JP5561825B2 - 携帯端末及びプログラム - Google Patents

携帯端末及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5561825B2
JP5561825B2 JP2010100863A JP2010100863A JP5561825B2 JP 5561825 B2 JP5561825 B2 JP 5561825B2 JP 2010100863 A JP2010100863 A JP 2010100863A JP 2010100863 A JP2010100863 A JP 2010100863A JP 5561825 B2 JP5561825 B2 JP 5561825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folder
file
unit
display
estimated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010100863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011232860A (ja
JP2011232860A5 (ja
Inventor
宗人 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010100863A priority Critical patent/JP5561825B2/ja
Publication of JP2011232860A publication Critical patent/JP2011232860A/ja
Publication of JP2011232860A5 publication Critical patent/JP2011232860A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5561825B2 publication Critical patent/JP5561825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、携帯端末に関し、特に、応答時間の改善に関する。
従来から、ユーザ操作に応じて、コンピュータ内のフォルダに含まれる複数のファイルの一覧を表示させるようなことが行われている。これにより、ユーザは、一覧の中から、所望のファイルを容易に選択することが可能になる。
また、このユーザ操作が行われてから、実際にファイルの一覧表示が行われるまでの時間を短縮するための技術が種々知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に係るパーソナルコンピュータは、ファイルサーバ上において、ブック(Book)とそれを構成するドキュメント(Document)のような階層構造で管理されている文書群の中から、所定のブック名を含む文書を検索して得られたブック一覧を表示し、そのブック一覧に含まれる各ブックの下位層に存在するドキュメント一覧を、バックグラウンドで検索しキャッシュしておくものである。これにより、ユーザがブック一覧から絞込み検索を行った場合に、その結果が表示されるまでの時間を短縮できる。
特開平9−305473号公報
ところで、近年、携帯電話機等の携帯端末においても、複数のファイルの一覧を表示させるようなことが行われているが、通常、ユーザ操作が行われてから、実際にファイルの一覧表示が行われるまでの時間が比較的長くなるという、従来の問題と良く似た問題が生じている。
しかしながら、上述の特許文献1の方法は、パーソナルコンピュータに対し適用することが想定されており、一般的には、パーソナルコンピュータよりも性能の低いプロセッサやメモリを備える携帯端末には、必ずしも適した方法とはいえない。
そこで、本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、携帯端末に適した従来とは異なる手法で、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮可能な携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、フォルダに含まれるファイルに基づき、一覧表示用情報の生成を行うための生成部と、前記生成部により生成された一覧表示用情報の表示を行うための表示部と、複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダの選択を受け付ける受付部と、前記受付部による前記選択の受付に先行して、当該選択を受け付けるファイルフォルダを推定するための所定方式により1つの推定フォルダを特定し、前記生成部を用いて、当該推定フォルダに係る一覧表示用情報の生成を開始する準備部と、前記受付部により前記選択が受け付けられたファイルフォルダと前記推定フォルダとが一致する場合には、既に生成済みである当該推定フォルダに係る一覧表示用情報を用いて前記表示を行うよう前記表示部を制御する表示制御部とを備えることを特徴とする。
上記構成を備える本発明に係る携帯端末によれば、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮し得る。
実施の形態に係る携帯電話機100の閉状態及び開状態の外観を示す図である。 携帯電話機100の固定フォルダ画面SC1及びカメラフォルダ画面SC2の表示例を示す図である。 携帯電話機100のサムネイル画面SC3及びプレビュー画面SC4の表示例を示す図である。 携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図である。 メモリカード130内のデジカメフォルダの構造例を示す図である。 携帯電話機100の画像閲覧アプリケーションの処理を示すフローチャートであり、図7へ続く。 携帯電話機100の画像閲覧アプリケーションの処理を示すフローチャートであり、図6から続く。 変形例1に係る携帯電話機200の主要部の機能構成を示すブロック図である。 携帯電話機200の格納部221による格納処理を示すフローチャートである。 変形例2に係る携帯電話機300の主要部の機能構成を示すブロック図である。 携帯電話機300の画像閲覧アプリケーションの処理を示すフローチャートであり、図6から続く。 携帯電話機300の計数部321による計数処理を示すフローチャートである。 携帯電話機250の主要部の機能構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る携帯端末の実施の形態としての携帯電話機について説明する。
≪実施の形態≫
<概要>
実施の形態に係る携帯電話機100は、ユーザ操作に応じて画像閲覧アプリケーションを起動し、起動後にユーザが選択したファイルフォルダに含まれる各画像ファイルのサムネイル画像(以下、「サムネイル画面」という)を表示する機能を有するものである。
ここで、ファイルフォルダとは、ファイルを含むフォルダをいい、この例では、他のフォルダを含まないものとする。なお、以下では、単に「フォルダ」という場合には、他のフォルダを含むフォルダと、ファイルフォルダとの両方を指すこととする。
携帯電話機100は、画像閲覧アプリケーションが起動された際に、ユーザが選択すると推定されるファイルフォルダ(以下、「推定フォルダ」という)についてのサムネイル画面を構成する描画データ(以下、「サムネイル表示用情報」という)の生成を開始しておく。これにより、ユーザが所望のファイルフォルダを選択した場合において、この選択したファイルフォルダと推定フォルダが一致したときには、既に生成を開始しているサムネイル表示用情報を用いてサムネイル画面を表示することで、ユーザが所望のファイルフォルダを選択した後、サムネイル画面が表示されるまでの時間を短縮できる。
本実施の形態では、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後に選択されたファイルフォルダを推定フォルダとする場合を例に説明する。
<装置構成>
まず、携帯電話機100の装置構成について説明する。
図1(a)は、携帯電話機100の閉状態の外観を示す斜視図であり、(b)は、携帯電話機100の開状態の外観を示す斜視図である。
携帯電話機100は、図1(a)、(b)に示されるように、第1筐体1と第2筐体2とが相対的に移動可能な、いわゆるスライド式の端末である。
第1筐体1には、ユーザが、画像閲覧アプリケーションの起動指示やフォルダの選択等に用いるジョグキー11や、1つ前の画面を表示させる指示を行うクリアボタン12を含むボタン群10及び表示部110が備えられており、第2筐体2には、テンキー20が備えられている。
<表示例>
次に、携帯電話機100の表示例について説明する。
図2及び図3は、携帯電話機100の表示例を示す図である。
なお、図2及び図3に示される例では、説明の簡略化のため、携帯電話機100の画面例のみを示し、携帯電話機100の筐体などの記載は省略している。
図2(a)は、画像閲覧アプリケーションが起動された直後に表示される固定フォルダ画面SC1を示している。
固定フォルダ画面SC1には、携帯電話機100本体の内蔵メモリ内にある各フォルダを表すアイコンi1〜i3と、メモリカード内にある各フォルダを表すアイコンi4〜i7が含まれており、同図では、「カメラフォルダ」のアイコンi4がフォーカスされていることを示している。
同図に示すように、「カメラフォルダ」のアイコンi4がフォーカスされた状態で、ユーザがジョグキー11により決定操作を行うことで、この「カメラフォルダ」を選択することができ、また、同図に示す状態で、ユーザがジョグキー11により移動操作を行うことで、他のアイコンの位置にフォーカス(斜線部)を移動させることができる。
以下では、例えば、アイコンi4が表す「カメラフォルダ」は、他のフォルダを含むフォルダであり、アイコンi5が表す「フォトフォルダ」はファイルフォルダであるものとする。
なお、固定フォルダ画面SC1に示す各アイコンi1〜i7が表す各フォルダは、携帯電話機100のメーカ等によって予め定められたフォルダであり、ユーザは、固定フォルダ画面SC1に表示させる各アイコンが表すフォルダを変更できないものとする。
図2(b)は、図2(a)に示す固定フォルダ画面SC1において、「カメラフォルダ」のアイコンi4が選択された場合に表示されるカメラフォルダ画面SC2を示している。
カメラフォルダ画面SC2には、3つのファイルフォルダのアイコンi8〜i10が表示されており、同図では、「103KKC3X」ファイルフォルダのアイコンi8がフォーカスされていることを示している。同図に示すように、「103KKC3X」ファイルフォルダのアイコンi8がフォーカスされた状態で、ユーザがジョグキー11により決定操作を行うことで、この「103KKC3X」ファイルフォルダを選択することができ、また、同図に示す状態で、ユーザがジョグキー11により移動操作を行うことで、他のアイコンの位置にフォーカスを移動させることができる。
図3(a)は、「カメラフォルダ」内の「103KKC3X」ファイルフォルダに含まれる各画像ファイルについてのサムネイル画面SC3を示している。
このサムネイル画面SC3は、図2(b)の状態から、「103KKC3X」ファイルフォルダを選択することで表示される。
なお、同図に示す枠frは、フォーカスされているサムネイル画像を示しており、この例では、サムネイル画像g1がフォーカスされている。同図に示すように、サムネイル画像g1がフォーカスされた状態で、ユーザがジョグキー11により決定操作を行うことで、図3(b)に示すように、このサムネイル画像g1に対応する画像ファイルを画面全体に表示したプレビュー画面SC4が表示される。
また、図3(a)に示す状態で、ユーザがジョグキー11により移動操作を行うことで、他のサムネイル画像の位置に枠frを移動させることができる。なお、同図に示すサムネイル画面SC3では、一例として1画面に12個のサムネイル画像を表示している。特に図示して説明しないが、「103KKC3X」ファイルフォルダに含まれる画像ファイルの数が12個より多い場合には、サムネイル画面SC3の3行目にあるサムネイル画像g2〜g5の位置に枠frがある状態で、ユーザがジョグキー11において下を押下する操作を行うことで、13個目以降の画像ファイルのサムネイル画像からなるサムネイル画面を表示することができる。また、逆に、13個目以降のサムネイル画像からなるサムネイル画面において、1行目のサムネイル画像の位置に枠frがある状態で、ユーザがジョグキー11において上を押下する操作を行うことで、1〜12個目の画像ファイルについてのサムネイル画像からなるサムネイル画面SC3を再び表示することができる。
携帯電話機100は、画像閲覧アプリケーションを終了するユーザ操作を受け付けると、最後に選択されたファイルフォルダを示す情報(以下、「フォルダ情報」という)を更新する。従って、画像閲覧アプリケーションが起動した直後のフォルダ情報は、前回画像閲覧アプリケーションが起動した際に、最後に選択されたファイルフォルダを示すことになる。
携帯電話機100は、画像閲覧アプリケーションが起動した直後に表示される固定フォルダ画面SC1等において、フォルダ情報が示すファイルフォルダに対応するアイコンを最初にフォーカスする。
ここで、フォルダ情報が示すファイルフォルダに対応するアイコンとは、フォルダ情報が示すファイルフォルダを表すアイコン、又はフォルダ情報が示すファイルフォルダのパス上にある上位のフォルダを表すアイコンである。
フォルダ情報が示すファイルフォルダに対応するアイコンを最初にフォーカスするのは、ユーザは、前回画像閲覧アプリケーションを起動させた際に最後に選択したファイルフォルダを再び選択する可能性が高いと考えられるためである。
ユーザが所望するファイルフォルダが、携帯電話機100が最初にフォーカスしたアイコンが表すファイルフォルダと一致するか、そのフォルダに含まれている場合には、ユーザは、フォーカスする位置を移動させる操作を行う必要がないので、より少ない操作で、ユーザは所望のファイルフォルダを選択できる。
また、携帯電話機100は、固定フォルダ画面SC1を表示すると共に、フォルダ情報が示すファイルフォルダを推定フォルダとして、サムネイル表示用情報の生成を開始しておくことで、ユーザが選択したファイルフォルダと推定フォルダとが一致した場合に、ユーザが所望のファイルフォルダを選択してからサムネイル画面SC3を表示するまでの時間を短縮することができる。
<機能構成>
図4は、携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、同図に示すように、表示部110、操作部120、メモリカード130、内蔵メモリ140、フォルダ記憶部141及び制御部150を備える。
なお、同図は、本発明の特徴を実現する上で重要な各機能構成要素の関係を示しており、通常の携帯電話機が備える通信部や、スピーカ、マイク等の図示は省略している。また、携帯電話機100は、プロセッサ及びメモリを含んで構成されており、制御部150の各機能は、上述のメモリに記憶されているプログラムを上述のプロセッサが実行することにより実現される。
ここで、表示部110は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)を含み、制御部150の指示に応じて、文字等を表示する機能を有する。
操作部120は、ボタン群10及びテンキー20を含むものであり、ユーザにより押下されたボタン及びキーに対応する入力信号を制御部150に送出する機能を有する。
メモリカード130は、携帯電話機100から着脱可能なmicroSD(登録商標)等の不揮発性のメモリであり、内蔵メモリ140は、携帯電話機100に内蔵された不揮発性のメモリであり、メモリカード130及び内蔵メモリ140は、画像ファイルを記憶する機能を有する。
以下の説明では、各画像ファイルのファイルフォーマットは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)であるものとする。
フォルダ記憶部141は、フォルダ情報を記憶するためのメモリ領域である。
制御部150は、一般的な携帯電話機が有する機能の他、特に、画像閲覧アプリケーションを実行する機能を有し、フォルダ表示制御部151、準備部152、生成部153、受付部154及び生成表示制御部155を含んで構成される。
なお、制御部150は、例えば、受信メールに添付されていた画像ファイルを保存するといったユーザ操作に応じて、画像ファイルを、ユーザが指定する保存先(メモリカード130又は内蔵メモリ140)に、格納する機能も有する。
ここで、フォルダ表示制御部151は、操作部120から受領した入力信号に応じて、表示部110に、固定フォルダ画面SC1やカメラフォルダ画面SC2を表示させる機能を有する。
準備部152は、操作部120から画像閲覧アプリケーションを起動するユーザ操作を示す信号を受領した際に、フォルダ記憶部141に記憶されたフォルダ情報に基づいて推定フォルダを特定し、推定フォルダについてのサムネイル表示用情報の生成を、生成部153に指示する機能を有する。
生成部153は、準備部152又は生成表示制御部155の指示に従って、1つのファイルフォルダに含まれる各画像ファイルに基づいて、サムネイル表示用情報を生成する機能を有する。
受付部154は、操作部120から受領する入力信号が示すユーザ操作を受け付ける機能を有し、特に、画像閲覧アプリケーションの起動後に、ユーザによるフォルダの選択を受け付ける機能を有する。受付部154は、選択されたフォルダがファイルフォルダか否かに応じて、選択されたフォルダを示す情報(以下、「選択フォルダ情報」という)をフォルダ表示制御部151と生成表示制御部155のいずれかに通知する。
また、受付部154は、画像閲覧アプリケーションの終了時に、フォルダ記憶部141に記憶されたフォルダ情報を更新する機能を有する。
生成表示制御部155は、受付部154から通知された選択フォルダ情報が示すフォルダが推定フォルダと一致するか否かを判定する機能を有し、一致しない場合にのみ、生成部153にサムネイル表示用情報の作成指示を行う。
また、生成表示制御部155は、準備部152の指示により、又は上記自らの指示により生成部153で生成されたサムネイル表示用情報を表示部110に表示させる機能を有する。
<ファイルフォルダ構造>
以下、フォルダの一例として、メモリカード130に作成されている図2(a)のアイコンi4が表すデジカメフォルダの物理構造例を簡単に説明する。
図5は、メモリカード130内のデジカメフォルダの物理構造例を示す図である。
ここでは、デジカメフォルダは、DCF(Design rule for Camera File system)規格に準拠して構成されているものとして説明する。
この例では、デジカメフォルダ内の各画像ファイルは、メモリカード130の「ROOT」フォルダ(ディレクトリ)f1直下の「DCIM」フォルダf2内の「103KKC3X」ファイルフォルダf3、「100ABCDE」ファイルフォルダf4、「101FGHIJ」ファイルフォルダf5に格納されている。例えば、「103KKC3X」ファイルフォルダf3内には、「KKC3X0001.JPG」ファイルf6〜「KKC3X0105.JPG」ファイルf8が格納されている。
また、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後に選択されたファイルフォルダが、例えば、「103KKC3X」ファイルフォルダf3である場合には、フォルダ情報は、メモリカード130における「103KKC3X」ファイルフォルダf3のパスを示すように更新されることになる。
<動作>
次に、上記構成を備える携帯電話機100の動作について、図6、図7を用いて説明する。
図6及び図7は、携帯電話機100の画像閲覧アプリケーションの処理を示すフローチャートである。
なお、携帯電話機100の運用開始時には、携帯電話機100のメーカにより、例えば、図2(a)のアイコンi1が表す「フォトフォルダ」を示すフォルダ情報が、フォルダ記憶部141に格納されているものとする。
操作部120から画像閲覧アプリケーションを起動させるためのユーザ操作を示す入力信号を受領すると、フォルダ表示制御部151は、フォルダ記憶部141に記憶されているフォルダ情報を取得し、フォルダ情報が示すファイルフォルダに対応するアイコンをフォーカスした固定フォルダ画面を表示部110に表示させる(図6のステップS1)。
準備部152は、フォルダ記憶部141から取得したフォルダ情報が示すファイルフォルダを推定フォルダと特定し(ステップS2)、推定フォルダについてのサムネイル表示用情報の生成を生成部153に指示する(ステップS3)。指示を受けた生成部153は、以下のステップS4以降の処理とは独立した処理として、サムネイル表示用情報の生成を開始する。より詳細には、生成部153は、フォルダ情報が示すファイルフォルダが存在する場所(メモリカード130又は内蔵メモリ140)のフォルダリストを生成し、フォルダ情報が示すファイルフォルダ内のファイルリストを生成し、そのファイルリストが示す各画像ファイル(JPEGファイル)について、その画像ファイルを展開し、その画像を縮小したサムネイル画像を生成し、各サムネイル画像を格子状に並べた描画データ(サムネイル表示用情報)を生成する。
例えば、フォルダ情報が示すファイルフォルダが、「103KKC3X」ファイルフォルダである場合に、図5の例では、生成部153は、ファイルフォルダf3〜f5を示す情報をフォルダリストとして生成し、「103KKC3X」ファイルフォルダ内のファイルリストとしてファイルf6〜f8を示す情報をファイルリストとして生成する。
なお、図3(a)の例では、サムネイル画面SC3には、12個のサムネイル画像が表示されているため、ファイルリストに含まれる画像ファイルの情報が13個以上ある場合には、生成部153は、12個以上の所定数(例えば、20個)の画像ファイルについてのサムネイル画像を生成しておくものとする。残りの画像ファイルについてのサムネイル画像の生成は、次のサムネイル画面を表示させるユーザ操作に応じて行われるものとする。
受付部154は、操作部120からの入力信号に基づいて、1つのフォルダが選択された否かを判定する(ステップS4)。画像閲覧アプリケーションの起動後、最初にステップS4の処理が実行される場合には、ステップS1の処理により表示部110には固定フォルダ画面が表示されているので、この固定フォルダ画面に含まれる各アイコンの内の1つのアイコンが選択された場合に、受付部154は、1つのフォルダが選択された旨の判定(ステップS4:YES)を行う。
受付部154は、フォルダの選択が行われていない場合には(ステップS4:NO)、再びステップS4の処理を行い、フォルダの選択が行われた場合には(ステップS4:YES)、そのフォルダがファイルフォルダであるか否かを判定する(ステップS5)。
受付部154は、例えば、選択されたフォルダが、図2(a)に示すアイコンi4が表す「カメラフォルダ」であれば、ファイルフォルダでない旨の判定(ステップS5:NO)を行い、図2(a)に示すアイコンi5が表す「フォトフォルダ」であれば、ファイルフォルダである旨の判定(ステップS5:YES)を行う。
選択されたフォルダがファイルフォルダでない場合には(ステップS5:NO)、受付部154は、選択されたフォルダを示す選択フォルダ情報をフォルダ表示制御部151に通知し、フォルダ表示制御部151は、通知された選択フォルダ情報が示すフォルダに含まれる各フォルダを表すアイコンを表示する(ステップS6)。例えば、選択されたフォルダが、図2(a)に示すアイコンi4が表す「カメラフォルダ」であれば、図2(b)に示すようにカメラフォルダ画面SC2が表示される。
なお、この際、フォルダ表示制御部151は、フォルダ記憶部141から取得したフォルダ情報が示すファイルフォルダに対応するアイコンがある場合には、このアイコンにフォーカスした状態で、各アイコンを表示する。
ステップS6の処理を完了すると、受付部154は、再びステップS4において、ステップS6で表示されたアイコンが選択されたか否かにより、1つのフォルダが選択されたか否かを判定する(ステップS4)。
一方、ステップS5において、選択されたフォルダがファイルフォルダである場合には(ステップS5:YES)、選択されたファイルフォルダを示す選択フォルダ情報を生成表示制御部155に通知し、生成表示制御部155は、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダと、推定フォルダとが一致するか否かを判定する(ステップS7)。
選択フォルダ情報が示すファイルフォルダと、推定フォルダとが一致する場合には(ステップS7:YES)、生成表示制御部155は、生成部153により生成された推定フォルダについてのサムネイル表示用情報(描画データ)を、表示部110に表示させる(ステップS8)。
このサムネイル表示用情報の生成部153による生成は、ステップS3で準備部152からの指示により開始されているため、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダと、推定フォルダとが一致する旨の判定(ステップS7:YES)を行った際に、既にサムネイル表示用情報の生成が完了していれば、すぐにその表示を行うことができる。
また、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダと、推定フォルダとが一致する旨の判定(ステップS7:YES)を行った際には、まだサムネイル表示用情報の生成が完了してなくても、完了次第すぐにその表示を行うことができる。
選択フォルダ情報が示すファイルフォルダと、推定フォルダとが一致しない場合には(ステップS7:NO)、生成表示制御部155は、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダについてのサムネイル表示用情報の生成を生成部153に指示し、生成部153によるサムネイル表示用情報の生成の完了を待って、生成されたサムネイル表示用情報(描画データ)を、表示部110に表示させる(ステップS9)。
なお、指示を受けた生成部153は、上記ステップS3で説明したのと同様に、フォルダリストの生成、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダ内のファイルリストの生成、及びサムネイル表示用情報の生成を行う。このとき、もしも、ステップS3での準備部152による指示による、推定フォルダについてのサムネイル表示用情報の生成をまだ行っていた場合には、この推定フォルダについてのサムネイル表示用情報の生成を中止し、すぐに、ステップS9での生成表示制御部155の指示による、選択フォルダ情報が示すファイルフォルダについてのサムネイル表示用情報の生成を開始する。
ステップS8又はステップS9の処理を完了すると、受付部154は、操作部120からの入力信号に基づいて、画像閲覧アプリケーションの終了操作が行われたか否かを判定し(図7のステップS10)、画像閲覧アプリケーションの終了操作が行われていない場合には(ステップS10:NO)、受付部154は、操作部120からクリアボタン12に対応する入力信号を受領したか否かに基づいて、クリア操作が行われたか否かを判定する(ステップS11)。
受付部154は、クリア操作が行われていない場合には(ステップS11:NO)、再びステップS10の処理を行い、クリア操作が行われた場合には(ステップS11:YES)、クリア操作が行われた旨をフォルダ表示制御部151に通知し、フォルダ表示制御部151は、1つ前の画面を表示させる(ステップS12)。
この例では、ステップS6の処理が行われていれば、ステップS6の処理により表示されていた画面を表示させ、ステップS6の処理が行われていない場合には、ステップS1の処理により表示されていた固定フォルダ画面を表示させることになる。
また、受付部154は、ステップS4と同様に、1つのフォルダが選択されたか否かを判定し(ステップS13)、1つのフォルダが選択された場合には(ステップS13:YES)、再び図6のステップS5から処理を行い、フォルダが選択されていない場合には(ステップS13:NO)、再びステップS10から処理を行う。
ステップS10において、画像閲覧アプリケーションの終了操作が行われた場合には(ステップS10:YES)、受付部154は、フォルダ記憶部141のフォルダ情報を、最後に受け付けたファイルフォルダを示すように更新し(ステップS14)、処理を終了する。
≪変形例1≫
実施の形態では、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後に選択されたファイルフォルダを推定フォルダとする例を説明したが、以下では、画像閲覧アプリケーションが起動された時点において、最後に画像ファイルが格納されたファイルフォルダを推定フォルダとする一変形例を説明する。
変形例1に係る携帯電話機は、携帯電話機100の機能を若干変形したものであるため、以下では、携帯電話機100との相違点を中心に説明する。
<機能構成>
図8は、変形例1に係る携帯電話機200の主要部の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、携帯電話機200は、実施の形態に係る携帯電話機100の制御部150に代えて制御部220を備え、更にいわゆるカメラである撮影部210を備えるものである。
この制御部220は、実施の形態に係る制御部150の受付部154に代えて受付部222を備え、更に格納部221を備えるものである。
ここで、格納部221は、操作部120からの入力信号に基づいて、メモリカード130又は内蔵メモリ140内のファイルフォルダに画像ファイルを格納する機能を有する。この画像ファイルの格納は、従来同様、ファイルシステムにより行われる。
また、格納部221は、画像ファイルを格納した際に、その格納先のファイルフォルダのパスを示すように、フォルダ記憶部141のフォルダ情報を更新する機能を有する。
また、受付部222は、フォルダ記憶部141のフォルダ情報を更新しない点が、実施の形態に係る受付部154とは異なるが、その他の機能は、受付部154と同様である。
<動作>
上記構成を備える携帯電話機200の動作について説明する。
携帯電話機200による画像閲覧アプリケーションの処理については、実施の形態で説明した携帯電話機100による画像閲覧アプリケーションの処理(図6、7)のうち、図7のステップS14の処理を実行しない点以外は同様であるため、説明は省略し、以下では、携帯電話機200の格納部221による格納処理について図9を用いて説明する。
図9は、携帯電話機200の格納部221による格納処理を示すフローチャートである。
同図に示す格納処理は、繰り返し実行されるものとする。
同図に示すように、格納部221は、操作部120からの入力信号に基づいて、メモリカード130又は内蔵メモリ140内のファイルフォルダに画像ファイルを保存する操作がなされたか否かを判定する(ステップS21)。
画像ファイルをファイルフォルダに保存する操作としては、例えば、ユーザが、受信したメールに添付されていた画像ファイルを保存する操作や、ユーザが撮影部210により撮影を行い、生成された画像ファイルを保存する操作等が挙げられる。
画像ファイルを保存する操作がなされていない場合には(ステップS21:NO)、格納部221は、格納処理を終了し、画像ファイルを保存する操作がなされた場合には(ステップS21:YES)、格納部221は、その操作により指定されたファイルフォルダに画像ファイルを格納し(ステップS22)、その画像ファイルの格納先のファイルフォルダのパスを示すように、フォルダ記憶部141のフォルダ情報を更新し(ステップS23)、格納処理を終了する。
≪変形例2≫
実施の形態では、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後に選択されたファイルフォルダを推定フォルダとする例を説明したが、以下では、ファイルフォルダ毎に、画像閲覧アプリケーションにおいてそのファイルフォルダが選択された回数を計数し、記憶するようにし、画像閲覧アプリケーションが起動された時点において、選択された回数が最大であるファイルフォルダを推定フォルダとする一変形例を説明する。
以下では、実施の形態に係る携帯電話機100、変形例1に係る携帯電話機200との相違点を中心に説明する。
<機能構成>
図10は、変形例2に係る携帯電話機300の主要部の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、携帯電話機300は、実施の形態に係る携帯電話機100の制御部150に代えて制御部320を備え、更に回数記憶部310を備えるものである。
この制御部320は、実施の形態に係る制御部150の受付部154に代えて変形例1で説明した受付部222を備え、更に計数部321を備えるものである。
ここで、回数記憶部310は、ファイルフォルダ毎に、そのファイルフォルダについて、受付部222が選択を受け付けた回数(以下、「選択回数」という)を記憶するためのメモリ領域である。
また、計数部321は、受付部222がファイルフォルダの選択を受け付ける毎に、回数記憶部310に記憶されている、そのファイルフォルダについての選択回数を更新し、選択回数が最大であるファイルフォルダのパスを示すように、フォルダ記憶部141に記憶されているフォルダ情報を更新する機能を有する。
<動作>
上記構成を備える携帯電話機300の動作について説明する。
携帯電話機300による画像閲覧アプリケーションの処理は、実施の形態に係る携帯電話機100による画像閲覧アプリケーションの処理のうち、図6のステップS8、S9の処理後に、図11に示すように、計数処理(ステップS30)を行う点と、変形例1の場合と同様に、ステップS14の処理を行わない点が異なる。
以下では、ステップS30で行う計数処理について、図12を用いて説明する。
図12は、携帯電話機300の計数部321による計数処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、計数部321は、図6のステップS4で選択されたフォルダ(以下、「選択フォルダ」ともいう)についての選択回数が記憶されているか否かを判定する(ステップS31)。
選択フォルダについての選択回数が記憶されていない場合には(ステップS31:NO)、その選択フォルダについての選択回数を「1」として、回数記憶部310に記憶させ(ステップS32)、選択フォルダについての選択回数が記憶されている場合には(ステップS31:YES)、その選択回数を1増加(インクリメント)させた値に更新する(ステップS33)。
計数部321は、回数記憶部310に記憶されている各ファイルフォルダについての選択回数のうち、ステップS32又はステップS33の処理後の選択回数が、最大であるか否かを判定する(ステップS34)。
計数部321は、最大でない場合には(ステップS34:NO)、特に何も行わず、計数処理を終了し、最大である場合には(ステップS34:YES)、選択フォルダのパスを示すように、フォルダ記憶部141に記憶されているフォルダ情報を更新し(ステップS35)、計数処理を終了する。
≪補足≫
以上、本発明に係る携帯端末を、実施の形態及び変形例1、2に基づいて説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態及び各変形例で示した通りの携帯電話機に限られないことは勿論である。
(1)実施の形態では、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後に選択されたファイルフォルダを推定フォルダとする例を、変形例1では、画像閲覧アプリケーションが起動された時点において、最後に画像ファイルが格納されたファイルフォルダを推定フォルダとする例を説明したが、これらを組み合わせて、以下のように変形してもよい。
即ち、最後に画像ファイルがファイルフォルダに格納された時刻T1が、前回画像閲覧アプリケーションが起動された際に、最後にファイルフォルダが選択された時刻T2より後である場合には、最後に画像ファイルが格納されたファイルフォルダを推定フォルダとし、時刻T1が時刻T2より前である場合には、最後に選択されたファイルフォルダを推定フォルダとしてもよい。
この変形に係る携帯電話機250は、図13に示すように、変形例2に係る携帯電話機200の制御部220に代えて制御部251を備え、この制御部251は、制御部220の受付部222に代えて実施の形態に係る受付部154を備えるものである。
携帯電話機250による画像閲覧アプリケーションの処理については、実施の形態で説明した携帯電話機100による画像閲覧アプリケーションの処理(図6、7参照)と同様であり、携帯電話機250の格納部221の格納処理(図9参照)は、変形例1で説明した通りであるため、説明は省略する。
(2)実施の形態及び各変形例に係る準備部152は、画像閲覧アプリケーションの起動毎に、1つのファイルフォルダを推定フォルダと特定するものとして説明した。しかしながら、画像閲覧アプリケーションの起動から、ユーザによりファイルフォルダの選択が行われるまでの間、携帯電話機の内部メモリの容量が許す範囲で、推定フォルダの特定と、その推定フォルダについてのサムネイル表示用情報の生成指示を繰り返すよう準備部152を変形し、いずれかの推定フォルダとユーザにより選択されたファイルフォルダとが一致する場合に、この変形に係る準備部の指示により生成部153により生成されているサムネイル表示用情報を用いてサムネイル画面を表示するようにしてもよい。
(3)実施の形態及び各変形例では、ファイルフォルダは、他のフォルダを含まないものとして説明したが、ファイルを含んでいれば、他のフォルダを含むものであってもよい。その場合、他のフォルダを含むファイルフォルダについてのサムネイル画面には、例えば、他のフォルダを表すアイコンを含める必要がある。
(4)実施の形態及び各変形例では、生成表示制御部155は、本発明に係る一覧表示用情報の一例として、サムネイル表示用情報を表示するものとして説明したが、これに限らず、例えば、ファイル名やファイル生成日時等、ユーザが閲覧したいファイルを特定するために役立つ情報の一覧を表示するようにしてもよい。
また、実施の形態及び各変形例では、各ファイルフォルダに格納されるファイルが、画像ファイルである場合を例に説明したが、他の種類のファイル、例えば、テキストファイルや、動画ファイルや、音声ファイルであってもよい。この場合の一覧表示用情報としては、例えば、各テキストファイルについて、そのテキストファイルの先頭から所定数の文字列を表示したものや、各動画ファイルの先頭のフレーム画像を縮小したサムネイル画像を表示したものや、音声ファイルに係る曲名やアーディスト名等のメタ情報を表示したものとしてもよい。
(5)実施の形態及び各変形例では、ユーザは、ボタン群10を用いて各種操作を行うものとして説明したが、表示部110の表示面上の接触を検出するタッチセンサを設けるよう変形し、このタッチセンサ及び表示部110から構成されるいわゆるタッチパネルにより、ユーザは、操作を行うようにしてもよい。
このタッチセンサは、静電容量方式の他、電子ペン等の専用のペンを用いる電磁誘導方式や、2層構造の透明電極からなるマトリクススイッチ方式や、2枚の抵抗膜の1枚に電圧を印加し、他方の抵抗膜において操作した位置に応じた電圧を検知する抵抗膜方式や、振動波の跳ね返りを圧電素子の電圧変化によって検出し、指等の接触を検知する表面弾性波方式や、遮光された赤外線により指等が接触した位置を検出する赤外線方式や、画面に光センサを組み込んで接触位置を検知する光センサ方式等により実現されてもよい。
また、静電容量方式のタッチセンサにより実現する場合、多数の電極パターンをプラスチックやガラス等の基板上に形成し、接触点の近傍の複数の電極パターンによる電流量の比率を計測することで判別する投影型や、導電膜と基板とを有して構成され、基板の隅に電極を設け、導電膜による均一な電界を形成し、指等の接触による隅の端子の電流量の比率を計測して接触位置を判別する表面型等、適宜なものを用いることができる。
(6)実施の形態及び各変形例に係る携帯電話機は、スライド式の携帯電話機であるものとして説明したが、例えば、折りたたみ式や、ストレート式等、他の外観を有する携帯電話機であってもよい。
また、実施の形態及び各変形例に係る携帯電話機は、通常の使用状態において、ユーザから見て、第1筐体1と第2筐体2との位置が上下に移動可能なものとして説明したが、他の方向、例えば左右に移動可能なものとしてもよい。
(7)実施の形態及び各変形例において説明した各構成要素のうち、全部又は一部を1チップ又は複数チップの集積回路で実現してもよいし、コンピュータのプログラムで実現してもよいし、その他どのような形態で実現してもよい。
(8)実施の形態及び各変形例において説明した携帯電話機の処理(図6、7、9、11、12参照)をプロセッサに実行させるためのプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、IC(Integrated Circuit)カード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるプロセッサで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがそのプログラムを実行することにより実施の形態及び各変形例で示した携帯電話機の各機能が実現される。
(9)実施の形態及び各変形例に係る携帯電話機に、上記(1)〜(8)の一部又は全部の変形を組み合わせて適用してもよい。
(10)以下、更に本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る携帯端末は、フォルダに含まれるファイルに基づき、一覧表示用情報の生成を行うための生成部と、前記生成部により生成された一覧表示用情報の表示を行うための表示部と、複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダの選択を受け付ける受付部と、前記受付部による前記選択の受付に先行して、当該選択を受け付けるファイルフォルダを推定するための所定方式により1つの推定フォルダを特定し、前記生成部を用いて、当該推定フォルダに係る一覧表示用情報の生成を開始する準備部と、前記受付部により前記選択が受け付けられたファイルフォルダと前記推定フォルダとが一致する場合には、既に生成済みである当該推定フォルダに係る一覧表示用情報を用いて前記表示を行うよう前記表示部を制御する表示制御部とを備えることを特徴とする。
この携帯端末によれば、ユーザ等からのファイルフォルダの選択の受付に先行して、1つの推定フォルダについての一覧表示用情報の生成を開始しておくので、推定フォルダと実際にユーザから選択を受け付けたファイルフォルダとが一致した場合に、選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮できる。
また、ユーザ等からのファイルフォルダの選択の受付に先行して、一覧表示用情報の生成を行う対象が1つの推定フォルダなので、比較的容量の少ないメモリ等を備える携帯端末にも有効な方法である。
(b)また、前記携帯端末は、更に前記受付部が最後に選択を受け付けたファイルフォルダを示すフォルダ情報を記憶するフォルダ記憶部を備え、前記準備部は、前記フォルダ記憶部に記憶されている前記フォルダ情報が示すファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定することとしてもよい。
ここで、一般的には、ユーザが、最後に一覧表示用情報の生成対象として選択したファイルフォルダは、その次の選択の際にも、再び選択される可能性が高いと考えられる。
この携帯端末によれば、実際に、ユーザから選択を受け付けたファイルフォルダと推定フォルダとが一致する可能性を高めることができるので、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮する可能性を更に高めることができる。
(c)また、前記携帯端末は、更に前記複数のファイルフォルダそれぞれを表す表示物の表示を行うフォルダ表示部を備え、前記受付部による前記選択は、前記フォルダ表示部により表示が行われた1つの表示物をユーザが指定することにより受け付けられることとしてもよい。
この携帯端末によれば、ユーザは、表示された1つの表示物を指定するといった簡単な操作で、1つのファイルフォルダを選択できる。
(d)また、前記フォルダ表示部は、前記フォルダ記憶部に記憶されている前記フォルダ情報が示すファイルフォルダの表示物と、他のファイルフォルダの表示物とが異なる表示態様になるように前記表示を行うこととしてもよい。
この携帯端末によれば、ユーザが、最後に選択したファイルフォルダを再び選択したい場合に、そのフォルダを一目で特定することができる。
(e)また、前記携帯端末は、更に前記複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダにファイルの格納を行う格納部を備え、前記準備部は、前記受付部が最後に前記選択を受け付けた時よりも後に、前記格納部が最後に前記格納を行った場合に、当該格納を行ったファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定することとしてもよい。
ここで、ユーザが、最後に一覧表示用情報の生成対象としてファイルフォルダを選択した時よりも後に、ファイルの格納が行われた場合には、その格納先のファイルフォルダのほうが、最後に選択されたファイルフォルダよりも、選択される可能性が高いと考えられる。
この携帯端末によれば、実際に、ユーザから選択を受け付けたファイルフォルダと推定フォルダとが一致する可能性を更に高めることができるので、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮する可能性を更に高めることができる。
(f)また、前記携帯端末は、更に前記複数のファイルフォルダ毎に、当該ファイルフォルダについて前記受付部が選択を受け付けた回数を計数する計数部と、前記回数を記憶する計数記憶部とを備え、前記準備部は、前記計数記憶部に記憶されている最大の回数に係るファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定することとしてもよい。
ここで、過去にユーザがよく選択し、選択回数の多いファイルフォルダは、次の選択の際にも、再び選択される可能性が高いと考えられる。
この携帯端末によれば、実際に、ユーザから選択を受け付けたファイルフォルダと推定フォルダとが一致する可能性を高めることができるので、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮する可能性を更に高めることができる。
(g)また、前記携帯端末は、更に前記複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダにファイルの格納を行う格納部を備え、前記準備部は、前記格納部が最後に前記格納を行ったファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定することとしてもよい。
ここで、ユーザが、ファイルフォルダにファイルを格納させた後には、そのファイルフォルダを選択する可能性が高いと考えられる。
この携帯端末によれば、実際に、ユーザから選択を受け付けたファイルフォルダと推定フォルダとが一致する可能性を高めることができるので、ユーザ等からファイルフォルダの選択を受け付けてから、そのファイルフォルダに係る一覧表示用情報が表示されるまでの時間を短縮する可能性を更に高めることができる。
(11)本発明に係る携帯端末の受付部、生成部、準備部、フォルダ表示部、及び表示制御部は、例えば、実施の形態に係る携帯電話機100の制御部150に相当し、本発明に係る携帯端末の表示部は、例えば、実施の形態に係る携帯電話機100の表示部110に相当し、本発明に係る携帯端末のフォルダ記憶部は、例えば、実施の形態に係る携帯電話機100のフォルダ記憶部141に相当し、本発明に係る携帯端末の格納部は、例えば、変形例1に係る携帯電話機200や携帯電話機250の格納部221に相当し、本発明に係る携帯端末の計数部は、例えば、変形例2に係る携帯電話機300の計数部321に相当し、本発明に係る携帯端末の計数記憶部は、例えば、変形例2に係る携帯電話機300の回数記憶部310に相当する。
本発明に係る携帯端末は、1つのフォルダに含まれる複数のファイルについての一覧表示を行う場合に利用される。
1 第1筐体
2 第2筐体
10 ボタン群
11 ジョグキー
12 クリアボタン
20 テンキー
100、200、250、300 携帯電話機
110 表示部
120 操作部
130 メモリカード
140 内蔵メモリ
141 フォルダ記憶部
150、220、251、320 制御部
151 フォルダ表示制御部
152 準備部
153 生成部
154、222 受付部
155 生成表示制御部
210 撮像部
221 格納部
310 回数記憶部
321 計数部

Claims (5)

  1. フォルダに含まれるファイルに基づき、一覧表示用情報の生成を行うための生成部と、
    前記生成部により生成された一覧表示用情報の表示を行うための表示部と、
    複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダの選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部による前記選択の受付に先行して、当該選択を受け付けるファイルフォルダを推定するための所定方式により1つの推定フォルダを特定し、前記生成部を用いて、当該推定フォルダに係る一覧表示用情報の生成を開始する準備部と、
    前記受付部により前記選択が受け付けられたファイルフォルダと前記推定フォルダとが一致する場合には、既に生成済みである当該推定フォルダに係る一覧表示用情報を用いて前記表示を行うよう前記表示部を制御する表示制御部と
    前記受付部が最後に選択を受け付けたファイルフォルダを示すフォルダ情報を記憶するフォルダ記憶部とを備え
    前記準備部は、前記フォルダ記憶部に記憶されている前記フォルダ情報が示すファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記携帯端末は、更に
    前記複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダにファイルの格納を行う格納部を備え
    前記準備部は、
    前記受付部が最後に前記選択を受け付けた時よりも後に、前記格納部が最後に前記格納を行った場合に、当該格納を行ったファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記携帯端末は、更に
    前記複数のファイルフォルダそれぞれを表す表示物の表示を行うフォルダ表示部を備え、
    前記受付部による前記選択は、
    前記フォルダ表示部により表示が行われた1つの表示物をユーザが指定することにより受け付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記フォルダ表示部は、
    前記フォルダ記憶部に記憶されている前記フォルダ情報が示すファイルフォルダの表示物と、他のファイルフォルダの表示物とが異なる表示態様になるように前記表示を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 携帯端末におけるプロセッサに、表示制御処理を行わせるためのプログラムであって、
    前記表示制御処理は、
    フォルダに含まれるファイルに基づき、一覧表示用情報の生成を行うための生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成された一覧表示用情報の表示を行うための表示ステップと、
    複数のファイルフォルダの内の1つのファイルフォルダの選択を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによる前記選択の受付に先行して、当該選択を受け付けるファイルフォルダを推定するための所定方式により1つの推定フォルダを特定し、前記生成ステップを用いて、当該推定フォルダに係る一覧表示用情報の生成を開始する準備ステップと、
    前記受付ステップにより前記選択が受け付けられたファイルフォルダと前記推定フォルダとが一致する場合には、既に生成済みである当該推定フォルダに係る一覧表示用情報を用いて前記表示を行うよう前記表示部を制御する表示制御ステップと
    前記受付部が最後に選択を受け付けたファイルフォルダを示すフォルダ情報を記憶するフォルダ記憶ステップとを含み、
    前記準備ステップは、前記フォルダ記憶ステップによって記憶された前記フォルダ情報が示すファイルフォルダを前記推定フォルダとして特定する
    ことを特徴とするプログラム。
JP2010100863A 2010-04-26 2010-04-26 携帯端末及びプログラム Expired - Fee Related JP5561825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100863A JP5561825B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 携帯端末及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010100863A JP5561825B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 携帯端末及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011232860A JP2011232860A (ja) 2011-11-17
JP2011232860A5 JP2011232860A5 (ja) 2013-03-21
JP5561825B2 true JP5561825B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=45322133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010100863A Expired - Fee Related JP5561825B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 携帯端末及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5561825B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6488604B2 (ja) * 2014-09-17 2019-03-27 株式会社リコー 出力システム、情報処理装置、およびプログラム並びに情報処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4145746B2 (ja) * 2003-07-17 2008-09-03 シャープ株式会社 情報出力装置、情報出力方法、情報出力プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
JP2010049317A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Sharp Corp 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011232860A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5848932B2 (ja) 携帯端末、フォルダ管理プログラムおよびフォルダ管理方法
JP4404863B2 (ja) スクロールホイール装置を備えた移動端末機およびこれを用いた機能実行方法
JP5995607B2 (ja) 電子機器、プログラムおよび記録媒体
JP4752897B2 (ja) 画像処理装置、画像表示方法および画像表示プログラム
US10222903B2 (en) Display control apparatus and control method thereof
US20170017390A1 (en) Mobile terminal and control method for the mobile terminal
CN109725800A (zh) 一种壁纸设置方法及装置、终端、存储介质
JP2011028534A (ja) 表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
KR101501028B1 (ko) 개체가 삽입된 이미지를 생성하고 편집하는 방법 및 그 장치
JP5885517B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の表示制御方法およびプログラム
JP6403368B2 (ja) 携帯端末、画像検索プログラムおよび画像検索方法
US20150149945A1 (en) Display control apparatus and control method therefor
JP2005026834A (ja) 注釈付与装置および注釈付与プログラム
EP2854126A1 (en) Display control apparatus, display control system, a method of controlling display, and program
KR20110066648A (ko) 슬라이드쇼 기능을 구비한 디지털 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법
KR100703812B1 (ko) 휴대용 단말기의 사진 폴더 디스플레이 방법
US20090137270A1 (en) Ringing Image for Incoming Calls
JP5561825B2 (ja) 携帯端末及びプログラム
JP5467064B2 (ja) 携帯端末装置
JP2010237722A (ja) フォトアルバムコントローラ
JP2010166417A (ja) カメラ、カメラの表示制御装置、表示制御方法および表示制御用プログラム
KR20120026458A (ko) 데이터 관리 장치, 데이터 관리 방법 및 기록 매체
JP2016149005A (ja) 表示制御装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
US20200106985A1 (en) Image processing apparatus and control method of the same
JP2020057845A (ja) 編集装置、その制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140507

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5561825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees