JP5565193B2 - 配電区間の負荷予測方法および配電系統制御システム - Google Patents

配電区間の負荷予測方法および配電系統制御システム Download PDF

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Description

本発明は、配電区間の負荷予測方法およびこの予測方法を適用した配電系統制御システムに関するものである。
無尽蔵な太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行う太陽光発電機の導入が促進されている。太陽光発電機の導入価格の低下、環境保全意識の高まり、および石油価格の変動による代替エネルギーへの転換需要により、昨今では一般家庭等にも太陽光発電機が普及しつつある。
一般に、一般家庭等に取り付けられた太陽光発電機は、電気事業者の送電線(配電系統)に連系しており、太陽光発電機の発電量の余剰分は連系する配電系統に折り返されて(逆潮流して)所定の電気事業者に売却される。売却電気量は、各家庭に設置された売電メータに記録される。
太陽光発電機が連系した区間において、事故が発生して停電するとパワーコンディショナによって太陽光発電機の発電も停止させられる。これは、太陽光発電機が配電系統に折り返した電力により、停電の復旧作業を行っている作業員が感電することを防ぐためである。停止した太陽光発電機は、停電から復旧してもすぐに発電を再開することができず、数分程度遅れて再び配電系統に連系する。
上記より、停電から復旧する当初は、通常時には太陽光発電機の発電によって賄われる電力分を併せた地域全体の負荷(実負荷)を、電気事業者(変電所)から配電系統に送り出される電力で賄わなければならない。しかし、電気事業者からは、配電系統に送り出す送出電力しか把握することができず、太陽光発電機の発電によって賄われていた電力分を把握することはできない。そのため、停電から復旧した瞬間に過負荷に陥り、二次的な停電事故に連鎖しないか懸念された。
そこで、従来、電気事業者は、上記のような停電から復旧する際には、配電系統から送り出す送出電力に、配電系統に連系した複数の太陽光発電機の総定格発電容量(モジュール表面温度25度、分光分布AM(エアマス)1.5、放射照度1000W/mの状態の発電量の総和(JIS規格JIS C 8914))を加えて、配電系統の運用(配電線路の切替など)を行っていた。また、このときに配電系統に送り出す電力を想定して、その電力を流すのに充分な配電設備を構築していた。
一方、太陽光発電機が実際に発電し得るのは定格発電容量の7割〜8割程度とされている。また、太陽光発電機の発電量は日射量に依存するため、時間帯や天候等に応じて太陽光発電機が賄う電力分は増減する。したがって、上記のように単に総定格発電容量を加えることは、過負荷を防止したいあまり過剰な電力の確保となっていた。
今後、太陽光発電機のさらなる増加が予想されることから、配電系統では連系する複数の太陽光発電機の総発電量延いては実負荷を正確に把握して、無駄のない配電系統の運用を行うことが求められる。この実負荷は、気温と相関関係があるとされている。
特許文献1では、過去の電力需要実績および気象データ(天気、気温、湿度等)を蓄積して、天候別に気温と電力需要との関係式を求め、予想対象日の予想される天候および気温からこの関係式に基づいて予想対象日の電力需要を求めている。そして、求められた予想対象日の電力需要を少なくとも予想対象日とその前日、前前日の3日間での予想気象の変化パターンと類似する気象データを持った過去の参照日の電力需要実績により補正し、この補正した値を予想対象日の電力需要予測値としている。
特開平5−38051号公報
しかしながら、特許文献1で求められる電力需要予測値は、太陽光発電機(分散型電源)の発電量を考慮していない。上述したとおり、電気事業者は送出電力を把握することはできるが、配電系統に連系された太陽光発電機がどれくらい発電しているかは把握できないのである。そのため、この方法で求められた電力需要予測値に基づき配電系統を運用すると、過負荷に陥り停電事故を招くおそれさえある。
また、特許文献1では、過去の電力需要実績および気象データ(天気、気温、湿度等)を蓄積して天気別に気温と電力需要との関係式を求めるが、蓄積された電力需要実績および気象データが充分でない場合(サンプル数が少ない場合)には、導出される関係式の実態との誤差が大きくなる(実態に大きくかけ離れる)おそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、対象とする配電区間の気温と負荷とを含む負荷データのサンプル数が充分でない場合であっても、予測したい時点の気温からその時点の配電区間の負荷(実負荷)を高精度で予測することが可能な配電区間の負荷予測方法、およびこの予測方法を適用した配電系統制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明者らは鋭意検討し、配電区間の実負荷は、時間帯に関係なく低気温時および高気温時に高くなり、中程度の気温時には相対的に低くなる傾向があることに着目した。そして、研究を重ねることにより、実負荷を予測したい時点の負荷データのサンプル数が充分でない場合には、上記の傾向に基づき他時間帯のものをスケール変換(尺度調整)して補間できるのではないかと考え、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明にかかる配電区間の負荷予測方法の代表的な構成は、任意の配電区間において、気温およびその気温における負荷を含む負荷データを所定時間ごとに取得してデータテーブルに記憶させる情報取得ステップと、データテーブルから負荷を予測したい時点の時刻である対象時刻の負荷データを抽出して第1データ群を生成する第1情報抽出ステップと、データテーブルから対象時刻に近い時刻の負荷データを抽出して第2データ群を生成する第2情報抽出ステップと、第1データ群と第2データ群の気温に対する負荷の比を求めこの比を用いて第2データ群の負荷の値をスケール変換するスケール変換ステップと、第1データ群の負荷データが不足している温度域をスケール変換後の第2データ群の負荷データで補間するデータ補間ステップと、補間後の第1データ群に基づいて対象時刻の気温と負荷の関係式を導出する関係式導出ステップと、配電区間の負荷を予測したい時点の気温から関係式に基づいてこの配電区間の負荷を予測する負荷予測ステップと、を含み、負荷データに含まれる負荷は、配電区間のセンサ内蔵自動開閉器によって実測された見かけ上の負荷に、該配電区間に連系した複数の太陽光発電機の総発電量を加えた実負荷であることを特徴とする。
上記構成では、対象時刻の気温と負荷とを含む負荷データのサンプル数が充分でない場合には、近い時刻の負荷データをスケール変換して補間する。これにより、対象時刻の気温と負荷の関係式の信頼性を向上することができ、予測したい時点の気温からその時点の配電区間の負荷を高精度で予測することが可能となる。
また、上記負荷データに含まれる負荷は、配電区間のセンサ内蔵自動開閉器によって実測された見かけ上の負荷に、この配電区間に連系した複数の太陽光発電機の総発電量を加えた実負荷である。これにより、予測したい時点の気温からその時点の配電区間の実負荷を高精度で予測することが可能となる。


上記複数の太陽光発電機の総発電量は、予め、次式「太陽光発電機の発電量の実測値/太陽光発電機の定格発電容量=第1係数×気温+第2係数×日射量+第3係数」に基づき、第1係数×気温+第2係数×日射量+第3係数で表される補正式を重回帰分析によって導出しておき、複数の太陽光発電機の総定格発電容量にこの補正式を乗じることで算出されるとよい。これにより、複数の太陽光発電機の総発電量を正確に算出でき、実負荷の信頼性の向上を図ることができる。
上記第1情報抽出ステップおよび第2情報抽出ステップにおいては、データテーブルから快晴時の負荷データを抽出するとよい。これにより、正確な日射量を把握しづらい(理論日射量(快晴時日射量)を算出する演算では実際の日射量を把握できない)雨天時(曇天時)のデータが除かれ、さらに精度を向上することができる。
本発明にかかる配電系統制御システムの代表的な構成は、任意の配電区間において、気温およびその気温における負荷を含む負荷データを所定時間ごとに取得する情報取得部と、負荷データが記憶されるデータテーブルを有する記憶部と、データテーブルから負荷を予測したい時点の時刻である対象時刻の負荷データを抽出して第1データ群を生成する第1情報抽出部と、第1情報抽出部にて抽出された負荷データが所定温度域ごとに一定以上あるか否かを判定するサンプル数判定部と、サンプル数判定部が否と判定した場合に、データテーブルから対象時刻に近い時刻の負荷データを抽出して第2データ群を生成する第2情報抽出部と、第1データ群と第2データ群の気温に対する負荷の比を求めこの比を用いて第2データ群の負荷の値をスケール変換するスケール変換部と、スケール変換後の第2データ群の負荷データを用いて第1データ群の負荷データが不足している温度域を補間するデータ補間部と、補間後の第1データ群に基づいて対象時刻の気温と負荷の関係式を導出する関係式導出部と、配電区間の負荷を予測したい時点の気温から関係式に基づいてこの配電区間の負荷を予測する負荷予測部と、負荷予測部が予測した負荷に基づいて配電系統の運用を行う切替制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、配電区間に連系する複数の太陽光発電機の総発電量を正確に把握(予測)して、無駄のない配電系統の運用を行うことができる。なお、上述した配電区間の負荷予測方法における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該配電系統制御システムにも適用可能である。
本発明によれば、対象とする配電区間の気温と負荷とを含む負荷データのサンプル数が充分でない場合であっても、予測したい時点の気温からその時点の配電区間の負荷(実負荷)を高精度で予測することが可能な配電区間の負荷予測方法、およびこの予測方法を適用した配電系統制御システムを提供可能である。
本発明の実施形態にかかる配電系統制御システムが適用される配電系統を示す図である。 図1に示す配電系統制御システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す配電系統制御システムの動作を説明するフローチャートである。 気温と実負荷の相関関係を示す図である。 12時の負荷データを示す図である。 9時の負荷データを示す図である。 12時の負荷データを9時の負荷データで補間した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[配電系統]
図1は、本発明の実施形態にかかる配電系統制御システム100が適用される配電系統132を示す図である。図1に示すように、変電所136a、136bから送り出された電力は、配電系統132によって、複数の一般家庭140a〜140c等に供給される。一般家庭140b、140cには、太陽光発電機142a、142bが備えられており、配電系統132に連系している。
配電系統132には、配電系統制御システム100によって制御される複数のセンサ内蔵自動開閉器138a〜138hが備えられる。センサ内蔵自動開閉器138a〜138hは、配電線路の開閉(ON/OFF)を行う区間開閉器であって、区間潮流(電流)を計測するセンサ機能を有している。なお、図1中、三角形で図示されるセンサ内蔵自動開閉器138a〜138fは区間自動開閉器であって、四角形で図示されるセンサ内蔵自動開閉器138g、138hは連系自動開閉器である。
例えば、配電区間134で事故が発生すると、その近傍のセンサ内蔵自動開閉器138eおよびセンサ内蔵自動開閉器138fが閉じられ電力供給が停止する。事故発生前に、変電所136aから電力が供給されていた場合には、センサ内蔵自動開閉器138fの下流側の電力供給も停止する。センサ内蔵自動開閉器138f下流側への電力供給は、センサ内蔵自動開閉器138hを切り替えて他の変電所136bから逆送電することで、早期に復旧し得る。
配電区間134の負荷(見かけ上の負荷)は、その上流側のセンサ内蔵自動開閉器138eの区間潮流の計測値から、下流側のセンサ内蔵自動開閉器138fの区間潮流の計測値を差し引いて送電電圧を乗じ、求めることができる。しかし、配電区間134には複数の太陽光発電機142a、142bが連系しているため、このような単純な計算では真の負荷(実負荷)を求めることができない。
そのため、配電系統制御システム100には、配電区間134に連系する複数の太陽光発電機142a、142bの総発電量を予測するための補正式が格納される。配電系統制御システム100は、配電区間134の所定時間ごとの気温およびその気温における実負荷を含む負荷データを蓄積することで、実負荷を予測したい時点の気温から実負荷を予測する。
[配電系統制御システム]
図2は、配電系統制御システム100の概略構成を示すブロック図である。図3は、配電系統制御システム100の動作を説明するフローチャートである。図2に示すように、配電系統制御システム100は、システム制御部102および記憶部104を含んで構成されるコンピュータシステムである。
システム制御部102は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を含む半導体集積回路であって、配電系統制御システム100全体の管理、制御を行う。記憶部104は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、システムで利用されるプログラムや各種データを記憶する。記憶部104には、定格発電容量格納部104a、補正式格納部104b、およびデータテーブル104cが備えられている。
定格発電容量格納部104aには、配電系統132に連系された複数の太陽光発電機142a、142bのそれぞれの個別情報が格納される。例えば、配電系統132に初めて(新規に)連系する際に電気事業者に申請が必要な定格発電容量が記憶される。補正式格納部104bには、集中連系型太陽光発電機実証研究地などで実測された太陽光発電機142a、142bの実発電量を用いて、下記の式1を重回帰分析し決定された第1係数、第2係数および第3係数が記憶される(第1係数、第2係数および第3係数が定数であって、気温および日射量が変数である)。以下、本実施形態において、「第1係数×気温+第2係数×日射量+第3係数」を補正式と称する。なお、式1の左辺の「太陽光発電機の発電量の実測値」および「太陽光発電機の定格発電容量」は、複数の太陽光発電機142a、142bの総発電量の実測値および複数の太陽光発電機142a、142bの総定格発電容量として、重回帰分析されることが好ましい(単一の場合と比べ平均化されるので精度が向上する)。
Figure 0005565193
データテーブル104cには、後述する情報取得部110が所定時間ごと(例えば、1分ごと)に取得する配電区間134の負荷データが蓄積される。負荷データには、配電区間134の気温およびその気温における実負荷が、そのときの時刻とともに包まれる。
配電系統制御システム100には、入力部106および出力部108が備えられている。入力部106は、キーボードやマウス、タッチパネル、あるいはファイル入出力装置やネットワークを通じたデータ通信等により、外部からシステムへ所定の情報を取り込む。出力部108は、ディスプレイやプリンタ等で構成され、使用者に情報を表示したり、印刷を行ったりする。また、出力内容をデータとして記録媒体に保存したり、ネットワークを通じたデータ通信やウェブ表示などを行ったりすることも可能である。
以下、配電系統制御システム100の情報取得部110、日射量算出部112、総発電量算出部114、第1情報抽出部116、サンプル数判定部118、第2情報抽出部120、スケール変換部122、データ補間部124、関係式導出部126、負荷予測部128および切替制御部130について、図3のフローチャートに則って説明する。図3に示すように、配電系統制御システム100は配電系統132の運用のために(配電系統運用ステップ162)、情報取得ステップ144、予測時点入力ステップ146、第1情報抽出ステップ148、サンプル数判定ステップ150および関係式導出ステップ158によって、配電区間134の実負荷を予測する(負荷予測ステップ160)。本実施形態の特徴として、第1情報抽出ステップ148にて抽出された負荷データのサンプル数が充分でない場合には、第2情報抽出ステップ152、スケール変換ステップ154およびデータ補間ステップ156により負荷データが補間される。
情報取得ステップ144では、その第1ステップ144a〜第5ステップ144eにより配電区間134の負荷データをデータテーブル104cに蓄積する。第1ステップ144aでは、情報取得部110が配電区間134の天候および気温、並びに見かけ上の負荷を取得する。具体的には、天候および気温は、気象庁の地域気象観測システムすなわちAMeDAS(Automated Meteorological Data Acquisition System)から取得することができる(AMeDASでは気温が10秒刻みで更新される)。もちろん、配電区間134に気温計を配置するなど、他の手法により気温などを取得してもよい。見かけ上の負荷は、センサ内蔵自動開閉器138a〜138hが計測した区間潮流に基づき取得される。
第2ステップ144bでは、第1ステップ144aで取得した天候が晴れ(快晴、晴)であるか否かを判定する。天候が晴れでなかった場合には(第2ステップ144bのNo)、連系する太陽光発電機142a、142bの発電をないものと見なし、第1ステップ144aで取得した見かけ上の負荷を実負荷として、情報取得部110が気温およびその実負荷(見かけ上の負荷)、そのときの時刻を含む負荷データをデータテーブル104cに記憶させる(第5ステップ144e)。
一方、天候が晴れであった場合には(第2ステップ144bのYes)、連系する太陽光発電機142a、142bの総発電量を見かけ上の負荷に加えたものが実負荷となる。そこで、第3ステップ144cとして、日射量算出部112が式2に基づき配電区間134のその日時(時刻)の理論日射量(快晴時日射量)を算出する。かかる理論日射量は、日時および経緯度から算出される。もちろん、配電区間134に日射計を配置して実測により日射量を取得してもよいが、日時および経緯度から算出することで労力がかからずより簡易に実現可能な構成となる。
Figure 0005565193
日射量算出部112が理論日射量を算出すると、第4ステップ144dとして、総発電量算出部114が定格発電容量格納部104aから、配電区間134に連系する太陽光発電機142a、142bの定格発電容量を読み出し、全てを足し合わせて配電区間134全体の太陽光発電機142a、142bの総定格発電容量を算出する。そして、式3に示すように、総発電量算出部114が、この総定格発電容量に補正式格納部104bに記憶された補正式を乗じて、連系する太陽光発電機142a、142bの総発電量を算出する。補正式には、先に求めた気温と、日射量として理論日射量が代入される。
Figure 0005565193
太陽光発電機142a、142bの総発電量に最も依存する(相関関係がある)のは日射量であり、次いで依存するのは気温である。本実施形態では、日射量および気温がパラメータに設定された補正式に基づき太陽光発電機142a、142bの総発電量が算出される。そのため、高い精度で太陽光発電機142a、142bの総発電量を予測することが可能である。なお、かかる補正式の第1係数、第2係数、第3係数は重回帰分析によって決定されるので、例えば日射量に換えてこの日射量を包含する太陽光発電機142a、142bの定格比の理論発電量を用いてもよい。総発電量算出部114により総発電量が算出されると、情報取得部110が、気温およびこの総発電量を見かけ上の負荷に加えた実負荷、そのときの時刻を含む負荷データをデータテーブル104cに記憶させる(第5ステップ144e)。
予測時点入力ステップ146では、管理者の予測したい時点が入力部106より入力される。そして、第1情報抽出ステップ148では、第1情報抽出部116がデータテーブル104cから負荷を予測したい時点の時刻である対象時刻の負荷データを抽出して第1データ群を生成する。
図4は気温と実負荷の相関関係を示す図である。図4に示すように、配電区間134の実負荷は気温に基づき一定と見なすことができ、時間帯(時刻)に関係なく低気温時および高気温時に高くなり、中程度の気温時には相対的に低くなる傾向がある。本実施形態では、この傾向に基づき、サンプル数判定ステップ150にて、サンプル数判定部118が、第1情報抽出部116にて抽出された負荷データ(第1データ群の負荷データ)が所定温度域ごとに一定以上あるか否かを判定する。そして、負荷データのサンプル数が充分でない場合には(サンプル数判定ステップ150のNo)、他時間帯(近い時刻)のものをスケール変換(尺度調整)して補間する。
以下、図5〜図7を参照しつつ、対象時刻の負荷データである12時の負荷データを、対象時刻に近い時刻の負荷データである9時の負荷データで補間する場合について説明する。図5は、12時の負荷データを示す図であり、図6は9時の負荷データを示す図である。図7は、12時の負荷データを9時の負荷データで補間した図である。なお、本実施形態では、サンプル数判定部118は、0℃〜35℃までの範囲の5℃ごとの範囲に5つ以上の負荷データがあるか否かを判定するものとする。
図5に示すように、対象時刻が12時の場合、0℃〜5℃、5℃〜10℃の範囲に負荷データが5つ以上存在しない(サンプル数判定ステップ150のNo)。そのため、第2情報抽出ステップ152にて、第2情報抽出部120が、データテーブル104cから対象時刻に近い時刻の負荷データを抽出して第2データ群を生成する。
具体的には、第2情報抽出部120は、対象時刻に近い時刻の負荷データを順(例えば、12時至近の11時および1時の負荷データ、10時および2時の負荷データの順)にデータテーブル104cから読み出す。そして、0℃〜5℃、5℃〜10℃の範囲に負荷データが存在する場合には、その負荷データを第2データ群として抽出する。ここでは、図6に示すように、9時の負荷データにおいて、0℃〜5℃、5℃〜10℃の範囲に負荷データが存在しているため、9時の負荷データが第2データ群として抽出される。
上述したように実負荷は時間帯(時刻)に関係なく低気温時および高気温時に高くなり、中程度の気温時には相対的に低くなる傾向があるが、時間帯によって実負荷の絶対的な大きさは変動する(図4に示すように気温に対する実負荷の波形が上下に移動する)。そのため、スケール変換ステップ154にて、スケール変換部122が第2データ群として抽出された負荷データをスケール変換する。
スケール変換部122は、第1データ群(12時の負荷データ)と第2データ群(9時の負荷データ)の気温に対する実負荷の比を求め、この比を第2データ群の実負荷の値に乗じる。第1データ群(12時の負荷データ)と第2データ群(9時の負荷データ)の気温に対する実負荷の比は、例えば所定温度ごと(5℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃)の気温に対する実負荷の比の平均値として算出される。
上記より、データ補間ステップ156にて、データ補間部124が第1データ群の負荷データが不足している温度域(0℃〜5℃、5℃〜10℃の範囲)にスケール変換後の第2データ群の負荷データを補間する(図7参照)。依然として5℃刻みで負荷データが5つ以上存在しない範囲がある場合には(サンプル数判定ステップ150のNo)、第2情報抽出ステップ152、スケール変換ステップ154およびデータ補間ステップ156による補間が繰り返される。
一方、全ての温度域において5℃刻みで負荷データが5つ以上存在する場合には(サンプル数判定ステップ150のYes)、それ以上の補間は不要となる。そこで、関係式導出ステップ158にて、関係式導出部126が対象時刻の気温と実負荷の関係式を導出する。すなわち、第1データ群の負荷データ(補間した負荷データを含む)に基づき、近似式を導出する。この近似式は、気温と実負荷の関係を表すものとして、天候、季節を問わず汎用性を有するものである。
そして、負荷予測ステップ160にて、負荷予測部128がこの関係式(近似式)に基づき、実負荷を予測したい時点の気温から、配電区間134のその時点の実負荷を予測する。実負荷を予測したい時点の気温は、AMeDASから取得するようにしてもよいし、管理者が入力部106から入力するようにしてもよい。実負荷が予測されると、配電系統運用ステップ162にて、センサ内蔵自動開閉器138a〜138hを制御する切替制御部130が、無駄のない配電系統132の運用を行う。
表1は、図3のフローチャートに則り実負荷を予測した場合の予測精度を示している。表1の左側に示すように、本実施形態によれば非常に高い精度で実負荷を予測することができる。これは、連系する太陽光発電機142a、142bの総発電量に最も依存する日射量、次いで依存する気温がパラメータに設定された補正式によって、総発電量を非常に高い精度で予測できるためでもある。事実、表1の右側に示すように、日射量を除いた補正式「第1係数×気温+第3係数」を用いると(日射量を含む補正式とは別個に、第1係数および第3係数は重回帰分析により決定)、かなり精度が低下してしまう。
Figure 0005565193
なお、負荷データに天候を包含させておき、上記第1情報抽出ステップ148および第2情報抽出ステップ152においては、データテーブル104cから晴れの負荷データを抽出するように構成してもよい。上記では天候が晴れでない場合、連系する太陽光発電機142a、142bの発電をないものと見なしたが、雨天時(曇天時)であっても太陽が照ればその日射量に基づき発電するので、雨天時(曇天時)の負荷データを除外することで正確な関係式(近似式)を導出することができる。よって、より正確な実負荷を予測することができる。
なお、太陽光発電機142a、142bの発電が殆ど考えられない(太陽が照らない)雨天時(曇天時)の負荷を抽出して、実負荷として関係式(近似式)を導出してもよい。本発明の特徴たる負荷データの補間に関しては、太陽光発電機142a、142bの発電の有無に関係なく適用することができる。すなわち、従来のように気温と見かけ上の負荷とを蓄積する場合であっても、太陽光発電機142a、142bの総発電量が極めて大きくならない場合には、他時間帯(近い時刻)のデータで補間すれば関係式(近似式)の精度(相関関数の完成度)を向上することができる。
上述した配電系統制御システム100によれば、対象とする配電区間134の気温と実負荷とを含む負荷データのサンプル数が充分でない場合であっても、予測したい時点の気温からその時点の配電区間134の実負荷を高精度で予測することが可能となる。かかる技術が必要とされるのは、対象とする配電区間134において、配電区間の変化、住宅の新設または撤去、太陽光発電機142a、142bの導入等を考慮すると、信頼のおける充分新しい負荷データを蓄積しづらいためである。すなわち、信頼のおける充分新しい負荷データのみを使用すると、負荷データのサンプル数が不足しがちになるからである。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、任意の配電区間に連系する複数の太陽光発電機の総発電量を予測する太陽光発電量予測方法、およびこれを利用した配電系統制御システムとして利用することができる。
100…配電系統制御システム、102…システム制御部、104…記憶部(104a…定格発電容量格納部、104b…補正式格納部、104c…データテーブル)、106…入力部、108…出力部、110…情報取得部、112…日射量算出部、114…総発電量算出部、116…第1情報抽出部、118…サンプル数判定部、120…第2情報抽出部、122…スケール変換部、124…データ補間部、126…関係式導出部、128…負荷予測部、130…切替制御部、132…配電系統、134…配電区間、136a、136b…変電所、138a〜138h…センサ内蔵自動開閉器、140a〜140c…一般家庭、142a、142b…太陽光発電機、144…情報取得ステップ(144a…第1ステップ、144b…第2ステップ、144c…第3ステップ、144d…第4ステップ、144e…第5ステップ)、146…予測時点入力ステップ、148…第1情報抽出ステップ、150…サンプル数判定ステップ、152…第2情報抽出ステップ、154…スケール変換ステップ、156…データ補間ステップ、158…関係式導出ステップ、160…負荷予測ステップ、162…配電系統運用ステップ

Claims (4)

  1. 任意の配電区間において、気温およびその気温における負荷を含む負荷データを所定時間ごとに取得してデータテーブルに記憶させる情報取得ステップと、
    前記データテーブルから、負荷を予測したい時点の時刻である対象時刻の負荷データを抽出して第1データ群を生成する第1情報抽出ステップと、
    前記データテーブルから、前記対象時刻に近い時刻の負荷データを抽出して第2データ群を生成する第2情報抽出ステップと、
    前記第1データ群と第2データ群の気温に対する負荷の比を求め、この比を用いて前記第2データ群の負荷の値をスケール変換するスケール変換ステップと、
    前記第1データ群の負荷データが不足している温度域をスケール変換後の第2データ群の負荷データで補間するデータ補間ステップと、
    補間後の前記第1データ群に基づいて、前記対象時刻の気温と負荷の関係式を導出する関係式導出ステップと、
    前記配電区間の前記負荷を予測したい時点の気温から、前記関係式に基づいて該配電区間の負荷を予測する負荷予測ステップと、
    を含み、
    前記負荷データに含まれる負荷は、前記配電区間のセンサ内蔵自動開閉器によって実測された見かけ上の負荷に、該配電区間に連系した複数の太陽光発電機の総発電量を加えた実負荷であることを特徴とする配電区間の負荷予測方法。
  2. 前記複数の太陽光発電機の総発電量は、予め、次式「太陽光発電機の発電量の実測値/太陽光発電機の定格発電容量=第1係数×気温+第2係数×日射量+第3係数」に基づき、第1係数×気温+第2係数×日射量+第3係数で表される補正式を重回帰分析によって導出しておき、
    前記複数の太陽光発電機の総定格発電容量に前記補正式を乗じることで算出されることを特徴とする請求項2に記載の配電区間の負荷予測方法。
  3. 前記第1情報抽出ステップおよび第2情報抽出ステップにおいては、前記データテーブルから快晴時の負荷データを抽出することを特徴とする請求項2または3に記載の配電区間の負荷予測方法。
  4. 任意の配電区間において、気温およびその気温における負荷を含む負荷データを所定時間ごとに取得する情報取得部と、
    前記負荷データが記憶されるデータテーブルを有する記憶部と、
    前記データテーブルから、負荷を予測したい時点の時刻である対象時刻の負荷データを抽出して第1データ群を生成する第1情報抽出部と、
    前記第1情報抽出部にて抽出された負荷データが所定温度域ごとに一定以上あるか否かを判定するサンプル数判定部と、
    前記サンプル数判定部が否と判定した場合に、前記データテーブルから前記対象時刻に近い時刻の負荷データを抽出して第2データ群を生成する第2情報抽出部と、
    前記第1データ群と第2データ群の気温に対する負荷の比を求め、この比を用いて前記第2データ群の負荷の値をスケール変換するスケール変換部と、
    前記スケール変換後の第2データ群の負荷データを用いて、前記第1データ群の負荷データが不足している温度域を補間するデータ補間部と、
    補間後の前記第1データ群に基づいて、前記対象時刻の気温と負荷の関係式を導出する関係式導出部と、
    前記配電区間の前記負荷を予測したい時点の気温から、前記関係式に基づいて該配電区間の負荷を予測する負荷予測部と、
    前記負荷予測部が予測した負荷に基づいて、配電系統の運用を行う切替制御部と、
    を備え
    前記負荷データに含まれる負荷は、前記配電区間のセンサ内蔵自動開閉器によって実測された見かけ上の負荷に、該配電区間に連系した複数の太陽光発電機の総発電量を加えた実負荷であることを特徴とする配電系統制御システム。
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