JP5549366B2 - 駆動機構及び現像剤収容装置 - Google Patents
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Description
なお、特許文献1に記載の発明は、往復運動を回転運動に変換する機構において、回転軸とこれを回転可能に支持する軸受との焼き付き及び騒音を防止するための発明であるので、原理的に、本願発明が解決しようとする課題を解決することはできない。
1.画像形成装置概要
画像形成装置1の装置本体内には、図1に示すように、記録用紙やOHPシート等の記録シート(以下、用紙という。)に現像剤像を転写することにより、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されており、この画像形成部5は、プロセスユニット7、ベルトユニット13、露光器9及び定着器11等から構成されている。
2.1.ベルトクリーナユニットの概略構成
本実施形態に係る画像形成装置1では、用紙の搬送を行わない適当なタイミングで現像剤(トナー)濃度調整用のパッチ又は色ずれ検知用のレジマークをベルトユニット13の転写ベルト13A上に印刷(転写)し、その後、使用済みのパッチ又はレジマークを廃現像剤(廃トナー)としてベルトクリーナユニット19にて回収している。
アジテータ25は、図2に示すように、収容部31内に収容され、クリーニングシャフト22下の開口から収容部31の延びる方向に略水平に延び、後述するクランクシャフト29の回転により略水平方向に往復運動(正確には後述するように揺動運動をともなう往復運動)することにより、クリーニングシャフト22下の開口から落下した現像剤を略水平方向へずれた位置に移動させるものである。
クランクシャフト29は、装置本体から回転力を得て、被駆動体をなすアジテータ25を往復運動させる駆動機構の一部を構成するものである。クランクシャフト29は、収容部31に幅方向(左右方向)に延びて略水平に配置され、左右両端の回転軸29A間に、その回転軸から半径方向にずれて回転軸29Aと平行な軸中心O2を有する偏心軸29Bを備えている。回転軸29Aは現像剤収容箱30の左右両側壁に回転可能に支持され、図示しない駆動源により回転駆動されることにより、偏心軸29Bが、その軸中心O2周りに自転することなく、回転軸29A(軸中心O1)周りを旋回(公転)する。
偏心軸29Bは、図5(b)に示すように、偏心軸29Bの軸線方向D2(図5(a)参照)と直交する仮想平面(A−A断面と平行な断面)において、偏心軸29Bの外形寸法のうち、回転軸29Aの軸中心O1と偏心軸29Bの軸中心O2とを通る方向を偏心方向D1と呼ぶとき、偏心方向D1と平行な部位の寸法Hは、偏心方向D1及び偏心軸29Bの軸線方向D2と直交する方向の寸法Wよりも小さく設定されている。
3.1.偏心軸(真円の偏心軸の場合)の偏摩耗の発生原因について
偏摩耗の問題が発生したクランクシャフト29は、偏心軸29Bの断面形状及び円筒内面25Gの形状が共に真円形状であるが、この場合においては、軸線方向D2から見ると、偏心軸29Bと円筒内面25Gとは、図8に示すように、略一箇所Poで接触した状態となる。なお、本実施形態では、図4(a)に示すように、偏心軸29Bが最上位置にあるとき、アジテータ25がほぼ水平となるように揺動運動をするように構成されているが、理解を容易にするため、便宜上、図8(後述する図9についても同様)においては、偏心軸29Bが最上位置「1」と最下位置「3」との中間に相当する位置「2」「4」において、アジテータ25がほぼ水平となるように揺動運動するものとして説明する。
3.2.本実施形態に係る偏心軸の場合
本実施形態においても、アジテータ25の運動形態は、偏心軸29Bを真円とした場合と同じである。
上述の実施形態では、偏心軸29Bの外周が、軸線方向D2と直交する仮想平面内において滑らかに連続する閉曲線形状に形成されているため、連結部25Fが、往復方向D3と直交する方向が開口するように一部が欠落した略C字状の曲面形状に形成されていても、偏心軸29Bを円筒内面25G内でスムーズに摺動させることができる。
また、上述の実施形態では、連結部25Fの円筒内面25Gを一部が欠落した略C字状の曲面形状としたが、欠落部のない円筒形状にしてもよい。
25F…連結部、29…クランクシャフト、29A…回転軸、29B…偏心軸。
Claims (8)
- 回転運動を被駆動体の往復運動に変換する駆動機構であって、
回転軸から半径方向にずれた位置に設けられた偏心軸を有して回転するクランクシャフトと、
前記被駆動体に設けられ、前記偏心軸を内包してその偏心軸と連結する連結部とを備え、
前記回転軸の軸中心と前記偏心軸の軸中心とを通る方向を偏心方向と呼び、前記回転軸の軸中心から前記偏心軸の軸中心に向かう向きを偏心の向きと呼び、前記偏心方向に直交し、かつ前記連結部の中心を通る仮想線を中心線と呼ぶとき、
前記偏心軸の外形寸法のうち、前記偏心方向と平行な部位の第1の寸法は、前記偏心方向及び前記偏心軸の軸線方向と直交する方向の第2の寸法よりも小さく設定され、
さらに、前記連結部は、前記軸線方向と直交する仮想平面内において、前記中心線より前記偏心の向きにずれた複数箇所で前記偏心軸と内接する内面を有することを特徴とする駆動機構。 - 前記偏心軸の第2の寸法の方向の両端近傍は、前記連結部の内面の曲率半径よりも小さい曲率半径を有する曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
- 前記偏心軸の外周は、前記軸線方向と直交する仮想平面内において滑らかに連続する閉曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の駆動機構。
- 前記軸線方向と直交する仮想平面における前記偏心軸の外形状は、前記径方向と平行な部位の寸法を短径寸法とする楕円形状であることを特徴とする請求項3に記載の駆動機構。
- 前記連結部の内面は、その曲率半径を偏心軸29Bの第2の寸法の1/2と略同等またはそれ以上とする円筒面形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の駆動機構。
- 前記連結部は、一部が欠落した略C字形の曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の駆動機構。
- 現像剤像を記録シートに転写することにより、記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に用いられ、画像形成に用いられずに回収された現像剤が収容される収容部を有する現像剤収容装置であって、
前記収容部内に導入された現像剤を、その導入された位置からずれた位置に移動させるアジテータと、
前記アジテータを駆動する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の駆動機構と
を備えることを特徴とする現像剤収容装置。 - 前記収容部は、上下方向寸法が水平方向寸法より小さい扁平形状であり、
前記クランクシャフトは、前記回転軸の軸線方向を水平とした状態で前記収容部内に収納され、
前記クランクシャフトが回転して前記偏心軸が最上位置又は最下位置になったときには、前記偏心軸の第2の寸法となる方向が水平となり、
前記アジテータは、前記回転軸の軸線方向と直交する略水平方向に延びた形状であり、その延び方向一端寄りに前記連結部を有することを特徴とする請求項7に記載の現像剤収容装置。
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JP2010110486A JP5549366B2 (ja) | 2010-05-12 | 2010-05-12 | 駆動機構及び現像剤収容装置 |
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