JP5563667B2 - ワンピース型シートバックフレームアセンブリ及びその製造方法 - Google Patents

ワンピース型シートバックフレームアセンブリ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、車両用座席の分野に関し、より詳細には、ワンピース型シートバックフレームアセンブリとその製造方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2009年11月12日に出願され米国仮出願第61/260,675号に対する利益と優先権を主張するものであり、上記仮出願は、参照により本明細書に含まれるものとする。
シートバックフレーム、シートベースクッションフレーム、下部シート構造体、バックフレームシートベルトタワー等のシート構造体は、強度及び/又は耐久性の要件を満たすように、シートアセンブリに強度を与えることができる。これらの要件は、一般にFMVSS、ECE等の政府規制に含まれ、他の団体によって、例えば車両製造業者や保険グループによって決められる。また、シート構造体は、ユーザが調整可能な快適性を改善すると共に、回転、折り畳み、摺動等の機能性又は有用性を増加させるという、シートアセンブリに対する顧客(と従って車両製造業者)の要望を満たすように構成することができる。所望の強度、耐久性、剛性、機能性、及び有用性の特徴を達成するには、一般に、質量、コスト、及び快適性に望ましくない影響を与える可能性がある追加の構成要素を使用する必要がある。従って、シート構造体は、一般に、質量、快適性、及びコストに対する構造的特性及び機能的特性のバランスを調整することにより設計される。
一般に、複数ステーションのスタンピング順送り金型等による従来のスタンピング工程を通して個々の部材を別々に形成し、その後、レーザー溶接工程、GMAW工程等の工程を通してそれらの形成された部材を連結することにより、シート構造体を作成することが知られている。この作成方法にはいくつかの欠点があり、少なくともその一部は以下のとおりである。第1に、形成された構成要素を結合するための溶接工程、特にレーザー溶接は、確実な構造溶接をもたらすために、ギャップ等のパラメータに関して厳しい精度を必要とし、これにより製造サイクル中に複雑且つ高価な治具及び工具が必要となる場合がある。第2に、厳しい精度に起因する信頼性低下への懸念により、製造業者が信頼性を高めるために余分な溶接を行って部材を連結する可能性があり、これにより部品コスト及び製造のサイクル時間が増大する場合がある。第3に、個々の部材を生成するために、個別のスタンピング金型又は工具が必要となることがあり、これにより部品コスト及びメンテナンス費用が増大する場合がある。第4に、シート構造体を作成するために使用される個々の部材の数が多いほど、1つの部材の不足によりシート構造体の製造プロセス全体が停止させられる可能性が高くなる。第5に、この作成方法は、製造プロセスにおける終了段階で重要な部分の取り扱いを必要し、これにより部品コストが増大する場合がある。第6に、アセンブリにできるだけ少ない部品を有することでコストを削減したいという要求により、製造業者が部品の削減を達成するためにシート構造体の一部を構造的に過剰設計する場合があるので、この作成方法は質量と強度の最適化を妨げる可能性がある。第7に、GMAWやファスナー等の従来のいくつかの連結方法は、余分な部品や充填材等の材料の重複及び/又は追加を必要とし、これが質量とコストに悪影響を与える。第8に、複数の個々のスタンプ(型打ち)された部品の連結は、一般に、相当数の溶接を必要とする。例えば、従来の4つの部材のバックフレーム構造は、部材を連結して1つのアセンブリにするのに20箇所以上の溶接を必要とする場合がある。この多量の溶接の必要性が、回転カルーセル型治具等の従来の溶接治具と組み合わさって、結果的に製造サイクル時間が遅くなる。
従って、増加した強度及び耐久性の要件を満たし又はそれを超えると同時に、低質量及び低コストで構造的構成要素を設計し、形成する必要がある。さらに、車両のシートアセンブリの構造的構成要素は、安全性関連の機能を提供するので、製造過程及び動的な車両衝撃時に荷重経路にある構成要素の信頼性を向上させる必要が常にある。また、快適さ、質量、及びコストへの影響を最小限に抑えつつ機能性を追加する必要がある。さらに、製品が製造サイクルの終了段階に移動するにつれて、構成要素を取り扱い又は変更するためのコストが大幅に増加するので、終了段階の作業を減らし又はなくしたいという要求がある。
従って、本開示は、車両用シートアセンブリで使用するためのワンピース型シートバックフレームに関する。ワンピース型シートバックフレームは、第1サイド部分及び第1サイド部分から離間する第2サイド部分と、上部クロス部分及び下部クロス部分とを含む。下部クロスブラケット部材は、下部クロスブラケット部材がシートバックフレームの下部クロス部分に少なくとも部分的に重なって囲まれた断面を形成するように、シートバックフレームに連結されている。第1リクライニング機構が、片側リクライニングシステムのために下部クロスブラケット部材の第2端に連結されている。ピボットブラケット又は第2リクライニング機構が、両側リクライニングシステムのために下部クロスブラケット部材の第1端に連結されることができる。
また、第1サイド部分及び第1サイド部分から離間する第2サイド部分と、上部クロス部分及び下部クロス部分とを含む、車両用シートアセンブリで使用するためのワンピース型シートバックフレームを提供する。その中に配置された第1ヘッドレストガイドを有する第1チャネルを含む上部クロスブラケット部材は、上部クロスブラケット部材がシートバックフレームの上部クロス部分に少なくとも部分的に重なるように、シートバックフレームに連結されている。
また、第1サイド部分及び第1サイド部分から離間する第2サイド部分と、上部クロス部分及び下部クロス部分と有する車両用シートアセンブリで使用するためのワンピース型シートバックフレームを提供する。下部クロスブラケット部材は、下部クロスブラケット部材がシートバックフレームの下部クロス部分に少なくとも部分的に重なって囲まれた断面を形成するように、シートバックフレームに連結されている。第1リクライニング機構は、下部クロスブラケット部材の第2端に連結されている。ピボットブラケットは、下部クロスブラケット部材の第1サイドに連結されている。ピボットブラケットは、複数の歯を有する内縁によって定義された開口部を有する平面状プレート部分を含む。リング部分を含む上端と下端とを有するタブ部材が、プレート部分の内縁から外側に延びている。複数の歯を有するコネクタは、タブ部材が衝撃によってプレート部分の内縁に向かって変位するとプレート部分の歯がコネクタの歯と噛み合うように、タブ部材のリング部分内に回転可能に配置されている。
本開示の利点は、ワンピース型シート構造体の質量及びコストが低減され、強度が増大することである。本開示の別の利点は、ワンピース型シート構造体の製造及び組み立てがより容易なことである。本開示のさらなる利点は、ワンピース型シート構造体を、片側リクライニングシステム又は両側リクライニングシステムで使用するためにカスタマイズできることである。本開示のさらに別の利点は、ワンピース型シート構造体の溶接継手が少なく、信頼性が向上することである。
添付の図面と併せて後続の説明を読んだ後で本開示がよく理解されたとき、本開示の他の特徴及び利点が容易に理解されるであろう。
例示的な実施形態に係る車両用シートアセンブリを有する車両の斜視図である。 例示的な実施形態に係る車両用シートアセンブリの斜視図である。 例示的な実施形態に係る、クロスブラケット部材とそれに取り付けられたピボットブラケットとを有するワンピース型シートバックフレームアセンブリの正面斜視図である。 図3のワンピース型シートバックフレームアセンブリのA−A線に沿った断面図である。 図3のワンピース型シートバックフレームアセンブリの背面斜視図である。 図3のワンピース型シートバックフレームアセンブリの部分拡大正面斜視図である。 図3のワンピース型シートバックフレームアセンブリの部分拡大背面斜視図である。 例示的な実施形態に係る、ピボットブラケットとそれに取り付けられたシートバックピボットブラケットとを有するクロスブラケット部材の斜視図である。 例示的な実施形態に係るピボットブラケットの斜視図である。 例示的な実施形態に係るリング部材の斜視図である。 例示的な実施形態に係る、ワンピース型シートバックフレームとシートベースフレームとに連結されたクロスブラケット部材の断面図である。 例示的な実施形態に係る、ワンピース型シートバックフレームの製造/組み立て方法のフローチャートである。 別の実施形態に係る、複数の噛み合い歯を有するピボットブラケットの正面斜視図である。 図13の有するピボットブラケットの背面斜視図である。 さらに別の実施形態に係る、クロスブラケット部材と、ヘッドレスト取り付け機能とを有し、シートベースフレームに連結されたワンピース型シートバックフレームアセンブリの部分斜視図である。 図15のワンピース型シートバックフレームアセンブリのA−A線に沿った断面図である。 上部クロスメンバーに連結された上部補強ブレースを有する、図15のワンピース型シートバックフレームアセンブリの斜視図である。 さらに別の実施形態に係る、それに取り付けられたクロスブラケット部材を有するワンピース型シートバックフレームアセンブリである。 図18のワンピース型シートバックフレームアセンブリのA−A線に沿った断面図である。 図18のワンピース型シートバックフレームアセンブリのB−B線に沿った断面図である。 図18のワンピース型シートバックフレームアセンブリの背面斜視図である。 さらに別の実施形態に係る一体化されたヘッドレストを有するワンピース型シートバックフレームの正面斜視図である。
概して図面を、特に図1を参照すると、車両10が例示的な実施形態に従って示されている。車両10は、車両10の乗員のために設けられた1つ又は複数のシートアセンブリ12を含む。図示の車両10は4ドアのセダンであるが、シートアセンブリ12は、ミニバン、スポーツユーティリティビークル、飛行機、船、又は他のいかなるタイプの車両にも使用できることが理解されるべきである。
図2を参照すると、シートアセンブリ12が示されている。シートアセンブリ12は、シートベース16に動作可能に連結されたシートバック14を含む。シートバック14とシートベース16は、着座した乗員に快適性、サポート、及び保護を提供する。ヘッドレスト18は、シートバック14の上端に位置し、同様に、着座した乗員に快適性、サポート、及び保護を提供する。また、シートアセンブリ12は、シートベース16に対するシートバック14の回転調整機能を提供するために、シートバック14とシートベース16に動作可能に連結されたアクチュエータ21を有するリクライニング機構20を含むことができる。また、シートアセンブリ12は、軌道アセンブリ22を使用して車両10に固定することができる。この実施例において、軌道アセンブリ22は、快適性と有用性を高めるために、シートアセンブリが車両床に対して相対的に位置変更されることを可能にする。また、シートバック14とシートベース16は、トリムカバー24、シートクッション構造26等の他の構成要素を含む。
図3〜11を参照すると、車両用シートで使用するためのワンピース型シートバックフレームアセンブリ28が示されている。ワンピース型シートバックフレームアセンブリ28は、リクライニングシステムの有無にかかわらず様々なシートアセンブリと共に使用することができる。例えば、ワンピース型シートバックフレームアセンブリは、両側又は片側リクライニングシステム等のリクライニングシステムと共に使用することができる。
ワンピース型バックフレーム28は、一般に、上端32と下端34とを有する第1サイドメンバー又は部分30と、上端38と下端40とを有する対向する第2サイドメンバー又は部分36とを含む。また、ワンピース型シートバックフレーム28は、第1サイドメンバーの上端32と対向する第2サイドメンバーの上端38との間に位置する、第1端44と第2端46とを有する上部クロスメンバー又は部分42を含む。第1端50と第2端52とを有する対向する下部クロスメンバー又は部分48が、第1サイドメンバーの下端34と第2サイドメンバーの下端40との間に位置する。第1サイドメンバー30、第2サイドメンバー36、上部クロスメンバー42、及び下部クロスメンバー48は、実質的に矩形のワンピース型バックフレーム28を形成し、シートバックフレーム28は前面54と後面56とを有する。前面54と後面56は、一般に、実質的に平坦であるが、以下でさらに説明する必要性又は性能要件に応じて、様々な形状、輪郭、特徴等を有する場合がある。
また、ワンピース型バックフレーム28は、全体としてU字形チャネル又はU字形状66を形成し且つ画定するように、前面54の内縁60から延びる内側側壁58と、前面54の外縁64から延びる外側側壁62と含むことができる。また、ワンピース型バックフレーム28は、ワンピース型バックフレーム28の一部の上に配置され且つ所定の程度に角度の付いた屈曲部又は曲げ部分68を有することができる。この実施例において、屈曲部68はそれぞれ、上部クロスメンバー42と下部クロスメンバー48との間に位置する。また、ワンピース型バックフレーム28(及び下部クロスブラケット部材、ピボットブラケット、リクライナ等の他のワンピース型シートバックフレームアセンブリ構成要素のいずれか)は、その質量を大幅に増加させることなく、シートバックフレーム28の強度及び剛性性能を高めるために、バックフレーム28の一部として又はバックフレーム28と一体的に形成された、リブ/補強材、ビード、ダーツ、突起、隆起、陥没、変形、スタンピング等)54の複数の表面の特徴又は構造70を含むことができる。特徴70の数、長さ、形状、幅、大きさ、位置、配置、方向等は、ワンピース型バックフレーム28の強度、安定性、及び性能を最適化するために適宜及び/又は必要に応じて異なる。この実施例では、ワンピース型バックフレーム28の前部/後部の剛性を高めるために、第1及び第2サイドメンバー30、36の一部に垂直リブ72が配置されている。これらの特徴70の複雑さは、使用材料の種類によって異なる。一般に、形状寸法の複雑さは、低強度材料の使用によって増大させることができる。また、ワンピース型バックフレーム28は、穴、押し出し穴、開口、溝、チャネル、通路等の複数の開口部74と、リクライニング機構、リクライニングプレート、リクライニングシャフト、発泡体、トリムカバー、ヘッドレスト、等の他の構成要素の取り付け用のインタフェース/表面領域76を含むことができる。また、ワンピース型バックフレーム28は、構造の剛性、シートの発泡体/内装の耐久性、鋭い縁の減少、発砲体、トリムカバー等の他の構成要素の取り付け/載置面を提供するために、内側側壁58及び外側側壁62に沿って配置され、又は内側側壁58及び外側側壁62から延びる複数の縁又はフランジ78を含み得る。
また、ワンピース型バックフレームアセンブリ28は、図8に示すように、リクライナ、ピボットブラケット等の構成要素又は構造をそれに取り付けるための取り付け具/表面領域を有する、クロスブラケット部材80を含むことができる。クロスブラケット部材80は、ワンピース型バックフレームアセンブリ28のためのブレース又は補強材として機能し得る。クロスブラケット部材80は、第1端82と対向する第2端84とを有する全体として平面状の本体部分81を含む。本体部分は、前面86及び後面88を含む。第1壁部83が本体部分の第1端から外側に延び、対向する第2壁部85が本体部分の第2端84から外側に延びている。クロスブラケット部材80は、図4に示すように、箱型構造物断面を作るように下部クロスメンバー部分48の後側面に連結されている。箱型構造物断面は、シートアセンブリ12のねじりに関する完全性と圧縮強度を高める。また、それは、図3〜7に示すように、ワンピース型シートバックフレームの下部48を側面衝突荷重等の力に対して強化する。クロスブラケット部材80は、クロスチューブ、トーションチューブ等のシート構造体で使用される他のタイプの部材よりも高いねじれ強さ及び側面圧縮強度を有し得る。クロスブラケット部材80は、2つの構成要素間の連結を容易にし、タイトでぴったりとした嵌め合いをもたらすために、下部クロスメンバー48等のワンピース型シートバックフレーム28の形状に対応した輪郭を有し得る。また、クロスブラケット部材80は、ピボットブラケット92、リクライナ118等の他の構成要素をそれに連結するために、穴、開口、スロット等の複数の開口部90を含むことができる。
ワンピース型シートバックフレームは、シートバックがシートベースに対して相対的に旋回することを可能にするために、クロスブラケット部材80の一端又は両端に固定されたピボットブラケット92を含み得る。ピボットブラケット92は、リング部材、ブッシング等のコネクタ94を含む。コネクタ94は、外径又は外縁98と開口部102を形成する内径又は内縁100とを有するリング部分96を含む。また、コネクタ94は、内径100から延びる実質的に円筒状の壁又は中空のカラー部分104を含む。また、コネクタ94は、ベースプレート等のプレート部材106を含む。プレート部材106は、第1表面108と、第2表面110と、穴、開口、ソケット等の主要開口部112と、他のシート構造体及び/又は構成要素への取り付けのための複数の補助開口部又は穴114とを有する、実質的に平面状の部材である。また、プレート部材106は、プレート部材106の強度、剛性、及び性能を高めるため、及び他の構造への取り付けを容易にするために、輪郭、形状、延長部、取り付け領域等の様々な構造的特徴116を含むことができる。リング部材94(カラー部分)は、リング部材94が押し出しソケット穴112の縁の上で回転するように、プレート部材106のソケット112に回転可能に連結され、それによってソケット継手を作り、また機能性を高めるためにブッシングを含むことができる。
また、ワンピース型シートバックフレームは、シートベースに対するシートバックの選択的な調整を可能にするために、クロスブラケット部材80の一端又は両端に連結されたリクライナを含み得る。リクライナ118は、ベースプレート等のプレート部材120を含む。プレート部材120は、第1表面122と、第2表面124と、穴、開口、ソケット等の主要開口部126と、他のシート構造体及び/又は構成要素への取り付けのための複数の補助開口部又は穴128とを有する、実質的に平面状の部材である。また、プレート部材1120は、プレート部材120の強度、剛性、及び性能を高めるため、及び他の構造への取り付けを容易にするために、輪郭、形状、延長部、取り付け領域等の様々な構造的特徴130を含むことができる。
ピボットブラケット92とリクライナ118は、図8に示すように、クロスブラケット部材80の内側側面及び外側側面等の第1端82及び第2端84に連結することができる。ピボットブラケット及び/又はリクライナの平面状部材106、120は、平面状部材の開口114、128を介して、シートベースフレーム等の別のシート構造体に回転可能に連結されている。ピボットブラケット94及びリクライナ118とそれらの構成要素は、張り出した突出部等の様々な形状、サイズ、寸法を有することができる。この実施例では、プレート部材106、120は、実質的に三角形の部材である。
ワンピース型シート構造体は、テーラードブランク、テーラードコイル、均一又は不均一な材料グレード及び厚み等を有するモノリシックブランク又はコイル等の様々な材料から形成することができる。ワンピース型シート構造体は、HSLA、AHSS(アルミニウム、マグネシウム等の、二相、複相、TRIP、後成形熱処理鋼)等の様々な鋼種又はスチールタイプから形成することができる。使用される材料は、作られる構造体又は部分の種類、構造体又は部分の位置、構造体又は部分の形状寸法要件、構造体又は部分の強度要件等の様々な要因に応じて最適化することができる。例えば、低強度材料は、通常、構造体又は部分の設計により多くの形状寸法(又はより高度な複雑さ)の組み込みを可能にする、より高い成形性を有するが、低強度材料を用いることによって失われる強さを埋め合わせるのに、より大きな厚みを必要とする場合がある。材料の成形性と強度は、構造体又は部分のタイプ及びシートアセンブリ内におけるその位置によって決まるニーズに応じて、最適化し、バランスを取ることができる。
一実施例において、2009年10月16日に出願された国際出願PCT/US09/61027号及び2010年7月27日に出願されたPCT/US10/43391号(これらの全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする)に開示された様々な冷間成形プロセスを用いて、ワンピース型シートバックフレーム28は、テーラードブランクから作成することができる。一般に、テーラードブランクは、例えば、構成要素を一体化し、スクラップを最小限に抑え、ハンドリングを減らし、コストを削減し、強さと質量を最適化する能力をもたらすように形成することができる。例えば、強度及び製造の要件を満たすために、材料、すなわち、テーラードブランクの異なる部分の機械的性質及び厚さをフレキシブルに最適化することによって、質量及びコストを最適化することができる。テーラードブランクは、その後、ワンピース型構造構成要素を製造するために、冷間成形プロセスによって成形されることができ、ワンピース型構造構成要素は複雑な形状を有するにもかかわらず、必要な二次的作業が少なく且つ必要な治具や工具が安価であり得る。ワンピース型シートバックフレーム28は、コストと質量に関して最適化することができ、強度及び耐久性の要件と従来のシート構造体の強度及び耐久性とを満たすか又は超える。また、この質量の最適化は、より小さなシートの作成を可能にすることができ、その結果、積み荷又は快適さのために車両内のスペースを増大することができる。シート構成要素の質量の減少は、質量の減少がブレーキ、パワートレイン等の他の構成要素の設計に影響を与え、より低質量で、より小さく、より効率的等の他の構成要素を可能にし、車両内の他のコスト削減につながる可能性があるので、車両製造業者に対して波及効果がある。
ワンピース型シートバックフレームが形成されると、次いで、ワンピース型シートバックフレームアセンブリが所定の方法を用いて一緒に組み立てられる。実施例において、ワンピース型シートバックフレームアセンブリ28の製造又は組み立ては、図12に示すような例示的な方法で完了することができる。
この方法は210の第1ステップで始まる。このステップでは、ピボットブラケット92及び/又はリクライニング機構118等の、適切なブラケット及び/又はリクライニング機構が選択され、クロスブラケット部材80に取り付けられる。例えば、ピボットブラケットコネクタ94のリング部分が、クロスブラケット部材80の第1端82及び/又は第2端84の開口部又は穴92内に連結され又は配置される。クロスブラケット部材80は、片側リクライニングシートの用途又は両側リクライニングシートの用途のいずれかのためにカスタマイズすることができる。片側リクライニングシートの用途の場合、ピボットブラケット92がクロスブラケット部材80の一方の側に取り付けられ、リクライニング機構がクロスブラケット部材80の反対の側に取り付けられる。両側リクライニングシートの用途の場合、リクライニング機構がクロスブラケット部材80の両側に取り付けられる。
方法は、220の第2ステップに進む。このステップでは、ブラケット及び/又はリクライナが、溶接、締め付け等の選択された技術を使用して、クロスブラケット部材に固定される。
方法は、次に230の第3ステップに進む。このステップでは、ブラケット及び/又はリクライナが取り付けられたクロスブラケット部材80が、シートバックフレームに取り付けられ、溶接、締め付け等の選択された技術を使用してシートバックフレームに固定される。
本開示のワンピース型シートバックフレームアセンブリ28は多くの利益をもたらす。例えば、ワンピース型シートバックフレームアセンブリ28のクロスブラケット部材80の部分は、シートアセンブリ12のねじりに関する完全性と圧縮強度を高める箱型構造部分を設けることにより全体の構造を改善し、それにより、必要なリクライナは1つだけとなる。ワンピース型シートバックフレームアセンブリ28は、他のシートバックフレーム構造よりも高いコスト及び質量効率をもたらす。また、ワンピース型シートバックフレームアセンブリ28は、左側シートアセンブリ又は右側シートアセンブリとして構成されることができ、それによって向かい合ったシート構成要素を作成する必要がなくなる。クロスブラケット部材80(ボックススタンピング)を形成するために使用される材料のゲージは、コスト、質量等の点で、アセンブリに大きな影響を与えることなく増大させることができる。また、クロスブラケット部材80のデザインは、他の構造体(例えば、リクライナ取付、ピボットブラケット等)のより簡単な取り付けを可能にし、また、衝突時により効率的に負荷を分散し且つ乗員をシートに保持するために、比較的大きな表面積(平面/前面)を提供する。平面状部材106、134の張り出した突出部は、負荷がスタンピング(シート構造体/ピボットアセンブリ)内に分散されることを可能にし、接合部(例えば、リング部材と板状部材との接合部等)のための比較的大きな表面積を提供し、それにより、さらに製造コストと部品点数の要件を減らすことができる。
図13〜14を参照すると、さらに別の実施形態によるシートアセンブリ328が示されている。この実施形態では、ピボットブラケット392は、リング部材コネクタ394と、ベースプレート等のプレート部材406とを含む。ピボットブラケット328は、クロスブラケット部材380の第1側面又は第2側面(内側側面及び外側側面)に連結され得る。
プレート部材406は、第1表面408と、第2表面410と、内縁414を有する中央開口部412とを有する実質的に平面状の部材である。内縁414の少なくとも一部は、以下でさらに詳細に説明するように、リング部材コネクタ394と係合するための複数の歯416を含む。また、プレート部材406は、中央開口部の内縁414から外側に延びるタブ部材418を含む。タブ部材418は、一連の部分曲げ421含む下方部分420と、押し出しソケット穴等の開口424を有する上方部分422とを有する。この実施例では、上方部分422は、リング部材コネクタ394に取り付けるためのリングの形状になっている。また、プレート部材406は、他のシート構造体及び/又は構成要素に取り付けるための複数の補助開口部又は穴426を含む。また、プレート部材406は、プレート部材406の強度、剛性、及び性能を高めるため、及び他の構造体への取り付けを容易にするために、輪郭、形状、延長部、曲げ、リブ、波形、取り付け領域等の様々な付加的な構造的特徴を含み得る。平面状部材406は、開口426を介して、シートベースフレーム等の別のシート構造体に連結することができる。平面状部材406は、張り出した突出部等の様々な形状、サイズ、寸法を有することができる。
リング部材394は、リング部材394がタブ部材開口部424の縁の上で回転するように、タブ部材開口部424に連結され、また機能性を高めるためにブッシングを含み得る。この実施形態では、リング部材コネクタ394はまた、板状部材の歯416と係合し又は噛み合うための複数の噛み合い歯428を含む。リング部材コネクタ428の噛み合い歯とプレート部材の歯416は、係合及びロックを容易にするために、所定の様に(例えば、後方に、前方に等)角度が付けられている。或いは、歯はタブ部材リング部分の上に配置されてもよい。
部分曲げ421は、通常負荷時はピボットブラケット392を拘束し、衝撃負荷時はピボットブラケット392が変位することを可能にする構造的完全性を提供する。例えば、後方衝撃時に、リング部材コネクタ394とタブ部材418は、プレート部材の内縁414に向かって後方に変位し、それにより、リング部材の歯428はプレート部材の歯416と係合させられ又は噛み合わせられる。これは、車両衝撃時にシートバックの回転を防止する機構を提供する。
図15−17を参照すると、さらに別の実施形態によるワンピース型シートバックフレームアセンブリ528が示されている。この実施形態では、ワンピース型シートバックフレーム528は、上部クロスブラケット部材648を含む。上部クロスブラケット部材は、第1端650と対向する第2端652とを含み、全体として第1側面又は表面654と対向する第2側面又は表面656とを有する細長い部材を形成する。また、上部クロスブラケット部材648は、ヘッドレストのための開口部及びガイド部材を含み得る。この実施例では、上部クロスブラケット部材は、内部に配置された第1及び第2ガイド部材662を有する第1及び第2開口又は通路658、660を含む。ガイド部材は、シャフト、チューブ等の様々な構造体とすることができる。ガイド部材は、通路内に配置され、ヘッドレスト等の他の構造体をシートバックに連結するために使用される。この実施例では、ガイド部材662は、ヘッドレストのシャフト又はロッドを入れるように設計された管状チャネル663を有する。上部クロスブラケット部材648は、上部クロス部材648が上部クロスメンバー部分542に隣接又は接触した状態にあるように第1及び第2のガイド部材662の上に配置され、それにより、ワンピース型シートバックフレーム528の上部クロスメンバー部分542を補強する。コストとスクラップ材を削減し、生産効率を向上させるために、上部クロスブラケット648及び/又は下部クロスブラケット580は(他のシート構成要素と同様に)、バックフレームの廃物又は中央スクラップ部分等の、ワンピース型シートバックフレームを形成することから生じた余材又は廃材から形成することができる。また、ワンピース型シートバックフレーム528の上部クロスメンバー部分542は、後方衝撃時にヘッドレストによって生じる時計回りのモーメントを防ぐように設計された部分等の、複数の特徴を含むことができる。一実施例では、上部クロスメンバーは、ガイド部材を垂直方向に挿入するための第1及び第2スロットを含む。また、上部クロスメンバー542は、垂直(上下)方向におけるガイド又はヘッドレストの動きを可能にする滑り面665を含む。
図18〜21を参照すると、さらに別の実施形態によるワンピース型シートバックフレームアセンブリ728が示されている。この実施形態では、ワンピース型バックフレーム728は、一般に、第1サイドメンバー又は部分730と、対向する第2サイドメンバー又は部分736とを含む。また、ワンピース型シートバックフレーム28は、第1サイドメンバー730と第2サイドメンバー736との間に位置する上部クロスメンバー又は部分742を含む。対向する下部クロスメンバー又は部分748が、第1サイドメンバー730と第2サイドメンバー736との間に位置する。第1サイドメンバー730、第2サイドメンバー736、上部クロスメンバー742、及び下部クロスメンバー748は、前面754と後面756を有する実質的に矩形のワンピース型バックフレーム728を形成する。また、ワンピース型シートバックフレーム728は、ねじりに関する完全性をもたらし、側面衝突荷重等の力に対してワンピース型シートバックフレーム748の下部を強化するために、下部クロスメンバー部分748上でシートバックフレーム756の後面に連結されたクロスブラケット部材780を含む。クロスブラケット部材780は、上部クロスメンバー742に向かって、シートバック728の上方へ所定の距離延びてもよい。例えば、クロスブラケット部材780は、第1サイドメンバー730、第2サイドメンバー736、上部クロスメンバー742、又は下部クロスメンバー748の1つ又は組み合わせの上方へ部分的に又は完全に延びることができる。また、1つ又は複数のクロスブラケット部材780が、第1サイドメンバー730、第2サイドメンバー736、上部クロスメンバー748、又は下部クロスメンバー742の間のスペースに所定のデザイン、パターン、又は方法で部分的に又は完全にまたがってもよい。この実施例では、クロスブラケット部材780は、図20に示すように、第2サイドメンバー736の上方へ延び、シートの性能、強度等をさらに高める箱型部分を有する一体構造シート(ISS)を作り出す。
本開示の技術革新を、記載されたワンピース型シートバックフレームに関して説明してきたが、標準的なマルチピース型シートバックフレーム、チューブフレーム、他のワンピース型シートバックフレームのデザイン等の、他のタイプシートのバックフレームも本技術革新で使用され得ると考えられる。
例えば、図22に示すようなワンピース型シートバックフレームも使用することができる。この実施例では、ワンピース型シートバックフレーム828は、一般に、第1サイドメンバー又は部分830と対向する第2サイドメンバー又は部分836とを含む。また、ワンピース型シートバックフレーム828は、第1サイドメンバー830と第2サイドメンバー836との間に位置する上部クロスメンバー又は部分842を含む。対向する下部クロスメンバー又は部分848が、第1サイドメンバー830と第2サイドメンバー836との間に位置する。また、ワンピース型シートバックフレーム828は、ワンピース型スバックフレーム842の上方部分と一体に形成されたヘッドレストフレーム843を含む。第1サイドメンバー830、第2サイドメンバー836、上部クロスメンバー842、下部クロスメンバー848、及びヘッドレストフレーム843は、前面854と後面856を有する実質的に矩形のワンピース型バックフレーム828を形成する。
本開示の多くの修正及びバリエーションが上記教示に照らして可能である。従って、添付の特許請求の範囲内において、本開示は、明確に記載された以外に実施することができる。

Claims (9)

  1. 車両用シートで使用するためのワンピース型シートバックフレームアセンブリであって、
    a.上端及び下端を有する第1サイド部分と、上端及び下端を有し、前記第1サイド部分から離間する第2サイド部分と、
    b.第1端及び反対の第2端を有する上部クロス部分であって、前記第1端が前記第1サイド部分の上端に形成され、前記第2端が前記第2サイド部分の上端に形成された上部クロス部分と、
    c.第1端及び反対の第2端を有する下部クロス部分であって、前記第1端が前記第1サイド部分の下端に形成され、前記第2端が前記第2サイド部分の下端に形成された下部クロス部分と
    を有するワンピース型シートバックフレームと、
    第1端、反対の第2端、前面、及び反対の後面を有する細長い本体部分と、前記本体部分の第1端から外側に延びる第1壁部と、前記本体部分の第2端から外側に延びる反対の第2壁部とを有する下部クロスブラケット部材であって、前記下部クロスブラケット部材が前記シートバックフレームの下部クロス部分に少なくとも部分的に重なって前記下部クロス部分と共に箱型断面を形成するよう前記シートバックフレームに連結された下部クロスブラケット部材と、
    片側リクライニングシステムのために前記下部クロスブラケット部材の第2端に連結された第1リクライニング機構と
    を備えるワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  2. 両側リクライニングシステムのために前記下部クロスブラケット部材の第1端に連結された第2リクライニング機構をさらに備える、請求項1に記載のワンピース型シートバックフレーム。
  3. 前記下部クロスブラケット部材の第1に連結されたピボットブラケットをさらに備え、前記ピボットブラケットが開口部を有する平面状プレート部分前記開口部内に回転可能に配置されたコネクタを含む、請求項1に記載のワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  4. 前記コネクタが、外縁と穴を画定する内縁とを有するリング部分と、前記内縁から延びる円筒状の壁とを含む、請求項3に記載のワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  5. 前記平面状プレート部分の開口部が縁を有する押し出し穴であり、前記コネクタが前記プレートの穴の縁の上で回転するように、前記コネクタが回転可能にそこに配置されてソケット継手を作る、請求項4に記載のワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  6. 前記下部クロスブラケット部材が、前記シートバックフレームの下部クロス部分を越えて上向きに延び且つ前記シートバックフレームの第2サイド部分少なくとも部分的に重なって前記第2サイド部分と共に箱型断面を形成する、請求項1に記載のワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  7. 車両用シートで使用するためのワンピース型シートバックフレームアセンブリであって、
    a.上端及び下端を有する第1サイド部分と、上端及び下端を有し、前記第1サイド部分から離間する第2サイド部分と、
    b.第1端及び反対の第2端を有する上部クロス部分であって、前記第1端が前記第1サイド部分の上端に形成され、前記第2端が前記第2サイド部分の上端に形成された上部クロス部分と、
    c.第1端及び反対の第2端を有する下部クロス部分であって、前記第1端が前記第1サイド部分の下端に形成され、前記第2端が前記第2サイド部分の下端に形成された下部クロス部分と
    を有するワンピース型シートバックフレームと、
    第1端、反対の第2端、前面、及び反対の後面を有する細長い本体部分と、前記本体部分の第1端から外側に延びる第1壁部と、前記本体部分の第2端から外側に延びる反対の第2壁部とを有する下部クロスブラケット部材であって、前記下部クロスブラケット部材が前記シートバックフレームの下部クロス部分に少なくとも部分的に重なって前記下部クロス部分と共に箱型断面を形成するよう前記シートバックフレームに連結された下部クロスブラケット部材と、
    片側リクライニングシステムのために前記下部クロスブラケット部材の第2端に連結された第1リクライニング機構と、
    前記下部クロスブラケット部材の第1に連結されたピボットブラケットであって、複数の歯を有する内縁によって画定された開口部を有する平面状プレート部分と、リング部分を含む上端とプレート部分内縁から外側に延びる下端とを有するタブ部材と、複数の歯を有し、前記タブ部材のリング部分内に回転可能に配置されたコネクタとを含み、前記タブ部材が衝撃時に前記プレート部分内縁に向かって変位すると前記プレート部分の歯が前記コネクタの歯と噛み合うピボットブラケットと
    を備えるワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  8. 前記タブ部材の下端が複数の部分曲げを備え、前記部分曲げが、構造的完全性をもたらし、通常負荷状態で前記ピボットブラケットを拘束、衝撃負荷状態で前記ピボットブラケットが変位することを可能にする、請求項に記載のワンピース型シートバックフレームアセンブリ。
  9. ワンピース型シートバックフレームアセンブリの製造方法であって、
    上端及び下端を有する第1サイド部分と、上端及び下端を有し、前記第1サイド部分から離間する第2サイド部分とを有するシートバックフレームと、第1端、反対の第2端、前面、及び反対の後面を有する細長い本体部分と、前記本体部分の第1端から外側に延びる第1壁と、前記本体部分の第2端から外側に延びる反対の第2壁とを有する下部クロスブラケット部材とを提供するステップと、
    前記下部クロスブラケット部材に取り付けるのに適切なピボットブラケットとリクライニング機構とを選択するステップと、
    前記ピボットブラケットとリクライニング機構前記下部クロスブラケット部材に取り付けて固定するステップと、
    前記下部クロスブラケット部材を前記シートバックフレームに取り付けて固定するステップであって、前記下部クロスブラケット部材が前記シートバックフレーム下部クロス部分に少なくとも部分的に重なって前記下部クロス部分と共に箱型断面を形成するように、前記下部クロスブラケット部材が前記シートバックフレームに連結されるステップと
    を含む方法。
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