JP5561724B2 - ガス減圧弁 - Google Patents

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本発明は、ガス流路の上流側に連通するガス流入部屋と下流側に連通するガス流出部屋とを区画する区画壁に弁孔を設け、その弁孔に宛がわれた弁体が下流側のガス圧に応じて弁孔を開閉するガス減圧弁に関する。
従来のこの種のガス減圧弁としては、ガス流入部屋の上方にガス流出部屋が重ねて配置され、ガス流出部屋の上方に弁体を駆動するための弁体駆動手段が重ねて配置されると共に、ガス流出部屋内に消音器を配設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2009−537925号公報(段落[0018]〜[0031]、第1図)
ところが、上述した従来のガス減圧弁では、例えば、メンテナンスのために消音器をガス流出部屋内に着脱する場合に、ガス流出部屋の上方に配置された弁体駆動手段を取り外す必要があり、手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、消音器の着脱作業を軽減することが可能なガス減圧弁の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るガス減圧弁は、ガス流路の上流側に連通するガス流入部屋と下流側に連通するガス流出部屋とを区画する区画壁に設けた弁孔に弁体を宛がい、その弁体が下流側のガス圧に応じて弁孔を開閉して、下流側のガス圧を一定圧に保持するガス減圧弁において、ガス流出部屋のうち区画壁の側方の側壁にガス流出口を備えると共に、ガス流出部屋のうち区画壁と対向する部分を着脱可能な蓋体とし、ガス流出部屋内に、弁孔を囲みかつ区画壁と蓋体との間に挟まれた筒状の消音器を設け、消音器は、一端が区画壁に固定されかつ他端が蓋体に隙間を空けて突き合わされた第1筒体と、一端が蓋体に固定されかつ他端が区画壁に隙間を空けて突き合わされた第2筒体とを入れ子式に交互に遊嵌してなるところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1に記載のガス減圧弁において、ガス流入部屋を挟んでガス流出部屋と反対側に感圧部屋を設けて、その感圧部屋とガス流入部屋との間を区画する上流区画壁を貫通したシャフトの先端部に弁体を固定する一方、感圧部屋のうち上流区画壁に対向した部分をダイヤフラムで構成して、そのダイヤフラムにシャフトを固定し、弁体をガス流出部屋側から弁孔に宛がい、ガス流出部屋のうち消音器より外側部分と感圧部屋との間を連通する感圧導入路を設けると共に、蓋体を取り外した場合に、ガス流出部屋側でシャフトに対して弁体を着脱可能に構成したところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、ガス減圧弁に流入したガスは、ガス流入部屋から弁孔を通過し、ガス流出部屋を経てガス流出口からガス減圧弁の外部に送出される。このとき下流側のガス圧に応じて弁体が弁孔を開閉することで、下流側のガス圧が一定圧に保持される。また、ガスの減圧に伴い発生する音は、ガス流出部屋内で区画壁と蓋体との間に挟まれた筒状の消音器によって消音される。そして、消音器は、蓋体を取り外すことでガス流出部屋に対して単独で着脱することができるので、消音器の着脱作業を従来よりも軽減することができる。また、消音器の内側から外側に向かって上下に交互に屈曲した蛇腹状の隙間をガスが通過する過程で、ガスの減圧に伴う発生音が消音される。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、蓋体を取り外すことで、消音器と弁体の両方をガス流出部屋側から着脱することが可能になり、ガス減圧弁のメンテナンス性が向上する。
本発明の第1実施形態に係るガス減圧弁の側断面図 開弁状態におけるガス減圧弁の側断面図 消音器の着脱時におけるガス減圧弁の側断面
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1には、図示しないガス配管の途中に接続される本発明の「ガス減圧弁」としてのガバナ10が示されている。ガバナ10は、ガス供給源から供給される比較的高圧(一次圧)のガスを、所定の二次圧まで減圧すると共に、その二次圧が一定に維持されるように弁開度を自動調節する。
図示しないが、ガス配管にはガスの流量を計測するために、超音波、熱線又はカルマン渦等を利用した公知なガス流量計が接続される。ここで、ガバナ10はガスの減圧に伴い音を発生するため、ガバナ10とガス流量計とを十分に離して配置しておかないと、ガス減圧時の発生音がガス流量計に対して悪影響を与え得る。ところが、ガバナ10とガス流量計をいつでも十分に離して配置できるとは限らないため、本実施形態のガバナ10は、ガス減圧時の発生音を消音するための消音器40を内蔵している。以下、ガバナ10の構造について詳説する。
ガバナ10は、ガスが通過する本体ハウジング13と、本体ハウジング13の上面に固定された検知ハウジング12とを有している。本体ハウジング13は、その側面から相反する方向に1対の接続開口部14A,14Bを突出して備え、一方の接続開口部14Aがガス配管の上流側に接続され、他方の接続開口部14B(本発明の「ガス流出口」に相当する)がガス配管の下流側に接続される。本体ハウジング13の内部には、上流側の接続開口部14Aと連通したガス流入部屋20と、下流側の接続開口部14Bと連通したガス流出部屋21とが形成され、ガス流入部屋20の下方にガス流出部屋21が配設されている。ガス流入部屋20とガス流出部屋21との間には区画壁22が設けられ、その区画壁22を上下方向に貫通した弁孔23により、ガス流入部屋20とガス流出部屋21とが連通可能となっている。弁孔23のうち下流側(ガス流出部屋21側)の開口縁は、略円錐状に窄んだ弁座23Aとなっており、この弁座23Aに対して後述する弁体30が接離することで弁開度が調節可能となっている。
本体ハウジング13の上面には、ガス流入部屋20を開放した円形開口部16が形成され、その円形開口部16を覆うように検知ハウジング12が重ねて固定されている。検知ハウジング12は、軸方向に対して径方向が大きくなった中空扁平体の上面中央から中空円筒体12A2が起立した構造をなしており、内部がガス圧検知部屋24となっている。
検知ハウジング12の下面中央にはガス圧検知部屋24を開放した円形開口部15が形成され、本体ハウジング13の円形開口部16と重ねられている。ガス圧検知部屋24とガス流入部屋20との間は、バランスダイヤフラム25(本発明の「上流区画壁」に相当する)によって仕切られている。バランスダイヤフラム25は、その外周縁が本体ハウジング13と検知ハウジング12との間に挟持されている。バランスダイヤフラム25の外周縁には全周に亘ってリップが形成されており、そのリップが本体ハウジング13の上面に陥没形成されたリップ溝13Aに係止されて抜け止めが図られている。なお、バランスダイヤフラム25は、ガス流入部屋20内のガスが後述する弁体30の上面に与えるガス圧を打ち消すために設けられている。
ガス圧検知部屋24は、その内部に保持されたダイヤフラム26によって上下の受圧部屋24A,24Bに仕切られている。ダイヤフラム26は、ガス圧検知部屋24の径方向中央に配置された円板形の剛体プレート27から側方に弾性シートが張り出した構造をなしており、ダイヤフラム26の外周縁は、検知ハウジング12の外周縁部に固定されている。詳細には、検知ハウジング12は、上下方向で上蓋12Aと扁平容器12Bとに分割可能となっており、それら上蓋12Aと扁平容器12Bの各開口縁の間にダイヤフラム26の外周縁が挟持されている。なお、ダイヤフラム26の外周縁には全周に亘ってリップが形成されており、そのリップが扁平容器12Bの開口縁に陥没形成されたリップ溝12B1に係止されて抜け止めが図られている。
ダイヤフラム26及びバランスダイヤフラム25は、それらの中心部を貫通したシャフト32に固定されている。バランスダイヤフラム25は、シャフト32の中間部で上下に重なって嵌合した環状プレート33とスペーサ部材34との間で挟持されている。環状プレート33は、シャフト32の段差部に係止して下方への移動が禁止されている。スペーサ部材34は下端有底の円筒状をなし、底部が環状プレート33の上面に重ねられると共に上端部がダイヤフラム26(剛体プレート27)の下面に突き当てられ、ダイヤフラム26の上面側でシャフト32に螺合された二重ナット35との間でダイヤフラム26(剛体プレート27)を挟持している。なお、バランスダイヤフラム25の内周縁には全周に亘ってリップが形成され、そのリップが環状プレート33の上面に陥没形成されたリップ溝33Aに係止されて抜け止めが図られている。
ガス圧検知部屋24のうちダイヤフラム26の下方の受圧部屋24B(本発明の「感圧部屋」に相当する)は、本体ハウジング13及び検知ハウジング12を貫通した感圧導入路28によりガス流出部屋21と常時連通している。感圧導入路28の入口28Aは、ガス流出部屋21のうち弁孔23と下流側の接続開口部14Bとの中間部分に開放しており、感圧導入路28の出口28Bは受圧部屋24Bの底面に開放している。一方、ガス圧検知部屋24のうち、ダイヤフラム26の上方の受圧部屋24Aは、上蓋12Aを貫通した外気連通孔12A1によって外気と常時連通している。
上蓋12Aの中央部で起立した中空円筒体12A2の内側には、圧縮コイルバネ29が収容されている。中空円筒体12A2の内周面には調整ナット31が螺合され、その調整ナット31とダイヤフラム26(剛体プレート27)の上面との間で圧縮コイルバネ29が圧縮状態に保持されている。また、調整ナット31の螺合操作により圧縮コイルバネ29の弾発力が調整可能となっている。なお、中空円筒体12A2の上端開口はキャップ12A3にて塞がれている。
つまり、ダイヤフラム26の上面には外気圧と圧縮コイルバネ29の弾発力とが付与される一方、ダイヤフラム26の下面には、ガス流出部屋21内のガス圧(二次圧)が付与され、これらの力が釣り合うようにダイヤフラム26が移動してシャフト32を上下に直動させるようになっている。
シャフト32は、複数の軸体を連結してなり、ガス圧検知部屋24、ガス流入部屋20及び弁孔23を貫通して上下方向に延びている。
シャフト32は圧縮コイルバネ29の中心部を貫通し、上端部が調整ナット31の中心部に支持されている。調整ナット31の中心部は軸受31Aとなっており、調整ナット31とシャフト32との相対回転及び軸方向の移動(上下動)を許容している。
シャフト32の中間部には、上記したようにダイヤフラム26及びバランスダイヤフラム25が固定され、シャフト32の下端部には弁体30が固定されている。弁体30は、シャフト32の側方に張り出すと共に上面がドーム状をなした円盤形をなしている。また、弁体30は、シャフト32の下端側から挿入嵌合されており、シャフト32の下端部に螺合されたナット39により移動不能に固定されている。
弁体30の外周縁部は、リング状の弾性部材30Aで構成されている。弾性部材30Aは、弁体30を構成する1対の金属部材の間で挟持されている。シャフト32の上下動に伴い弁体30は弁孔23の下流側で上下動し、弾性部材30Aが弁座23Aに密着すると弁孔23が閉鎖される(図1に示す状態)。また、弾性部材30Aが弁座23Aから離間すると弁孔23が開放して(図2に示す状態)ガス流入部屋20からガス流出部屋21へとガスが流れると共に、ガスが減圧される。
ここで、弁体30の上面からは複数のバルブガイド30Bが起立している。バルブガイド30Bは、板状をなすと共に弁体30の周方向で等間隔に配置されており、弁孔23の内周面と摺接可能となっている。なお、弁孔23の内周面は、本体ハウジング13の他の部分に比べて摩擦係数の小さい部材(例えば、ポリアセタール樹脂)で構成することが好ましい。
ダイヤフラム26の下面(下側の受圧部屋24B)にかかるガスの二次圧と、ダイヤフラム26の上面にかかる圧力とが釣り合っている場合、弁体30は弁孔23を一定の弁開度にした状態で停止し、一定量のガスが弁孔23を通ってガス流入部屋20からガス流出部屋21へと流れる。
この状態で、ガスの使用量が増加すると二次圧が低下し、これに伴いガス圧検知部屋24における下側の受圧部屋24Bの圧力も低下するので、ダイヤフラム26の中央部(剛体プレート27)が降下して弁体30が開弁方向(下方)に移動し、二次圧が所定の圧力になるように弁孔23を通過するガス量が増大する。
一方、ガスの使用量が低下すると二次圧が上昇し、これに伴いガス圧検知部屋24における下側の受圧部屋24Bの圧力も上昇するので、ダイヤフラム26の中央部(剛体プレート27)が上昇して弁体30が閉弁方向(上方)に移動し、二次圧が所定の圧力になるように弁孔23を通過するガス量が減少する。
さて、ガバナ10のうちガス流出部屋21内には消音器40が備えられている。消音器40は、弁孔23と同軸上に配置されかつ弁孔23の下方領域を側方から包囲した筒形構造をなしている。消音器40は、軸方向の両端部が区画壁22と、区画壁22に対向したガス流出部屋21の底壁とに突き当てられて固定されている。ここで、感圧導入路28の入口28Aは、消音器40の外側に配設されている。
消音器40は、同心円状に遊嵌された複数の円筒体46,47で構成されている。詳細には、区画壁22に突き当てられかつガス流出部屋21の底壁に隙間を開けて突き合わされた第1円筒体46(本発明の「第1筒体」に相当する)と、ガス流出部屋21の底壁に突き当てられかつ区画壁22に隙間を空けて突き合わされた第2円筒体47(本発明の「第2筒体」に相当する)とを入れ子式に交互に遊嵌してなる。そして、これら第1円筒体46及び第2円筒体47の間に形成されて径方向の中心から外側に向かって上下に交互に屈曲した蛇腹状の隙間によりガスの通過路42が構成されている。なお、図示しないが径方向で隣り合う第1及び第2円筒体46,47同士は連結されており、複数の円筒体46,47は一体構造になっている。
図2に示すように、ガス配管からガス減圧弁10に流入したガスは、ガス流入部屋20及び弁孔23を通過して筒形構造をなした消音器40の最内部に流入し、蛇腹状のガス通過路42を通過して消音器40の外側に流出する。このガス通過路42をガスが通過する過程でガスの減圧に伴う発生音を消音することが可能となっている。
ところで、本実施形態のガバナ10では、本体ハウジング13のうちガス流出部屋21の底壁全体が着脱可能な蓋体37で構成されており、その蓋体37を取り外した場合に、ガス流出部屋21を下方に開放する挿抜開口36から消音器40を挿抜することが可能となっている。即ち、挿抜開口36は、消音器40の外径より大きく開放しており、常には、蓋体37によって気密状態に閉塞されている。蓋体37は、平板状をなし、図示しない複数のボルトによって本体ハウジング13に固定されている。なお、蓋体37と挿抜開口36の開口縁との間には、図示しないガスケット(Oリング)が挟まれて気密状態が確保される。
例えば、消音器40の点検や交換等のメンテナンスを行う場合には、ガバナ10とガス配管とを遮断してから、図3に示すように蓋体37を取り外す。そして、ガス流出部屋21の挿抜開口36から消音器40を取り出して必要なメンテナンスを行った後、再び、挿抜開口36からガス流出部屋21内に消音器40を戻す。また、消音器40のメンテナンスと同時に、弁体30のメンテナンス(例えば、弾性部材30Aの交換)を行う場合は、ナット39を取り外してシャフト32から弁体30を取り外し、必要なメンテナンスを行った後、弁体30を元通りにシャフト32に組み付ける。そして、全てのメンテナンスが終了したら蓋体37を図示しないボルトで本体ハウジング13に固定する。
このように本実施形態によれば、消音器40を収容したガス流出部屋21のうち、区画壁22と対向する底壁が着脱可能な蓋体37で構成されているので、蓋体37を取り外すことで、ガス流出部屋21に対して消音器40だけを単独で着脱することができる。これにより、消音器40の着脱作業を従来よりも軽減することができる。また、蓋体37を取り外すと、消音器40のみならず、弁体30もガス流出部屋21側から着脱することができるので、ガバナ10のメンテナンス性が向上する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記第1実施形態では、蓋体37が複数のボルト(図示せず)にて本体ハウジング13に固定されていたが、蓋体37を挿抜開口36との螺合により固定可能な構成にしてもよい。
(2)上記第1実施形態では、蓋体37が平板状をなしていたが、下方にドーム状に膨らんだ形状としてもよい。
(3)上記第1実施形態において、消音器40のうち、第1円筒体46と第2円筒体47との何れか一方を、区画壁22又は蓋体37に形成された環状の係合溝に係脱可能としてもよい。
(4)上記第1実施形態では、消音器40を構成する第1円筒体46と第2円筒体47とを互いに連結していたが、消音器40のうち、第1円筒体46と第2円筒体47とを分離させておき、第1円筒体46は区画壁22に形成された係合溝に係脱可能とし、第2円筒体47は蓋体37に形成された係合溝に係脱可能としてもよい。
)消音器の構造は、上記第1実施形態で例示した構成に限定するものではなく、弁孔23を囲みかつかつ区画壁22と蓋体37との間に挟まれた筒状をなしたものであればよい。
)例えば、上記第1実施形態で例示した消音器40の構造と、複数の筒体のそれぞれに複数の貫通孔を穿孔してなる消音器の構造とを組み合わせた構造としてもよい。具体的には、径方向の内側の複数の筒体を第1円筒体46と第2円筒体47とで構成すると共に、径方向の外側の複数の筒体を貫通孔を有した円筒体で構成してもよい。或いは、この逆の配置にしてもよい。
)また、上記第1実施形態では、複数の円筒体46,47を同心円状に遊嵌していたが、互いに中心をずらして非同心円状に遊嵌してもよい。
)さらに、上記第1実施形態では、消音器40を構成する筒体を円筒体としていたが、角筒体でもよい。
10 ガバナ
20 ガス流入部屋
21 ガス流出部屋
22 区画壁
23 弁孔
24B 受圧部屋(感圧部屋)
25 バランスダイヤフラム(上流区画壁)
26 ダイヤフラム
28 感圧導入路
30 弁体
32 シャフト
37 蓋体
40 消音
46 第1円筒体(第1筒体)
47 第2円筒体(第2筒体)

Claims (2)

  1. ガス流路の上流側に連通するガス流入部屋と下流側に連通するガス流出部屋とを区画する区画壁に設けた弁孔に弁体を宛がい、その弁体が下流側のガス圧に応じて前記弁孔を開閉して、前記下流側のガス圧を一定圧に保持するガス減圧弁において、
    前記ガス流出部屋のうち区画壁の側方の側壁にガス流出口を備えると共に、前記ガス流出部屋のうち前記区画壁と対向する部分を着脱可能な蓋体とし、
    前記ガス流出部屋内に、前記弁孔を囲みかつ前記区画壁と前記蓋体との間に挟まれた筒状の消音器を設け
    前記消音器は、一端が前記区画壁に固定されかつ他端が前記蓋体に隙間を空けて突き合わされた第1筒体と、一端が前記蓋体に固定されかつ他端が前記区画壁に隙間を空けて突き合わされた第2筒体とを入れ子式に交互に遊嵌してなることを特徴とするガス減圧弁。
  2. 前記ガス流入部屋を挟んで前記ガス流出部屋と反対側に感圧部屋を設けて、その感圧部屋と前記ガス流入部屋との間を区画する上流区画壁を貫通したシャフトの先端部に前記弁体を固定する一方、前記感圧部屋のうち前記上流区画壁に対向した部分をダイヤフラムで構成して、そのダイヤフラムに前記シャフトを固定し、
    前記弁体を前記ガス流出部屋側から前記弁孔に宛がい、前記ガス流出部屋のうち前記消音器より外側部分と前記感圧部屋との間を連通する感圧導入路を設けると共に、
    前記蓋体を取り外した場合に、前記ガス流出部屋側で前記シャフトに対して前記弁体を着脱可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のガス減圧弁。
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