JP5566869B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の情報処理機能を有する画像処理装置に関するものである。
近年、省資源の観点から複数枚に亘る原稿画像を1枚の記録媒体に縮小レイアウトして印刷する、いわゆるマルチページ印刷機能を備える画像形成装置が流通している。このようなマルチページ印刷機能を用いて出力された印刷物から各原稿画像に対応する画像データを得ることを目的として、例えば、特許文献1には、縮小印刷された各原稿画像に対応する画像データを複数枚の記録媒体に分散させて出力させることができる画像形成装置について記載がなされている。
特開2005−012621号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像形成装置は、マルチページ印刷機能を用いて出力された印刷物上の縮小された各原稿画像をそのままの縮小サイズで分割して画像データとしてメモリ等の記録装置に出力する方式であるため、縮小された原稿画像のサイズはそのままである。
したがって、上記特許文献1に記載の画像形成装置では、例えば、読取原稿上の原稿画像をスキャナ等の画像読取部でスキャンして生成した画像データを特定の相手先にファックス送信した場合(以下、当該機能をScan to FAX機能と称する)、受信結果として得られた記録媒体上の縮小された文字が潰れてしまい、判読し難くなるといった不具合が発生することがあった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、マルチ印刷機能を用いて出力された印刷物上の縮小された各原稿画像を分割して得られた画像データを送信したとしても、相手側にとって判読し易い受信結果を得ることが可能な画像処理装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、原稿上の画像を読み取り、当該画像に基づく画像データを生成する画像読取部と、前記画像読取部により生成された前記原稿1ページ分の前記画像データを所定の数に分割する分割数と前記画像データに基づき作成される出力画像データの出力解像度との入力指定を受付ける入力部と、前記入力部を介して受付けた前記分割数に基づき前記原稿1ページ分の前記画像データを分割して分割画像データを作成する分割処理部と、前記入力部を介して入力指定を受付けた前記分割数、及び前記出力画像データの出力解像度に基づき読取解像度を算出する制御部と、前記分割画像データを出力画像データとして出力するデータ出力部とを備え、前記制御部は前記画像読取部を制御し、算出した前記読取解像度をもって前記原稿上の画像の読み取りを行わせることを特徴とする。
本発明によれば、マルチ印刷機能を用いて出力された印刷物上の縮小された各原稿画像を分割して得られた画像データを送信したとしても、相手側にとって判読し易い受信結果を得ることが可能な画像処理装置を提供することができる。
MFPの機能構成を説明するための機能ブロック図である。 実施形態にかかる処理のメインフローを説明するフローチャートである。 図2のステップS100における読取準備処理を説明するフローチャートである。 FAXプロパティ設定画面の一例を説明する図である。 図3のステップS110における解像度・割付指定処理を説明するフローチャートである。 解像度設定画面の一例を説明する図である。 原稿レイアウト設定画面の一例を説明する図である。 割付順序設定画面の一例を説明する図である。 図3のステップS150における宛先指定処理を説明するフローチャートである。 送信先設定画面の一例を説明する図である。 図2のステップS200における画像読取部110によるスキャン処理を説明するフローチャートである。 図2のステップS300におけるデータ変換部140による画像変換処理を説明するフローチャートである。 図2のステップS400におけるデータ送信部150による送信処理を説明するフローチャートである。 MFPの機能構成を説明するための機能ブロック図である。 実施形態にかかる処理のメインフローを説明するフローチャートである。 図15のステップS500における読取準備処理を説明するフローチャートである。 図16のステップS510における解像度・割付指定処理を説明するフローチャートである。 図15のステップS600におけるデータ変換部140’による画像変換処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の説明においては、本発明にかかる画像処理装置の好適な一例として、多機能周辺装置(Multi Function Peripheral:MFP)600について説明する。MFP600は、画像読取部で読み取った原稿画像に基づく画像データを生成し、当該画像データをFAX送信(Scan to FAX)、電子メール送信(Scan to E−mail)、又はUSB(Universal Serial Bus)等の移動性記憶媒体に格納させること(Scan to USB memory)が可能な多機能周辺装置である。なお、本発明の説明においては、MFP600で読み取らせる読取原稿上に形成された画像を原稿画像と称して説明する。
図1は、第1の実施形態にかかるMFP600の機能構成を説明するための機能ブロック図である。
MFP600は、画像読取部110と、入力部としての操作パネル120と、制御部130と、データ変換部140と、データ送信部150と、読取データ格納部210と、送信データ格納部220とを備える。
画像読取部110は、少なくとも、原稿に光を照射する光源と原稿により反射された光を集光するレンズとレンズで集光された光を光電変換し原稿画像に応じた電圧を発生する、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子とを備える図示せぬ読取センサと、当該読取センサによる原稿画像の読取位置に原稿を自動給送する図示せぬADF(Auto Document Feeder)と、ADFに対する原稿の有無を検知し、検知結果に基づくON/OFF信号を出力するADFスイッチ115と、を備える。
画像読取部110は、ADFスイッチ115から出力されるON/OFF信号を制御部130に通知し、制御部130からの読取指示に基づきADFに積載された読取原稿上の原稿画像を原稿1枚ずつ読取センサでスキャンさせる。そして、画像読取部110は、生成した画像データを読取データ格納部210に格納させる。また、画像読取部110は、全ての原稿画像のスキャンが終了するとこれを制御部130に通知する。
操作パネル120は、例えば、液晶ディスプレイ等の情報表示手段を備え、ユーザとMFP600との間で必要な情報のやり取りを仲介する。具体的には、操作パネル120は、制御部130から通知されたユーザ宛の情報を情報表示手段に表示するとともに、情報表示手段に一体となって設置されているタッチパネル、又は情報表示手段の近傍に設置されている操作ボタン等の情報入力手段を介してユーザにより入力された情報を制御部130に出力する。
制御部130は、例えば、各種演算を行うCPU(Central Processing Unit)や、CPUにより一時メモリ131として利用される揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)や、種々の制御プログラムを格納する不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)等を備え、CPUがROMに格納された種々の制御プログラムを実行することにより、MFP600を統括的に制御する。
一時メモリ131は、操作パネル120を介してユーザにより指定された情報、本実施形態においては、後述するFAXの送信解像度情報(以下、単に送信解像度情報と称することがある)、読取原稿割付情報、又はFAX送信先情報等を一時的に格納する。
制御部130には、画像読取部110からのADFスイッチ115のON/OFF信号、又は画像読取完了が通知される。また、制御部130は、画像読取部110に対して指定する解像度での原稿画像のスキャンを指示する。
また、制御部130は、後述する図6、図7、図8、及び図10等のメニュー項目に記載されるFAXの送信解像度や、FAX送信先の設定画面の表示指示を操作パネル120に出力する。また、制御部130は、ユーザにより操作パネル120を介して入力された送信解像度情報、読取原稿割付情報、FAX送信先情報、又は読取開始ボタン押下による読取開始指示を取得する。さらに、制御部130は、読取原稿割付情報、データ変換開始指示、及び送信解像度情報をデータ変換部140に出力するとともに、データ変換部140からデータ変換終了の通知を受ける。また、制御部130は、FAX送信先情報であるFAX送信番号をデータ送信部150に出力するとともに、送信データ格納部220から送信画像データを読み出し、読み出した送信画像データをデータ送信部150に転送する。
データ変換部140は分割処理部141を備える。データ変換部140は、読取原稿割付情報、データ変換開始指示、及び送信解像度情報を制御部130から取得する。また、データ変換部140は、読取データ格納部210から画像データを読み出し、分割処理部141に渡す。そして、データ変換部140は、分割処理部141による変換処理後の画像データを送信画像データとして送信データ格納部220に格納させ、その旨を制御部130に通知する。
分割処理部141はデータ変換部140から渡された画像データを、取得した読取原稿割付情報に基づき分割し、分割した画像データに同じく取得した送信解像度情報を付加して送信画像データを生成し、当該送信画像データをデータ変換部140に返す。具体的に、分割処理部141は、例えば、4UPの場合、画像データを横に2等分、縦に2等分して分割する。なお、分割処理部141は、各場合における画像データの分割方法について予め記憶している。
データ送信部150は、FAX送信先情報と送信画像データとを取得し、FAX送信先に送信画像データを送信する。
読取データ格納部210は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体を備え、画像読取部110が生成した原稿画像に基づく画像データを格納する。
送信データ格納部220は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体を備え、データ変換部140が変換して出力した送信画像データを格納する。
次に、上記構成を備えたMFP600による処理の流れについて図2を用いて説明する。図2に示す動作は本実施形態にかかる処理のメインフローであり、まず、当該メインフローについて説明し、次いで、図2に示す各ステップについて詳細に説明する。
まず、ステップS100において、制御部130は、読取準備処理を実行し、操作パネル120を介して入力されたユーザが目的とする機能を取得する。本実施形態においては、ユーザにより入力された機能の一例としてScan to FAXについて説明する。なお、このとき、ユーザはFAXの送信解像度情報、読取原稿割付情報、及びFAX送信先情報を設定する。
次に、制御部130は画像読取部110を制御して読取原稿上の原稿画像のスキャンを実行させる(ステップS200)。
画像読取部110により画像データが生成されると、データ変換部140は画像変換処理を実行する(ステップS300)。ここでは、データ変換部140の分割処理部141は、取得した画像データを読取原稿割付情報に基づき分割する。ここで、分割された画像データは、ユーザ指定の送信解像度となる。
最後に、データ送信部150は、送信処理を実行し、FAX送信先に送信画像データを送信して(ステップS400)、一連の処理を終了する。
次に、図2のメインフローの各ステップについて説明する。図3は、図2のステップS100における読取準備処理を説明するフローチャートである。読取準備処理は、制御部130により操作パネル120を介して実行される。
まず、画像読取部110によりADFスイッチ115からのON信号が通知されるか(ステップS101 Yes)、又は操作パネル120を介して[FAX]ボタンが押下されたことを表す押下信号が入力されると(ステップS102 Yes)、制御部130は、操作パネル120に対して図4に示すFAXプロパティ設定画面700を表示するように指示を出力する。
操作パネル120がFAXプロパティ設定画面700を表示し(ステップS103)、ユーザにより、[送信解像度・割付指定]ボタンB11が押下されると(ステップS104 [送信解像度・割付指定])、制御部130は解像度・割付指定処理を実行する(ステップS110)。
ステップS110における解像度・割付指定処理の終了後、制御部130は、一時メモリ131を確認してFAX送信先がまだ指定されていないときには(ステップS105 宛先取得済 No)、宛先指定処理を実行する(ステップS150)。そして、ステップS150における宛先指定処理の終了後、再度一時メモリ131を確認して送信解像度・割付情報指定が正しく取得できていない場合には(ステップS106 解像度・割付指定取得済? No)、ステップS110における解像度・割付指定処理を再度実行する。
一方、ユーザにより、[宛先指定]ボタンB12が押下されると(ステップS104 宛先指定)、制御部130は宛先指定処理を実行する(ステップS150)。
ステップS150における宛先指定処理の終了後、制御部130は、一時メモリ131を確認してFAXの送信解像度・割付指定処理がなされていないときには(ステップS106 解像度・割付指定取得済? No)、解像度・割付指定処理を実行する(ステップS110)。そして、ステップS110における解像度・割付指定処理の終了後、再度一時メモリ131を確認してFAX送信先が正しく取得できていない場合には(ステップS105 宛先取得済? No)、ステップS150における宛先指定処理を再度実行する。
図5は、図3のステップS110における解像度・割付指定処理を説明するフローチャートである。解像度・割付指定処理は、制御部130により操作パネル120を介して実行される。
図3のステップS104において、ユーザにより解像度・割付指定処理が選択されると(ステップS104 [解像度・割付指定]、制御部130は、操作パネル120に対して図6に示す解像度設定画面710を表示するように指示を出力する。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、解像度設定画面710を表示する(ステップS111)。
解像度設定画面710は、図6の一例に示すように、ユーザがFAX送信先に対して送信する画像データの解像度である送信解像度の選択を受付ける解像度指定ボタン、[72dpi]ボタンB5、[150dpi]ボタンB6、[300dpi]ボタンB7、[600dpi]ボタンB8と、ユーザによる送信解像度の指定確定の入力を受付ける[設定]ボタンB9とを備える。例えば、ユーザは、300dpiの解像度をもってFAX送信先に画像データを送信したい場合には、300dpiの解像度を表す[300dpi]ボタンB7を押下後、[設定]ボタンB9を押下することで、送信解像度の指定を確定させる。
操作パネル120に表示された解像度設定画面710において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS112 設定)、制御部130は、ユーザにより指定された72dpi、150dpi、300dpi、又は600dpiの何れかの送信解像度を一時メモリ131に格納させる(ステップS113)。そして、制御部130は、図7に示す原稿レイアウト設定画面720を表示するよう指示を与える。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、原稿レイアウト設定画面720を表示する(ステップS114)。
原稿レイアウト設定画面720は、読取原稿のレイアウトに従い、ユーザにより選択される領域A1、及び領域A2を備え、領域A1には、[片面]ボタンB10、[両面]ボタンB11が、領域A2には、[1UP]ボタンB12、[2UP]ボタンB13、[4UP]ボタンB14がそれぞれ形成されている。例えば、ユーザは、両面に4UPで割り付けられた読取原稿をScan to FAXで送信させる場合、領域A1から[両面]ボタンB11を押下後、領域A2から[4UP]ボタンB14を押下し、最後に[設定]ボタンB9を押下することで、読取原稿のレイアウトの選択を確定させる。
操作パネル120に表示された原稿レイアウト設定画面720において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS115 [設定])、制御部130は、読取原稿における片面/両面の指定と割付ページ数を一時メモリ131に格納させる(ステップS116)。そして、制御部130は、図8に示す割付順序設定画面730を表示するよう指示を与える。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、割付順序設定画面730を表示する(ステップS117)。
割付順序設定画面730は、原稿レイアウト設定画面720を介してユーザにより入力された読取画面における片面/両面の指定と割付ページ数に基づき表示される設定画面であり、原稿の割付領域を表すボタンB15、ボタンB16、ボタンB17、ボタンB18、ボタンB19、ボタンB20、ボタンB21、及びボタンB22を備える。ユーザは、操作パネル120に表示された原稿の割付領域を表すボタンB15〜B22を、領域の順序に従って押下する。図8は、前出の図7で示した原稿レイアウト設定画面720において、ユーザにより両面の指定と割付ページ数4が指定された場合に表示される割付順序設定画面の一例を示す図であり、読取原稿のオモテ面がボタンB15、ボタンB17、ボタンB16、ボタンB18で表される領域の順に割り付けられている読取原稿がボタンB16で表される領域まで指定された例である。ユーザは、同様にウラ面に対してもボタンB19〜B22で表される領域を押下し、最後に[設定]ボタンB9を押下することで、割付順序の選択を確定させる。
操作パネル120に表示された割付順序設定画面730において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS118 [設定])、制御部130は、読取原稿における割付順序を一時メモリ131に格納させる(ステップS119)。
そして、ステップS120において、制御部130は、画像読取部110による読取解像度を算出する。具体的には、制御部130は、
(読取解像度)=(送信解像度)×√(割付ページ数)
の式を用いて読取解像度を算出する。
例えば、制御部130は、300dpiの解像度で4UPの原稿をFAX送信させる場合には、
(読取解像度)=300(dpi)×√4=600dpi
と算出する。
このようにして算出された読取解像度は、制御部130により一時メモリ131に格納される(ステップS125)。
ところで、ステップS112、ステップS115、又はステップS118において、ユーザにより[キャンセル]ボタンB10が押されると、制御部130による処理は、図3のステップS103に戻り、制御部130は操作パネル120に対してFAXプロパティ設定画面700を表示するように指示を出力し、制御部130からの表示指示を受けた操作パネル120は、FAXプロパティ設定画面700を表示する。
次に、図3のステップS150における宛先指定処理について図9のフローチャートを用いて説明する。宛先指定処理は、制御部130により操作パネル120を介して実行される。
図3のステップS104において、ユーザにより宛先指定処理が選択されると(ステップS104 [宛先指定])、制御部130は、制御パネル120に対して図10に示す送信先設定画面740を表示するように指示を出力する。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、送信先設定画面740を表示する(ステップS151)。
送信先設定画面740は、図10の一例に示すように、既にアドレス帳に登録されている送信先の選択を受付ける送信先指定ボタンB23、ボタンB24、ボタン25と、送信先のFAX番号の直接入力を受付ける[番号を直接入力する]ボタン26とを備える。ユーザは、既にアドレス帳に登録されている送信先を送信先指定ボタンB23、ボタン24、ボタン25の何れかから選択して押下するか、又は[番号を直接入力する]ボタン26を押下後、別途図示せぬ数字入力ボタンを用いて送信先のFAX番号を直接入力し、[設定]ボタンB9を押下することにより、送信先を確定させる。
操作パネル120に表示された送信先設定画面740において、[設定]ボタン9の押下信号が入力されると(ステップS152 Yes)、制御部130は、ユーザにより選択・設定された送信先の送信先番号を一時メモリ131に格納させる(ステップS153)。
次に、図2のステップS200における画像読取部110によるスキャン処理について図11のフローチャートを用いて説明する。スキャン処理は、制御部130が画像読取部110を制御することにより実行する。
まず、画像読取部110によりADFスイッチ115からのON信号が通知され(ステップS201 Yes)、かつ、操作パネル120を介して図示せぬ[Start]ボタンが押下されたことを表す押下信号が入力されると(ステップS202 Yes)、制御部130は、前出の図5のステップS116において一時メモリ131に格納済みの片面/両面の指定、及び図5のステップS125において一時メモリ131に格納済みの読取解像度に基づき、画像読取部110に対してスキャン開始指示を出力する(ステップS203)。
画像読取部110は、ADFスイッチ115からOFF信号が出力されるまでの間、読取原稿を1枚ずつスキャンするとともに(ステップS204)、生成した原稿画像に基づく画像データを読取データ格納部210に格納させる(ステップS205)。
全ての読取原稿のスキャンが終了し、ADFスイッチ115からOFF信号が出力されると、画像読取部110は、制御部130に対してスキャン終了を通知し(ステップS206)、読取処理を終了する。
次に、図2のステップS300におけるデータ変換部140による画像変換処理について図12のフローチャートを用いて説明する。画像変換処理は、制御部130がデータ変換部140を制御することにより実行する。
データ変換部140は、制御部130から図5のステップS116において格納された割付ページ数、及び同図のステップS119において格納された割付順序の通知を受けると(ステップS302)、画像変換処理を実行する。
データ変換部140は、読取データ格納部210に画像データが存在する間、読取原稿1ページ分の画像データを読み出し(ステップS303)、該画像データを分割処理部141に渡す。
分割処理部141は、制御部130から通知された割付順序に従って画像データを分割する(ステップS304)。
そして、分割処理部141は、ステップS304において分割した各画像データに送信解像度情報を付加し、送信画像データとして順次送信データ格納部220に格納させる(ステップS305)。
読取データ格納部210に格納された画像データが全て読み出され、分割の処理が終了すると、データ変換部140は制御部130に分割終了を通知する(ステップS306)。
最後に、図2のステップS400におけるデータ送信部150による送信処理について図13のフローチャートを用いて説明する。送信処理は、制御部130がデータ送信部150を制御することにより実行する。
まず、制御部130は、図9のステップS153において一時メモリ131に格納された送信先番号をデータ送信部150に通知する(ステップS402)。
分割処理部140により格納された送信画像データが送信データ格納部220に存在する間、制御部130は、送信画像データを読み出し(ステップS403)、データ送信部150に転送する(ステップS404)。
送信データ格納部220に格納された送信画像データの読み出し、転送が終了し、データ送信部150による送信処理が全て終了すると(ステップS405)、制御部130は一時メモリ131をクリアし(ステップS406)、一連の処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態によれば、マルチページで印刷された原稿画像に基づく画像データを、送信者であるユーザが設定した解像度の画像として1ページずつに分割し、受信者である相手側にとって判読し易い画像データに変換して送信することができる。
具体的に、ユーザが送信解像度を300dpiに指定し、4UPの原稿を600dpiで読み取った場合の、4分割後の画像データ(1ページ分の画像データ)のデータサイズと、1UPの原稿を300dpiで読み取った画像データのデータサイズと、は等しくなる。
また、送信画像データには、送信解像度情報が付加されている。このため、画像データに基づいて用紙に印刷を行う画像形成装置は、送信画像データを受信すると、送信解像度情報と送信画像データとに基づいて、読み取り原稿と同じ用紙サイズの原稿に、ユーザが指定した送信解像度で、画像データを印刷することが可能になる。
具体的に、ユーザがA4サイズ、4UPの原稿を読み取らせる際に、送信解像度300dpiとして指定した場合を考える。画像形成装置は、4分割後の1ページ分の画像データと、送信解像度情報300dpiに基づいて、A4サイズの用紙にユーザの指定した300dpiの解像度で、1ページ分の画像が形成される。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態において説明した、分割された画像データの解像度を調整する解像度調整部を備える形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一な箇所については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14は、第2の実施形態にかかるMFP600’の機能構成を説明するための機能ブロック図である。
MFP600’は、画像読取部110と、入力部としての操作パネル120と、制御部130と、データ変換部140’と、データ送信部150と、読取データ格納部210と、送信データ格納部220とを備える。
制御部130は、例えば、各種演算を行うCPUや、CPUにより一時メモリ131として利用される揮発性メモリであるRAMや、種々の制御プログラムを格納する不揮発性メモリであるROM等を備え、CPUがROMに格納された種々の制御プログラムを実行することにより、MFP600’を統括的に制御する。
一時メモリ131は、操作パネル120を介してユーザにより指定された情報、本実施形態においては、FAXの送信解像度情報(以下、単に送信解像度情報と称することがある)、読取原稿割付情報、又はFAX送信先情報等を一時的に格納する。
制御部130には、画像読取部110からのADFスイッチ115のON/OFF信号、又は画像読取完了が通知される。また、制御部130は、画像読取部110に対して指定する解像度での原稿画像のスキャンを指示する。
また、制御部130は、図6、図7、図8、及び図10等のメニュー項目に記載されるFAXの送信解像度や、FAX送信先の設定画面の表示指示を操作パネル120に出力する。また、制御部130は、ユーザが操作パネル120を介してユーザにより入力されたFAXの送信解像度情報、読取原稿割付情報、FAX送信先情報、又は読取開始ボタン押下による読取開始指示を取得する。さらに、制御部130は、読取原稿割付情報、FAXの送信解像度情報、画像読取部110が原稿画像のスキャンに適用した読取解像度、及びデータ変換開始指示をデータ変換部140に出力するとともに、データ変換部140からデータ変換終了の通知を受ける。また、制御部130は、FAX送信先情報であるFAX送信番号をデータ送信部150に出力するとともに、送信データ格納部220から送信画像データを読み出し、読み出した送信画像データをデータ送信部150に転送する。
データ変換部140’は分割処理部141と、解像度調整部142とを備える。データ変換部140’は、読取原稿割付情報、FAXの送信解像度情報、及び読取解像度を含むデータ変換開始指示を制御部130から取得する。また、データ変換部140’は、読取データ格納部210から画像データを読み出し、分割処理部141に渡す。そして、データ変換部140’は、分割処理部141による変換処理後の画像データを送信画像データとして送信データ格納部220に格納させ、その旨を制御部130に通知する。
分割処理部141は、データ変換部140から渡された画像データを取得した読取原稿割付情報に基づき分割し、調整前送信画像データを生成する。
解像度調整部142は、分割処理部141が生成した調整前送信画像データの解像度とユーザ指定のFAXの送信解像度とを比較し、FAXの送信解像度の方が小さい場合には、調整前送信画像データの解像度を調整する。すなわち、解像度調整部142は、分割処理部141が生成した調整前送信画像データの解像度がFAXの送信解像度と同一となるように調整し、調整後の画像データをデータ変換部140に渡す。そして、データ変換部140’は、分割処理部141、並びに解像度調整部142による変換処理後の画像データに取得した送信解像度情報を付加し、送信画像データとして送信データ格納部220に格納させ、この旨を制御部130に通知する。ここで、解像度調整部142は、調整前送信画像データに対して間引き処理を行うことにより、FAXの送信解像度と同一となるように調整を行う。なお、間引き処理としては、例えば、ダウンサンプリング法等の公知の方法を用いることができる。
次に、上記構成を備えたMFP600’による処理の流れについて図15を用いて説明する。図15に示す動作は本実施形態にかかる処理のメインフローであり、まず、当該メインフローについて説明し、次いで、図15に示す各ステップについて第1の実施形態と異なる箇所について詳細に説明する。
まず、ステップS500において、制御部130は、読取準備処理を実行し、操作パネル120を入力されたユーザが目的とする機能を取得する。本実施形態においては、ユーザにより入力された機能の一例としてScan to FAXについて説明する。なお、このとき、ユーザはFAXの送信解像度情報、読取原稿割付情報、及びFAX送信先情報を設定する。
次に、制御部130は画像読取部110を制御して読取原稿上の原稿画像のスキャンを実行させる(ステップS200)。
画像読取部110により画像データが生成されると、データ変換部140’は画像変換処理を実行する(ステップS600)。ここでは、データ変換部140’は、取得した画像データを読取原稿割付情報に基づき分割し、ユーザ指定のFAXの送信解像度に調整する。
最後に、データ送信部150は、送信処理を実行し、FAX送信先に送信画像データを送信して(ステップS400)、一連の処理を終了する。
次に、図15のメインフローの各ステップについて説明する。図16は、図15のステップS500における読取準備処理を説明するフローチャートである。読取準備処理は、制御部130により操作パネル120を介して実行される。
まず、画像読取部110によりADFスイッチ115からのON信号が通知されるか(ステップS501 Yes)、又は操作パネル120を介して[FAX]ボタンが押下されたことを表す押下信号が入力されると(ステップS502 Yes)、制御部130は、操作パネル120に対して図4に示すFAXプロパティ設定画面700を表示するように指示を出力する。
操作パネル120がFAXプロパティ設定画面700を表示し(ステップS503)、ユーザにより、[送信解像度・割付指定]ボタンB11が押下されると(ステップS504 [送信解像度・割付指定])、制御部130は解像度・割付指定処理を実行する(ステップS510)。
ステップS510における解像度・割付指定処理の終了後、制御部130は、一時メモリ131を確認してFAX送信先がまだ指定されていないときには(ステップS505 宛先取得済 No)、宛先指定処理を実行する(ステップS150)。そして、ステップS150における宛先指定処理の終了後、再度一時メモリ131を確認して送信解像度・割付指定が正しく取得できていない場合には(ステップS506 解像度・割付指定取得済? No)、ステップS510における解像度・割付指定処理を再度実行する。
一方、ユーザにより、[宛先指定]ボタンB12が押下されると(ステップS504 宛先指定)、制御部130は宛先指定処理を実行する(ステップS150)。
ステップS150における宛先指定処理の終了後、制御部130は、一時メモリ131を確認してFAXの送信解像度・割付指定処理がなされていないときには(ステップS506 解像度・割付指定取得済? No)、解像度・割付情報指定処理を実行する(ステップS510)。そして、ステップS510における解像度・割付指定処理の終了後、再度一時メモリ131を確認してFAX送信先が正しく取得できていない場合には(ステップS505 宛先取得済? N)、ステップS150における宛先指定処理を再度実行する。
図17は、図16のステップS510における解像度・割付指定処理を説明するフローチャートである。解像度・割付指定処理は、制御部130により操作パネル120を介して実行される。
図16のステップS504において、ユーザにより解像度・割付指定処理が選択されると(ステップS504 [送信解像度・割付指定]、制御部130は、操作パネル120に対して図6に示す解像度設定画面710を表示するように指示を出力する。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、解像度設定画面710を表示する(ステップS511)。
操作パネル120に表示された解像度設定画面710において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS512 設定)、制御部130は、ユーザにより指定された72dpi、150dpi、300dpi、又は600dpiの何れかの送信解像度を一時メモリ131に格納させる(ステップS513)。そして、制御部130は、図7に示す原稿レイアウト設定画面720を表示するよう指示を与える。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、原稿レイアウト設定画面720を表示する(ステップS514)。
操作パネル120に表示された原稿レイアウト設定画面720において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS515 [設定])、制御部130は、読取原稿における片面/両面の指定と割付ページ数を一時メモリ131に格納させる(ステップS516)。そして、制御部130は、図8に示す割付順序設定画面730を表示するよう指示を与える。
制御部130からの表示指示を受けると、操作パネル120は、割付順序設定画面730を表示する(ステップS517)。
操作パネル120に表示された割付順序設定画面730において、[設定]ボタンB9の押下信号が入力されると(ステップS518 [設定])、制御部130は、読取原稿における割付順序を一時メモリ131に格納させる(ステップS519)。
そして、ステップS520において、制御部130は、画像読取部110による読取解像度を算出する。具体的には、制御部130は、
(読取解像度)=(送信解像度)×√(割付ページ数)
の式を用いて読取解像度を算出する。
例えば、制御部130は、300dpiの解像度で2UPの原稿をFAX送信させる場合には、
(読取解像度)=300(dpi)×√2=421dpi
と算出する。
次に、制御部130は、算出された上記読取解像度でのスキャンがMFP600’で可能か否かを判断する。
前出の図6で示した例においては、MFP600’でスキャン可能な読取解像度は、72dpi、150dpi、300dpi、又は600dpiの何れかである。したがって、MFP600’による421dpiの解像度でのスキャンはできない(ステップS521 N)。この場合、制御部130は、算出された上記読取解像度よりも大きい値の読取解像度の中で最小の値を有する解像度を読取解像度と設定する(ステップS522)。本実施形態においては、制御部130は600dpiを読取解像度と設定する。
このようにして設定された読取解像度は、制御部130により一時メモリ131に格納される(ステップS525)。
ところで、ステップS512、ステップS515、又はステップS518において、ユーザにより[キャンセル]ボタンB10が押されると、制御部130による処理は、図16のステップS503に戻り、制御部130は操作パネル120に対してFAXプロパティ設定画面700を表示するように指示を出力し、制御部130からの表示指示を受けた操作パネル120は、FAXプロパティ設定画面700を表示する。
図15のステップS200における画像読取部110による読取処理については、第1の実施形態と同一な処理であるため、ここでの説明は省略する。
次に、図15のステップS600におけるデータ変換部140’による画像変換処理について図18のフローチャートを用いて説明する。画像変換処理は、制御部130がデータ変換部140’を制御することにより実行する。
データ変換部140’は、制御部130から図17のステップS516において格納された割付ページ数、同図のステップS519において格納された割付順序、同図のステップS525において格納された読取解像度の通知を受けると(ステップS602)、画像変換処理を実行する。
データ変換部140’は、読取データ格納部210に画像データが存在する間、読取原稿1ページ分の画像データを読み出し(ステップS603)、該画像データを分割処理部141に渡す。
分割処理部141は、制御部130から通知された割付順序に従って画像データを分割する(ステップS604)。
ここで、データ変換部140’は、分割後の画像データ、即ち、調整前送信画像データの解像度を算出する(ステップS605)。読取解像度をもってスキャンした原稿画像をN枚に分割処理した調整前送信画像データの解像度を暫定解像度とすると、暫定解像度は、以下の式で算出することができる。
(暫定解像度)=(読取解像度)×√(割付ページ数)
例えば、データ変換部140’は、600dpiの解像度でスキャンしたA4サイズの2UP読取原稿をレイアウトに従って、A5サイズに2分割すると、このときの暫定解像度を
(暫定解像度)=600(dpi)×√2=424dpi
と算出する。
次に、データ変換部140’は、ステップS605において算出した暫定解像度とユーザ指定のFAXの送信解像度とを比較する。ここで、暫定解像度が送信解像度よりも大きい場合(ステップS606 Yes)、データ変換部140’は、調整前送信画像データを解像度調整部142に渡す。そして、解像度調整部142は、調整前送信画像データの解像度を送信解像度まで下げる処理を実行する(ステップS607)。
例えば、ユーザがFAXの送信解像度を300dpiと指定した場合、解像度調整部142は、421dpiの調整前送信画像データを300dpiの解像度となるように調整する。
一方、ステップS605において算出された暫定解像度とユーザ指定のFAXの送信解像度とが同一、又は暫定解像度が送信解像度よりも小さい場合(ステップS606 No)、及びステップS607において解像度調整処理が終了した場合、データ変換部140’は、画像データに送信解像度情報を付加し、送信画像データとして順次送信データ格納部220に格納させる(ステップS608)。
読取データ格納部210に格納された画像データが全て読み出され、分割の処理が終了すると、データ変換部140は制御部130に分割終了を通知する(ステップS609)。
図15のステップS400におけるデータ送信部150による読取処理については、第1の実施形態と同一な処理であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、MFPに設定可能な読取解像度とマルチページ印刷のレイアウトからユーザにより指定された送信解像度が実現できない場合においても、一端、高解像度で作成した画像データの解像度を調整することにより、ユーザ指定の送信解像度でも画像データの送信が可能となる。
本発明の実施形態の説明において、画像処理装置の一例としてMFPを用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、FAX専用機等にも適用可能である。また、画像データの送信手段としてFAX送信を一例に説明したが、この他にもScan to E−mail、Scan to USB、又はScan to Network機能にも適用可能である。
110 画像読取部
115 ADFスイッチ
120 操作パネル
130 制御部
131 一時メモリ
140、140’ データ変換部
141 分割処理部
142 解像度調整部
150 データ送信部
210 読取データ格納部
220 送信データ格納部
600、600’ MFP

Claims (6)

  1. 原稿上の画像を読み取り、当該画像に基づく画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像読取部により生成された前記原稿1ページ分の前記画像データを所定の数に分割する分割数と前記画像データに基づき作成される出力画像データの出力解像度との入力指定を受付ける入力部と、
    前記入力部を介して受付けた前記分割数に基づき前記原稿1ページ分の前記画像データを分割して分割画像データを作成する分割処理部と、
    前記入力部を介して入力指定を受付けた前記分割数、及び前記出力画像データの出力解像度に基づき読取解像度を算出する制御部と、
    前記分割画像データを出力画像データとして出力するデータ出力部とを備え、
    前記制御部は前記画像読取部を制御し、算出した前記読取解像度をもって前記原稿上の画像の読み取りを行わせること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記データ出力部は前記分割画像データを出力画像データとして送信出力すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記分割処理部は前記分割画像データに前記出力解像度に関する情報を付加し、
    前記データ出力部は前記出力解像度に関する情報が付加された前記分割画像データを出力画像データとして送信すること
    を特徴とする請求項1、又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は前記出力解像度に前記分割数の平行根を乗じることにより前記読取解像度を算出すること
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記読取解像度と前記出力解像度とを比較し、前記読取解像度が前記出力解像度よりも大きい場合に、前記出力解像度と一致するように前記読取解像度を変換して調節画像データを作成する解像度調節部を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、算出した前記読取解像度と、予め複数設定され、前記画像読取部による読み取りが実行可能な実行可能読取解像度と、を比較し、前記読取解像度が前記実行可能読取解像度と一致しない場合、前記読取解像度よりも大きな値を有する前記実行可能読取解像度の中で最小の値を有する前記実行可能読取解像度を読取解像度として設定すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の画像処理装置。
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