JP5555358B2 - 機器収納装置及び機器収納構造 - Google Patents

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本発明は、建物の外部から受け入れた情報伝送配線を当該建物の一箇所に引き込むと共に建物内の複数の居室に分岐させ或いは接続する機器収納装置、機器収納構造に関する。
最近の住宅では、マルチメディア時代への対応を可能とするために、インターネットや住宅内LAN用の通信系情報や薄型TV用等の放送系情報を含む情報系メディアのターミナルとして各種機器を収納する情報分電盤を設けるものが増加している。この住宅では、それぞれの居室に通信系情報及び放送系情報用の情報コンセントを設け、情報分電盤と各居室に設けた情報コンセントとの間を情報伝送配線によって接続しているものが知られている。
情報分電盤は、一般に、前面に開口面を設けると共に該開口面を開閉可能する蓋体を設けた箱状の本体を有し、該本体の内部に、各種テレビジョン信号を増幅するブースタや当該テレビジョン信号を分配する分配器及びFTTH回線、ADSL回線、CATV回線など各種インターネット回線を宅内LAN配線へ信号変換するための各種モデム、宅内LAN配線を複数の居室へ分配、制御するためのルーター、HUB等の機器類を取り付けた機器取付用ベースを収容している。
この種の情報分電盤として、特許文献1には、機器取付用ベースと、機器取付用ベースを収納する本体と、本体の開口部周縁に取付けられて開口部を開閉する蓋体とを備えたものが提案されている。
特開2002−112414号公報
ところで、ハードウェハとしての情報機器類の発展、変化は、現在においても著しく、情報分電盤に取り付けるべき機器類の新しい機器への交換や新設は適宜おこなわれる。その中でも、既設の機器に加えて新たな機器を搭載する機器の増設の頻度は特に高い。
しかしながら、上記特許文献1のような従来の情報分電盤は、比較的収納面積が小さく、通常は既設の機器の収納しか想定しておらず、キャビネット内に新たな機器を増設することは難しい。特に、インターネットのプロバイダ指定のモデムやルータは、プロバイダにより大きさが異なり、比較的大きいので、従来の情報分電盤に収納して増設することは難しかった。
このため、従来の情報分電盤を用いて、上述の如く機器を増設する場合には、当該機器は、情報分電盤の外に出して前に並べる等の方法しかなく、この場合、これらの機器が露出した状態のまま放置されるという問題が生じる。一般に、住宅等の建物において、情報分電盤は、居室の内装の美観等の理由から、埃の溜まりやすい居室の隅部や廊下の上部に設けられており、この様に埃が溜まりやすい空間に機器を露出させることは当該機器の不具合の原因となり、好ましくない。また、外に並べられる機器と内部の機器との間の配線等のために情報分電盤の蓋体を常時開放状態としなければならず、そうすると、情報分電盤に収納できていた既設の機器まで露出してしまうという問題も招来する。
なお、情報分電盤のように屋内の壁に取り付けられるものは、住宅の設計上のモジュール等の観点から例えば幅が半間弱(700〜800mm)以下のものが多く採用され、これを超えると、情報分電盤を設置可能な場所が著しく制限されるため、単に情報分電盤の幅を広げて収納面積を大きくすることは難しい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、機器の増設に適正に対応できる情報分電盤などの機器収納装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、情報端末装置の情報伝送配線に接続される各種機器を収納する機器収納装置であって、前方側に開口面を有する箱状の本体と、後方側に前記本体の開口面と合わさる開口面を有する開閉自在な箱状の蓋体と、からなり、前記本体内の後方に機器を固定可能なキャビネットと、前記本体内の後方に固定された前記機器よりも前方寄りで、別の機器を設置可能な機器設置部と、を有し、前記キャビネットは、前記本体に固定される前記機器、前記機器設置部及び前記機器設置部に設置される前記別の機器を収容可能な奥行きを有しており、前記機器設置部は、前記本体に固定され、前記機器設置部の先端部が、前記本体の開口面よりも前方に位置していることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明は、情報端末装置の情報伝送配線に接続される各種機器を収納する機器収納装置であって、前方側に開口面を有する箱状の本体と、後方側に前記本体の開口面と合わさる開口面を有する開閉自在な箱状の蓋体と、からなり、前記本体内の後方に機器を固定可能なキャビネットと、前記本体内の後方に固定された前記機器よりも前方寄りで、別の機器を載置可能な機器載置部材と、を有し、前記キャビネットは、前記本体に固定される前記機器、前記機器載置部材及び前記機器載置部材載置される前記別の機器を収容可能な奥行きを有しており、前記機器載置部材は、前記本体に固定され、前記機器載置部材の先端部が、前記本体の開口面よりも前方に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、キャビネットの前方から見た時の専有面積を広げることなく、キャビネット内に新たな機器を設置できるので、機器の増設に適正に対応できる。また、キャビネットの本体の機器と機器載置部材の機器との間で、互いに熱の影響を受けることがなく、機器の起動により発生する熱による性能の低下等を防止できる。また、蓋体と本体により、キャビネットの前後方向の十分な奥行きを確保できる。また、例えば本体が住宅等の建物の壁内に設置され、蓋体が壁の表面側に設置されている場合、当該壁の壁厚によって本体の厚さが制限され、壁の厚さによっては本体のみでは十分な奥行きを確保できないが、蓋体が本体に対し前方側に突出する箱状に形成されているので、かかる場合においてもキャビネットの奥行きを十分に確保できる。
前記機器載置部材には、開口部が設けられていてもよい。
前記蓋体の上下の壁には、通気口がそれぞれ形成されていてもよい。かかる場合、機器載置部材に設置した機器から生じる熱と上下に設けた通気口により、キャビネットを通過する上昇気流を発生させ、前記熱をキャビネットの外部に効果的に放出できる。これにより、キャビネット内に多くの機器を収納しても熱による過剰な温度上昇が防止できる。
前記機器載置部材は、前記本体の下壁から浮かした状態で固定されていてもよい。
前記蓋体は、前記本体の上壁の先端部を支点として開閉されてもよい。
情報分電盤の設置例を示す説明図である。 情報分電盤の側面図である。 情報分電盤の上面図である。 情報分電盤の下面図である。 蓋体を開放した状態の本体の内部を示す説明図である。 キャビネットを側方から見た時の断面図である。 キャビネット内の機器載置部材の構成を示す説明図である。 キャビネット内の機器支持部材の構成を示す説明図である。 情報分電盤の機器の設置例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る機器収納装置としての情報分電盤1の設置例を示す説明図である。
図1に示すように情報分電盤1は、室内の隅部や廊下の上部などの屋内の壁Aに取り付けられている。情報分電盤1は、例えば前方から見て横幅が半間弱(700mm〜800mm)程度、高さが350mm〜400mm程度の方形状のキャビネット10を有している。キャビネット10は、図2に示すように前面側(図2の左側)に開口部を有した、前後方向に奥行きのある箱状の本体11と、当該本体11の開口部を開閉可能な蓋体12を有している。
本体11は、前面側の端部付近の外壁が壁Aに固定され、壁Aと当該壁Aの内側にある内壁Bとの間に設置されている。本体11の左右方向の両側壁の互いに対向する位置には、複数の通気口20が形成されている。また、図3及び図4に示すように本体11の上下の壁には、情報伝送配線を挿通可能な複数の配線挿通孔21が形成されている。この配線挿通孔21は、キャビネット10の製造当初は閉鎖されており、使用時に必要に応じて開けられる。
蓋体12は、後方側に本体11の開口面25に合わせられる開口面26を有し、本体11に対して前方側に突出した箱状に形成されている。本体11と蓋体12は、例えばヒンジ機構30により上端部で接続されており、蓋体12は、その上端部を支点として前後に開閉できる。また、蓋体12は、例えばヒンジ機構30から取り外すことができ、本体11に対し着脱自在になっている。蓋体12の上下の壁の互いに対向する位置には、複数の通気口31がそれぞれ形成されている。
図5に示すように本体11の後方側の壁面11aには、当該壁面11aを覆う方形状の機器取付板40が取り付けられている。機器取付板40は、例えば木製または樹脂製により形成されている。機器取付板40の前方側の取付面40aには、ネジ等を用いて所望の位置に各種機器を取り付けることができる。また、機器取付板40の取付面40aには、例えば機器に電力を供給するための電源コンセント41や、一般電話やインターネット等を利用するための電話回線の複数の端子を有する電話回線端子台42が設けられている。この電源コンセント41と電話回線端子台42は、例えば情報分電盤1の製造時に予め取り付けられている。
キャビネット10内には、機器取付板40に取り付けられる機器とは別に機器を設置可能な機器設置部50が設けられている。機器設置部50は、例えば機器を載置する機器載置部材51と、機器を支持する機器支持部材52とを有している。
機器載置部材51は、例えば図6及び図7に示すように方形状の平板状に形成されている。機器載置部材51は、例えば鉄製または樹脂製により形成されている。機器載置部材51は、一端面が本体11の壁面11aにボルト等により固定され、他端面側が前方側に水平方向に突出している。機器載置部材51は、前後方向に十分な長さを有し、当該機器取付板40に取り付けられた機器よりも前方寄りの位置に、当該機器取付板40の機器と接触しないように別の機器を載置できる。また、機器設置部材51は、図5に示したように左右方向にも長く、例えば機器取付板40の半分程度の長さを有している。したがって、機器載置部材51は、機器取付板40の機器の正面に前後に重ねて別の機器を載置したり、機器取付板40の機器の左右方向にずらした位置にも機器を載置できる。
例えば図6及び図7に示すように機器載置部材51と本体11の下壁との間には、機器載置部材51下部に配線路空間Sを確保するために、本体11の下壁から浮かして支持して補強する補強部材53が設けられている。また、機器載置部材51には、載置機器からの配線路空間Sへ容易に通線するための複数の開孔(図示せず)が設けられている。また、複数の開孔により放熱のための空気の流通を促す効果も期待できる。なお、機器載置部材51は、機器取付板40に取り付けられていてもよい。
機器支持部材52は、例えば図8に示すように機器取付板40の取付面40aに対し平行で機器支持部材52を取付面40aに固定するための一対の固定板52aと、当該各固定板52aの内側端部から取付面40aに対し垂直に立設された一対の垂直板52bと、当該垂直板52bの前方端部同士を接続し取付面40aに対し平行の支持板52cとで構成されている。機器支持部材52の内側には、機器支持部材52の垂直板52b、支持板52c及び機器取付板40の取付面40aにより囲まれた空間54が形成されている。なお、機器支持部材52は、例えば鉄製または樹脂製により形成されている。
機器支持部材52の支持板52cの前面には、機器を取り付けることができ、また空間54に面する機器取付板40の取付面40aにも機器を取り付けることができる。したがって、機器支持部材52は、機器取付板40に取り付けられた機器より前方寄りの位置に別の機器を取り付けることができる。
本体11は、少なくとも機器取付板40に取り付けられる機器を収容するのに十分な奥行きを有し、蓋体12は、少なくとも機器載置部材51を収容可能な奥行きを有している。図7に示すように蓋体12の奥行きD2は、本体11の奥行きD1と同程度又はそれより大きく形成されている。これにより、例えばもともと設置すべき機器を本体11側に収容し、増設機器を蓋体12側、或いは本体11と蓋体12に亘って収容することができる。また、本体11は、例えば元々配備すべき収容予定の機器を収容可能な奥行きに設計され、これに対し蓋体12は、増設機器を取り付けることが可能な奥行きに設計されている。したがって、キャビネット10全体では、機器取付板40、機器取付板40の機器、機器載置部材51、機器載置部材51の機器、機器支持部材52及び機器支持部材52の機器を収容する奥行きを有している。
次に、以上のように構成された情報分電盤1の作用について説明する。情報分電盤1は、図1に示したように屋内の壁Aに設置される。図2に示すようにキャビネット10の本体11側が壁A内に埋設され、蓋体12は、壁Aの前面側で開閉される。
例えば図9に示すようにキャビネット10内の機器取付板40の取付面40aには、複数ポートを有する集線装置としてのスイッチングHUB70が取り付けられる。例えば機器載置部材51には、例えばインターネット用のモデム71と、ルータ72が載置される。このとき、モデム71やルータ72を、スイッチングHUB70と前方から見て重なる位置に置いても、モデム71やルータ72と、スイッチングHUB70との間には隙間が形成される。
例えばモデム71の入力側は、情報伝送配線73によって電話回線端子台42のインターネット用の端子に接続される。モデム71の出力側は、情報伝送配線73によってルータ72の入力側に接続され、ルータ72の出力側は、スイッチングHUB70の入力側に接続される。スイッチングHUB70には、屋内の各部屋に設けられた情報コンセントに通じる複数の情報伝送配線73が接続される。これらの情報伝送配線73は、配線挿通孔21を通ってキャビネット10外に通じている。屋内の各部屋において、情報コンセントに情報端末装置であるPC(Personal Computer)を接続することにより、PCにおいてインターネットを利用することができる。なお、例えばスイッチングHUB70、モデム71及びルータ72の電源は、電源コンセント41から取っている。
また、キャビネット10内の例えば機器支持部材52のある空間54に面する取付面40aには、家の屋根等に設けられた放送受信用アンテナやCATV等に接続された分配器80が取り付けられる。機器支持部材52の前面には、放送用の信号を増幅するブースター81が取り付けられる。ブースター81の入力側は、情報伝送配線73によって分配器80に接続され、出力側は、各部屋に設けられた情報コンセントに接続される。情報コンセントに情報端末装置であるTVを接続することにより、TVにおいて放送を視聴することができる。なお、例えばブースター81の電源は、電源コンセント41から取っている。例えば電源コンセント41からブースター81などの各種機器に通じる配線は、機器載置部材51の下の配線路空間Sに配置される。
その他、必要に応じて、情報分電盤1には、各部屋の情報コンセント同士を接続するLAN用回線が設定される。また、電話回線端子台42の端子には、各部屋の情報コンセントに通じる一般電話用の情報伝送配線73が接続される。
機器としてのスイッチングHUB70、モデム71、ルータ72、分配器80及びブースター81をキャビネット10内に設置した後、キャビネット10の蓋体12が閉じられる。
以上の実施の形態によれば、キャビネット10内に、機器取付板40に取り付けられた機器よりも前方寄りの位置に別の機器を設置するための機器載置部50を設け、キャビネット10が、機器取付板40、機器取付板40の機器、機器載置部50及び機器載置部50の機器を収容可能な奥行きを有するようにしたので、キャビネット10の専有面積を広げることなく、機器の増設に適正に対応できる。
機器設置部50は、機器取付板40の機器と接触しない位置に別の機器を設置できるように形成されているので、機器取付板40の機器と機器設置部50の機器との間で、互いに熱の影響を受けることがなく、機器の熱による性能の低下等を防止できる。
キャビネット10の本体11は、前方側に開口面25のある箱状に形成され、蓋体12は、後方側に本体11の開口面25と合わさる開口面26を有し、本体11に対し前方側に突出する箱状に形成されている。それ故、蓋体12と本体11により、キャビネット10の前後方向の十分な奥行きを確保できる。また、本実施の形態のように本体11が壁A内に設置され、蓋体12が壁Aの表面側に設置されている場合、壁Aとその内側の内壁Bとの距離は短く、本体11のみでは十分な奥行きを確保できないが、蓋体12が本体11に対し前方側に突出する箱状に形成されているので、かかる場合においてもキャビネット10の奥行きを十分に確保できる。また、本実施の形態のように、増設機器が主に蓋体12側に設置されるので、蓋体12を開口した際に増設機器が手前側に位置し、取り替えや配線等の増設機器に対する作業を容易にできる。また、本実施の形態のキャビネット10は、機器を前後に重ねて(オーバーラップさせて)設置可能であるので、キャビネット10全体の平面方向への拡がりを防止しつつ、機器の増設に対応できる。
蓋体12の上下の壁には、複数の通気口31がそれぞれ形成されている。このため、機器から生じた熱によりキャビネット10内の雰囲気に温度差が生じ、当該温度差による空気の比重差から上昇気流が発生する場合に、当該上昇気流が通気口31を流れ、キャビネット10を下から上に通過する気流が形成される。当該上昇気流の効果により、機器載置部50に設置した機器から生じる熱をキャビネット10の外部に効果的に放出できる。これにより、キャビネット10内に多くの機器を収納しても熱による過剰な温度上昇が防止できる。
機器設置部50は、本体11の後方壁面11aに固定され当該壁面11aから前方側に突出する平板状の機器載置部材51を有しているので、機器載置部材51に機器を載置することによって、機器取付板40の機器の前方側寄りに別の機器を簡単に設置できる。また、機器載置部材51に機器を載置した状態で、蓋体12の開閉を好適に行うことができる。
機器設置部50は、機器取付板40に固定された機器支持部材52を有し、当該機器支持部材52は、機器取付板40よりも前方となる位置で当該機器取付板40と平行の支持板52cを有しており、当該支持板52cの前面に接続機器を支持可能であって、且つ、支持板52cと機器取付板40の間の位置の機器取付板40の前面に接続機器を取り付け可能である。このため、機器支持部材52に機器を支持させることによって、機器取付板40の機器の前方側寄りに別の機器を簡単に設置できる。また、機器支持部材52に機器を支持した状態で、蓋体12の開閉を好適に行うことができる。さらに、機器支持部材52の前面に機器を支持するので、機器取付板40の機器と離すことができ、機器同士の熱的な影響を防止できる。特に分配器80と、発熱しやすいブースター81とを離間することにより、ブースター81による分配器80への熱的な影響を防止すると共に、これらの関連する機器を前後方向に並べて配置できる。
蓋体12は、キャビネット10の本体11に対し着脱自在に構成されているので、例えば高速通信用のモデム71などが必要ない場合に、厚みのある蓋体12を本体11から取り外し、平板状の薄い他の蓋体を本体11に取り付けることができる。これにより、機器の増設が必要ない場合等に、屋内の壁Aからのキャビネット10の出っ張りを減らすことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態では、情報分電盤1にスイッチングHUB70、モデム71、ルータ72、分配器80及びブースター81などが収容される例であったが、他の種類の機器を収容する場合に本発明を適用してもよい。また、機器載置部材51や機器支持部材52に設置される機器の数も上記例に限られない。また、以上の実施の形態では、機器設置部50として、機器載置部材51と機器支持部材52の両方が設けられていたが、いずれか一方のみが設けられていてもよい。また、機器取付板40、機器載置部材51、機器支持部材52の適宜箇所に通風や通線のために開口部やスリットを設ける構成を採用しても、本実施形態と同様の作用効果を奏する。
1 情報分電盤
10 キャビネット
11 本体
12 蓋体
40 機器取付板
50 機器設置部
51 機器載置部材
52 機器支持部材

Claims (6)

  1. 情報端末装置の情報伝送配線に接続される各種機器を収納する機器収納装置であって、
    前方側に開口面を有する箱状の本体と、後方側に前記本体の開口面と合わさる開口面を有する開閉自在な箱状の蓋体と、からなり、前記本体内の後方に機器を固定可能なキャビネットと、
    前記本体内の後方に固定された前記機器よりも前方寄りで、別の機器を載置可能な機器載置部材と、を有し、
    前記キャビネットは、前記本体に固定される前記機器、前記機器載置部材及び前記機器載置部材載置される前記別の機器を収容可能な奥行きを有しており、
    前記機器載置部材は、前記本体に固定され、前記機器載置部材の先端部が、前記本体の開口面よりも前方に位置していることを特徴とする、機器収納装置。
  2. 前記機器載置部材には、開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の機器収納装置。
  3. 前記蓋体の上下の壁には、通気口がそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の機器収納装置。
  4. 前記機器載置部材は、前記本体の下壁から浮かした状態で固定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の機器収納装置。
  5. 前記蓋体は、前記本体の上壁の先端部を支点として開閉されることを特徴とする、請求項4に記載の機器収納装置。
  6. 情報端末装置の情報伝送配線に接続される各種機器を収納した機器収納構造であって、
    前方側に開口面を有する箱状の本体と、後方側に前記本体の開口面と合わさる開口面を
    有する開閉自在な箱状の蓋体と、からなるキャビネットと、
    前記本体に固定された機器載置部材と、
    前記本体の後方に固定された機器と、
    前記機器載置部材において、前記機器よりも前方の位置に載置された別の機器と、を有し、
    前記機器載置部材の先端部が、前記本体の開口面よりも前方に位置していることを特徴とする、機器収納構造。
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