JP5564532B2 - シート部材、手帳用カバー及び電子機器用ケース - Google Patents

シート部材、手帳用カバー及び電子機器用ケース Download PDF

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Description

本発明は、ブックカバー、手帳用カバー、携帯電話、電子手帳、電子辞書などのカバー又はケースに用いるシート部材並びに該シート部材を用いた手帳用カバー及び電子機器用ケースに関する。
ブックカバー、手帳用カバー、携帯電話、電子手帳、電子辞書などのカバー又はケースは、多種多様なものが流通している。ユーザは自分の好みにあったものを選択して利用している。カバー又はケースは多種多様なものから選択が可能であるものの、購入したカバー又はケースをカスタマイズすることができない。そのような課題に対して、特許文献1には、収納物の保持位置をカスタマイズ可能なケースが記載されている。
一方、カバー又はケースは収納するものを着実に保護することが重要である。特に、携帯電話、電子手帳、電子辞書などの電子機器である場合、落とした際に収納物へ加わる衝撃を軽減することが重要である。そのような課題に対して、特許文献2には、緩衝材を設けた電子機器保護ケースが記載されている。
特開平11−342017号公報 特開2007−301131号公報
一方、手帳や携帯電話機など個人で使用するものは、近年、人とは違う自分の個性が表現されたものにしたいという要望がある。それに対して、様々なデザインの手帳用カバーや携帯電話機用のカバーやケースが作られている。しかしながら、いずれもデザインを変更することはできない。
本発明は、上述のごとき事情に鑑みてなされたものであり、デザインの変更が行うことが可能で、収納物の保護も可能となるカバー又はケース用のシート部材並びに該シート部材を用いた手帳用カバー及び電子機器用ケースを提供することを目的とする。
本発明に係るシート部材は、一面に多数の凹部(又は凸部)を設けてあるシート基材部と、前記凹部(又は凸部)嵌合する多数の凸部(又は凹部)及び該凸部(又は凹部)を一面に設けてある基部を有する複数の小片部からなる小片部群とを備え、前記小片部の互いに接触する縁を凹曲縁又は凸曲縁としてあり、隣り合う2つの小片部は一方の前記凹曲縁と他方の前記凸曲縁の一部又は全部が接触し、前記小片部群が前記シート基材部に嵌合可能あることを特徴とする
本発明にあっては、複数の小片部の嵌合位置を交換することで、デザインを変更することが可能となる。
本発明に係るシート部材は、前記シート基材部及び前記小片部群が弾性のある材質により形成されてなることを特徴とする。
本発明にあっては、シート基材部及び小片部群を弾性がある部材により構成したので、シート部材を用いたカバー、ケースは収納物を外部の衝撃から保護することが可能となる。
本発明に係る手帳用カバーは上述のシート部材を用いて構成したことを特徴とする。
本発明にあっては、上述のシート部材を用いて手帳用カバーを構成したので、小片部を付け替えることで、デザインを容易に変更することが可能となる。
本発明に係る手帳用カバーは前記複数の小片部には、前記基部の一面から他面に貫通する孔が設けてある小片部を含み、前記孔に手帳のしおり紐を通した小片部を前記シート基材部に嵌合することによりしおり紐を固定するようしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、手帳のしおり紐を固定する小片部を含むこととしたので、手帳を持ち歩く際に、手帳が開いてしまっても、しおり紐が外れしてしまうのを防ぐことが可能となる。
本発明に係る電子機器用ケースは上述のシート部材を用いて構成したことを特徴とする。
本発明に係る電子機器用ケースは電子機器を収納する箱部を含み、該箱部の底板部分を前記シート部材により構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、上述のシート部材を用いて電子機器用ケースを構成したので、小片部を付け替えることで、デザインを容易に変更することが可能となる。
本発明にあっては、複数の小片部をシート基材部に嵌合可能としてある。複数の小片部の嵌合位置を交換することにより、デザインを変更することが可能となる。
シート部材の構成を示す斜視図である。 シート部材のシートベース部を示す平面図である。 図2のIII−III線による断面図である。 ピースの一例を示す斜視図である。 図4のV−V線による断面図である。 ピース群の例を示す平面図である。 ピースが嵌合してあるシートベース部の斜視図である。 広げた手帳用カバーの外側を示す平面図である。 広げた手帳用カバーの内側を示す平面図である。 図8に示す手帳用カバーの正面図である。 図8の断面線XI−XIによる断面図である。 指受け溝の拡大表示した斜視図である。 指受け溝の拡大表示した斜視図である。 孔付きピースを示す斜視図である。 しおり紐を止める手順を示す斜視図である。 厚みの異なるピースを組み合わせた手帳用カバーの一例を示す斜視図である。 電子機器ケースの一例を示す斜視図である。 電子機器ケースの一例を示す斜視図である。 図17のXIX−XIX線による断面図である。 ピースの別の形態を示す部分斜視図である。 電子機器ケースの一例を示す斜視図である。 電子機器ケースの一例を示す斜視図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1はシート部材1の構成を示す斜視図である。シート部材1はシートベース部(シート基材部)11とピース(小片部)12を含む。ピース12には形状の異なる複数のピース12a、12b,12c、12dを含む。なお、図1に示すシート部材1は平面視矩形状としているが、これに限らず任意の形状としても良い。
図2はシート部材1のシートベース部11を示す平面図である。図3は図2のIII−III線による断面図である。シートベース部11は平面視矩形状で、厚さが3〜5mm程度のシート状部材である。シートベース部11は弾性のある材質、例えばシリコーン、ウレタンゴム、イソプレンゴム等により形成する。図2に示すようにシートベース部11には複数の凹部11aが形成してある。凹部11aは円柱状の空間としてある。各凹部11aは一定間隔を隔てて、規則的に繰り返し、形成してある。図3に示すように凹部11aの深さは、シートベース部11の厚さの約2/3としてある。
図4はピース12dの一例を示す斜視図である。図5は図4のV−V線による断面図である。図6はピース群の例を示す平面図である。図4に示すように、ピース12dは基部122と、基部122から垂直に突出する凸部121とを含む。基部122の周縁には曲線で形成された凹曲縁123、凸曲縁124が設けられている。凹曲縁123は他のピースの凸曲縁124と、凸曲縁124は他のピースの凹曲縁123と接触するようにしてある。すなわち、基部122はジグソーパズルのピースのような形状としてある。図1では、隣り合うピース(例えばピース12bとピース12d)の凹曲縁と凸曲縁は全面が接触し、互いに密着しているようになっているが、それに限られない。一部分に隙間を設けるようにしても良い。それにより、ピース(例えばピース12d)の取り外しが容易となる。ピース12dはシートベース部11と同様に弾性のある材質、例えばシリコーン、ウレタンゴム、イソプレンゴム等により形成する。凸部121はシートベース部11に形成された凹部11aと対をなすものである。凸部121は基部122に複数形成してある。凸部121の各々は円柱形状である。各凸部121は基部122に一定間隔を隔てて、規則的に繰り返し、形成してある。凸部121の間隔はシートベース部11の凹部11aと略同一としてある。図5に示すように凸部121の突出長は、基部122の厚さの約2倍としてある。凸部121の外形寸法は凹部11aの寸法と略同一としてある。凸部121と凹部11aとの嵌合は摩擦により保持される。
基部122の周縁には凹曲縁123、凸曲縁124が設けられるとしたが、それに限らない。基部122は平面視矩形状としても良い。また、凸部121は円柱形状としたが、凸部121上面の直径が、基部122と接続されている根本の直径よりも小さくしてある、いわゆるプリン形状としても良い。三角柱形状、四角柱形状、六角柱形状などの多角柱形状としても良い。
さらに、各凹部11aの形成間隔、各凸部121の形成間隔はシートベース部11よりピース12dが容易に外れないような間隔であり、かつ、ピース12dをシートベース部11に容易に嵌合可能な間隔であれば良い。各凹部11a、各凸部121の円柱の直径も、形成間隔と同様であり、これらの値は、シートベース部11、ピース12dの形状、材質などに合わせて適宜、定めれば良い。
図6はピース12の一例を示す平面図である。図4及び図5に示すピース12dはピース12の一例である。図6に示すようにピース12はピース12a、12b、12c、12dの4種類からなる。ピース12aからピース12dは、基部の形状が異なるが、凸部の形状、寸法、及び配置間隔は互いに同一である。上述したように、各ピースの基部周縁に設けられた凹曲縁、凸曲縁はそれぞれ他のピースの凸曲縁、凹曲縁と嵌め合うようにしてある。ピース12a、12b、12cは周縁の一部を直線上としてある。このようなピースを適宜複数組み合わせることで、シートベース部11と同様な矩形形状を形作ることが可能である。したがって、全てのピースをシートベース部11からはみ出すこと無く、シートベース部11と嵌合することが可能である。
図7はピース12が嵌合してあるシートベース部11の斜視図である。図7に示すように、矩形形状の角部分を形成するのはピース12aである。2つのピース12aの間に、ピース12b、ピース12cを互いに複数組み合わせることにより、矩形状の一辺を構成することができる。図7に示す例では、長辺はピース12b及びピース12cが各2個であり、短辺はピース12b、12cが各1個としてある。辺を構成しない内部については、ピース12dを用いる。このようにピース12b、12cの個数を調整することにより、矩形を構成する辺の長さを変えることが可能である。
上述のように本実施の形態に係るシート部材1はシートベース部11、複数のピースを含む構成とした。同一形状のピースが複数個含まれているので、同一形状ピース間で位置を交換することが可能である。同一形状ピース間で色、表面のデザイン、イラストなどを変えておけば、位置を交換するだけで、容易にデザインを変更することが可能となる。新たなピースを作成し、入れ替えることによってもデザインを変更することが可能となる。ジクソーパズルのように複数のピースが組み合わさるとイラスト、写真が認識できるようにピース表面に印字を行えば、ジクソーパズルのように画像を完成させるという楽しみをユーザに提供することが可能となる。
また、シートベース部11、ピース12は弾性のある材質、例えばシリコーン、ウレタンゴム、イソプレンゴム等により形成することとしたので、シート部材1を用いたカバー、ケースは収納物を外部の衝撃から保護することが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態では上述のシート部材を用いた手帳用カバーについて説明する。図8は広げた手帳用カバー2の外側を示す平面図である。図9は広げた手帳用カバー2の内側を示す平面図である。図10は図8に示す手帳用カバー2の正面図である。図11は図8の断面線XI−XIによる断面図である。図12及び図13は指受け溝の拡大表示した斜視図である。図14は孔付きピース22eを示す斜視図である。
手帳用カバー2は表紙部21、ピース22、背表紙部23、裏表紙部24、フラップバンド25を含む。表紙部21、背表紙部23、裏表紙部24、フラップバンド25は一体となっている。手帳用カバー2のフラップバンド25を除いた部分は平面視略矩形状である。表紙部21、背表紙部23、裏表紙部24、フラップバンド25の寸法は、本手帳用カバー2を使用する手帳の寸法に合わせて決めれば良い。また、表紙部21及びピース22は上述した実施の形態1のシート部材1と同様な構成となっている。
表紙部21は手帳の表紙を覆う部分である。表紙部21は平面視矩形状である。表紙部21は凹部21a、そで21b、指受け溝21c、指受け溝21dを含む。凹部21aは表紙部21の表面に一定間隔を隔てて、規則的に繰り返し、形成してある。凹部21aの深さは表紙部21の厚さの約2/3としてある。
そで21bは表紙部21の裏側部分に形成されているポケット状のものである。そで21bは略直方体状の空間が形成されるよう構成されている。そで21bに手帳の表紙を差し込むことにより、手帳用カバー2が手帳に固定することが可能となっている。
表紙部21の四隅のうち、背表紙部23と接していない2つの隅には、それぞれフラップピース25aが嵌合するようにしてある。フラップピース25aが嵌合する部分には指受け溝21cが形成してある。図12に示すように、指受け溝21cは表紙部21の角を落とし、さらに曲面を持つ溝を形成したものである。いわゆる止めさじ面を形成したかのような形状となっている。指受け溝21cを設けたことにより、フラップピース25aを表紙部21から取り外す際に、指の腹でフラップピース25aを引っ掛けて、容易に取り外すことが可能となる。なお、指受け溝21cとして止めさじ面取り加工としたのは一例である。指の腹でフラップピース25aを引っ掛けることが可能であれば、他の面取り加工でも良い。
表紙部21の背表紙部23側の一方の隅には、指受け溝21dを形成してある。指受け溝21dは指受け溝21cと同様に止めさじ面取り加工により形成してある。指受け溝21dと一体となって、しおり紐保持部21eが形成してある(図13参照)。しおり紐保持部21eは以下に説明するように、手帳のしおり紐を固定する場合に、しおり紐を保持する部分である。
ピース22は複数種類のピース22a、22b、22c、22d、孔付きピース22eを含む。ピース22a、22b、22c、22dは、それぞれ実施の形態1におけるピース12a、12b、12c、12dと同様であるので、説明を省略する。図14に示すように、孔付きピース22eの形状はピース22aとほぼ同一で孔部22fが設けてある点が異なる。孔部22fは孔付きピース22eの一面から他面に貫通する貫通孔であり、手帳のしおりとして用いるしおり紐を固定するのに用いる。凸部221は表紙部21の凹部21aと嵌合する。図15はしおり紐bを止める手順を示す斜視図である。図15Aに示すように、手帳にしおり紐bをはさみ、手帳よりはみ出た部分を孔付きピース22eの孔部22fに表から裏へ通す。しおり紐bが孔部22fから抜けないように、孔付きピース22eを表紙部21に嵌合させる。図15Bに示すように、しおり紐bが固定できる。このようにしてしおり紐bを固定しておくことにより、持ち運んでいる際にしおり紐bが外れてしまうことを防ぐことが可能となる。上述したように孔付きピース22eに対応する表紙部21にはしおり紐保持部21eを形成してある。したがって、孔部22fにしおり紐bを通した孔付きピース22eを表紙部21に嵌合しようとした場合でも、孔付きピース22eが表紙部21より浮き上がるようなことはなく、他のピースと同様に、表紙部21と確実に嵌合することが可能である。孔付きピース22eが表紙部21から外れやすくなることはない。
図9に示す背表紙部23は手帳の背表紙を覆う部分である。背表紙部23と表紙部21との間、及び背表紙部23と裏表紙部24との間には、それぞれ折り曲げ溝23aが設けてある。折り曲げ溝23aを設けたことにより、手帳の形状に合わせて、背表紙部23に対して表紙部21、裏表紙部24を折り曲げることが可能となる。背表紙部23の横幅(表紙部21と裏表紙部24を隔てている距離)は、手帳の厚さに応じて定めれば良い。
裏表紙部24は手帳の裏表紙を覆う部分である。裏表紙部24の背表紙部23と接続している辺の対辺両端にはフラップバンド25が接続されている。フラップバンド25との接続部分それぞれには、バンド接続溝24aが設けられており、フラップバンド25を曲げられるようにしてある。裏表紙部24の裏面側には図11に示すようにそで24bが形成してある。そで24bは上述のそで21bと同様にポケット状のものである。そで24bに、手帳の裏表紙を差し込むことにより、手帳用カバー2を手帳に固定することが可能となる。
フラップバンド25はフラップピース25a、凸部25b、バンド折り曲げ溝25cを含む。フラップピース25aはバンド折り曲げ溝25cを介してフラップバンド25と接続されており、フラップピース25aを折り曲げることが可能となっている。フラップバンド25は表紙部21と裏表紙部24と接続する役目を担うものである。フラップピース25aはピース22aと同様な構成となっている。フラップピース25aに設けられた凸部25bが、表紙部21に設けてある凹部21aと嵌合することにより、フラップバンド25が表紙部21に固定される。フラップバンド25の長手方向の寸法はそで24bを含めた裏表紙部24の厚み、手帳の厚み、そで21bを含めた表紙部21の厚みより、適切な値に定めれば良い。先端のフラップピース25aは表紙部21の表面に嵌合するので、寸法には余裕をもたせる必要がある。また、手帳にメモ用紙を挟んだり、付箋紙、シールを貼ったりすることにより、手帳の厚みが増した場合にもフラップピース25aが表紙部21に嵌合可能となるような考慮も必要である。フラップバンド25は裏表紙部24と一体的に接続されているので、フラップバンド25により手帳が不用意に開いてしまうことを防ぐことが可能となる。
上述のように本実施の形態2では、実施の形態1で示したシート部材1を用いた構成としてあるので、実施の形態1と同様な効果が得られる。
(実施の形態3)
実施の形態2では各ピースの厚みは同一であるものとしたが、厚みを変えたものを組み合わせても良い。図16は厚みの異なるピースを組み合わせた手帳用カバーの一例を示す斜視図である。
各ピースには三種類のハッチングのうちいずれかのハッチングを施し、厚みを表している。例えば、h1のハッチングは厚みが5mm、h2のハッチングは厚みが3mm、h3のハッチングは厚みが1mmとする。なお、この厚みには凸部は含まないものとする。また、実施の形態1に示したシート部材1にも同様な変更を施しても良いことは言うまでもないことである。
実施の形態3では実施の形態1、実施の形態2で述べた効果に加えて、以下の効果を奏する。厚みが異なるピースを組み合わせることにより、ピースの配置を変える際に、ピースを取り外しやすくなる。外観がより立体的に見え、また、触った際のアクセントともなり、より美観が向上する。また、表面に凹凸ができることにより手を滑らせて落としてしまうことを発生しにくくするという利点がある。
(実施の形態4)
次にシート部材1を用いた電子機器ケースについて説明する。ここで、電子機器とは、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、スマートフォン、電子辞書、デジタルオーディオプレイヤなどである。図17、図18は電子機器ケース3の一例を示す斜視図である。図19は図17のXIX−XIX線による断面図である。
電子機器ケース3は箱部31、ピース32を含んでいる。箱部31は略矩形状で、一面が開口部となっている。箱部31に電子機器を収納する。箱部31には各種の孔部31a、31b、31c、31d、31eが設けてある。孔部31a〜31eは電子機器内蔵のカメラレンズ、イヤホンジャック、外部接続コネクタ、操作スイッチなどに対応した位置にある。それにより電子機器を電子機器ケース3から外すこと無く、カメラの利用、イヤホンの接続、外部接続ケーブルの接続、操作スイッチの操作を可能とする。
電子機器ケース3の箱部31の底板部分は実施の形態1で示したシート部材と同様な構成となっている。図18に示すように、箱部31の底板部外面には複数のピース32a、32b、32c、32d、32eが嵌合可能としてある。ピース32dはピース32aとほぼ同様な形状である。ピース32dがピース32aと異なるのは孔部32fが設けられている点である。孔部32fは電子機器内蔵のカメラレンズの位置と対応した位置としてあり、常に内蔵カメラによる撮影を可能としてある。
図19に示すように、電子機器ケース3の箱部31の開口部には、側面から内側に突出する額縁状の枠板部31fが設けてある。枠板部31fにより、電子機器ケース3は電気機器に固定される。
上述の説明において、ピース32dは電子機器内蔵のカメラレンズに対応した孔部32fを設けることとしたが、孔部32fを設けない構成も可能である。図20はピース32dの別の形態を示す部分斜視図である。図20に示すように、ピース32dの一辺は箱部31と一体化された構成とする。内蔵カメラを利用する際には、図20に示すようにピース32dを箱部31の表面から取り外した状態とすれば良い。ピース32dは箱部31と一体化されているので、カメラ利用中にピース32dを紛失することを防ぐことが可能となる。紛失の恐れを考慮せずに、他のピースのようにピース32dを箱部31から完全に分離可能としても良い。
上述のように本実施の形態4では、実施の形態1で示したシート部材1を用いた構成としてあるので、実施の形態1と同様な効果を得られる。また。電子機器カバー3に用いる電子機器に合わせる形で、孔部31a、31b、…、31e、32fを設け、ピース32dを構成することにより、電子機器カバー3を電子機器から取り外すこと無く、その機能を活用することが可能となる。
(実施の形態5)
図21は電子機器ケース4の一例を示す斜視図である。図21Aは表側から見た図であり、図21Bは蓋部42を閉めた状態の電子機器ケース4を裏側から見た図である。電子機器ケース4は箱部41、蓋部42、フラップバンド43を含む。箱部41に電子機器を収納する。蓋部42は一辺が箱部41と一体化された構成となっている。蓋部42の箱部41と連結している辺と対向する辺には、フラップバンド43が蓋部42と一体化して構成されている。
図21Bに示すように、蓋部42から伸びたフラップバンド43は箱部41の側面に沿って箱部41の裏側に達する。フラップバンド43先端のフラップピース43aは箱部裏側外面に固定される。それにより、電子機器ケース4の蓋部42が箱部41に固定されることとなる。蓋部42が閉まることにより、電子機器が箱部41から飛び出ることを防ぐことが可能となる。
(実施の形態6)
図22は電子機器ケース5の一例を示す斜視図である。電子機器ケース5は筒型形状であり、筒内部51に電子機器を格納する。電気機器使用時は電子機器を電子機器ケース5より取り出して使うことを、前提としている。電子機器ケース5の一面にシート部材を採用しており、ピース52a、52b、52cが嵌合している。この例では蓋部がないが蓋部を設け、電子機器が電子機器5ケースから飛び出さいないようにしても良い。
実施の形態4から6では電子機器のケースとしたが、電子機器に限らず他のもののケースとして用いても良い。
上述の実施の形態1から6では、ピースに凸部を設け、シートベース部、表紙部等に凹部を設けるものとしたが、それに限られない。ピースに凹部を設け、シートベース部、表紙部等に凸部を設ける構成としても良い。
なお、上述した実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 シート部材
11 シートベース部(シート基材部)
11a 凹部
12、12a、12b、12c、12d ピース(小片部)
121 凸部
122 基部
123 凹曲縁
124 凸曲縁
2 手帳用カバー
21 表紙部
21a 凹部
21b そで
21c、21d 指受け溝
21e しおり紐保持部
22、22a、22b、22c、22d ピース
221 凸部
22e 孔付きピース
22f 孔部
b しおり紐
23 背表紙部
23a 折り曲げ溝
24 裏表紙部
24a バンド接続溝
24b そで
25 フラップバンド
25a フラップピース
25b 凸部
25c バンド折り曲げ溝
3 電子機器ケース
31 箱部
31a、31b、31c、31d、31e、32f 孔部
32、32a、32b、32c、32d、32e ピース
4 電子機器ケース
41 箱部
42 蓋部
43 フラップバンド
43a フラップピース
5 電子機器ケース
51 筒内部
52、52a、52b、52c ピース

Claims (6)

  1. 一面に多数の凹部(又は凸部)を設けてあるシート基材部と、
    前記凹部(又は凸部)嵌合する多数の凸部(又は凹部)及び該凸部(又は凹部)を一面に設けてある基部を有する複数の小片部からなる小片部群とを備え、
    前記小片部の互いに接触する縁を凹曲縁又は凸曲縁としてあり、
    隣り合う2つの小片部は一方の前記凹曲縁と他方の前記凸曲縁の一部又は全部が接触し、
    記小片部群が前記シート基材部に嵌合可能ある
    ことを特徴とするシート部材。
  2. 前記シート基材部及び前記小片部群が弾性のある材質により形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート部材。
  3. 請求項1又は2に記載のシート部材を用いて構成した
    ことを特徴とする手帳用カバー。
  4. 前記複数の小片部には、前記基部の一面から他面に貫通する孔が設けてある小片部を含み、
    前記孔に手帳のしおり紐を通した小片部を前記シート基材部に嵌合することによりしおり紐を固定するようしてある
    ことを特徴とする請求項に記載の手帳用カバー。
  5. 請求項1に記載のシート部材を用いて構成した
    ことを特徴とする電子機器用ケース。
  6. 電子機器を収納する箱部を含み、
    該箱部の底板部分を前記シート部材により構成してある
    ことを特徴とする請求項に記載の電子機器用ケース。
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