのECG信号など患者に接続した異なる多数のセンサからの信号を受け取っている。また最終的には、パルス発生器モジュール38はスキャン室インタフェース回路46と接続されており、スキャン室インタフェース回路46はさらに、患者及びマグネット系の状態に関連付けした様々なセンサからの信号を受け取っている。このスキャン室インタフェース回路46を介して、患者位置決めシステム48はスキャンのために患者を所望の位置に移動させるコマンドを受け取っている。
パルス発生器モジュール38が発生させる傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器を有する傾斜増幅器システム42に加えられる。各傾斜増幅器は、収集した信号の空間エンコードに使用する磁場傾斜を生成させるように全体を番号50で示す傾斜コイルアセンブリ内の物理的に対応する傾斜コイルを励起させている。傾斜磁場コイルアセンブリ50は、偏向マグネット54及び全身用RFコイル56を含むマグネットアセンブリ52の一部を形成している。システム制御部32内の送受信器モジュール58は、RF増幅器60により増幅を受けて送信/受信スイッチ62によりRFコイル56に結合されるようなパルスを発生させている。患者内の励起された原子核が放出して得られた信号は、同じRFコイル56により検知し、送信/受信スイッチ62を介して前置増幅器64に結合させることができる。増幅したMR信号は、送受信器58の受信器部分で復調され、フィルタ処理され、さらにディジタル化される。送信/受信スイッチ62は、パルス発生器モジュール38からの信号により制御し、送信モードではRF増幅器60をコイル56と電気的に接続させ、受信モードでは前置増幅器64をコイル56に接続させている。送信/受信スイッチ62によりさらに、送信モードと受信モードのいずれに関しても単独のRFコイル(例えば、表面コイル)を使用することが可能となる。
RFコイル56により取り込まれたMR信号は送受信器モジュール58によりディジタル化され、システム制御部32内のメモリモジュール66に転送される。未処理のk空間データのアレイをメモリモジュール66内に収集し終わると1回のスキャンが完了となる。この未処理のk空間データは、各画像を再構成させるように別々のk空間データアレイの形に配置し直しており、これらの各々は、データをフーリエ変換して画像データのアレイにするように動作するアレイプロセッサ68に入力される。この画像データはシリアルリンク34を介してコンピュータシステム20に送られ、コンピュータシステム20において画像データはディスク記憶装置28内などの記憶装置内に格納される。この画像データは、オペレータコンソール12から受け取ったコマンドに応じて、テープ駆動装置30上などの長期記憶内にアーカイブしたり、画像プロセッサ22によりさらに処理してオペレータコンソール12に伝達しディスプレイ16上に表示させたりすることができる。
傾斜コイルアセンブリ50は、所望の撮像域にわたって磁場を制御する役割をすると共に、傾斜増幅器42によって励起されて傾斜磁場を発生させる。傾斜コイルアセンブリ50は傾斜磁場を発生させると、MRシステムの過熱を回避するように消費させる必要があるような典型的には15〜20kWの熱を発生させる。傾斜コイルアセンブリ50全体にわたって一連の冷却サブ回路51を分布させており、これらは供給ライン72及び帰還ライン74を介して冷凍機70に取り付けられている。傾斜コイルアセンブリ50の通常動作時には、冷凍機70は冷却剤73を供給ライン72内にポンピングする。冷却剤73は冷却サブ回路51全体にわたって分布させており、また傾斜コイルアセンブリ50が発生させた熱は冷却剤73内に移転される。これによって冷却剤73は冷却剤73の熱容量に比例したある範囲まで温度上昇するのが典型的である。冷却サブ回路51は帰還ライン74を通じて傾斜コイルアセンブリ50に接続されている。冷却剤73は冷凍機70内部で冷却され、供給ライン72を通して連続的に再循環される。
傾斜コイルアセンブリ50に対する冷却は、相変化材料を使用することによって強化することができる。相変化材料は、固体から液体またこの逆方向に、並びに液体から気体またこの逆方向に変化する潜熱蓄積デバイスとして用いることができる。相変化材料はまた別に、中間相(interphase)材料や相遷移(phase transition)材料と呼ばれることもある。水、エチレングリコールあるいはこれらの混合物などの従来の熱蓄積材料と異なり、熱蓄積のためや熱伝達媒体として相変化材料を利用する場合、相変化材料の分子引力に打ち勝つようなエネルギーを外部から加え、これによって状態すなわち「相(phase)」を変化させる必要がある。材料が相変化を受けると、エネルギーは吸収するが等温状態のままである。
相変化材料の特性は、当技術分野において相変化が固体から液体またこの逆方向に変化する際の「融解潜熱」と呼ぶ値によって定量化される。この挙動を示し典型的には熱伝達目的で用いられる材料は通常、塩、ソーダ灰(soda ash)、酢酸ナトリウム及びパラフィンワックス(代表例を挙げている)である。液体から蒸気への相変化は、当技術分野で「気化潜熱」と呼ばれる値によって定量化される。この挙動を示し典型的には熱伝達目的で用いられる材料は通常、石けん、洗剤、並びにその基本構造がパラフィン鎖であるような別の化合物を含む。
図2は、本発明の一実施形態による冷却物質またはスラリー100を表している。冷却物質100は流体剤や冷却媒体と同等とすることができる。スラリー100は、搬送流体108全体にわたって分布させた材料101を備える。搬送流体108は、傾斜コイルアセンブリ50の最大動作温度を超える気化温度と、冷凍機70内で達成される最低温度未満の凝固温度と、を有するのが典型的である。冷却物質100によって吸収可能な熱量は、材料101の融解潜熱や気化潜熱をエネルギーの等温性の吸収に利用することができる。
図3は、本発明の一実施形態によりMR傾斜コイルを冷却するための材料の融解潜熱を例証しているスラリー100の一部分の詳細図である。スラリー100は、外側シェル104によってカプセル封入された相遷移材料または相変化材料102を含んでおり、これによってマイクロカプセル封入相変化材料(MEPCM)、あるいはマイクロカプセル封入球状体または小球が形成される。スラリー100はさらに、水、エチレングリコール、その他などの搬送流体108を含む。パラフィンワックスは相変化材料102に対する良好な媒体であることが分かっている。外側シェル104は典型的には、コアまたは相変化材料102をカプセル封入している薄いポリマーを含んでおり、直径106が概ね5〜25マイクロメートルの範囲にある。スラリー100は冷凍機70を用いることによって冷却サブ回路51全体にわたるように冷却剤73をポンピングし、これによって固体状態にある複数の相変化材料101が傾斜コイルアセンブリ50に伝達される。したがって外側シェル104は、破損して相変化材料102が搬送流体108に曝されることがないように長い寿命期間にわたるポンピングが可能な耐久性のある材料でなければならない。
相変化材料102は具体的な用途に合わせることができる。相変化材料として使用されるパラフィンワックスは例えば、傾斜コイルアセンブリ50の動作温度(典型的には、60°C〜150°Cの範囲)未満の融解温度(または、相変化温度)を達成するように選択されることがある。一例として80°Cのコイル温度では、所望の相変化は25〜70°Cの範囲域とし、傾斜コイルアセンブリ50と相変化材料102の間に相変化を生じさせるのに適した温度差を生じさせることができる。傾斜コイルアセンブリは−50°C〜+100°Cの範囲(ただし、これに限らない)の相変化温度を必要とすることがある。
同様に外側シェル104の材料(典型的には、ポリマー)は、予測される傾斜コイルアセンブリ50の最大動作温度であるいは該温度未満で融解しないように選択される。したがって外側シェル104は典型的には、傾斜コイルアセンブリ50を通過する循環中は固体のままであり、また固体相にあるか液体相にあるかによらず相変化材料102を包含することになる。したがって相変化材料102は、搬送流体108内部における凝集が防止される。さらに、窒化ほう素、グラファイトその他などの高伝導率の粉体をポリマーに追加することによって、外側シェル104を成す分厚いポリマー材料の熱伝導率を高めることができる。したがって例えば傾斜コイルアセンブリ50の冷却サブ回路51内におけるように、冷却回路全体にわたって材料101をポンピングすると、スラリー100は冷凍機70内部のポンピング機構に対する動作性能を劣化させることがない。
動作時には、図1にある傾斜コイルアセンブリ50の冷却サブ回路51全体にわたって図2の冷却剤73が流される。冷凍機70は冷却剤73を冷却し、これによって外側シェル104内部に包含された相変化材料102が相変化に進み、これによって各相変化材料101の相変化材料102が固化される。相変化材料102の相変化が完了した時点で、冷凍機70はさらに相変化材料102の相変化が生じる温度未満まで各相変化材料102を冷却する。
冷却剤73は、図1の冷却サブ回路51全体にわたるように冷凍機70によってポンピングを受けており、この冷凍機70は供給ライン72を通して冷却剤73を傾斜コイルアセンブリ50内に供給しており、また冷却剤73は冷却サブ回路51全体にわたるように導かれている。したがってコイルアセンブリ50内に発生した熱は、冷却剤73に移転される(冷却剤73内部の相変化材料102への移転も含む)。したがって外側シェル104内部の相変化材料102は相変化に進み、相変化材料102が完全に液体になる点である相変化材料102の融解潜熱に比例するエネルギー量が吸収されることになる。しかし典型的には完全に液体になる前に、材料101は帰還ライン74を通って傾斜コイルアセンブリ50から出されて、冷凍機70に戻されて冷却及び再固化を受ける。当業者であれば、冷却剤73内部の相変化材料102が完全に液体になりこのために冷却剤73が相変化材料102の相変化温度を超えて温度上昇した後に冷却剤73が傾斜コイルアセンブリ50から出されることがあることを理解されよう。したがって冷却傾斜コイルアセンブリ50は、傾斜コイルアセンブリ50を効率よく冷却するために材料の融解潜熱を利用できるようなエネルギー量を吸収する材料を用いて冷却を受ける。
本発明の別の実施形態では、材料101は、気化潜熱を利用して傾斜コイルアセンブリ50内部に発生したエネルギーを吸収するような、その内部に液体を有する水性乳剤を含むことがある。こうした材料は、再度図2を参照して搬送流体108内に分配された材料101とした液体を有する乳剤を含むことがある。乳剤(emulsion)とは第1の液体の小球が第2の液体(第1の液体とは混合しない)の内部に包含された状態の懸濁液である。典型的な一例は酢酸乳剤内における油であり、立てたまま放置されれば分離しているが、かき混ぜると(例えば、冷凍機アセンブリのポンプを通じてポンピングすると)乳化する。典型的な例にはさらに、石けん、洗剤、並びにその基本構造がパラフィン鎖であるような別の化合物が含まれる。
この実施形態では、スラリー100は、気化温度または相変化温度(すなわち、傾斜コイルアセンブリ50の動作温度未満の温度)を有するように選択された相遷移または相変化温度を有する第1の液体であるような材料101を含む。
動作時において、傾斜コイルアセンブリ50の冷却サブ回路51全体にわたるように図2の冷却剤73が流される。冷凍機70によって冷却剤73が冷却され、冷却剤73内部の材料101が相変化に進み、これによって搬送流体108内部の第1の液体が気化する。冷却剤73は冷凍機70によってシステム全体にわたってポンピングを受けており、冷凍機70は供給ライン72を通して冷却剤73を傾斜コイルアセンブリ50内に供給しており、またさらに冷却剤73は冷却サブ回路51全体にわたるように導かれている。したがってコイルアセンブリ50内に発生した熱は、冷却剤73並びにその内部の第1の乳化材料に移転される。したがって第1の乳化材料102は相変化に進み、第1の乳化材料102が完全に蒸気になる点である第1の乳化材料102の気化潜熱に比例するエネルギー量が吸収されることになる。しかし典型的には完全に蒸気になる前に、第1の乳化材料は帰還ライン74を通って傾斜コイルアセンブリ50から出されて、冷凍機70に戻るように供給されて冷却及び再液化を受ける。当業者であれば、相変化が完了する前に冷却剤73が傾斜コイルアセンブリ50から出されることがあり、また相変化材料101が完全に相変化した後に冷却剤73が傾斜コイルアセンブリ50から出されることがあることを理解されよう。したがって冷却傾斜コイルアセンブリ50は、傾斜コイルアセンブリ50を効率よく冷却するために材料の気化潜熱を利用できるようなエネルギー量を吸収する材料を用いて冷却を受ける。
MEPCMと乳剤のいずれかを備えた冷却剤73は、相変化を含む温度変化を経過すると、同様の温度変化を通じてその熱容量だけを利用する流体をはるかに超えるエネルギー量を吸収することになる。したがって、冷却サブ回路51はより小さく設計することや、また逆に通常の冷却剤の能力を超える追加的な冷却能力を有させることがある。冷却剤73が、冷却剤73の相変化中に傾斜コイルアセンブリ50を通過しまた冷却剤73の温度は実質的に一定のままであるため、ポンピング要件も同様にサブ回路51全体で実質的に一定のままである。最後に冷却剤73はサブ回路51全体で実質的に同じ温度のままであるため、傾斜コイルアセンブリ50はシステム動作性能を劣化させるホットスポットを生じることがない。
スラリー100を備えた冷却剤73は冷凍機70またはMRIシステム10の利用の合間に沈殿するか層状になり、これによってコイルアセンブリ50全体にわたるポンピングの前にかき混ぜる必要が生じることがある。冷凍機70は、冷却剤73を供給ライン72へのポンピング前にかき混ぜるために、超音波、圧電アクチュエータまたは別の振動式デバイスなどの混合機を含むことがある。混合機は、MEPCMと乳剤のいずれかを包含したスラリー100を、供給ライン72へのポンピング前に実質的に均一な粘稠度になるまで事前混合する。混合機は冷凍機70の内部に封入されることや、全体の冷却回路の一部として離れた箇所(図示せず)に配置させることができ、したがって壁面装着式とすることや冷凍機70から離れた箇所に配置させることもできる。
本発明の一実施形態は、傾斜コイル温度を最大許容動作限界未満に維持しながらMRシステム10の傾斜コイルアセンブリ50からの熱除去を増大するためのシステム及び方法を提供する。したがって、傾斜コイルアセンブリ50全体で均一な温度を維持し、ホットスポットを排除し、かつ冷却剤ポンピング要件を軽減させながら高パワー用途及び長スキャン時間を実現することができる。
したがって本発明の一実施形態では、MRI装置はMRI傾斜コイル及びMRI冷却システムを含む。MRI冷却システムはMRI傾斜コイルと熱的に接続されると共に、冷却回路を含んでいる。この冷却回路には冷凍機が接続されており、冷却回路全体にわたるように冷却剤をポンピングし冷却剤から熱を抽出するように冷凍機を構成している。冷却剤は、搬送流体と相変化材料の両者を含む。
本発明の別の実施形態は、搬送流体及び相遷移材料を含む流体剤を提供する工程と、動作時にMRI傾斜コイル内部に発生した熱を該流体剤を介して抽出するために流体剤をMRI傾斜コイル内にポンピングする工程と、を含む。
さらに別の本発明の実施形態は、MRI装置向けの冷却システムを含む。本冷却システムは、MRI傾斜コイルと、MRI傾斜コイルの内部に位置決めされた冷却チャンネルと、冷却チャンネルの内部に位置決めされた冷却媒体と、を含む。この冷却媒体は液体搬送体及び中間相材料を含む。
本発明を好ましい実施形態に関して記載してきたが、明示的に記述した以外に等価、代替及び修正が可能であり、これらも添付の特許請求の範囲の域内にあることを理解されたい。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明を組み入れたMR撮像システムのブロック概要図である。 本発明の一実施形態による冷却スラリーを表した概要図である。 本発明の一実施形態によるマイクロカプセル封入した相変化材料を表した概要図である。
符号の説明
10 磁気共鳴撮像(MRI)システム
12 オペレータコンソール
13 キーボードその他の入力デバイス
14 制御パネル
16 表示画面
18 リンク
20 単独のコンピュータシステム
20a バックプレーン
22 画像プロセッサモジュール
24 CPUモジュール
26 メモリモジュール
28 ディスク記憶装置
30 テープ駆動装置
32 単独のシステム制御部
32a バックプレーン
34 高速シリアルリンク
36 CPUモジュール
38 パルス発生器モジュール
40 シリアルリンク
42 傾斜増幅器組
44 生理学的収集制御器
46 スキャン室インタフェース回路
48 患者位置決めシステム
50 傾斜コイルアセンブリ
51 一連の冷却サブ回路
52 マグネットアセンブリ
54 偏向マグネット
56 全身用RFコイル
58 送受信器モジュール
60 RF増幅器
62 送信/受信スイッチ
64 前置増幅器
66 メモリモジュール
68 アレイプロセッサ
70 冷凍機
72 供給ライン
73 冷却剤
74 帰還ライン
100 冷却物質、スラリー
101 材料
102 相遷移材料、相変化材料
104 外側シェル
106 直径
108 搬送流体

Claims (9)

  1. MRI傾斜コイル(50)と、
    前記MRI傾斜コイル(50)と熱的に接続させたMRI冷却システムと、を備えたMRI装置を含むMRIシステム(10)であって、該MRI冷却システムは
    冷却回路(51)と、
    相変化材料(102)及び、ある量の相変化材料(102)を囲繞するポリマー被膜(104)を有する複数のマイクロカプセル封入球状体(101)と、搬送流体(108)とを備えた冷却剤(73)と、
    を備え、
    前記MRIシステム(10)がさらに、
    前記冷却剤(73)が、供給ライン(72)を通して前記冷却回路(51)に供給され、帰還ライン(74)を通って前記冷却回路(51)から出るように、前記冷却剤(73)をポンピングし該冷却剤(73)から熱を抽出するように構成した冷凍機(70)と、
    前記冷却剤(73)が前記供給ライン(72)に供給される前に、前記冷却剤(73)を混合する混合機と、
    を含み、
    MRI装置の動作中に前記ポリマー被膜(104)は、固体状態にあり、前記相変化材料(102)が相変化可能である、MRIシステム(10)。
  2. 前記搬送流体(108)は水及びエチレングリコールからなるスラリー(100)である、請求項1に記載のMRIシステム(10)。
  3. 前記スラリー(100)のインレット温度とアウトレット温度は実質的に等しい、請求項2に記載のMRIシステム(10)。
  4. 前記スラリー(100)は水性乳剤である、請求項2に記載のMRIシステム(10)。
  5. 前記相変化材料(102)は前記MRI傾斜コイル(50)の動作温度未満の気化温度を有する、請求項4に記載のMRIシステム(10)。
  6. 前記ポリマー被膜(104)はその内部に熱伝導性材料を埋め込んで備える、請求項1乃至5のいずれかに記載のMRIシステム(10)。
  7. 前記熱伝導性材料は窒化ほう素とグラファイトのうちの一方である、請求項6に記載のMRI装置(10)。
  8. 前記相変化材料(102)はワックスである、請求項1乃至7のいずれかに記載のMRIシステム(10)。
  9. 前記相変化材料(102)は−20℃〜100℃の相変化温度を有し、
    前記相変化材料(102)は前記MRI傾斜コイル(50)の動作温度未満の相変化温度を有する、請求項1乃至8のいずれかに記載のMRIシステム(10)。
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