JP5559846B2 - 移動通信システム、呼制御装置、移動局及び移動通信方法 - Google Patents
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Description
本発明は、IPマルチメディアサブシステムを構成し、緊急呼のセッションを制御する呼制御装置を含む移動通信システム、呼制御装置、移動局及び移動通信方法に関する。
3rd Generation Partnership Projectにおいて規定されるLong Term Evolution(LTE)では、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を介して音声通信呼を接続するため、Voice over LTE(VoLTE)が用いられる。また、このような音声通信呼には、警察、救急及び消防などへの緊急呼も含まれ、IMSを介して当該緊急呼をPublic Safety Answering Point(PSAP)に接続する方法も規定されている(例えば、非特許文献1)。
具体的には、IMSにおいて緊急呼を制御するSIPサーバであるE-CSCF(呼制御装置)は、UE(移動局)から緊急呼の発信に伴うINVITEメッセージを受信する。当該INVITEメッセージ「Request-URI」の部分には、IETF RFC5031において規定されているEmergency Service URIが含まれる。また、「To header」の部分にも「Request-URI」と同一のEmergency Service URIを含めてもよいことが規定されている。E-CSCFは、UEから当該INVITEメッセージを受信すると、Emergency Service URI(例えば、sos.fire)に基づいて、消防のPSAPに向けて当該緊急呼の接続要求を送信する。
3GPP TS 24.229 V11.4.0 Subclause 5.1.6.8.3, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; IP multimedia call control protocol based onSession Initiation Protocol (SIP) and Session Description Protocol (SDP);Stage 3 (Release 11)、3GPP、2012年6月
しかしながら、上述した従来のIMSを介した緊急呼の接続には、次のような問題があった。例えば、日本では、「119番」のように、単一の電話番号に、救急及び消防の複数の緊急呼種別が割り当てられているため、E-CSCFは、Emergency Service URIが救急を示す場合(sos.ambulance)及び消防を示す場合(sos.fire)の何れでも、救急及び消防に対応するPSAP(具体的には交換台)に接続要求を送信すればよい。このため、UEは、「119番」がダイヤルされた場合には、sos.fireまたはsos.ambulanceを含むINVITEメッセージを送信すればよい。
一方、このようなUEが海外の移動通信ネットワークにローミングしている場合、ユーザが海外において「119番」をダイヤルすると、UEは、同様にsos.fireまたはsos.ambulanceを含むINVITEメッセージを送信する。ここで、UEがローミングしている国(地域)において救急と消防とが別個のPSAPである場合、当該移動通信ネットワークに属するE-CSCFは、INVITEメッセージに含まれるEmergency Service URIに基づいてPSAPに接続要求を送信する。このため、「119番」がダイヤルされた場合、sos.fireを含むINVITEメッセージを送信するようにUEが設定されていると、ユーザが救急車の手配を意図して「119番」をダイヤルした場合でも、消防のPSAPに接続されてしまう。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、海外においてローミングしている場合に、ユーザがローミング元の緊急呼の電話番号をダイヤルしても、ユーザが意図しないPSAPへの接続を防止できる移動通信システム、呼制御装置、移動局及び移動通信方法の提供を目的とする。
本発明の第1の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを含む移動通信システムであって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記呼制御装置は、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを構成し、無線基地局と無線通信を実行する移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置であって、前記無線基地局を介して前記緊急呼の発信要求を前記移動局から受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含み、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップとを有し、前記送信するステップでは、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを含む移動通信システムであって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記呼制御装置は、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求送信部は、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを構成し、無線基地局と無線通信を実行する移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置であって、前記無線基地局を介して前記緊急呼の発信要求を前記移動局から受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求は、前記緊急呼であることを示す情報と、前記移動局に入力された緊急電話番号とを含み、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記発信要求送信部は、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップとを有し、前記送信するステップでは、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、海外においてローミングしている場合に、ユーザがローミング元の緊急呼の電話番号をダイヤルしても、ユーザが意図しないPSAPへの接続を防止できる移動通信システム、呼制御装置、移動局及び移動通信方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム10の全体概略構成図である。図1に示すように、移動通信システム10は、移動局20(以下、UE20)、無線基地局30(以下、eNB30)、Proxy-Call Session Control Function 40(以下、P-CSCF40)、Emergency-Call Session Control Function 50(以下、E-CSCF50)、Public Safety Answering Point 70A〜70C(以下、PSAP70A〜70C)を含む。
(1)移動通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る移動通信システム10の全体概略構成図である。図1に示すように、移動通信システム10は、移動局20(以下、UE20)、無線基地局30(以下、eNB30)、Proxy-Call Session Control Function 40(以下、P-CSCF40)、Emergency-Call Session Control Function 50(以下、E-CSCF50)、Public Safety Answering Point 70A〜70C(以下、PSAP70A〜70C)を含む。
UE20は、eNB30と無線通信を実行する無線端末であり、本実施形態では、Long Term Evolution(LTE)に従った動作を実行する。なお、無線通信方式は、必ずしもLTEに限定されず、後述するIPマルチメディアサブシステムを介して音声通信呼などを提供するものであれば、3G(W-CDMA)なども構わない。
P-CSCF40は、eNB30やコアネットワーク(不図示)などによって構成されるIP-Connectivity Access Network(IP-CAN)との接続点に配置されるSession Initiation Protocol(SIP)中継サーバである。P-CSCF40は、SIPに従ったメッセージの中継だけでなく、IP-CANにおけるQoS制御を起動したり、IP-CANベアラの状態を管理したりする。
E-CSCF50は、P-CSCF40とSIPメッセージの中継を実行するSIP中継サーバであり、特に、IPマルチメディアサブシステムを介した緊急呼の制御を実行する。本実施形態において、E-CSCF50は、UE20から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置を構成する。
P-CSCF40及びE-CSCF50は、インターネットプロトコルに従ったマルチメディアサブシステムであるIPマルチメディアサブシステム(IMS)を構成する。IMSには、P-CSCF40及びE-CSCF50の他、図示しないInterrogating-Call Session Control Function(I-CSCF)、Serving-Call Session Control Function(S-CSCF)及びApplication Server(AS)が含まれる。
通信ネットワーク60は、P-CSCF40及びE-CSCF50などによって構成されるIMSIPマルチメディアサブシステムと、PSAP70A〜70Cとの通信路を提供する。通信ネットワーク60は、SIPを利用可能なIPネットワークでもよいし、回線交換型のネットワークでもよい。
PSAP70A〜70Cは、UE20によって発信された緊急呼の接続先となる緊急呼応答ポイントであり、実体は緊急呼を受け付ける交換台である。PSAPは、緊急呼の種別に応じて設けられている。本実施形態では、PSAP70Aは、消防(Fire)及び救急(Ambulance)に関する緊急呼を受け付ける交換台である。PSAP70Bは、警察(Police)に関する緊急呼を受け付ける交換台である。
PSAP70Cは、特定の種類の緊急呼に対応付けられておらず、緊急呼の種別などを問い合わせる音声ガイダンスなどをUE20に送信する。PSAP70Cは、当該音声ガイダンスに対する応答結果に応じて、当該緊急呼の接続先となるPSAPを決定し、当該緊急呼を決定したPSAPに転送する。
(2)移動通信システムの機能ブロック構成
次に、移動通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE20及びE-CSCF50の機能ブロック構成について説明する。図2は、UE20の機能ブロック構成図であり、図3は、E-CSCF50の機能ブロック構成図である。
次に、移動通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE20及びE-CSCF50の機能ブロック構成について説明する。図2は、UE20の機能ブロック構成図であり、図3は、E-CSCF50の機能ブロック構成図である。
(2.1)UE20
図2に示すように、UE20は、ユーザインタフェース21、呼処理部23、緊急呼種別情報保持部25及び発信要求送信部27を備える。
図2に示すように、UE20は、ユーザインタフェース21、呼処理部23、緊急呼種別情報保持部25及び発信要求送信部27を備える。
ユーザインタフェース21は、UE20のユーザが操作するインタフェースを提供する。特に、本実施形態では、ユーザインタフェース21は、ユーザがダイヤルした緊急電話番号(例えば、「119」など)を取得し、取得した緊急電話番号を呼処理部23に通知する。
呼処理部23は、ユーザインタフェース21から通知された緊急電話番号に基づいて、当該緊急電話番号に応じた呼処理を実行する。特に、本実施形態では、呼処理部23は、ユーザがダイヤルした緊急電話番号に基づいて、P-CSCF40に向けて送信されるINVITEメッセージ(発信要求)を生成する。なお、P-CSCF40に向けて送信されたINVITEメッセージは、P-CSCF40によってE-CSCF50に転送される。つまり、当該INVITEメッセージは、実質的にUE20からE-CSCF50に向けて送信される。
具体的には、呼処理部23は、緊急呼種別情報保持部25に保持されている緊急呼種別情報M1を参照し、ユーザがダイヤルした緊急電話番号に応じたINVITEメッセージを生成する。
緊急呼種別情報保持部25は、緊急電話番号と、緊急呼種別とが対応付けられた緊急呼種別情報M1を保持する。図7は、緊急呼種別情報M1の一例を示す。図7に示すように、緊急呼種別情報M1は、緊急電話番号と、緊急呼種別(カテゴリ)とが対応付けられている。例えば、日本であれば、「110番」には警察(Police)、「118番」には海上保安庁(marine)が対応付けられている。
一方、「119番」には、消防(Fire)及び救急(Ambulance)の複数の緊急呼種別が対応付けられている。つまり、緊急呼種別情報保持部25は、緊急電話番号と、複数の緊急呼種別とが対応付けられた緊急呼種別情報M1を保持することができる。
発信要求送信部27は、呼処理部23からの制御に基づいて、緊急呼の発信要求をP-CSCF40に向けて送信する。具体的には、発信要求送信部27は、緊急呼種別情報保持部25に保持された緊急呼種別情報M1に基づいて、発信要求を送信する。
ここで、発信要求送信部27は、PSAPに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む発信要求をP-CSCF40に向けて送信する。例えば、発信要求送信部27は、PSAP70Aに割り当てられた緊急電話番号(119番)に対応付けられる緊急呼種別が複数(消防・救急)存在する場合、消防・救急を示すP-Emergency-Sub-Category(種別ヘッダ)を含むINVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する。
図8は、発信要求送信部27によって送信されるINVITEメッセージのヘッダ構成を示す。図8に示すように、INVITEメッセージのヘッダは、Request-URI及びToヘッダを有する。Request URI及びToヘッダには、緊急呼であることを示す情報のみが含まれる。具体的には、IETF RFC5031に従って、”sos”が設定される。なお、RFC5031では、”sos.fire”や”sos.ambulance”なども規定されているが、これらの情報が用いず、緊急呼であることを示す情報である”sos”のみが含まれる。但し、Request URI及びToヘッダに”sos”を設定することは必ずしも必須ではない。例えば、RFC5031で規定される他のサービスを設定してもよいし、Request URI及びToヘッダを参照せず、P-Emergency-Sub-Categoryのみを参照するようにしてもよい。
一方、P-Emergency-Sub-Categoryには、複数の緊急呼種別、具体的には、”sos.fire”及び”sos.ambulance”が含まれる。なお、本実施形態では、日本を例として、”sos.fire”及び”sos.ambulance”の二種類の緊急呼種別が設定される例を示しているが、P-Emergency-Sub-Categoryには、三種類以上の緊急呼種別が設定されても構わない。
(2.2)E-CSCF50
図3に示すように、E-CSCF50は、呼制御部51、PSAP情報保持部53及び接続要求送信部55を備える。
図3に示すように、E-CSCF50は、呼制御部51、PSAP情報保持部53及び接続要求送信部55を備える。
呼制御部51は、eNB30を介して、UE20から送信されたINVITEメッセージを受信する。呼制御部51は、受信したINVITEメッセージに基づいて緊急呼の接続先であるPSAPを決定する。
特に、呼制御部51は、受信したINVITEメッセージの受信したINVITEメッセージに複数の緊急呼種別が含まれている場合、当該複数の緊急呼種別に基づいて、当該緊急呼の接続先となるPSAPを決定する。具体的には、呼制御部51は、INVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別、及びPSAPと緊急呼種別との対応関係を示すPSAP情報P1に基づいて、当該緊急呼の接続先となるPSAPを決定する。
図9は、PSAP情報P1の一例を示す。図9に示すように、PSAP70Aには、消防及び救急の複数の緊急呼種別が対応付けられている。また、PSAP70Bには警察、PSAP70Cにはデフォルト(音声ガイダンス)の緊急呼種別が対応付けられている。なお、PSAPの情報は、実際にはPSAP70A〜70Cに割り当てられているIPアドレスや電話番号によって構成される。
また、呼制御部51は、UE20から受信したINVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別によっては、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定することができない場合、予め規定されたデフォルト応答ポイント、本実施形態ではPSAP70Cを緊急呼の接続先として決定する。
PSAP情報保持部53は、上述したPSAP情報P1を保持する。PSAP情報保持部53は、図9に示したようなPSAP情報P1を国ごとに保持する。例えば、日本に設置されるE-CSCF50は、日本用のPSAP情報P1を保持する。一方、海外(UE20のローミング先)に設置されるE-CSCF50は、当該海外の国用のPSAP情報P1を保持する。
接続要求送信部55は、呼制御部51からの制御に基づいて、決定したPSAPに当該緊急呼の接続要求を送信する。具体的には、接続要求送信部55は、IMSを介して当該緊急呼の接続要求を決定したPSAPに送信する。或いは、接続要求送信部55は、回線交換網(PSTNなど)を介して当該緊急呼の接続要求を決定したPSAPに送信する。
(3)移動通信システムの動作
次に、上述した移動通信システム10の動作について説明する。具体的には、UE20が緊急呼を発信した場合における移動通信システム10の動作について説明する。
次に、上述した移動通信システム10の動作について説明する。具体的には、UE20が緊急呼を発信した場合における移動通信システム10の動作について説明する。
(3.1)緊急呼接続動作例1
図4は、日本(ローミング元)に位置するUE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。図4に示すように、UE20は、ユーザによって緊急呼が発信されたことに伴って、INVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する(S10)。ここでは、ユーザは、「119番」をダイヤルしたものとする。
図4は、日本(ローミング元)に位置するUE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。図4に示すように、UE20は、ユーザによって緊急呼が発信されたことに伴って、INVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する(S10)。ここでは、ユーザは、「119番」をダイヤルしたものとする。
UE20は、Request URI及びToヘッダに”sos”が含まれ、P-Emergency-Sub-Categoryに”sos.fire”及び”sos.ambulance”を含むINVITEメッセージ(図8参照)をP-CSCF40に向けて送信する。当該INVITEメッセージは、まずP-CSCF40によって受信される。
P-CSCF40は、受信したINVITEメッセージのRequest URI及びToヘッダから緊急呼であることを識別する(S20)。P-CSCF40は、緊急呼と識別したことに基づいて、受信したINVITEメッセージをE-CSCF50に中継する(S30)。
E-CSCF50は、P-CSCF40から中継されたINVITEメッセージのRequest URI、Toヘッダ、及びP-Emergency-Sub-Categoryの内容に基づいて、当該緊急呼を接続する適切なPSAPを決定する(S40)。具体的には、E-CSCF50は、P-Emergency-Sub-Categoryに”sos.fire”及び”sos.ambulance”が含まれていることに基づいて、当該緊急呼種別と対応付けられているPSAP70A(図9参照)を接続先のPSAPとして決定する。
E-CSCF50は、決定したPSAP70Aに対して接続要求を送信する(S50)。なお、E-CSCF50は、通信ネットワーク60やPSAP70Aの構成に応じて、IMSを介して接続要求を送信したり、回線交換網(PSTNなど)を介して接続要求を送信したりすることができる。
(3.2)緊急呼接続動作例2
図5は、海外などのローミング先に位置するUE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。なお、以下、上述した動作例1と同様の部分については、適宜説明を省略する。
図5は、海外などのローミング先に位置するUE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。なお、以下、上述した動作例1と同様の部分については、適宜説明を省略する。
図5に示すように、UE20は海外に位置するため、海外ローミング設定を実行する(S100)。具体的には、UE20は、ローミング先で利用可能な通信事業者の無線アクセスネットワークとの接続に必要な設定などを実行する。ここでは、ユーザは、海外に滞在しているにも関わらず、日本で用いられる「119番」をダイヤルしたものとする。
S110〜S130の処理は、動作例1のS10〜S30と同様である。つまり、UE20及びローミング先のP-CSCF40は、ローミングしていない場合と同様に動作する。
ローミング先のE-CSCF50は、P-CSCF40から中継されたINVITEメッセージのRequest URI、Toヘッダ、及びP-Emergency-Sub-Categoryの内容に基づいて、当該緊急呼を接続する適切なPSAPを決定する(S140)。ここで、UE20のローミング先では、消防と救急とが別のPSAPによって構成されているものとする。
この場合、E-CSCF50は、P-Emergency-Sub-Categoryに”sos.fire”及び”sos.ambulance”が含まれていることに基づいて、接続先として適切なPSAPが存在しないと決定し、音声ガイダンスを送信するPSAP70C(デフォルトPSAP)を選択する。
E-CSCF50は、選択したPSAP70Cに対して接続要求を送信する(S150)。この結果、緊急呼種別を問い合わせる音声ガイダンスがPSAP70CからUE20に送信され、PSAP70Cは、当該音声ガイダンスに対する応答結果に応じて、当該緊急呼の接続先となるPSAPを決定し、当該緊急呼を決定したPSAPに転送する。
(3.3)E-CSCF50によるPSAP決定動作フロー
図6は、上述したE-CSCF50におけるPSAPの決定動作フローを示す。図6に示すように、E-CSCF50は、受信したINVITEメッセージのヘッダに含まれるサブカテゴリ、具体的には、P-Emergency-Sub-Categoryの内容を取得する(S210)。
図6は、上述したE-CSCF50におけるPSAPの決定動作フローを示す。図6に示すように、E-CSCF50は、受信したINVITEメッセージのヘッダに含まれるサブカテゴリ、具体的には、P-Emergency-Sub-Categoryの内容を取得する(S210)。
E-CSCF50は、P-Emergency-Sub-Category自体が含まれているか、及びP-Emergency-Sub-Categoryにサブカテゴリ(緊急呼種別)が含まれているかを判定する(S220)。
P-Emergency-Sub-Categoryにサブカテゴリが含まれている場合、E-CSCF50は、当該サブカテゴリを識別可能か否か判定する(S230)。
当該サブカテゴリを識別可能な場合、E-CSCF50は、サブカテゴリと対応付けられているPSAPを選択する(S240)。
一方、P-Emergency-Sub-Categoryが含まれていない場合、或いはP-Emergency-Sub-Categoryにサブカテゴリが含まれていない場合、E-CSCF50は、デフォルトPSAP(PSAP70C)を選択する(S250)。
(4)作用・効果
移動通信システム10によれば、UE20は、PSAPに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の緊急呼種別を示すP-Emergency-Sub-Categoryを含むINVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する。また、E-CSCF50は、受信したINVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別に基づいて、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定する。
移動通信システム10によれば、UE20は、PSAPに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の緊急呼種別を示すP-Emergency-Sub-Categoryを含むINVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する。また、E-CSCF50は、受信したINVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別に基づいて、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定する。
より具体的には、例えば、海外においてローミングしている場合に「119番」をユーザがダイヤルすると、P-Emergency-Sub-Categoryとして、”sos.fire”及び”sos.ambulance”を含むINVITEメッセージがUE20から送信される。ローミング先において消防及び救急が同一のPSAPによって提供される場合には、当該INVITEメッセージに基づく接続要求は、当該PSAPに送信される。
一方、INVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別によってはPSAPを決定することができない場合、具体的には、ローミング先において消防及び救急が別個のPSAPによって提供される場合には、予め規定されたデフォルトPSAPが緊急呼の接続先として決定される。
このため、海外においてローミングしている場合に、ユーザがローミング元の緊急呼の電話番号(例えば、119番)をダイヤルしても、ユーザが意図しないPSAPへの接続を防止できる。
(5)変更例
図10(a)〜(c)は、UE20によって送信されるINVITEメッセージのヘッダ構成の変更例を示す。図10(a)に示すヘッダ構成では、Request URI及びToヘッダに、複数の緊急呼種別を示す情報(”sos.fire.ambulance”)が含まれる。同様に、図10(b)に示すヘッダ構成では、Request URI及びToヘッダに、複数の緊急呼種別を示す情報(”sos.fireANDambulance”)が含まれる。
図10(a)〜(c)は、UE20によって送信されるINVITEメッセージのヘッダ構成の変更例を示す。図10(a)に示すヘッダ構成では、Request URI及びToヘッダに、複数の緊急呼種別を示す情報(”sos.fire.ambulance”)が含まれる。同様に、図10(b)に示すヘッダ構成では、Request URI及びToヘッダに、複数の緊急呼種別を示す情報(”sos.fireANDambulance”)が含まれる。
また、図10(c)に示すヘッダ構成では、既存のヘッダを拡張し、Request URI及びToヘッダに複数のURI(“sos.fire”; “sos.ambulance”)がそれぞれ設定される。
このような図10(a)〜(c)に示すINVITEメッセージのヘッダ構成を、図8に示したINVITEメッセージのヘッダ構成に代えて用いても構わない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分については説明を適宜省略する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分については説明を適宜省略する。
(1)UE20及びE-CSCF50の機能ブロック構成
本実施形態に係るUE20及びE-CSCF50の機能ブロック構成は、第1実施形態と同一である。但し、以下のような点において、第1実施形態と異なる。
本実施形態に係るUE20及びE-CSCF50の機能ブロック構成は、第1実施形態と同一である。但し、以下のような点において、第1実施形態と異なる。
本実施形態に係るUE20の発信要求送信部27は、緊急電話番号に複数の緊急呼種別が対応付けられている場合、緊急呼であることを示す情報と、入力された緊急電話番号とを含むINVITEメッセージ(発信要求)をP-CSCF40に向けて送信する。具体的には、INVITEメッセージのRequest URIには、”sos”のみが設定される。一方、Toヘッダには、ユーザがダイヤルした緊急電話番号(例えば、119番)が設定される。
本実施形態に係るE-CSCF50の呼制御部51は、受信したINVITEメッセージに含まれている緊急電話番号に基づいて、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定する。
また、本実施形態に係るPSAP情報保持部53は、緊急電話番号とPSAPとが対応付けられた緊急呼応答ポイント情報を保持する。図11は、PSAP情報保持部53によって保持されるPSAP情報P2(緊急呼応答ポイント情報)の一例を示す。
図11に示すPSAP情報P2では、緊急電話番号(119番)と、消防(Fire)または救急(Ambulance)とが対応付けられている。
呼制御部51は、受信したINVITEメッセージに含まれている緊急電話番号と、PSAP情報保持部53に保持されたPSAP情報P2とに基づいて、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定する。具体的には、呼制御部51は、INVITEメッセージに119番が含まれている場合、119番と対応付けられている消防または救急のPSAPに当該緊急呼の接続要求を送信する。
或いは、呼制御部51は、INVITEメッセージに含まれている緊急電話番号に基づいて、当該緊急電話番号に対応付けられているPSAPに対するINVITEメッセージ(接続要求)を直接生成して(すなわち、PSAPの種別を判定することなく)送信してもよい。また、PSAP情報P2に119番が含まれていないなどの理由によって当該緊急呼を接続すべきPSAPを判定できない場合、呼制御部51は、デフォルトPSAPを選択してもよい。
(2)移動通信システム10の動作
次に、UE20が緊急呼を発信した場合における移動通信システム10の動作について説明する。図12は、UE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。
次に、UE20が緊急呼を発信した場合における移動通信システム10の動作について説明する。図12は、UE20によって発信された緊急呼がPSAPに接続されるまでの動作(通信シーケンス)を示す。
図12に示すように、UE20は、緊急電話番号(例えば、119番)に複数の緊急呼種別が対応付けられている場合、緊急呼であることを示す情報と、入力された緊急電話番号とを含むINVITEメッセージをP-CSCF40に向けて送信する(S310)。
S320及びS330の処理は、上述した第1実施形態に係るP-CSCF40のS20及びS30の処理と概ね同様である。
E-CSCF50は、P-CSCF40から中継されたINVITEメッセージのRequest URI及びToヘッダの内容に基づいて、当該緊急呼を接続する適切なPSAPを決定する(S340)。具体的には、E-CSCF50は、Toヘッダに「119番」が含まれていることに基づいて、当該緊急呼種別と対応付けられているPSAP70A(消防・救急)を接続先のPSAPとして決定する。
E-CSCF50は、決定したPSAP70Aに対して接続要求を送信する(S350)。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の第1及び第2実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述したように、本発明の第1及び第2実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した第1及び第2実施形態では、UE20から受信したINVITEメッセージに含まれている複数の緊急呼種別によっては、当該緊急呼を接続すべきPSAPを決定することができない場合、予め規定されたデフォルト応答ポイント(PSAP70C)を緊急呼の接続先として決定していたが、このような動作は必ずしも必須ではない。例えば、誤ったPSAPに接続される可能性はあるものの、何れかのPSAPに当該緊急呼を接続するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、LTEを例として説明したが、IMSIPマルチメディアサブシステムを介して音声通信呼などを提供する無線アクセスネットワークであれば、3G(W-CDMA)や他の方式でも構わない。
さらに、本発明は、次のように表現されてもよい。本発明の第1の特徴は、eNB30(無線基地局)と無線通信を実行するUE20(移動局)と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御するE-CSCF50(呼制御装置)とを含む移動通信システム10(移動通信システム)であって、前記移動局は、前記緊急呼のINVITEメッセージ(発信要求)を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部27(発信要求送信部)を備え、前記呼制御装置は、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先であるPSAP(緊急呼応答ポイント)を決定する呼制御部51(呼制御部)を備え、前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別(例えば、消防・救急)が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記呼制御部は、前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別によっては前記緊急呼応答ポイントを決定することができない場合、予め規定されたデフォルトPSAP(デフォルト応答ポイント)を前記緊急呼の接続先として決定してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記移動局は、前記緊急電話番号と、複数の前記緊急呼種別とが対応付けられた緊急呼種別情報M1(緊急呼種別情報)を保持する緊急呼種別情報保持部25(保持部)を備え、前記発信要求送信部は、前記保持部に保持された前記緊急呼種別情報に基づいて、前記発信要求を送信してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記発信要求は、Request URI及びToヘッダを有するINVITEメッセージであり、前記発信要求送信部は、前記Request URI及び前記Toヘッダには緊急呼であることを示す情報のみを含み、前記種別ヘッダに複数の前記緊急呼種別を含む前記発信要求を送信してもよい。
本発明の第2の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを構成し、無線基地局と無線通信を実行する移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置であって、前記無線基地局を介して前記緊急呼の発信要求を前記移動局から受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含み、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップとを有し、前記送信するステップでは、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを含む移動通信システムであって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記呼制御装置は、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求送信部は、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第5の特徴において、前記呼制御装置は、前記緊急電話番号と、前記緊急呼応答ポイントとが対応付けられたPSAP情報P2(緊急呼応答ポイント情報)を保持するPSAP情報保持部53(保持部)を備え、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号と、前記保持部に保持された前記緊急呼応答ポイント情報とに基づいて前記緊急呼応答ポイントを決定してもよい。
本発明の第6の特徴は、IPマルチメディアサブシステムを構成し、無線基地局と無線通信を実行する移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置であって、前記無線基地局を介して前記緊急呼の発信要求を前記移動局から受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、前記発信要求は、前記緊急呼であることを示す情報と、前記移動局に入力された緊急電話番号とを含み、前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、前記発信要求送信部は、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップとを有し、前記送信するステップでは、入力された緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急電話番号とを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急電話番号に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定することを要旨とする。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…移動通信システム
20…UE
21…ユーザインタフェース
23…呼処理部
25…緊急呼種別情報保持部
27…発信要求送信部
30…eNB
40…P-CSCF
50…E-CSCF
51…呼制御部
53…PSAP情報保持部
55…接続要求送信部
60…通信ネットワーク
70A〜70C…PSAP
20…UE
21…ユーザインタフェース
23…呼処理部
25…緊急呼種別情報保持部
27…発信要求送信部
30…eNB
40…P-CSCF
50…E-CSCF
51…呼制御部
53…PSAP情報保持部
55…接続要求送信部
60…通信ネットワーク
70A〜70C…PSAP
Claims (10)
- 無線基地局と無線通信を実行する移動局と、
IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置と
を含む移動通信システムであって、
前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、
前記呼制御装置は、
前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を
備え、
前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、
前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定する移動通信システム。 - 前記呼制御部は、前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別によっては前記緊急呼応答ポイントを決定することができない場合、予め規定されたデフォルト応答ポイントを前記緊急呼の接続先として決定する請求項1に記載の移動通信システム。
- 前記移動局は、前記緊急電話番号と、複数の前記緊急呼種別とが対応付けられた緊急呼種別情報を保持する保持部を備え、
前記発信要求送信部は、前記保持部に保持された前記緊急呼であることを示す情報と、前記緊急呼種別情報に基づいて、前記発信要求を送信する請求項1に記載の移動通信システム。 - 前記発信要求は、Request URI及びToヘッダを有するINVITEメッセージであり、
前記発信要求送信部は、前記Request URI及び前記Toヘッダには緊急呼であることを示す情報のみを含み、前記種別ヘッダに複数の前記緊急呼種別を含む前記発信要求を送信する請求項1に記載の移動通信システム。 - IPマルチメディアサブシステムを構成し、無線基地局と無線通信を実行する移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置であって、
前記無線基地局を介して前記緊急呼の発信要求を前記移動局から受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を備え、
前記発信要求は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含み、
前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定する呼制御装置。 - 無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、
前記移動局は、緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、
前記発信要求送信部は、前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する移動局。 - 無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、
前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、
前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップと
を有し、
前記送信するステップでは、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別を示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、
前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている複数の前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定する移動通信方法。 - 無線基地局と無線通信を実行する移動局と、
IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置と
を含む移動通信システムであって、
前記移動局は、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、
前記呼制御装置は、
前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定する呼制御部を
備え、
前記発信要求送信部は、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別の何れかを示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、
前記呼制御部は、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定する移動通信システム。 - 無線基地局と無線通信を実行する移動局であって、
前記移動局は、緊急呼の発信要求を、前記緊急呼のセッションを制御する呼制御装置に向けて送信する発信要求送信部を備え、
前記発信要求送信部は、前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、前記緊急呼であることを示す情報と、複数の前記緊急呼種別の何れかを示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信する移動局。 - 無線基地局と無線通信を実行する移動局と、IPマルチメディアサブシステムを構成し、前記移動局から発信された緊急呼のセッションを制御する呼制御装置とを用いた移動通信方法であって、
前記移動局が、前記緊急呼の発信要求を前記呼制御装置に向けて送信するステップと、
前記呼制御装置が、前記無線基地局を介して前記発信要求を受信し、受信した前記発信要求に基づいて前記緊急呼の接続先である緊急呼応答ポイントを決定するステップと
を有し、
前記送信するステップでは、前記緊急呼応答ポイントに割り当てられた緊急電話番号に対応付けられる緊急呼種別が複数存在する場合、複数の前記緊急呼種別の何れかを示す種別ヘッダを含む前記発信要求を前記呼制御装置に向けて送信し、
前記決定するステップでは、受信した前記発信要求に含まれている前記緊急呼種別に基づいて、前記緊急呼応答ポイントを決定する移動通信方法。
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