JP5546776B2 - 延長型印刷スリーブおよび該スリーブから印刷フォームを調製する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、粗い表面または可縮性(yielding)表面を含む基板上に転がり接触することによって印刷するための、可縮性表面を有する円柱形状の印刷フォームを形成するのに適合した印刷スリーブ、および当該印刷フォームを調製するための方法に関する。
印刷スリーブ(印刷用スリーブとも呼ばれる)は、印刷シリンダー(版胴とも呼ばれる)とともに用いられ、印刷シリンダーを取り替える必要なしに印刷スリーブ(特にフレキソ印刷スリーブ)を取り替えることによって、印刷ジョブ中における印刷される物の迅速かつ経済的な交換を可能にする。印刷スリーブ製造装置および方法によって、比較的に安価な印刷スリーブの大量の品揃えを作製することができる。そして、印刷スリーブを印刷のための高価な印刷シリンダー上に速やかに配置することによって、印刷シリンダーの稼働率(utilization)を増大させることができる。
しかしながら、印刷スリーブ製造装置は、特定の軸方向長さを超えて延長された印刷スリーブを作成するのには不適当である可能性がある。たとえば、所与の印刷施設において入手可能または利用可能なスピンドルまたはマンドレルの長さの制限によって、軸方向の溶着部(weld)の存在しない画像未形成の感光性印刷スリーブの調製は制限される可能性がある。たとえば、ある印刷施設が、2m幅の印刷機用の2m幅の画像未形成の凸部のないフレキソ印刷用感光性印刷スリーブを作成するための吹付または押出装置に投資し、後に4m幅の印刷機を購入する可能性がある。
先行技術において、入手可能な印刷スリーブよりも著しく幅の広い印刷シリンダーの問題を克服するために、2つ以上の印刷スリーブを印刷シリンダー上に配置してきている。しかしながら、それぞれのスリーブは、それぞれのジョブに関して、別個に整列させる必要がある。印刷シリンダー上の多数の印刷スリーブの使用を単純化する要求、特に広幅の印刷スリーブおよび固定位置(fixed-portion)の印刷スリーブを容易に製造することができ、かつ効率的に使用できるようにするという要求が依然として存在する。
「印刷フォームスリーブの位置を合わせた配置のための方法および装置」と題され、1996年9月3日に発行されたSchadlichらの米国特許第5,551,339号明細書は、回転印刷機の印刷シリンダーに印刷フォームスリーブを位置を合わせて配置するための方法および装置を開示しており、ここで、印刷シリンダーのそれぞれが印刷フォームシリンダー上の弾性的に膨張可能な印刷フォームスリーブのシフトを生じさせる圧力ガスクッションを有する(特許文献1参照)。
「溶着された管状印刷版およびその製造方法」と題され、1995年1月10日に発行されたHoffmannらの米国特許第5,379,693号明細書は、金属材料から作製される印刷版を開示しており、その印刷版は適切な大きさに切り出された後に、その前縁および後縁を連結して、オフセット印刷版を円周状に連続した菅またはスリーブへと成形する(特許文献2参照)。この菅またはスリーブを、印刷のために摩擦によって固定されるが、依然として印刷シリンダから取り外しができるような方法で、印刷シリンダーに取り付ける。
「円柱状感光性要素のための方法および装置」と題され、1998年8月25日に発行されたCushnerらの米国特許第5,798,019号明細書は、可撓性スリーブ上の均一な厚さを有する継ぎ目のない円柱状感光性要素を形成するための方法および装置を開示している(特許文献3参照)。継ぎ目のない感光性要素は、印刷シリンダー上での使用のためのポリエステルスリーブの上に形成される。
「印刷スリーブを取り付けるための印刷ユニットおよび位置合わせ機構」と題され、1998年7月14日に発行されたJonesらの米国特許第5,778,779号明細書は、その図5,6および7において、単一の印刷シリンダー上に2つ以上の印刷フォームを取り付けてもよいことを開示している(特許文献4参照)。
「印刷ユニットに関連する装置」と題され1992年10月28日に公開されたPattenらの欧州特許第510744号明細書は、印刷ユニットに関連する装置を開示し、該印刷ユニットは、印刷ロールコアおよび1つまたは複数の印刷スリーブを含む印刷ロールを含み、該印刷スリーブは印刷されるパターンを担持し、該印刷スリーブは印刷ロールコアの一端からコアに取り付けられ、コア上の位置合わせの位置から/または当該位置へ、コアに沿った移動およびコア周囲での回転が可能である(特許文献5参照)。
「取り外し可能印刷スリーブのための流れに束縛される印刷シリンダー」と題され、2006年9月19日に発行されたVrotacoeの米国特許第7,107,907号明細書は、流体に補助される2つ以上の印刷スリーブの取り外しおよび取り付けに適応することができる印刷シリンダーを開示している(特許文献6参照)。印刷スリーブの流体で補助される取り外しおよび取り付けも、同様に開示されている。
「熱現像性フレキソ印刷要素のための装置および方法」と題され、2006年5月9日に発行されたMarkhartの米国特許第7,041,432号明細書は、フレキソ印刷要素の画像形成された表面から未硬化のフォトポリマーを除去するための熱現像装置、および該熱現像装置を用いる方法を開示している(特許文献7参照)。同様に、露光および現像工程の両方を遂行し、フレキソ印刷要素を化学線に暴露し、および当該フレキソ印刷要素の画像形成された表面から未硬化のフォトポリマーを除去するための装置およびその使用方法も開示している。
米国特許第5,551,339号明細書 米国特許第5,379,693号明細書 米国特許第5,798,019号明細書 米国特許第5,778,779号明細書 欧州特許第510744号明細書 米国特許第7,107,907号明細書 米国特許第7,041,432号明細書 米国特許第4,461,663号明細書 米国特許第4,883,742号明細書 米国特許第6,742,453号明細書 米国特許第3,759,807号明細書 米国特許第4,956,252号明細書 ドイツ特許出願公開第3838551号明細書 米国特許第4,956,252号明細書 米国特許第6,506,542号明細書 米国特許第6,537,731号明細書 米国特許第5,279,697号明細書 米国特許第6,797,454号明細書 米国特許第5,798,202号明細書 米国特許第6,737,216号明細書
本発明は、縦軸を有し、およびその一端から該縦軸に沿った距離Dに配置される印刷表面を持たない円周状継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合した延長型印刷スリーブを提供し、該印刷スリーブは、第1の印刷要素および第2の印刷要素を含み、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有し、前記軸に沿った固定位置に配置される別個の円柱形状の支持体を含み、前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有する。
同様に、本発明は、縦軸、およびその一端から該縦軸に沿った距離Dに配置される印刷表面を持たない円周状継ぎ目を有する印刷フォームを調製するための方法を提供し、該方法は:
第1の印刷要素および第2の印刷要素を含む延長型印刷スリーブを提供する工程であって、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有し、前記軸に沿った固定位置に配置される別個の円柱形状支持体を含み、前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有し、それぞれの感光性層はバインダー、モノマーおよび光開始剤を含む工程と;
該延長型印刷スリーブを化学線に暴露する工程と;
該暴露された印刷スリーブを処理して、印刷に好適なレリーフ表面を形成する工程と
を含む。
既知の円柱形状の支持体の透視図である。 レリーフ表面の生成前の印刷スリーブの透視図である。 2つの印刷要素を支持するベース支持体スリーブを含む延長型印刷スリーブの1つの実施形態の透視図である。 図2Aの線2Bに沿った断面図である。 固定された2つの印刷要素を含む延長型印刷スリーブの1つの実施形態の透視図である。 図3Aの線3Bに沿った断面図である。
以下の詳細な説明全体を通じて、同等の参照記号は、図面中の同等の要素を参照する。
図1Aおよび図1Bは、輪転機で画像を印刷する際の印刷フォームとして使用するための、画像形成およびレリーフの生成前の、円柱形状支持体10および印刷スリーブ19を示す。図1Aは、印刷中に印刷シリンダー(不図示)に動かないように装着するために設計された円柱形状支持体10を示す。円柱形状支持体10は、感光性層40から誘導されるレリーフ表面を支持することができ、レリーフ表面を支持した円柱形状支持体と他の任意選択的な要素との組み合わせは印刷フォームと呼ばれる。円柱形状支持体10を含む印刷フォームは、所望される画像に沿って、基板へとインクを転写することができる。一方、任意選択的に、基板に同一または別種のインクを転写する1つまたは複数の他の印刷フォームと整列させて、たとえば、商品包装としての使用に好適な多色印刷された基板を提供することができる。
円柱形状支持体10は、典型的には、印刷スリーブ19の最内面を含み、最終の印刷フォーム上の適所に(直接的または間接的のいずれかで)他の層または要素を保持するのに役立ち、当該フォームの取り扱いおよび使用に十分な剛直さを付与する。円柱形状支持体10は、輪転印刷機の印刷シリンダー上へ装着される(fit)ように作製され、一方、任意選択的に、円柱形状支持体10と印刷シリンダーとの間に介在されるマンドレルまたはブリッジまたは反復調整器を有してもよい。マンドレルまたはブリッジまたは反復調整器のいずれも、印刷シリンダーの直径を増大させ、印刷フォームが所望される印刷直径および円周状の反復距離に到達させる用に機能する。それぞれの部品は、隣接する部品にしっかりと固定して装着する必要がある。
円柱形状支持体10は、中空であり、円形の内部断面から逸脱して変形するほどに薄くてもよい。しかしながら、典型的には、縦軸A0を有する円形内部断面を呈するように変形可能である。(縦軸は、シリンダーの回転対称の軸と共軸であり、シリンダーの一端から他端へと延びる。)
典型的には、厳密な近似において、それぞれの円形断面は縦軸A0を貫通する内径Q0を有する。円柱形状支持体10は、典型的には円形内部断面と同軸の円形断面の外部表面を有し、外部表面はQ0より大きい外径O0を有する。この対称性は、印刷シリンダーに取り付けることを可能にするのに重要である。円柱形状支持体10は、縦軸A0に沿って測定される最大値である長さD0を有し、A0の垂線が円柱形状支持体10を横断するようにする。
円柱形状支持体10は、室温においてQ0よりわずかに大きい外径を有する印刷シリンダーに締まりばめを可能にするように、典型的には円形内部断面において膨張可能である。好適な膨張手段は、印刷シリンダーと円柱形状支持体10との間に印刷シリンダーから導入される押込または加圧空気、押込または加圧流体を含む。もう1つの好適な膨張手段は、膨張をもたらす円柱形状支持体10の相対的加熱である。他の慣用の手段を用いることもできる。
本発明において、締まりばめは、通常の方法において用いられる術語であり、プレスばめに類似する。たとえば、2つの部品が、固定後に少なくとも一部が同一の空間を占めるような固定前の寸法を有し、それらが塑性流動または破断ではなく圧縮または引張移動によって同一の空間を占めるのを回避する場合、それらは締まりばめを達成する。実際には、締まりばめによる固定の後に、別の部品と接触する位置において少なくとも一方の部品が変形し、および2つの部品の間に、それらが接触する位置において、少なくとも1つの高摩擦領域が生じる。高摩擦領域は、それら部品を1つの整列状態に維持する結果につながる。印刷シリンダー上の印刷スリーブの他に、一般的な例は、鉄道用車輪中への車軸の挿入である。
締まりばめを得るための1つの方法は、空気圧を用いて印刷フォームの円柱形状支持体10をわずかに膨張させることができ、空気のクッション上で印刷シリンダーの上方を滑らせることを可能にすることである。空気圧の供給を停止したら直ちに、円柱形状支持体10は収縮し、印刷シリンダー上の適所にしっかりと保持され、それによって印刷フォーム全体が印刷位置に保持される。他のよく知られた方法を用いて、印刷シリンダー上に印刷スリーブ19を固定することができる(通常、一時的である)。
円柱形状支持体10に用いられる典型的材料は、ニッケル(たとえば、継ぎ目なしのニッケル印刷ベース)、他の金属(たとえば銅、鋼)、ポリエステル(たとえばポリエステルテレフタレート)、ガラス繊維、複合材料、多層複合材料、またはある種の他の慣用材料である。円柱形状支持体10は、0.005cm以下から2.5cm以上までの壁厚、典型的には金属に関して0.013cmから0.64cm、ガラス繊維に関して0.025cmから0.127cm、および他の複合材料に関して0.025cmから2.5cmの壁厚を有することができる。
円柱形状支持体材料は、典型的には、取り扱いのために十分な剛直さを有し、できる限り、印刷シリンダーに対する締まりばめを可能にするための小さい程度の弾力性(適切なヤング率)を併せもつように選択される。
本発明の1つの実施形態において、当該技術において一般的であるように、印刷シリンダーに対する印刷フォームの装着を改善するために、円柱形状支持体は、縦軸に沿って内径が非常に緩やかなテーパー状になっている。本発明においては、用語「円柱形状支持体」は、そのように微修正された円柱(支持体の軸長100mmを横切って、テーパーが内径の2%未満、好ましくは1%未満、より好ましくは0.5%未満、さらにより好ましくは0.1%未満と等価であるようなもの)を含む。
図1Bは、円柱形状支持体10を含む印刷スリーブ19を示し、円柱形状支持体10は、その上に(円柱形状支持体10の外側表面に固定されるか、または隣接する)感光性層40を有する。この既知の実施形態において、印刷スリーブ19は、縦軸A1と、該縦軸に沿った長さD1と、縦軸A1を貫通し、印刷シリンダーに対する印刷スリーブ19の固定に整合する内径Q1と、および適切な反復距離を有し、印刷のために好適であるレリーフ表面の形成のための感光性層40の支持に整合する外径O1とを有する。中空の印刷スリーブ19の2つの端部のそれぞれは、印刷シリンダーが貫通することを可能にし、かつ印刷シリンダーに対して印刷スリーブ19を固定することを可能にすることができる。
円柱形状支持体10は、両端が円形であり、かつ縦軸に垂直であるため、単一の長さD1によって特徴づけられる。同時に、別の実施形態においては、円柱形状支持体10の両端は、楕円形または3次元的に閉じた曲線であることができる。そのような場合において、印刷スリーブの長さは、縦軸と直交する印刷スリーブの部分を有する最大縦軸の距離Dであるとみなされる。これは、印刷スリーブを収容する直方体の長さと等価であり、縦軸に平行な最少の長さである。円柱形状支持体は、締結具またはガス流のための孔、整列のためのピンをかみ合わせるための溝、情報を記号化するための端部の刻み目、切れ目、または当該技術において知られている別の理由のために、完全な円柱であることから逸脱することができる。
円柱形状支持体10の外側表面に固定される感光性層40は、縦軸A1に平行な軸長L1、外径P1、および感光性層を円柱形状支持体10に隣接させ、その外側に典型的な同心配置するための厚さTを有する。
本発明において、感光性層40は、慣用の層であり、かつ印刷のためのレリーフ表面の生成または画定をもたらす方法において、化学光、レーザー光または放射線(たとえば、紫外、可視または赤外波長を有する)と相互作用する層である。2つの可能な相互作用は、物質の直接的除去、または、2つの領域の一方の優先的除去のために利用される非暴露領域から暴露領域の差別化を含む。時としてレーザー彫刻と呼ばれる1つの実施形態において、感光性層40は、レーザーによって直接的に画像様に除去される。この処理は、その前に全暴露して、レリーフ表面を形成するための処理により好適な特性(たとえば、硬さ、靭性、弾性など)を有する重合した感光性層を形成することと組み合わせてもよい処理である。
時としてレーザーアブレーションと呼ばれる別の実施形態において、赤外線レーザーに対する画像様暴露によって融除される赤外融除可能で化学線を遮断する層で感光性層40を覆って、感光性層の化学線暴露のためのインサイチューマスクを形成することができる。そのマスクを、遮断層によって部分的に遮断される化学光のブランケット暴露に対する感光性層40の画像様暴露に用いることができる。好ましい化学線は紫外線である。インサイチューマスクによってマスクされるブランケット暴露は、暴露された感光性層を熱処理または洗浄による除去に対して抵抗性にするのに役立つ。感光性層40の上にマスクを形成する他の方法も同様に意図され、そのような方法は、インクジェット付着、レーザーによる供与体からの熱転写、およびラミネーションを含む。
画像様暴露の他の実施形態は、感光性層40の上方に位置する、慣用の別個のフォトマスクを、他の点では照射領域と非照射領域との差別化を形成するインサイチューマスクと類似の方法で用いる。
熱処理において、感光性層40は典型的には加熱され、そして、低暴露および非暴露の感光性層を吸収材で吸引(wick)または拭き取り(wipe)、同時に感光性層の高暴露領域を、架橋、高分子量または他の特性によってそのまま残存させる。加熱は、典型的には重合された部分よりも、未重合の感光性層の部分を融解、流動または軟化させる。融解、軟化または低粘度の部分の除去は、拭き取りのような慣用の方法によって実施することができる。
洗浄用の混合物、溶液、分散物または乳化物による処理において、感光性層は、溶剤ベース、水ベース、または水性ベースの洗浄除去液によって洗浄され、暴露および重合された領域に比較して、低暴露または非暴露の感光性層が洗浄除去される。
ある種の実施形態において、感光性層40は、1つまたは複数のバインダー、あるいは1つまたは複数のポリマー、あるいは1つまたは複数のオリゴマー、あるいは1つまたは複数のモノマー、あるいは1つまたは複数の架橋剤、あるいは1つまたは複数の溶剤、あるいは1つまたは複数の光開始剤、あるいは1つまたは複数種の粒子、あるいはそれらの組み合わせを含む。
ある種の実施形態において、円柱形状支持体10と感光性層40の間、または感光性層40を被覆して、1つまたは複数の非感光性層が見いだされる。感光性層40の少なくとも一部が光重合または除去される前は、印刷スリーブは、半加工品、半加工印刷スリーブ、半加工印刷用スリーブ、半加工印刷用フォーム、半加工印刷フォームなどと呼ばれる。
図1Bの感光性層40は、円柱形状支持体10の外側の点から印刷スリーブ19の外側表面に至る厚さTを有する。一般的実施形態において、厚さTは、基本的には、処理前の感光性層40の領域全体を通して同一の構成である。しかしながら、円柱形状支持体10に近い面に架橋された層を生成する部分的重合によって製造されるような、複数の構成もまたよく知られている。感光性層40の外側表面は、最終的に印刷スリーブから印刷される基板へのインクの転写を容易にすること、あるいは他の目的のために、平滑、粗面、波形、あるいは別の様式の不定形であることができる。図1Bにおいて、感光性層40は光画定されたレリーフ表面ではない。しかしながら、マスクを通した化学線に対する暴露および処理のような、本明細書に記載された慣用の方法によって感光性層40を処理して、印刷に好適なレリーフ表面を与えることができる。
本発明は、縦軸を有し、かつ前記縦軸に沿って一端から距離Dに配置された印刷表面を含まない円周状継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合した延長型印刷スリーブを含み、該円周状継ぎ目は印刷表面を含まず、該延長型印刷スリーブは第1の印刷要素および第2の印刷要素を含み、印刷要素のそれぞれは、前記縦軸に沿って固定された位置に配置される別個の円柱形状支持体を有し、該円柱形状支持体はその上に感光性層を有し、前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有する。第1の印刷要素および第2の印刷要素は、それぞれをベース支持体スリーブのような他の要素に対する連結によって、または一方の印刷要素の他方に対する連結によって、または別の方法によって、固定された関係にあってもよい。
図2Aおよび図2Bは、2つ以上の印刷要素を含む本発明の延長型印刷スリーブを示し、それら印刷要素のそれぞれは、輪転機上の印刷シリンダー上での印刷に有用な印刷フォームへと別個に変換することができ、それら印刷フォームは互いに対して固定され、基板に対してより広いパターンを印刷するのに有用な軸方向に長い印刷フォームを形成する。図2Aおよび図2Bは、縦軸A2の周囲に同心的に配置されるベース支持体スリーブ30を含む延長型印刷スリーブ20の実施形態を示す。ベース支持体スリーブ30は、印刷シリンダー上への取り付けに好適な内径Q2、および外径O2を有する。第1の印刷要素27および第2の印刷要素25は、ベース支持体スリーブ30上に固定され、それぞれの印刷要素25および27は、別個の円柱形状支持体10Aおよび10Bを含み、それら円柱形状支持体10Aおよび10Bは、その上に感光性層40Aおよび40B(同一の広がりを有し、隣接し、かつ基本的にはベース支持体スリーブと同心であるが、必ずしもベース支持体スリーブと接触しない)を有する。円柱形状支持体10と感光性層40との間に、接着層のような別の1つまたは複数の層を見いだすことができる。
本発明の全ての感光性層は、印刷表面を提供することまたは印刷表面を支持することができる。印刷表面は、インキを保持すること、印刷シリンダーの回転およびそれに協調する基材の並進によってインキと接触させられる際に速やかに、紙のような基材に対してインキを転写することができる。本来の感光性層の全表面積ではなくパターンを印刷することは、感光性層の選択的処理によって凸部および凹部を有するレリーフ表面を作成することが可能となる。1つの実施形態において、感光性層のいくらかまたは全てが除去されている凹部は、適切に離間されて、基材に対してインキを接触させない(フレキソ印刷がその例である)。
図2Aにおいて、最前部すなわち左側の第1の印刷要素27は、その上に感光性層40Aを有する円筒形状支持体10Aを含み、O2よりわずかに大きい内径を有する円筒形状支持体10Aは、円筒形状支持体10Aの内面とベース支持体スリーブ30の外面との間に配置される接着剤60Aによって、ベース支持体スリーブ30に固定される。最後部すなわち右側の第2の印刷要素25(同様にベース支持体スリーブ30に固定されている)は、その上に感光性層40Bを担持する円筒形状支持体10Bを含み、O2より小さい公称外径を有する円筒形状支持体10Bは、印刷要素27とは別個にかつ接触しない状態で、ベース支持体スリーブ30に対して締まりばめによってしっかりと保持される。
2つの隣接する印刷要素25および27が全ての点において互いに接触していない(たとえば、互いに締まりばめされていない、互いに溶着されていない、触れていない、など)が、ベース支持体スリーブ30のような少なくとも1つの別個の要素に固定することによって、互いに対して固定した状態で保持されている場合、それら印刷要素は互いに空間的に隔離されている。あるいはまた、第2の印刷要素25の円筒形状支持体10Bと第1の印刷要素27の円筒形状支持体10Aとのような印刷要素25および27が溶着されている、または締まりばめによって固定されている、触れているなどの場合、それら印刷要素は接触しているか、または接触状態にある。
図2Bに示されるように、第1の印刷要素27の感光性層40Aは、隔離間隙Gによって、第2の印刷要素25の感光性層40Bと離間されている。隔離間隙Gは、延長型印刷スリーブ20の最右端からD2の距離に見いだされる。
図2Bは、印刷要素25および27の円筒形状支持体10Aおよび10Bをそれぞれ接触させないように維持する正の距離Hを示し、この接触の欠如は、延長型印刷スリーブ20の全周にわたって存続し続ける。同様に全周囲にわたって2つの感光性層40Aおよび40Bを接触させないように維持する、正の隔離間隙Gもまた示されている。隔離間隙Gは、いずれの感光性層によってもレリーフ表面を形成するのに適切な高さに印刷表面が提供されない円周状の継ぎ目を画定し、少なくともその一部は、延長型印刷スリーブの一端から縦軸に沿って距離D2に配置される。ベース支持体スリーブ30に対するそれぞれの印刷要素27および25の固定は、回転的にも、離間的にもそれら要素を互いに対して整列した状態に維持する(輪転機上でそれぞれが印刷する相対的時間および相対的離間は、回転速度のみに依存する)。
図示されている実施形態において、第1の印刷要素27は、それをベース支持体スリーブ30に結合する接着剤60Aによって定位置に保持され、第2の印刷要素25はベース支持体スリーブ30に対する締まりばめ60Bによって定位置に保持される。間隙は、延長型印刷スリーブの印刷ができない区域を表わす。間隙は、印刷要素25の右端から距離D2に存在し、かつ印刷要素25の右端から距離D2の位置を含んで距離Gにわたって延在する。実際の操作において、印刷不可能な領域は、整列、配置、印刷品質などの不確実性の理由により、間隙のそれぞれの端部からある距離にわたって広がる。
この実施形態は、一方が接着剤によりベース支持体に固定され、他方が締まりばめによって固定される、2つの印刷要素を示す。2つ以上の独立した印刷要素の全てを締まりばめで固定する実施形態、全てを接着剤で固定する実施形態、または個別またはグループ毎に他の慣用の方法によって固定する実施形態を作成することが可能である。
本発明に関連して、固定は、直接(たとえば、締まりばめ、リベット締め)または間接(たとえば、同心状に付着されベース支持体スリーブを印刷要素から離間する接着剤)であってもよく、かつ任意の量の恒久性(可逆または非可逆)を有してもよい、2つ以上の部品の取付を意味する。好ましい実施形態において、ベース支持体スリーブに対する印刷要素の固定は、印刷ジョブ中に解除されない。印刷シリンダーは、ベース支持体スリーブとはみなされない。印刷シリンダーは、延長型印刷スリーブに対する回転運動、または別の印刷シリンダーに取り付けられた別の印刷スリーブに対する、取り付けられた延長型印刷スリーブの整列の少なくとも一方を提供する。
延長型印刷スリーブは、典型的には複数の薄層から構成され、有用な寸法安定性を維持すると同時に全体として薄い。たとえば、感光性層の外側表面から円柱形状支持体またはベース支持体に存在する延長型印刷スリーブの最内面に至る、延長型印刷スリーブの厚さは、4cm、2cm、1cm、5mm、2mm、1mm、500nm、250nm、120nmまたは60nmの少なくとも1つよりも小さくてもよい。
図2Aおよび図2Bは、本発明の実施形態において、円形の端部を有する(延長型)印刷スリーブにおいてさえも、円周状の継ぎ目の幅の始点も終点も印刷要素の長さと共軸の縦軸に沿ったある長さに必ずしも存在するわけではなく、逆に、印刷要素の長さが、延長型印刷スリーブの外側表面上の1つまたは複数の点において、円周状の継ぎ目内に距離Dを与えることを例示する。これは、延長型印刷スリーブまたはその構成要素である印刷要素の1つまたは複数が2つの円形の端部を有さない場合(たとえば、楕円状の端部または複雑な閉曲線状の端部)においても、事実である。延長型印刷要素をどのように設計するかの複雑性のために、特定の実施形態において、縦軸を有し、かつ印刷フォームを形成するのに適合した延長型印刷スリーブが、本発明の実施形態であることができる。延長型印刷スリーブは、該延長型印刷スリーブの一端から前記縦軸に沿って距離D2に配置される、印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する。延長型印刷スリーブは、第1の印刷要素および第2の印刷要素を含み、それぞれの印刷要素は、別個の円柱形状支持体を含み、該円柱形状支持体はその上に感光性層を有し、かつ前記縦軸に沿って固定された位置に配置される。第2の印刷要素は、距離Dに実質的に等しい長さを有し、実質的に等しいとは、等量の90%以内であることを意味する(たとえば、90.0001mmは100mmに実質的に等しい)。1つの実施形態において、(本発明のこの状況または他の状況において)実質的に等しいとは、等量の95、96、97、98、99、99,5、99,8、99.9および99.99%の1つ以内であることを意味する。
1つの実施形態において、ベース支持体スリーブは、たとえば図1Aにおけるように、円柱形状の支持体であることができる。円柱形状支持体およびベース支持体スリーブの両方は、多くの類似の物理的要件を有する。なぜなら、円柱形状支持体およびベース支持体スリーブの両方が印刷シリンダー上への取り外し可能な取り付けに適当であることができるためである。したがって、たとえば、ニッケルまたはポリエチレンテレフタレートのような構成材料が好適であることができる。
図2Aおよび図2Bに例示した実施形態において、ベース支持体スリーブに固定された第1の印刷要素は、ベース支持体スリーブに対して第1の印刷要素を固定する接着剤、および同一のベース支持体スリーブに対する第2の印刷要素の締まりばめ、ならびにベース支持体スリーブの相対的剛直性を用いて、第2の印刷要素に対して縦軸に沿って固定された位置に配置される。単一のベース支持体スリーブに対してそれぞれの印刷要素を固定するこの方策は、印刷シリンダーに対して印刷スリーブを固定するのに慣用的に用いられる材料および技術を代替的または追加的に含む固定によっても実施することができる。それら材料および技術は、たとえばホットメルト接着剤、熱硬化性接着剤、締まりばめ、ホック止め、リベット止め、1つまたは複数の孔を貫くかまたは溝(slot)中へのピン止め、ノッチ、ベルクロ(登録商標)ブランドのマジックテープ(登録商標)式ファスナーまたは他の種類の留め布のような機械的留め具、またはレーザー溶着のような溶着を含む。
当業者にとって明確であるように、これらの固定の方法は、好ましくは、印刷または印刷シリンダーの配置を干渉しないように配置することができる。いくつかの場合、印刷シリンダーまたは区域印刷(area printed)のような印刷の方法を、固定の方法に対して適合させてもよい。
本発明の目的のための使用において、種々の種類のホットメルト接着剤を利用可能である。その例は、エチレン−酢酸ビニル(EVA)共重合体、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ−フェノール樹脂、スチレン−ブタジエンゴム、および他の合成ゴムである。
本発明に適当な溶着は、「溶着された管状印刷版およびその製造方法」と題され、1995年1月10日に発行されたHoffmannらの米国特許第5,379,693号明細書の方法を適合させ、縦軸に平行な溶着部ではなく円周上の溶着部を生じさせるように操作すること(特許文献2参照)、または他の慣用の溶着技術によって可能である。溶着部(または他の固定部)は連続している必要はなく、2回以上の使用にわたって印刷要素を印刷シリンダーと整列した状態に維持し、かつ1回または複数回にわたって印刷シリンダーから印刷要素を取り外すことを可能にするのに十分な広さであるべきである。
たとえば、ポリビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィンおよび熱可塑性エステルのような種々の種類の熱硬化性接着剤を、本発明の目的のための使用に利用可能である。
レリーフを含む印刷フォームを形成する前に2つの半製品の印刷要素を一体に固定する1つの利点は、それぞれの印刷要素によってもたらされる最終の印刷フォームのそれぞれのセクションの整列状態を、印刷フォームを何回使用するか、および印刷フォームを何回印刷シリンダーから取り外すかに無関係に、他者に対して同一のまま存続することである。一方、既知の技術に見いだされるように、2つの印刷要素を別個の印刷フォームに変換し、その後に固定した場合、それぞれを別個に他の色の印刷フォームまたは互いに対して整列させる必要がある。したがって、本発明の特定の実施形態において、整列作業の数を半分に削減することができる。感光性層および最終的なレリーフパターンに存在する間隙は、インキを付着する必要のないセクションを、印刷される基材のその位置に配置することにより補償される。それらは、新聞の縦の折り目、本の製本部、または複数の包装紙のロールへと切断される単一の基材に印刷する際の包装紙のロールの端部などである。
印刷産業においてよく知られているスリーブの取り付け方法を、ベース支持体スリーブに固定された2つの印刷要素を有する、示されている実施形態を提供するのに適合させることができる。「ホットメルト接着剤を用いてコア上に取り外し可能な印刷スリーブを取り付ける方法」と題され、1984年6月24日に発行されたTachibanaらの米国特許第4,461,663号明細書は、それらの間にホットメルト接着剤の層を有するコアに印刷スリーブを取り付けることの詳細を記載し、1つの実施形態において、溶融したホットメルト接着剤を担持する加熱されたコアロールの上を、同心的に中空の印刷スリーブを同心的に滑らせることの詳細を記載している(特許文献8参照)。グラビア用スリーブを印刷要素に置換し、コアロールをベース支持体スリーブに置換し、かつ印刷要素の配置を1回ではなく2回行うことによって、この方法を適合させることができる。取り外し可能な留め具(たとえば、孔中のピン)を、ベース支持体スリーブまたは、印刷要素に対するスペーサー(たとえば、第2の印刷要素から第1の印刷要素の離間を達成するためのもの)に付加することができる。後に印刷要素を取り除くことは重要でないので、ホットメルト接着剤の代替として熱硬化性接着剤もまた本発明の実施形態に好適であり、熱硬化性接着剤は、ホットメルト接着剤の流動を可能にするための加熱の必要を排除する。
1つの実施形態において、延長型印刷スリーブは、印刷のためのレリーフ表面を形成するGのような間隙を有し、Gは適当な量の感光性層を各円周状の継ぎ目を画定する。本発明の円周状の継ぎ目は、延長型印刷スリーブの周囲全体に延在し、その結果として、延長型印刷スリーブから誘導される延長型印刷フォームが印刷シリンダー上で多数回にわたって回転する際に、印刷される基材に沿って印刷不可能な領域が完全に延在する。円周状の継ぎ目は、直線状の縁を有する印刷不可能なストライプを提供する単純で対称な環であってもよく、あるいは、継ぎ目は、1つまたは複数の縁(たとえば、正弦波、のこぎり波、不規則な曲がり、または他の非線形境界に類似する)を有する印刷不可能な領域を生じさせる複雑な円周状の境界を有してもよい。印刷不可能な区域の幅は、(単一スリーブ上の位置、または別個の延長型印刷スリーブの間の位置により)変化してもよい。1つの実施形態において、最大幅は、0.1mmから5cm以上まで、たとえば、0.1〜2mm、1〜5mm、2〜10mmまたは1〜5cmであることができる。
1つの実施形態において、円周状の継ぎ目内の印刷不可能区域を生じさせる間隙の平均深さは、感光性層の1/1から1/10(1/10を含む)の倍率の範囲内であることができる。たとえば、厚さ2mmの感光性層に対して、間隙の平均深さは1/1、1/2、1/5または1/10(2mm、1mm、0.04mm、0.02mmに相当する)であってもよい。別の実施形態において、たとえば、間隙の深さが円柱形状支持体の不在を包含する場合のように、間隙は感光性層の厚さよりも深くてもよい。
図3Aおよび図3Bは、本発明を例示する延長型印刷スリーブ21を示し、ここで、2つの印刷要素は接触し、かつそれらの縦軸に沿って直列(end to end)の位置に固定されている(それらの軸は同一直線上にある)。延長型印刷スリーブ21は、2つの印刷要素(28、29)を連結する固着部50(より具体的に溶着部として例示されている)を含む。図3Aおよび図3B中にはベース支持体スリーブは存在せず、第1の印刷要素29はその一端において第2の印刷要素28の端部に連結されている。この実施形態において、連結は溶着として例示されている。しかしながら、たとえば接着剤(具体的には、エポキシのような熱硬化型接着剤)により、あるいは第2の印刷要素の一端の上に第1の印刷要素の一端を有する締まりばめにより、他の連結を作製してもよい。他の実施形態において、連結は、他方に対する一方の印刷要素の任意の層または構成要素において行うことができる。たとえば、第2の円柱形状支持体の端部に対する円柱形状支持体の端部、その円柱形状支持体に支持されていない感光性層の端部に対する円柱形状支持体の端部、第2の感光性層の端部に対する感光性層の端部などである。
図3Aは、2つのセクションの円柱形状支持体10Cおよび10Dの間の固着部50を含む延長型印刷スリーブ21の一部を示す。図1Bと類似して、近位の円柱形状支持体10Cは感光性層40Cを支持する。図1Bと類似して、遠位の円柱形状支持体10Dは、円柱形状支持体10Dの凸型外側表面上に感光性層40Dを支持する。2つの支持体の間の固着部50は、近位の円柱形状支持体10Cを、遠位の円柱形状支持体10Dと、両支持体の回転の軸を同一直線上にするように直列に連結し、延長型円柱形状支持体構造11を与える。延長型円柱形状支持体構造11は、延長型円柱形状支持体11の遠(遠位)端からおよそ距離D3に少なくとも1つの明白な不連続部(固着部50)を有する。この実施形態は、両支持体の回転軸が同一直線上にない実施形態よりも好ましい。
延長型印刷スリーブのそれぞれの印刷要素に関して、印刷要素の端部は、縦軸に垂直な印刷要素の中心から最も遠くかつ最後の円周状の連続領域として、慣用的に画定される。第1および第2の印刷要素のそれぞれは2つの端部を有し、その一方は、延長型印刷スリーブ中の他の印刷要素により接近し、その端部は「接近端(close end)」と呼ばれる。連結は、本明細書に記載された技術(たとえば、溶着、接着剤による結合、締まりばめ)および当該技術においてよく知られている他の技術を用いて、これら接近端において実施される。
本発明の種々の実施形態において、印刷要素の互いに対する連結または印刷要素のベース支持体スリーブに対する連結は、印刷スリーブの円周の周囲において連続している必要はなく、不連続であることができる。印刷要素の整列が維持される限りにおいて、ベース支持体スリーブに対する接着剤の連続または不連続付着のように、たとえば、完全に円周状の溶着、または略円周状の溶着、あるいは複数のスポット溶着は全て意図される。
近位の感光性層40Cを、延長型印刷スリーブから誘導される延長型印刷フォーム上で、光画定し、レリーフ構造へと変換することができる。遠位の感光性層40Dを、延長型印刷スリーブから誘導される延長型印刷フォーム上で、光画定し、レリーフ構造へと変換することができる。これらの2つの光画定可能でレリーフ形成可能な感光性層の部分を離間するものは、典型的には固着部50を含む、幅方向の距離Gを有する間隙であり、その間隙は、光画定、レリーフ形成および印刷に利用することができない。ここで、距離D3は、両側部に感光性層を有する円周状の幅Gを有する環状様の間隙内に位置する。間隙は、感光性層および円柱形状支持体のような感光性層を超えて延びる任意の層を含む延長型印刷スリーブの端部から、距離D3だけ離間されている。類似の関係が、図2Aおよび図2Bに存在する。
図3Bにおいて、固着部50(より具体的には溶着部として例示される)は、円柱形状支持体の内径QCおよび円柱形状支持体の内径QD以上の内径QFを有すると理解され、同時にQCはQDと等しい。この実施形態は、QCがQDと等しくない実施形態または固着部内径QFがQCまたはQDの少なくとも一方より小さい実施形態よりも好ましい。なぜなら、後者の不等関係は、印刷シリンダー上への延長型印刷スリーブ21の配置を複雑にする可能性があるからである。
特定の実施形態において、それぞれの延長型印刷スリーブ20および21(レリーフを有する印刷フォームへの変換後)は、1つの印刷フォームのみを必要とする印刷ジョブにおけるフレキソ印刷に、独立的に使用される。大抵の実施形態において、フレキソ印刷は、輪転機の印刷シリンダー上に該シリンダーに対して静止状態で保持される変換された(レリーフ表面を担持する)延長型印刷スリーブを用いて実施される。印刷シリンダーおよび延長型印刷スリーブの回転は、変換された延長型印刷スリーブの可撓性レリーフ表面の最も高い部分の上において、(たとえばアニロックスローラーを用いて)延長型印刷スリーブにインキを付けることができ、次いで可撓性レリーフ表面を回転させて(おそらくは、柔らかいまたは可撓性の)被印刷基材と接触させ、変換された延長型印刷スリーブのレリーフ表面のインキ付けされた鏡像を基材上に生成する。インキ付け(必要に応じて)および印刷のための回転は、基材が通過するように供給される際に、高速で実施できる多数回の回転にわたって連続的に実施される。好適な印刷のための基材は、ラベル、テープ、バッグ、箱、旗(バナー)、新聞印刷用紙、フィルム、可撓性フィルムなどを含む。印刷された製品は、、延長型印刷スリーブのレリーフ表面の外円周長以下の、同一または異なり、別個または連結された多数の画像(繰り返すことができる)を有することができ、たとえば単一の回転により印刷される新聞のページ、または離散数(1であることができる)の包装面が単一の回転で印刷される包装材料のようなものである。あるいは、印刷された製品は、たとえば1メートルの円周長のレリーフから1000メートルを印刷してもよい壁紙または包装紙のような、延長型印刷スリーブのレリーフ表面の外円周長より遙かに長く印刷される連続画像を有する。
1つの実施形態において、本発明の延長型印刷スリーブは、連結された少なくとも2つの以前は別個であった印刷スリーブまたは要素を含むと理解される。本発明の延長型印刷スリーブは、いずれの印刷スリーブよりも広い幅の印刷シリンダーから、いずれの印刷スリーブが独立してカバーできるよりも広い幅を印刷することを可能にする。延長型印刷スリーブは、スリーブ上のレリーフの光化学的形成と適合性である。以前は別個であった印刷スリーブを連結し、およびそれら以前は別個であった印刷スリーブを互いに対して整列した状態に維持するために用いられる方法のために、延長型印刷スリーブは、印刷されるより広い幅の中に印刷不可能な間隙を有する。
本発明において、用語「印刷フォーム」は、輪転印刷機の印刷シリンダーとしてフレキソ印刷が可能な要素、または該要素に変換可能な要素を意味する。たとえば、画像未形成の印刷フォームは、光暴露およびレリーフを形成するために必要な他の工程によって、パターンを印刷するものに変換可能である。本発明の延長型印刷スリーブを用いる印刷に必要な工程は、延長型印刷スリーブの少なくとも2つの感光性層を用いてレリーフを形成することである(本発明は、3つ以上の印刷要素によって形成される2つ以上の円周状間隙を有する延長型印刷スリーブをも意図する。)。
1つの実施形態において、延長型印刷スリーブは、バインダー、モノマーおよび光開始剤を含む感光性層を含む。溶媒、架橋剤などの他の成分もまた存在してもよい。円柱形状支持体の外側に感光性層を配置するのに一般的に用いられる方法を用いて、印刷要素を形成することができる。円柱形状支持体と感光性層との間に他の層が介在してもよく、かつ感光性層が最外層である必要もない。
感光性層の厚さは慣用的なものであり、該厚さは、円柱形状支持体の1平方メートル当たり0.05〜7グラムの感光性層を含んでもよく、または0.05mmから15mmまでの厚さを構成してもよい。付着の適当な慣用的方法は、「感光性層の端部および/または側面区域の継ぎ目がなくかつ確固とした連結」と題され、1989年11月28日に発行されたWallbillitchらの米国特許第4,883,742号明細書、または「印刷スリーブおよびそれを製造する方法」と題され、2004年6月1日に発行されたBorskiの米国特許第6,742,453号明細書により知られている(特許文献9および10参照)。
感光性層は、単一のモノマーまたは複数のモノマーの混合物を含有することができ、1つの実施形態においてはバインダーを含み、全てのモノマーは、透明で曇りのない感光性層を生成する程度まで、重量で優勢なバインダーと適合性である。感光性層中に用いることができるモノマーは当該技術においてよく知られており、比較的低い分子量(一般的に約30,000未満)を有する付加重合性エチレン性不飽和化合物を含むが、それらに限定されるものではない。好ましくは、モノマーは、約5000未満の比較的低い分子量を有する。好適なモノマーの例は、t-ブチルアクリレート、ラウリルアクリレート、アルコールおよびポリオールのアクリレートおよびメタクリレートモノエステルおよびポリエステル(アルカノール類(たとえば、1,4-ブタンジオールジアクリレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジメタクリレートおよび2,2−ジメチロールプロパンジアクリレート)、アルキレングリコール類(たとえば、トリプロピレングリコールジアクリレート、ブチレングリコールジメタクリレート、ヘキサメチレングリコールジアクリレートおよびヘキサメチレングリコールジメタクリレート)、トリメチロールプロパン、エトキシル化トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール(たとえばペンタエリスリトールトリアクリレート)、ジペンタエチスリトールなど)を含むが、それらに限定されるものではない。好適なモノマーの他の例は、デカメチレングリコールジアクリレート、2,2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジアクリレート、2,2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジメタクリレート、ポリオキシエチル−2,2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジメタクリレート、および1−フェニルエチレン−1,2−ジメタクリレートのような、イソシアネート、エステル、エポキシドなどのアクリレートおよびメタクリレート誘導体を含む。好ましいものは、2つ以上の重合可能基を有する化合物である。
1つまたは複数の光開始剤が感光性層中に見いだされてもよい。光開始剤は、化学線に感受性であり、過剰な停止反応なしに単数または複数のモノマーの重合を開始する1つまたは複数のフリーラジカルを生成する、任意の単一化合物または化合物の組み合わせであることができる。光開始剤は、一般的に、たとえば可視線または紫外線である化学光に感受性であり、好ましくは紫外線に感受性である。好ましくは、光開始剤は、185℃以下において熱的に不活性であるべきである。
本発明の目的において、有用な光開始剤の1つの分類は、光還元性であることによって特徴づけられるものである。しかしながら、フレキソ印刷スリーブの感光性層においてよく知られている他の光開始剤も、同様に適当である。光還元性光開始剤は、非常に強く化学光を吸収し、それによって、バインダーおよびモノマーを含む水素供与体である化合物から水素原子を引き抜く点まで活性化される化合物である。そのようにして、光開始剤は自分自身は還元され、水素供与体はフリーラジカルへと変換される。代表的化合物は、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、4−メトキシベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、4,4’−ジメチルベンゾフェノン、4−ブロモベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラクロロベンゾフェノン、2−クロロ−4’−メチルベンゾフェノン、4−クロロ−4’−メチルベンゾフェノン、3−メチルベンゾフェノン、4−t−ブチルベンゾフェノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインアセテート、ベンジル、ベンジル酸、メチレンブルー、アセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、9,10−フェナントレンキノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−t−ブチルアントラキノン、および1,4−ナフトキノンである。特に適当なものは、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルおよび2−エチルアントラキノンである。同様に適用可能なものは、「有機カルボニルおよびアミンの組み合わせを用いる光重合方法」と題され、1973年9月18日に発行されたTreckerらの米国特許第3,759,807号明細書に開示されている、カルボニル増感剤化合物と特定の有機アミン活性化剤の組み合わせである(特許文献11参照)。前述の化合物の量は、感光性層中のバインダーの質量を基準として、約0.05質量%から約10質量%、より好ましくは約0.1質量%から約5質量%であることができる。
感光性層のバインダーは、当該技術において知られているように、典型的には、主として約1000から1,000,000原子質量単位までの分子量の、天然または人工ポリマーである。バインダーを用いて、感光性層の粘度を(一般的には、容易に取り扱える「乾燥」状態まで増粘させることによって)最適化するのに用いることができ、バインダーは暴露中に(たとえば、アブレーション、連鎖移動反応または光架橋によって)化学的に変化してもよく、および(たとえば、カルボキシレート基に基づいて)現像特性に影響を与えてもよい。好適なバインダーは、ポリアルカジエン、アルカジエン/アクリロニトリル共重合体、エチレン/プロピレン/アルカジエン共重合体、エチレン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリレートエステル共重合体、ポリスチレン−イソプレン−スチレン、およびポリスチレン−ブタジエン−スチレン、特にブロック共重合体である。
1つの実施形態において、バインダーは、水性、半水性または有機溶媒現像剤に可溶性、膨潤性または分散性であることができる。有機溶媒現像剤に可溶性、膨潤性または分散性であるバインダーは、共役ジオレフィン炭化水素の天然または合成ポリマーを含み、ポリイソプレン、1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリブタジエン、ブタジエン/アクリロニトリル、ブタジエンスチレン熱可塑性−エラストマー性ブロック共重合体および他の共重合体を含む。バインダーは感光性層の少なくとも50質量%の量で存在することが好ましい。本明細書で用いられる際に、バインダーなる用語は、「コア−シェルマイクロゲルを含有する水性現像可能な感光性組成物」と題され、1990年9月11日に発行されたFrydらの米国特許第4,956,252号明細書に開示されているもののような、コア−シェルマイクロゲルおよびマイクロゲルと予備形成された高分子ポリマーとのブレンドを包含する(特許文献12参照)。
当該層に特に好ましいバインダーは、エラストマー性バインダーである。しかしながら、原理的には、非エラストマー性バインダーを使用することも同様に可能である。QFである最終レリーフ層がエラストマー性を有することが有用である。最終レリーフ層は、たとえば、可塑剤の使用によってエラストマー性を呈してもよく、あるいは重合によってエラストマー性ネットワークを形成する架橋性オリゴマーをモノマーとして用いることも同様に可能である。
感光性層に適当なエラストマー性バインダーは、特に、イソプレンまたはブタジエンのような1,3−ジエンモノマーを含むポリマーである。言及することができる例は、天然ゴム、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム、スチレン−イソプレンゴム、ポリノルボルネンゴム、またはエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)である。しかしながら、原理的には、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−アクリレートゴム、エチレン−酢酸ビニルゴム、またはアクリレートゴムを使用することも同様に可能である。同様に適当なものは、水素化ゴムまたはエラストマー性ポリウレタンである。
グラフト反応によってポリマー分子バインダー中に架橋性基を導入した、修飾されたバインダーを用いることも、同様に可能である。
特に適当なエラストマー性バインダーは、アルケニル芳香族化合物および1,3−ジエンを含む熱可塑性エラストマー性ブロック共重合体である。ブロック共重合体は、線状ブロック共重合体またはフリーラジカルブロック共重合体のいずれであることもできる。それらは、通常A−B−Aタイプの3ブロックの共重合体である。しかしながら、A−Bタイプの2ブロックの共重合体、または、たとえばA−B−A−B−Aの様に複数の交互のエラストマー性ブロックおよび熱可塑性ブロックを含むものも同様に使用することができる。2つ以上の異なるブロック共重合体の混合物も同様に用いることができる。商業的に入手可能な3ブロックの共重合体は、しばしば特定の比率の2ブロックの共重合体を含む。ジエンユニットは、1,2−結合型または1,4−結合型であってもよい。それらジエンユニットを完全にまたは部分的に水素化してもよい。スチレン−ブタジエンタイプの共重合体およびスチレン−イソプレンタイプの共重合体の両方を用いることができる。それらは、たとえば名称KRATONの下で、商業的に入手可能である。さらに、スチレンの端部ブロックおよびランダムなスチレン−ブタジエンの中央ブロックを有する熱可塑性エラストマー性ブロック共重合体を用いることができる。
用いられるバインダーの種類および量は、延長型フレキソ印刷スリーブの最終的なレリーフ層の所望される特性に依存して、当業者によって選択される。一般的に、感光性層の全構成成分の量を基準として50質量%から95質量%のバインダーが成功することが証明されている。別個のバインダーの混合物を用いることも同様に可能である。
1つの実施形態において、延長型印刷スリーブは化学線に暴露される。暴露は、感光性層の実際的に全ての区域であることもできるし、選択的な画像様であることもできる。
化学線は、モノマーを重合させる光開始剤の反応を開始することによって、感光性層を光重合させる機能を有する放射線である。化学線は、200から800ナノメートルの波長を有してもよい。そのような化学線のいくつかの実用的な源は、炭素アーク灯、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、キセノン灯、紫外蛍光灯および日光を含む。
暴露は、延長型印刷スリーブと一体であるマスク(たとえば、マスクとしての化学線遮断性、選択的レーザー応答性層)を通して、または分離可能マスク(たとえば光ツールとして知られる再使用可能なマスク)を通して、あるいは、マスク無し(後にレリーフを残すレーザー彫刻を引き続いて行う)で実施してもよい。
化学線を暴露する方向は、感光性層の外側から円柱形状支持体へと向かう方向、またはその逆方向であることができる。1つの実施形態において、延長型印刷スリーブの中空の中心から感光性層へ向かう暴露を用いて、「フロア」を確立する。この実施形態においては、全面暴露が用いられ、感光性層の下の同心の層が化学線に対して不透明でないことが好ましい(たとえば、ニッケル製の円柱形状支持体よりも、ポリエステル製の円柱形状支持体が好ましい)。
化学線に対する暴露の後に、暴露された延長型印刷スリーブは、多数の慣用の方法で処理して、印刷に適当なレリーフ表面を形成することができる。それら方法は、洗浄液体による除去、加熱および熱い未暴露の感光性層の除去(前二者は、双方とも感光性層の暴露領域および非暴露領域の間の異なる特性を利用する)、および彫刻(engraving)を含む。
洗浄除去は、重合した化学線に暴露された感光性層以外の、感光性層の非暴露領域の洗浄除去液体による選択的除去を利用する。マスクを通した化学線に対する暴露に続いて、適当な洗浄除去液体を含む液体またはゲルを用いる洗浄によって、延長型印刷スリーブを処理する。洗浄除去液体は、洗浄液体の全てを構成することもできるし、乳化物洗浄液体またはラテックス洗浄液体の連続相または不連続相であることもできる。
洗浄除去液体を用いる処理は、室温または穏やかな加熱(たとえば42℃)で実施することができる。洗浄除去液体は、溶媒、有機物、水、水溶液または半水性溶液であることができる。洗浄除去液体の選択は、除去される材料の化学的特質に依存する。好適な溶媒洗浄除去液体は、芳香族または脂肪族炭化水素、ハロカーボン、ハロ炭化水素、エステル、アルコール、エーテル、またはそれらの混合物、あるいは当該技術に知られている他の洗浄除去溶媒液体を含む。他の有機洗浄除去液体は、ドイツ特許出願公開第3838551号明細書、および「フレキソ印刷レリーフの製造のための方法」と題され、1994年10月11日に発行されたSchoberらの米国特許第5,354,645号明細書に開示されている(特許文献13および14参照)。適当な半水性洗浄除去液体は、通常、水、および水混和性有機溶媒、およびアルカリ性材料を含有する。他の適当な水性の組み合わせは、「フレキソ印刷フォームを調製するための現像剤および方法」と題され、2003年1月14日に発行されたKraskaらの米国特許第6,506,542号明細書、および「フレキソ印刷フォームを調製するための現像剤および方法」と題され、2003年3月25日に発行されたKraskaらの米国特許第6,537,731号明細書に記載されている(特許文献15および16参照)。適当なアルカリ性材料は、水酸化カリウム、炭酸カリウムおよびテトラメチルアンモニウムヒドロキシドを含む。
現像時間は変化する可能性がある。しかしながら、好ましくは約2から25分の範囲内である。現像剤は、浸漬、吹付、ブラシ塗布、またはロール塗布を含む任意の慣用の方法で適用することができる。ブラシ補助具を用いて、感光性層の非暴露部分を除去することができる。しかしながら、洗浄除去は、現像剤およびブラシがけ動作を用いて暴露された延長型印刷スリーブの非暴露部分を除去してレリーフを残す、自動処理ユニット中で実施される。
洗浄除去に続いて、一般的に、延長型印刷スリーブは、拭き取り乾燥され、続いて強制通風オーブンまたは赤外オーブン中で乾燥される。乾燥時間および温度は変化してもよい。しかしながら、典型的には、延長型レリーフ印刷スリーブは60℃において60から120分間にわたって乾燥することができる。
印刷に適当なレリーフ表面を形成するための延長型印刷スリーブの別の慣用の処理工程は、感光性層の未重合(非暴露)部分を融解、流動または軟化させるのに十分な温度まで延長型印刷スリーブを加熱し、そして未重合(非暴露)部分を除去することである。典型的には、40〜200℃の温度が用いられる。1つの実施形態において、吸収材料を用いて、未重合(非暴露)材料を吸引除去することができる。感光性印刷要素の熱現像に適当な装置は、「フレキソ印刷版を形成するための装置」と題され、1994年1月18日に発行されたPetersonらの米国特許第5,279,697号明細書、および「感光性要素の熱処理のための方法および装置」と題され、2004年9月28日に発行されたJohnsonらの米国特許第6,797,454号明細書に開示されている(特許文献17および18参照)。
印刷に適当なレリーフ表面を形成するための延長型印刷スリーブの別の慣用の処理工程は、レーザー線を用いて延長型印刷スリーブを彫刻して、感光性層(好ましくは暴露された感光性層)の一部を選択的に除去することである。1つの実施形態において、延長型印刷スリーブは、放射線(具体的には化学線、より具体的には紫外線)に対して全面暴露される。これは、感光性層中のモノマーを部分的または完全に重合させるのに役立ち、特に感光性層が光開始剤を含む場合、感光性層を強化するのに役立つ。強化された感光性層は、印刷されるべきではない感光性層の部分をレーザー彫刻して、それによってレリーフを形成するのに特に適当である。
「レーザー彫刻可能な単層フレキソ印刷要素」と題され、1998年8月25日に発行されたCushnerらの米国特許第5,798,202号明細書、および「レーザー彫刻可能なフレキソ印刷要素および該要素から印刷版を形成する方法」と題され、2004年5月18日に発行されたKannurpattiらの米国特許第6,737,216号明細書は、支持体上の暴露された感光性層または類似して補強されたエラストマー性層をレーザー彫刻することによって、延長型印刷スリーブまたは適当に類似したフレキソ印刷版上にレリーフを作製するのに適当かつ適用可能な方法を開示している。
以下に、本発明の好ましい態様を示す。
[1] 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合している延長型印刷スリーブであって、該延長型印刷スリーブは、
第1の印刷要素、および
第2の印刷要素
を含み、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有する別個の円柱形状支持体を含み、かつ前記縦軸に沿って固定された位置に配置され、および前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有することを特徴とする延長型印刷スリーブ。
[2] 前記第1および第2の印刷要素の両方がベース支持体スリーブに固定されていることを特徴とする[1]に記載の延長型印刷スリーブ。
[3] 前記印刷要素の少なくとも一方が締まりばめによって前記ベース支持体スリーブに固定されていることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[4]前記印刷要素の少なくとも一方が接着剤によって前記ベース支持体スリーブに固定されていることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[5] 前記印刷要素の少なくとも一方が溶着によって前記ベース支持体スリーブに固定されていることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[6] 前記印刷要素の少なくとも一方が機械的接合具によって前記ベース支持体スリーブに固定されていることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[7] 前記第1の印刷要素は、前記第2の印刷要素から空間的に離間されていることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[8] 前記第1の印刷要素は、前記第2の印刷要素に接触していることを特徴とする[2]に記載の延長型印刷スリーブ。
[9] 前記第1の印刷要素は、その一端において前記第2の印刷要素の端部と連結されていることを特徴とする[1]に記載の延長型印刷スリーブ。
[10] 前記第1および第2の印刷要素は、それらの円柱形状支持体を直列に取り付けることによって連結されていることを特徴とする[9]に記載の延長型印刷スリーブ。
[11] 前記第1の印刷要素は、距離Dに実質的に等しい長さを有し、それによって、前記延長型印刷スリーブが2Dに等しい長さを有することを特徴とする[1]に記載の延長型印刷スリーブ。
[12] 前記第1の印刷要素は、距離2Dに実質的に等しい長さを有し、それによって、前記延長型印刷スリーブが3Dに等しい長さを有することを特徴とする[1]に記載の延長型印刷スリーブ。
[13] 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合している延長型印刷スリーブを作製するための方法であって、該方法は、
その上に感光性層を有する円柱形状支持体を含む第1の印刷要素を提供する工程と、
その上に感光性層を有する円柱形状支持体を含み、かつ距離Dと実質的に等しい長さを有する第2の印刷要素を提供する工程と、
前記第1および第2の印刷要素を、前記縦軸に沿って、直列に固定位置に配置する工程と
を含むことを特徴とする方法。
[14] 前記配置工程は、ベース支持体スリーブに対して前記第1および第2の印刷要素の両方を固定することによって実施されることを特徴とする[13]に記載の方法。
[15] 前記第1の印刷要素は、前記第2の印刷要素から空間的に離間されることを特徴とする[14]に記載の方法。
[16] 前記第1の印刷要素は、前記第2の印刷要素に接触することを特徴とする[14]に記載の方法。
[17] 前記配置工程は、前記第2の印刷要素の一端に対して、前記第1の印刷要素をその一端において連結することによって実施されることを特徴とする[13]に記載の方法。
[18] 前記第1および第2の印刷要素は、前記円柱形状支持体を、直列に取り付けることによって連結されることを特徴とする[17]に記載の方法。
[19] 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する円柱形状印刷フォームを調製するための方法であって、該方法は、
第1の印刷要素、および第2の印刷要素を含む延長型印刷スリーブを提供する工程であって、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有する別個の円柱形状支持体を含み、かつ前記縦軸に沿って固定された位置に配置され、および前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有し、それぞれの感光性層がバインダー、モノマーおよび光開始剤を含む工程と、
該延長型印刷スリーブを化学線に暴露する工程と、
該暴露された延長型印刷スリーブを処理して、印刷に適当なレリーフ表面を形成する工程と
を含むことを特徴とする方法。
[20] 前記暴露工程は、(a)マスクを通して画像様に暴露して重合した部分および未重合の部分を形成する工程、および(b)全面暴露からなる群から選択されることを特徴とする[19]に記載の方法。
[21] 前記処理工程は、
(a)溶媒溶液、水溶液、半水性溶液および水からなる群から選択される洗浄除去液体で処理する工程と、
(b)未重合の部分を溶融、流動または軟化させるのに十分な温度まで該延長型印刷スリーブを加熱し、および未重合の部分を除去する工程と、
(c) レーザー線によって該延長型印刷スリーブを彫刻して、選択的に部分除去を行う工程と
からなる群から選択されることを特徴とする[19]に記載の方法。

Claims (3)

  1. 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合している延長型印刷スリーブであって、該延長型印刷スリーブは、
    第1の印刷要素、および
    第2の印刷要素
    を含み、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有する別個の円柱形状支持体を含み、かつ前記縦軸に沿って固定された位置に配置され、および前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有し、前記第1および第2の印刷要素の両方がベース支持体スリーブに非可逆的に固定されており、前記第1および第2の印刷要素が互いに対して固定され、基板上により広いパターンを印刷するのに有用なより軸方向に長い印刷フォームを形成しており、前記印刷フォームは、印刷シリンダー上に一体として取り外し可能に取り付けることができることを特徴とする延長型印刷スリーブ。
  2. 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する印刷フォームを形成するのに適合している延長型印刷スリーブを作製するための方法であって、該方法は、
    その上に感光性層を有する円柱形状支持体を含む第1の印刷要素を提供する工程と、
    その上に感光性層を有する円柱形状支持体を含み、かつ距離Dと実質的に等しい長さを有する第2の印刷要素を提供する工程と、
    前記第1および第2の印刷要素を、前記縦軸に沿って、直列に固定位置に配置する工程と
    を含み、前記配置工程は、ベース支持体スリーブに対して前記第1および第2の印刷要素の両方を非可逆的に固定することによって実施され、前記第1および第2の印刷要素が互いに対して固定され、基板上により広いパターンを印刷するのに有用なより軸方向に長い印刷フォームを形成し、前記印刷フォームは、印刷シリンダー上に一体として取り外し可能に取り付けることができることを特徴とする方法。
  3. 縦軸を有し、およびその一端から前記縦軸に沿って距離Dに配置された印刷表面を持たない円周状の継ぎ目を有する円柱形状印刷フォームを調製するための方法であって、該方法は、
    第1の印刷要素、および第2の印刷要素を含む延長型印刷スリーブを提供する工程であって、印刷要素のそれぞれは、その上に感光性層を有する別個の円柱形状支持体を含み、かつ前記縦軸に沿って固定された位置に配置され、および前記第2の印刷要素は、距離Dと実質的に等しい長さを有し、それぞれの感光性層がバインダー、モノマーおよび光開始剤を含み、前記第1および第2の印刷要素の両方がベース支持体スリーブに非可逆的に固定されており、前記第1および第2の印刷要素が互いに対して固定され、基板上により広いパターンを印刷するのに有用なより軸方向に長い印刷フォームを形成しており、前記印刷フォームは、印刷シリンダー上に一体として取り外し可能に取り付けることができる工程と、
    該延長型印刷スリーブを化学線に暴露する工程と、
    該暴露された延長型印刷スリーブを処理して、印刷に適当なレリーフ表面を形成する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
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