JP5552914B2 - キャンペーンに係わる景品を抽選する景品抽選装置及び景品抽選方法 - Google Patents

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Description

本発明は,口コミサイトやブログに代表されるような,消費者が内容を形成していくインターネット上のメディアであるCGM(Consumer Generated Media)を利用して,キャンペーンを行うための技術分野に属する。
顧客に対する商品・サービスの認知度を高めるために実施されるキャンペーンも,インターネット上で行われるようになり,街頭で行うときと同様に,インターネット上でキャンペーンを行うときも,キャンペーンを成功させるためには,より大勢の人にキャンペーンを周知させることと,キャンペーンへの参加意欲を高めることが必要になる。
既存のメディア(新聞やテレビ)に加え,人気のあるWebサイトにキャンペーンの広告を掲載するなどして,大勢の人にキャンペーンを周知させることが従来から行われている。
また,キャンペーンの景品をより魅力的な物にすることで,キャンペーンへの参加意欲を高めることが従来から行われているが,キャンペーンで当たる景品の抽選方法に工夫を凝らすことで,キャンペーンへの参加意欲を高めることも検討されている。
例えば,特許文献1では,幾つかの選択肢が当たりに対応付けられた複数の選択肢を用意しておき,当たりに対応づけられている選択肢が選択された場合に当たった旨が表示されるようすることで,応募者の操作(選択肢の選択)によって,景品の当選/落選が決定し,かつ,景品の抽選結果が即時にわかるように抽選を行えるようにした発明が開示されている。
また,特許文献2では,抽選に参加したが落選した回数である落選回数ポイントに応じた当選確率を算出することで,抽選に参加した回数が多いにも係わらず,景品が全く当選しない参加者を減らすようにした発明が開示されている。
特開2002−109131号公報 特開2002−175385号公報
しかしながら,口コミサイトやブログに代表されるような,消費者が内容を形成していくインターネット上のメディアであるCGM(Consumer Generated Media)を利用して,大勢の人にキャンペーンについて周知させる場合,キャンペーンについて周知させた貢献度を消費者毎に算出し,貢献度に応じたインセンティブを消費者に与えなければ,キャンペーンに関する口コミ情報の投稿数が増えずに,大勢の人にキャンペーンについて周知させることが難しくなってしまう。
そこで,本発明は,CGMを利用してキャンペーンを周知させるとき,キャンペーンについて周知させた貢献度をユーザ毎に算出し,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えることのできる装置及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,キャンペーンに係わる景品の抽選を行う景品抽選装置であって,この景品抽選装置は,キャンペーンについて周知させた貢献度をユーザ毎に算出するために,キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝搬先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝搬元アカウントを対応付けた伝播情報を取得する伝播情報取得手段と,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶する最大伝播数算出手段を備え,更に,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えるために,前記最大伝播数算出手段が求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行う景品抽選手段を備える。
第1の発明において,前記最大伝播数は,前記伝播情報に記載されている前記伝播元アカウントが前記伝播先アカウントとして記載されている前記伝播情報を辿る処理を,前記ユーザが伝播先となっている前記伝播情報から前記伝播情報が辿れなくなるまで行うことで前記伝播経路を求め,前記伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウントに関連付けて,前記伝播経路に含まれる前記伝播情報の総数を記憶しておき,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けられた前記伝播情報の総数の最大値を最大伝播数として記憶することで,前記ユーザ毎に求めることができる。
加えて,第1の発明において,ユーザの貢献度が高いユーザほど,キャンペーンの景品が当選し易くなるようにするためには,前記景品抽選装置の前記景品抽選手段は,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うようにするとよい。
また,第1の発明において,前記口コミ情報がブログ記事であれば,前記伝播情報取得手段を,キャンペーンへの応募を受け付けるインターネット上の応募ページへのリンクが貼られ,前記ユーザのブログ記事に表示されたバナー広告がクリックされたときに得られるアクセスログから前記伝播情報を取得する手段とすることができる。
また,第1の発明において,前記口コミ情報がブログ記事であれば,前記伝播情報取得手段を,キャンペーンの応募期間中に前記ユーザが投稿したブログ記事を自然言語解析して,キャンペーンに関して記述しているブログ記事を抽出した後,抽出したブログ記事のトラックバックの中から,他の前記ユーザからのトラックバックを抽出することで前記伝播情報を取得する手段とすることができる。
また,第1の発明において,前記口コミ情報がつぶやきメッセージであれば,前記伝播情報取得手段を,キャンペーンの応募期間中に前記ユーザが投稿したつぶやきメッセージの中から,キャンペーンに係わる記事を示すハッシュタグが付加され,他の前記ユーザのつぶやきメッセージを再配信しているつぶやきメッセージを抽出することで前記伝播情報を取得する手段とすることができる。
また,第1の発明において,前記伝播情報取得手段が前記口コミ情報の種類に依存しないように,前記伝播情報取得手段を,キャンペーンに応募する際,前記ユーザに前記伝搬元のユーザを入力させる手段とすることもできる。
更に,上述した課題を解決する第2の発明は,キャンペーンに係わる景品の抽選を行う景品抽選装置が,キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝搬先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝搬元アカウントを対応付けた伝播情報を取得するステップa,前記景品抽選装置が,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶するステップb,前記景品抽選装置が,前記ステップbで求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行うステップc,が実行されることを特徴とする景品抽選方法である。
第2の発明においても,前記ステップbにおいて,前記景品抽選装置が,前記伝播情報に記載されている前記伝播元アカウントが前記伝播先アカウントとして記載されている前記伝播情報を辿る処理を,前記ユーザが伝播先となっている前記伝播情報から前記伝播情報が辿れなくなるまで行うことで前記伝播経路を求め,前記伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウントに関連付けて,前記伝播経路に含まれる前記伝播情報の総数を記憶しておき,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けられた前記伝播情報の総数の最大値を最大伝播数として記憶する処理を実行すると,前記最大伝播数を前記ユーザ毎に求めることができる。
また,前記ステップcにおいて,前記景品抽選装置が,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うことで,ユーザの貢献度が高いユーザほど,キャンペーンの景品が当選し易くなるようにすることができる。
このように,上述した本発明によれば,CGMを利用してキャンペーンを周知させるとき,キャンペーンについて周知させた貢献度をユーザ毎に算出し,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えることのできる装置及び方法を提供できる。
景品抽選装置が配置されたシステムの構成を説明する図。 景品抽選装置のブロック図。 ユーザDBの構造を説明する図。 伝播情報の例を説明する図 最大伝播数の算出手順を示したフロー図。 伝播経路と最大伝播数の例を説明する図。 景品の抽選手順を示したフロー図。
ここから,本願発明の実施形態について,本願発明の技術分野に係わる当業者が,本願発明の内容を理解し,本願発明を実施できる程度に説明する。
図1は,本実施形態にかかる景品抽選装置1が配置されたシステムの構成を説明する図である。図1で図示したシステムには,本実施形態にかかる景品抽選装置1に加え,インターネット3を活用して消費者が内容を生成していくCGM2(Consumer Generated Media)が含まれている。
なお,図1で図示したCGM2とは,クチコミサイト,ソーシャルネットワーキングサービス,ブログ,Twitter(登録商標)などのように,個人の口コミ情報をデータベース化、メディア化したWebサイトを意味している。
CGM2を利用してキャンペーンを周知させるとき,キャンペーンに応募登録したユーザによって作成され,キャンペーンに関する口コミ情報がキャンペーンの広告媒体として利用され,この口コミ情報よって,キャンペーンのことがCGM2を利用する消費者間で伝播されることになるため,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えなければ,キャンペーンに関する口コミ情報の投稿数が増えずに,大勢の人にキャンペーンについて周知させることは難しくなってしまう。
このようなことを鑑みて,本実施形態の景品抽選装置1は,キャンペーンについて周知させた貢献度をユーザ毎に算出し,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えることができるように開発された装置で,景品抽選装置1は,キャンペーンにかかる話題を消費者から消費者へ伝えた長さを,キャンペーンを周知させた貢献度として捉え,ユーザを終点とする口コミ情報の伝播経路をユーザ毎に求めた後,ユーザが関連する伝播経路から得られる口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数をユーザの貢献度として求める。
また,本実施形態の景品抽選装置1がユーザ毎に求めた最大伝播数は,景品の抽選を行うときに利用され,本実施形態の景品抽選装置1は,最大伝播数が大きいユーザほど,キャンペーンの景品が当選し易くなるように景品の抽選を行うことで,キャンペーンについて周知させた貢献度に応じたインセンティブをユーザに与えるようにしている。
図2は,景品抽選装置1のブロック図である。景品抽選装置1は,CPU,RAM,大容量のデータ記憶装置,ネットワークインターフェースなど備えたネットワークサーバで実現される装置で,コンピュータプログラムで実現される手段として,キャンペーンに応募登録する消費者をユーザ登録するユーザ登録手段13と,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募した伝播先のユーザと,該口コミ情報を作成した伝播元のユーザを対応付けた伝播情報を取得する伝播情報取得手段10と,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された伝播情報を参照し,ユーザを終点とする口コミ情報の伝播経路をユーザ毎に求めた後,ユーザが関連する伝播経路から得られる口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数をユーザ毎に求める最大伝播数算出手段11と,最大伝播数算出手段11が算出したユーザの最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,景品の抽選をユーザ毎に行う景品抽選手段12を備え,更に,データ記憶装置には,キャンペーンに応募するユーザにかかるユーザ情報を記憶するユーザDB14(DataBase)が少なくとも設けられる。
景品抽選装置1のユーザ登録手段13は,キャンペーンへの応募を受け付けるインターネット3上の応募ページを有し,キャンペーンに応募するユーザが操作するPCからユーザ情報を取得し,取得したユーザ情報をユーザDB14に登録する手段である。
図3は,ユーザDB14の構造を説明する図である。ユーザDB14には,景品抽選装置1のユーザ登録手段13によって登録されたユーザ毎にレコードが設けられ,一つのレコードには,ユーザ登録手段13がユーザに割り当てたユーザID,CGM2におけるユーザアカウント,ユーザの氏名,住所,メールアドレス,及び,抽選結果を記憶するフィールドが設けられる。
なお,CGM2におけるユーザアカウントとは,ユーザを一意に特定でき,かつ,ユーザの口コミ情報をCGM2から得るために必要となる情報で,具体的には,ブログのURLやTwitter(登録商標)のアカウント名である。
景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝播先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝播元アカウントを対応付けた伝播情報を取得する手段で,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10の具体的な内容については後述する。
なお,伝播情報で使用するユーザアカウントとしては,CGM2のユーザアカウントを利用してもよいが,景品抽選装置1側でユーザ毎に割り当てたユーザIDをユーザアカウントとして利用してもよい。
図4は,伝播情報の例を説明する図である。図4では,伝播情報で使用するユーザアカウントを,景品抽選装置1側でユーザ毎に割り当てたユーザIDとし,図4において,キャンペーンに応募したユーザの数は9人で,それぞれのユーザのユーザアカウントは「01」から「09」である。
図4に従えば,伝先アカウントが「02」である伝播情報の伝元アカウントは「01」で,ユーザアカウントが「02」であるユーザは,ユーザアカウントが「01」であるユーザが投稿した口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したことを意味している。
また,図4に従えば,伝先アカウントが「04」である伝播情報の伝元アカウントは「02」で,伝先アカウントが「06」である伝播情報の伝元アカウントは「04」で,伝先アカウントが「08」である伝播情報の伝元アカウントは「06」で,そして,伝先アカウントが「09」である伝播情報の伝元アカウントは「02」である。
なお,図4では,伝先アカウントが「01」,「03」,「05」及び「07」である伝播情報には伝元アカウントが対応付けられておらず,これらのユーザは,他のユーザが投稿した口コミ情報を閲覧することなくキャンペーンに応募したユーザとして扱われることになる。
景品抽選装置1の最大伝播数算出手段11は,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された伝播情報を参照し,ユーザを終点とする口コミ情報の伝播経路をユーザ毎に求めた後,ユーザが関連する伝播経路から得られる口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数をユーザ毎に求め,ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶する手段である。
本実施形態において,キャンペーンを周知させた貢献度として,ユーザが投稿した口コミ情報のPV数(Page View)ではなく,キャンペーンにかかる話題を消費者から消費者へ伝えた長さとしているのは,キャンペーンにかかわる話題が広がった広がりの大きさに着目しているからである。
キャンペーンにかかる話題を消費者から消費者へ伝えた長さが長ければ,キャンペーンにかかわる話題が広がった広がりの大きさも大きくなり,より大勢の消費者にキャンペーンを周知させたと考えることができる。
図5は,最大伝播数の算出手順を示したフロー図である。キャンペーンの応募期間が終了すると,景品抽選装置1の最大伝播数算出手段11は,キャンペーンに応募したユーザ毎,すなわち,景品抽選装置1にユーザ登録したユーザ毎に実行するループ処理L1を実行する。
ループ処理L1において,景品抽選装置1の最大伝播数算出手段11は,伝播情報に記載されている伝播元アカウントが伝播先アカウントとして記載されている伝播情報を辿る処理を,ループ処理L1の対象となるユーザのユーザアカウントが伝播先アカウントとなっている伝播情報から,伝播元アカウントが記載されていない伝播情報に辿りつくまで行うことで,ループ処理L1の対象となるユーザを終点とした伝播経路を求める処理を行う(S1)。
ループ処理L1の対象となるユーザを終点とした伝播経路を求める処理を行うと,景品抽選装置1の最大伝播数算出手段11は,伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウントに関連付けて,伝播経路に含まれる伝播情報の総数を記憶する(S2)。
例えば,図4において,伝播先アカウントが「04」である伝播情報の伝播元アカウントは「02」であるため,「02」が伝播先アカウントとして記載されている伝播情報を辿る。そして,伝播先アカウントが「02」である伝播情報の伝播元アカウントは「01」であるため,「01」が伝播先アカウントとして記載されている伝播情報を辿るが,伝播先アカウントが「01」である伝播情報には伝播元アカウントが記載されていないため,伝播情報を辿る処理は終了する。
このときの伝播経路には,伝播先アカウントが「04」の伝播情報,伝播先アカウントが「02」の伝播情報が含まれ,伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウント(ここでは,「04」,「02」及び「01」)に関連付けて,伝播経路に含まれる伝播情報の総数「3」が記憶される。
ループ処理L1が全て終了すると,景品抽選装置1の最大伝播算出手段11は,景品抽選装置1にユーザ登録しているユーザ毎にループ処理L2を実行し,このループ処理L2では,ユーザのユーザアカウントに関連付けられた伝播情報の総数を最大伝播数とし,ユーザのユーザアカウントに最大伝播数を関連付けて記憶する処理(S3)が実行され,ループ処理L2が終了すると,図5で図示した手順は終了する。
図6は,伝播経路と最大伝播数の例を説明する図で,図4で図示した伝播情報から求められる伝播経路と最大伝播数を示した図である。図4において,ユーザの数は9個であるため,ユーザアカウントが「01」であるユーザから順にループ処理L1が合計9回実行されることになる。
図4において,伝播先アカウント「01」である伝播情報には,伝播元アカウントが記述されていないため,伝播情報を辿る処理はこの時点で終了し,伝播経路に含まれる伝播情報の総数は1つであり,ユーザアカウント「01」にかかるループ処理L1の実行結果として,ユーザアカウント「01」に関連付けて「1」が記憶される。
図4において,伝播先アカウントが「02」である伝播情報の伝播元アカウントは「01」であるため,伝播先アカウントが「01」である伝播情報を辿りつくことになる。伝播先アカウント「01」である伝播情報には,伝播元アカウントが記述されていないため,伝播情報を辿る処理はこの時点で終了し,伝播経路に含まれる伝播情報の総数は2つであり,ユーザアカウント「02」にかかるループ処理L1の実行結果として,ユーザアカウント「02」及び「01」に関連付けて「2」が記憶される。
図4において,伝播先アカウントが「04」である伝播情報の伝播元アカウントは「02」であるため,伝播先アカウントが「02」である伝播情報を辿り,伝播先アカウントが「02」である伝播情報の伝播元アカウントは「01」であるため,伝播先アカウントが「01」である伝播情報を辿りつくことになる。
伝播先アカウント「01」である伝播情報には,伝播元アカウントが記述されていないため,伝播情報を辿る処理はこの時点で終了し,伝播経路に含まれる伝播情報の総数は3つであり,ユーザアカウント「04」にかかるループ処理L1の実行結果として,ユーザアカウント「04」,「02」及び「01」に関連付けて「3」が記憶される。
このように,図4に記載されているユーザ全てについて,ループ処理L1を実行することで,図6(a)に図示した9個の伝播経路で求められる。
図6(b)では,図6(a)で図示した伝播経路から得られる最大伝播数を示している。ユーザの最大伝播数は,ユーザのユーザアカウントに関連付けられた伝播情報の総数の最大値になり,例えば,図6(b)では,ユーザアカウント「01」に関連付けられた伝播情報の総数は「1」,「2」,「3」,「4」,「5」及び「3」であるため,ユーザアカウントが「01」であるユーザの最大伝播数は「5」になる。
景品抽選装置1の景品抽選手段12は,最大伝播数算出手段11が求めた最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,景品の抽選をユーザ毎に行う手段で,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,最大伝播数の値が大きいユーザほど,キャンペーンの景品が当たり易くなるアルゴリズムを用い,ユーザ毎にキャンペーンの景品の当選/落選を判定する。
図7は,景品の抽選手順を示したフロー図である。最大伝播数算出手段11が求めた最大伝播数の大きいユーザほど,キャンペーンの景品が当たり易くなるアルゴリズムは任意であるが,本実施形態では,まず,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,キャンペーンに応募したユーザの最大伝播数の最大値を抽出し,「0」〜「最大伝播数の最大値」の範囲の第1の乱数を発生させる(S10)。
景品抽選装置1の景品抽選手段12は,キャンペーンに応募したユーザ毎に実行するループ処理L10を実行する。このループ処理L10において,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,「1」〜「ユーザの総数」の範囲の第2の乱数を発生させる(S11)。
次に,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,ループ処理L10の対象となるユーザに対する景品の当選判定を行う際,まず,第2の乱数がユーザIDと同値であるか確認し(S12),第2の乱数がユーザIDと同値でなければ,ループ処理L10の終端に進む。
第2の乱数が同値である場合,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,ループ処理L10の対象となるユーザの最大伝播数が第1の乱数以上であるか確認し(S13),ユーザの最大伝播数が第1の乱数以上であれば,この時点でループ処理L10の対象となっているユーザに対応するユーザDBのレコードの抽選結果を記憶するフィールドに当選を示す値を書き込む当選処理を行い(S14),ユーザの最大伝播数が第1の乱数以上でなければ当選処理を行ことなく,ループ処理L10の終端に進む。
ループ処理L10が終了すると,景品抽選装置1の景品抽選手段12は,当選としたユーザの数がキャンペーンの景品総数を下回っているか確認し(S15),当選したユーザの数がキャンペーンの景品総数を下回っている場合,キャンペーンに当選したユーザを除いたユーザを対象としてこの手順の先頭に戻り,当選したユーザの数がキャンペーンの景品総数を下回っていなければ,図7で図示した手順を実行する。
なお,上述したアルゴリズムは,最大伝播数算出手段11が求めた最大伝播数の大きいユーザほど,キャンペーンの景品が当たり易くなるアルゴリズムの一例にしか過ぎず,他のアルゴリズムでも実施可能である。
ここから,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募した伝播先のユーザと,該口コミ情報を作成した伝播元のユーザを対応付けた伝播情報を取得する伝播情報取得手段10の具体的な実施形態について説明する。
(実施形態1)
景品抽選装置1の伝播情報取得手段10の実施形態1は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から伝播情報を取得する実施形態で,実施形態1において,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,ユーザ登録するユーザに,キャンペーンに応募する際に閲覧した口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントを入力するWebページを有し,ユーザ登録する毎に,ユーザ登録したユーザのユーザアカウントを伝播先アカウントとし,キャンペーンに応募する際に閲覧した口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントを伝元アカウントとした伝播情報を記憶する。
(実施形態2)
景品抽選装置1の伝播情報取得手段10の実施形態2は,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から伝播情報を取得する実施形態で,実施形態2において,ユーザが利用するCGM2はブログで,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,キャンペーンの内容に係わる画像に,景品抽選装置1が有するキャンペーンの応募ページのURLがリンク先として貼られたキャンペーン用のバナー広告がクリックされたときのアクセスログから伝播情報を取得する。
実施形態2において,キャンペーン用のバナー広告を表示させるためのスクリプトは,景品抽選装置1のユーザ登録手段13によってユーザ登録したユーザに対して提示され,ユーザが,ユーザが作成したキャンペーンに関するブログ記事にこのスクリプトを埋め込むことで,キャンペーンに関するブログ記事にキャンペーン用のバナー広告が表示される。
キャンペーンに関するブログ記事に表示されたキャンペーン用のバナー広告をクリックし,キャンペーンに関するブログ記事を閲覧した消費者がキャンペーンに応募すると,キャンペーンのことが消費者間で伝播されたことになり,このようなことが繰り返し行われることで,キャンペーンのことが消費者間で周知されていくことになる。
実施形態2における景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,キャンペーンに関するブログ記事に表示されたキャンペーン用のバナー広告がクリックされてキャンペーンの応募ページにアクセスがあり,キャンペーン用のバナー広告をクリックした消費者がユーザ登録すると,キャンペーン用のバナー広告をクリックしてユーザ登録したユーザのユーザアカウントを伝播先アカウントとし,バナー広告をクリックしたときに得られたアクセスログにログに含まれリンク元情報(HTTP#REFERER)を伝元アカウントとした伝播情報を記憶する。
(実施形態3)
実施形態3は,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報から伝播情報を取得する実施形態で,実施形態3において,ユーザが利用するCGM2はブログで,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,ブログに備えられた機能の一つであるトラックバックを利用して伝播情報を取得する。
実施形態3では,キャンペーンに応募したユーザは,キャンペーンに応募する前もしくは後に,キャンペーンに応募する際に閲覧したブログのトラックバックURLに対して,キャンペーンに関する自身のブログ記事をトラックバックすることで,キャンペーンのことが消費者間で伝播されたことになり,このようなことが繰り返し行われることで,キャンペーンのことが消費者間で周知されていくことになる。
実施形態3では,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,キャンペーンに応募したユーザ毎に,ユーザのユーザアカウント(ここでは,ブログのユーザアカウント)を利用して,キャンペーン期間中に投稿されたブログ記事を収集する。
そして,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,収集したブログ記事の中から,自然言語処理を用い,キャンペーンに関するブログ記事で,かつ,トラックバックされているブログ記事を特定し,トラックバックしているブログ記事の投稿者のユーザアカウントを伝播先アカウントとし,特定したブログ記事の投稿者のユーザアカウントを伝播元アカウントとした伝播情報を記憶する。
(実施形態4)
実施形態4は,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報から伝播情報を取得する実施形態で,実施形態4において,ユーザが利用するCGM2をTwitter社が運営しているTwitter(登録商標)とし,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,キャンペーンに関するTweet(つぶやきメッセージ)であることを示すハッシュタグを利用して伝播情報を取得する。
キャンペーンに関するTweetであることを示すハッシュタグ(例えば,#ExmpCampaign)は,ユーザが景品抽選装置1のユーザ登録手段13によって登録したときにユーザに提示され,キャンペーンに応募したユーザは,このハッシュタグを付けて,キャンペーンにかかわるTweetを投稿する。
キャンペーンに係わるTweetを閲覧してキャンペーンに応募したユーザは,閲覧したTweetに対してRetweetとすることで,キャンペーンのことが消費者間で伝播されたことになり,このようなことが繰り返し行われることで,キャンペーンのことが消費者間で周知されていくことになる。
実施形態4において,景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,Twitter(登録商標)のAPIを利用して,景品抽選装置1に登録されたユーザ毎に,ユーザのユーザアカウント(ここでは,Twitter(登録商標)のユーザアカウント)を用いて得られるTweetの中から,キャンペーンにかかるTweetであることを示すハッシュタグがついたTweetを記憶しておき,キャンペーンの応募期間が終了すると,景品抽選装置1に登録されたユーザ毎に,ユーザのユーザアカウントから得られたTweetを解析して伝播情報を取得する。
Tweetを解析して伝播情報を取得するとき, 景品抽選装置1の伝播情報取得手段10は,Retweetを示す文字「RT」の次に記載されているユーザアカウントが,景品抽選装置1に登録されているユーザのユーザアカウントであれば,Tweetを投稿したユーザのユーザアカウントを伝播先アカウントとし,Retweetを示す文字「RT」の次に記載されているユーザアカウントを伝播元アカウントとした伝播情報を記憶する。
1 景品抽選装置
10 伝播情報取得手段
11 最大伝播数算出手段
12 景品抽選手段
13 ユーザ登録手段
14 ユーザDB
2 CGM

Claims (10)

  1. キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝元アカウントを対応付けた伝播情報を取得する伝播情報取得手段と,
    キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶する最大伝播数算出手段と,
    前記最大伝播数算出手段が求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行う景品抽選手段と,を備え
    前記最大伝播数算出手段は,前記伝播情報に記載されている前記伝播元アカウントが前記伝播先アカウントとして記載されている前記伝播情報を辿る処理を,前記ユーザが伝播先となっている前記伝播情報から前記伝播情報が辿れなくなるまで行うことで前記伝播経路を求め,前記伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウントに関連付けて,前記伝播経路に含まれる前記伝播情報の総数を記憶しておき,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けられた前記伝播情報の総数の最大値を最大伝播数として記憶することを特徴とする景品抽選装置。
  2. 前記景品抽選手段は,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うことを特徴とする,請求項1に記載の景品抽選装置。
  3. キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝元アカウントを対応付けた伝播情報を取得する伝播情報取得手段と,
    キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶する最大伝播数算出手段と,
    前記最大伝播数算出手段が求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行う景品抽選手段と,を備え
    前記景品抽選手段は,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うことを特徴とする景品抽選装置。
  4. 前記口コミ情報はブログ記事で,前記伝播情報取得手段は,キャンペーンへの応募を受け付けるインターネット上の応募ページへのリンクが貼られ,前記ユーザのブログ記事に表示されたバナー広告がクリックされたときに得られるアクセスログから前記伝播情報を取得することを特徴とする,請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の景品抽選装置。
  5. 前記口コミ情報はブログ記事で,前記伝播情報取得手段は,キャンペーンの応募期間中に前記ユーザが投稿したブログ記事を自然言語解析して,キャンペーンに関して記述しているブログ記事を抽出した後,抽出したブログ記事のトラックバックの中から,他の前記ユーザからのトラックバックを抽出することで前記伝播情報を取得することを特徴とする,請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の景品抽選装置。
  6. 前記口コミ情報はつぶやきメッセージで,前記伝播情報取得手段は,キャンペーンの応募期間中に前記ユーザが投稿したつぶやきメッセージの中から,キャンペーンに係わる記事を示すハッシュタグが付加され,他の前記ユーザのつぶやきメッセージを再配信しているつぶやきメッセージを抽出することで前記伝播情報を取得することを特徴とする,請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の景品抽選装置。
  7. 前記伝播情報取得手段は,キャンペーンに応募する際,前記ユーザに前記口コミ情報を作成したユーザである元のユーザを入力させることで前記伝播情報を取得することを特徴とする,請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の景品抽選装置。
  8. キャンペーンに係わる景品の抽選を行う景品抽選装置が,キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝元アカウントを対応付けた伝播情報を取得するステップa,
    前記景品抽選装置が,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶するステップb,
    前記景品抽選装置が,前記ステップbで求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行うステップc,が実行され
    前記ステップbにおいて,前記景品抽選装置は,前記伝播情報に記載されている前記伝播元アカウントが前記伝播先アカウントとして記載されている前記伝播情報を辿る処理を,前記ユーザが伝播先となっている前記伝播情報から前記伝播情報が辿れなくなるまで行うことで前記伝播経路を求め,前記伝播経路に含まれる全ての伝播先アカウントに関連付けて,前記伝播経路に含まれる前記伝播情報の総数を記憶しておき,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けられた前記伝播情報の総数の最大値を最大伝播数として記憶することを特徴とする景品抽選方法。
  9. 前記ステップcにおいて,前記景品抽選装置は,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うことを特徴とする,請求項8に記載の景品抽選方法。
  10. キャンペーンに係わる景品の抽選を行う景品抽選装置が,キャンペーンに応募したユーザが投稿し,キャンペーンに関する口コミ情報に記載された情報,又は,キャンペーンに応募する際に,ユーザが操作しているコンピュータから送信される情報から,前記口コミ情報を閲覧してキャンペーンに応募したユーザのユーザアカウントである伝先アカウントと,該口コミ情報を作成したユーザのユーザアカウントである伝元アカウントを対応付けた伝播情報を取得するステップa,
    前記景品抽選装置が,キャンペーンの応募期間が過ぎた時点で取得された前記伝播情報を参照し,前記ユーザを終点とする前記口コミ情報の伝播経路を前記ユーザ毎に求めた後,前記ユーザが関連する前記伝播経路から得られる前記口コミ情報の伝播数の最大値である最大伝播数を前記ユーザ毎に求め,前記ユーザのユーザアカウントに関連付けて最大伝播数を記憶するステップb,
    前記景品抽選装置が,前記ステップbで求めたユーザの前記最大伝播数をキャンペーンの景品の当選のし易さの重みとし,前記景品の抽選を前記ユーザ毎に行うステップc,が実行され
    前記ステップcにおいて,前記景品抽選装置は,前記最大伝播数の最大値の範囲の第1の乱数を発生させておき,前記ユーザの総数の範囲の第2の乱数を前記ユーザ毎に発生させ,前記第2の乱数を用いた当選判定で当選し,かつ,前記第1の乱数以上の前記最大伝播数を保持している前記ユーザを前記景品の当選者とする処理を,前記当選者となった前記ユーザの数が景品総数に至まで繰り返して行うことを特徴とする景品抽選方法。
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