JP5555215B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents
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図1に示すように、エアシリンダ11の外郭を形成する直方体のシリンダボディ12内には、シリンダとしての二つの貫通孔13,14がシリンダボディ12の軸方向に沿って互いに平行に延びるように形成されている。各貫通孔13,14の一端(図1の右端)はヘッドカバー15,16が固設されることにより閉塞されるとともに、他端(図1の左端)の内側にはエンドカバー17,18が固設されることにより閉塞される。
ピストンロッド29,30がシリンダボディ12から突出されている状態において、まず、供給源から第3スピードコントローラ53の第3分岐流路53c及び第3絞り流路53aを介して第3給排孔12cから第2圧力作用室25bに空気が供給される。また、供給源から第4スピードコントローラ54の第4分岐流路54c及び第4絞り流路54aを介して第4給排孔12dから第4圧力作用室26bに空気が供給される。すると、第2圧力作用室25b及び第4圧力作用室26bに供給された空気により両ピストン27,28が押圧されてヘッドカバー15,16に向けて移動するとともに、ピストンロッド29,30がシリンダボディ12に没入する方向へ移動する。
(1)ピストン27,28の往復方向においてピストン27,28の外周側面には、径方向外側へ突出する突出部42,43が設けられ、当該突出部42,43にピストンロッド29,30の基端が固定され、当該突出部42,43の移動に応じてピストンロッド29,30が移動するように構成した。これによれば、貫通孔13,14の内径(すなわち、シリンダ内径又はピストン27,28の外径)にかかわらず、突出部42,43の長さ及び取り付け位置を変更することにより、ピストン27,28の外径よりも外側においてピストンロッド29,30の位置を自由に設定することができる。従って、ピストン27,28の推進力を維持しつつ、ピストンロッド29,30の配置を任意にすることができ、例えば、突出部42,43の長さ及び取り付け位置を変更することにより、ピストン27,28の外径よりも壁側に近い距離にピストンロッド29,30を配置することもできる。このため、エアシリンダ11の設計が容易に行うことができる。
・上記実施形態において、スピードコントローラは、上記のような構成にする必要はなく、任意に変更しても良い。
・上記実施形態において、スピードコントローラ51,52,53,54は、シリンダボディ12に対して外付けされていたが、これに限らず、シリンダボディ12に内蔵されていてもよい。
・上記実施形態において、突出部42,43を収容する収容部を形成する際、貫通孔13,14の貫通方向と直交する方向(図1において矢印方向)を貫通させて、収容部を形成しても良い。このように収容部を形成したとしても、収容部は、貫通孔13,14の長手方向(貫通方向)において、ピストン27,28が移動したとしても常に第1シール部材32,33及び第2シール部材34,35の間に位置するように配置される。このため、第1圧力作用室25a,第2圧力作用室25b、第3圧力作用室26a、第4圧力作用室26bは、第1シール部材32,33及び第2シール部材34,35により常にシールすることができる。そして、このように形成する場合、容易に収容部を形成することができる。
・上記実施形態では、ピストン27,28の側面にそれぞれ1つずつ突出部42,43を設け、当該突出部42,43に1つずつピストンロッド29,30を固定させた。この別例として、図6に示すように、ピストンの側面に、外径方向へ突出する突出部を複数設け、当該突出部にそれぞれピストンロッドの基端を固定しても良い。例えば、図6(a)に示すように、ピストン200の180度反対側に1つずつ、合計2箇所に突出部201,202を設け、それぞれピストンロッド203,204を固定しても良い。また、図6(b)に示すように、ピストン300の120度ずつ離れた位置に1つずつ、合計3箇所に突出部301,302,303を設け、それぞれピストンロッド304,305,306を固定しても良い。また、図6(c)に示すように、ピストン400の180度離れた位置に1つずつ、合計2箇所に突出部401,402を設け、一方の突出部401には、ピストンロッド403を1つ固定し、他方の突出部402にはピストンロッド404,405を2つ固定しても良い。これにより、1つのピストン400の駆動により、複数のピストンロッド403〜405を効率的に作動させることができる。ピストンロッド403〜405間の距離を任意に設定することもできる。
(イ)ピストンの往復方向において、シリンダの側面には、ピストンから突出形成された突出部が収容されると共に、ピストンの移動に伴って突出部の移動を許容する収容部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の流体圧シリンダ。
(ハ)ピストンの往復方向において、ピストン外周面の両端部には、シリンダの内径と密接してシリンダ内の領域を区切るようにシールするシール部材がそれぞれ備えられ、ピストンの往復方向において、前記収容部の大きさは、両端のシール部材の間に収まる大きさであることを特徴とする技術的思想(イ)又は(ロ)に記載の流体圧シリンダ。
Claims (3)
- シリンダ内にて往復運動可能に収容されたピストンと、
ピストンと係合することにより、ピストンと共に往復運動すると共に、先端がシリンダボディから突出するように配置されるピストンロッドとを有する流体圧シリンダにおいて、
前記ピストンの往復方向において前記ピストンの側面には、外側へ突出する突出部が設けられ、当該突出部にピストンロッドの基端が係合され、当該突出部の移動に応じてピストンロッドが移動することを特徴とする流体圧シリンダ。 - シリンダボディに複数のシリンダが設けられ、
前記ピストンの往復方向において各ピストンの側面には、それぞれ外側へ突出する突出部が設けられ、当該突出部にそれぞれピストンロッドの基端が係合され、
前記突出部におけるピストンロッドの係合位置の間隔が、シリンダ内径よりも短い間隔となるように設定されたことを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。 - 前記ピストンの側面には、外側へ突出する突出部が複数設けられ、
当該突出部にそれぞれピストンロッドの基端が係合されることを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
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JP2011225115A JP5555215B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011225115A JP5555215B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 流体圧シリンダ |
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JP5555215B2 true JP5555215B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=48528716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011225115A Active JP5555215B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
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2011
- 2011-10-12 JP JP2011225115A patent/JP5555215B2/ja active Active
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