JP5554301B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来、室内を複数のエリアに分割し、赤外線検出型のセンサやカメラ等を用いて人体を検出したエリアに対して空調を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許第4589371号公報
しかしながら、上記従来技術では、実際に空気調和機がどのような空調を行っているか、つまり、空気調和機が空調を行っている室内空間の空調制御の状況をユーザが知ることができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空気調和機が空調を行っている室内空間の空調制御の状況をユーザに報知することができる空気調和機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる空気調和機は、空調対象とする室内空間の空調を行う室内機と、前記室内機に制御指令を送信するリモコンとを備えた空気調和機であって、前記リモコンは、前記室内機への前記制御指令を送信すると共に、前記室内機からの前記室内空間における空調制御の状況を示す表示情報を受信し、前記表示情報に基づいて空調制御状況表示画面を生成して表示し、前記室内機は、前記制御指令を受信する信号受信手段と、前記室内空間の空間情報を取り込むセンサと、前記空間情報に基づいて前記室内空間の環境温度分布を検出し、環境温度情報として生成する環境温度検出手段と、前記空間情報に基づいて前記室内空間に存在する各物体の位置を検出し、物体情報として生成する物体位置検出手段と、前記制御指令に基づいて、前記室内空間の空調制御を実施すると共に、当該空調制御の実施状態に関する空調制御情報を生成する空調制御手段と、前記環境温度情報前記空調制御情報および前記物体情報を前記表示情報として出力する表示情報出力制御手段と、前記表示情報を前記リモコンに送信する信号送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、空気調和機が空調を行っている室内空間の空調制御の状況をユーザに報知することが可能となる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる空気調和機の外観の一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる空気調和機の一構成例を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる空気調和機の室内機が壁面に設置された室内空間の一表示例を示す図である。 図4は、空気調和機の室内機の背面側から見た室内空間の表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる空気調和機について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかる空気調和機の室内機の外観の一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態にかかる空気調和機の室内機100の前面には、空調対象とする室内空間の情報である空間情報を検出するセンサとして画像入力手段2が設置されている。なお、図1に示す例では、室内機100の前面中央に画像入力手段2を設けているが、画像入力手段2の設置位置はこれに限らず、室内機100の前面端や、側面あるいは下面に設置してもよい。
図2は、実施の形態にかかる空気調和機の一構成例を示す図である。図2に示すように、実施の形態にかかる空気調和機は、リモコン1、上述した画像入力手段2、画像処理手段3、信号受信手段4、空調制御手段6、表示情報出力制御手段7、および信号送信手段8を備えている。画像入力手段2としては、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを用いたCCDカメラ21および赤外線センサを用いた赤外線カメラ22を備えている。なお、画像入力手段2としては、例えば、複数の焦電センサやサーモパイルセンサなどの赤外線センサ、電波や超音波などの反射により形状認識するセンサであってもよい。また、画像処理手段3は、人体位置検出手段31、物体位置検出手段32および環境温度検出手段33を備えている。
リモコン1は、赤外線や電波等による無線通信を行うコントローラであり、ユーザの操作により実施の形態にかかる空気調和機の室内機100への制御指令を室内機100の信号受信手段4に送信すると共に、室内機100が空調を行っている室内空間における空調制御の状況を示す表示情報を室内機100の信号送信手段8から受信し、その表示情報に基づいて、室内空間における空調制御状況表示画面を生成して表示する機能を有している。なお、リモコン1としては、例えば、一般的なリモコンよりも表示可能な情報量が多いタブレット型の情報端末やスマートフォン等を用いてもよい。
CCDカメラ21は、空気調和機の空調対象とする室内空間の画像を取り込む。また、赤外線カメラ22は、室内空間の対象物から放射される赤外線をとらえ、室内空間の環境温度分布を示す熱画像を取り込む。これらの画像および熱画像を、以下「空間情報」という。
人体位置検出手段31は、空間情報に基づいて室内空間における人体の位置を検出し、人体情報として生成する。なお、人体の検出手法については、ここでは説明を省略するが、この人体検出手法により本発明が限定されるものではない。
物体位置検出手段32は、空間情報に基づいて室内空間に配置されると想定される各物体(例えば、床、壁、窓、テーブル、椅子、ソファ、テレビ等)の位置を検出し、物体情報として生成する。なお、物体の検出手法については、ここでは説明を省略するが、この物体検出手法により本発明が限定されるものではない。
環境温度検出手段33は、空間情報に基づいて室内空間の環境温度分布を検出し、環境温度情報として生成する。
信号受信手段4は、リモコン1から送信された制御指令を受信して空調制御手段6に出力する。
空調制御手段6は、リモコン1から信号受信手段4を介して入力された制御指令、人体位置検出手段31から入力された人体情報、物体位置検出手段32から入力された物体情報、および環境温度検出手段33から入力された環境温度情報に基づいて、空調対象とする室内空間の空調制御を実施すると共に、空調制御の実施状態に関する空調制御情報を生成する。この空調制御情報には、例えば、風向、風量、吹き出し風の温度等の情報が含まれる。
表示情報出力制御手段7は、人体情報、物体情報、環境温度情報、および空調制御情報を、リモコン1に送信する各表示情報として出力する。
信号送信手段8は、表示信号処理手段7から入力された各表示情報をリモコン1に送信する。
つぎに、実施の形態にかかる空気調和機において空調対象とする室内空間の空調制御状況の報知動作について説明する。一般に、リモコンと室内機との間の通信速度は遅いため、リモコンに送信するデータ量が多いと送信に時間がかかる。また、リモコンの表示部に用いられる液晶パネルの解像度も粗いため、表示可能な情報量も限られる。本実施の形態では、リモコン1に送信する表示情報のデータ量を低減しつつ、優先度の高い情報を優先してリモコン1に送信することにより、効率良く空調制御の状況をユーザに報知することを可能とする。なお、例えば、リモコン1としてタブレット型の情報端末やスマートフォン等を用いた場合でも、表示スピードが速くなる、リアル感がなく見られている感がない、といった効果が得られる。
図3は、実施の形態にかかる空気調和機が壁面に設置された室内空間の一表示例を示す図である。図3に示す例では、実施の形態にかかる空気調和機が空調対象とする室内空間を、縦方向2区画、横方向3区画の6つのエリアA〜Fに分割した例を示している。本実施の形態では、表示情報出力制御手段7は、この各エリア毎に表示情報を生成して、リモコン1に送信する。なお、このエリア数はこれに限らず、さらに多くのエリアに分割されていてもよいし、縦一列、あるいは横一列に分割されていてもよい。また、環境温度情報は、各エリア毎にさらに細分化された区画(図3に示す例では、エリアEを縦方向3区画、横方向3区画の9つ(E1〜E9)に分割)毎の環境温度が含まれる。なお、これら各エリアおよび各エリア内の細分化された区画は、室内機100とリモコン1とで共通して認識している。
表示情報出力制御手段7は、上述した各エリアA〜F毎に各表示情報を順次出力し、リモコン1は、各表示情報を受信する毎に、各エリアA〜F毎に空調制御状況表示画面を生成して表示する。このようにすれば、リモコン1は、各表示情報を受信したエリアから順次空調制御状況表示画面を生成して表示することができるので、例えば、優先度の高いエリアの表示情報を優先度の低いエリアの表示情報よりも先に出力することにより、優先度の高いエリアの空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
ここで、優先度の高いエリアとは、例えば、リモコン1を操作するユーザの存在するエリア、つまり、人体の存在するエリア(以下、「人体検出エリア」という)である。したがって、本実施の形態では、表示情報出力制御手段7は、人体位置検出手段31から入力された人体情報に基づいて、人体の存在しないエリア(以下、「人体未検出エリア」という)の表示情報よりも人体検出エリアの表示情報を優先して出力する。このようにすれば、人体検出エリアの空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。また、複数の人体検出エリアが存在する場合には、人体の滞留時間が長いエリアを優先するようにしてもよい。
また、上述したように、環境温度情報には、各エリア毎にさらに細分化された区画(図3に示す例では、エリアEにおいて9つ(E1〜E9)に分割された区画)毎の環境温度が含まれるが、本実施の形態では、人体未検出エリアについては、環境温度情報のデータ量を間引く、つまり、例えば、エリア内の各区画の環境温度の平均値、あるいは代表値(例えば、中心区画(図3に示す例ではE4)の環境温度)をそのエリアの環境温度情報として出力する。このようにすれば、人体未検出エリアの環境温度情報のデータ量を低減することができ、空調対象とする室内空間全体の空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、人体および空調対象とする室内空間に配置されると想定される各物体(例えば、床、壁、窓、テーブル、椅子、ソファ、テレビ等)の認識コードを設定し、リモコン1に人体および各物体の認識コードに対応したアイコンを登録しておく。そして、人体位置検出手段31は、室内空間における人体の中心座標を検出して、人体の認識コードと共に人体情報として生成し、物体位置検出手段32は、室内空間における各物体の中心座標を検出して、各物体の認識コードと共に物体情報として生成し、リモコン1は、各認識コードに対応したアイコンを用いて空調制御状況表示画面を表示する。このようにすれば、人体情報および物体情報のデータ量を低減することができ、各エリア毎の空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。また、例えば、リモコン1として一般的なリモコンよりも表示可能な情報量が多いタブレット型の情報端末やスマートフォン等を用いる場合には、人体位置検出手段31および物体位置検出手段32は、空間情報に含まれる人体あるいは各物体の画像をエッジ処理、あるいは3Dポリゴン化して人体情報あるいは物体情報として生成するようにしてもよい。
また、各表示情報を出力する際に、人体情報を優先して出力し、その後、物体情報、環境温度情報、および空調制御情報を出力するようにすることも考えられる。このようにすれば、優先度の高い人体情報を反映した空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
また、現時点から所定時間前までの人体情報を出力することにより、ユーザの足跡軌跡や足跡軌跡に応じたグリッド線等を含む人体の移動履歴を表示させるようにすることも可能であるが、この場合は、人体を検出する毎に人体情報を出力する必要があるため、表示情報のデータ量が増加する。したがって、本実施の形態では、表示情報出力制御手段7は、人体情報に基づいて、所定時間内における各エリア毎の人体位置検出回数を累積し重み付けしてユーザの足跡軌跡情報や足跡軌跡情報に応じたグリッド線情報等を含む移動履歴情報を生成し、その移動履歴情報を表示情報として出力する。このようにすれば、表示情報のデータ量の増加を抑制しつつ、ユーザの足跡軌跡や足跡軌跡に応じたグリッド線等を含む人体の移動履歴を表示させるようにすることができる。
つぎに、各表示情報を出力するタイミングについて説明する。本実施の形態では、表示情報を出力するタイミングに応じて、リモコン1に出力する表示情報を選択し、必要最小限のデータ量の表示情報を出力する。
表示情報を出力するタイミングとしては、まず、空気調和機の起動時がある。空気調和機の起動時において、表示情報出力制御手段7は、空調対象とする室内空間の全エリアに対して、人体情報、物体情報、環境温度情報、および空調制御情報を表示情報として出力する。
また、空調対象とする室内空間の全エリアが人体未検出エリアであり、且つ、物体情報が所定時間変化していない場合に、表示情報出力制御手段7は、物体情報を表示情報として出力する。これにより、精度の高い物体情報を用いて空調制御状況表示画面の背景を生成することができる。
また、リモコン1から制御指令を受信した場合には、表示情報出力制御手段7は、人体検出エリアに対して、人体情報、環境温度情報、および空調制御情報を表示情報として出力する。
また、あるエリアにおいて人体情報、環境温度情報、および空調制御情報のうち少なくとも1つに変化が生じた場合には、表示情報出力制御手段7は、そのエリアにおいて変化が生じた人体情報、環境温度情報、あるいは空調制御情報を表示情報として出力する。
また、リモコン1に任意のエリアを指定して表示情報の送信を要求する機能を持たせることも考えられる。この場合、リモコン1から任意のエリアに対する表示情報の送信を要求されると、表示情報出力制御手段7は、指定されたエリアの表示情報を出力する。このようにすれば、例えば、通信エラー等が生じて室内空間に存在する物体がリモコン1に表示されていない場合でも、本来その物体が表示されるエリアを指定して、そのエリアに対する表示情報の再送信を要求することにより、リモコン1の表示を修正することができる。
また、リモコン1に任意の人体を指定して表示情報の送信を要求する機能を持たせることも考えられる。この場合、リモコン1から任意の人体に対する表示情報の送信を要求されると、表示情報出力制御手段7は、指定された人体に対応する表示情報を出力する。
また、リモコン1に任意の物体を指定して表示情報の送信を要求する機能を持たせることも考えられる。この場合、リモコン1から任意の物体に対する表示情報の送信を要求されると、表示情報出力制御手段7は、指定された物体に対応する表示情報を出力する。この場合には、例えば、指定された物体の表面温度や風当たり感等を表示情報として出力すればよい。
なお、物体情報を表示情報として出力する状況としては、上述したように、空気調和機の起動時と、人体情報および物体情報が所定時間変化していない場合とに限られる。つまり、リモコン1から制御指令を受信した場合、また、リモコン1から任意のエリア、人体、あるいは物体に対する表示情報の送信を要求された場合には、物体情報を出力しないため、表示情報のデータ量を削減することができる。
以上説明したように、実施の形態の空気調和機によれば、空気調和機の空調対象とする室内空間の環境温度分布を示す熱画像を空間情報として取り込み、その空間情報に基づいて室内空間の環境温度情報を生成し、リモコンからの制御指令および環境温度情報に基づいて室内空間の空調制御を実施すると共に、空調制御の実施状態に関する空調制御情報を生成し、室内空間における空調制御の状況を示す表示情報として環境温度情報および空調制御情報をリモコンに送信し、室内空間の環境温度情報および空調制御情報を反映させた空調制御状況表示画面を表示させるようにしたので、空気調和機が空調を行っている室内空間の空調制御の状況をユーザに報知することが可能となる。
また、室内空間の画像を空間情報として取り込み、その空間情報に基づいて室内空間における人体の位置を検出して人体情報を生成し、空間情報に基づいて室内空間に存在する人体を検出して人体情報を生成し、表示情報としてリモコンに送信して、室内空間における人体情報を反映させた空調制御状況表示画面を表示させるようにしたので、室内空間における人体の位置に応じた室内空間の空調制御の状況をユーザに報知することができる。
また、空間情報に基づいて室内空間に存在する各物体の位置を検出して物体情報を生成し、表示情報としてリモコンに送信して、室内空間の物体情報を反映させた空調制御状況表示画面を表示させるようにしたので、室内空間に存在する各物体の配置を含めた室内空間の空調制御の状況をユーザに報知することができる。
また、空調対象とする室内空間を複数のエリアに分割し、各エリア毎に各表示情報を順次リモコンに送信することにより、各表示情報を受信したエリアから順次空調制御状況表示画面を生成して表示することができる。したがって、優先度の高いエリアの表示情報を優先度の低いエリアの表示情報よりも先に出力することにより、優先度の高いエリアの空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
また、人体情報に基づいて、各エリア毎に人体の存在する人体検出エリアであるか否かを判定し、人体の存在しない人体未検出エリアの表示情報よりも人体検出エリアの表示情報を優先して生成するようにしたので、優先度の高い人体検出エリアの空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
また、人体未検出エリアの環境温度情報のデータ量を間引いて出力することにより、人体未検出エリアの環境温度情報のデータ量を低減することができ、空調対象とする室内空間全体の空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
さらに、人体および空調対象とする室内空間に配置されると想定される各物体の認識コードを設定し、リモコンに人体および各物体の認識コードに対応したアイコンを登録しておき、室内空間における人体の中心座標を検出して、人体の認識コードと共に人体情報として生成し、室内空間における各物体の中心座標を検出して、各物体の認識コードと共に物体情報として生成し、各認識コードに対応したアイコンを用いて空調制御状況表示画面を表示することにより、人体情報および物体情報のデータ量を低減することができ、各エリア毎の空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
また、各表示情報を出力する際に、人体情報を優先して出力し、その後、物体情報、環境温度情報、および空調制御情報を出力するようにすることにより、優先度の高い人体情報を反映した空調制御状況表示画面を表示するまでの時間を短縮することができる。
また、人体情報に基づいて、所定時間内における各エリア毎の人体位置検出回数を累積し重み付けしてユーザの足跡軌跡情報や足跡軌跡情報に応じたグリッド線情報等を含む移動履歴情報を生成し、その移動履歴情報を表示情報として出力することにより、表示情報のデータ量の増加を抑制しつつ、ユーザの足跡軌跡や足跡軌跡に応じたグリッド線等を含む人体の移動履歴を表示させることができる。
また、表示情報を生成するタイミングに応じて、リモコンに出力する表示情報を選択することにより、表示情報を生成するタイミングに応じた必要最小限のデータ量の表示情報を出力することができる。
また、空調対象とする室内空間の全エリアが人体未検出エリアであり、且つ、物体情報が所定時間変化していない場合に、物体情報を表示情報として出力することにより、精度の高い物体情報を用いて空調制御状況表示画面の背景を生成することができる。
また、物体情報を出力するタイミングとしては、空気調和機の起動時と、空調対象とする室内空間の全エリアが人体未検出エリアであり、且つ、物体情報が所定時間変化していない場合とに限られ、物体情報を出力する頻度を抑制することができる。
また、リモコンに送信する表示情報のデータ量を低減しつつ、優先度の高い情報を優先してリモコンに送信するようにしたので、リモコンとしてタブレット型の情報端末やスマートフォン等を用いた場合でも、表示スピードが速くなる、リアル感がなく見られている感がない、といった効果が得られる。
なお、上述した実施の形態では、一表示例としてユーザ側から室内機側を見た一表示例を示したが(図3参照)、一般的なリモコンよりも表示可能な情報量が多いタブレット型の情報端末やスマートフォン等をリモコンとして用いる場合には、任意の視点における空調制御状況表示画面を生成するようにすることも可能である。図4は、室内機の背面側から見た室内空間の表示例を示す図である。
タブレット型の情報端末やスマートフォン等を用いた場合、一般的なリモコンよりも表示可能な情報量が多いため、ユーザがより認識し易い表示を行うことができる。また、タッチパネルを備えている場合には、空調制御状況表示画面上でエリア、人体、あるいは物体を指定することが可能となる。さらに、例えば、表示情報を一般的な画像データフォーマットとして送信すれば、情報端末側では複雑なアプリケーションを作成することなく受信した画像データをそのまま表示することができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
1 リモコン
2 画像入力手段(センサ)
3 画像処理手段
4 信号受信手段
6 空調制御手段
7 表示情報出力制御手段
8 信号送信手段
21 CCDカメラ(画像入力手段)
22 赤外線カメラ(画像入力手段)
31 人体位置検出手段
32 物体位置検出手段
33 環境温度検出手段
100 室内機

Claims (25)

  1. 空調対象とする室内空間の空調を行う室内機と、前記室内機に制御指令を送信するリモコンとを備えた空気調和機であって、
    前記リモコンは、
    前記室内機への前記制御指令を送信すると共に、前記室内機からの前記室内空間における空調制御の状況を示す表示情報を受信し、前記表示情報に基づいて空調制御状況表示画面を生成して表示し、
    前記室内機は、
    前記制御指令を受信する信号受信手段と、
    前記室内空間の空間情報を取り込むセンサと、
    前記空間情報に基づいて前記室内空間の環境温度分布を検出し、環境温度情報として生成する環境温度検出手段と、
    前記空間情報に基づいて前記室内空間に存在する各物体の位置を検出し、物体情報として生成する物体位置検出手段と、
    前記制御指令に基づいて、前記室内空間の空調制御を実施すると共に、当該空調制御の実施状態に関する空調制御情報を生成する空調制御手段と、
    前記環境温度情報前記空調制御情報および前記物体情報を前記表示情報として出力する表示情報出力制御手段と、
    前記表示情報を前記リモコンに送信する信号送信手段と、
    を備える
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記室内空間は、前記室内機と前記リモコンとで共通して認識した複数のエリアに分割され、
    前記表示情報出力制御手段は、前記エリア毎に前記表示情報を順次出力し、
    前記リモコンは、前記エリア毎に前記空調制御状況表示画面を生成して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記物体位置検出手段は、前記室内空間における前記各物体の位置と共に前記各物体の認識コードを前記物体情報として生成し、
    前記リモコンは、あらかじめ前記各物体の認識コードに対応した前記各物体を示すアイコンが登録され、当該アイコンを用いて前記空調制御状況表示画面を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記物体位置検出手段は、前記空間情報に基づいて、前記各物体をエッジ処理、あるいは3Dポリゴン化して、前記物体情報として生成することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記リモコンは、任意の前記エリアを指定して当該エリアに対する前記表示情報の送信を要求する機能を有し、
    前記表示情報出力制御手段は、前記リモコンから任意の前記エリアに対する前記表示情報の送信を要求された場合に、当該エリアに対応する前記表示情報を出力することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の空気調和機。
  6. 前記リモコンは、任意の前記物体を指定して当該物体に対する前記表示情報の送信を要求する機能を有し、
    前記表示情報出力制御手段は、前記リモコンから任意の前記物体に対する前記表示情報の送信を要求された場合に、当該物体に対応する前記表示情報を出力することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の空気調和機。
  7. 前記空間情報に基づいて前記室内空間における人体の位置を検出し、人体情報として生成する人体位置検出手段をさらに備え、
    前記表示情報出力制御手段は、前記人体情報を前記表示情報としてさらに出力することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記室内空間は、前記室内機と前記リモコンとで共通して認識した複数のエリアに分割され、
    前記表示情報出力制御手段は、前記エリア毎に前記表示情報を順次出力し、
    前記リモコンは、前記エリア毎に前記空調制御状況表示画面を生成して表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  9. 前記表示情報出力制御手段は、前記人体情報に基づいて、前記人体が存在しない人体未検出エリアの前記表示情報よりも前記人体が存在する人体検出エリアの前記表示情報を優先して出力することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  10. 前記表示情報出力制御手段は、複数の前記人体検出エリアが存在する場合に、前記人体の滞留時間が長い前記人体検出エリアの前記表示情報を優先して出力することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  11. 前記表示情報出力制御手段は、前記人体情報に基づいて、前記人体が存在しない人体未検出エリアの前記環境温度情報のデータ量を間引いて前記表示情報を出力することを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の空気調和機。
  12. 前記人体位置検出手段は、前記室内空間における前記人体の位置と共に前記人体の認識コードを前記人体情報として生成し、
    前記リモコンは、あらかじめ前記人体の認識コードに対応した前記人体を示すアイコンが登録され、当該アイコンを用いて前記空調制御状況表示画面を生成することを特徴とする請求項7から11のいずれか一項に記載の空気調和機。
  13. 前記物体位置検出手段は、前記室内空間における前記各物体の位置と共に前記各物体の認識コードを前記物体情報として生成し、
    前記リモコンは、あらかじめ前記各物体の認識コードに対応した前記各物体を示すアイコンが登録され、当該アイコンを用いて前記空調制御状況表示画面を生成することを特徴とする請求項7から12のいずれか一項に記載の空気調和機。
  14. 前記人体位置検出手段は、前記空間情報に基づいて、前記人体をエッジ処理、あるいは3Dポリゴン化して、前記人体情報として生成することを特徴とする請求項7から11のいずれか一項に記載の空気調和機。
  15. 前記物体位置検出手段は、前記空間情報に基づいて、前記各物体をエッジ処理、あるいは3Dポリゴン化して、前記物体情報として生成することを特徴とする請求項7から12のいずれか一項に記載の空気調和機。
  16. 前記表示情報出力制御手段は、前記表示情報を出力する際に、前記人体情報を優先して出力することを特徴とする請求項7から15のいずれか一項に記載の空気調和機。
  17. 前記表示情報出力制御手段は、前記人体情報に基づいて、所定時間内における前記エリア毎の人体位置検出回数を累積し重み付けして前記人体の足跡軌跡情報および当該足跡軌跡情報に応じたグリッド線情報を含む移動履歴情報を生成し、前記移動履歴情報を前記人体情報と共に前記表示情報として出力することを特徴とする請求項7から15のいずれか一項に記載の空気調和機。
  18. 前記表示情報出力制御手段は、前記表示情報を出力する際に、前記人体情報および前記移動履歴情報を優先して出力することを特徴とする請求項17に記載の空気調和機。
  19. 前記表示情報出力制御手段は、前記空気調和機の起動時において、前記人体情報、前記物体情報、前記環境温度情報、および前記空調制御情報を前記表示情報として出力することを特徴とする請求項7から18のいずれか一項に記載の空気調和機。
  20. 前記表示情報出力制御手段は、前記人体情報に基づいて、前記室内空間に前記人体が存在するか否かを判定し、前記人体が存在せず、且つ、物体情報が所定時間変化していない場合に、前記物体情報を前記表示情報として出力することを特徴とする請求項7から19のいずれか一項に記載の空気調和機。
  21. 前記表示情報出力制御手段は、前記制御指令を受信した場合に、前記人体が存在する人体検出エリアに対して、前記人体情報、前記環境温度情報、および前記空調制御情報を前記表示情報として出力することを特徴とする請求項8から20のいずれか一項に記載の空気調和機。
  22. 前記表示情報出力制御手段は、前記エリアにおいて前記人体情報、前記環境温度情報、および前記空調制御情報のうち少なくとも1つに変化が生じた場合に、変化した前記人体情報、前記環境温度情報、あるいは前記空調制御情報を、当該エリアに対する表示情報として出力することを特徴とする請求項8から21のいずれか一項に記載の空気調和機。
  23. 前記リモコンは、任意の前記エリアを指定して当該エリアに対する前記表示情報の送信を要求する機能を有し、
    前記表示情報出力制御手段は、前記リモコンから任意の前記エリアに対する前記表示情報の送信を要求された場合に、当該エリアに対応する前記表示情報を出力することを特徴とする請求項8から22のいずれか一項に記載の空気調和機。
  24. 前記リモコンは、任意の前記人体を指定して当該人体に対する前記表示情報の送信を要求する機能を有し、
    前記表示情報出力制御手段は、前記リモコンから任意の前記人体に対する前記表示情報の送信を要求された場合に、当該人体に対応する前記表示情報を出力することを特徴とする請求項7から23のいずれか一項に記載の空気調和機。
  25. 前記リモコンは、任意の前記物体を指定して当該物体に対する前記表示情報の送信を要求する機能を有し、
    前記表示情報出力制御手段は、前記リモコンから任意の前記物体に対する前記表示情報の送信を要求された場合に、当該物体に対応する前記表示情報を出力することを特徴とする請求項7から24のいずれか一項に記載の空気調和機。
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