WO2013011645A1

WO2013011645A1 - 映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法

Info

Publication number: WO2013011645A1
Application number: PCT/JP2012/004302
Authority: WO
Inventors: 篤実稲井
Original assignee: パナソニック株式会社
Priority date: 2011-07-19
Filing date: 2012-07-03
Publication date: 2013-01-24
Also published as: JP2013026700A

Abstract

　的確に映像コンテンツの内容を把握でき、ユーザが目的とする映像コンテンツを容易に探して選択することができる映像コンテンツ選択装置を提供する。映像コンテンツ選択装置は、操作を受け付ける操作受付部（４４１）と、表示可能な映像コンテンツの中でユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を取得する取得部（４４２）と、表示可能な映像コンテンツのサムネイルおよびフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を表示部（４２３）に表示するリスト表示部（４４３）と、映像コンテンツのプレビュー動画をモバイル機器（４３０）に送信する送信制御部（４４４）と、映像コンテンツを取得して表示部（４２３）に出力する出力制御部（４４５）とを備える。

Description

映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法

　本発明は、表示する映像コンテンツを選択する映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法に関する。

　従来、ユーザがリモコンのＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ　Ｕｓｅｒ　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）呼び出し用のボタン等を押下することにより、いくつかのアイコンやサムネイル表示を行い、表示されたサムネイルを選択することで、選択されたサムネイルに対応した映像コンテンツを選択する記録再生装置が実用化されている（例えば、特許文献１参照）。

　このような記録再生装置では、映像コンテンツを代表するサムネイルを選択すること、またサムネイルの表示については映像コンテンツの形態やソースによってカテゴライズされていることが一般的である。テレビジョン受像機に応用された一般的な記録再生装置の動作の一例を、図１を用いて説明する。図１は、従来の記録再生装置の表示画面の例を示す図である。

　記録再生装置は、例えば図１に示すようにコンテンツ選択画面５００上において、各映像コンテンツを分類したカテゴリを表現したアイコン５１１乃至アイコン５１６から成るカテゴリ選択バー５１０を横方向に表示し、またカテゴリ選択バー５１０で選択中のカテゴリに属する映像コンテンツの代表サムネイル５２１乃至代表サムネイル５２４から成るコンテンツ選択バー５２０を、選択中のカテゴリを現すアイコン５１２を交点として縦方向に表示する。ここで、ユーザによって、例えばコンテンツ選択バー５２０上でフォーカス５３０が特定の映像コンテンツの代表サムネイル５２２に合わされて選択されると、記録再生装置は、代表サムネイル５２２があらわす映像コンテンツを選択して再生する。

特開２００７－１３４０１０号公報

　上記のような従来の記録再生装置では、ユーザはコンテンツ選択画面５００上に表示される代表サムネイルだけの情報を見て、コンテンツを選択することになる。しかしながら、例えば、映像コンテンツの種別がテレビジョン放送形態およびテレビジョン放送を録画した形態の場合、代表サムネイルが番組開始前のサムネイルであることや、ＣＭ中のサムネイルであることがあり、代表サムネイルが映像コンテンツの内容を的確に表現しているとは限らない。よって、ユーザは、目的とする映像コンテンツを探して選択することが容易にはできないという問題があった。

　また、表示画面上で小さくサムネイルを表示しても視聴距離によっては見づらいという問題もあった。

　本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、ユーザが目的とする映像コンテンツを容易に探して選択することができる映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法を提供することを目的とする。

　上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る映像コンテンツ選択装置は、表示装置に表示させる映像コンテンツを選択する映像コンテンツ選択装置であって、ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、表示可能な映像コンテンツのリストを取得し、取得した前記リストを前記表示装置に出力するリスト表示部と、前記リストの中で前記操作受付部によって受け付けられる前記ユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツに関する情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記映像コンテンツに関する情報を当該映像コンテンツ選択装置の外部のモバイル機器へ送信する送信制御部と、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が前記操作受付部によって受け付けられた場合、前記映像コンテンツを取得し、取得した前記映像コンテンツを前記表示装置に出力する出力制御部とを備える。

　本発明によれば、フォーカス中の映像コンテンツに関する情報をモバイル機器で確認することができるので、映像コンテンツの内容をより的確に把握することができ、ユーザが目的とする映像コンテンツを容易に探して選択することができる。

図１は、従来の記録再生装置の表示画面の例を示す図である。図２は、本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置の構成を示すブロック図である。図３は、本発明の実施の形態１における制御部の構成を示すブロック図である。図４は、本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置の表示画面の例を示す図である。図５は、本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置の動作を示すフローチャートである。図６は、本発明の実施の形態１におけるソースがテレビジョン放送の場合の動作を示すフローチャートである。図７は、本発明の実施の形態１におけるソースが外部ＩＰネットワークの場合の動作を示すフローチャートである。図８は、本発明の実施の形態１におけるソースが蓄積メディアの場合の動作を示すフローチャートである。図９は、本発明の実施の形態２における映像コンテンツ選択装置の構成を示すブロック図である。図１０は、本発明の実施の形態２における制御部の構成を示すブロック図である。図１１は、本発明の実施の形態２における映像コンテンツ選択装置の表示画面の例およびモバイル機器の表示画面の例を示す図である。図１２は、本発明の実施の形態２におけるソースがテレビジョン放送の場合の動作を示すフローチャートである。図１３は、本発明の実施の形態２におけるソースが外部ＩＰネットワークの場合の動作を示すフローチャートである。図１４は、本発明の実施の形態２におけるソースが蓄積メディアの場合の動作を示すフローチャートである。

　本発明の一態様に係る映像コンテンツ選択装置は、表示装置に表示させる映像コンテンツを選択する映像コンテンツ選択装置であって、ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、表示可能な映像コンテンツのリストを取得し、取得した前記リストを前記表示装置に出力するリスト表示部と、前記リストの中で前記操作受付部によって受け付けられる前記ユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツに関する情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記映像コンテンツに関する情報を当該映像コンテンツ選択装置の外部のモバイル機器へ送信する送信制御部と、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が前記操作受付部によって受け付けられた場合、前記映像コンテンツを取得し、取得した前記映像コンテンツを前記表示装置に出力する出力制御部とを備える。

　これにより、フォーカス中の映像コンテンツの例えばプレビュー動画等の映像コンテンツに関する情報をモバイル機器で確認することができるので、ユーザと映像コンテンツ選択装置との視聴距離によらず、ユーザが目的とする映像コンテンツを容易に探して選択することができる。

　また、前記映像コンテンツに関する情報は、当該映像コンテンツのプレビュー動画および当該映像コンテンツの内容の詳細を示す詳細情報の少なくとも１つであり、前記取得部は、前記映像コンテンツに関する情報として、前記プレビュー動画および前記詳細情報の少なくとも１つを取得し、前記送信制御部は、前記映像コンテンツに関する情報として、前記プレビュー動画および前記詳細情報の少なくとも１つを前記モバイル機器へ送信してもよい。

　また、前記操作受付部は、複数の前記モバイル機器よりユーザ操作を受け付け、前記取得部は、前記操作受付部によって受け付けられた複数の前記ユーザ操作によりフォーカスされているそれぞれの映像コンテンツに関する情報を取得し、前記送信制御部は、前記取得部によって取得された前記映像コンテンツに関する情報をそれぞれ対応する前記モバイル機器へ送信してもよい。

　また、前記出力制御部は、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が複数の前記モバイル機器より前記操作受付部によって受け付けられた場合、それぞれの前記映像コンテンツを取得し、前記表示装置の画面を分割して複数の前記映像コンテンツを出力してもよい。

　また、前記出力制御部は、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が複数の前記モバイル機器より前記操作受付部によって受け付けられた場合、あらかじめ設定された優先順位に基づいて１つの前記映像コンテンツを取得し、前記表示装置に前記映像コンテンツを出力してもよい。

　また、前記映像コンテンツ選択装置は、さらに、前記表示装置を備え、前記表示装置は、前記リストおよび前記映像コンテンツを表示してもよい。

　また、前記操作受付部は、前記モバイル機器より前記ユーザ操作を受け付けてもよい。

　また、前記送信制御部は、前記リスト表示部によって取得された前記リストを前記モバイル機器に送信してもよい。

　なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

　以下、本発明の一態様に係る映像コンテンツ選択装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。

　なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。

　（実施の形態１）
　図２は、本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置の構成を示すブロック図である。

　映像コンテンツ選択装置１００は、表示部に表示させる映像コンテンツを選択する装置であり、図２に示すように受信放送電波から特定のチャンネルを選局して映像信号および音声信号を得る選局部Ａ１０１と選局部Ｂ１０２、テレビジョン放送を録画した映像コンテンツおよび蓄積メディアに含まれる映像コンテンツを再生する蓄積メディア再生部１０３、インターネット経由で映像コンテンツを取得するためのイーサ制御部１０４、リモコンからのキー入力の受信および本体ボタン入力の受信を行うキー入力部１１１、制御部１１２、ＧＵＩを表示するＯＳＤ作成部１１３、デジタル映像ストリームからデコードした映像信号を得るＡＶデコーダＡ１１４とＡＶデコーダＢ１１５、映像信号の調整を行う映像信号処理部１２１、表示デバイス駆動部１２２、映像やＧＵＩを表示する表示部１２３を備えている。そして、映像コンテンツ選択装置１００には、放送電波を受信する放送受信アンテナ１５０、外部ＩＰネットワーク１５１が接続されている。

　選局部Ａ１０１は、放送受信アンテナ１５０から受けた受信放送電波を増幅及び検波し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＡ１１４に出力する。ＡＶデコーダＡ１１４は、選局部Ａ１０１から入力されたデジタルＡＶストリームをデコードし、映像信号を映像信号処理部１２１に出力する。なお、ＡＶデコーダＡ１１４ではデジタルＡＶストリームをデコードすることにより音声信号も得られるが、ここでは説明を省略する。

　選局部Ｂ１０２は、放送受信アンテナ１５０から受けた受信放送電波を増幅及び検波し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＢ１１５に出力する。ＡＶデコーダＢ１１５は、選局部Ｂ１０２、蓄積メディア再生部１０３およびイーサ制御部１０４から入力されるデジタルＡＶストリームをデコードし、映像信号を映像信号処理部１２１に出力する。なお、ＡＶデコーダＡ１１４ではデジタルＡＶストリームをデコードすることにより音声信号も得られるが、ここでは説明を省略する。

　蓄積メディア再生部１０３は、例えば、映像コンテンツ選択装置１００に内蔵されたＨＤＤ（ハードディスクドライブ）の再生制御部であって、蓄積メディアファイルからデジタルＡＶストリームを得てＡＶデコーダＢ１１５に出力する。

　イーサ制御部１０４は、外部ＩＰネットワーク１５１からネットワーク上の映像コンテンツ等を取得し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＢ１１５に出力する。

　キー入力部１１１は、ユーザが押下したリモコンのキー入力の受信、およびユーザが押下した本体ボタンのキー入力の受信を行い、制御部１１２に出力する。

　ＯＳＤ作成部１１３は、制御部１１２からの指示を受けて、カテゴリを表すアイコン、および映像コンテンツを表すサムネイルを表示するためのＲＧＢ信号を発生させ、映像信号処理部１２１へ出力する。

　映像信号処理部１２１は、ＡＶデコーダＡ１１４、ＡＶデコーダＢ１１５から受けた映像信号を調整したり、ＯＳＤ作成部１１３から送られるアイコンやサムネイルを表すＲＧＢ信号を受けて映像コンテンツに重畳したりして、表示デバイス駆動部１２２に調整されたＲＧＢ合成後の映像信号を出力する。

　表示デバイス駆動部１２２は、映像信号処理部１２１から受けた調整されたＲＧＢ合成後の映像信号を表示部１２３の形態に合わせて増幅して表示部１２３に出力する。

　表示部１２３は、表示デバイス駆動部１２２から入力した映像信号を表示する例えばプラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどの薄型表示デバイスである。

　放送受信アンテナ１５０は、アナログの地上波または衛星放送、或いは、デジタルの地上波または衛星放送などの放送電波の受信を行い、選局部Ａ１０１および選局部Ｂ１０２に受信信号を受信放送電波として出力する。

　図３は、本発明の実施の形態１における制御部１１２の構成を示すブロック図である。

　制御部１１２は、例えばＣＰＵ等で構成され、図３に示すように操作受付部１３１、取得部１３２、リスト表示部１３３、および出力制御部１３４を備えている。

　操作受付部１３１は、キー入力部１１１によって受信されたユーザのキー入力による操作を受け付け、操作内容を特定する。

　取得部１３２は、選択中のカテゴリに属する映像コンテンツを検索し、表示可能な映像コンテンツのサムネイル（静止画像）を、映像コンテンツのソースに応じて選局部Ａ１０１、蓄積メディア再生部１０３、およびイーサ制御部１０４を制御して、取得する。また、取得部１３２は、表示可能な映像コンテンツの中でユーザの操作によりフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画（映像コンテンツに関する情報）を、映像コンテンツのソースに応じて選局部Ａ１０１、蓄積メディア再生部１０３、およびイーサ制御部１０４を制御して、取得する。

　リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得された表示可能な映像コンテンツのサムネイルおよびフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を、ＯＳＤ作成部１１３、映像信号処理部１２１、および表示デバイス駆動部１２２を制御して、表示部１２３に表示する。

　出力制御部１３４は、操作受付部１３１によって受け付けられた操作により、選局部Ａ１０１を制御して、放送受信アンテナ１５０で受信した受信放送電波から任意のチャンネルを選局させる。また、出力制御部１３４は、映像信号処理部１２１を制御し、選局されたチャンネルの映像コンテンツを表示デバイス駆動部１２２に出力させて、ユーザにより選択された映像ソースを表示部１２３に表示させる。さらに、出力制御部１３４は、任意の文字や図形を表示部１２３に表示させるように、ＯＳＤ作成部１１３を制御する。

　次に、表示部１２３に表示されるＧＵＩについて説明する。図４は本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置１００の表示画面（映像コンテンツ選択画面）の例を示す図である。

　表示画面２００において、カテゴリ選択バー２１０は、映像コンテンツをその形態やソースによらずに、例えばスポーツ、映画等といったジャンルに分類したカテゴリを表すアイコン２１１乃至アイコン２１４を縦方向に並べている。ここで、映像コンテンツの形態とは、例えば、静止画ファイル、音楽ファイル、動画ファイル等のことである。また、ソースとは、例えば、テレビジョン放送、インターネット、蓄積メディア等のことである。最下部のアイコン２１１は現在選択中のカテゴリを表す。コンテンツ選択バー２２０は、選択中のカテゴリに属する映像コンテンツを代表するサムネイル２２１乃至サムネイル２２６を横方向に並べている。そして、現在のフォーカス２３０が指し示すサムネイルに対応付けられたプレビュー動画２２３が表示画面２００上に再生表示される。プレビュー動画２２３は、映像コンテンツの所定時間範囲（例えば、１０秒）の動画である。ここで、映像コンテンツを代表するサムネイル２２１乃至サムネイル２２６には、映像コンテンツの形態やソースにはよらず、各ジャンルにカテゴライズされた映像コンテンツがシームレスに並ぶ。

　次に、以上のように構成された映像コンテンツ選択装置１００の動作を説明する。図５は、本発明の実施の形態１における映像コンテンツ選択装置の動作を示すフローチャートである。

　操作受付部１３１が、キー入力部１１１からの入力によってＧＵＩ表示ボタンの押下を検出すると（ステップＳ３０１）、リスト表示部１３３は、ＯＳＤ作成部１１３を制御してカテゴリ選択バー２１０を表示部１２３に表示させる（ステップＳ３０２）。このとき、現在選択中であるカテゴリのアイコン２１１は、画面の下端に表示される。次に、取得部１３２は、は、選択中のカテゴリに属する映像コンテンツを検索し、どのソース上の映像コンテンツかを検出する（ステップＳ３０３）。検出されたソースによって処理が分かれ（ステップＳ３０４）、テレビジョン放送の場合には（ステップＳ３０４で「放送」）、リスト表示部１３３は、フォーカス以外の映像コンテンツであれば、選局部Ｂ１０２によって生成されたサムネイルを表示し、フォーカス中の映像コンテンツであれば、選局部Ｂ１０２で選局されたチャンネルのプレビュー動画を表示する（ステップＳ３０５）。

　この表示処理（ステップＳ３０５）について、図６を用いて説明する。図６は、ソースがテレビジョン放送の場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部１３２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ４０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ４０１でＹｅｓ）、取得部１３２は、選局部Ｂ１０２で選局されたチャンネルのプレビュー動画を取得する（ステップＳ４０２）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ４０３）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ４０１でＮｏ）、選局部Ｂ１０２によって生成されたサムネイルを取得する（ステップＳ４０４）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ４０５）。

　次に、ソースが外部ＩＰネットワーク１５１の場合には（ステップＳ３０４で「インターネット」）、リスト表示部１３３は、フォーカス以外の映像コンテンツであれば、コンテンツプロバイダから取得したサムネイルを表示し、フォーカス中の映像コンテンツであれば、プレビュー動画を表示する（ステップＳ３０６）。

　この表示処理（ステップＳ３０６）について、図７を用いて説明する。図７は、ソースが外部ＩＰネットワークの場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部１３２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ５０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ５０１でＹｅｓ）、取得部１３２は、イーサ制御部１０４を制御してコンテンツプロバイダからプレビュー動画を取得する（ステップＳ５０２）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ５０３）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ５０１でＮｏ）、イーサ制御部１０４を制御してコンテンツプロバイダからサムネイルを取得する（ステップＳ５０４）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ５０５）。なお、過去に取得したことがある映像コンテンツであれば、コンテンツプロバイダから取得せずにサムネイルおよびプレビュー動画を生成することも可能である。

　次に、ソースが蓄積メディアの場合には（ステップＳ３０３で「蓄積メディア」）、リスト表示部１３３は、フォーカス以外の映像コンテンツであればＡＶデコーダＢ１１５によって作成されたサムネイルを表示し、フォーカス中の映像コンテンツであれば、プレビュー動画を表示する（ステップＳ３０７）。

　この表示処理（ステップＳ３０７）について、図８を用いて説明する。図８は、ソースが蓄積メディアの場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部１３２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ６０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ６０１でＹｅｓ）、取得部１３２は、ＡＶデコーダＢ１１５によって作成されたプレビュー動画を取得する（ステップＳ６０２）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ６０３）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ６０１でＮｏ）、ＡＶデコーダＢ１１５によって作成されたサムネイルを取得する（ステップＳ６０４）。そして、リスト表示部１３３は、取得部１３２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ６０５）。

　なお、本実施の形態では、サムネイルがフォーカスされるとすぐにプレビュー動画表示に切り替えているが、フォーカスして更に決定操作を行なった場合にプレビュー動画を再生表示するようにしてもよい。

　また、本実施の形態では、リストの中でユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を取得して、表示しているが、これに限られるものではない。例えば、映像コンテンツのプレビュー動画に代えて映像コンテンツの内容の詳細を示す詳細情報を取得して、表示しても構わない。

　以上のように、フォーカス中の映像コンテンツを表すサムネイルの代わりにプレビュー動画を表示しているので、サムネイルが的確に映像コンテンツを表現していない場合でも、映像コンテンツの内容をより的確に把握することができ、ユーザが目的とする映像コンテンツを容易に探して選択することができる。

　（実施の形態２）
　実施の形態１では、フォーカス中の映像コンテンツを表すサムネイルの代わりに映像コンテンツのプレビュー動画を表示しているのに対して、本実施の形態２では、フォーカス中の映像コンテンツのプレビュー動画を例えばスマートフォン等のモバイル機器に送信して、モバイル機器でプレビュー動画を表示している。

　図９は、本発明の実施の形態２における映像コンテンツ選択装置の構成を示すブロック図である。

　映像コンテンツ選択装置４００は、表示部に表示させる映像コンテンツを選択する装置であり、図９に示すように受信放送電波から特定のチャンネルを選局して映像信号および音声信号を得る選局部Ａ４０１と選局部Ｂ４０２、テレビジョン放送を録画した映像コンテンツおよび蓄積メディアに含まれる映像コンテンツを再生する蓄積メディア再生部４０３、インターネット経由で映像コンテンツを取得するためのイーサ制御部４０４、制御部４１１、ＧＵＩを表示するＯＳＤ作成部４１２、デジタル映像ストリームからでコードした映像信号を得るＡＶデコーダＡ４１３とＡＶデコーダＢ４１４、モバイル機器４３０との間で送受信を行う無線通信部４１５、映像信号の調整を行う映像信号処理部４２１、表示デバイス駆動部４２２、映像やＧＵＩを表示する表示部４２３を備えている。そして、映像コンテンツ選択装置４００には、放送電波を受信する放送受信アンテナ４５０、外部ＩＰネットワーク４５１が接続されている。また、モバイル機器４３０は、無線通信部４１５から無線信号で受信したプレビュー動画を表示できる表示画面４３１を備える。

　選局部Ａ４０１は、放送受信アンテナ４５０から受けた受信放送電波を増幅及び検波し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＡ４１３に出力する。ＡＶデコーダＡ４１３は、選局部Ａ４０１から入力されたデジタルＡＶストリームをデコードし、映像信号を映像信号処理部４２１に出力する。なお、ＡＶデコーダＡ４１３ではデジタルＡＶストリームをデコードすることにより音声信号も得られるが、ここでは説明を省略する。

　選局部Ｂ４０２は、放送受信アンテナ４５０から受けた受信放送電波を増幅及び検波し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＢ４１４に出力する。ＡＶデコーダＢ４１４は、選局部Ｂ４０２、蓄積メディア再生部４０３およびイーサ制御部４０４から入力されるデジタルＡＶストリームをデコードし、映像信号を映像信号処理部４２１に出力する。なお、ＡＶデコーダＢ４１４ではデジタルＡＶストリームをデコードすることにより音声信号も得られるが、ここでは説明を省略する。

　蓄積メディア再生部４０３は、例えば、映像コンテンツ選択装置４００に内蔵されたＨＤＤ（ハードディスクドライブ）の再生制御部であって、蓄積メディアファイルからデジタルＡＶストリームを得てＡＶデコーダＢ４１４に出力する。

　イーサ制御部４０４は、外部ＩＰネットワーク４５１からネットワーク上の映像コンテンツ等を取得し、デジタルＡＶストリームをＡＶデコーダＢ４１４に出力する。

　ＯＳＤ作成部４１２は、制御部４１１からの指示を受けて、カテゴリを表すアイコン、および映像コンテンツを表すサムネイルを表示するためのＲＧＢ信号を発生させ、映像信号処理部４２１へ出力する。

　無線通信部４１５は、モバイル機器４３０から映像コンテンツ選択装置４００に対する操作を無線信号として受信し、制御部４１１に出力する。また、無線通信部４１５は、ＡＶデコーダＢ４１４から映像信号を受けて無線信号としてモバイル機器４３０に送信する。ここで、無線通信部４１５は、例えば無線ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）等によりモバイル機器４３０と送受信を行う。また、無線通信部４１５は、プレビュー動画を例えばＤＬＮＡ（Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｌｉｖｉｎｇ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　Ａｌｌｉａｎｃｅ）等を用いてモバイル機器４３０に送信する。

　映像信号処理部４２１は、ＡＶデコーダＡ４１３、ＡＶデコーダＢ４１４から受けた映像信号を調整したり、ＯＳＤ作成部４１２から送られるアイコンやサムネイルを表すＲＧＢ信号を受けて映像コンテンツに重畳したりして、表示デバイス駆動部４２２に調整されたＲＧＢ合成後の映像信号を出力する。

　表示デバイス駆動部４２２は、映像信号処理部４２１から受けた調整されたＲＧＢ合成後の映像信号を表示部４２３の形態に合わせて増幅して表示部４２３に出力する。

　表示部４２３は、表示デバイス駆動部４２２から入力した映像信号を表示する例えばプラズマディスプレイや液晶ディスプレイなどの薄型表示デバイスである。

　放送受信アンテナ４５０は、アナログの地上波または衛星放送、或いは、デジタルの地上波または衛星放送などの放送電波の受信を行い、選局部Ａ４０１および選局部Ｂ４０２に受信信号を受信放送電波として出力する。

　図１０は、本発明の実施の形態２における制御部４１１の構成を示すブロック図である。

　制御部４１１は、例えばＣＰＵ等で構成され、図１０に示すように操作受付部４４１、取得部４４２、リスト表示部４４３、送信制御部４４４、および出力制御部４４５を備えている。

　操作受付部４４１は、無線通信部４１５を介してモバイル機器４３０から受信した映像コンテンツ選択装置４００に対する操作を受け付け、操作内容を特定する。

　取得部４４２は、選択中のカテゴリに属する映像コンテンツを検索し、表示可能な映像コンテンツのサムネイル（静止画像）を、映像コンテンツのソースに応じて選局部Ａ４０１、蓄積メディア再生部４０３、およびイーサ制御部４０４を制御して、取得する。また、取得部４４２は、表示可能な映像コンテンツの中でユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画（映像コンテンツに関する情報）を、映像コンテンツのソースに応じて選局部Ａ４０１、蓄積メディア再生部４０３、およびイーサ制御部４０４を制御して、取得する。

　リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得された表示可能な映像コンテンツのサムネイルおよびフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を、ＯＳＤ作成部４１２、映像信号処理部４２１、および表示デバイス駆動部４２２を制御して、表示部４２３に表示する。

　送信制御部４４４は、取得部４４２によって取得された映像コンテンツのプレビュー動画を、無線通信部４１５を制御して、モバイル機器４３０に送信する。

　出力制御部４４５は、操作受付部４４１によって受け付けられたユーザの操作に応じて、選局部Ａ４０１を制御して、放送受信アンテナ４５０で受信した受信放送電波から任意のチャンネルを選局させる。また、出力制御部４４５は、映像信号処理部４２１を制御し、選局されたチャンネルの映像コンテンツを表示デバイス駆動部４２２に出力させて、ユーザにより選択された映像ソースを表示部４２３に表示させる。さらに、出力制御部４４５は、任意の文字や図形を表示部４２３に表示させるように、ＯＳＤ作成部４１２を制御する。

　以上のように構成された映像コンテンツ選択装置４００の動作を本発明の実施の形態１との差分で説明する。図１１は本発明の実施の形態２における映像コンテンツ選択装置４００の表示画面（映像コンテンツ選択画面）の例およびモバイル機器４３０の表示画面の例を示す図である。

　ＧＵＩの表示操作の入力はモバイル機器４３０から行い、無線信号にて無線通信部４１５で受信され、制御部４１１の操作受付部４４１で受け付けられる。そして、フォーカス２３０によって表されるプレビュー動画２２３は、図１１に示すように表示画面２００上に表示されるだけではなく、無線通信部４１５によってモバイル機器４３０に送信され、表示画面４３１上にも表示される。この表示処理は、図５に示す表示処理（ステップＳ３０５～ステップＳ３０７）に相当し、以下、それぞれ図１２～図１４を用いて説明する。なお、同様の処理については同じ符号を付している。

　表示処理（ステップＳ３０５）について、図１２を用いて説明する。図１２は、ソースがテレビジョン放送の場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部４４２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ４０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ４０１でＹｅｓ）、取得部４４２は、選局部Ｂ４０２で選局されたチャンネルのプレビュー動画を取得する（ステップＳ４０２）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ４０３）。また、送信制御部４４４は、取得部４４２によって取得された映像コンテンツのプレビュー動画を、無線通信部４１５を制御して、モバイル機器４３０に送信する（ステップＳ７０１）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ４０１でＮｏ）、選局部Ｂ４０２によって生成されたサムネイルを取得する（ステップＳ４０４）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ４０５）。

　表示処理（ステップＳ３０６）について、図１３を用いて説明する。図１３は、ソースが外部ＩＰネットワークの場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部４４２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ５０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ５０１でＹｅｓ）、取得部４４２は、イーサ制御部４０４を制御してコンテンツプロバイダからプレビュー動画を取得する（ステップＳ５０２）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ５０３）。また、送信制御部４４４は、取得部４４２によって取得された映像コンテンツのプレビュー動画を、無線通信部４１５を制御して、モバイル機器４３０に送信する（ステップＳ８０１）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ５０１でＮｏ）、イーサ制御部４０４を制御してコンテンツプロバイダからサムネイルを取得する（ステップＳ５０４）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ５０５）。なお、過去に取得したことがある映像コンテンツであれば、コンテンツプロバイダから取得せずにサムネイルおよびプレビュー動画を生成することも可能である。

　表示処理（ステップＳ３０７）について、図１４を用いて説明する。図１４は、ソースが蓄積メディアの場合の動作を示すフローチャートである。

　取得部４４２は、対象とする映像コンテンツがフォーカスされているか否かを判定する（ステップＳ６０１）。この判定の結果、フォーカス中の映像コンテンツであれば（ステップＳ６０１でＹｅｓ）、取得部４４２は、ＡＶデコーダＢ４１４によって作成されたプレビュー動画を取得する（ステップＳ６０２）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたプレビュー動画を表示する（ステップＳ６０３）。また、送信制御部４４４は、取得部４４２によって取得された映像コンテンツのプレビュー動画を、無線通信部４１５を制御して、モバイル機器４３０に送信する（ステップＳ９０１）。一方、フォーカス以外の映像コンテンツであれば（ステップＳ６０１でＮｏ）、ＡＶデコーダＢ４１４によって作成されたサムネイルを取得する（ステップＳ６０４）。そして、リスト表示部４４３は、取得部４４２によって取得されたサムネイルを表示する（ステップＳ６０５）。

　なお、本実施の形態では、フォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を取得して、モバイル機器４３０に表示しているが、これに限られるものではない。例えば、映像コンテンツのプレビュー動画に代えて映像コンテンツの内容の詳細を示す詳細情報を取得して、モバイル機器４３０に表示しても構わない。

　また、本実施の形態では、映像コンテンツ選択装置４００に対する操作をモバイル機器４３０から受け付けているが、これに限られるものではない。例えば、実施の形態１と同様に映像コンテンツ選択装置４００のリモコン等から操作を受け付け、フォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画をモバイル機器４３０に表示しても構わない。この場合、プレビュー動画をモバイル機器４３０に送信する方法は、例えば電子メールに添付して送信する方法であってもよいし、事前に映像コンテンツ選択装置４００とモバイル機器４３０と接続している方法であってもよい。

　また、本実施の形態では、映像コンテンツ選択画面を映像コンテンツ選択装置４００の表示部４２３に表示し、映像コンテンツ選択装置４００に対する操作をモバイル機器４３０から受け付けているが、これに限られるものではない。例えば、映像コンテンツ選択画面をモバイル機器４３０に表示し、映像コンテンツ選択装置４００に対する操作をモバイル機器４３０から受け付けても構わない。

　また、本実施の形態では、映像コンテンツ選択装置４００に対する操作を１台のモバイル機器４３０から受け付けているが、これに限られるものではなく、例えば、複数台のモバイル機器４３０から受け付けてもよい。この場合、各モバイル機器４３０でフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を取得して、それぞれ対応するモバイル機器４３０に送信して、表示することが可能である。また、映像コンテンツ選択装置４００の表示部４２３の領域を分割し、各モバイル機器４３０でフォーカスされている映像コンテンツのプレビュー動画を分割した領域に表示してもよい。

　また、複数台のモバイル機器４３０からそれぞれ違う映像コンテンツの表示が決定された場合には、例えばあらかじめ設定された優先順位により映像コンテンツ選択装置４００の表示部４２３に表示する映像コンテンツの表示を決定しもよい。また、映像コンテンツ選択装置４００の表示部４２３の領域を分割し、複数台のモバイル機器４３０から決定されたそれぞれの映像コンテンツを分割した領域に表示してもよい。また、ユーザに対してどの映像コンテンツの表示を行うかを確認してもよい。

　本実施の形態によれば、ユーザの手元にあるモバイル機器４３０で、フォーカス中の映像コンテンツのプレビュー動画２２３を確認することができるので、ユーザと映像コンテンツ選択装置４００との視聴距離によらず選択すべき映像コンテンツを容易に確認することができる。

　なお、上記各実施の形態では、映像コンテンツ選択画面をカテゴリ選択バーおよびコンテンツ選択バーで表示する構成としているが、これに限られるものではない。例えば、表示可能な映像コンテンツの単に所定の順に並べただけの表示形態等であっても構わない。

　また、上記各実施の形態では、映像コンテンツ選択装置が表示部および表示デバイス駆動部を備える構成としているが、これに限られるものではない。例えば、表示部および表示デバイス駆動部を備える表示装置が映像コンテンツ選択装置に接続される構成であっても構わない。

　本発明は、フォーカス中の映像コンテンツに関する情報をモバイル機器で確認することができるので、映像コンテンツの内容をより的確に把握することができ、複数の映像コンテンツを取得して再生可能な全てのＡＶ機器等に用いるのに有用である。

　１００、４００　　映像コンテンツ選択装置
　１０１、４０１　　選局部Ａ
　１０２、４０２　　選局部Ｂ
　１０３、４０３　　蓄積メディア再生部
　１０４、４０４　　イーサ制御部
　１１１　　　　　　キー入力部
　１１２、４１１　　制御部
　１１３、４１２　　ＯＳＤ作成部
　１１４、４１３　　ＡＶデコーダＡ
　１１５、４１４　　ＡＶデコーダＢ
　１２１、４２１　　映像信号処理部
　１２２、４２２　　表示デバイス駆動部
　１２３、４２３　　表示部
　１３１、４４１　　操作受付部
　１３２、４４２　　取得部
　１３３、４４３　　リスト表示部
　１３４、４４５　　出力制御部
　１５０、４５０　　放送受信アンテナ
　１５１、４５１　　外部ＩＰネットワーク
　４１５　　　　　　無線通信部
　４３０　　　　　　モバイル機器
　４４４　　　　　　送信制御部
　２００、４３１　　表示画面

Claims

　表示装置に表示させる映像コンテンツを選択する映像コンテンツ選択装置であって、
　ユーザ操作を受け付ける操作受付部と、
　表示可能な映像コンテンツのリストを取得し、取得した前記リストを前記表示装置に出力するリスト表示部と、
　前記リストの中で前記操作受付部によって受け付けられる前記ユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツに関する情報を取得する取得部と、
　前記取得部によって取得された前記映像コンテンツに関する情報を当該映像コンテンツ選択装置の外部のモバイル機器へ送信する送信制御部と、
　フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が前記操作受付部によって受け付けられた場合、前記映像コンテンツを取得し、取得した前記映像コンテンツを前記表示装置に出力する出力制御部と
　を備える映像コンテンツ選択装置。
　前記映像コンテンツに関する情報は、当該映像コンテンツのプレビュー動画および当該映像コンテンツの内容の詳細を示す詳細情報の少なくとも１つであり、
　前記取得部は、前記映像コンテンツに関する情報として、前記プレビュー動画および前記詳細情報の少なくとも１つを取得し、
　前記送信制御部は、前記映像コンテンツに関する情報として、前記プレビュー動画および前記詳細情報の少なくとも１つを前記モバイル機器へ送信する
　請求項１に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記操作受付部は、複数の前記モバイル機器よりユーザ操作を受け付け、
　前記取得部は、前記操作受付部によって受け付けられた複数の前記ユーザ操作によりフォーカスされているそれぞれの映像コンテンツに関する情報を取得し、
　前記送信制御部は、前記取得部によって取得された前記映像コンテンツに関する情報をそれぞれ対応する前記モバイル機器へ送信する
　請求項１または請求項２に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記出力制御部は、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が複数の前記モバイル機器より前記操作受付部によって受け付けられた場合、それぞれの前記映像コンテンツを取得し、前記表示装置の画面を分割して複数の前記映像コンテンツを出力する
　請求項３に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記出力制御部は、フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が複数の前記モバイル機器より前記操作受付部によって受け付けられた場合、あらかじめ設定された優先順位に基づいて１つの前記映像コンテンツを取得し、前記表示装置に前記映像コンテンツを出力する
　請求項３に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記映像コンテンツ選択装置は、さらに、
　前記表示装置を備え、
　前記表示装置は、前記リストおよび前記映像コンテンツを表示する
　請求項１に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記操作受付部は、前記モバイル機器より前記ユーザ操作を受け付ける
　請求項１に記載の映像コンテンツ選択装置。
　前記送信制御部は、前記リスト表示部によって取得された前記リストを前記モバイル機器に送信する
　請求項７に記載の映像コンテンツ選択装置。
　表示装置に表示させる映像コンテンツを選択する映像コンテンツ選択方法であって、
　ユーザ操作を受け付ける操作受付ステップと、
　表示可能な映像コンテンツのリストを取得し、取得した前記リストを前記表示装置に出力するリスト表示ステップと、
　前記リストの中で前記操作受付ステップにおいて受け付けられる前記ユーザ操作によりフォーカスされている映像コンテンツに関する情報を取得する取得ステップと、
　前記取得ステップにおいて取得された前記映像コンテンツに関する情報を外部のモバイル機器へ送信する送信制御ステップと、
　フォーカスされている前記映像コンテンツを表示すると決定するユーザ操作が前記操作受付ステップにおいて受け付けられた場合、前記映像コンテンツを取得し、取得した前記映像コンテンツを前記表示装置に出力する出力制御ステップと
　を含む映像コンテンツ選択方法。