JP5548915B2 - リモコンシステム - Google Patents

リモコンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5548915B2
JP5548915B2 JP2008319655A JP2008319655A JP5548915B2 JP 5548915 B2 JP5548915 B2 JP 5548915B2 JP 2008319655 A JP2008319655 A JP 2008319655A JP 2008319655 A JP2008319655 A JP 2008319655A JP 5548915 B2 JP5548915 B2 JP 5548915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
information
state information
control state
navigation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008319655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010147550A (ja
Inventor
淳 伊藤
淳子 倉持
治 清水
育雄 芥子
正幸 中沢
憲治 坂本
宏之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008319655A priority Critical patent/JP5548915B2/ja
Publication of JP2010147550A publication Critical patent/JP2010147550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5548915B2 publication Critical patent/JP5548915B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、テレビ等におけるコンテンツの選択を容易に行うことのできるヒューマンインタフェース技術に関する。
放送の多チャンネル化や、放送と通信の融合等により、テレビ受信機等の受信端末装置において取り扱うメディアやコンテンツの種類が増加している。これに応じて、受信端末装置を手元で操作するリモコン装置も大量コンテンツの取り扱いに適した物が求められている。例えばテレビ受信機のリモコン装置は、従来ならばテンキーボタンに加え、数個のボタンでほぼすべてのコンテンツ選択は可能であった。しかしながら、大量のコンテンツを扱う現在の環境下においては、例えば表示画面上のサムネイルを選択するような、より直感的な操作が可能なコンテンツ選択ナビゲーションに対応したリモコン装置が必要とされている。
特開2006−211125号公報
従来技術のリモコンで操作をしようとすると直観的な操作のためには必ずテレビ装置の表示を利用する必要があった。リモコンでは人が直感で感じ取れる程度の十分な量の情報を提示できなかったからである。従って、本来であればテレビ装置に表示する必要がない操作でも、常にテレビ装置に画面表示を行う必要があった。例えば番組選択を映像を介して行わせるためにはテレビ自身にその映像を表示して示さなければならなかった。この例では、本来視聴のために利用されるべきテレビ画面が、特に最近では大画面が、視聴に至る前の準備手続きでも稼働されざるを得ず、そのため、消費エネルギー低減の面において非効率は否めなかった。もしも、利用者が必要としている処理を特定し、その特定された処理に対して必要最低限の処理(たとえば番組の選択は、テレビスタンバイ状態でもリモコンに推薦番組映像を表示させることで可能とする、コンテンツの量に応じて同じめくり操作でも単位操作あたりのめくり量をかえるように操作信号をリモコンから送信する)をするように構成できるとすれば、もっと効率的なシステムとなるはずである。そこで発明者らは、利用者が必要とする処理をテレビ装置の状態を示す情報を介して取得することで、利用者に対するインタフェースの稼働を効率化できるはずだと考えた。従って、上記に述べたように、リモコンシステムにおいて利用者に対するインタフェースの稼働の効率化が課題となる。
以上の課題を解決するために、本発明は以下のようなリモコンシステムを提供する。第一に、テレビ装置が、リモコン装置に対して制御状態情報と、コンテンツや機能の選択を支援するナビ情報とを送ることが可能であり、リモコン装置は制御状態情報とナビ情報に応じて、案内を表示することの可能なリモコンシステムを提供する。
具体的には、コンテンツを視聴させるための視聴部と、内部機器を所定の制御状態にするための制御部と、リモコン装置に送信するための制御状態情報を生成する制御状態情報生成部と、リモコン装置に送信するためにユーザに対してコンテンツの選択を助けるための情報であるナビ情報を生成するナビ情報生成部と、リモコン装置と通信するためのテレビ側通信部と、を有するテレビ装置と、テレビ装置と通信するためのリモコン側通信部と、テレビ装置から制御状態情報を取得する制御状態情報取得部と、
テレビ装置からナビ情報を取得するナビ情報取得部と、制御状態情報に応じて、ナビ情報に基づく案内を表示する案内ウインドウ部と、を有するリモコン装置と、からなるリモコンシステムである。
第二は、上記第一のリモコンシステムを基本として、リモコン装置が、制御状態情報によりテレビのスタンバイ状態であるか否かを検知し、ナビ情報を表示可能なリモコンシステムである。例えば、スタンバイ状態の時だけ現在放送中の番組情報を表示するなどの制御が可能である。具体的には、第一のリモコンシステムのテレビ装置における制御状態情報生成部が、制御状態情報としてスタンバイ制御状態を示すスタンバイ制御状態情報を生成するスタンバイ制御状態情報生成手段を有し、リモコン装置における案内ウインドウ部が、制御状態情報として取得したスタンバイ制御状態情報に基づいて前記表示をするスタンバイ時案内ウインドウ手段を有するリモコンシステムである。
第三は、上記第一や第二のリモコンシステムを基本として、リモコン装置がテレビ装置より、視聴可能なコンテンツのナビ情報を受け取り、リモコン装置側でこれを表示することが可能なリモコンシステムである。具体的には、第一または第二のリモコンシステムのテレビ装置におけるナビ情報生成部が、ナビ情報として視聴可能なコンテンツの映像情報であるナビ映像情報を生成するナビ映像情報生成手段を有し、リモコン装置における案内ウインドウ部が、ナビ情報取得部が取得したナビ情報であるナビ映像情報に基づいて案内としてナビ映像を表示するナビ映像案内手段を有するリモコンシステムである。
第四は、上記第二と、第二の構成を基本とする第三のリモコンシステムとを基本として、スタンバイ状態から視聴状態に移行したときには、リモコン上での案内表示を停止する制御が可能なリモコンシステムである。具体的には、第二と、第二に従属する第三のリモコンシステムのテレビ装置における制御状態情報生成部が、制御状態情報として通常操作可能制御状態を示す通常操作可能制御状態情報を生成する通常操作可能制御状態情報生成手段を有し、リモコン装置における案内ウインドウ部が、制御状態情報として取得した通常操作可能制御状態情報に基づいて前記スタンバイ時案内ウインドウ手段による表示を停止する停止手段を有するリモコンシステムである。
第五は、リモコン装置はテレビ装置より制御状態情報を取得可能であり、リモコン装置がこの制御状態情報に基づいてユーザからの操作情報を取得し、テレビ装置に対し操作信号として送信可能なリモコンシステムである。
具体的には、コンテンツを視聴させるための視聴部と、内部機器を所定の制御状態にするための制御部と、リモコン装置に送信するための制御状態情報を生成する制御状態情報生成部と、リモコン装置と通信するためのテレビ側通信部と、を有するテレビ装置と、テレビ装置と通信するためのリモコン側通信部と、テレビ装置から制御状態情報を取得する制御状態情報取得部と、テレビ装置を操作するためのユーザからの操作情報を取得する操作情報取得部と、制御状態情報と、操作情報と、に基づいてテレビ装置に送信するための操作信号を生成する操作信号生成部と、を有するリモコン装置と、からなるリモコンシステムである。
第六は、上記第五のリモコンシステムを基本として、リモコン装置が操作信号を生成するためのルールを保持し、取得した操作情報と、制御状態情報とに基づいて操作信号を生成可能なリモコンシステムである。具体的には、第五のリモコンシステムのリモコン装置が、制御状態情報に基づいて操作信号を生成するためのルールを保持するルール保持部を有し、リモコン装置の操作信号生成部が、保持されている前記ルールに従って操作信号を生成するルール依存生成手段を有するリモコンシステムである。
第七は、上記第五または第六のリモコンシステムを基本として、テレビ装置がコンテンツ量情報を取得可能であり、当該情報はリモコン装置に送信され、リモコン装置は受信した当該情報と上記制御状態情報等とに基づいて操作信号を生成することの可能なリモコンシステムである。具体的には、第五または第六のリモコンシステムにおけるテレビ装置が、リモコン装置に送信するために、視聴可能なコンテンツの量を示す情報であるコンテンツ量情報を取得するコンテンツ量情報取得部を有し、リモコン装置の操作信号生成部は、取得したコンテンツ量情報に応じて操作信号を生成するためのコンテンツ量依存操作信号生成手段を有するリモコンシステムである。
以上のような構成をとる第一の発明によって、リモコン装置はテレビ装置からコンテンツ等の選択を支援するナビ情報を取得することが可能である。これにより、例えば現在視聴している番組や裏番組の番組名や番組情報などをリモコン装置において取得して、表示を行うことでコンテンツ等の選択を支援する処理を実行することができる。
また、第二の発明によって、リモコン装置はテレビ装置がスタンバイ状態か否かの情報をさらに取得可能である。これにより、例えば、テレビがスタンバイ状態の時に、テレビ装置に蓄積された視聴履歴のEPG(Electronic Program Guide)データなどからおすすめコンテンツを抽出し、そのコンテンツのタイトルや、番組情報などのデータをリモコン装置において表示する処理等を実行することができる。
第三の発明によって、リモコン装置はテレビ装置から映像情報を取得し、これに基づいて案内情報を表示することが可能となる。これにより、例えば、テレビ装置であるチャンネルを視聴中に裏番組のチャンネルの映像を取得してリモコン装置で表示したり、あるコンテンツを視聴中に関連するコンテンツの映像情報を表示したりすることが可能である。
第四の発明によって、リモコン装置はテレビ装置がスタンバイ状態から通常視聴状態に移行した場合に、リモコン装置における表示の停止を行うことが可能である。これにより、情報提示の主体をリモコンからテレビ装置へ移行させることができ、以降はテレビ装置においてコンテンツ等のナビゲーションを行うことを利用者に対して明示的に示すことが可能である。
第五の発明によって、テレビ装置側の状態に応じてリモコン装置側の操作系を柔軟に変化することが可能となる。その結果、効率的で利便性の高いコンテンツ等の選択操作が可能となる。例えば、テレビ装置側で、上下左右に選択カーソルを移動させて受信チャンネルを選択させる画面においては、リモコン装置側において上下左右にカーソルを移動させる操作を受け付けやすいように、入力デバイスにおいて入力信号を選択的にするなどの制御が可能である。
第六の発明によって、リモコン装置は、さらに当該装置に保持された操作信号生成ルールに基づいて、テレビ装置に対して操作信号を送信することが可能である。これにより、コンテンツ等の選択場面において、制御状態情報に含まれたナビゲーションのモード(例えば二次元のナビゲーションや、円座標系のナビゲーション)等に応じて最適な操作を受け付けるように入力デバイスなどを制御する処理が可能である。すると、選択されるコンテンツ等の種類に最適なナビゲーションによりコンテンツ等の選択支援を行うことが可能である。
第七の発明によって、リモコン装置がテレビ装置の取得したコンテンツ量情報を取得し、これに応じて、操作信号の生成が可能である。これにより、同一座標系で構築されたナビゲーション空間内でも、コンテンツの量に応じて、一操作に対する移動量をより多くする処理などが可能である。その結果、迅速で利便性の高い検索および選択処理が可能である。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は、主に請求項1および請求項8について説明する。実施例2は、主に請求項2について説明する。実施例3は、主に請求項3について説明する。実施例4は、主に請求項4について説明する。実施例5は、主に請求項5及び請求項9について説明する。実施例6は、主に請求項6について説明する。実施例7は、主に請求項7について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、リモコン装置とテレビ装置との動作を示す概念図であり、本実施例のリモコンシステムによる処理の一例を説明するための図である。この図にあるように、タッチパネルにより動作するリモコン装置(0102)が選局操作を受け付けている。テレビ装置(0101)は、現在選局されている地上デジタル放送1chの画面を表示している。ここで、テレビ装置(0101)は、制御状態情報として、「地上(メディアID)デジタル1ch(コンテンツID)」と、ナビ情報として現在選局中の放送内容「主な項目…」との情報(0103)をリモコン装置(0102)へ送信している。なお、制御状態情報とナビ情報の詳細については後述する。
このように本発明のリモコンシステムは、テレビ装置(0101)において、上述のような情報(0103)などを生成し、リモコン装置(0102)へ送信することが可能である。また、リモコン装置(0102)においては、受信した情報(0103)によってコンテンツやメディアの選択といった処理を支援する案内表示を行う処理が可能である。
<機能的構成>
図2は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(0201)と、「リモコン装置」(0202)とを有する。「テレビ装置」(0201)は、「制御部」(0203)と、「制御状態情報生成部」(0204)と、「テレビ側通信部」(0205)と、「視聴部」(0206)と、「ナビ情報生成部」(0207)とを有する。「リモコン装置」(0202)は、「リモコン側通信部」(0208)と、「制御状態情報取得部」(0209)と、「案内ウインドウ部」(0210)と、「ナビ情報取得部」(0211)とを有する。
なお、以下に記載する映像処理装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記録媒体(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インタフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「視聴部」(0206)は、テレビ装置(0201)において、コンテンツを視聴させるための機能を有する。「コンテンツ」とは、テレビ装置(0201)において表示される放送や、光ディスクや磁気ディスク等の媒体に記録された映像及び音声のデータなどを指す。また、上記に加えて、放送のチャンネルを選択する画面や、媒体に記録されたデータを選択する画面といったコンテンツ選択画面や、チャンネル設定などの画面といった設定メニュー画面、メディア選択画面等を行うためのナビゲーション画面等が含まれる。「視聴をさせるための機能」とは、上記画面を表示させるための機能である。具体的には、放送を受信するチューナや、デコーダ、ナビゲーション画面を保持および生成するバックエンド回路、映像や音声などを記録する光ディスクや磁気ディスク、映像を出力するディスプレイ装置、音声を出力するスピーカ、これらの装置を駆動する電源装置等の機器が提供する機能が含まれる。上記機能は、後述する制御部(0203)より出力される制御信号により制御され提供される。
「制御部」(0203)は、内部機器を所定の制御状態にするための機能を有する。「内部機器」とは、上記に説明した視聴部(0206)を構成するチューナ等の機器が含まれる他、後述する「制御状態情報生成部」(0204)、「テレビ側通信部」(0205)、及び「ナビ情報生成部」(0207)を構成するテレビ装置(0201)内の機器全般を指す。「所定の制御状態にするための機能」とは、内部機器との間で制御信号を送受信し各機器の状態を取得し変化させ、テレビ装置(0201)が有する機能を発揮させることを指す。
「制御状態情報生成部」(0204)は、リモコン装置に送信するための制御状態情報を生成する機能を有する。具体的には、制御部(0203)からテレビ装置(0201)の状態を取得し、これをリモコン装置(0202)に対して出力する制御状態情報へ変換し、テレビ側通信部(0205)を介してリモコン装置(0202)へ送信することを指す。「制御状態情報」とは、テレビ装置(0201)内の状態を元に記述したもので、リモコン装置(0202)において案内表示を行うために供される情報の事を指す。例えば、図1(0103)に示したように、現在アクティブとなっている機能(例えばチャンネル設定や、リモコンコード設定など)メディアID(例えば地上デジタル放送や、DVD、VODなど)や、コンテンツID(例えば、チャンネル、番組名、URL)などが考えられる。データ形式は単に状態データを記述するものでもよいし、当部に保持されたルールを元に制御コマンドを含んだものでもよい。
「ナビ情報生成部」(0207)は、リモコン装置に送信するためにユーザに対してコンテンツの選択を助けるための情報であるナビ情報を生成する機能を有する。具体的には、視聴部(0206)よりデータを受け取り、リモコン装置(0202)において案内表示を行うためのナビ情報へ変換することを指す。「ナビ情報」とは、リモコン装置(0202)の案内ウインドウ部(0210)において表示される案内表示を構成する情報である。例えば、「テレビ装置」(0201)に蓄積されているコンテンツのメタデータや、サムネイルデータ、動画をスライドショー化したデータ等が考えられる。ナビ情報データは、テレビ側通信部(0205)へ出力され、リモコン装置(0202)へ送信される。
「テレビ側通信部」(0205)は、リモコン装置と通信するための機能を有する。具体的には、制御状態情報生成部(0204)で生成された制御状態情報データと、ナビ情報生成部(0207)で生成されたナビ情報データとを入力として受け取り、所定の通信方式により符号化し、リモコン装置(0202)側のリモコン側通信部(0208)へ出力する。ここで、所定の通信方式とは設計事項である。通信媒体も同様に設計事項であり、赤外線でもよいし、無線電波でもEthernet(登録商標)などを使用した有線によるものでもよい。
「リモコン側通信部」(0208)は、テレビ装置と通信するための機能を有する。具体的には、テレビ装置(0201)のテレビ側通信部(0205)より送信された信号を受信し、データとして制御状態情報取得部(0209)とナビ情報取得部(0211)に対して出力する。通信方式や、通信媒体については「テレビ側通信部」(0205)において述べたのと同様に、設計事項である。
「制御状態情報取得部」(0209)は、テレビ装置から制御状態情報を取得する機能を有する。具体的にはテレビ装置(0201)よりリモコン側通信部(0208)を介して入力されたデータより制御状態情報データを取得し、制御状態情報として後述する案内ウインドウ部(0210)へ出力する。「制御状態情報データを取得」とは、リモコン側通信部(0208)より入力されたデータより、制御状態情報データを取り出し、案内ウインドウ部(0210)が利用可能な形式に変換することを指す。ここで言う「利用可能な形式」とは、案内ウインドウ部(0210)が表示するナビ情報の表示形式(スタイル、配置、大きさ等)を規定するものである。
「ナビ情報取得部」(0211)は、テレビ装置からナビ情報を取得する機能を有する。具体的にはテレビ装置(0201)よりリモコン側通信部(0208)を介して入力されたデータよりナビ情報データを取得し、ナビ情報として後述する案内ウインドウ部(0201)へ出力する。「ナビ情報データを取得」とは、「制御状態情報取得部」(0209)と同様に、リモコン側通信部(0208)より入力されたデータより、ナビ情報データを取り出し、案内ウインドウ部(0210)が利用可能な形式に変換することを指す。
「案内ウインドウ部」(0210)は、制御状態情報に応じて、ナビ情報に基づく案内を表示する機能を有する。具体的には、「制御状態情報取得部」(0209)より制御状態情報を、「ナビ情報取得部」(0211)よりナビ情報を入力データとして受け取り、案内表示映像及び音声を構成して表示装置等により映像や音声の表示及び出力を行う。例えば、テレビ装置(0201)の視聴部(0206)において地上デジタル放送の1chを視聴中の場合には、「表示形式―>チャンネル選択表示、表示情報―>1chのEPGデータ」といったように、制御状態情報として「チャンネル選択表示」、ナビ情報として「1cのEPGデータ」を入力として受け取り、案内表示映像として例えば図1のリモコン装置(0102)に表示されている案内表示を構成し表示を行う。
<処理の流れ>
図3は、本実施例のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、テレビ装置側において、制御状態情報を生成する(ステップS0301)。次にナビ情報を生成する(ステップS0302)。そして、リモコン装置に生成した情報を送信する(ステップS0303)。これをリモコン装置側において受信する(ステップS0304)。受信した情報より、制御状態情報を取得(ステップS0305)し、ナビ情報を取得(ステップS0306)取得する。この後、取得した制御状態情報に応じ、ナビ情報に基づく案内を表示する(ステップS0307)。
<ハードウェア的構成>
図4は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(0401)と「テレビ装置」(0402)からなる。リモコン装置(0401)は、「マイコン」(0403)と、「タッチパネル」(0404)と、「赤外線受光素子」(0405)とを備える。「マイコン」(0403)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(0406)と、「RAM」(0407)と、「ROM」(0408)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(0402)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(0410)と、「赤外線発光素子」(0411)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(0412)と、それに接続された「RAM」(0413)及び「ROM」(0414)と、放送を受信する「チューナ」(0415)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(0416)等を有している。「フロントマイコン」(0410)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(0417)と「RAM」(0418)と「ROM」(0419)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、チューナ(0415)により放送が受信されており、バックエンドLSIに映像及び音声、及びEPGなどが含まれる信号がバックエンドLSI(0412)に入力されている。するとバックエンドLSIにおいてDemux処理やデコード処理が行われる。RAM(0413)上にはバックエンドLSIにおいて取得されたk個の要素について、現在の制御状態を表す変数S1…Skが格納されている。リモコンシステムの状態が変化すると、これらの値が更新される。更新された変数Stの値はフロントマイコン(0410)に出力され、チップ内のRAM(0418)の変数Vに格納される。するとROM(0419)に格納されている規則によりCPU(0417)においてVが評価され、制御状態情報データCが生成される。一方、バックエンドLSIより入力された映像情報やデータ情報は、バックエンドLSIにより加工され、フロントマイコンに出力される。そしてナビ情報データを格納する変数Nの値としてRAM(0418)に格納される。NとCはリモコン信号に変換され、赤外線発光素子(0411)よりリモコン装置(0401)の赤外線受光素子(0405)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(0401)のマイコン(0403)においてC,Nに復号化される。C,NはROM(0408)に格納されている規則に従って、CPU(0404)において評価され、表示画面が生成される。これがタッチパネル(0404)に出力され、案内表示として表示される。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリモコンシステムによって、リモコン装置はテレビ装置からコンテンツ等の選択を支援するナビ情報を取得することが可能である。これにより、例えば現在視聴している番組や裏番組の番組名や番組情報などをリモコン装置において取得して、表示を行うことでコンテンツ等の選択を支援する処理を実行することができる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例のリモコンシステムでは、上記実施例で説明したリモコンシステムの処理に加え、スタンバイ時を示す制御状態情報を取得可能である。これをナビ情報と共にリモコン装置に送信することで、スタンバイ状態時にリモコン装置において案内情報の表示を行う処理の実行が可能である。
<機能的構成>
図5は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、実施例1のリモコンシステムを基本として、「テレビ装置」(0501)と、「リモコン装置」(0502)とを有する。「テレビ装置」(0501)は、「制御部」(0503)と、「制御状態情報生成部」(0504)と、「テレビ側通信部」(0505)と、「視聴部」(0506)と、「ナビ情報生成部」(0507)とを有する。「リモコン装置」(0502)は、「リモコン側通信部」(0508)と、「制御状態情報取得部」(0509)と、「案内ウインドウ部」(0510)と、「ナビ情報取得部」(0511)とを有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(0501)の「制御状態情報生成部」(0504)が「スタンバイ制御状態情報生成手段」(0512)を、「リモコン装置」(0502)の「案内ウインドウ部」(0510)が「スタンバイ時案内ウインドウ手段」(0513)を新たに有する。
「スタンバイ制御状態情報生成手段」(0512)は、制御状態情報としてスタンバイ制御状態を示すスタンバイ制御状態情報を生成する機能を有する。具体的には、テレビ装置(0501)がスタンバイ状態になったことを制御部からの信号を取得することで検出し、制御状態情報データとしてテレビ側通信部(0505)に対して出力を行う。「スタンバイ制御状態」とは、テレビ装置(0501)より映像や音声が出力されていない状態を指す。従って、映像や音声は出力されないものの、その他放送の受信等の、映像表示や音声出力以外の処理をバックグラウンドで行っている状態も含まれる。
「スタンバイ時案内ウインドウ手段」(0513)は、制御状態情報として取得したスタンバイ制御状態情報に基づいて前記表示をする機能を有する。ここで前記表示とは、ナビ情報に基づく案内表示を指す。当手段は、ナビ情報取得部(0511)よりナビ情報を、制御状態情報取得部(0509)よりスタンバイ制御状態情報を含む制御状態情報を、入力として受け取る。当手段において、スタンバイ時に表示する案内表示データを生成し、表示装置により表示を行う。
<処理の流れ>
図6は、本実施例のリモコンシステムにおけるスタンバイ時の処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、テレビ装置側において、スタンバイ状態か否かの判断を行う(ステップS0601)。スタンバイ状態であると判断されると、スタンバイ制御状態情報の生成を行い(ステップS0602)、次にナビ情報の生成処理(ステップS0603)を行う。一方、スタンバイ状態でないと判断されると、ナビ情報の生成処理(ステップS0603)を行う。そして、リモコン装置に生成した情報を送信する(ステップS0604)。これをリモコン装置側において受信する(ステップS0605)。受信した情報より、制御状態情報を取得(ステップS0606)し、ナビ情報を取得(ステップS0607)取得する。この後、取得した制御状態情報に応じ、スタンバイ制御情報とナビ情報とに基づいた案内を表示する(ステップS0608)。
<ハードウェア的構成>
図7は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(0701)と「テレビ装置」(0702)からなる。リモコン装置(0701)は、「マイコン」(0703)と、「タッチパネル」(0704)と、「赤外線受光素子」(0705)とを備える。「マイコン」(0703)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(0706)と、「RAM」(0707)と、「ROM」(0708)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(0702)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(0710)と、「赤外線発光素子」(0711)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(0712)と、それに接続された「RAM」(0713)及び「ROM」(0714)と、放送を受信する「チューナ」(0715)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(0716)等を有している。「フロントマイコン」(0710)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(0717)と「RAM」(0718)と「ROM」(0719)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、RAM(0713)上にはバックエンドLSIにおいて取得されたk個の要素について、現在の制御状態を表す変数S1…Skが格納されている。テレビ装置がスタンバイ状態に入ると、スタンバイ状態か否かを示す変数Ssの値が変更される。更新された変数Ssの値はフロントマイコン(0710)に出力され、チップ内のRAM(0718)の変数Vに格納される。するとROM(0719)に格納されている規則によりCPU(0717)においてVが評価され、制御状態情報データCが生成される。一方、バックエンドLSIより入力された映像情報やデータ情報は、バックエンドLSIにより加工され、フロントマイコンに出力される。そしてナビ情報データを格納する変数Nの値としてRAM(0718)に格納される。NとCはリモコン信号に変換され、赤外線発光素子(0711)よりリモコン装置(0701)の赤外線受光素子(0705)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(0701)のマイコン(0703)においてC,Nに復号化される。C,NはROM(0708)に格納されている規則に従って、CPU(0706)において評価され、スタンバイ時表示画面が生成される。これがタッチパネル(0704)に出力され、案内表示として表示される。
<効果の簡単な説明>
このように本実施例のリモコンシステムによって、リモコン装置はテレビ装置がスタンバイ状態か否かの情報を取得可能である。これにより、例えば、テレビがスタンバイ状態の時に、テレビ装置に蓄積された視聴履歴のEPG(Electronic Program Guide)データなどからおすすめコンテンツを抽出し、そのコンテンツのタイトルや、番組情報などのデータをリモコン装置において表示する処理等を実行することができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例のリモコンシステムは、上記実施例を基本として、ナビ情報に映像情報をも含めることの処理が可能なリモコンシステムである。本実施例のリモコンシステムにより、映像をサムネイル化してリモコンに表示したり、さらにそのサムネイル化した映像をリングファイルメタファのGUIに埋め込んでリモコンに表示したりすることが可能である。これにより、リモコン装置においてより直感的な案内表示を生成することが可能である。
<機能的構成>
図8は、本実施例の映像処理装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、実施例1を基本として、「テレビ装置」(0801)と、「リモコン装置」(0802)とを有する。「テレビ装置」(0801)は、「制御部」(0803)と、「制御状態情報生成部」(0804)と、「テレビ側通信部」(0805)と、「視聴部」(0806)と、「ナビ情報生成部」(0807)とを有する。「リモコン装置」(0802)は、「リモコン側通信部」(0808)と、「制御状態情報取得部」(0809)と、「案内ウインドウ部」(0810)と、「ナビ情報取得部」(0811)とを有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして、本実施例のリモコンシステムの特徴点は、「ナビ情報生成部」(0807)がさらに「ナビ映像情報生成手段」(0814)を有し、「案内ウインドウ部」(0810)がさらに「ナビ映像案内手段」(0815)を有する点である。
なお、ここで記載はしていないが、「テレビ装置」(0801)の「制御状態情報生成部」(0804)が「スタンバイ制御状態情報生成手段」を、「リモコン装置」(0802)の「案内ウインドウ部」(0810)が「スタンバイ時案内ウインドウ手段」を有する構成でもよい。
「ナビ映像情報生成手段」(0814)は、ナビ情報として視聴可能なコンテンツの映像情報であるナビ映像情報を生成する機能を有する。具体的には、視聴可能なコンテンツの映像データを視聴部(0806)より取得し、ナビ情報として利用可能な形式に変換することを指す。「視聴可能なコンテンツ」とは、テレビ放送の各チャンネルや、DVDレコーダ等に蓄積された録画映像、ネットワークを介して取得可能なVODコンテンツ等の、テレビ装置がその有する機能により取得及び表示可能なコンテンツの一部または全てを指す。「ナビ映像情報」とは、上記コンテンツが持つ動画情報そのものはもとより、静止画化したものや、静止画をスライドショー化したもの、拡大縮小を行ったもの等が含まれる。生成されたナビ映像情報は、テレビ側通信部(0805)を介して、リモコン装置(0802)に送られる。
「ナビ映像案内手段」(0815)は、ナビ情報取得部が取得したナビ情報であるナビ映像情報に基づいて案内としてナビ映像を表示する機能を有する。具体的には、制御状態情報取得部(0809)より制御状態情報を、ナビ情報取得部(0811)よりナビ映像情報を入力として取得し、ナビ映像情報を案内表示画面に変換して表示するといった機能を有する。ここで、「案内として」とは、ナビ映像情報を適宜案内表示に供する形に加工する場合があることを意味する。
<処理の流れ>
図9は、本実施例のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、テレビ装置側において、制御状態情報を生成する(ステップS0901)。次にナビ映像情報を生成する(ステップS0902)。そして、リモコン装置に生成した情報を送信する(ステップS0903)。これをリモコン装置側において受信する(ステップS0904)。受信した情報より、制御状態情報を取得(ステップS0905)し、ナビ情報を取得(ステップS0906)取得する。この後、取得した制御状態情報に応じ、ナビ映像情報に基づいて案内としてナビ映像を表示する(ステップS0907)。
<ハードウェア的構成>
図10は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(1001)と「テレビ装置」(1002)からなる。リモコン装置(1001)は、「マイコン」(1003)と、「タッチパネル」(1004)と、「赤外線受光素子」(1005)とを備える。「マイコン」(1003)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1006)と、「RAM」(1007)と、「ROM」(1008)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(1002)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(1010)と、「赤外線発光素子」(1011)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(1012)と、それに接続された「RAM」(1013)及び「ROM」(1014)と、放送を受信する「チューナ」(1015)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(1016)等を有している。「フロントマイコン」(1010)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(1017)と「RAM」(1018)と「ROM」(1019)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、リモコンシステム内の制御状態情報が変化すると、状態変化を示す値がチップ内のRAM(1018)の変数Vに格納される。するとROM(1019)に格納されている規則によりCPU(1017)においてVが評価され、制御状態情報データCが生成される。一方、RAM(1013)にはコンテンツ映像情報が蓄積されており、これらの映像情報は、バックエンドLSIにより加工され、フロントマイコンに出力される。そして、フロントマイコン(1010)においてナビ情報データを格納する変数Nvの値としてRAM(1018)に格納される。NとCはリモコン信号に変換され、赤外線発光素子(1011)よりリモコン装置(1001)の赤外線受光素子(1005)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(1001)のマイコン(1003)においてC,Nvに復号化される。C,NvはROM(1008)に格納されている規則に従って、CPU(1006)において評価され、表示画面が生成される。これがタッチパネル(1004)に出力され、案内表示として表示される。
<効果の簡単な説明>
このように、本実施例のリモコンシステムにおいて、リモコン装置はテレビ装置から映像情報を取得し、これに基づいて案内情報を表示することが可能となる。これにより、例えば、テレビ装置であるチャンネルを視聴中に裏番組のチャンネルの映像を取得してリモコン装置で表示したり、あるコンテンツを視聴中に関連するコンテンツの映像情報を表示したりすることが可能である。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例のリモコンシステムでは、上記実施例で説明したリモコンシステムの処理に加え、テレビ装置の状態が通常操作可能制御状態に移行した場合に、通常操作可能制御状態を示す情報を取得可能である。これをナビ情報と共にリモコン装置に送信することで、リモコン装置による案内情報の表示を停止する処理が可能となる。このような処理により、テレビ装置がスタンバイ状態から復帰した際などに、コンテンツの案内表示の主体をリモコン装置からテレビ装置へと円滑に移行させることが可能である。
<機能的構成>
図11は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、実施例2のリモコンシステムを基本として、「テレビ装置」(1101)と、「リモコン装置」(1102)とを有する。「テレビ装置」(1101)は、「制御部」(1103)と、「制御状態情報生成部」(1104)と、「テレビ側通信部」(1105)と、「視聴部」(1106)と、「ナビ情報生成部」(1107)とを有する。「制御状態情報生成部」(1104)はさらに「スタンバイ制御状態情報生成手段」(1112)を有する。「リモコン装置」(1102)は、「リモコン側通信部」(1108)と、「制御状態情報取得部」(1109)と、「案内ウインドウ部」(1110)と、「ナビ情報取得部」(1111)とを有する。「案内ウインドウ部」(1110)はさらに「スタンバイ時案内ウインドウ手段」(1113)を有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(1101)の「制御状態情報生成部」(1104)が「通常操作可能制御状態情報生成手段」(1116)を、「リモコン装置」(1102)の「案内ウインドウ部」(1110)が「停止手段」(1117)を新たに有する。
「通常操作可能制御状態情報生成手段」(1116)は、制御状態情報として通常操作可能制御状態を示す通常操作可能制御状態情報を生成する機能を有する。「通常操作可能制御状態」とは、テレビ装置(1101)より少なくとも映像または音声が出力されており、リモコン装置によりテレビ装置を操作できる状態を指す。当手段は「制御状態情報生成部」(1104)において、制御部(1103)等より、テレビ装置(1101)の状態を入力として取得し、その状態が上記の通常操作可能制御状態であれば通常操作可能制御状態情報を生成する。この情報は、テレビ側通信部(1105)を介してリモコン装置(1102)に対して送られる。
「停止手段」(1117)は、制御状態情報として取得した通常操作可能制御状態情報に基づいて前記スタンバイ時案内ウインドウ手段による表示を停止する機能を有する。「停止」とは、スタンバイ時案内ウインドウ手段(1113)による表示を停止するものであり、他の機能については表示を行っている状態を含む。例えば、案内ウインドウ部(1110)による案内表示のうち時計を示す表示があった場合に、これがスタンバイ時以外にも表示がされている場合には当該表示を行ったままである。当手段は制御状態情報取得部(1109)から制御状態情報を取得し、これが通常操作可能制御状態への移行を示す物であった場合には、スタンバイ時案内ウインドウ手段(1113)に通知信号の出力を行う。
<処理の流れ>
図12は、本実施例のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、テレビ装置側において、通常操作可能制御状態か否かの判断を行う(ステップS1201)。通常操作可能制御状態でないと判断されると、通常操作可能制御状態か否かの判断を行う処理(ステップS1201)を繰り返す。一方、通常操作可能制御状態であると判断されると、通常操作可能制御状態情報の生成を行う(ステップS1202)。その後、リモコン装置に生成した情報を送信する(ステップS1203)。これをリモコン装置側において受信する(ステップS1204)。受信した情報より、制御状態情報を取得(ステップS1205)取得する。この後、取得した制御状態情報に応じ、通常操作可能制御状態情報に基づいて表示を停止する(ステップS1206)。
<ハードウェア的構成>
図13は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(1301)と「テレビ装置」(1302)からなる。リモコン装置(1301)は、「マイコン」(1303)と、「タッチパネル」(1304)と、「赤外線受光素子」(1305)とを備える。「マイコン」(1303)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1306)と、「RAM」(1307)と、「ROM」(1308)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(1302)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(1310)と、「赤外線発光素子」(1311)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(1312)と、それに接続された「RAM」(1313)及び「ROM」(1314)と、放送を受信する「チューナ」(1315)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(1316)等を有している。「フロントマイコン」(1310)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(1317)と「RAM」(1318)と「ROM」(1319)とを有しており、相互に接続されている。
テレビ装置が通常操作可能制御状態に入ると、スタンバイ通常操作可能制御状態か否かを示す変数Spの値が変更される。更新された変数Spの値はフロントマイコン(1310)に出力され、チップ内のRAM(1318)の変数Vに格納される。するとROM(1319)に格納されている規則によりCPU(1317)においてVが評価され、制御状態情報データCが生成される。Cはリモコン信号に変換され、赤外線発光素子(1311)よりリモコン装置(1301)の赤外線受光素子(1305)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(1301)のマイコン(1303)においてC,Nに復号化される。CはROM(1308)に格納されている規則に従って、CPU(1306)において評価され、タッチパネル(1304)におけるスタンバイ時案内表示が停止される。
<効果の簡単な説明>
このように、本実施例のリモコンシステムでは、上記実施例で説明したリモコンシステムの処理に加え、テレビ装置の状態が通常操作可能制御状態に移行した場合に、通常操作可能制御状態を示す情報を取得可能である。これをナビ情報と共にリモコン装置に送信することで、リモコン装置による案内情報の表示を停止する処理が可能となる。このような処理により、テレビ装置がスタンバイ状態から復帰した際などに、コンテンツの案内表示の主体をリモコン装置からテレビ装置へと円滑に移行させることが可能である。
≪実施例5≫
<概要>
図14は、リモコン装置とテレビ装置との動作を示す概念図であり、本実施例のリモコンシステムによる処理の一例を説明するための図である。この図にあるように、タッチパネルにより動作するリモコン装置(1402)がコンテンツ操作を受け付けている。テレビ装置(1401)は現在スタンバイ中であり、映像及び音声は出力されていない。ここで、テレビ装置(1401)は、制御状態情報として、スタンバイ状態であるとの制御状態情報(1403)をリモコン装置(1402)へ送信している。リモコン装置(1402)の画面ではリングファイル状に並べられているコンテンツ選択アイコンを利用者が指で画面上を右側に滑らせる動作を行うことにより、コンテンツ選択のための検索を行っている。リモコン装置からは「右方向へスクロール」と操作信号(1404)がテレビ装置(1401)に対して出力されている。
このように本発明のリモコンシステムは、テレビ装置(1401)において、制御状態情報(1403)などを生成し、リモコン装置(1402)へ送信することが可能である。また、リモコン装置(1402)においては、受信した情報(1403)に応じ操作を受け付け、操作信号を生成し、テレビ装置(1401)に対して出力を行う処理が可能である。このため、リモコン装置(1402)は、コンテンツ選択の状態である場合や、スタンバイ状態である場合等それぞれに最適な操作モードを提供し、受け付けられた操作を操作信号へと生成してテレビ装置へ送信することが可能である。従って、大量のコンテンツや機能の中から目的の情報を検索する場面において特に利便性の向上が期待できる。
<機能的構成>
図15は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(1501)と、「リモコン装置」(1502)とを有する。「テレビ装置」(1501)は、「制御部」(1503)と、「制御状態情報生成部」(1504)と、「テレビ側通信部」(1505)と、「視聴部」(1506)とを有する。「リモコン装置」(1502)は、「リモコン側通信部」(1508)と、「制御状態情報取得部」(1509)と、「操作情報取得部」(1518)と、「操作信号生成部」(1519)とを有する。なお、「テレビ装置」(1501)における、「制御部」(1503)と、「制御状態情報生成部」(1504)と、「テレビ側通信部」(1505)と、「視聴部」(1506)と、「リモコン装置」(1502)における、「リモコン側通信部」(1508)と、「制御状態情報取得部」(1509)は上記実施例で記載済みであるので、説明は省略する。本実施例における特徴点は、「リモコン装置」(1502)が、「操作情報取得部」(1518)と、「操作信号生成部」(1519)とを有する点である。
「操作情報取得部」(1518)は、リモコン装置(1502)において、テレビ装置を操作するためのユーザからの操作情報を取得する機能を有する。「操作情報」とは、リモコン装置(1502)において受け付けられる操作入力の情報であり、ボタンやダイヤル、タッチパネル等のハードウェアデバイスによって検出され、電気信号に変換された情報を指す。取得された操作情報は後述する操作信号生成部(1519)に対して出力される。操作入力デバイスの種類についてはリモコンが装備可能なものならばどのようなものでもよい。
「操作信号生成部」(1519)は、リモコン装置(1502)において、制御状態情報と、操作情報と、に基づいてテレビ装置に送信するための操作信号を生成する機能を有する。「操作信号」とは、テレビ装置(1501)に対して送信される、テレビ装置(1501)を制御するための信号である。当部は、制御状態情報取得部(1509)より入力された制御状態情報に基づいて、操作情報取得部(1518)より入力された操作情報を、操作信号へと変換する。これにより、制御状態情報を反映した操作信号の生成が可能である。
<処理の流れ>
図16は、本実施例のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、テレビ装置側において、制御状態情報を生成する(ステップS1601)。次に、リモコン装置に生成した情報を送信する(ステップS1602)。これをリモコン装置側において受信する(ステップS1603)。受信した情報より、制御状態情報を取得(ステップS1604)する。この後、操作情報の取得を行い(ステップS1605)、操作信号の生成を行う(ステップS1606)。次いで、テレビ装置へ操作信号の送信を行い(ステップS1607)、テレビ装置側において、リモコン装置から操作信号の受信を行う(ステップS1608)。
<ハードウェア的構成>
図17は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(1701)と「テレビ装置」(1702)からなる。リモコン装置(1701)は、「マイコン」(1703)と、「タッチパネル」(1704)と、「赤外線受発光素子」(1705)とを備える。「マイコン」(1703)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(1706)と、「RAM」(1707)と、「ROM」(1708)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(1702)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(1710)と、「赤外線受発光素子」(1711)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(1712)と、それに接続された「RAM」(1713)及び「ROM」(1714)と、放送を受信する「チューナ」(1715)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(1716)等を有している。「フロントマイコン」(1710)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(1717)と「RAM」(1718)と「ROM」(1719)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、テレビ装置(1702)でコンテンツ選択画面が呼び出されたとする。するとバックエンドLSI(1712)より、RAM(1713)上に保持されているコンテンツ選択画面表示を示す制御状態情報変数Sdの値が変更される。すると、更新された変数Sdの値はフロントマイコン(1710)に出力され、チップ内のRAM(1718)の変数Vに格納される。するとROM(1719)に格納されている規則によりCPU(1717)においてVが評価され、制御状態情報データC1が生成される。C1はリモコン信号に変換され、赤外線受発光素子(1711)よりリモコン装置(1701)の赤外線受発光素子(1705)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(1701)のマイコン(1703)においてC1に復号化される。一方タッチパネル(1704)では、操作入力が受け付けられ、所定の信号がCPU(1706)に対して送られる。すると、C1はROM(1708)に格納されている規則に従って、CPU(1706)において評価され、入力された操作信号を変換し、操作信号情報C2を生成する。C2はリモコン装置(1701)とテレビ装置(1702)の赤外線受発光素子を介してフロントマイコン(1710)で評価され、「バックエンドLSI」(1712)などに送られる制御信号となる。当該制御信号は操作信号情報に基づいて各機器の状態を変更する。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリモコンシステムによって、テレビ装置側の状態に応じてリモコン装置側の操作系を柔軟に変化することが可能となる。その結果、効率的で利便性の高いコンテンツ等の検索および選択操作が可能となる。
≪実施例6≫
<概要>
本実施例のリモコンシステムでは、上記実施例で説明したリモコンシステムの処理に加え、リモコン装置において、操作信号生成のためのルールが保持可能である。このルールと制御状態情報を用いて受け付けた操作信号を生成することが可能である。これにより、選択するコンテンツのナビゲーションの種類に合わせた操作信号の生成が可能である。例えば、タッチパネルのようなデバイスでコンテンツの選択操作をする場合において、映像のサムネイルを縦横のカーソル移動により選択するナビゲーション画面では縦横方向の操作に対し操作入力を受け付け、操作信号の生成が可能である。一方、リングファイルメタファによる映像の選択操作では、選択対象が円形に配置されているので、回転方向の操作に対し操作入力を受け付け、操作信号の生成が可能である。
<機能的構成>
図18は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(1801)と、「リモコン装置」(1802)とを有する。「テレビ装置」(1801)は、「制御部」(1803)と、「制御状態情報生成部」(1804)と、「テレビ側通信部」(1805)と、「視聴部」(1806)とを有する。「リモコン装置」(1802)は、「リモコン側通信部」(1808)と、「制御状態情報取得部」(1809)と、「操作情報取得部」(1818)と、「操作信号生成部」(1819)とを有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。本実施例における特徴点は、「リモコン装置」(1802)が、「ルール保持部」(1820)と、「操作信号生成部」(1819)が、「ルール依存生成手段」(1821)とを有する点である。
「ルール保持部」(1820)は、リモコン装置(1802)において、制御状態情報に基づいて操作信号を生成するためのルールを保持する機能を有する。「ルール」とは、操作情報を操作信号に変換する上の規則である。例えば、上記に述べたような、コンテンツ選択画面において、縦横のカーソル移動の画面では操作情報を直交系の座標で解釈するルールを適用し、リングファイルメタファの画面では回転系の座標にて解釈するルールを適用するといったことが考えられる。
「ルール依存生成手段」(1821)は、リモコン装置(1802)において、保持されている前記ルールに従って操作信号を生成する機能を有する。具体的には、ルール保持部(1820)に保持されているルールの条件を、操作情報取得部(1818)より入力される操作情報に対して適用することで操作信号を生成する。
<処理の流れ>
図19は、本実施例のリモコンシステムにおけるリモコン装置側の処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まずテレビ装置から情報を受信する(ステップS1901)と、制御状態情報の取得(ステップS1902)を行う。次に操作情報の取得を行い(ステップS1903)、保持されているルールに基づいた操作信号の生成を行う(ステップS1904)。その後、テレビ装置へ操作信号を送信する(ステップS1905)。
<ハードウェア的構成>
図20は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(2001)と「テレビ装置」(2002)からなる。リモコン装置(2001)は、「マイコン」(2003)と、「タッチパネル」(2004)と、「赤外線受発光素子」(2005)とを備える。「マイコン」(2003)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(2006)と、「RAM」(2007)と、「ROM」(2008)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(2002)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(2010)と、「赤外線受発光素子」(2011)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(2012)と、それに接続された「RAM」(2013)及び「ROM」(2014)と、放送を受信する「チューナ」(2015)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(2016)等を有している。「フロントマイコン」(2010)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(2017)と「RAM」(2018)と「ROM」(2019)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、テレビ装置(2002)でコンテンツ選択画面が呼び出されたとする。すると、テレビ装置のフロントマイコン(2010)おいて、制御状態情報データC3が生成される。C3はリモコン信号に変換され、赤外線受発光素子(2011)よりリモコン装置(2001)の赤外線受発光素子(2005)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(2001)のマイコン(2003)においてC3に復号化される。一方タッチパネル(2004)では、操作入力が受け付けられ、所定の信号がCPU(2006)に対して送られる。すると、C3はROM(2008)に格納されている規則Rに従って、CPU(2006)において評価され、入力された操作信号を変換し、操作信号情報C4を生成する。C4はリモコン装置(2001)とテレビ装置(2002)の赤外線受発光素子を介してフロントマイコン(2010)で評価され、「バックエンドLSI」(2012)などに送られる制御信号となる。当該制御信号は操作信号情報に基づいて各機器の状態を変更する。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリモコンシステムによって、リモコン装置は、さらに当該装置に保持された操作信号生成ルールに基づいて、テレビ装置に対して操作信号を送信することが可能である。これにより、コンテンツ等の選択場面において、制御状態情報に含まれたナビゲーションのモード(例えば二次元のナビゲーションや、円座標系のナビゲーション)等に応じて最適な操作を受け付けるように入力デバイスなどを制御する処理が可能である。
≪実施例7≫
<概要>
本実施例のリモコンシステムでは、上記実施例で説明したリモコンシステムの処理に加え、テレビ装置において選択するコンテンツの量を取得可能であり、これをリモコン装置へ制御状態情報として送信する処理が可能である。リモコン装置では、コンテンツの量に応じて、操作信号を生成する処理が可能である。このような処理により、コンテンツ選択のナビゲーションにおいて、検索対象のコンテンツ量が非常に多い場合には操作入力に対する、検索対象のコンテンツのスキャンの量を多くするなどの処理が可能となる。すると、利用者はコンテンツの量に適した速度で情報検索を行うことができるため利便性が向上する。
<機能的構成>
図21は、本実施例のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のリモコンシステムは、「テレビ装置」(2101)と、「リモコン装置」(2102)とを有する。「テレビ装置」(2101)は、「制御部」(2103)と、「制御状態情報生成部」(2104)と、「テレビ側通信部」(2105)と、「視聴部」(2106)とを有する。「リモコン装置」(2102)は、「リモコン側通信部」(2108)と、「制御状態情報取得部」(2109)と、「操作情報取得部」(2118)と、「操作信号生成部」(2119)とを有する。なお、これら構成要件については上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。本実施例における特徴点は、「テレビ装置」(2101)が、「コンテンツ量情報取得部」(2122)と、「リモコン装置」(2102)の「操作信号生成部」(2119)が、「コンテンツ量依存生成手段」(2123)とを有する点である。
「コンテンツ量情報取得部」(2122)は、テレビ装置(2101)において、リモコン装置に送信するために、視聴可能なコンテンツの量を示す情報であるコンテンツ量情報を取得する機能を有する。「コンテンツ量」とはコンテンツ選択画面における選択対象の量のことである。また、必ずしも選択対象そのものの数だけでなく、画面に対する選択対象のコンテンツの密度などであってもよい。「コンテンツ」は上述したように媒体に記録された物に限らず、機能選択画面などの選択対象である個々の機能なども含まれる。「コンテンツ量情報」は制御状態情報生成部(2104)において制御状態情報に包含され、テレビ側通信部(2105)を介してリモコン装置(2102)へ送られる。
「コンテンツ量依存生成手段」(2123)は、リモコン装置(2102)において、取得したコンテンツ量情報に応じて操作信号を生成するための機能を有する。「コンテンツ量に応じて操作信号を生成」とは、操作情報取得部より入力される操作情報から操作信号を生成する際に、コンテンツ量に応じたバイアスを生じさせるといった意味である。例えば、横にカーソルを移動させてコンテンツを選択させるナビゲーション画面では、コンテンツが増えると高速でカーソルを移動する必要がある。このため、操作情報として右側に1単位の入力が合った場合にはこれを増幅して10単位分とするなどの処理が考えられる。また、一画面に高密度にコンテンツの選択肢が並んでいる場合には、画面空間内でのカーソル移動操作がデリケートになるために、デフォルト値であれば3単位の操作情報の入力があれば一単位移動の操作信号を生成するのに対して、誤操作を防ぐために5単位の操作情報の入力を必要とするなどの処理が考えられる。
<処理の流れ>
図22は、本実施例のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まずコンテンツ量情報の取得を行う(ステップS2201)。次に制御状態情報の生成を行う(ステップS2202)。次いでリモコン装置に情報を送信する(S2203)。リモコン装置側ではテレビ装置からの情報を受信する(ステップS2204)と、制御状態情報の取得(ステップS2205)を行う。操作情報の取得(ステップS2206)の後、コンテンツ量情報に応じた操作信号の生成を行い(ステップS2207)、テレビ装置へ操作信号を送信する(ステップS2208)。テレビ装置側ではこれを受信する(ステップS2209)。
<ハードウェア的構成>
図23は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコンシステムにおける構成の一例を表す概略図である。この図を利用してリモコンシステムの案内表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンシステムは「リモコン装置」(2301)と「テレビ装置」(2302)からなる。リモコン装置(2301)は、「マイコン」(2303)と、「タッチパネル」(2304)と、「赤外線受発光素子」(2305)とを備える。「マイコン」(2303)はチップ内に各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」(2306)と、「RAM」(2307)と、「ROM」(2308)とを有しており、相互に接続されている。「テレビ装置」(2302)は、リモコンとの通信を制御する「フロントマイコン」(2310)と、「赤外線受発光素子」(2311)と、映像や音声などのデコードや各種機能の制御全般を行う「バックエンドLSI」(2312)と、それに接続された「RAM」(2313)及び「ROM」(2314)と、放送を受信する「チューナ」(2315)と、ドライバLSIを介して接続された「LCD(液晶ディスプレイ)」(2316)等を有している。「フロントマイコン」(2310)には、チップ内に「CPU(中央演算装置)」(2317)と「RAM」(2318)と「ROM」(2319)とを有しており、相互に接続されている。
ここで、テレビ装置(2302)でコンテンツ選択画面が呼び出されたとする。するとバックエンドLSI(2312)より、RAM(2313)上に保持されているコンテンツ選択画面表示を示す制御状態情報変数Sdの値が変更される。すると、更新された変数Sdの値と、選択するコンテンツの量を示すNが取得されフロントマイコン(2310)に出力される。フロントマイコン(2310)では、これらの値がチップ内のRAM(2318)の変数Vに格納される。するとROM(2319)に格納されている規則によりCPU(2317)においてVが評価され、制御状態情報データC5が生成される。C5はリモコン信号に変換され、赤外線受発光素子(2311)よりリモコン装置(2301)の赤外線受発光素子(2305)に対して送信される。送信された信号はリモコン装置(2301)のマイコン(2303)においてC5に復号化される。一方タッチパネル(2304)では、操作入力が受け付けられ、所定の信号がCPU(2306)に対して送られる。すると、C5はROM(2308)に格納されている規則とコンテンツ量を表す値Nに従って、CPU(2306)において評価され、入力された操作信号を変換し、操作信号情報C6を生成する。C6はリモコン装置(2301)とテレビ装置(2302)の赤外線受発光素子を介してフロントマイコン(2310)で評価され、「バックエンドLSI」(2312)などに送られる制御信号となる。当該制御信号は操作信号情報に基づいて各機器の状態を変更する。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリモコンシステムによって、リモコン装置がテレビ装置の取得したコンテンツ量情報を取得し、これに応じて、操作信号の生成が可能である。これにより、コンテンツの量に応じて、一操作に対する移動量をより多くする処理などが可能である。その結果、迅速で利便性の高い検索および選択処理が可能である。
実施例1のリモコンシステムによる処理の一例を説明するための図 実施例1のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例1のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例1のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例2のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例2のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例3のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例3のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例4のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例4のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例5のリモコンシステムによる処理の一例を説明するための図 実施例5のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例5のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例5のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例6のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例6のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例6のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例7のリモコンシステムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例7のリモコンシステムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例7のリモコンシステムにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図
符号の説明
0201 テレビ装置
0202 リモコン装置
0203 制御部
0204 制御状態生成部
0205 テレビ側通信部
0206 視聴部
0208 リモコン側通信部
0209 制御状態情報取得部

Claims (5)

  1. コンテンツを視聴させるための視聴部と、
    内部機器を所定の制御状態にするための制御部と、
    リモコン装置に送信するための制御状態情報を生成する制御状態情報生成部と、
    後述のリモコン装置の案内ウインドウ部に表示される案内表示を構成するナビ情報を生成するナビ情報生成部と、
    リモコン装置と通信するためのテレビ側通信部と、
    を有するテレビ装置と、
    テレビ装置と通信するためのリモコン側通信部と、
    テレビ装置から制御状態情報を取得する制御状態情報取得部と、
    テレビ装置からナビ情報を取得するナビ情報取得部と、
    制御状態情報に応じた表示形式で、ナビ情報に基づく案内を表示する案内ウインドウ部と、
    を有するリモコン装置と、
    からなるリモコンシステム。
  2. 制御状態情報生成部は、
    制御状態情報としてスタンバイ制御状態を示すスタンバイ制御状態情報を生成するスタンバイ制御状態情報生成手段を有し、
    案内ウインドウ部は、
    制御状態情報として取得したスタンバイ制御状態情報に基づいて前記表示をするスタンバイ時案内ウインドウ手段を有する請求項1に記載のリモコンシステム。
  3. ナビ情報生成部は、
    ナビ情報として視聴可能なコンテンツの映像情報であるナビ映像情報を生成するナビ映像情報生成手段を有し、
    案内ウインドウ部は、
    ナビ情報取得部が取得したナビ情報であるナビ映像情報に基づいて案内としてナビ映像を表示するナビ映像案内手段を有する
    請求項1または2に記載のリモコンシステム。
  4. 制御状態情報生成部は、
    制御状態情報として通常操作可能制御状態を示す通常操作可能制御状態情報を生成する通常操作可能制御状態情報生成手段を有し、
    案内ウインドウ部は、
    制御状態情報として取得した通常操作可能制御状態情報に基づいて前記スタンバイ時案内ウインドウ手段による表示を停止する停止手段を有する請求項2または請求項2に従属する請求項3に記載のリモコンシステム。
  5. テレビ装置と、リモコン装置とからなるリモコンシステムであって、
    テレビ装置の動作は、
    コンテンツを視聴させるための視聴ステップと、
    内部機器を所定の制御状態にするための制御ステップと、
    リモコン装置に送信するための制御状態情報を生成する制御状態情報生成ステップと、
    後述のリモコン装置の案内ウインドウに表示される案内表示を構成するナビ情報を生成するナビ情報生成ステップと、
    リモコン装置と通信するためのテレビ側通信ステップと、
    を有し、
    リモコン装置の動作は、
    テレビ装置と通信するためのリモコン側通信ステップと、
    テレビ装置から制御状態情報を取得する制御状態情報取得ステップと、
    テレビ装置からナビ情報を取得するナビ情報取得ステップと、
    制御状態情報に応じた表示形式で、ナビ情報に基づく案内を表示する案内ウインドウ表示ステップと、
    を有する、リモコンシステムの動作方法。
JP2008319655A 2008-12-16 2008-12-16 リモコンシステム Expired - Fee Related JP5548915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319655A JP5548915B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 リモコンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319655A JP5548915B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 リモコンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010147550A JP2010147550A (ja) 2010-07-01
JP5548915B2 true JP5548915B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=42567569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008319655A Expired - Fee Related JP5548915B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 リモコンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5548915B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5306489B2 (ja) * 2012-01-06 2013-10-02 株式会社東芝 端末、プログラムおよび機器操作制御方法
JP2017041734A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社バッファロー リモートコントローラ装置、被制御装置、制御システム、及びプログラム
JP6807214B2 (ja) * 2016-11-07 2021-01-06 日本放送協会 端末装置、受信装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006407A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Funai Electric Co Ltd 放送受信機及び放送受信機のリモコン装置
JP4989306B2 (ja) * 2007-05-15 2012-08-01 シャープ株式会社 リモコン装置およびテレビジョン装置
JP2008301419A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010147550A (ja) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190110100A1 (en) Method for controlling multiple subscreens on display device and display device therefor
US9811240B2 (en) Operating method of image display apparatus
US9485449B2 (en) Method for providing GUI for selecting broadcast channel with keypad operated by pointer and broadcast receiving apparatus thereof
EP2426943B1 (en) Method for providing a search service on a display apparatus
EP2169949A1 (en) Display apparatus capable of moving image and control method thereof
US8063884B2 (en) Information processing apparatus, display control method, and program for controlling a display of the information processing apparatus based on an input received from a remote controller
WO2021031623A1 (zh) 显示设备、分享文件的方法和服务器
EP1796380A1 (en) Content output system, information display apparatus, content output apparatus, and content information display method
US20150293740A1 (en) Method of displaying image by using a plurality of display apparatuses and electronic apparatus controlling a plurality of display apparatuses
US10545633B2 (en) Image output method and apparatus for providing graphical user interface for providing service
US20120167000A1 (en) Display apparatus and method for playing menu applied thereto
US9358459B2 (en) Information processing device, display device, and information processing system
US20150181278A1 (en) Display apparatus and display method thereof
US20120147025A1 (en) Image processing apparatus and user interface providing method thereof
JP5548915B2 (ja) リモコンシステム
US8209725B2 (en) Method for providing graphical user interface for selecting broadcast program and AV apparatus therefor
US20090231493A1 (en) Systems and methods for controlling content playback
WO2013011645A1 (ja) 映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法
CN113542899A (zh) 信息展示方法、显示设备、服务器
JP2007094531A (ja) メニュー表示方法及び情報処理装置
KR101847616B1 (ko) 영상표시장치, 서버 및 그 동작방법
KR101916437B1 (ko) 모바일 기기, 영상표시장치 및 그 동작방법
JP5182289B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
KR101597563B1 (ko) 컨텐츠 공유 장치 및 방법
CN112261463A (zh) 显示设备及节目推荐方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130610

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130618

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5548915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees