JP5550802B2 - 免疫調整作用のあるメロン抽出物含有組成物 - Google Patents

免疫調整作用のあるメロン抽出物含有組成物 Download PDF

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Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、免疫調整作用のあるメロン抽出物含有組成物に関する。より詳しくは、メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とグリアジンとを含んでなる、免疫調整用組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、II型コラーゲン特異的なIgG抗体産生抑制作用を有する組成物に関する。この組成物は、自己免疫疾患またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いることができる。また本発明は、免疫調整作用を有する飲食品に関する。
背景技術
関節炎は、関節滑膜付近において発症する炎症性疾患である。特に、関節リウマチ(Rheumatoid arthritis, RA)(または、リウマチ性関節炎)は関節の滑膜の慢性炎症により骨組織が傷害される、原因不明の慢性炎症疾患であり、また自己免疫疾患である。その有病率は、世界人口の1%(約5000万人)であり、最も頻度の高い膠原病である。
一般に、関節リウマチの患者は、罹病年数とともに関節の機能障害を来たし、日常生活に支障を来たすことが多い。しかしながら、現行の薬物治療では、根本的な治癒をもたらすことは困難であると言われている。このために、治療では通常、その症状に応じてステロイド剤、非ステロイド剤系抗炎症剤、免疫調整剤、免疫抑制剤が用いられる。これらの薬剤は、継続使用が必要とされ、副作用も現れることがあるために、慎重な薬剤療法が必要とされる。
このため、薬剤使用の軽減と、免疫調整効果とを伴うものであって、副作用が少なく、より安全に使用することができる薬剤または食品の提供が望まれている。このような薬剤または食品の提供は、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に役立つことが期待される。
生物は、生命活動に伴う酸化ストレスから逃れるために、酵素系(抗酸化酵素、例えば、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ)と非酵素系(ラジカルスカベンジャー、例えば、尿素、アルブミン、抗酸化ビタミン)という2種類の抗酸化システムを有している。生体内の抗酸化システムを活性化させることによって、酸化ストレスにより引き起こされる様々な疾患や状態の治療、予防、および改善効果が得られることが期待される。
抗酸化酵素であるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は、その活性が高い生物ほど寿命が長い知られており、生体内のフリーラジカルの除去効果を有していることが知られている。しかしながら、SODを直接摂取しても、生体の消化系で多くがタンパク質として消化されてしまい、また生体内に入ることができたとしても、異種SODは異物として認識され、速やかに排出されてしまう。したがって、SODの直接摂取よる場合には、効率が悪く、また効果もは一時的なものであって、持続的な効果は期待できなかった。
特表平10−511944号公報(特許文献1)には、SODと、脂質またはタンパク質と、賦形剤とを組み合わせた医薬組成物を炎症治療に用いることが開示されている。ここでは、SODを脂質またはタンパク質により保護することによって、消化系で消化され難くして生体内に到達させ、生体内でSOD誘導活性を示している。
しかしながら、ここには、SODを生体内にもたらすことで免疫調整効果を発揮しうることについては開示も示唆もされていない。免疫調整効果はリウマチ等による関節破壊の抑制につながるものである。一方、単に炎症の抑制作用のみは、リウマチの症状緩和は期待できるが、関節破壊の抑制等の根本的な治療効果にはつながらないと言われている。
また、特表2002−500236号公報(特許文献2)には、イムノ−レドックス活性を有する植物の異種SODを、細胞および臓器の変質が認められる疾患の治療に使用することが開示されている。ここでいうイムノ−レドックス活性とは、内因性SOD、カタラーゼ等の産生刺激活性を意味している。
このようなSODとタンパク質等とを組み合わせた物質としては、オキシカイン(商標)が知られており、これが糖尿病性腎症抑制効果およびがんの悪性化進展抑制効果を示しうることが既に報告されている(FOOD Style 21、No.89(2004年10月)、31〜34頁、株式会社食品化学新聞社発行)(非特許文献1)。
しかしながら、これら文献には、SODを生体内にもたらすことで免疫調整効果を発揮しうることについては開示も示唆もされていない。
特表平10−511944号公報 特表2002−500236号公報 FOOD Style 21、No.89(2004年10月)、31〜34頁、株式会社食品化学新聞社発行
発明の概要
本発明者らは今般、メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の摂取により、コラーゲン誘発関節炎(collagen-induced arthritis, CIA)が顕著に改善されることを予想外にも見出した。本発明はかかる知見に基づくものである。
本発明の目的は、日常生活において容易に摂取することができ、かつ、副作用の極めて少ない、医薬または飲食品として使用可能な、免疫調整効果を有する組成物を提供することにある。
本発明による免疫調整用組成物は、メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を有効成分として含んでなるものである。
本発明の一つの好ましい態様によれば、前記免疫調整は、II型コラーゲン特異的なIgG抗体産生の抑制である。
本発明の一つの好ましい態様によれば、本発明による組成物は、関節破壊の抑制またはその進行を遅らせるために用いられる。
本発明の好ましい態様によれば、本発明による免疫調整用組成物は、自己免疫疾患またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる。
本発明の他の態様によれば、メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を有効成分として含んでなる、炎症またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる組成物が提供される。
本発明の別の態様によれば 前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、免疫の抑制に用いられる飲食品が提供される。
本発明の別の一つの態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、免疫を抑制する機能が表示された飲食品が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、炎症またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる飲食品が提供される。
本発明のさらに別の一つの態様によれば、前記有効成分を有効量含んでなる、飲食品であって、炎症またはこれに関連する状態の進行抑制または改善する機能が表示された飲食品が提供される。
本発明によれば、有効成分を医薬品または飲食品として摂取することによって、生体内の免疫調整をすることができ、また自己免疫疾患またはこれに関連する状態の進行抑制または改善をすることができる。本発明における有効成分は、メロン抽出物であるため、副作用がほとんど無く安全性が高いことは明らかである。このため、本発明による組成物、または飲食品は、副作用が殆ど無く、安全性に優れたものである。よって、これらは日常生活において容易に摂取することができる。さらに、本発明による組成物または飲食品は、リウマチ性関節炎の治療におけるサポート食品として用いることで関節破壊により生じる関節痛や関節の変形を抑制し、日常生活での動作障害を軽減できる。またリウマチ性関節炎の影響による生活習慣病の併発も抑制することが期待できる。
発明の具体的説明
有効成分
本発明による組成物および飲食品の有効成分は、前記したように、メロン抽出物由来のSODである。このSODは、メロン、好ましくはヴォークルシアン(Vauclusien)種(例えば南フランス産)またはその変種の抽出物から慣用の方法により得ることができる。本発明による有効成分は、またグリアジンを有効成分としてさらに含んでなることができる。
したがって、本発明の好ましい態様によれば、有効成分は、メロン抽出物由来のSODとグリアジン(好ましくは小麦由来のもの)である。より好ましくは、有効成分は、該SODは、グリアジンと結合しているもの、さらに好ましくはグリアジンがSODを保護するように結合しているものである。そのようなものは、公知の方法により得ることができるが、例えば、オキシカイン(OXYKINE)(商品名)(コンビ株式会社製)で入手できるものを直接使用することができる。オキシカインは、従来不可能とされてきた「経口投与による小腸からのSODの取り込み」と「自己のSOD活性を上昇させる」ことができるものと言われている。
用途
本発明による有効成分は、免疫調整効果を有する。すなわち、後述する実施例に示されるように、本発明による有効成分は、関節リウマチの一般的な病態モデルであるコラーゲン誘発関節炎(collagen-induced arthritis、以下「CIA」と略すことがある)において、実際に抗体産生量の減少が実際に確認されている(実施例、図2)。そしてその結果として、本発明による有効成分によって、炎症の進行を抑制または改善する効果が確認された。すなわち、本発明による有効成分の投与群と非投与群のマウスの臨床的または組織学的所見より、本発明による組成物によって病態の進行が軽減されたことが実際に確認された(実施例、図1、図4および図5)。このように、本発明による有効成分は、炎症の進行を抑制しまたは改善する効果を示した。よって、本発明における有効成分は、免疫調整効果が示されることが望ましい患者、例えば自己免疫疾患患者に対し、免疫調整の効果をもたらすことができる。また本発明による有効成分には、関節破壊の抑制またはその進行の遅延効果が期待できる。さらに、本発明による有効成分は、炎症性疾患の患者に対し、炎症の低減等といった症状の進行抑制、症状の緩和、改善効果をもたらすことができ、さらには治療効果も期待できる。また本発明の有効成分は、毒性も低く、哺乳動物に対し安全に用いることができる。
したがって、本発明による有効成分は、Th1/Th2バランスの免疫調整のために用いることができる。ここで免疫調整は、好ましくは、IgG抗体産生抑制であり、より好ましくは、II型コラーゲン特異的IgG産生抑制である。II型コラーゲン特異的IgGは白血球が自己の関節(コラーゲン)を攻撃する際のマーカーとなり得るため、このIgGの減少は、関節への攻撃(関節破壊)の抑制効果があることを意味していると言える。また本発明による有効成分は、自己免疫疾患またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いることができる。さらに本発明による有効成分は、炎症またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いることができる。ここで、症状または状態の「進行抑制または改善」とは、症状または状態の、調節、進行の抑制、遅延、緩和、改善、症状等の再進行の予防などを包含する意味で使用される。本発明の好ましい態様によれば、自己免疫疾患は、リウマチ性関節炎であり、より好ましくは、II型コラーゲン誘発関節炎である。また前記「炎症」は、物理的、化学的または生物学的な要因による損傷もしくは刺激に対する生体の免疫反応の結果生ずる現象をいい、多くの場合、炎症組織における痛み、発熱、赤化、腫脹等を伴い、炎症組織の機能低下や機能喪失を伴うこともある。炎症を伴う疾患としては、細菌感染症、ウイルス感染症、自己免疫疾患、アレルギー疾患、悪性腫瘍等が含まれるが、本発明においては好ましくは、自己免疫疾患によるものである。より具体的には、本発明における炎症性の疾患は、関節炎、さらに好ましくは、リウマチ性関節炎である。
自己免疫疾患などでは、Th1/Th2バランスが変調していることが知られており、Th1/Th2バランスを調整することにより病態を改善することが期待できる。本発明における有効成分の使用は、このようなバランスの調整に役立つものと考えられる。
本発明において、有効成分の効果の確認試験に実際に使用しているII型コラーゲンによるコラーゲン誘導関節炎マウスは、マウスにII型コラーゲンを注射することにより、コラーゲン誘導関節炎を発症させる自己免疫疾患の関節炎の病態モデルマウスである。具体的には、マウスにII型コラーゲンを注射することにより、II型コラーゲンが、関節滑膜細胞およびマクロファージに取り込まれ、その断片が、MHC クラスII分子によって自己抗原として提示される。これにより、自己反応性ヘルパーT細胞が、マクロファージおよび滑膜細胞を活性化させ、炎症性サイトカインを放出する。また、自己反応性ヘルパーT細胞は、B細胞に抗II型コラーゲン抗体を産生させ、この抗II型コラーゲン抗体が、自己の関節軟骨のII型コラーゲンと抗原抗体反応をし、補体が活性化され炎症を起こす。なおこれらは仮定であってこれによって本発明が限定的に解釈されるものではない。
したがって、本発明による有効成分の効果は、四肢の腫脹の程度、後肢のフットパッドの厚さ、炎症性サイトカイン値、II型コラーゲンに対する抗体価等を経時的に測定することにより確認することができる。
よって本発明の他の態様によれば、メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を有効成分として含んでなる、II型コラーゲン特異的なIgG抗体産生の抑制剤が提供される。
また本発明によれば、前記したように、自己免疫疾患もしくは炎症またはこれに関連する状態を発症しているか、またはその発症の疑いのある患者に、有効量の前記有効成分を投与するかまたは摂取させることを含んでなる、自己免疫疾患もしくは炎症の症状またはこれに関連する状態の進行を抑制するかまたはそれを改善する方法が提供される。ここで「有効量」とは、症状または状態の進行を抑制するか、または改善するために、その効果を発揮する上で少なくとも必要とされる有効成分の量を意味する。また「患者」は、本発明の組成物または飲食品を、投与または摂取する対象となるヒトまたはヒトを除く哺乳動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ブタ、サル等)を意味する。「投与」および「摂取」とは、対象となる患者に対し、目的とする物質を経口的または非経口的に生体内に取り込ませることを意味する。
組成物または飲食品
本発明による組成物は、前記した有効成分として含んでなるものである。
ここで「有効成分として含んでなる」とは、所望する製品形態に応じた生理学的に許容されうる担体を含んでいてもよいことは当然として、併用可能な他の補助成分を含有する場合も包含する意味である。すなわち、本発明による組成物は、有効成分であるSODを用いて、必要に応じて、生理学的に許容されうる担体、賦形剤、結合剤、希釈剤などと混合することにより製造できる。本発明による組成物は、経口または非経口的に投与または摂取することができる。経口用の形態としては、食品、顆粒剤、散剤、錠剤(糖衣錠を含む)、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤が挙げられる。非経口用の形態としては、注射剤、点滴剤、外用剤、坐剤が挙げられる。これらの製剤は、当該技術分野で通常行われている手法により、薬学的に許容される担体(例えば、賦形剤、添加剤)とともに製剤化することができる。薬学的に許容される担体としては、賦形剤、結合剤、香料、緩衝剤、増粘剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、崩壊剤、滑沢剤、防腐剤等が挙げられる。具体例としては、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低融点ワックス等が挙げられる。
また併用可能な他の補助成分としては、例えば、ビタミン成分(例えば、ビタミンC、ビタミンE)、抗生物質、グリコーゲン、アミノ酸類、ペプチド類、ミネラル類(例えば、亜鉛、鉄、銅、マンガンなど)などが挙げられる。
製剤の内、例えば経口剤は、下記のようにして製造できる。有効成分に、例えば賦形剤(例えば、乳糖、白糖、デンプン、マンニトール)、崩壊剤(例えば、炭酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム)、結合剤(例えば、α化デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニールピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース)、または滑沢剤(例えば、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール)を添加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性もしくは持続性の目的のために慣用の方法でコーティングすることによって、経口剤を製造することができる。コーティング剤としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコールなどを用いることができる。
本発明おいて、組成物は経口摂取されるものであることが好ましい。
また例えば、注射剤は、有効成分を、分散剤、保存剤、等張化剤などと共に水性溶剤(例えば、蒸留水、生理的食塩水等)または油性溶剤(例えば、植物油、プロピレングリコール)などに溶解、懸濁または乳化することにより製造することができる。外用剤や坐剤等の他の製剤も慣用の方法により製造することができる。
製剤化にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分をさらに添加し配合してもよい。また本発明による有効成分の投与にあたっては、本発明による有効成分以外の1種以上の医療上有効な有効成分を組み合わせて投与してもよい。このような他の有効成分としては、例えば、成長ホルモン、カルシウム拮抗剤、プロテアーゼ阻害剤、ステロイド剤等が挙げられる。
本発明による組成物は、医薬品への適用のみならず、食品への適用も意図されている。よって、本発明による飲食品は、本発明による有効成分を有効量含んでなるものである。
ここで「有効成分を有効量含んでなる」とは、個々の飲食品を通常喫食される量摂取した結果、有効成分としての効果を発揮しうるような量で有効成分を含有することをいう。本発明による飲食品には、本発明による有効成分をそのまままたは上記のような組成物の形態で、飲食品に配合してもよい。また、本発明による飲食品は、本発明による有効成分に安定剤等の慣用の添加成分を加えて飲食品として調製したもの、各種タンパク質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類等をそれらにさらに配合して調製したもの、液状、半液体状若しくは固体状にしたもの、ペースト状にしたもの、または、一般の飲食品へ添加したものであってもよい。
本発明において、「飲食品」は、医薬以外のものであって、哺乳動物が摂取可能なものであれば特に制限はなく、その形態も液状、半液体状または固体状のいずれのものであってもよい。このため飲食品には、例えば飲料の形態も包含される。飲食品はまた、サプリメントのような栄養補助食品の錠剤形態であってもよい。
本発明において「飲食品」には、健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示を付した食品、または、病者用食品のような分類のものも包含される。さらに「飲食品」という用語は、ヒト以外の哺乳動物を対象として使用される場合には、飼料を含む意味でここで用いてもよい。ここでいう特定保健用食品とは、高血圧性の臓器障害、またはそれらに伴う疾患または状態の予防、改善、状態の緩和等を目的として食品の製造または販売等を行う場合に、保健上の観点から、各国において法上の何らかの制限を受けることがある食品をいう。このような食品は、食品が疾病リスクを低減する可能性があること表示した食品、すなわち、疾病リスク低減表示を付した食品であることもできる。ここで、疾病リスク低減表示とは、疾病リスクを低減する可能性のある食品の表示であって、FAO/WHO合同食品規格委員会(コーデックス委員会)の定める規格に基づいて、またはその規格を参考にして、定められた表示または認められた表示であることができる。
本発明による有効成分は、免疫調整作用、あるいは、リウマチ性関節炎のような自己免疫疾患または炎症の症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善作用を有する。このため、日常生活で摂取する食品、健康食品、機能性食品、サプリメント(例えば、カルシウム、マグネシウム等のミネラル類、ビタミンK等のビタミン類を1種以上含有する食品)に本発明の有効成分を配合することにより、前記作用に基づく機能を併せ持つ食品を提供することができる。
本発明によれば、前記したように、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、免疫調整作用、あるいは、リウマチ性関節炎のような自己免疫疾患または炎症の症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる飲食品が提供される。
本発明の別の態様によれば、本発明における有効成分を有効量含んでなる飲食品であって、免疫調整作用、あるいは、リウマチ性関節炎のような自己免疫疾患または炎症の症状またはこれに関連する状態の進行抑制または改善する機能が表示された飲食品が提供される。ここで飲食品に付される機能表示は、例えば、製品の本体、容器、包装、説明書、添付文書、または宣伝物のいずれかにすることができる。
本発明による飲食品の具体例としては、ジュース、清涼飲料水、茶飲料、ドリンク剤、ゼリー状飲料、機能性飲料等の各種飲料;ビール等のアルコール飲料;飯類、麺類、パン類およびパスタ類等の炭水化物含有食品;魚肉ハム、ソーセージ、水産練り製品等の練製品;カレー、あんかけ、中華スープ等のレトルト製品;スープ類;牛乳、乳飲料、アイスクリーム、チーズ、ヨーグルト等の乳製品;みそ、ヨーグルト、乳酸菌、発酵飲料、漬け物等の発酵物;豆製品;ビスケット、クッキーなどの洋菓子類、饅頭や羊羹等の和菓子類、キャンディー類、ガム類、グミ、ゼリー、プリンなどの冷菓や氷菓などの各種菓子類;インスタントスープ、インスタントみそ汁等のインスタント食品、電子レンジ対応食品等が挙げられる。さらには、粉末、穎粒、錠剤、カプセル剤、液状、ペースト状またはゼリー状に調製された健康飲食品も挙げられる。
本発明による飲食品の製造に当たっては、通常の飲食品の処方設計に用いられている糖類、香料、果汁、食品添加剤、安定剤などを適宜添加することができる。飲食品の製造は、当該技術分野に公知の製造技術を参照して実施することができる。本発明による飲食品は様々な形態を取ることができ、公知の医薬品の製造技術に準じて本発明による飲食品を製造してもよい。その場合には、本発明による組成物の製造の項目において述べたような担体や製剤用添加剤を用いて製造することができ、具体的には、経口剤の欄に記載された担体や製造用添加剤を用いて製造することができる。また、本発明における機能以外の機能を発揮する他の成分あるいは他の機能性食品と組み合わせることによって、多機能性の飲食品としてもよい。
本発明による組成物および飲食品はまた、コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミン、またはグラム陽性細菌から選択される1種以上をさらに含んでなることができる。これらをさらに含むことは、副作用の無しに関節の痛み、腫脹、変形を抑制する上で有利である。
ここで前記グラム陽性細菌は、好ましくは、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離される細菌であって、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、および、ラクトコッカス属(Lactococcus)に属する細菌からなる群より選択される少なくと1種以上の細菌である。この細菌は、乳酸を生成する細菌である。
ここで、エンテロコッカス属に属する細菌としては、例えば、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコツカス・フェシウム(Enterococcus faecium)等が挙げられる。ビフィドバクテリウム属に属する細菌としては、例えば、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・プレーべ(Bifidobacterium breve)、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)等が挙げられる。ラクトバシルス属に属する細菌としては、ラクトバシルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバシルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバシルス・サリバリウス(Lactobacillus salivarius)等が挙げられる。また、ストレプトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ストレプトコッカス・サーモフィラス(Streptococcus thermophilus)等が挙げられる。ラクトコッカス属に属する細菌としては、例えば、ラクトコッカス・クレモリス(Lactococcus cremoris)、ラクトコッカス・ラクティス(Lactococcus lactis)等が挙げられる。
本発明の好ましい態様によれば、有効成分として用いられる細菌は、エンテロコッカス属に属する菌である。より好ましくは、該細菌は、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)である。エンテロコッカス・フェカリスとしては、例えば、エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(Enterococcus faecalis EC-12)(受託番号FERM BP−10284)、ATCC 19433、ATCC 14508、ATCC 23655、IFO 16803、IFO 16804等の菌株またはその変異株が例示できる。有効成分として用いられる細菌としては、このうち、前記EC−12株が最も好ましい。
なお、エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株は、平成17年(2005年)2月25日(原寄託日)付で独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター(〒305-5466 日本国茨城県つくば市東1丁目1番地1 中央第6)に寄託された。受託番号は、FERM BP−10284である。
またここで「変異株」とは、特定の菌株に対し、当業者に周知の方法により当業者がその性質に変化を及ぼさない範囲で変異させたもの、あるいは、それと同等であると当業者が確認できるものを包含する意味である。
ここで細菌は、生菌および/または死菌体を用いることができるが、好ましくは死菌体が用いられ、より好ましくは、前記細菌を公知の加熱処理手段で殺菌して得られる加熱殺菌菌体が用いられる。加熱殺菌菌体は、前記細菌を常法に従って培養して得られた培養物から、例えば、濾過、遠心分離等の方法により菌体を回収し、水洗後、水等に懸濁して80〜120℃、3秒〜30分間加熱処理した後、必要に応じて濃縮、乾燥することにより調製できる。なお、エンテロコッカス・フェカリス・前記EC−12株の加熱処理による殺菌菌体粉末は、商品名「EC−12」(コンビ株式会社製)として市販されている。このため、本発明においては、有効成分として用いられる細菌として、このような市販品を用いてもよい。
本発明による組成物は、有効成分を、組成物全量に対して、0.01〜100重量%含んでなることが好ましく、0.1〜50重量%含んでなることがより好ましい。
本発明による組成物を飲食品に添加して使用する場合、飲食品中への該組成物の添加量は、0.01〜80質量%とすることが好ましく、0.1〜50質量%とすることがより好ましい。
本発明による組成物および飲食品を投与または摂取する場合、本発明による有効成分の投与量または摂取量は、受容者、受容者の年齢および体重、症状、投与時間、剤形、投与方法、薬剤の組み合わせ等に依存して決定できる。例えば、本発明による有効成分を経口投与または経口摂取する場合、SODを含むオキシカイン粉末量として、成人1人の一日当たり摂取量が、10〜5000mgの範囲であることが好ましく、50〜1000mgであることがより好ましい。これらは、一日1または数回の投与単位に分割して投与することができる。なお、これらの投与量または摂取量は、成人の体重を60kgと仮定して、体重60kgの成人1人1日あたりの有効成分の投与量もしくは摂取量である。
本発明を以下の例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
材料と方法:
コラーゲン誘発関節炎の誘導とオキシカインの投与
供試動物として、9週齢の雄性DBA/1J(日本クレア株式会社より入手可能)マウスを用いた。
また試薬として、オキシカイン(商品名)(コンビ株式会社製)、および、II型コラーゲン(chick sternal cartilage由来、sigma社B製)を用いた。
II型コラーゲン/10mM酢酸(2mg/ml)と完全フロイントアジュバントを等量混合してw/oエマルジョンを作成し、これをDBA/1Jマウスの尾基部に各0.1ml皮内投与した(0日目:priming)。
21日目にも同様の操作を行った(boost)。
オキシカイン投与については、1mgまたは5mgのオキシカインを、0.3mlの蒸留水に懸濁し、0日目より連日7週間経口投与した。対照群には同量の蒸留水を投与した。
試験1: コラーゲン誘発関節炎に対するオキシカインの臨床的抑制効果の確認
関節炎の症状は25日から目視により週3回観察し、下記の基準に従ってクリニカルスコアを測定して、数値化した。
クリニカルスコアの判定基準:
0=正常、
1=発赤、
2=軽い腫れ、
3=中程度の腫れ、
4=重篤な腫れ、
5=関節の硬直/機能の消失。
測定の際には、四肢それぞれにスコアを与え、結果は1匹あたりの合計として表した。
結果は、図1に示される通りであった。
対照群およびオキシカイン投与群のクリニカルスコアは共に、21日目以降上昇したが、対照群のピーク時(35日目)に対照群と比較して有意に症状を改善した。
試験2: コラーゲン誘発関節炎誘導マウスの解剖
49日目にマウスを解剖し、心採血で採取した血液を遠心分離し、得られた血清を抗コラーゲン抗体価の測定に用いた。また、脾細胞は10%FCS RMPIを用いて2×106に調整し、II型コラーゲンにより3日間刺激後、培養上清中のIFN−γ濃度を測定した。関節組織は病理学的解析に用いた。
試験2a: オキシカイン投与による抗コラーゲン特異的抗体産生量の減少(抗体価の測定)
II型コラーゲンをコートしたELISAプレートに段階希釈した血清を加え、HRP標識抗マウスIgG抗体を反応させた。TMB(KPL、Gathersbrug、MD)を基質として発色させた後、450〜540nmの吸光度を測定した。
結果は、図2に示されるとおりであった。
オキシカイン(1mg)をprimingの7日前から投与し、49日目に採取した血清中の抗コラーゲンtotal IgG抗体価は、対照群と比較して有意な減少が認められた。
試験2b: オキシカイン投与によるINF−γ産生量の増加(サイトカインの測定)
IFN−γ濃度の測定については、抗マウスIFN−γ mAbをコートしたELISAプレートに段階希釈した被験試料を加え、biotin標識抗マウスIFN−γ抗体とAP標識streptavidinを反応させ、p-nitrophenylphosphateを基質として発色させた後、450−540nmの吸光度を測定した。
結果は、図3に示されるとおりであった。
試験2c: 病理組織学的解析
前述のように49日目にマウスを解剖し、関節組織の病理学的解析を行った。
具体的には、後部膝関節を4%パラホルムアルデヒド・リン酸緩衝液で固定後、EDTA−ナトリウム水溶液(pH7.4)で脱灰した。その後、パラフィンに包埋後、厚さ3μmの連続切片を作成し、ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色を行い観察した。
コラーゲン誘発関節炎発症の判定は、各マウスの関節の組織学的所見により行った。また下記の組織学的基準に沿ってそれをスコア化した。
・「関節軟骨の障害」:関節軟骨の破壊と膠原線維増生の頻度により、下記の基準に従ってスコア0〜4から判定した。
クリニカルスコアの判定基準:
0=軟骨に障害が認められない、
1=軟骨表層部一部が破壊している、
2=軟骨の一部が破壊脱落している、
3=軟骨が破壊し、表面に膠原線維が増生している、
4=バンヌスが軟骨表面を覆い侵食している。
・「滑膜増生」:滑膜増生の範囲と程度により、下記の基準に従ってスコア0〜4から判定した。
クリニカルスコアの判定基準:
0=滑膜増殖が認められない、
1=滑膜増殖が一部に認められる、
2=滑膜増殖が薄く広範囲に認められる。あるいは、厚いが狭い範囲に認められる、
3=滑膜増殖が厚く広範囲に認められる、
4=滑膜増殖が厚く広範囲に認められ、バンヌスの増殖を伴う。
・「炎症細胞浸潤」:炎症細胞出現の頻度とリンパ濾胞の形成により、下記の基準に従ってスコア0〜4から判定した。
クリニカルスコアの判定基準:
0=炎症細胞は認められない、
1=滑膜ひだに炎症細胞がわずかに認められる、
2=滑膜ひだ、滑膜面の一部に炎症細胞が認められる、
3=滑膜ひだ、滑膜面に炎症細胞が多数認められる、
4=滑膜ひだ、滑膜面に炎症細胞が多数認められ、滑膜にリンパ瀘胞の形成を認める。
・「パンヌスの増生」:パンヌス形成、脂肪組織消失の程度により、下記の基準に従ってスコア0〜4から判定した。
クリニカルスコアの判定基準:
0=パンヌスが認められない、
1=滑膜ひだの一部に肉芽細胞の増生が認められる、
2=滑膜ひだ、滑膜面の一部にパンヌスが認められる、
3=滑膜ひだ、滑膜面全体にパンヌスが認められる、
4=滑膜ひだ、滑膜面に多数パンヌスが認められ、脂肪細胞が消失し、軟骨の破壊を伴っている。
結果は図4および図5に示される通りであった。
オキシカインをprimingの7日前から投与した場合(図4)に、49日目に採取した膝関節の病理額的解析の結果、軟骨の障害およびパンヌス形成が有意に抑制されていた。オキシカインをprimingの日から投与した場合(図5)、軟骨の障害およびパンヌス形成のほか、滑膜増生も有意に抑制されていた。
オキシカイン摂取によるコラーゲン誘発関節炎の臨床的抑制効果を示す図である。 オキシカイン投与による抗コラーゲン特異的抗体産生量の減少効果を示す図である。 オキシカイン投与によるINF−γ産生量の増加効果を示す図である。 オキシカイン摂取によるコラーゲン誘発関節炎の病理組織学的抑制効果を示す図である。特に、オキシカインをprimingの7日前から投与した場合を示す。 オキシカイン摂取によるコラーゲン誘発関節炎の病理組織学的抑制効果を示す図である。特に、オキシカインをprimingの日から投与した場合を示す。

Claims (11)

  1. メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を有効成分として含んでなる、免疫調整用組成物であって、
    IgG抗体産生を抑制し、かつ
    グリアジンを有効成分としてさらに含んでなる、免疫調整用組成物
  2. 関節破壊の抑制またはその進行を遅らせるために用いられる、請求項1に記載の組成物。
  3. 自己免疫疾患またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 自己免疫疾患がリウマチ性関節炎である、請求項に記載の組成物。
  5. 自己免疫疾患がII型コラーゲン誘発関節炎である、請求項に記載の組成物。
  6. メロン抽出物由来のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)を有効成分として含んでなる、炎症またはこれに関連する状態の進行抑制または改善に用いられる、組成物であって、
    II型コラーゲン特異的なIgG抗体産生を抑制し、かつ
    グリアジンを有効成分としてさらに含んでなる、組成物
  7. コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミン、またはグラム陽性細菌から選択される1種以上をさらに含んでなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. グラム陽性細菌が、ヒトを含む動物腸内または発酵食品から分離される細菌であって、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium)、ラクトバシルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)、および、ラクトコッカス属(Lactococcus)に属する細菌からなる群より選択されるものである、請求項に記載の組成物。
  9. 細菌が死菌体である、請求項7または8に記載の組成物。
  10. 細菌が、エンテロコッカス・フェカリス・EC−12株(Enterococcus faecalis EC-12)(受託番号FERM BP−10284)またはその変異株である、請求項7〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 経口摂取されるものである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
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