JP5566660B2 - 支持台、その製造方法およびコーナー部の構造 - Google Patents

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Description

本発明は、各種機械装置等の下部に装備される板金構造の支持台、その製造方法およびコーナー部の構造に関する。
支持台を備えた機械装置の一例として、例えば、特許文献1に示されているように、矩形箱形に構成された支持台(公報明細書では基台51)に、バラ物食品などの被計量物を定量ずつ計量するための組合せ秤本体を搭載支持したものが知られている。
特開2009−92399号公報
上記組合せ秤の支持台は、上板と四周の側板を矩形箱状に組み上げて構成されており、支持台の四隅は、該支持台に搭載支持された組合せ秤本体よりも外方に突出すると共に、各角部が直角になっている。そのため、作業者が誤って足などをぶつけて負傷するおそれがある。特に、四隅の上端角部が最もぶつかりやすく、各角部をR面にすることが望まれる。
支持台を構成する上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部や、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部は板材の曲げ加工によって容易にR面にすることができるが、四隅の上端角部は雌雄の金型を用いてのプレス加工によってR面を形成することになり、製造コストが高くつく。
特に、上記した組合せ秤のように食品を扱う装置では、構成部材の全てに比較的加工が困難なステンレス鋼が用いられるのが一般的になっており、四隅の上端角部をプレス加工によってR面にするには一層加工に手数を要し、更なるコスト高をもたらす。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、機械装置等の支持台やコーナー部の構造を、安価かつ容易に製造できるとともに、角部をR面にした仕上がり外観の優れたものとすることを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の支持台は、上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台であって、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック上端角部を上辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成しているとともに、上板と側板とを一連に屈曲形成して、前記上辺角部をR面に形成し、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士が突き合わされて溶接されることを特徴とする。
コーナーブロックとは、当該支持台の少なくともコーナーを構成するブロックをいい、上板あるいは側板の厚み以上の厚みを有するのが好ましい。
上板および側板は、開口を有するものであってもよい。
支持台は、各種の機械装置、例えば、計量装置、工作機械、加工機械、包装機械、運搬機械、成形装置、化学装置などを支持するものであって、基台やコモンベッドと称することもできる。
本発明の支持台によると、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部は、横方向あるいは縦方向に長い直線状の角部であるので、例えば、板材を曲げ加工することで容易に所望の曲率のR面にすることができる。
また、隣接する上辺角部と縦辺角部との突き合わせ部位をコーナーブロックで構成することで、ブロック素材を切削加工あるいは研削加工することでその上端角部を高い精度で所望のR面にすることができ、板材を雄雌の金型を用いてプレス加工することでR面の上端角部を得る場合に比べて低コストで製造することができる。特に、板材として比較的加工が困難なステンレス鋼を用いて製造する場合に加工コスト面で有利となる。
(2)本発明の支持台の好ましい実施態様では、前記コーナーブロックの上面に、前記上板の一部を面一状に係入する凹入段差を備えている。
この実施態様によると、特別な治具を要することなく上板とコーナーブロックとを正しく位置決めして溶接することができ、精度の高い組み付けを簡単に行うことができる。
)本発明の支持台の別の好ましい実施態様では、前記コーナーブロックを支持台内方に延出して、その延出部位に吊ボルトを装着するボルト装着孔を形成している。
この実施態様によると、強度の高いコーナーブロックに吊荷重を支持させることができるので、上板における隅部内面に当て板などを付設して補強する必要がなくなる。特に、コーナーブロックに形成するボルト装着孔をネジ孔にして、吊ボルトを直接にコーナーブロックにねじ込み連結できるようにすると、上板に挿通した吊ボルトに支持台内方から裏ナットを装着するような手数が不要になり、吊ボルトの脱着が容易となる。
)本発明の支持台の別の好ましい実施態様では、前記側板の下端から支持台内方に向けて底板を屈折延出している。
この実施態様によると、支持台内部に補強枠や補強リブを付設しなくても、単なる曲げ加工だけで支持台全体の剛性強度を高めることができ、重量の大きい機械装置等の支持に有用となる。
)本発明の支持台の製造方法は、上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台の製造方法であって、上板の外周辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板の側端辺との接続部位に形成される縦辺角部を板材の折り曲げによるR面にする工程と、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーに上端角部をR面に加工したコーナーブロックを配備する工程と、前記上辺角部と縦辺角部のR面とコーナーブロックのR面とが一連につながるように、上板および側板にコーナーブロックを溶接結合する工程と、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士を突き合わせて溶接接合する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の支持台の製造方法によると、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部は、横に長い直線状の角部であるので、例えば、板材を曲げ加工することで容易に所望の曲率のR面にすることができる。
また、隣接する上辺角部と縦辺角部との突き合わせ部位をコーナーブロックで構成することで、ブロック素材を切削加工あるいは研削加工することでその上端角部を予め精度良く所望のR面にすることができ、板材を雄雌の金型を用いプレス加工することでR面の上端角部を得る場合に比べて低コストで製造することができる。特に、板材として比較的加工が困難なステンレス鋼板を用いてR面の頂部を得る場合に加工コスト面で有利となる。
なお、R面加工されていないコーナーブロックを上板および側板に溶接した後に、コーナーブロックの上端角部を研削してR面に形成することも可能であるが、これによると、支持台に組み上げてからグラインダなどを用いた手作業によるR面加工となるために、加工に手数がかかって生産性が低下するのみならず加工精度も低くなり、均一で良好な仕上がりを得ることが困難となる。
)本発明の支持台の製造方法の別の好ましい実施態様では、前記コーナーブロックを溶接接合する工程は、前記コーナーブロックの上面に形成した凹入段差に前記上板の一部を面一状に係入して、上板とコーナーブロックとを溶接連結する工程を含んでいる。
この実施態様によると、特別な治具を要することなく上板とコーナーブロックとを正しく位置決めして溶接することができ、簡単に精度の高い組み付けを行うことができる。
)本発明のコーナー部の構造は、上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台のコーナー部の構造であって、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック上端角部を上辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成しているとともに、上板と側板とを一連に屈曲形成して、前記上辺角部をR面に形成し、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士が突き合わされて溶接されることを特徴とする。
コーナー部は、上板と側板とによって形成される上端のコーナー部であり、支持台のコーナー部に限らず、ケースなどのコーナー部であってもよい。
本発明のコーナー部の構造によると、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部は、横方向あるいは縦方向に長い直線状の角部であるので、例えば、板材を曲げ加工することで容易に所望の曲率のR面にすることができる。
また、隣接する上辺角部と縦辺角部との突き合わせ部位をコーナーブロックで構成することで、ブロック素材を切削加工あるいは研削加工することでその上端角部を高い精度で所望のR面にすることができ、板材を雄雌の金型を用いてプレス加工することでR面の上端角部を得る場合に比べて低コストで製造することができる。特に、板材として比較的加工が困難なステンレス鋼を用いて製造する場合に加工コスト面で有利となる。
)本発明のコーナー部の構造の別の好ましい実施態様では、前記コーナー部には、下板および側板によって形成されるコーナー部を含み、下板の外端辺と側板の下端辺との接続部位に形成される下辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する下辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である下端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック下端角部を下辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成してある。
この実施態様によると、下端のコーナー部も、安いコストで所望の曲率のR面にすることができる。
本発明によると、上板および側板を備える支持台やコーナー部の構造を、安価かつ容易に製造できるとともに、角部をR面にした仕上がり外観の優れたものとすることができる。
図1は計量包装機の正面図である。 図2は組合せ秤の斜視図である。 図3は支持台の平面図である。 図4は支持台の隅部を示す斜視図である。 図5は支持台の隅部を内側からみた斜視図である。 図6は支持台の隅部を分解した斜視図である。 図7は図6の要部を拡大した斜視図である。 図8は支持台の隅部を示す平面図である。 図9は図8におけるa−a線に沿う断面図である。 図10は図9におけるb−b線に沿う断面図である。 図11は図9におけるc−c線に沿う断面図である。 図12は別の実施形態の平面図である。 図13は図12におけるd−d線に沿う断面図である。 図14は参考例の分解斜視図である。 図15は図14の斜視図である。 図16は他の実施形態の図6に対応する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明を適用する機械装置の一例である計量包装機の全体正面図が、また、図2に計量装置である組合せ秤の斜視図がそれぞれ示されている。
この計量包装機は、包装すべき製品が大きさや形状或いは個々の姿勢が必ずしも揃ってはいないバラ物、例えば菓子類、その他の食品等を所定量ずつ計量して包装するものであって、作業者が上り下り可能な櫓状に組み上げ立設されたフレーム1の階上部に組合せ秤2が設置されるとともに、計量された食品を階下に設置した包装機3のシュート4に投入して袋詰めするよう構成されており、製造ラインなどから搬送されてきた被計量物が階下からバケットリフタ5で揚送されて組合せ秤2に上方から投入供給されるようになっている。
フレーム1の階上には、中央が開口された床部6が備えられており、その開口に臨むように組合せ秤2が床面上に設置されている。
組合せ秤2は、その中央に略円柱形のセンター基体7が、支持台8に取り付けられた4本の脚9によって支持されて配置され、その上部に、バケットリフタ5の終端から落下供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ10が設けられている。分散フィーダ10の周囲には、分散移送された被計量物を振動によって各供給ホッパ11に送り込む複数のリニアフィーダ12が設けられている。各リニアフィーダ12の下方には、供給ホッパ11、計量ホッパ13がそれぞれ対応して設けられ、複数の供給ホッパ11および計量ホッパ13はそれぞれセンター基体7の周囲に円状に配置されている。
分散フィーダ10、リニアフィーダ12、供給ホッパ11、および、計量ホッパ13はセンター基体7に取り付けられ、分散フィーダ10およびリニアフィーダ12の振動装置や、供給ホッパ11および計量ホッパ13のゲート開閉装置、等の駆動ユニットがセンター基体7内に収納されている。また、各計量ホッパ13には、計量ホッパ13内の被計量物の重量を計測するロードセルなどの重量センサ(図示せず)が備えられ、この重量センサもセンター基体7内に前記駆動ユニットと共に収納されている。
円状に配列された計量ホッパ13の下方には、所定の重量となるように複数の計量ホッパ13から排出される被計量物を集めるための集合シュート14が配置され、さらに、集合シュート14の下方には、集合シュート14から滑落した被計量物を一旦貯留した後、排出するための集合ホッパ15が配置されている。
図2および図3に示すように、前記支持台8は、例えば、ステンレス鋼からなる上板21と四周の側板22とを備えた平面視正方形の箱状に組み上げられており、その中央部位が上下に開口されて、組合せ秤2の下部が挿通されるようになっている。この実施形態では、各板21,22の厚みは、数mm、例えば3mm前後である。
上板21は四隅に向かう分割線D1に沿って放射状に4分割されており、分割された4枚の上板21の外周辺に各側板22が屈曲連設されている。
なお、図3の平面図において、組合せ秤2の本体の外形は、仮想線Lで示すように、支持台8の四隅を除いて支持台8をカバーする略円形である。このように、支持台8の四隅が、組合せ秤2の本体よりも外方へはみ出しているために、上述のように、支持台8の四隅の上端角部に作業者が足などを誤ってぶつけて負傷する虞がある。
この実施形態では、支持台8の四隅の上端角部を、後述のようにR面とすることによって、作業者が誤って足などをぶつけても負傷しないようにしている。
図4は支持台8の隅部を示す斜視図であり、図5は支持台8の隅部を内側からみた斜視図であり、図6は支持台8の隅部を分解した斜視図であり、図7は要部を拡大した斜視図である。また、図8は支持台の隅部を示す平面図であり、図9は図8におけるa−a線に沿う断面図であり、図10は図9におけるb−b線に沿う断面図であり、図11は図9におけるc−c線に沿う断面図である。
これらの図に示すように、上板21の外周辺と側板22の上端辺との接続部位に形成される上辺角部C1が所定の曲率(例えば半径15mm)のR面となるように屈曲形成されている。また、各側板22の下端辺からは上板21と略同形状の底板23が内方に向けて屈折延出されている。
側板22における一方の横側端22aは所定の曲率(例えば半径30mm)で屈曲されるとともに、側板22における他方横側端22bは直線状に形成されており、屈曲された横側端22aを、隣接する側板22における直線状の横側端22bに突き合わせて溶接接続することで、隣接する側板22同士の接続部位に形成される縦辺角部C2がR面に形成されている。
また、隣接する2つの上辺角部C1と、その間の縦辺角部C2との三者が突き合わされる部位にはコーナーブロック24が介在されて上板21および側板22に溶接される。
このコーナーブロック24は、ステンレス鋼材のブロック、例えば、直方体状のブロックをNC工作機械、等によって予め切削あるいは研削加工したものであり、平面形状が扇形で、その上端角部C3が上辺角部C1および縦辺角部C2に連なるR面となる形状に加工されている。つまり、コーナーブロック24の平面での外周面の曲率が縦辺角部C2の曲率と同じとなるR面に形成されるとともに、コーナーブロック24における上端角部C3の縦断面での曲率が上辺角部C1の曲率と同じとなるR面に形成されているのである。
また、コーナーブロック24の上面には、図7および図9に示すように、上板21の厚さと同じ深さの凹入段差25が形成されており、上板21の端部を面一に位置決め係入して溶接連結することができるようになっている。
なお、上板21には吊ボルト26を挿通装着するボルト装着孔27が形成されており、図2に示すように、支持台8の上面四隅のボルト装着孔27に上方から挿入して裏ナットで固定した吊ボルト26にロープ掛けして、組合せ秤2を支持台8ごと持ち上げることができるようになっている。
なお、図面では、支持台8における各部材の突き合わせ端を実線で示しているが、組み上げられた状態では、外面において突き合わせ端に盛り上げ露出した溶接ビードは研削、研摩され、支持台8の外表面が突き合わせ端の見えない一連の平滑面に仕上げられる。
以上のように、上板21および側板22を箱状に組み上げてなる支持台8の四隅の上端角部を仕上がり外観に優れたR面にすることができ、安全性が向上すると共に、支持台8を安価かつ容易に製造することができる。
なお、本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)図12,図13に示すように、前記コーナーブロック24を内方にまで延出し、その延出部位に吊ボルト26を直接にねじ込み装着するボルト装着孔27を形成することもできる。
(2)本発明の実施形態ではないが、図14,図15の参考例に示すように、上端角部C3をR面に形成したコーナーブロック24を下方に長く延出して、側板22の横側端が突き合わされる縦辺角部C2を全体的にコーナーブロック24で構成することもできる。これによると、コーナーブロック24が四隅の支柱としても機能して、支持台8における四周角部の強度が高いものとなり、搬送時などにおいて支持台8の縦辺角部C2に他物にぶつけて変形させるおそれが軽減される。
(3)上端角部のコーナー部に限らず、図16に示すように、下端角部のコーナー部に適用してもよいのは勿論である。
(4)上記実施形態では、矩形の箱状に構成された支持台を例示しているが、5角形以上の多角形に構成された支持台、あるいは、3角形に構成された支持台に適用することもできる。
(5)本発明は、ステンレス鋼のみならず、伸延性の低い特殊金属の板材や一般の構造用鋼板で支持台を製造する場合にも有効に利用することができる。
本発明は、各種機械装置の支持台などに有用である。
21 上板
22 側板
24 コーナーブロック
25 凹入段差
26 吊ボルト
27 ボルト装着孔
C1 上辺角部
C2 縦辺角部
C3 上端角部

Claims (8)

  1. 上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台であって、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック上端角部を上辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成しているとともに、上板と側板とを一連に屈曲形成して、前記上辺角部をR面に形成し、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士が突き合わされて溶接される、ことを特徴とする支持台。
  2. 記コーナーブロックの上面に、前記上板の一部を面一状に係入する凹入段差を備えてある請求項1記載の支持台。
  3. 前記コーナーブロックを支持台内方に延出して、その延出部位に吊ボルトを装着するボルト装着孔を形成してある請求項1または2に記載の支持台。
  4. 前記側板の下端から支持台内方に向けて底板を屈折延出してある請求項1ないし3のいずれかに記載の支持台。
  5. 上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台の製造方法であって、上板の外周辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板の側端辺との接続部位に形成される縦辺角部を板材の折り曲げによるR面にする工程と、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーに上端角部をR面に加工したコーナーブロックを配備する工程と、前記上辺角部と縦辺角部のR面とコーナーブロックのR面とが一連につながるように、上板および側板にコーナーブロックを溶接結合する工程と、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士を突き合わせて溶接接合する工程と、を含むことを特徴とする支持台の製造方法。
  6. 前記コーナーブロックを溶接接合する工程は、前記コーナーブロックの上面に形成した凹入段差に前記上板の一部を面一状に係入して、上板とコーナーブロックとを溶接連結する工程を含む、請求項5記載の支持台の製造方法。
  7. 上板および側板を備えるとともに、機械装置を支持する支持台のコーナー部の構造であって、上板の外端辺と側板の上端辺との接続部位に形成される上辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する上辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である上端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック上端角部を上辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成しているとともに、上板と側板とを一連に屈曲形成して、前記上辺角部をR面に形成し、前記コーナーブロックの下方の前記隣接する側板における側端辺同士が突き合わされて溶接される、ことを特徴とするコーナー部の構造。
  8. コーナー部には、下板および側板によって形成されるコーナー部を含み、下板の外端辺と側板の下端辺との接続部位に形成される下辺角部、および、隣接する側板における側端辺同士の接続部位に形成される縦辺角部をR面に形成するとともに、隣接する下辺角部と縦辺角部との三者の突き合わせ部位である下端コーナーをコーナーブロックで構成し、コーナーブロック下端角部を下辺角部および縦辺角部に連なるR面に形成してある請求項7記載のコーナー部の構造。
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