JP2010097491A - 情報処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツが表示される領域のサイズによらずに、人物の動きに応じたコンテンツを表示することを課題とする。
【解決手段】ディスプレイ2a〜2dが連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域3に表示される表示対象の、仮想表示領域3における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付け、仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、ディスプレイ2a〜2dのうちの所定のディスプレイ2における、表示対象の表示位置を算出し、所定のディスプレイ2における表示位置に表示対象を表示するための表示画像を、予め記憶されている画像生成用情報を用いて生成し、所定のディスプレイ2へ表示させる、情報処理装置1a〜1dとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示を制御するための情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
従来、センサから得られた解析結果に応じて、大画面表示装置に表示された1または複数のウィンドウに表示される広告を制御する技術がある(特許文献1を参照)。また、1または複数の出力装置の画面上へ映像出力を行うにあたって、人物の動作に対してウィンドウの出力位置およびサイズの制御を行う技術があり(特許文献2を参照)、その他、人の移動に応じて広告を表示する技術および複数の表示画面を連携させてコンテンツを表示する技術がある(特許文献3から6を参照)。
特開2005−157134号公報 特開2005−157135号公報 特開2007−193292号公報 特開2001−43384号公報 特開2000−242202号公報 特開2005−215577号公報
従来、表示装置に広告等を表示する電子看板(デジタルサイネージ)の分野において、表示装置の前を移動する人の動きを検知し、この動きに応じて広告等を表示する技術や、広告等のコンテンツをより大きく表示するために、複数の表示装置を連携させてあたかも1つの画面であるかの様に表示を行う技術が提案され、また用いられている。
しかし、このような従来の技術は、サイズの上限が定まった表示領域(複数の表示装置が用いられる場合には、これら複数の表示装置によってカバーされる仮想表示領域)に対して広告等のコンテンツを表示することを前提としている。このため、想定されたサイズを超える広大な領域、例えば、ショッピングセンター内の全ての壁面をコンテンツ表示のための仮想表示領域としたいと希望したとしても、広大な領域へ表示されるコンテンツを管理および多大な数の表示装置へコンテンツを配信するサーバの負荷が過大となり、事実上そのような表示を行うことが非常に困難となるという問題を有している。
本発明は、上記した問題に鑑み、コンテンツが表示される領域のサイズによらずに、人物の動きに応じたコンテンツを表示することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するために、仮想表示領域に含まれる実表示領域の夫々において表示される表示画像を、配信された仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、夫々の実表示領域を制御する情報処理装置において生成することとした。
詳細には、本発明は、複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域に表示される、所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶する画像生成用情報記憶手段と、前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける位置情報受付手段と、前記仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出する実表示領域内表示位置算出手段と、前記所定の実表示領域における表示位置に前記所定の表示対象を表示するた
めの表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成する表示画像生成手段と、前記表示画像を、前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する表示画像出力手段と、を備える情報処理装置である。
本発明に係る情報処理装置は、仮想表示領域を構成する複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域に表示される表示画像を制御する。ここで、仮想表示領域とは、複数の実表示領域が連結されることで構成される表示領域であって、この表示領域を閲覧する人物に、全体として1つの連続した表示領域として認識される表示領域である。仮想表示領域には、実際に画像が表示される実表示領域の他、実際には画像が表示されないが、仮想表示領域を閲覧する人物の想像力によって補完されて認識される領域が含まれてもよい。即ち、複数の実表示領域が仮想表示領域の全体をカバーしていないような場合でも、仮想表示領域に表示したい画像のうち実表示領域に相当する部分を表示することで、実表示領域によってカバーされていない部分に表示されるべき画像を閲覧者の想像力によって補完させることが出来る。
ここで、表示領域に表示される所定の表示対象は、表示領域に画像として表示される何らかの表示対象であり、その表示内容は限定されるものではない。例えば、複数の実表示領域が連結されることで構成される大きな仮想表示領域に、所定の表示対象として、広告や略実物大の動物を表示させることが考えられる。また、所定の表示対象の画像を生成するために予め情報処理装置に保持されている画像生成用情報は、二次元画像表示用のデータであってもよいし、三次元画像表示用のデータであってもよい。より具体的には、ビットマップ形式の画像生成用情報の他、ベクトル形式の画像生成用情報やポリゴン形式の画像生成用情報等であってもよい。また、所定の表示対象の画像がアニメーション表示される画像である場合、画像生成用情報には、アニメーション表示のための情報も含まれる。
仮想表示領域内表示位置情報は、仮想表示領域における画像の表示位置を示す情報である。このような情報が配信され、情報処理装置はこのような仮想表示領域内表示位置情報を受信することで、仮想表示領域の一部である所定の実表示領域に、何れの表示対象を、または表示対象の何れの部分を表示すればよいか算出することができる。ここでは、仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、情報処理装置が管理する表示領域における、所定の表示対象の表示位置が算出される。
ここで、本発明に係る情報処理装置は、前記所定の実表示領域の前記仮想表示領域における位置を示す領域位置情報を予め記憶する領域位置情報記憶手段を更に備え、前記実表示領域内表示位置算出手段は、前記仮想表示領域内表示位置情報および前記領域位置情報に基づいて、前記所定の実表示領域における前記所定の表示対象の表示位置を算出してもよい。
仮想表示領域における表示位置が特定されているため、この仮想表示領域内表示位置情報と仮想表示領域内における実表示領域の位置との関係から、この仮想表示領域に含まれる実表示領域における表示対象の表示位置を算出することが出来る。
本発明によれば、複数の実表示領域を連結して一の仮想表示領域を構成する場合であっても、従来、サーバがコンテンツを一括処理および分割して各表示装置へ配信することで実表示領域間における表示内容を連係させていたところ、予め各実表示領域を管理する個々の情報処理装置に表示画像生成用の画像生成用情報を保持させ、配信された仮想表示領域における表示位置に基づいて個々の情報処理装置が、自己が管理する実表示領域へ表示する画像を生成することで、実表示領域間における表示内容を連係させることが可能である。
なお、各情報処理装置へ配信される仮想表示領域内表示位置情報は同一の情報であるため、同報配信やマルチキャストの技術を用いることで通信量を更に削減することも可能である。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出する位置検出手段と、前記人物に関する位置に基づいて、前記所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する仮想表示領域内表示位置決定手段と、前記仮想表示領域内表示位置を、サーバ装置へ送信する仮想表示領域内表示位置送信手段と、を更に備え、前記位置情報受付手段は、前記サーバ装置から、前記仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付けてもよい。
仮想表示領域を閲覧する人物に関する位置と、所定の表示対象の表示位置との間に何らかの関連性を持たせることで、人物の動きに応じた表示を行うことが可能となる。ここで、位置検出手段は、人の移動に応じた表示のために必要な、仮想表示領域の閲覧者となる人物に関連する位置を検出する。なお、所定の表示対象の表示位置は、検出に係る人物から見易い位置に決定されることが好ましい。このため、位置検出手段によって検出される、人物に関する位置は、人物の頭の位置等、人物の視点に関する位置であってもよい。
決定された表示位置は、配信用のサーバ装置へ送信され、このサーバ装置から、仮想表示領域内表示位置情報が配信される。各情報処理装置が、配信された仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、夫々の情報処理装置が管理する実表示領域における表示位置を決定し、表示画像を生成、出力することで、大きな仮想表示領域への表示を行う場合にも、特定の装置または端末へ負荷が集中することなく、各実表示領域の表示内容を連係させることが出来る。
また、本発明は、上記したような情報処理装置において決定された、仮想表示領域における表示位置を受信し、受信した表示位置を複数の情報処理装置へ配信するサーバ装置であってもよい。具体的には、本発明は、複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出し、検出された前記人物に関する位置に基づいて、所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する情報処理装置から送信された前記表示位置を受信する、仮想表示領域内表示位置受信手段と、前記所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶し、前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出し、算出された表示位置に前記所定の表示対象を表示するための表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成し、生成された前記表示画像を前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する情報処理装置へ、前記仮想表示領域内表示位置受信手段によって受信された表示位置を、前記仮想表示領域内表示位置情報として配信する位置情報配信手段と、を備える、サーバ装置であってもよい。
なお、所定の表示対象の、仮想表示領域における表示位置は、サーバ装置において決定されてもよい。この場合、サーバ装置は、仮想表示領域の近傍に設置されて人物を検出するセンサ類からの入力を受け付け、これらの入力に基づいて、仮想表示領域における表示位置を決定する。
更に、本発明は、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラムとしても把握することが可能である。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し
、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によって、コンテンツが表示される領域のサイズによらずに、人物の動きに応じたコンテンツを表示することが可能となる。
本発明に係る情報処理装置、方法およびプログラムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報表示システムの全体の概要を示す図である。本実施形態に係る情報表示システムは、複数の実表示領域を用いて構成される情報表示領域である仮想表示領域に、何らかの表示対象を含む画像を表示するためのシステムである。なお、図1には、ショッピングセンターの壁面が仮想表示領域として利用され、また、仮想表示領域への表示対象としてイルカが表示されている状態が示されている。
情報表示システムは、実表示領域およびこの実表示領域への画像表示を行う表示装置に相当する複数のディスプレイ2a〜2dと、これらのディスプレイ2a〜2dを含む仮想表示領域3と、仮想表示領域3の前に居る人物の位置を検出するための床センサ6a〜6dと、人物の頭の位置(高さ)を検出するためのカメラ5a〜5dと、ディスプレイ2a〜2d、カメラ5a〜5dおよび床センサ6a〜6dに接続され、人物に関する位置の検出およびディスプレイ2a〜2dへの画像表示を行う情報処理装置1a〜1dと、情報処理装置1a〜1dの何れかによって決定された表示対象の表示位置を受信して情報処理装置1a〜1dへ配信するサーバ装置1sと、を備える。
ここで、情報処理装置1a〜1dは、夫々が自装置の管理するディスプレイ2a〜2d、カメラ5a〜5dおよび床センサ6a〜6dに接続されている。即ち、本実施形態では、情報処理装置1aはディスプレイ2a、カメラ5aおよび床センサ6aに接続され、情報処理装置1bはディスプレイ2b、カメラ5bおよび床センサ6bに接続され、情報処理装置1cはディスプレイ2c、カメラ5cおよび床センサ6cに接続され、情報処理装置1dはディスプレイ2d、カメラ5dおよび床センサ6dに接続されている。以下、情報表示システムにおいて複数備えられた装置のうちの特定のものを指す場合にはa〜d等のアルファベットを付して示し、情報表示システムにおいて複数備えられた装置のうち特定されない何れかを指す場合には、情報処理装置1、ディスプレイ2、カメラ5および床センサ6のように、アルファベットを付さずに示す。
なお、本実施形態では、仮想表示領域3に含まれる実表示領域としてディスプレイ2a〜2dによる4つの実表示領域が示され、これらの実表示領域を制御する情報処理装置1および情報処理装置1に接続されたディスプレイ2、カメラ5および床センサ6の組がa〜dの符号を付して4組示されているが、1の仮想表示領域3に含まれる実表示領域の数は限定されない。本実施形態に示した情報表示システムによれば、各実表示領域への表示画像の生成は、夫々の実表示領域を管理する情報処理装置1によって行われ、これらの実表示領域における表示内容は、夫々の情報処理装置1が、配信された同一の仮想表示領域内表示位置情報に基づいて表示画像を生成することで同期される。
ディスプレイ2a〜2dは、連続的または断続的に並べられることで、仮想表示領域3を構成する。ここで、ディスプレイ2a〜2dは、仮想表示領域3の略全体をカバーするように連続して並べられてもよいが、本実施形態では、ディスプレイ2a〜2dは、一部断続して並べられることで、仮想表示領域3の全体をカバーしない。但し、ディスプレイ2a〜2dには、仮想表示領域3における表示内容の位置関係を保ったまま、連続したイ
メージのうちの一部(図1に示されているイルカの実線部分)が表示されるため、これらのディスプレイ2a〜2dを見るユーザは、仮想表示領域3のうちディスプレイ2a〜2dにカバーされていない部分に表示されるはずの情報(図1に示されているイルカの破線部分)を想像力で補完し、全体として単一の仮想表示領域3を認識する。
なお、本実施形態では、表示対象を実際に表示するための表示装置として、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイ2a〜2dが用いられる例について説明しているが、表示装置としては、プロジェクタ等、その他の表示装置が用いられてもよい。表示装置としてプロジェクタ等が用いられる場合、夫々の実表示領域は、仮想表示領域3の一部を占める投影面である。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置1のハードウェア構成の概略を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置1は、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)14、RAM12等に展開された命令及びデータを処理することでシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)11、RAM12にロードされる各種プログラム等システムによって使用される各種データが記憶されるHDD(Hard Disk Drive)13等を備えるコンピュータであり、情報処理装置1は、更に、表示装置としてのディスプレイ2、床センサ6、および動画を撮像して撮像した動画情報を情報処理装置1へ送信するカメラ5に接続されている。
カメラ5および床センサ6は、ディスプレイ2によって情報が提供される領域における人物の位置およびこの人物の頭の位置を検出するための情報を取得する。床センサ6は、ディスプレイ2の前の床内に配置されることで、このディスプレイ2の前に居る人物の位置を検出するための情報を取得する。本実施形態では、床センサ6として、感圧式のセンサが用いられる。但し、その他の方式によるセンサが用いられてもよい。また、カメラ5は、ディスプレイ2の前の空間を撮像可能な位置に配置されることで、ディスプレイ2の前に居る人物の頭の位置(高さ)を検出するための情報を取得する。カメラ5および床センサ6によって取得された情報は、情報処理装置1へ入力される。
情報処理装置1は、カメラ5および床センサ6から入力された情報に基づいて、ディスプレイ2の前において人物が立っている位置、およびこの人物の頭の位置を検出し、検出された位置に基づいて仮想表示領域3における表示対象の表示位置を決定する。また、情報処理装置1は、サーバ装置1sから配信された表示位置情報に基づいてディスプレイ2における表示対象の表示位置を決定し、表示画像を生成および出力する。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の概略を示す図である。本実施形態に係るコンピュータは、RAM12又はROM14に展開された情報処理プログラムをCPU11が解釈及び実行することで、ディスプレイ2の前に居る人物の位置および該人物の頭の位置を検出する位置検出部21と、表示対象の仮想表示領域3における表示位置を決定する仮想表示領域内表示位置決定部22と、決定された前記表示位置を、サーバ装置1sへ送信する仮想表示領域内表示位置送信部23と、表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶する画像生成用情報記憶部24と、表示対象の、仮想表示領域3における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信をサーバ装置1sから受け付ける位置情報受付部25と、仮想表示領域内表示位置情報および領域位置情報に基づいて、管理下のディスプレイ2における、表示対象の表示位置を算出する実表示領域内表示位置算出部26と、表示対象を表示するための表示画像を生成する表示画像生成部27と、生成された表示画像を、管理下のディスプレイ2に対して出力する表示画像出力部28と、管理下のディスプレイ2の仮想表示領域3における位置を示す領域位置情報を予め記憶する領域位置情報記憶部29と、を備える情報処理装置1として機能する。
なお、本実施形態では、これらの各機能部は、情報処理装置1のHDD13にインストールされた情報処理プログラムがCPU11によって実行されることで実現されているが、これらの各機能部は、専用のプロセッサ等によって実現されてもよい。また、本実施形態に係るコンピュータは、マルチウィンドウシステムを備えたOS(Operating
System)によって管理され、上記情報処理プログラムは、このコンピュータにアプリケーションとしてインストールされている。
本実施形態において、仮想表示領域内表示位置は、仮想表示領域3内の所定の点(例えば仮称表示領域の左上隅の点)を原点(0、0)とする座標で表され、仮想表示領域内表示位置情報は、この座標による表示位置情報を含む情報である。なお、仮想表示領域内の表示位置を示す座標の原点は、何れかのディスプレイが基準となってもよい。例えば、ディスプレイ2aの前で人物に関連する位置が検出され、ディスプレイ2aにおける表示位置が仮想表示領域内表示位置として決定された場合、ディスプレイ2aの左上隅が座標(0、0)となる。この場合、他のディスプレイ2b〜2dを管理する情報処理装置1b〜1dは、自己の管理するディスプレイ2と、ディスプレイ2aとの位置関係に基づいて、自己の管理するディスプレイ2における表示位置を算出することが出来る。複数のディスプレイ2同士の位置関係は、後述する領域位置情報を参照することで把握することが可能である(図4を参照)。また、仮想表示領域内表示位置は、仮想表示領域3内のピクセルや部分に一意に振られた番号等、その他の方法を用いて表現されてもよい。
画像生成用情報記憶部24は、表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を、予めHDD13に記憶させることで保持する。本実施形態において、画像生成用情報記憶部24によって記憶される画像生成用情報は、イルカの画像を生成するための情報であり、情報の形式は、静止画像形式または動画形式の何れであってもよいし、3次元の描画が可能な形式や、アニメーション表示が可能な形式の情報が用いられてもよい。
領域位置情報記憶部29は、情報処理装置1によって管理されるディスプレイ2の、仮想表示領域3における位置、ディスプレイ2のアスペクト比(縦横比または横縦比)、およびディスプレイ2のサイズ(例えば、ディスプレイの対角線の長さで表現される)を含む領域位置情報を、HDD13に記憶させることで保持する。領域位置情報は、ディスプレイ2の配置時に予め設定され、領域位置情報記憶部29によって保持されており、この情報と、仮想表示領域内表示位置情報とを比較することで、管理下のディスプレイ2における、表示対象を表示すべき位置、表示すべき部分、および表示すべきサイズを算出することが出来る。
図4は、本実施形態において情報処理装置1a〜1dに保持される領域位置情報の内容をリストにして示した図である。夫々の情報処理装置1a〜1dは、少なくとも各情報処理装置1a〜1dの管理下にあるディスプレイ2の領域位置情報のみを保持すればよいが、サーバ装置1sによって領域位置情報のリストを管理し、サーバ装置1sからの情報配信によって情報処理装置1a〜1d上の領域位置情報を更新することとしてもよい。
図5は、本実施形態に係るサーバ装置1sの機能構成の概略を示す図である。なお、サーバ装置1sのハードウェア構成は、図2を用いて示した情報処理装置1の構成と概略同様であるため、図示を省略する。サーバ装置1sは、情報処理装置1a〜1dにおいて実行される情報処理プログラムとは異なるサーバ装置1s用のプログラムを実行することで、情報処理装置1a〜1dの何れかから送信された仮想表示領域内表示位置を受信する仮想表示領域内表示位置受信部31と、受信された表示位置を仮想表示領域内表示位置情報として情報処理装置1a〜1dへ配信する位置情報配信部32と、を備えるサーバ装置1sとして機能する。
図6は、本実施形態における情報表示処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、仮想表示領域3に表示される表示内容の更新間隔(例えば、100ミリ秒)毎に実行される。本実施形態における情報表示処理は、情報処理装置1a〜1dの夫々において実行される表示位置決定処理、表示処理、およびサーバ装置1sにおいて実行される配信処理が連係することで行われる。また、情報処理装置1a〜1dにおいて実行される表示位置決定処理および表示処理は、情報処理装置1a〜1dにおいて異なるプロセスとして管理され、同時に実行される。
ステップS101およびステップS102では、カメラ5および床センサ6からの入力に基づいて人物の位置および人物の頭の位置が検出される。位置検出部21は、カメラ5および床センサ6からの入力を受け付け(ステップS101)、入力に基づいてディスプレイ2の前に居る人物の位置およびこの人物の頭の位置(高さ)を検出する(ステップS102)。具体的には、位置検出部21は、床センサ6に内蔵された複数の感圧センサからの出力に基づいて、床センサ6上のどの位置に人物が居るかを算出する。例えば、複数の感圧センサからの出力から重心位置を求めることで床センサ6上の人物の水平位置を算出してもよいし、床センサ6内に水平方向に敷き詰められた感圧センサの何れから出力があったかを判定することで、床センサ6上の人物の水平位置を算出してもよい。
また、位置検出部21は、カメラ5から入力された映像を解析することで、映像内に写っている人物の位置およびこの人物の頭の位置を検出する。なお、この検出処理の際、床センサ6からの入力に基づいて検出された人物の水平位置が考慮されてもよい。カメラ5を含む複数のセンサからの入力情報を用いて位置検出を行うことで、より正確な位置を検出することが可能となる。なお、本実施形態ではカメラ5と床センサ6からの入力に基づいて位置検出を行っているが、位置検出はその他のセンサ入力に基づいてもよい。また、検出される位置は、閲覧者である人物に関する位置であればよく、人物の頭の位置に限られない。その後、処理はステップS103へ進む。
ステップS103では、人物の位置および頭の位置が検出されたか否かが判定される。ステップS102において、これらの人物に関連する位置が検出された場合、処理はステップS104へ進む。検出範囲内に人物が居ないことや、検出に失敗する等して位置が検出されなかった場合、処理はステップS101へ進む。即ち、ステップS101およびステップS102において示された人物に関連する位置検出の処理は、本実施形態に係る情報表示システムが稼動している状態で繰り返し処理され、人物に関連する位置を検出する。
ステップS104では、仮想表示領域3における表示対象(ここではイルカ)の表示位置が決定される。仮想表示領域内表示位置決定部22は、仮想表示領域3における、ステップS102で検出された人物の位置および人物の頭の位置に対応する位置を、表示対象の表示位置として決定する。ここでは、表示対象に含まれる基準点4の位置が決定されることで、表示対象であるイルカの表示位置が決定される。本実施形態では、イルカの目が人物の目と合うように、イルカの目が表示される位置を基準点4として決定する。より具体的には、ステップS102で検出された位置を、仮想表示領域3に対して垂直に投影した位置が、イルカの目が表示される基準点4の位置として決定される。但し、表示対象の表示位置は、その他の方法で決定されてもよい。例えば、人物の頭の位置に基づいてこの人物の視線の向かう先を推定し、仮想表示領域3上の推定された位置を、表示対象の表示位置(ここでは基準点4)として決定することとしてもよい。その後、処理はステップS105へ進む。
ステップS105からステップS112では、決定された表示位置がサーバ装置1sへ
送信され、サーバ装置1sによって仮想表示領域内表示位置情報が情報処理装置1a〜1dへ配信される。仮想表示領域3における表示位置が決定されると、仮想表示領域内表示位置送信部23は、決定された表示位置をサーバ装置1sへ送信する(ステップS105)。仮想表示領域内表示位置受信部31は、情報処理装置1から送信された表示位置の情報を受信し(ステップS111)、位置情報配信部32は、この表示位置を、仮想表示領域内表示位置情報として、情報処理装置1a〜1dへ配信する(ステップS112)。
ステップS121およびステップS122では、配信された仮想表示領域内表示位置情報が情報処理装置1a〜1dによって受信され、実表示領域におけるイルカの目の表示位置が算出される。位置情報受付部25によって、サーバ装置1sから配信された仮想表示領域内表示位置情報が受信されると(ステップS121)、実表示領域内表示位置算出部26は、受信された仮想表示領域内表示位置情報と、領域位置情報記憶部29によって予め記憶されている領域位置情報と、に基づいて、表示対象であるイルカの目が表示される位置を算出する(ステップS122)。
仮想表示領域内表示位置情報および領域位置情報によって、複数のディスプレイ2a〜2dによって構成される仮想表示領域3における表示位置と、この仮想表示領域3におけるディスプレイ2の位置とが分かるため、これらの情報から表示対象の表示位置とディスプレイ2の位置との関係を計算して、ディスプレイ2内における表示位置を算出することが出来る。具体的には、表示対象の表示位置が、領域の左上隅を座標(0、0)とする仮想表示領域3の座標系において座標(110、120)にあり、この座標系において、ディスプレイ2aの左上隅が座標(100、10)にある場合、ディスプレイ2aにおいては、同座標系においてディスプレイ2aの左上隅から(10、110)の位置にイルカの目を表示すればよいことが分かる。また、実際のディスプレイ2における表示位置は、ここから更にディスプレイ2の縦横実寸や表示可能ピクセル数等と前記算出された座標とを用いて算出することが出来る。なお、ディスプレイ2の縦横実寸等は、領域位置情報を参照することで、算出することが可能である。その後、処理はステップS123へ進む。
ステップS123およびステップS124では、表示画像が生成され、ディスプレイ2に出力される。表示画像生成部27は、予め画像生成用情報記憶部24によって保持されている画像生成用情報を読み出して、ステップS122で算出された位置に表示対象が表示されるように、ディスプレイ2へ表示される表示画像を生成する(ステップS123)。即ち、図1の例では、情報処理装置1aは、イルカの目と頭部が含まれる表示画像を生成し、情報処理装置1bは、イルカの胸びれが含まれる表示画像を生成し、情報処理装置1cは、イルカの胴と背びれが含まれる表示画像を生成し、情報処理装置1dは、イルカの尾びれが含まれる表示画像を生成する。
なお、表示画像の生成には、透過ウィンドウを表示する技術が用いられてもよい。ここで、透過ウィンドウとは、GUI(Graphical User Interface)において用いられる所謂ウィンドウであって、このウィンドウのうち少なくとも一部が、その背後に重ねられた情報をユーザから視認可能なように透過表示されるウィンドウである。本実施形態では、予め固定された背景画像の手前に、イルカの画像を含み、イルカ以外の部分が透過表示される透過ウィンドウを表示することで、表示画像全体を生成する処理よりも低い負荷で、表示対象を含む表示画像を生成することが出来る。この際、透過ウィンドウの表示位置が更新されることで、透過ウィンドウ上のイルカがディスプレイ2内を移動しているように表示することが出来る。
表示画像が生成されると、表示画像出力部28は、生成された表示画像を管理下のディスプレイ2へ出力することで、ディスプレイ2に画像を表示させる(ステップS124)。上記ステップS101からステップS124に示された処理が繰り返し実行されること
で、本実施形態に係る情報表示システムによれば、ディスプレイ2a〜2dの前に居る人物の動きに応じて、この人物を追いかけるように、所定の表示対象(本実施形態では、イルカ)を表示することが出来る。
また、本実施形態に係る情報表示システムによれば、夫々の情報処理装置1a〜1dが、管理下のディスプレイ2に表示する画像を、配信された共通の仮想表示領域内表示位置情報に基づいて生成するため、1の装置で複数のディスプレイに表示するための情報を生成する従来の技術と異なり、サーバ装置1s等、特定の端末に負荷が集中すること無く、各ディスプレイ2a〜2dに表示させる画像の内容を同期させることが出来る。このため、ショッピングセンター内の全ての壁面をコンテンツ表示のための仮想表示領域とし、多数のディスプレイ2を壁面に設けたような場合でも、処理負荷を気にすることなく、全てのディスプレイ2において同期された情報を表示することが出来る。
また、夫々の情報処理装置1a〜1dが、管理するディスプレイ2の前に居る人物に関する位置を検出して表示対象の表示位置を決定するため、人物の動きと表示内容とを同期させるためのセンサ類も分散して管理することが可能となる。また、このため、何れかの情報処理装置1a〜1dが故障等によって画像の表示が出来ないような場合にも、他のディスプレイ2については正しく表示を行うことが出来る。
なお、本実施形態では、仮想表示領域内表示位置情報の配信に、サーバ装置1sを用いることとしているが、サーバ装置1sを介さずに、夫々の情報処理装置1が、自己の管理下のセンサを用いて検出した人物位置情報を他の情報処理装置1へ配信することとしてもよい。また、仮想表示領域3には、複数の表示対象が表示されてよい。仮想表示領域3の前において複数の人物に関連する位置が検出された場合、検出に係る複数の人物の夫々に対して、イルカ等の表示対象を表示することが出来る。
上記実施形態では、仮想表示領域3内に固定されて用いられるディスプレイ2を実表示領域とする場合について説明したが、このような固定式のディスプレイ2に代えて、携帯電話端末のディスプレイ等、移動端末のディスプレイを、実表示領域として用いてもよい。図7は、本実施形態に係る情報表示システムにおいて、更に移動端末2eのディスプレイを実表示領域として用いる場合の構成を示す図である。ここで、移動端末2eとサーバ装置1sとの間の通信は、インターネットや公衆電話網、公衆無線LAN(Local Area Network)等の広域ネットワーク7を介して行われる。
仮想表示領域3内に移動端末2eのディスプレイが配置された場合、表示対象の画像を生成するための画像生成用情報、および移動端末2eのディスプレイの仮想表示領域3内における位置を示す領域位置情報は、図6に示された情報表示処理の開始前に、サーバ装置1sより移動端末2eへ配信され、移動端末2eに保存される。移動端末2eは、他のディスプレイ2a〜2dと同様、仮想表示領域内表示位置情報の配信を受けて、予め受信した画像生成用情報および領域位置情報を用いて表示画像を生成し、移動端末2eのディスプレイに画像を表示する。処理の詳細な内容については、図6に示したフローチャートを用いて説明した処理と概略同様であるため、説明を省略する。
移動端末2eのディスプレイは、所持している人物によって閲覧されている(即ち、ディスプレイの正面に人物が居る)と考えられるため、人物関連位置の検出(図6のステップS101からステップS103に示された処理)は行われなくてもよい。この場合、仮想表示領域3における表示対象の表示位置は、移動端末2eのディスプレイ内に相当する位置に決定される(ステップS104)。
移動端末2eのディスプレイの仮想表示領域3内における位置を示す領域位置情報は、
GPS(Global Positioning System)や移動端末2eに内蔵された加速度センサ等の位置特定手段を用いて特定されてもよい。また、このような位置特定手段を用いて領域位置情報を算出する方法に代えて、予め移動端末2eを配置する位置を指定し、移動端末2eを所有するユーザにこの位置に移動端末2eを配置させることとしてもよい。例えば、ショッピングセンター等において、壁面の所定の位置が、「ここに携帯電話を置いてください」等のメッセージと共に、移動端末を配置して表示対象を閲覧できる位置として示されていてもよい。この場合、領域位置情報は、サーバ装置1sによって予め保持され、所定の位置に配置された移動端末2eに配信される。
なお、移動端末2eにおいて表示される表示画像については、他のディスプレイ2a〜2dにおいて表示される表示画像と異なり、サーバ装置1sにおいて生成して移動端末2eへ送信することとしてもよい。このようにすることで、他の情報処理装置1a〜1dに比べて処理性能の低い移動端末2eにおいても、仮想情報表示領域内で他のディスプレイ2a〜2dと同期した映像を表示することが可能となる。
また、本実施形態に係る情報表示システムでは、仮想表示領域を構成するための実表示領域として複数のディスプレイが用いられるが、大型のディスプレイ装置を複数用いる場合には、コストの問題が発生する。このため、仮想表示領域の一部を覆うことで、ディスプレイの数や大きさを節約しつつ、大きな仮想表示領域を実現することとしてもよい。
図8は、複数のディスプレイ2a〜2dの手前に、ディスプレイ2b〜2dの一部を隠すようにパネル41を配置して構成した仮想表示領域3bを示す図である。このようなパネル41は、アクリル透明ボードに、カットプリンタを用いて作成したシートを貼り付ける等の方法で簡易に作成することが可能である。また、このようなパネル41も、全体として1つの大きなパネルとするのではなく、A2サイズ(420mmx594mm)程度のパネルを連結することで、搬入および搬出を容易とし、イベント会場等で大型の情報表示システムを用いることを容易とすることが出来る。
なお、上記実施形態では、ショッピングセンターの壁面を仮想表示領域とする情報表示システムや、イベント会場に設置される情報表示システムについて説明したが、本発明に係る情報表示システムは、その他様々な態様で実施することが可能である。
図9は、本発明に係る情報処理装置が内蔵されたロッカーが複数組み合わされることで構成された情報表示システムを示す図である。図9に示された夫々のロッカーは、携帯電話等に内蔵されたICカード機能と通信を行うことで施錠/解錠を行うことが可能なロッカーであり、内蔵された無線通信装置と施錠/解錠用の鍵として用いられるICカードとの間の無線通信を可能とするために、前面扉がアクリル製となっている。ここで、本実施形態に係るロッカーは、透明アクリルが用いられた前面扉内に液晶ディスプレイ装置を内蔵することで、ロッカーの扉を、仮想表示領域を構成する実表示領域として用いることを可能としている。また、本実施形態に係るロッカーは、個々のロッカーを組み合わせることで情報表示システム全体に含まれるロッカーの個数や並びを自由に変更可能なロッカーであるため、組み合わせられるロッカーの個数や並びに応じて、仮想表示領域のサイズや形状を自由に構成することが可能である。
また、例えば、このような装置を宅配便受取用のロッカーとしてコンビニエンスストア等に設置し、表示対象として広告等を表示することも可能である。なお、ロッカーの前面扉を表示領域として用いる場合も、人物関連位置の検出のために、カメラや床センサを用いることが出来る。但し、人物の検出には、カメラや床センサに代えて、施錠/解錠用の鍵として用いられるICカードが用いられてもよい。例えば、ICカードがかざされた扉の前に人が居ると検知して、検知された扉を、表示対象の表示位置の基準点(例えば、イ
ルカの目を表示する位置)としてもよい。
実施形態に係る情報表示システムの全体の概要を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の概略を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能構成の概略を示す図である。 実施形態において情報処理装置に保持される領域位置情報の内容をリストにして示した図である。 実施形態に係るサーバ装置の機能構成の概略を示す図である。 実施形態における情報表示処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る情報表示システムにおいて、更に移動端末のディスプレイを実表示領域として用いる場合の構成を示す図である。 複数のディスプレイの手前に、ディスプレイの一部を隠すようにパネルを配置して構成した仮想表示領域を示す図である。 本発明に係る情報処理装置が内蔵されたロッカーが複数組み合わされることで構成された情報表示システムを示す図である。
符号の説明
1a〜1d 情報処理装置
2a〜2d ディスプレイ
3 仮想表示領域
4 基準点
5a〜5d カメラ
6a〜6d 床センサ
21 位置検出部
22 仮想表示領域内表示位置決定部
23 仮想表示領域内表示位置送信部
24 画像生成用情報記憶部
25 位置情報受付部
26 実表示領域内表示位置算出部
27 表示画像生成部
28 表示画像出力部
29 領域位置情報記憶部

Claims (10)

  1. 複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域に表示される、所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶する画像生成用情報記憶手段と、
    前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける位置情報受付手段と、
    前記仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出する実表示領域内表示位置算出手段と、
    前記所定の実表示領域における表示位置に前記所定の表示対象を表示するための表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成する表示画像生成手段と、
    前記表示画像を、前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する表示画像出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記所定の実表示領域の前記仮想表示領域における位置を示す領域位置情報を予め記憶する領域位置情報記憶手段を更に備え、
    前記実表示領域内表示位置算出手段は、前記仮想表示領域内表示位置情報および前記領域位置情報に基づいて、前記所定の実表示領域における前記所定の表示対象の表示位置を算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出する位置検出手段と、
    前記人物に関する位置に基づいて、前記所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する仮想表示領域内表示位置決定手段と、
    前記仮想表示領域内表示位置を、サーバ装置へ送信する仮想表示領域内表示位置送信手段と、を更に備え、
    前記位置情報受付手段は、前記サーバ装置から、前記仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出し、検出された前記人物に関する位置に基づいて、所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する情報処理装置から送信された前記表示位置を受信する、仮想表示領域内表示位置受信手段と、
    前記所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶し、前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出し、算出された表示位置に前記所定の表示対象を表示するための表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成し、生成された前記表示画像を前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する情報処理装置へ、前記仮想表示領域内表示位置受信手段によって受信された表示位置を、前記仮想表示領域内表示位置情報として配信する位置情報配信手段と、
    を備える、サーバ装置。
  5. コンピュータが、
    複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域に表示される、所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶する画像生成用情報記憶ステップと、
    前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける位置情報受付ステップと、
    前記仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出する実表示領域内表示位置算出ステップと、
    前記所定の実表示領域における表示位置に前記所定の表示対象を表示するための表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成する表示画像生成ステップと、
    前記表示画像を、前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する表示画像出力ステップと、
    を実行する情報処理方法。
  6. 前記コンピュータは、
    前記所定の実表示領域の前記仮想表示領域における位置を示す領域位置情報を予め記憶する領域位置情報記憶ステップを更に実行し、
    前記実表示領域内表示位置算出ステップでは、前記仮想表示領域内表示位置情報および前記領域位置情報に基づいて、前記所定の実表示領域における前記所定の表示対象の表示位置が算出される、
    請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記コンピュータは、
    前記仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出する位置検出ステップと、
    前記人物に関する位置に基づいて、前記所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する仮想表示領域内表示位置決定ステップと、
    前記仮想表示領域内表示位置を、サーバ装置へ送信する仮想表示領域内表示位置送信ステップと、を更に実行し、
    前記位置情報受付ステップでは、前記サーバ装置から、前記仮想表示領域内表示位置情報の配信が受け付けられる、
    請求項5または6に記載の情報処理方法。
  8. コンピュータによって実行されることで、該コンピュータを、
    複数の実表示領域が連続的または断続的に連結されることで構成される仮想表示領域に表示される、所定の表示対象の画像を生成するための画像生成用情報を予め記憶する画像生成用情報記憶手段と、
    前記所定の表示対象の、前記仮想表示領域における表示位置を示す仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける位置情報受付手段と、
    前記仮想表示領域内表示位置情報に基づいて、前記複数の実表示領域のうちの所定の実表示領域における、前記所定の表示対象の表示位置を算出する実表示領域内表示位置算出手段と、
    前記所定の実表示領域における表示位置に前記所定の表示対象を表示するための表示画像を、前記画像生成用情報を用いて生成する表示画像生成手段と、
    前記表示画像を、前記所定の実表示領域への画像表示を行う表示装置に対して出力する表示画像出力手段と、
    として機能させる情報処理プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記所定の実表示領域の前記仮想表示領域における位置を示す領域位置情報を予め記憶する領域位置情報記憶手段として更に機能させ、
    前記実表示領域内表示位置算出手段は、前記仮想表示領域内表示位置情報および前記領域位置情報に基づいて、前記所定の実表示領域における前記所定の表示対象の表示位置を算出する、
    請求項8に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記仮想表示領域の前に居る人物に関する位置を検出する位置検出手段と、
    前記人物に関する位置に基づいて、前記所定の表示対象の前記仮想表示領域における表示位置を決定する仮想表示領域内表示位置決定手段と、
    前記仮想表示領域内表示位置を、サーバ装置へ送信する仮想表示領域内表示位置送信手段と、として更に機能させ、
    前記位置情報受付手段は、前記サーバ装置から、前記仮想表示領域内表示位置情報の配信を受け付ける、
    請求項8または9に記載の情報処理プログラム。
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