JP5555325B2 - 複数のアンテナを有するデバイスのための電力制御 - Google Patents

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Description

本出願は、無線通信に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、2009年10月2日に出願した米国仮出願第61/248,203号明細書の利益を主張する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)R8(Release 8)UL(アップリンク)において、WTRU(無線送受信ユニット)は、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)上のそのデータ(および時としてその制御情報)を送信することができる。eNB(発展型ノードB)は、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)フォーマット0上で運ばれ得るULスケジューリング許可(scheduling grant)を使用して各WTRUからPUSCH送信をスケジュールし、制御することができる。アップリンクスケジューリング許可の一部として、WTRUは、MCS(変調および符号化セット)、TPC(送信電力制御)コマンド、アップリンクリソース割り当て(例えば、割り当てられたリソースブロックの指数)に関する制御情報を受信することができる。次いで、WTRUは、TPCコマンドによって設定された送信電力で、対応するMCSを使用して、割り当てられたULリソース上でそのPUSCHを送信することができる。
ULは、それだけには限定されないが、ACK/NACK(肯定応答/否定応答)、CQI(チャネル品質インジケータ)、SR(スケジューリング要求)、ならびにDL(ダウンリンク)およびULのトランスポートチャネルの送信をサポートするSRS(サウンディング基準信号)など、何らかの制御シグナリングの信号を送る必要がある場合もある。WTRUに例えばPUSCHなどデータ送信のためのULリソースが割り当てられていない場合、制御情報は、PUCCHにおいてUL制御信号に特別に割り当てられたULリソースで送信され得る。これらのリソースは、使用可能な合計セルBW(帯域幅)のエッジに配置され得る。PUCCHの送信電力は、PUCCHが適切な電力でセルサイトにおいて受信されることを確実にするように制御され得る。
LTE R8において、所与のWTRUのPUSCH送信およびPUCCH送信は、様々なときに行われるようにスケジュールされる。LTE−A(LTE-Advanced)は、PUSCHおよびPUCCHの同時送信をサポートすることができる。さらに、LTE−A ULは、UL成分キャリア当たりのデータ送信のための可能な最高2つのコード・ワード(トランスポートブロック)により複数の送信アンテナ(例えば、最高4つのアンテナ)をサポートすることができる。複数の送信アンテナは、それぞれPUCCHおよびSRSの送信に使用され得る。AGI(アンテナ利得アンバランス:antenna gain inbalance)は、ULで複数のアンテナ送信を使用するときに生じ得る。
UL(アップリンク)での送信に複数の送信アンテナを使用したデバイスのための電力制御方法が本明細書に開示される。方法は、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)送信の電力を新しいレベルに変更することを含み、新しいレベルはMIMO(多入力多出力)モード(送信モード構成)に少なくとも一部分依存する。別の方法は、SRS(サウンディング基準信号)送信の電力を新しいレベルに変更することを記載し、新しいレベルは選択されたMIMOモード(または送信モード構成)に少なくとも一部分依存する。測定されたRSRP(基準信号受信電力)に基づいて送信アンテナのAGI(アンテナ利得アンバランス)を推定するための方法が提供され、各送信アンテナは、推定されたAGIに基づくAGI倍率(scaling factor)によって変倍(scale)される。推定されたAGIは、基準送信アンテナに対して変倍された相対的なAGIによって表され得る。
添付の図面との関連で一例として提供される以下の説明から、より詳細な理解が得られる。
1つまたは複数の開示された実施形態が実施され得る通信システム例を示す系統図である。 図1Aに示される通信システム内で使用され得るWTRU(無線送受信ユニット)例を示す系統図である。 図1Aに示される通信システム内で使用され得る無線アクセスネットワーク例およびコアネットワーク例を示す系統図である。 UL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)を使用するときの物理アップリンクチャネル送信の電力制御フローチャート例を示す図である。 UL MIMOを使用するときのSRS(サウンディング基準信号)の電力制御フローチャート例を示す図である。 AGI(アンテナ利得アンバランス)補償の電力制御フローチャート例を示す図である。 AGI補償の別の電力制御フローチャート例を示す図である。
図1Aは、1つまたは複数の開示された実施形態が実施され得る通信システム100の一例の図である。通信システム100は、例えば音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多元接続システムとすることができる。通信システム100によって、複数の無線ユーザは、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を介して、こうしたコンテンツにアクセスすることができる。例えば、通信システム100は、例えばCDMA(符号分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDMA(直交FDMA)、SC−FDMA(シングルキャリアFDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセスの方法を使用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、WTRU(無線送受信ユニット)102a、102b、102c、102d、RAN(無線アクセスネットワーク)104、コアネットワーク106、PSTN(公衆交換電話網)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することを理解されたい。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作し、および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。一例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信し、および/または受信するように構成されてもよく、UE(ユーザ機器)、移動局、固定式またはモバイル式の加入者ユニット、ページャ、移動電話、PDA(個人用デジタル補助装置)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電などがあり得る。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含み得る。基地局114a、114bのそれぞれは、例えばコアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。一例として、基地局114a、114bは、BTS(基地トランシーバ局)、NodeB、eNodeB、Home NodeB、Home eNodeB、サイトコントローラ、AP(アクセスポイント)、無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを理解されたい。
基地局114aは、RAN104の一部とすることができ、RAN104は、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)、例えばBSC(基地局コントローラ)、RNC(無線ネットワークコントローラ)、中継ノードなども含み得る。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれ得る特定の地理的領域内で無線信号を送信し、および/または受信するように構成され得る。セルは、セルセクタにさらに分割され得る。例えば、基地局114aと関連したセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態において、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわちセルのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態において、基地局114aは、MIMO(多入力多出力)技術を使用することができ、したがって、セルのセクタごとに複数のトランシーバを使用することができる。
基地局114a、114bは、任意の適した無線通信リンク(例えばRF(無線周波数)、マイクロ波、IR(赤外線)、UV(紫外線)、可視光など)とすることができるエアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができる。エアインターフェース116は、任意の適したRAT(無線アクセス技術)を使用して確立することができる。
より詳細には、上述したように、通信システム100は、多元接続システムでもよく、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN104内の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、WCDMA(広帯域CDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができる、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)UTRA(Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、例えばHSPA(高速パケットアクセス)および/またはHSPA+(Evolved HSPA)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)および/またはHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)を含むことができる。
別の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、LTE(ロング・ターム・エボリューション)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアインターフェース116を確立することができるE−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができる。
他の実施態様において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、例えばIEEE802.16(すなわちWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GERAN(GSM EDGE)などの無線技術を実装することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば無線ルータ、Home NodeB、Home eNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、事業所、家、車、キャンパスなど、局所エリアにおける無線接続を容易にするための任意の適したRATを使用することができる。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、WPAN(無線パーソナルエリアネットワーク)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えばWCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を使用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN104は、コアネットワーク106と通信することができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(voice over internet protocol)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供することができ、および/または例えばユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを使用する他のRANと直接または間接的に通信することができることを理解されたい。例えば、E−UTRA無線技術を使用している可能性があるRAN104に接続されていることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を使用する別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして働くこともできる。PSTN108は、POTS(基本電話サービス:plain old telephone service)を提供する回線交換電話網を含み得る。インターネット110は、例えばTCP(送信制御プロトコル)、UDP(ユーザデータグラムプロトコル)、およびTCP/IPインターネットプロトコルのスイートにおけるIP(インターネットプロトコル)など、一般の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または操作される有線または無線の通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを使用し得る1つまたは複数のRANに接続されている別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部またはすべては、マルチモード機能を含むことができ、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を使用することができる基地局114a、およびIEEE802無線技術を使用することができる基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、WTRU102の例の系統図である。図1Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、固定式メモリ130、取り外し式メモリ132、電源134、GPS(全地球測位システム)チップセット136、および他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一致を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含むことができることを理解されたい。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、DSP(デジタル信号プロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、1つのDSPコアに関連した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路、他の任意のタイプのIC(集積回路)、状態機械などでもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境において動作できる他の任意の機能を実行することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合され、トランシーバ120は送受信要素122に結合され得る。図1Bではプロセッサ118およびトランシーバ120を個別の構成要素として示しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120が電子パッケージまたはチップに一緒に組み込まれてもよいことを理解されたい。
送受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(例えば基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態において、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナでもよい。別の実施形態において、送受信要素122は、例えばIR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器でもよい。さらに別の実施形態において、送受信要素122は、RFおよび光信号を送信および受信するように構成されていてもよい。送受信要素122が無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成され得ることを理解されたい。
さらに、送受信要素122は単一の要素として図1Bに示されているが、WTRU102は任意の数の送受信要素122を含むことができる。より詳細には、WTRU102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態において、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送信および受信するための2つ以上の送受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信されるべき信号を変調し、送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上述したように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が例えばUTRA、およびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信できるようにするための複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、LCD(液晶表示)ディスプレイユニット、またはOLED(有機発光ダイオード)ディスプレイユニットなど)に結合することができ、そこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、例えば固定式メモリ130および/または取り外し式メモリ132など、任意のタイプの適したメモリから情報にアクセスすることができ、そこにデータを格納することができる。固定式メモリ130は、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み取り専用メモリ)、ハードディスク、または他の任意のタイプの記憶装置を含み得る。取り外し式メモリ132は、SIM(加入者識別モジュール)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含み得る。他の実施態様において、プロセッサ118は、例えばサーバまたはホームコンピュータ(図示せず)など、WTRU102に物理的に配置されないメモリから情報にアクセスすることができ、そこにデータを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信することができ、WTRU102における他の構成要素に電力を分配し、および/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適したデバイスとすることができる。例えば、電源134には、1つまたは複数の乾電池バッテリ(例えば、NiCd(ニッケルカドミウム)、NiZn(ニッケル亜鉛)、NiMH(ニッケル水素)、Li−ion(リチウムイオン)など)、太陽電池、燃料電池などがある。
プロセッサ118は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば経度および緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に結合されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して位置情報を受信することができ、および/または2つ以上の近くの基地局から信号が受信されるタイミングに基づいて、その位置を決定することができる。一実施形態との一致を保ちながら、WTRU102が任意の適した位置決定方法によって位置情報を取得することができることを理解されたい。
プロセッサ118は、追加の特徴、機能、および/または有線もしくは無線の接続を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る他の周辺機器138にさらに結合され得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(汎用シリアルバス)ポート、振動デバイス、テレビ放送機、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどがある。
図1Cは、一実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106の系統図である。上述したように、RAN104は、E−UTRA無線技術を使用して、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。図1CにはWTRU102a、102b、および102cが示されているが、開示された実施形態および例は、任意の数のWTRUを企図し得る。RAN104は、コアネットワーク106と通信することもできる。
RAN104は、eNode−B140a、140b、140cを含み得るが、RAN104は、一実施形態と整合したまま、任意の数のeNode−Bを含むことができることを理解されたい。eNode−B140a、140b、140cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態において、eNode−B140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、eNode−B140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、そこから無線信号を受信することができる。
eNode−B140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)と関連付けられていてもよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。図1Cに示されるように、eNode−B140a、140b、140cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Cに示されるコアネットワーク106は、MME(移動管理ゲートウェイ)142、サービングゲートウェイ144、およびPDN(パケットデータネットワーク)ゲートウェイ146を含むことができる。上記の要素のそれぞれはコアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちの任意の1つがコアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有され、および/または操作され得ることを理解されたい。
MME142は、S1インターフェースを介してRAN104内のeNode−B142a、142b、142cのそれぞれに接続され、制御ノードとして働き得る。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中の特定のサービングゲートウェイの選択などを行う役割を果たし得る。MME142は、RAN104と、例えばGSMやWCDMAなど他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間での切替を行う制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB140a、140b、140cのそれぞれに接続され得る。サービングゲートウェイ144は、一般に、WTRU102a、102b、102cへの/からのユーザデータパケットのルーティングおよび転送を行うことができる。サービングゲートウェイ144は、例えばeNodeB間ハンドオーバ中のユーザプレーンのアンカー、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに使用可能であるときのページングのトリガ、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および格納など、他の機能を実行することもできる。
WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、例えばインターネット110などパケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができるPDNゲートウェイ146に、サービングゲートウェイ144が接続されるようにしてもよい。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102cと従来の陸上線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、例えばPSTN108など回路交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えばIMS(IPマルチメディアサブシステム)サーバ)を含むことができ、またはそれと通信することができる。さらに、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または作動される他の有線または無線のネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)R8(Release 8)UL(アップリンク)WTRU(無線送受信ユニット)は、単一のアンテナを含んでいてもよく、したがって、LTE R8でのUL電力制御機能は、単一の送信アンテナからの信号送信に適用される。UL電力制御は、単一の送信アンテナでのPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)送信、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)送信、およびSRS(サウンディング基準信号)に適用される。
LTE−A(LTE−Advanced)は、複数(例えば最高4本)のWTRU送信アンテナをサポートすることができる。LTE−A PUSCH送信では、プリコーディングSM(空間多重化)MIMO、送信ダイバーシティ、およびシングルアンテナポート送信を含めて、いくつかのSU(シングルユーザ)MIMOモード(本明細書では、送信モードまたは送信方式とも呼ばれる)が適用可能であり得る。eNBは、PUSCH送信に特定のMIMOモード(または送信方式)を使用するようにWTRUを構成することができる。同様に、LTE−AでのPUCCH送信では、eNBが上位層シグナリングを介してMIMOモード(または送信方式)を構成することができることが予想され得る。例えば、複数の送信アンテナを有するLTE−A WTRUがR8ネットワークで動作するとき、WTRUは、フォールバック構成(例えば、シングルアンテナポート送信)に戻る必要がある場合がある。
通常、異なるMIMOモードは、異なるMIMO(アンテナ)利得を有する。例えば、STTD(時空間送信ダイバーシティ:space time transmit diversity)のMIMO利得(または送信ダイバーシティ利得)は約3dB(シングルアンテナ送信と比較して)であり、一方、(ランク1)BF(ビーム形成)MIMOモードは平均してSTTDより多くの利得を有し得る。所与の送信電力レベルについて、受信電力レベルは、様々なMIMOモードの中で異なり得る。本明細書に記載されているように、LTE−A UL MIMO送信における異なるMIMO利得に適応させるために電力制御方法が使用され得る。
ULでの送信に複数の送信アンテナを使用することは、MIMOでのAGI(アンテナ利得アンバランス)問題をもたらす可能性がある。複数のアンテナが異なる平均受信SNR(信号対雑音比)を受信するため、または、複数のアンテナが異なるアンテナ利得で送信を行うため、AGIは、例えば、リンクの非効率を作り出すことがある。例えば、異なるアンテナにわたるパスロス測定は、WTRUにおける各送信アンテナの場所によって異なり得る(例えば、アンテナはハンドヘルドWTRUにおいてブロックされ得る)。しかし、AGIは、本明細書に記載されているように、電力制御方法を使用して補償され得る。
R10 WTRUがR8ネットワークで動作し、WTRUが複数の送信アンテナを有することをR8ネットワークが知らないとき、シングルアンテナポート送信(シングルアンテナ送信または任意の相当するトランスペアレント伝送)は、下位互換性のために、R10 WTRUに使用され得る。すなわち、R10 WTRUは、例えばR8ネットワークに透過なPVS(プリコーディングベクトル切替:precoding vector switching)、CDD(巡回遅延ダイバーシティ:cyclic delay diversity)、送信アンテナ切替/選択、またはシングルアンテナポート送信(例えば、送信ビーム形成)など、フォールバックモード(例えば、トランスペアレント伝送モード)に戻るように構成され得る。R10 WTRUの電力制御は、本明細書に記載されているように構成され得る。
複数の送信アンテナを有するWTRUに対処する電力制御方法が本明細書に記載されている。1つの方法例は、異なるUL MIMOモードを使用するときのPUCCH送信の電力制御を対象とする。この方法は、異なるMIMOモード(または送信方式)のPUCCH送信と関連した異なるアンテナ利得を考慮に入れる。別の方法例は、異なるUL MIMOモード(または送信方式)を使用するときのSRS送信の電力制御を対象とする。この方法は、MIMO送信について、SRSおよびPUSCHの送信が別々に構成され得るという事実を考慮に入れる。別の方法例は、複数の送信アンテナ構成のAGI補償を提供する。この方法例は、複数のアンテナから受信された信号間の平均受信SNRの差をAGIがもたらすことに起因する影響に対処する。別の方法例は、フォールバック伝送モードのための電力制御方法を提供する。
方法例は、UL MIMOに関して記載されているが、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)のサポートを含むように拡張されてもよい。
指定されたUL MIMOモードを使用したPUCCH送信のための電力制御方法が本明細書に記載されている。LTE−Aでは、複数のMIMOモードオプションは、例えば、シングルアンテナポート送信および送信ダイバーシティ(例えば、2つの送信アンテナを有するマルチリソースPUCCH送信のためのSORTD(空間直交リソース送信ダイバーシティ:spatial orthogonal resource transmit diversity))を含むPUCCH送信について検討され得る。例えば、異なるMIMOモードは異なるアンテナ/ビーム形式/送信ダイバーシティ利得を有し得るので、個々のMIMOモードの送信電力レベルは異なり得る。したがって、式(1)に従って、LTE電力制御の式がLTE−A PUCCH送信のために変更され得る。
PUCCH(i)=min{PCMAXc,PO_PUCCH+PL+h(nCQ1,nHARQ)+ΔF_PUCCH(F)+g(i)+ΔPUCCH_MIMO} (1)
ここで、式(1)のいくつかの項が以下で要約される。
CMAX,cは、一次セルのCC(サービングセル)に固有の最大送信電力値を(LTE−Aにおいて、PUCCHが一次セルでのみ送信されることに留意して)表すために使用され、それは、信号で送られたサービングセルcの最大電力値PMax,c、WTRU電力クラスの最大電力、MPR(最大電力低減:maximum power reduction)許容、許容度などのうちの1つまたは複数を考慮に入れ得る。PCMAX,cは、CCについての構成された最大電力(または構成された最大送信電力)と呼ばれ得る。PO_PUCCHは、上位層によって提供される(セル固有の)パラメータPO_NOMINAL_PUCCHと上位層によって提供される(WTRUに固有の)成分PO_WTRU_PUCCHとの合計から成るパラメータであり、PLは、dB単位のWTRUで算出されるダウンリンクパスロス推定であり、h(nCQI,nHARQ)は、PUCCHフォーマット依存の値であり、この場合、nCQIは、CQI(チャネル品質情報)についての情報ビットの数に対応し、nHARQは、HARQ ACK/NACK(肯定応答/否定応答)ビットの数である。ΔF_PUCCH(F)は、上位層によって提供され、この場合、各ΔF_PUCCH(F)値は、PUCCHフォーマット1aに対するPUCCHフォーマット(F)に対応し、この場合、各PUCCHフォーマット(F)が定義され、
Figure 0005555325
式中、g(i)は、現在のPUCCH電力制御調整状態であり、g(0)は、リセットの後の第1の値であり、δPUCCHは、WTRUに固有の補正値であり、TPCコマンド(送信電力コマンド:transmit power command)とも呼ばれ、例えばDCI(ダウンリンク制御情報:downlink control information)フォーマット1A/1B/1D/1/2A/2/2B(一次セル)でPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)に含まれる、または、例えばCRC(巡回冗長検査)パリティビットがTPC−PUCCH−RNTI(TPC−PUCCH無線ネットワーク一時識別子:TPC-PUCCH-radio network temporary identifier)でスクランブルされるDCIフォーマット3/3Aで、PDCCH上で他のWTRUに固有のPUCCH補正値と共に符号化されて送信される。
項ΔPUCCH_MIMOは、WTRUに固有のPUCCHのMIMO電力オフセットであり、PUCCHに適用されるMIMOモードに依存する。一旦PUCCHの送信モードがWTRUに示されると、PUCCH MIMO電力オフセットがWTRUによって決定され得る。あるいは、PUCCH MIMO電力オフセットは、WTRUに提供され得る。
WTRUは、様々な方法を使用してPUCCH MIMO電力オフセットを決定することができる。1つの方法例において、ΔPUCCH_MIMOは、例えば準静的シグナリング(semi static signaling)を介してLUT(ルックアップテーブル)を使用することによって、上位層によって提供され得る。あるいは、ΔPUCCH_MIMOは、予め定義された値でもよい(およびしたがって、任意のシグナリングを必要としない場合がある)。表1は、ΔPUCCH_MIMOを取得するために使用され得るLUTの例である。変数は、異なる実施形態ごとに異なり得る値と置き換えられてもよい。例えば、Δ1およびΔ2はそれぞれ、−3dBおよび−6dBとすることができ、Δ5およびΔ6は、0dB(または0≦Δ5<3dB、0≦Δ5<3dB)とすることができる。
Figure 0005555325
LUT(ルックアップテーブル)がΔPUCCH_MIMOに使用される場合、LUTは、すべてのWTRUについて同じでもよく、したがってブロードキャストされてもよい。WTRUは、使用時にMIMOモードに対応するΔPUCCH_MIMOの値をテーブルから選択することができる。
別の実施形態によれば、eNBは、WTRUにΔPUCCH_MIMOの値を信号で送ることができる。この場合、値は、WTRUに固有でもよく、例えば、専用のシグナリングを介して信号で送られ得る。
別の実施形態によれば、ΔPUCCH_MIMOの値は、例えばPO_PUCCH(例えば、PO_UE_PUCCH)またはΔF_PUCCH(F)など既存の電力制御パラメータに吸収されてもよい。この場合、ΔPUCCH_MIMOは、式(1)のPUCCH電力制御から取り除かれ得る。ΔPUCCH_MIMOは現在PO_PUCCH(またはΔF_PUCCH(F))に追加されているので、それに応じてPO_UE_PUCCH(またはΔF_PUCCH(F))の範囲が変更される必要がある場合もある。
いずれにせよ、算出されたWTRU送信電力は、WTRUのアクティブなアンテナ(またはアンテナポート)間に均一に分散され得る。
図2を参照すると、本明細書に記載されているように、UL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)を使用するときの物理アップリンクチャネル送信の電力制御フローチャート200の一例が示されている。最初に、WTRUは、基地局またはeNBからUL MIMOモード選択を受信することができる(210)。次いで、WTRUは、選択されたUL MIMOモードに基づいてMIMOオフセットを決定することができる(220)。次いで、WTRUは、MIMOオフセットに一部分基づいてPUCCH送信電力を算出することができる(230)。次いで、PUCCH送信電力は、送信アンテナ間に均一に分散され得る(240)。例えば、PUCCH送信電力は、アクティブな送信アンテナ(またはアンテナポート)間に分散され得る。WTRUは、算出された送信電力を使用してPUCCHを介して情報を送信する(250)。
指定されたUL MIMOモードを使用したSRS送信のための電力制御方法が本明細書に記載されている。
LTE R8において、サブフレームi上で送信されるSRSに関するWTRU送信電力PSRSは、式(2)に示されたように定義され得る。
SRS(i)=min{PCMAX,PSRS_OFFSET+10log10(MSRS)+PO_PUSCH(j)+α(j)・PL+f(i)}[dBm] (2)
ここで、式(2)のいくつかの項が以下で要約される。
CMAXは、構成された最大WTRU電力である。PSRS_OFFSETは、Ks=1.25の場合、範囲[−3,12]dB内で1dBステップサイズで上位層によって準静的に構成された4ビットのWTRUに固有のパラメータであり、Ks=0の場合、PSRS_OFFSETは、範囲[−10.5,12]dB内で1.5dBのステップサイズで上位層によって準静的に構成された4ビットのWTRUに固有のパラメータである。Ksは、上位層によって提供されるWTRUに固有のパラメータdeltaMCS−Enabledによって提供される。MSRSは、リソースブロックの数で表されるサブフレームiでのSRS送信の帯域幅である。PO_PUSCH(j)は、j=1の場合に上位層から提供される(セル固有の公称の)成分PO_NOMINAL_PUSCH(j)と、j=1の場合に上位層から提供される(WTRUに固有の)成分PO_WTRU_PUSCH(j)との合計から成るパラメータであり、ここでPUSCH(再)送信についてj=1は、動的なスケジュールされた許可に対応する。α(j)は、j=1、α∈{0,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1}の場合、上位層によって提供される3ビットセル固有のパラメータである。PLは、dB単位のWTRUで算出されるダウンリンクパスロス推定である。f(i)は、PUSCHについての現在の電力制御調整状態である。
例えば、LTE UL電力制御は、例えば1つのキャリアおよび1つの送信アンテナのみに限定され得る(例えば、LTE ULは、SU−MIMO(シングルユーザMIMO:single user MIMO)をサポートすることができない)。本明細書に記載されているように、LTE−Aにおいて、UL SU−MIMOおよびキャリアアグリゲーションがサポートされ、SRSの電力制御の式が変更され得る。
LTE−AおよびLTEの両方で、ULサービングセル(成分キャリア)についての同じTPCコマンドが、サービングセル上のPUSCHおよびSRS送信のために使用され得る。さらに、PUSCHおよびSRSの送信は、MIMOモードで別々に構成されてもよく、例えば、PUSCHはプリコーディングMIMOで、しかしSRSはシングルアンテナポート送信で、構成されてもよい。
上記の2つの態様を考慮して、電力制御方法は、サービングセルcにおけるサブフレームiのn番目のアンテナポート(または層)で送信されるSRSのWTRU送信電力を設定することが、式(3)に示されるように定義され得るように、LTE UL電力制御の式を変更することを含む。
SRS,c(i,n)=min{PCMAX,c,PSRS_OFFSET,c+10log10(MSRS,c(i,n))+PO_PUSCH,c(j)+αc(i)・PLc(n)+fc(i)+ΔSRS_MIMO} (3)
式中、nはアンテナポート(または層)指数であり、iは下位フレーム番号である。項PCMAX,cは、サービングセルcについてのCC(サービングセル)に固有の最大送信電力値を表すために使用され、信号で送られたサービングセルcの最大電力値PMax,c、WTRU電力クラスの最大電力、MPR(最大電力低減:maximum power reduction)許容、許容度などのうちの1つまたは複数を考慮に入れることができる。PCMAX,cは、サービングセルcについての構成された最大電力(または構成された最大送信電力)と呼ばれ、f(i)は、サービングセルcについてのPUSCHの現在の電力制御調整状態である。
項PSRS_OFFSET,cは、上位層によってサービングセルcについて準静的に構成されるパラメータである。PUSCHでのUL MIMO(例えば、最高4つのアンテナ)については、PUSCH送信に関する様々なMIMOモード/オプション(SM MIMO(SM(空間多重化)MIMO)、送信ダイバーシティ、およびBF/シングルアンテナポート送信を含む)があり得る。しかし、複数のアンテナを有するSRS送信モードは、例えばマルチアンテナポート送信またはシングルアンテナポート送信など、決定論的(または準静的)であり得る。その場合、PUSCHに関して、異なるPSRS_OFFSET,c値が異なるMIMOオプションに必要とされる場合がある。PSRS_OFFSET,c値の範囲は、それに応じて変更され得る。
項MSRS,c(i,n)は、RB(リソースブロック)の数に関して、サブフレームiおよびサービングセルcにおけるn番目のアンテナポート(または層)上のSRS送信の帯域幅(BW)である。例えば、MIMOにおけるSRSオーバーヘッドを低減するために、各アンテナポート(または層)が異なる(柔軟な)数のRBを使用することが可能であり得る(例えば、周波数における異なるSRS密度を許容する)。あるいは、MSRS,c(i,n)は、すべてのnについて同じでもよい。この場合、指数nは、取り除かれてもよい。
項PLc(n)は、サービングセルcでのWTRUにおけるn番目のアンテナポートについてdB単位で算出されるパスロス推定である。同じパスロスがすべてのアンテナポートについて使用されてもよい。この場合、PLc(n)=PLcとなるように、指数が取り除かれてもよい。
LTE−Aでは、PO_PUSCH,c(j)は、jが送信モードおよびMIMOモードを表すように、UL MIMOに拡張されてもよい。例えば、j=0,1,2は、LTEと同じ送信モードを表し、j=3,4,5,…,Mは、PUSCH送信についてのMIMOモードを表すことができる。あるいは、LTEと同様に、jはPO_PUSCH,c(j)については1に固定される。
項ΔSRS_MIMOは、SRS MIMOオフセットパラメータであり、これはPUSCHに使用されるMIMOモードとSRSに使用されるMIMOモードとの間のMIMO利得差を表す。SRSがプリコーディングされてもよいことに留意されたい。例えば、PUSCHがシングルアンテナポートモードを使用し、SRSが複数のアンテナ(例えば2つのアンテナ)を介して送信されるとき、ΔSRS_MIMOは、約3dBに設定され得る。ΔSRS_MIMOは、例えば準静的シグナリングを介してルックアップテーブルを使用することによって、上位層によって提供され得る。表2は、ΔSRS_MIMOについてのLUT例である。変数は、特定の方法に依存し得る値と置き換えられてもよい。
Figure 0005555325
LUTは、ΔSRS_MIMOに使用される場合、すべてのWTRUについて同じでもよく、ブロードキャストされ得る。この場合、WTRUは、PUSCH送信に適用されるMIMOモード、およびSRS送信に適用されるMIMOモードに対応するΔSRS_MIMOの値をテーブルから選択することができる。
あるいは、eNBは、WTRUにΔSRS_MIMOの値の信号で送ることができ、この場合、値は、WTRUに固有である。例えば、ΔSRS_MIMOは、PDCCH(例えば、UL許可)で信号で送られ得る。あるいは、ΔSRS_MIMOは、(例えばRRCシグナリングを介して)上位層によって信号で送られ得る。
別の方法例によれば、ΔSRS_MIMOは、PO_PUSCH,c(例えば、PO_UE_PUSCH,c)またはPSRS_OFFSET,cなど既存の電力制御パラメータに吸収されてもよく、したがって項ΔSRS_MIMOが式(3)から取り除かれ得る。この場合、ΔSRS_MIMOを考慮に入れるために、PO_UE_PUSCH,cまたはPSRS_OFFSET,cの範囲が変更される必要がある場合がある。
別の実施形態において、SRS帯域幅がサービングセルcにおいて同時に送信されるすべてのアンテナポートについて同じである(すなわち、MSRS,c(i,n)=MSRS,c(i))とき、(アクティブな)アンテナポートを介したSRS送信の合計電力は、PSRS,c(i)によって示され、式(4)に示されるように、サービングセルc上のサブフレームiにおいて決定され得る。
SRS,c(i)=min{PCMAX,c,PSRS_OFFSET,c+10log10(MSRS,c(i))+PO_PUSCH,c(j)+αc(j)・PLc+fc(i)+ΔSRS_MIMO} (4)
この場合、SRSについて算出された合計送信電力は、WTRUのアクティブなアンテナ(またはアンテナポート)間に均一に分散され得る。変数/パラメータは、上記で定義されたようなものである。
UL MIMO(例えば、最高4つのアンテナを有する)について、複数の送信アンテナ上の同時のSRS送信が行われる場合、アンテナ(またはアンテナポート)の数が増加するにつれて、アンテナ(またはアンテナポート)ごとのSRSの送信電力密度は低くなり得る。これは、eNBでのチャネル推定性能を低下させ得る。推定性能のこの低下は、本明細書に記載されている方法例を使用して解決され得る。1つの方法例では、eNBは、上位層を介してWTRUに信号を送り、各SRSサブフレームにおけるシングルアンテナでの1つのSRS送信(または2つのアンテナ上の多くて2つのSRS送信)などのSRS送信についてTDM(時分割多重化)モードに切り替えることができる。
別の実施例方法において、複数のアンテナを介して同時に送信されるSRS送信についてのWTRU送信電力の合計(すなわち合計(PSRS,C(i,n))、この場合、式(3)ですべてのアンテナポートnにわたって集計が行われる)(または式(4)のPCMAX,cに制限する前の合計SRS送信電力)が予め定められた閾値だけ最大WTRU電力(またはサービングセルcについての構成された送信電力PCMAX,c)を上回るとき、WTRUは、次のSRSサブフレームで送信されるべき1つのSRS(送信電力が使用可能である場合、場合によってはより多くのSRS)を選択することができる。選択は、ローテーション方法(rotation manner)に基づいていてもよい。
別の方法例において、SRS BW(帯域幅)(すなわちMSRS(i,n)またはMSRS(i))は、eNBによって適切に調整され(または再構成され)、上位層を介してWTRUに信号で送られ得る。別の実施形態では、WTRUが閾値によって制限される電力である(例えば、式(4)のPCMAX,cに制限する前の合計SRS送信電力がPCMAX,c(またはPpowerclassによって示されるWTRU電力クラス)を超える)とき、WTRUは、(マルチアンテナポート送信から)SRSでのシングルアンテナポート送信に切り替えるように(再)構成される。
複数のアンテナを介した同時のSRS送信について必要な送信電力の合計(式(3)の場合)が最大のWTRU電力(またはサービングセルcについての構成された送信電力PCMAX,c)を超える場合の電力低減方法が本明細書に記載されている。1つの方法例において、個々のSRS送信の送信電力は、最大電力の制約を満たすために、均一に低減され得る。別の方法例において、PCMAX,cは、式(3)のPA(パワーアンプ:power amplifier)ごとに定義され得る。この方法では、構成された(WTRU)送信電力は、複数のPA間に均一に分散され得る。すなわち、Pcmax,cpa(dB)=Pcmax,c−10×log10(Npa)であり、この場合、Npaは、サービングセルcについての所与のSRSサブフレームでのWTRUにおけるアクティブなPAの数である。式(3)に関して、Pcmax,cpaがPcmax,cと置き換えられる。この場合、ΣPcmax,cpaは、Pcmax,c以下であり得る。
図3を参照すると、本明細書に記載されているUL MIMOを使用するときのSRS送信の電力制御フローチャート300の一例が示されている。最初に、WTRUは、基地局またはeNBからSRS送信についてのUL MIMOモード選択/構成を受信することができる(310)。次いで、WTRUは、基地局からPSRS_OFFSET,cを受信することができる(320)。次いで、WTRUは、PUSCHでのUL MIMOモードおよびSRSでのMIMO送信モードに基づいてΔSRS_MIMOオフセットを決定することができる(330)。あるいは、上述したように、PSRS_OFFSET,cは、ΔSRS_MIMOを含むことができ、この場合、PSRS_OFFSET,cは、選択されたUL MIMOモードに基づき得る。次いで、SRS送信電力は、PSRS_OFFSET,cおよびΔSRS_MIMOオフセットに一部分基づいて算出される(340)。WTRUは、(合計)SRS送信電力が、例えば構成されたWTRU最大送信電力など閾値より大きい場合、電力低減方法を実行することができる(360)。これは、例えばWTRUが同時のSRS送信を送信している場合、起こり得る。WTRUは、SRS送信電力で、SRSを送信する(370)。
AGI(アンテナ利得アンバランス:antenna gain imbalance)に対処する電力制御方法が本明細書に記載されている。複数のアンテナ送信がULにおいてなされるときに、AGIの問題があり得る。これは、複数のアンテナから受信された信号の間に平均受信SNR(信号対雑音比)の差をもたらす可能性があるため、リンクの非効率を作り出すことがある。例えば、異なるアンテナにわたるパスロス測定は、WTRUにおける各送信アンテナの場所によって異なり得る(例えば、アンテナはハンドヘルドWTRUにおいてブロックされ得る)。AGIは、本明細書に記載された電力制御方法を使用することによって補償され得る。
1つの方法例において、WTRUは、AGI推定、続いてAGI補償を実行する。AGI推定では、WTRUは、各アンテナ(またはアンテナポート)上のRSRP(基準信号受信電力:Reference Signal Received Power)測定を実行することができる。キャリアアグリゲーションの場合、RSRP測定は、DL(ダウンリンク)アンカーもしくは主要なCC(成分キャリア:component carrier)(すなわち一次セル)、またはULサービングセル(CC)と関連した基準DL CC上で実行され得る。あるいは、すべての構成されたDL CCがRSRP測定に使用されてもよい。フィルタ手法がRSRP測定に使用されてもよい。例えば、上位層(例えばレイヤ3)フィルタ構成がRSRP測定に使用され得る。
各アンテナ(またはアンテナポート)上のRSRP測定に基づいて、WTRUは、UL送信に使用されるアンテナ(またはアンテナポート)中のAGIを推定することができる。AGIは、基準送信アンテナに対して変倍された(scaled)相対的なAGIによって表され得る。
WTRUは、個々の送信アンテナ(またはアンテナポート)上のAGIを推定した後、各送信アンテナにおいてAGI補償を実行する。WTRUは、AGIの悪影響を補償するために、各送信アンテナを変倍することができる。例えば、WTRUがN本の送信アンテナを含み、各アンテナの推定されたAGIは、線形目盛上にAGI(i)として示される(iはアンテナ指数である)。WTRUは、AGI補償倍数(β(i))だけ、各送信アンテナを変倍することができる。
Figure 0005555325
式中、AGI(i)≦1である。
他の方法では、eNBは、WTRUの個々の送信アンテナ(またはアンテナポート)におけるAGIを推定し、L1層(例えば、アンテナ当たりTPCコマンドを提供することに類似)または上位層(例えばRRC(無線リソース制御)シグナリング)を介してWTRUのAGI補償率を提供することができる。例えば、上記のAGI補償倍率(β(i))は、eNBによって決定され、次いでRRCシグナリングを介してWTRUに信号で送られ得る。
他の方法では、各送信アンテナ(またはアンテナポート)のAGIが閾値と比較されてもよく、AGI値が高すぎるアンテナは、オフにされるか、または例えばシングルアンテナポート送信モードにフォールバックされてもよい。例えば、ある送信アンテナからのAGIがリンク性能にあまりにも悪影響を与える(例えば、AGI値が高すぎる)場合、WTRUは、AGI値が高すぎるアンテナをオフにするか、または別のモード(例えば、シングルアンテナポート送信モード)にフォールバックすることができる。
図4を参照すると、本明細書に記載されているAGI補償の電力制御フローチャート400の一例が示されている。最初に、WTRUは、RSRP測定を実行することができる(410)。次いで、WTRUは、RSRPに基づいて、AGI推定を決定することができる(420)。次いで、WTRUは、AGI補償倍率を各送信アンテナに適用することができる(430)。
図5を参照すると、本明細書に記載されているAGI補償の別の電力制御フローチャート500の一例が示される。最初に、基地局は、WTRUのAGI推定を決定することができる(510)。次いで、WTRUは、基地局からAGI補償率を受信することができる(520)。次いで、WTRUは、各送信アンテナにAGI補償率を適用することができる(530)。
フォールバック送信モードのための電力制御方法が本明細書に記載されている。一例として、WTRU(例えば、LTE R10など、特定のネットワークで動作するように構成された)は、(例えば、LTE R8)ネットワークで使用されるように構成されたネットワークであり、例えば、WTRUが複数の送信アンテナを有することを知らないネットワーク以外のネットワークで動作するとき、別のモード、シングルアンテナ(ポート)送信モード(または同等のトランスペアレント送信モード))などで動作して、例えば下位互換性を利用することができる。換言すれば、一実施形態例において、R10 WTRUは、R8ネットワークに透過なPVS(プリコーディングベクトル切替:precoding vector switching)、CDD(巡回遅延ダイバーシティ:cyclic delay diversity)、またはシングルアンテナポート送信(例えば、送信ビーム形成)など、フォールバックモード(例えば、トランスペアレント送信モード)に戻るように構成され得る。また、WTRUは、いくつかの他のケースで、フォールバック送信モードになるように構成されてもよい。例えば、WTRUのUL MIMOチャネルが互いにかなり関連しているとき、WTRUは、送信ビーム形成を使用することができる。この例では、R10 WTRUの電力制御は、それに応じて構成される必要があり得る。フォールバック送信のための電力制御方法例において、WTRUがある物理チャネルについてフォールバック送信モードであるとき、eNBおよびWTRUは、その物理チャネルについてLTE R8電力制御方法(またはシングルアンテナポート送信のための電力制御方法)を操作することができる。
実施形態
1.複数のアンテナを有するWTRU(無線送受信ユニット)のための電力制御方法であって、複数のMIMOモードから選択されたUL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)モードを受信するステップを含む方法。
2.少なくともUL MIMOモードに基づいて、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)送信電力を決定するステップをさらに含む実施形態1に記載の方法。
3.UL MIMOモードに対応するMIMOオフセットを決定するステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
4.PUCCH送信電力を複数のアンテナ間に分散させるステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
5.複数のアンテナはアクティブな送信アンテナである上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
6.MIMOオフセットは、ルックアップテーブルによって決定される上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
7.少なくともUL MIMOモードに基づいて、SRS(サウンディング基準信号)送信電力を決定するステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
8.AGI(アンテナ利得アンバランス)推定を決定するステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
9.AGI推定に基づいてAGI補償を複数のアンテナのそれぞれに適用するステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
10.予め定められたイベントのためにUL MIMOモードにフォールバックするステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
11.従来の電力制御方法を使用して送信電力を決定するステップをさらに含む上記の実施形態のいずれか一項に記載の方法。
12.複数のMIMOモードから選択されたUL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)モードを受信するステップを含む、複数のアンテナを有するWTRU(無線送受信ユニット)のための電力制御方法。
13.少なくともUL MIMOモードに基づいて、SRS(サウンディング基準信号)送信電力を決定するステップをさらに含む実施形態12に記載の方法。
14.UL MIMOモードに基づいてPSRS_OFFSET,cを受信するステップであって、PSRS_OFFSET,cは、サービングセルcについてのSRS MIMOオフセットを含む、ステップをさらに含む実施形態12〜13のいずれか一項に記載の方法。
15.PUSCH(物理アップリンク共通チャネル)でのUL MIMOモードおよびSRSでのMIMOモードに基づいてSRS MIMOモードを決定するステップをさらに含む実施形態12〜14のいずれか一項に記載の方法。
16.同時のSRS送信のためにSRS送信電力を調整するステップをさらに含む実施形態12〜15のいずれか一項に記載の方法。
17.SRS送信電力が閾値を超える状態でSRS送信電力を均一に低減するステップをさらに含む実施形態12〜16のいずれか一項に記載の方法。
18.各送信アンテナ上のRSRP(基準信号受信電力)を測定するステップを含む、複数のアンテナを有するWTRU(無線送受信ユニット)のための電力制御方法。
19.測定されたRSRPに基づいてそれぞれの送信アンテナごとにAGI(アンテナ利得アンバランス)を推定するステップをさらに含む実施形態18に記載の方法。
20.AGI補償倍率を各送信アンテナに適用するステップであって、AGI補償倍率は推定されたAGIに基づく、ステップをさらに含む実施形態18〜19のいずれか一項に記載の方法。
21.推定されたAGIは、基準送信アンテナに対して変倍された相対的なAGIによる実施形態18〜20いずれか一項に記載の方法。
22.AGI(アンテナ利得アンバランス)補正率を受信するステップを含む、複数のアンテナを有するWTRU(無線送受信ユニット)のための電力制御方法。
23.AGI補償率を各送信アンテナに適用するステップであって、AGI補償率はWTRUに対して実行されたAGI推定に基づく、ステップをさらに含む実施形態22に記載の方法。
24.予め定められたイベントのためにUL MIMO(アップリンク多入力多出力)モードにフォールバックするステップを含むWTRU(無線送受信ユニット)のための電力制御方法。
25.従来の電力制御方法を使用してフォールバックUL MIMOモードの送信電力を決定するステップをさらに含む実施形態24に記載の方法。
26.複数のMIMOモードから選択されたUL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)モードを受信するように構成された受信機を含むWTRU(無線送受信ユニット)。
27.少なくともUL MIMOモードに基づいて、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)送信電力を決定するように構成されたプロセッサをさらに含む実施形態26に記載のWTRU。
28.AGI(アンテナ利得アンバランス)補正率を受信するように構成された受信機を含むWTRU(無線送受信ユニット)。
29.AGI補償率を各送信アンテナに適用するように構成されたプロセッサであって、AGI補償率はWTRUに対して実行されたAGI推定に基づく、プロセッサをさらに含む実施形態28に記載のWTRU。
30.予め定められたイベントのためにUL MIMO(アップリンク多入力多出力)モードにフォールバックするように構成されたプロセッサを含むWTRU(無線送受信ユニット)。
31.従来の電力制御方法を使用してフォールバックUL MIMOモードの送信電力を決定するように構成されたプロセッサをさらに含む実施形態30に記載のWTRU。
32.複数の可能なUL MIMOモードから動作させるべきUL MIMOモードを選択するステップを含む、複数のアンテナを有し、UL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)モードで動作するWTRU(無線送受信ユニット)のためのPUCCH(物理アップリンク制御チャネル)送信のための強化された電力制御方法。
33.PUCCH送信の電力を新しいレベルに変更するステップであって、新しいレベルは選択されたMIMOモードに少なくとも一部分依存する、ステップをさらに含む実施形態32に記載の方法。
34.複数の可能なMIMOモードは、シングルアンテナポート送信モード、および送信ダイバーシティモードを含む実施形態32〜33のいずれか一項に記載の方法。
35.PUCCH送信の電力を新しいレベルに変更するための変更された電力を計算するステップをさらに含む実施形態32〜34のいずれか一項に記載の方法。
36.ΔPUCCH_MIMOは、選択されたMIMOモードに応じて、WTRUに固有である実施形態32〜35のいずれか一項に記載の方法。
37.ΔPUCCH_MIMOは、少なくとも1つの上位層によって提供される実施形態32〜36のいずれか一項に記載の方法。
38.ΔPUCCH_MIMOは、LUT(ルックアップテーブル)によって決定される実施形態32〜37のいずれか一項に記載の方法。
39.ΔPUCCH_MIMOは、準静的シグナリングを介して少なくとも1つの上位層から信号で送られる実施形態32〜38のいずれか一項に記載の方法。
40.Δ1およびΔ2はそれぞれ3dBおよび6dBである実施形態32〜39のいずれか一項に記載の方法。
41.Δ5およびΔ6は0dBである実施形態32〜40のいずれか一項に記載の方法。
42.0≦Δ5<3dB、0≦Δ6<3dBである実施形態32〜41のいずれか一項に記載の方法。
43.LUTは、WTRUおよび複数の他のWTRUについて同じであり、ブロードキャストされる実施形態32〜42のいずれか一項に記載の方法。
44.eNB(発展型ネットワークノード)は、WTRUにΔPUCCH_MIMOの値を信号で送り、値はWTRUに固有である実施形態32〜43のいずれか一項に記載の方法。
45.eNBは、専用のシグナリングを介してΔPUCCH_MIMOの値を信号で送る実施形態32〜44のいずれか一項に記載の方法。
46.ΔPUCCH_MIMOの値はPO_PUCCHに吸収される実施形態32〜45のいずれか一項に記載の方法。
47.次いで、算出された変更電力は、PUCCH送信の電力を変更するために、アクティブであるWTRUの複数のアンテナ間に均一に分散され得る実施形態32〜46のいずれか一項に記載の方法。
48.複数の可能なUL MIMOモードから動作させるべきMIMOモードを選択するステップを含む、複数のアンテナを有し、UL(アップリンク)MIMO(多入力多出力)モードで動作するWTRU(無線送受信ユニット)のためのSRS(サウンディング基準信号)送信のための強化された電力制御方法。
49.SRS送信の電力を新しいレベルに変更するステップであって、新しいレベルは選択されたMIMOモードに少なくとも一部分依存する、ステップをさらに含む実施形態48に記載の方法。
50.SRS送信のWTRU送信電力、PSRSを変更するステップをさらに含む実施形態48〜49のいずれか一項に記載の方法。
51.PSRS_OFFSETは、上位層によって準静的に構成されるWTRUに固有のパラメータである実施形態48〜50のいずれか一項に記載の方法。
52.MSRS(i,n)は、RB(無線搬送波)の数に関してサブフレームiのn番目のアンテナポート上のSRS送信のBW(帯域幅)である実施形態48〜51のいずれか一項に記載の方法。
53.PO_PUSCH(j)の場合、jは、送信モードおよびMIMOモードを表す実施形態48〜52のいずれか一項に記載の方法。
54.ΔSRS_MIMOは、SRS MIMOオフセットパラメータであり、オフセットは、WTRUのPUSCH(物理アップリンク共通チャネル)送信に使用されるMIMOモードとSRS送信に使用されるMIMOモードとの間のMIMO利得差を表す実施形態48〜53のいずれか一項に記載の方法。
55.eNBは、WTRUにΔPUCCH_MIMOの値を信号で送り、値はWTRUに固有である実施形態48〜54のいずれか一項に記載の方法。
56.eNBは、上位層を介してWTRUに信号を送って、SRS送信についてTDM(時分割多重化)モードに切り替える実施形態48〜55のいずれか一項に記載の方法。
57.複数のアンテナのうちの少なくとも2つの上の同時のSRS送信のために必要な送信電力の合計はPmaxを超える実施形態48〜56のいずれか一項に記載の方法。
58.個々のSRS送信の送信電力は、最大電力の制約を満たすために、均一に低減される実施形態48〜57のいずれか一項に記載の方法。
59.Pmaxは、PA(パワーアンプ)ごとに定義され、合計最大WTRU送信電力は、Pmax(dB)=Pmax−10xlog10(Npa)となるように、複数のPA間に均一に分散され、Npaは、所与のSRSサブフレームにおけるWTRUでのアクティブなPAの数である実施形態48〜58のいずれか一項に記載の方法。
60.SRSはプリコーディングされる実施形態48〜58のいずれか一項に記載の方法。
61.複数のアンテナのそれぞれのRSRP(基準信号受信電力)を測定するステップを含む、複数のアンテナを有し、そのうちの少なくとも2つはWTRUのアップリンクMIMOモードで送信するように構成された送信アンテナである、WTRUのための電力制御方法。
62.測定されたRSRPに基づいてそれぞれの送信アンテナごとにAGI(アンテナ利得アンバランス)を推定するステップをさらに含む実施形態61に記載の方法。
63.各送信アンテナを、推定されたAGIに基づくAGI倍率によって変倍するステップをさらに含む実施形態61〜62のいずれか一項に記載の方法。
64.推定されたAGIは、基準送信アンテナに対して変倍された相対的なAGIによって表される実施形態61〜63のいずれか一項に記載の方法。
65.AGIはWTRUにおいて個々の送信アンテナ上のeNBによって推定され、eNBはLIまたは上位層を介してWTRUのAGI補償率を提供する実施形態61〜64のいずれか一項に記載の方法。
66.AGI補償倍率β(i)は、eNBによって決定され、次いでRRCシグナリングを介してWTRUに信号で送られる実施形態61〜65のいずれか一項に記載の方法。
67.それぞれの送信アンテナごとの推定されたAGIを閾値と比較して、それぞれの送信アンテナが有するAGIが低すぎるかどうかを決定するステップをさらに含む実施形態61〜66のいずれか一項に記載の方法。
68.閾値未満のAGIを有するアンテナごとに、送信アンテナをオフにすること、または送信アンテナにフォールバック操作モードに後退させることのうちの1つを実行するステップをさらに含む実施形態61〜67のいずれか一項に記載の方法。
69.フォールバック操作モードは、PVS(プリコーディングベクトル切替)、CDD(巡回遅延ダイバーシティ)、またはシングルアンテナポート送信のうちの任意の1つである実施形態61〜68のいずれか一項に記載の方法。
特徴および要素が特定の組み合わせで上述されているが、各特徴または要素は単独で、または他の特徴および要素との組み合わせで使用され得ることを当業者であれば理解されよう。さらに、本明細書に記載されている方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアに実装され得る。コンピュータ可読媒体の例には、電子信号(有線または無線接続を介して送信される)およびコンピュータ可読記憶媒体などがある。それだけには限定されないが、コンピュータ可読記憶媒体の例には、ROM(読み取り専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体記憶装置、例えば内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、および例えばCD−ROMディスクやDVD(デジタル多用途ディスク)などの光学式媒体などがある。ソフトウェアに関連したプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータに使用される無線周波トランシーバを実装するために使用され得る。

Claims (12)

  1. 複数のアンテナを有する無線送受信ユニット(WTRU)の電力制御方法であって、
    複数の多入力多出力(MIMO)モードから選択されたアップリンク(UL)MIMOモードを受信するステップと、
    少なくとも前記UL MIMOモードに基づいて、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信電力を決定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記UL MIMOモードに対応するMIMOオフセットを決定するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記PUCCH送信電力を前記複数のアンテナの間で分配するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記複数のアンテナは、アクティブな送信アンテナであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記MIMOオフセットは、ルックアップテーブルによって決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 少なくとも前記UL MIMOモードに基づいて、サウンディング基準信号(SRS)送信電力を決定するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 予め定められたイベントのためにUL MIMOモードにフォールバックするステップと、
    ロングタームエボリューション(long term evolution)リリース8の電力制御方法を使用して送信電力を決定するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 複数のアンテナを有する無線送受信ユニット(WTRU)の電力制御方法であって、
    複数の多入力多出力(MIMO)モードから選択されたアップリンク(UL)MIMOモードを受信するステップと、
    少なくとも前記UL MIMOモードに基づいて、サウンディング基準信号(SRS)送信電力を決定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記UL MIMOモードに基づいてPSRS_OFFSET,cを受信するステップであって、前記PSRS_OFFSET,cは、サービングセルcについてのSRS MIMOオフセットを含む、ステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)に対するUL MIMOモードとSRSに対するMIMOモードとに基づいてSRS MIMOオフセットを決定するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 同時のSRS送信のためにSRS送信電力を調整するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  12. 無線送受信ユニットであって、
    複数の多入力多出力(MIMO)モードから選択されたアップリンク(UL)MIMOモードを受信するように構成された受信機と、
    少なくとも前記UL MIMOモードに基づいて、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信電力を決定するように構成されたプロセッサと
    を備えことを特徴とする無線送受信ユニット。
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