JP5551705B2 - 殺生物組成物および使用方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本件は、米国実用特許出願番号第12/243,028号(2008年10月1日出願)の優先権の利益を主張し、その仮出願はその全部を参照により本明細書に組入れる。
発明の分野
本発明は、殺生物組成物ならびに水性システムおよび水含有システムにおける微生物の制御のためのその使用方法に関する。
発明の背景
微生物汚染からの水含有システムの保護は、多くの製造プロセス,特に油または天然ガスの製造操作の成功のために重大である。油およびガスの製造において、好気性および嫌気性の両者のバクテリアによる微生物汚染は、深刻な問題,例えば貯留タンクの悪化(主に嫌気性硫酸塩還元バクテリア(SRB)によるもの)、設備およびパイプラインの金属表面上の微生物学的腐食(MIC)、ならびにポリマー添加剤の分解の原因となる可能性がある。
微生物汚染は、油およびガスの操作(注入水、生成水、ダウンホール、ボア近傍領域において、脱気塔において、輸送パイプラインにおいて、油およびガスの貯蔵タンクにおいて、ならびに機能性水系流体(例えば掘削泥水)、仕上流体または改修流体、刺激流体、ならびに破砕流体において、のものが挙げられる)の全体に亘りいずれの場所でも生じる可能性がある。
殺生剤処理は必須であり、そして油およびガスの用途における殺菌および防腐の水性システムに用いられる。しかし、全ての殺生剤が広範囲の微生物および/または温度に亘って有効であるわけではない。油およびガスの用途において、高温(最大120℃以上)およびダウンホール環境中でのH2Sの存在は、殺生剤処理についての大きくかつ特異な課題になる。
グルタルアルデヒドは、速く作用する殺生剤であり、そして油田/ガス田の注入水および生成水/流体の処理のために用いる主要な殺生剤の1つである。しかしこれは特定条件下(例えば高温(例えば80℃以上)で安定ではない。従って、ダウンホール環境のための長期の微生物制御を与えることができない。結果として、熱的に安定で速く作用し、そして長期持続性の、油およびガスの用途(嫌気性SRB制御のためのダウンホール処理用が挙げられる)のための殺生剤に対する要求がある。
発明の簡単な要約
一側面において、本発明は、相乗的な殺生物組成物を提供する。該組成物は、水性システムまたは水含有システムにおける微生物の生育を制御するために有用であり、そして油および天然ガスの産業における用途のために特に好適である。本発明の組成物は、グルタルアルデヒドをオキサゾリジン殺生物化合物とともに含む。
第2の側面において、本発明は、水性システムまたは水含有システムにおける微生物を制御する方法を提供する。該方法は、本明細書に記載する殺生物組成物でシステムを処理することを含む。
発明の詳細な説明
上記で述べたように、本発明は、殺生物組成物および微生物の制御におけるこれらの使用方法を提供する。組成物は、グルタルアルデヒドを殺生物オキサゾリジン化合物とともに含む。驚くべきことに、グルタルアルデヒドおよびオキサゾリジンの組合せが、水性媒体または水含有媒体における微生物の制御のために用いる場合に相乗的であることを見出した。すなわち、組合せ物質は、特定の使用濃度でのこれらの個別の性能に基づいて他に予測されるよりも改善された殺生物特性をもたらす。観察される相乗性は、許容可能な殺生物特性を実現するために用いる低減された量の物質を可能にし、よって潜在的に環境への影響および物質コストを低減する。
相乗性を示すことに加え、本発明の組成物はまた、広範囲の微生物種(好気性および嫌気性の両者の微生物が挙げられる)を制御するのに有効である。更に、組成物は、低温および高温の両者で、そして長期間、機能的である。これらはまた、硫化物含有環境(例えば硫化物イオンを含有するもの)中でのこれらの有効性を維持する。これらの寄与の結果として、組成物は油および天然ガスの産業において特に有用である。これらの産業において、種々の温度範囲に亘って好気性および嫌気性の両者の微生物を制御でき、そして硫化物が存在する場合にも有効であり続ける殺生物剤が必要である。
本明細書の目的のために、「微生物」の意味は、これらに限定するものではないが、バクテリア、菌類、藻類、およびウイルスを包含する。好ましい微生物(これらに対して組成物が有効であるもの)はバクテリアであり、そしてより好ましくはSRBである。単語「制御」および「制御する」は、これらの意味を包含するように広範に解釈すべきであり、これらに限定するものではないが、微生物の生育または増殖を阻害すること、微生物を殺すこと、再生に対する消毒、および/または防腐が挙げられる。
本発明において使用するための好適なオキサゾリジン化合物としては、これらに限定するものではないが、単環オキサゾリジン,例えば4,4−ジメチルオキサゾリジン(The Dow Chemical Companyから入手可能)、N−メチル−1,3−オキサゾリジン、N−エチロール−1,3−オキサゾリジン、5−メチル−1,3−オキサゾリジン、4−エチル−4−ヒドロキシメチルオキサゾリジン、4−エチルオキサゾリジン,および4−メチル−4−エチルオキサゾリジンが挙げられる。4,4−ジメチルオキサゾリジンは好ましい単環オキサゾリジンである。
好適なオキサゾリジン化合物としてはまた、二環オキサゾリジンが挙げられ、1−アザ−3,7−ビシクロ[3.3.0]オクタンであって任意にC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、またはヒドロキシ(C1〜C6アルキル)で置換されているもの,例えば7−エチルビシクロオキサゾリジン(5−エチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン)(The Dow Chemical Companyから入手可能)、5−ヒドロキシメトキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン(International Specialty Productsから入手可能)、5−ヒドロキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン(International Specialty Productsから入手可能)、5−ヒドロキシポリ(メチレンオキシメチル−1−アザ−ジオキサビシクロ(3.3.0)オクタン(International Specialty Productsから入手可能)、および1−アザ−3,7−ジオキサ−5−メチロール−(3.3.0)−ビシクロオクタンが挙げられる。7−エチルビシクロオキサゾリジンは好ましい二環オキサゾリジンである。
好適なオキサゾリジン化合物としては、更に、ビスオキサゾリジン,例えばN,N−メチレンビス(5−メチル−オキサゾリジン)(Halliburtonから入手可能)およびビス−(4,4’−テトラメチル−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−メタンが挙げられる。
好適なオキサゾリジン化合物としては、追加でポリオキサゾリジンが挙げられる。無論、1種よりも多いオキサゾリジン化合物を、本発明において使用するために組合せることができる;このような場合において、比および濃度は、全オキサゾリジン化合物の総質量を用いて算出する。
好ましくは、本発明の組成物中のグルタルアルデヒド:オキサゾリジン質量比は、約50:1〜1:50、より好ましくは30:1〜1:30、そして更により好ましくは20:1〜1:20である。
幾つかの好ましい態様において、グルタルアルデヒドのオキサゾリジン化合物に対する質量比は、約30:1〜約1:50、より好ましくは約20:1〜約1:30、更により好ましくは約10:1〜約1:20である。更なる態様において、質量比は約10:1〜約1:15または約6:1〜約1:15または約6:1〜約1:9である。本段落の態様は、オキサゾリジンが単環オキサゾリジン,例えば4,4−ジメチルオキサゾリジンである場合に特に好ましい。これらの態様はまた、制御される微生物が嫌気性,例えばSRBである場合に好ましい。これらの態様はまた、殺生物活性が高温にて必要である場合に好ましい。
更に好ましい態様において、好気性バクテリアに対して用いるのに特に好適な、グルタルアルデヒドのオキサゾリジン化合物に対する質量比は、約1:6〜約1:15である。この態様はまた、オキサゾリジンが単環オキサゾリジン,例えば4,4−ジメチルオキサゾリジンである場合に好ましい。
更に他の好ましい態様において、グルタルアルデヒドのオキサゾリジン化合物に対する質量比は、約30:1〜約1:30、より好ましくは約20:1〜約1:20である。本段落の態様は、オキサゾリジンが二環オキサゾリジン,例えば7−エチルビシクロオキサゾリジンである場合に特に好ましい。これらの態様はまた、制御される微生物が嫌気性,例えばSRBである場合に好ましい。
更により好ましい態様において、好気性バクテリアに対して用いるのに特に好ましい、グルタルアルデヒドのオキサゾリジン化合物に対する質量比は、1:6〜1:8である。この態様はまた、オキサゾリジンが二環オキサゾリジン,例えば7−エチルビシクロオキサゾリジンである場合に好ましい。
本発明の組成物は、好気性および嫌気性の両者の微生物を油および天然ガスの用途において制御するのに有用である。幾つかの態様において、組成物は、好ましくは嫌気性微生物に対して(好ましくは嫌気性バクテリアに対して)用いられる。
本発明の組成物は、広い温度範囲に亘って用いるのに好適である。幾つかの更なる好ましい態様において、組成物は水性システムまたは水含有システムにおいて、温度37℃以上、より好ましくは60℃以上、そして更により好ましくは80℃以上で用いる。組成物は、硫化物源(例えば硫化水素)が水性システムまたは水含有システムの中に存在する場合に更に有効である。
本発明の組成物を使用できる油システムおよび天然ガスシステムの例としては、例えば、油田およびガス田の注入水および生成水ならびに機能性流体、油井およびガス井、油およびガスの操作、分離、貯蔵、ならびに輸送システム、油およびガスのパイプライン、油およびガスの容器、ならびに燃料が挙げられる。
ブレンド物もまた、他の工業用水および水含有/汚染マトリクス,例えば冷却水、ボイラー水、パルプおよび紙のミル粉砕水、他の工業プロセス水、バラスト水、廃水、金属作動流体、ラテックス、塗料、コーティング、接着剤、インク、テープ接合化合物、パーソナルケア製品および家庭用品、またはこれらととともに用いるシステムにおける微生物を制御するために使用できる。加えて、ブレンド物は、殺生剤としてグルタルアルデヒドを用い、低減された量が所望される他の領域において採用できる。
当業者は、過度の実験なしで、任意の特定の用途において使用すべき組成物の濃度を容易に決定できる。例示のために、油およびガスの注入のための幾つかの態様において、組成物の活性物質濃度は、約10〜約500質量ppmであることが好ましく、好ましくは約30〜約300ppm、をトップサイド処理(ここでは温度が通常低く、そして好気性バクテリアが蔓延しやすい)のために、そして活性物質濃度約30〜約1000ppm、好ましくは約50〜約500ppmをダウンホール処理(ここでは温度が通常高く、そして嫌気性バクテリアがより蔓延しやすい)のために、用いる。
組成物の成分は、水性システムまたは水含有システムに、別個に添加でき、または添加前に前混合できる。当業者は、適切な添加方法を容易に決定できる。組成物は、他の添加剤,例えば、これらに限定するものではないが、界面活性剤、イオン性/非イオン性のポリマーおよびスケール、腐食防止剤、酸素捕捉剤とともにシステムに添加できる。追加の殺生剤,例えば4級アンモニウム化合物、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウム塩およびトリスヒドロキシメチルホスフィン、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド(DBNPA)、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール(ブロノポール)、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(CMIT/MIT)、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、トリス(ヒドロキシメチル)ニトロメタン、1−(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニア−アダマンタンクロリド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、o−フタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、トリアジン、2,6−ジメチル−m−ジオキサン−4−オールアセテート、酸化防止剤,例えば塩素、二酸化塩素、過酸化物、過酢酸、臭化アンモニウム、臭化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、次亜臭素酸ナトリウム、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(BCDMH)、クロルアミン、もまた添加できる。
以下の例は、本発明の例示であるがその範囲の限定を意図しない。

以下の例において報告する相乗指数は、以下の等式を用いて算出する:
相乗指数=Ca/CA+Cb/CB
式中、Ca:組合せで用いた場合に所定レベルまたは完全な殺バクテリアを実現するのに必要な殺生剤Aの濃度;
CA:単独で用いた場合に所定レベルまたは完全な殺バクテリアを実現するのに必要な殺生剤Aの濃度;
Cb:組合せで用いた場合に所定レベルまたは完全な殺バクテリアを実現するのに必要な殺生剤Bの濃度;
CB:単独で用いた場合に所定レベルまたは完全な殺バクテリアを実現するのに必要な殺生剤Bの濃度;
相乗係数(SI)1は相加性を示し、相乗係数1未満は相乗性を示し、そして相乗係数1超は拮抗性を示す。
殺生物効果を評価するために当業者に公知の種々の方法を用いることができる。以下の例の幾つかにおいては段階希釈法を用い、これは計画の処理後に残存する生菌バクテリアを評価する。方法は、(例えば高温試験について、または硫化物の存在について)本発明者の係属中の国際出願第PCT/US08/075755号(2008年9月10日出願)(これは参照により本明細書に組入れる)に記載される方法論に基づきまたはこれに適合する。
例1.
好気性バクテリアに対するグルタルアルデヒド/オキサゾリジンの相乗性
滅菌NaCl溶液(0.85%)を、最終バクテリア濃度約106CFU/mLでのバクテリア摂取で汚染させる。次いで、殺生剤溶液(単独または組合せで)をバクテリア懸濁液中に種々の濃度で添加し、そして直ちによく混合する。混合物を37℃で1時間インキュベートした後、溶液中に残る生菌バクテリアを評価する。バクテリア対数減少を次いで算出する。以下の表1は、グルタルアルデヒドおよび4,4−ジメチル−オキサゾリジンを単独および組合せで活性物質質量比1:6で用いた際に3logのバクテリア減少を実現するのに必要な用量を比較する。
Figure 0005551705
表1に示すように、グルタルアルデヒドは、4,4−ジメチル−オキサゾリジンとの組合せで高い相乗効果を示し、従って、殺生剤を別個ではなく組合せで用いる場合には良好なバクテリア制御のために必要な用量が大幅に低い。
同じ試験評価を用い、グルタルアルデヒド/4,4−ジメチル−オキサゾリジンの組合せの他の比を試験する。Pseudomonas aeruginosa ATCC 10145に対するこれらの組成物の殺生物効果の相乗指数を表2にまとめる。
Figure 0005551705
グルタルアルデヒドと7−エチル−ビシクロオキサゾリジンとの組合せもまた試験する。表3は、グルタルアルデヒドおよび7−エチル−ビシクロオキサゾリジンを単独および組合せで活性物質質量比1:6で用いた際に3logのバクテリア減少を実現するのに必要な用量を比較する。
Figure 0005551705
Pseudomonas aeruginosa ATCC 10145に対する他のグルタルアルデヒド/7−エチル−ビシクロオキサゾリジンの組合せの殺生物効果の相乗指数を表4にまとめる。
Figure 0005551705
例2.
嫌気性バクテリアに対するグルタルアルデヒド/オキサゾリジンの相乗性
嫌気チャンバー(Bactron III)内で、脱気した滅菌食塩水(3.1183gのNaCl,1.3082mgのNaHCO3,47.70mgのKCl,72.00mgのCaCl2,54.49mgのMgSO4,172.28mgのNa2SO4,43.92mgのNa2CO3(1L水中))を油田単離嫌気性SRBコンソーシアムで最終バクテリア濃度約107CFU/mLにて汚染させる。このバクテリア懸濁液のアリコートを次いでグルタルアルデヒド、オキサゾリジン殺生剤(この場合、4,4−ジメチル−オキサゾリジンまたは7−エチル−ビシクロオキサゾリジン)またはグルタルアルデヒド/オキサゾリジンの組合せで、異なる活性物質濃度にて処理する。混合物を40℃にて1時間インキュベートした後、混合物中に残る生菌バクテリアを、段階希釈法を用いて評価する。バクテリア対数減少を次いで算出する。表5は、グルタルアルデヒドおよび4,4−ジメチル−オキサゾリジンを単独および組合せで用いた際に完全な殺バクテリアを実現するのに必要な用量を比較する。
Figure 0005551705
表5から分かるように、グルタルアルデヒド/4,4−ジメチル−オキサゾリジンの組合せの高い相乗効果がこの試験で示される。グルタルアルデヒド、7−エチル−ビシクロオキサゾリジンおよび種々の活性物質質量比でのこれらの組合せの殺生物効果を表6にまとめる。表6中のデータは、グルタルアルデヒド/7−エチル−ビシクロオキサゾリジンの組合せの、嫌気性SRBに対する高い相乗効果を示す。
Figure 0005551705
例3.
高温での嫌気性バクテリアに対するグルタルアルデヒド/オキサゾリジンの相乗性
この例では、グルタルアルデヒド、オキサゾリジン、およびこれらの組合せの、80℃での5日間に亘る殺生物効果を評価する。殺生剤は10ppm硫化物の存在下で105CFU/mLの油田SRBコンソーシアムに挑戦する。殺生剤溶液はSRBコンソーシアムおよび硫化物に3日および4日にて再挑戦する。表7は、5日の試験についての相乗指数結果を示す。表7における結果から、グルタルアルデヒド/4,4−ジメチル−オキサゾリジンの組合せは80℃にてSRBおよび硫化物の挑戦で相乗的であることが明らかである。
Figure 0005551705
本発明をその好ましい態様に従って上記してきたが、本開示の精神および範囲の中で改変できる。従って本件は、本明細書で開示する一般原理を用いた本発明の任意の変形、用途または適合を網羅することを意図する。更に、本件は、本発明が属する当該分野で公知および慣例の実施の範囲内となり特許請求の範囲の限定の範囲内となる本開示からの逸脱を網羅することを意図する。
本発明は以下の態様を有する。
[1] グルタルアルデヒド;および
オキサゾリジン殺生物化合物;
を含む、組成物。
[2] グルタルアルデヒドの、オキサゾリジン殺生物化合物に対する質量比が、約50:1〜1:50である、上記[1]に記載の組成物。
[3] グルタルアルデヒドの、オキサゾリジン殺生物化合物に対する質量比が、約20:1〜1:20である、上記[1]に記載の組成物。
[4] オキサゾリジン殺生物化合物が、単環オキサゾリジンである、上記[1]に記載の組成物。
[5] 単環オキサゾリジンが、4,4−ジメチオキサゾリジン、N−メチル−1,3−オキサゾリジン、N−エチロール−1,3−オキサゾリジン、5−メチル−1,3−オキサゾリジン、4−エチル−4−ヒドロキシメチルオキサゾリジン、4−エチルオキサゾリジン、4−メチル−4−エチルオキサゾリジン、またはこれらの2種以上の混合物である、上記[4]に記載の組成物。
[6] オキサゾリジン殺生物化合物が、二環オキサゾリジンである、上記[1]に記載の組成物。
[7] 二環オキサゾリジンが、任意にC 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 アルコキシ、またはヒドロキシ(C 1 〜C 6 アルキル)で置換された1−アザ−3,7−ビシクロ[3.3.0]オクタンである、上記[6]に記載の組成物。
[8] 二環オキサゾリジンが、7−エチルビシクロオキサゾリジン、5−ヒドロキシメトキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、5−ヒドロキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、5−ヒドロキシポリ(メチレンオキシメチル−1−アザ−ジオキサビシクロ(3.3.0)オクタン、1−アザ−3,7−ジオキサ−5−メチロール−(3.3.0)−ビシクロオクタン、またはこれらの2種以上の混合物である、上記[7]に記載の組成物。
[9] オキサゾリジン殺生物化合物が、5−ヒドロキシメトキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、5−ヒドロキシメチル−1−アザ−3,7−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、および5−ヒドロキシポリ(メチレンオキシメチル−1−アザ−ジオキサビシクロ(3.3.0)オクタンの混合物である、上記[8]に記載の組成物。
[10] オキサゾリジン殺生物化合物が、ビスオキサゾリジンである、上記[1]に記載の組成物。
[11] ビスオキサゾリジンが、N,N−メチレンビス(5−メチル−オキサゾリジン)、ビス−(4,4’−テトラメチル−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−メタン、またはこれらの2種以上の混合物である、上記[10]に記載の組成物。
[12] オキサゾリジン殺生物化合物が、ポリオキサゾリジンである、上記[1]に記載の組成物。
[13] 1種以上の界面活性剤、イオン性/非イオン性ポリマーおよびスケール、腐食防止剤、酸素捕捉剤または追加の殺生剤を更に含む、上記[1]に記載の組成物。
[14] 追加の殺生剤が、4級アンモニウム化合物、テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウム塩およびトリスヒドロキシメチルホスフィン、2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド(DBNPA)、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール(ブロノポール)、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(CMIT/MIT)、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、トリス(ヒドロキシメチル)ニトロメタン、1−(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニア−アダマンタンクロリド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、o−フタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、トリアジン、2,6−ジメチル−m−ジオキサン−4−オールアセテート、酸化防止剤,例えば塩素、二酸化塩素、過酸化物、過酢酸、臭化アンモニウム、臭化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、次亜臭素酸ナトリウム、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン(BCDMH)、クロルアミン、およびこれらの2種以上の混合物から選択される、上記[13]に記載の組成物。
[15] 水性システムまたは水含有システムにおける微生物を制御する方法であって、上記[1]に記載の組成物でシステムを処理することを含む、方法。
[16] 水性システムまたは水含有システムが、油およびまたはガスの製造において用いられるかまたはその中に存在する、上記[15]に記載の方法。
[17] 油およびガスの製造が、油田およびガス田の注入、ならびに生成水および機能性流体、油井およびガス井、油およびガスの操作、分離、貯蔵、および輸送のシステム、油およびガスのパイプライン、油およびガスの容器、または燃料を含む、上記[16]に記載の方法。
[18] 水性システムまたは水含有システムが、冷却水、ボイラー水、パルプおよび紙のミル粉砕水、他の工業プロセス水、バラスト水、廃水、金属作動流体、ラテックス、塗料、コーティング、接着剤、インク、テープ接合化合物、パーソナルケア製品および家庭用品、またはこれらとともに用いるシステムである、上記[15]に記載の方法。
[19] 微生物が、嫌気性バクテリアである、上記[15]に記載の方法。
[20] 水性システムまたは水含有システムが、37℃以上である、上記[15]に記載の方法。

Claims (6)

  1. 油および/またはガスの製造のための水性システムまたは水含有システムにおける微生物を制御する方法であって、
    グルタルアルデヒド;および
    オキサゾリジン殺生物化合物;
    を含む組成物でシステムを処理することを含み、
    該オキサゾリジン殺生物化合物が4,4−ジメチルオキサゾリジンまたは7−エチルビシクロオキサゾリジンであり、
    該グルタルアルデヒドの該オキサゾリジン殺生物化合物に対する質量比が20:1〜1:20である、方法。
  2. グルタルアルデヒドの4,4−ジメチルオキサゾリジンに対する質量比が6:1〜1:15であり、または、グルタルアルデヒドの7−エチルビシクロオキサゾリジンに対する質量比が20:1〜1:20である、請求項1に記載の方法
  3. 水性システムまたは水含有システムが硫化物を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 油およびガスの製造が、油田およびガス田の注入水および生成水ならびに機能性流体、油井およびガス井、油およびガスの操作、分離、貯蔵、ならびに輸送システム、油およびガスのパイプライン、油およびガスの容器、または燃料を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 微生物が、嫌気性バクテリアである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 水性システムまたは水含有システムが、37℃以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
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