JP5552833B2 - 空調ダクト及び輸送機 - Google Patents
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Description
本発明にかかる空調ダクトは、
輸送機に搭載されたカーテンエアバッグに隣接して配置される空調ダクトであって、
前記空調ダクト本体を構成する壁部において、
前記カーテンエアバック側に位置する第1の壁部は、未発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室外側に位置する第2の壁部は、発泡樹脂で構成し、
前記カーテンエアバック側とは反対側に位置する第3の壁部は、発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室内側に位置する第4の壁部は、未発泡樹脂で構成することを特徴とする。
本発明にかかる輸送機は、
上記記載の空調ダクトを搭載したことを特徴とする。
まず、図3を参照しながら、本実施形態の空調ダクト200の概要について説明する。図3は、空調ダクト200周辺の断面構成例を示す図である。
<空調ダクト200の構成例>
まず、図1〜図3を参照しながら、本実施形態の空調ダクト200の構成例について説明する。図1は、自動車に搭載された空調ダクト200の外観構成例を示す図であり、図2は、図1に示す空調ダクト200の拡大構成例を示す図である。図3は、図1、図2に示す空調ダクト200の断面構成例(図1、図2のX-X'の断面構成例)を示す図である。
次に、図3を参照しながら、空調ダクト200を構成する各壁部の構成について説明する。
発泡倍率:後述する本実施形態の成形方法で用いた熱可塑性樹脂の密度を、本実施形態の成形方法により得られた空調ダクト200を構成する壁部の壁面の見かけ密度で割った値を発泡倍率とした。
次に、図4〜図8を参照しながら、本実施形態の空調ダクト200の成形方法例について説明する。図4は、本実施形態の空調ダクト200を成形する成形装置100の構成例を示し、図5〜図8は、本実施形態の空調ダクト200を成形する工程例を示す図である。
このように、本実施形態の空調ダクト200のダクト本体は、カーテンエアバック600側に位置する第1の壁部203は、未発泡樹脂で構成し、輸送機の室外側に位置する第2の壁部202は、発泡樹脂で構成することにしている。
次に、第2の実施形態について説明する。
次に、第3の実施形態について説明する。
まず、図10を参照しながら、本実施形態の空調ダクト200の構成例について説明する。
このように、本実施形態の空調ダクト200は、第1の側壁部203と外側壁部202とを連結する第1の連結部と、第1の側壁部203と内側壁部201とを連結する第2の連結部と、第2の側壁部204と外側壁部202とを連結する第3の連結部と、第2の側壁部204と内側壁部201とを連結する第4の連結部と、の少なくとも1つの連結部は、図10に示すようなダクト本体の側面から突出したフランジ部を構成するようにする。これにより、第1の実施形態の空調ダクト200よりも強度を向上させることができる。また、フランジ部を用いて、空調ダクト200を内装天井フレーム400や車体天井フレーム500等に容易に固定することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。
まず、図11を参照しながら、本実施形態の空調ダクト200の構成例について説明する。
このように、本実施形態の空調ダクト200は、第1の側壁部203を発泡倍率1.5倍以下の発泡樹脂(未発泡樹脂を含む)で構成することで、カーテンエアバッグ600の展開等による衝撃に耐えることが可能な強度を確保しつつ、第1の側壁部203の軽量化、低コスト化を図ることができる。
201 内側壁部(第3の壁部)
202 外側壁部(第2の壁部)
203 第1の側壁部(第1の壁部)
204 第2の側壁部(第4の壁部)
205 通気路
A 装備品収納空間
L1、L2 パーティングライン
300 エアコンユニット
101 エアコン接続ダクト
102 連結ダクト
103 空気供給口
104 空気排出口
400 内装天井フレーム
500 車体天井フレーム
600 カーテンエアバック
700 ネジ
100 成形装置
101 押出装置
102 型締装置
1 第1のアキュムレータ
2 第2のアキュムレータ
3 第1のプランジャー
4 第2のプランジャー
5 第1のTダイ
6 第2のTダイ
7 第1の押出機
8 第2の押出機
9 第1の熱可塑性樹脂供給ホッパ
10 第2の熱可塑性樹脂供給ホッパ
11,11 第1の一対のローラ
12,12 第2の一対のローラ
13,13 分割金型
14,14 キャビティ
15,15 ピンチオフ形成部
17,17 型枠
18 第1の熱可塑性樹脂シート
19 第2の熱可塑性樹脂シート
23 スリット隙間調整装置
Claims (7)
- 輸送機に搭載されたカーテンエアバッグに隣接して配置される空調ダクトであって、
前記空調ダクト本体を構成する壁部において、
前記カーテンエアバック側に位置する第1の壁部は、未発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室外側に位置する第2の壁部は、発泡樹脂で構成し、
前記カーテンエアバック側とは反対側に位置する第3の壁部は、発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室内側に位置する第4の壁部は、未発泡樹脂で構成することを特徴とする空調ダクト。 - 前記第1の壁部を構成する未発泡樹脂と、前記第4の壁部を構成する未発泡樹脂と、は、一枚の未発泡樹脂シートで形成されており、
前記第2の壁部を構成する発泡樹脂と、前記第3の壁部を構成する発泡樹脂と、は一枚の発泡樹脂シートで形成されていることを特徴とする請求項1記載の空調ダクト。 - 前記第1の壁部と、前記第2の壁部と、を連結する第1の連結部と、
前記第1の壁部と、前記第4の壁部と、を連結する第2の連結部と、
前記第3の壁部と、前記第2の壁部と、を連結する第3の連結部と、
前記第4の壁部と、前記第3の壁部と、を連結する第4の連結部と、の少なくとも1つの連結部は、
前記空調ダクト本体の側面から突出したフランジ部を構成することを特徴とする請求項1または2記載の空調ダクト。 - 前記発泡樹脂シートは、前記未発泡樹脂シートと同一の基材樹脂に発泡剤を添加させて発泡させたものであることを特徴とする請求項2記載の空調ダクト。
- 輸送機に搭載されたカーテンエアバッグに隣接して配置される空調ダクトであって、
前記空調ダクト本体を構成する壁部において、
前記カーテンエアバック側に位置する第1の壁部は、発泡倍率が1.5倍以下の発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室外側に位置する第2の壁部は、前記第1の壁部を構成する発泡樹脂よりも発泡倍率の高い発泡樹脂で構成し、
前記カーテンエアバック側とは反対側に位置する第3の壁部は、前記第1の壁部を構成する発泡樹脂よりも発泡倍率の高い発泡樹脂で構成し、
前記輸送機の室内側に位置する第4の壁部は、発泡倍率が1.5倍以下の発泡樹脂で構成することを特徴とする空調ダクト。 - 前記第2の壁部及び前記第3の壁部は、発泡倍率が2.0倍以上の発泡樹脂で構成することを特徴とする請求項5記載の空調ダクト。
- 請求項1から6の何れか1項に記載の空調ダクトを搭載した輸送機。
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