JP5566728B2 - 外壁目地交叉部の乾式止水構造 - Google Patents

外壁目地交叉部の乾式止水構造 Download PDF

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本発明は、外壁目地交叉部の乾式止水構造に関する。
例えば、左側の階上・階間の外壁面材と右側の階上・階間の外壁面材との間の上下方向に延びる縦目地と、階間の左右の外壁面材と階上の左右の外壁面材との間の左右方向に延びる横目地とが十字状に交叉している外壁目地交叉部の止水構造として、湿式や、湿式と乾式との組み合わせ、あるいは、乾式のみによる止水構造が提案されているが、湿式は施工に専門技量を必要とすることから、乾式のみで適正な止水状態を形成できる構造の開発が行われている。
特開平7−62831号公報 特開平7−207776号公報
しかしながら、外壁目地の十字状交叉部は、外壁の施工精度確保の困難性から、交叉部を挟む上下の各縦目地部分が、互いにわずかに偏心してしまったり、目地幅寸法が互いに異なってしまったりし、また、交叉部を挟む左右の各縦目地部分についても同様のことが起こったりして、縦横の目地部に嵌め込んだ乾式の止水材のみによって万全な止水状態を形成するのは困難を極める。
そのため、そのような狂いを生じていても止水状態が形成されるようにするための部品や部材の組込みが行われているが、構造が複雑化したり、組込みや施工に手間を要するという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、外壁の施工に狂い等があっても乾式のみでしっかりとした止水状態を形成することができ、しかも、構造が簡素で、部品等の組込みや施工も容易に行うことができる、外壁目地交叉部の乾式止水構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、左側の上下の外壁面材と右側の上下の外壁面材との間の上下方向に延びる縦目地と、下側の左右の外壁面材と上側の左右の外壁面材との間の左右方向に延びる横目地とが十字状に交叉している外壁目地交叉部の止水構造であって、
前記外壁面材の背面側に、乾式の第1止水材が、縦目地に沿い、横目地を貫くように横目地を挟む上下両側に延ばされており、
該乾式第1止水材は、縦目地の幅寸法よりも広幅で、両側部が縦目地を挟む左右の外壁面材の背面側に張り出していると共に、各張り出し部分の正面側には上下方向に延びる止水用のヒレが設けられ、各ヒレが、それより奥方への水の侵入を阻止して止水状態を形成しており、
前記縦目地を挟む左右の外壁面材間に乾式の第2止水材が設けられると共に、前記横目地を挟む上下の外壁面材間に乾式の第3止水材が設けられ、第2,第3の乾式止水材のうちの一方の乾式止水材が縦目地と横目地の十字状交叉部を貫くように延ばされ、もう一方の乾式止水材が十字状交叉部で前記一方の乾式止水材により分断されて該一方の乾式止水材を挟む両側を延ばされていることを特徴とする外壁目地交叉部の乾式止水構造によって解決される(第1発明)。
この構造では、外壁の施工に狂い等があって、外壁目地の十字状交叉部において、雨水等の水が、第2,第3の乾式止水材を越えて奥方に入り込んでも、乾式の第1止水材の各ヒレが、奥方への水の侵入を阻止して、乾式のみでしっかりとした止水状態を形成することができる。
しかも、かかる乾式第1止水材は、縦目地の幅寸法よりも広幅で、両側部が縦目地を挟む左右の外壁面材の背面側に張り出していると共に、各張り出し部分の正面側に上下方向に延びる止水用のヒレが設けられ、各ヒレで、それより奥方への水の侵入を阻止して止水状態を形成するようになされたものであるので、乾式第1止水材それ自体が構造簡素であって、それを組み込みさえすればよくて構造が簡素である。
加えて、乾式の第1止水材は、縦目地の幅寸法よりも広幅で、その両側部を左右の外壁面材の背面側に張り出させるように組み込むだけでよいので、施工も容易である。
第1発明において、前記上側の左右の外壁面材が階上の外壁面材からなり、各階上外壁面材の背面部には、隣り合う側部に、上下方向に延びる縦胴縁が設けられ、各縦胴縁と階上外壁面材との間に下方に開口する凹所が設けられ、各凹所に前記乾式第1止水材の上端側が差し込まれており、
前記乾式第1止水材は、その正面側の幅方向の中央部に、背面側を奥方に突出させることで正面側に形成された溝部を備え、該背面側の突出部を縦胴縁間を通じて奥方に突出させているとよい(第2発明)。
この構造では、乾式第1止水材の幅方向の両側部分を外壁面材の背面側の屋外側に近い位置に組み込むことができて、乾式第1止水材の組込みを容易にすることができると共に、施工を容易に行うことができる。しかも、乾式第1止水材の幅方向中央部に備えられた溝部を利用して、乾式第2止水材を縦目地に対して深く嵌め込むことができ、しっかりとした止水状態を形成することができる。
第1,第2発明において、前記上側の左右の外壁面材が階上の外壁面材からなり、各階上外壁面材の背面部には、隣り合う側部に、上下方向に延びる縦胴縁が設けられ、各縦胴縁と階上外壁面材との間に下方に開口する凹所が設けられ、各凹所に前記乾式第1止水材の上端側が差し込まれて、各階上外壁面材と縦胴縁とが乾式第1止水材のヒレを圧して止水状態を形成しており、
前記各縦胴縁は前記各階上外壁面材よりも下方に突出し、下側の左右の外壁面材の上端側が、各縦胴縁の前記下方突出部分の正面側に重り状となり、各下側外壁面材と縦胴縁とが前記乾式第1止水材のヒレを圧して止水状態を形成しているとよい(第3発明)。
この場合は、横目地を挟む上下両側において第1止水材のヒレを圧した状態にしているので、しっかりとした止水状態を形成することができる。しかも、それを、階上外壁面材背面部の縦胴縁を下方に突出させただけの簡素な構造で実現することができる。
本発明の外壁目地交叉部の乾式止水構造は、以上のとおりのものであるから、外壁の施工に狂い等があっても乾式のみでしっかりとした止水状態を形成することができ、しかも、構造が簡素で、部品等の組込みや施工も容易に行うことができる。
実施形態の乾式止水構造を示すもので、図(イ)は要部正面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線矢視図である。 同乾式止水構造の分解断面側面部である。 図(イ)は階間外壁面材を取り外した状態の正面図、図(ロ)は階間外壁面材を取り付けた状態の正面図である。 第1乾式止水材を示すもので、図(イ)は全体正面図、図(ロ)は同側面図、図(ハ)は図(イ)のA部横断面図、図(ニ)は図(イ)のB部横断面図である。 図(イ)は第1,第2及び第4の各乾式止水材を分離状態にして示す側面部、図(ロ)は図(イ)のC部横断面、図(ハ)は図(イ)のD部横断面、図(ニ)は図(イ)のE部横断面、図(ホ)は図(イ)のF部横断面である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5に示す実施形態の止水構造は、本発明の止水構造を、左側の階上・階間の外壁面材1a,2と右側の階上・階間の外壁面材1a,2との間の上下方向に延びる縦目地4と、階間の左右の外壁面材2,2と階上の左右の外壁面材1a,1aとの間の左右方向に延びる横目地5とが十字状に交叉している外壁目地交叉部に適用した場合のもので、6は鋼製胴差、1は階上外壁パネル、7は乾式の第1止水材、8は乾式の第2止水材、9は乾式の第3止水材である。なお、3は階下外壁パネル、10は乾式の第4止水材である。
階上外壁パネル1は、パネルフレーム1bと階上外壁面材1aとの間に板状の外断熱材1cが設けられると共に、階上外壁面材1aの側部において外断熱材1cと階上外壁面材1aとの間に縦胴縁1dが設けられ、該縦胴縁1dによって外断熱材1cと階上外壁面材1aとの間に上下方向に延びる通気層1eが備えられた構造のものからなっている。
そして、側部の縦胴縁1dと階上外壁面材1aとの間には、縦胴縁1dの側に切欠きが設けられることで、下方に開口する凹所11が形成され、該凹所11に乾式第1止水材7の上端側を差し込むことができるようになされている。
また、上記の縦胴縁1dは、階上外壁面材1aよりも下方に突出し、階間外壁面材2の上端側が、縦胴縁1dの下方突出部分12の正面側に重り状となって配置されるようになされている。
乾式第1止水材7は、縦目地4に沿い、横目地5を貫くように横目地5を挟む上下両側に延ばされるもので、縦目地4の幅寸法よりも広幅につくられており、かつ、両側部7a,7aが縦目地4を挟む左右の外壁面材の背面側に張り出すと共に、各張り出し部分7a,7aの正面側には上下方向に延びるゴム状をした内向き傾斜の止水用のヒレ7b…が設けられ、各ヒレ7bによって、それより奥方への水の侵入が阻止されて止水状態を形成することができるようになされている。
そして、この乾式第1止水材7は、図4(イ)(ハ)に示すように、その正面側の幅方向の中央部に、背面側を奥方に突出させることで正面側に溝部7cが形成されており、該溝部7cの深さと背面側の突出の大きさは、図4(ロ)に示すように、乾式第1止水材7の上端部から下方に向けて漸次に小さくなっていき、下端部の側では、図4(ニ)に示すように、溝部7cも突出も消失した平坦形状になっている。
乾式第2止水材8は、図1(イ)に示すように、縦目地4を挟む左右の階上外壁面材1a,1a間、及び、左右の階間外壁面材2,2間に、十字状目地交叉部を貫くように連続状に嵌め込まれるもので、左右の階上外壁面材1a,1a間に嵌め込まれる部分8aは、図5(ロ)に示すように、深さ方向に3つのヒレ8c…が備えられて前後方向の寸法が大きく確保される一方、十字状交叉目地部及び左右の階間外壁面材2,2間に嵌め込まれる部分8bは、切欠き段部8dによって奥方側のヒレが省略され、図5(ハ)に示すように、深さ方向に2つのヒレ8c…を備えて前後方向の寸法を小さく制限された構造となっていている。各ヒレ8c…はゴム状の弾力性を備えたものからなっている。
乾式第3止水材9は、横目地5を挟む階上外壁面材1aと階間外壁面材2との間に、十字状交叉目地部で乾式第2止水材8により左右に分断されて該乾式第2止水材8を挟む両側を左右方向に延ばされるもので、ゴム状の弾力性を備えており、本実施形態では、図2に示すように、左右の階間外壁面材2,2の上面部に予め取り付けられて備えられている。
なお、乾式第4止水材10は、縦目地4を挟む左右の階下外壁面材3a,3a間に嵌め込まれるもので、図5(ホ)に示すように、深さ方向に4つのヒレ10c…が備えられて前後方向の寸法が大きく確保される一方、上端部10bは、第1乾式止水材7の背面部側を立ち上がることができるように、切欠き段部10dによって正面側のヒレが省略されて、図5(ニ)に示すように、深さ方向に2つのヒレ10c…を備えて前後方向の寸法を小さく制限された構造となっている。各ヒレ10c…もゴム状の弾力性を備えたものからなっている。
施工は、階上・階下の外壁パネル1,3の建方を行った後、屋外側から、乾式第1止水材7の上端部の両側を、階上外壁面材1aと縦胴縁1dとの間の凹所11に差し込んだ状態にする。その際、乾式第1止水材7の幅方向中央側における背面側の突出部7dを、図1(ロ)に示すように、左右の階上外壁面材1a,1aの側部の背面側に備えられている縦胴縁1d,1d間を通じて奥方に突出させるようにする。
次いで、階間外壁面材2を、屋外側から階上・階下の外壁面材1a,3a間に設置する。これにより、階上外壁面材1aと縦胴縁1dとが乾式第1止水材7のヒレ7bを圧して止水状態が形成され、また、階間外壁面材2と前記縦胴縁1dとが乾式第1止水材7のヒレ7bを圧して止水状態が形成される。
しかる後、屋外側から乾式第2止水材8を縦目地4に嵌め込む。乾式第2止水材8の嵌め込みにおいては、乾式第1止水材7の正面側の溝部7cを利用して、深さ方向に3つのヒレ8c…の備えられている部分8aを縦目地4内に深く嵌め込むことができる。
乾式第3止水材9については、該乾式止水材9が階間外壁面材2の上端部に予め取り付けられているので、階間への階間外壁面材2の設置を行うと、同時に、横目地5の形成と、該横目地5への乾式第3止水材9の嵌め込みを完了することになる。
なお、本実施形態では、図2に示すように、階間外壁面材2の下端部に見切り取付け用の下地13が予め取り付けられており、階間への階間外壁面材2の設置を行った後、階間外壁面材2と階下外壁面材3aとの間の横目地14に見切り15を取り付けることで、該横目地14が見切り15で隠蔽されるようになされている。
また、相前後して左右の階下外壁面材3a,3a間の縦目地に乾式第4止水材10を嵌め込み、その上端部10bを、乾式第2止水材8の下端部の背面側に立ち上がらせる。これにより、乾式第2止水材8と乾式第4止水材10との間は止水状態になる。
このように、上記の乾式止水構造では、外壁の施工に狂い等があって、外壁目地の十字状交叉部において、雨水等の水が、第2,第3の乾式止水材8,9,9を越えて奥方に入り込んでも、乾式の第1止水材7の各ヒレ7b…が、奥方への水の侵入を阻止して、しっかりとした止水状態を形成することができる。
しかも、乾式第1止水材7は、縦目地4の幅寸法よりも広幅で、両側部7a,7aが縦目地4を挟む左右の外壁面材の背面側に張り出していると共に、各張り出し部分7a,7aの正面側に上下方向に延びる止水用のヒレ7b…が設けられ、各ヒレ7bで、それより奥方への水の侵入を阻止して止水状態を形成する構成となっているので、乾式第1止水材7それ自体が構造簡素であって、それを組み込みさえすればよくて止水のための構造を簡素にすることができる。
加えて、乾式の第1止水材7は、縦目地4の幅寸法よりも広幅で、その両側部7a,7aを左右の外壁面材の背面側に張り出させるように組み込むだけでよいので、施工も容易である。
特に、乾式第1止水材7は、その形状による作用で、幅方向の両側部分7a,7aを外壁面材の背面側の屋外側に近い位置に組み込むことができて、乾式第1止水材7の組込みを容易にすることができると共に、施工を容易に行うことができ、それでいて、乾式第1止水材7の幅方向中央部に備えられた溝部7cを利用して乾式第2止水材8を縦目地4に対して深く嵌め込むことができ、しっかりとした止水状態を形成することができる。
更に、乾式第1止水材7は、横目地5を挟む上下両側において、そのヒレ7bが圧された状態となるようになされていて、それにより、しっかりとした止水状態を形成することができ、しかも、それを、階上外壁面材1aの背面部に備えられる縦胴縁1dの下端部12を下方に突出させただけの簡素な構造で実現することができる。
なお、目地の十字状交叉部を通じて乾式第1止水材7の正面側に受けられた水は、そのまま流下して、階間外壁面材2と階下外壁面材3aとの間の横目地14を通じて屋外側に排水されるようになされている。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、本発明の構造を、階上外壁面材1aと階間外壁面材2との間に形成される十字状目地交叉部の止水に適用した場合を示したが、階間外壁面材がなく、階上外壁面材と階下外壁面材との間に横目地が形成される十字状目地交叉部の止水に適用することも可能であるし、種々の十字状目地交叉部の止水に広く用いることができるものである。
また、上記の実施形態では縦胴縁が通気層を形成するために備えられているが、その他、通気を目的としない空気層等を形成するために備えられたものであってもよい。
1a…階上外壁面材
1d…縦胴縁
2…階間外壁面材
4…縦目地
5…横目地
7…乾式第1止水材
7a…両側部
7b…ヒレ
7c…溝部
7d…突出部
8…乾式第2止水材
9…乾式第3止水材
11…凹所
12…下方突出部分

Claims (2)

  1. 左側の上下の外壁面材と右側の上下の外壁面材との間の上下方向に延びる縦目地と、下側の左右の外壁面材と上側の左右の外壁面材との間の左右方向に延びる横目地とが十字状に交叉している外壁目地交叉部の止水構造であって、
    前記外壁面材の背面側に、乾式の第1止水材が、縦目地に沿い、横目地を貫くように横目地を挟む上下両側に延ばされており、
    該乾式第1止水材は、縦目地の幅寸法よりも広幅で、両側部が縦目地を挟む左右の外壁面材の背面側に張り出していると共に、各張り出し部分の正面側には上下方向に延びる止水用のヒレが設けられ、各ヒレが、それより奥方への水の侵入を阻止して止水状態を形成しており、
    前記縦目地を挟む左右の外壁面材間に乾式の第2止水材が設けられると共に、前記横目地を挟む上下の外壁面材間に乾式の第3止水材が設けられ、第2,第3の乾式止水材のうちの一方の乾式止水材が縦目地と横目地の十字状交叉部を貫くように延ばされ、もう一方の乾式止水材が十字状交叉部で前記一方の乾式止水材により分断されて該一方の乾式止水材を挟む両側を延ばされており、
    前記上側の左右の外壁面材が階上の外壁面材からなり、各階上外壁面材の背面部には、隣り合う側部に、上下方向に延びる縦胴縁が設けられ、各縦胴縁と階上外壁面材との間に下方に開口する凹所が設けられ、各凹所に前記乾式第1止水材の上端側が差し込まれており、
    前記乾式第1止水材は、その正面側の幅方向の中央部に、背面側を奥方に突出させることで正面側に形成された溝部を備え、該背面側の突出部を縦胴縁間を通じて奥方に突出させていることを特徴とする外壁目地交叉部の乾式止水構造
  2. 前記上側の左右の外壁面材が階上の外壁面材からなり、各階上外壁面材の背面部には、隣り合う側部に、上下方向に延びる縦胴縁が設けられ、各縦胴縁と階上外壁面材との間に下方に開口する凹所が設けられ、各凹所に前記乾式第1止水材の上端側が差し込まれて、各階上外壁面材と縦胴縁とが乾式第1止水材のヒレを圧して止水状態を形成しており、
    前記各縦胴縁は前記各階上外壁面材よりも下方に突出し、下側の左右の外壁面材の上端側が、各縦胴縁の前記下方突出部分の正面側に重り状となり、各下側外壁面材と縦胴縁とが前記乾式第1止水材のヒレを圧して止水状態を形成している請求項に記載の外壁目地交叉部の乾式止水構造。
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