JP5546697B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

三相の遮断器タンクが長手方向を水平かつ互いに平行にして配置された三相の遮断器(1a〜1c)を備え、両端相の遮断器(1a,1c)に設けられたブッシング(9a,9c)が中相の遮断器(1b)に設けられたブッシング(9b)に対して傾斜したガス絶縁開閉装置において、中相の遮断器(1b)の高さを両端相の断路器(1a,1c)の高さよりも低くし、連結部(14a〜14c)の高さを統一することで、連結ロッド(15b,15c)を同一直線上に配置させる。これにより、装置全体の高さを抑制するとともに、三相の断路器(7a〜7c)の連結を直線状にして、連結機構の構成を簡素化し、操作時の荷重の伝達効率を向上させる。

Description

本発明は、水平な遮断器タンクを備えた相分離型のガス絶縁開閉装置に関する。
特許文献1に記載された相分離型のガス遮断器では、三相の遮断器タンクが長手方向を水平かつ互いに平行にして同じ高さで配置され、各相の遮断器タンクの上部にはブッシングが設けられている。また、三相の遮断器タンクの中央に位置する中相の遮断器タンクは鉛直方向に立設されたブッシングを有するのに対し、中相の遮断器の両側に位置する両端相の遮断器タンクは互いに逆方向に傾斜したブッシングを有する(同文献の図8参照)。
また、特許文献1に記載された構成をガス絶縁開閉装置に適用し、さらに各相のブッシングの下部に断路器を配置した場合、三相の断路器の中央に位置する中相の断路器の高さが当該中相の断路器の両側に位置する両端相の断路器の高さよりも高くなる。そのため、三相の断路器を一括して操作装置で操作する構成において、操作装置と各相の断路器とを連結する連結位置は、中相の断路器と両端相の断路器とでは異なる高さとなる。
特開平6−119853号公報
上記従来のガス遮断器では、両端相の遮断器タンクのブッシングが傾斜しているので、当該両端相のブッシングの高さが抑制される。しかしながら、中相の遮断器タンクのブッシングは鉛直方向に伸びているので、当該中相のブッシングの高さが輸送制限を越える可能性がある。そのため、輸送時に少なくとも中相のブッシングを遮断器から取り外して別送する必要があり、取り外しおよび組立の作業が必要になるとともに、輸送コストも増大する。
また、両端相のブッシングを傾斜させ、各相のブッシングの下部に断路器を配置し、三相の断路器を操作装置で一括して操作する構成では、操作装置と各相の断路器とを連結する連結機構は、中相の断路器に連結される位置の高さが両端相の断路器に連結される位置の高さよりも高くなるため、構成が複雑となり、荷重の伝達効率が低下する。具体的には、操作装置と各相の断路器とを連結する連結ロッドが三相の断路器にわたって一直線状にならないので、荷重の伝達効率が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置全体の高さを抑制するとともに、三相の断路器を一括して操作するための連結機構の構成を簡素化し、操作時の荷重の伝達効率を向上させることが可能なガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、長手方向を水平かつ互いに平行にして配置され上面視で前記長手方向に直交する方向に配列された一端相、中相および他端相から成る三相の遮断器タンクを有する三相の遮断器と、各相の遮断器の上部に設けられた第1のブッシングと、前記各相の遮断器の上部に設けられ、前記第1のブッシングから前記長手方向に間隔をおいて配置された各相の断路器と、前記各相の断路器の上部に設けられた第2のブッシングと、一端相の断路器と中相の断路器とを連結するとともに前記中相の断路器と他端相の断路器とを連結する断路器用連結ロッドに連結され、当該断路器用連結ロッドを駆動することで前記三相の断路器を一括して操作する断路器用操作装置と、を備え、中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングは鉛直方向に延伸し、両端相の遮断器にそれぞれ接続された前記第2のブッシングは、各先端部が前記中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングの先端部から離れるように互いに逆方向に傾斜し、前記中相の遮断器の高さは、前記断路器用連結ロッドが前記三相の断路器にわたって同一直線上に配置されるように、前記両端相の遮断器の高さよりも低く設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、装置全体の高さを抑制するとともに、三相の断路器を一括して操作するための連結機構の構成を簡素化し、操作時の荷重の伝達効率を向上させることが可能となる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図である。 図2は、実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図である。 図3は、比較例に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図である。 図4は、比較例に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るガス絶縁開閉装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図である。図2は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図である。以下、図1および図2を参照して、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を説明する。
本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置は、三相の遮断器1a〜1cがそれぞれ異なる遮断器タンクを備えて成る相分離型である。遮断器1a〜1cの遮断器タンクは、長手方向を水平かつ互いに平行にして配置されている。また、遮断器1a〜1cは、上面視で前記長手方向に直交する方向に配列され、配列方向の中央には中相の遮断器1bが配置され、遮断器1bの両側には両端相の遮断器1a,1cが配置されている。また、遮断器1a,1cは同じ高さで配置されているが、遮断器1bの高さは遮断器1a,1cの高さよりも低い。なお、遮断器1bおよびこれに接続された機器の相を中相とし、遮断器1aおよびこれに接続された機器の相を一端相とし、遮断器1cおよびこれに接続された機器の相を他端相とする。
操作装置2は、遮断器1a〜1cを三相一括で開閉操作する装置である。操作装置2は、例えば遮断器1aの一端に設けられている。
遮断器1a〜1cは、架台20により直接的または間接的に支持されている。具体的には、遮断器1a,1cは架台20により直接的に支持されているが、遮断器1bは、架台20の頂部20aに設けられた凹状の部位20bにて断路器7bの下端が支持されることにより、架台20により間接的に支持されている。架台20は設置面30上に設置されている。
遮断器1aは、その遮断器タンクの長手方向に離隔して配置されかつ斜め上方に引き出された二つの分岐引出口を備えており、当該二つの分岐引出口の一方には計器用変流器3aを介してブッシング4a(第1のブッシング)が接続され、当該二つの分岐引出口の他方には母線5aが接続されている。また、母線5aには、前記長手方向におけるその一端に計器用変流器6aを介して断路器7aが接続されている。断路器7aは、遮断器1aの遮断器タンクの他端よりもさらに正面側に配置されている。断路器7aは、例えば接地開閉器と一体に構成された接地開閉器付の断路器である。また、断路器7aの上部には接地開閉器8aが設けられている。さらに、接地開閉器8aの上部にはブッシング9a(第2のブッシング)が設けられている。
なお、遮断器1b,1cのそれぞれの上部に設けられる機器構成は、遮断器1aの場合と同様である。すなわち、遮断器1bは、その遮断器タンクの長手方向に離隔して配置されかつ上方に引き出された二つの分岐引出口を備えており、当該二つの分岐引出口の一方には計器用変流器(図示せず)を介してブッシング(図示せず)が接続され、当該二つの分岐引出口の他方には母線(図示せず)および計器用変流器(図示せず)を介して接地開閉器付の断路器7bが接続されている。また、断路器7bの上部には接地開閉器8bが設けられ、接地開閉器8bの上部にはブッシング9bが設けられている。同様に、遮断器1cは、その遮断器タンクの長手方向に離隔して配置されかつ斜め上方に引き出された二つの分岐引出口を備えており、当該二つの分岐引出口の一方には計器用変流器(図示せず)を介してブッシング(図示せず)が接続され、当該二つの分岐引出口の他方には母線(図示せず)および計器用変流器(図示せず)を介して接地開閉器付の断路器7cが接続されている。また、断路器7cの上部には接地開閉器8cが設けられ、接地開閉器8cの上部にはブッシング9cが設けられている。
ここで、ブッシング9a〜9cの延伸方向について説明する。ブッシング9bは鉛直方向に延伸している。これに対し、ブッシング9a,9cは各先端部がブッシング9bの先端部から離れるように互いに逆方向に傾斜している。すなわち、ブッシング9aは、前記長手方向に直交する平面内で先端部がブッシング9bの先端部から離れるように一定角度傾斜し、ブッシング9cは、同一平面内で先端部がブッシング9bの先端部から離れるように逆方向に同一角度傾斜している。このように、ブッシング9bの両側のブッシング9a,9cを互いに逆方向に傾斜させることで、遮断器間距離である相間距離を縮小しつつブッシング間に必要な絶縁距離を確保することができる。なお、ブッシング9aに接続される接地開閉器8aおよび断路器7aも、ブッシング9aと同様に傾斜している。また、ブッシング9cに接続される接地開閉器8cおよび断路器7cも、ブッシング9cと同様に傾斜している。
また、ブッシング4aは、先端部がブッシング9aの先端部から離れるように一定角度傾斜している。ブッシング4aをブッシング9aに対して傾斜させ、前記長手方向にブッシング4a,9a間の距離を確保することで、分岐引出口間の間隔を縮小しつつブッシング4a,9a間に必要な絶縁距離を確保することができる。同様に、遮断器1bに接続される一方のブッシング(図示せず)の先端部も遮断器1bに接続される他方のブッシング9bの先端部から離れるように一定角度傾斜し、遮断器1cに接続される一方のブッシング(図示せず)の先端部も遮断器1cに接続される他方のブッシング9cの先端部から離れるように一定角度傾斜している。
架台20の側面には操作装置10(断路器用操作装置)が設けられている。操作装置10は、連結ロッド15a〜15c(断路器用連結ロッド)を駆動することで三相の断路器7a〜7cを一括して操作する。
具体的には、操作装置10はレバー12を介して連結ロッド15aの一端に連結され、連結ロッド15aの他端は連結ロッド15bの一端に連結されるとともにレバー51aを介して断路器7aの操作軸50aに連結されている。また、連結ロッド15bの他端は連結ロッド15cの一端に連結されるとともにレバー51bを介して断路器7bの操作軸50bに連結されている。また、連結ロッド15cの他端はレバー51cを介して断路器7cの操作軸50cに連結されている。レバー12、連結ロッド15a〜15c、レバー51a〜51cは連結機構を構成する。
本実施の形態では、断路器7bと断路器7aとを連結する第1のロッド部分である連結ロッド15bと、断路器7cと断路器7bとを連結する第2のロッド部分である連結ロッド15cとが同一直線上に配置されるように、遮断器1bの高さが遮断器1a,1cの高さよりも低く設定されている。すなわち、中相の遮断器1bの高さをより低くすることにより、連結ロッド15a〜15cと断路器7a〜7cとの連結部14a〜14cが同じ高さとなり、その結果、連結ロッド15b,15cが同一直線上に配置される。ここで、連結部14aは連結ロッド15aと連結ロッド15bとレバー51aとの連結箇所、連結部14bは連結ロッド15bと連結ロッド15cとレバー51bとの連結箇所、連結部14cは連結ロッド15cとレバー51cとの連結箇所である。
また、操作軸50aは、断路器7aの可動接触子(図示せず)につながっており、シャフトシール16aを介して断路器7aのタンクの外部に突出し、レバー51aを介して連結部14aにて連結ロッド15a,15bに連結されている。シャフトシール16aは、当該タンク内に密封される絶縁ガスを操作軸50aの貫通部から外部に漏れ出すことを防止するものである。同様に、操作軸50bは、断路器7bの可動接触子(図示せず)につながっており、シャフトシール16bを介して断路器7bのタンクの外部に突出し、レバー51bを介して連結部14bにて連結ロッド15b,15cに連結されている。同様に、操作軸50cは、断路器7cの可動接触子(図示せず)につながっており、シャフトシール16cを介して断路器7cのタンクの外部に突出し、レバー51cを介して連結部14cにて連結ロッド15cに連結されている。
操作装置10は、開路または閉路操作の際、蓄勢源(図示せず)から操作力を得て、レバー12を回動することで、連結ロッド15a〜15cを駆動する。この際、連結ロッド15b,15cは一直線状の構成を保ったまま概略左右方向に駆動される。連結ロッド15a〜15cが駆動されることにより、レバー51a〜51cを介して操作軸50a〜50cが駆動され、断路器7a〜7cが一括で開路または閉路される。
このように、断路器7a,7b間を連結する連結ロッド15bおよび断路器7b,7c間を連結する連結ロッド15cが、断路器7a〜7cにわたって同一直線上に配置されるように、遮断器1bの高さが遮断器1a,1cの高さよりも低く設定されている。
架台20の側面には操作装置11(接地開閉器用操作装置)が設けられている。操作装置11は、連結ロッド25(接地開閉器用連結ロッド)を駆動することで三相の接地開閉器8a〜8cを一括して操作する。連結ロッド25は、連結ロッド15a〜15cと同様に分割された構造を有するが、図2では具体的な構成の図示を省略している。
本実施の形態では、遮断器1bの高さは連結ロッド15b,15cが同一直線上に配置されるように調整されているので、一般に、接地開閉器8bと接地開閉器8aとを連結する連結ロッド25のロッド部分と、接地開閉器8cと接地開閉器8bとを連結する連結ロッド25のロッド部分とが同一直線上に配置されるようにはならないが、それでもなお、遮断器1a〜1cの高さが等しい場合に比べると、連結ロッド25は接地開閉器8a〜8cにわたってより直線に近くなる。なお、接地開閉器8a〜8cを設けない構成も可能である。
次に、本実施の形態の効果を比較例と比較しつつ説明する。図3は、比較例に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す側面図、図4は、比較例に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図である。なお、図3および図4では、図1および図2に示した構成要素と同一のものには同一の符号を付している。
図3および図4に示すように、比較例に係るガス絶縁開閉装置は、遮断器101a〜101c、遮断器101a〜101cの操作装置102、計器用変流器103a,106a、ブッシング104a、母線105a、接地開閉器付の断路器107a〜107c、断路器107a〜107cの操作装置110、接地開閉器108a〜108c、ブッシング109a〜109c、接地開閉器108a〜108cの操作装置111、レバー112、連結ロッド115a〜115c、シャフトシール116a〜116c、および架台120等を備えている。以下では、比較例に係るガス絶縁開閉装置について、図1および図2に示す構成との相違を中心に説明する。
図3および図4では、ブッシング109bは鉛直方向に延伸し、ブッシング109a,109cは各先端部がブッシング109bの先端部から離れるように互いに逆方向に傾斜している。しかしながら、架台120の頂部120aには凹状の部位が設けられておらず、遮断器101bの高さと、遮断器101a,101cの高さとが等しくなっている。そのため、ブッシング109bの高さhは、図2のブッシング9bの高さHよりも高くなり、ブッシング109bを組付けた装置全体の高さが輸送制限を超える可能性がある。そして、輸送制限を超える場合には、輸送時に少なくともブッシング109bを取り外して別送する必要があり、取り外しおよび組立の作業が必要になるとともに、輸送コストも増大する。これに対して、本実施の形態では、遮断器1bの高さを遮断器1a,1bの高さよりも低く設定することで、ブッシング9bの高さHを比較例のブッシング109bの高さhよりも低くすることができ、装置全体の一体輸送も可能となる。
また、図3および図4では、連結ロッド115a,115bと断路器107aとの連結箇所である連結部114aと、連結ロッド115b,115cと断路器107bとの連結箇所である連結部114bと、連結ロッド115cと断路器107cとの連結箇所である連結部114cが同じ高さとならず、連結ロッド115b,115cが同一直線上に配置されず、したがって、連結機構が複雑となり、荷重の伝達効率が悪くなる。これに対し、本実施の形態では、連結ロッド15b,15cが同一直線上に配置されるので、連結機構が簡素化され、荷重の伝達効率が向上する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、高さの制約となる中相の機器のみをより低く配置することで装置全体の高さを抑制するとともに、連結部14a〜14cの高さを統一することで三相の断路器7a〜7cの連結を一直線状にして断路器7a〜7cの連結機構の構成を簡素化し、断路器7a〜7cの操作時の荷重の伝達効率を向上させることができる。
また、遮断器1a〜1c間の距離は組立作業性を確保するために必要な距離として定まるが、遮断器1bを遮断器1a,1cよりも低く配置することで、遮断器1a〜1cを同一の高さにした場合に比べて、遮断器1a,1c間の距離を短くすることができ、ガス絶縁開閉装置の設置面積の縮小につながる。
また、本実施の形態によれば、連結部14a〜14cの高さを等しくすることで、連結ロッド25についても接地開閉器8a〜8cにわたってより直線に近い形にすることができるので、接地開閉器8a〜8cの操作時の荷重の伝達効率の向上も期待できる。
なお、連結ロッド15bと連結ロッド15cとが同一直線上に配置される代わりに、連結ロッド25が接地開閉器8a〜8cにわたって同一直線上に配置されるように、遮断器1bの高さを遮断器1a,1cの高さよりも低く設定することも可能である。この場合は、高さの制約となる中相の機器のみをより低く配置することで装置全体の高さを抑制するとともに、接地開閉器8a〜8cの連結機構の構成を簡素化し、接地開閉器8a〜8c操作時の荷重の伝達効率を向上させることができる。
以上のように、本発明は、ガス絶縁開閉装置として有用である。
1a〜1c,101a〜101c 遮断器、2,10,11,102,110,111 操作装置、3a,6a,103a,106a 計器用変流器、4a,9a〜9c,104a,109a〜109c ブッシング、5a,105a 母線、7a〜7c,107a〜107c 断路器、8a〜8c,108a〜108c 接地開閉器、12,51a〜51c,112 レバー、14a〜14c,114a〜114c 連結部、15a〜15c,25,115a〜115c,125 連結ロッド、16a〜16c,116a〜116c シャフトシール、20 架台、20a 頂部、20b 凹状の部位、30 設置面、50a〜50c 操作軸。

Claims (6)

  1. 長手方向を水平かつ互いに平行にして配置され上面視で前記長手方向に直交する方向に配列された一端相、中相および他端相から成る三相の遮断器タンクを有する三相の遮断器と、
    各相の遮断器の上部に設けられた第1のブッシングと、
    前記各相の遮断器の上部に設けられ、前記第1のブッシングから前記長手方向に間隔をおいて配置された各相の断路器と、
    前記各相の断路器の上部に設けられた第2のブッシングと、
    一端相の断路器と中相の断路器とを連結するとともに前記中相の断路器と他端相の断路器とを連結する断路器用連結ロッドに連結され、当該断路器用連結ロッドを駆動することで前記三相の断路器を一括して操作する断路器用操作装置と、
    を備え、
    中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングは鉛直方向に延伸し、
    両端相の遮断器にそれぞれ接続された前記第2のブッシングは、各先端部が前記中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングの先端部から離れるように互いに逆方向に傾斜し、
    前記中相の遮断器の高さは、前記断路器用連結ロッドが前記三相の断路器にわたって同一直線上に配置されるように、前記両端相の遮断器の高さよりも低く設定されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記各相の断路器と前記第2のブッシングとの間に設けられた各相の接地開閉器と、
    一端相の接地開閉器と中相の接地開閉器とを連結するとともに前記中相の接地開閉器と他端相の接地開閉器とを連結する接地開閉器用連結ロッドに連結され、当該接地開閉器用連結ロッドを駆動することで前記三相の接地開閉器を一括して操作する接地開閉器用操作装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記第1のブッシングは、先端部が前記第2のブッシングの先端部から離れるように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記三相の遮断器を支持する架台を備え、
    前記中相の遮断器は、前記架台の頂部に設けられた凹状の部位にて支持されることで、前記両端相の遮断器よりも低い高さに設定されることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記各相の断路器は、接地開閉器付の断路器であることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 長手方向を水平かつ互いに平行にして配置され上面視で前記長手方向に直交する方向に配列された一端相、中相および他端相から成る三相の遮断器タンクを有する三相の遮断器と、
    各相の遮断器の上部に設けられた第1のブッシングと、
    前記各相の遮断器の上部に設けられ、前記第1のブッシングから前記長手方向に間隔をおいて配置された各相の断路器と、
    前記各相の断路器の上部に設けられた各相の接地開閉器と、
    前記各相の接地開閉器の上部に設けられた第2のブッシングと、
    一端相の断路器と中相の断路器とを連結するとともに前記中相の断路器と他端相の断路器とを連結する断路器用連結ロッドに連結され、当該断路器用連結ロッドを駆動することで前記三相の断路器を一括して操作する断路器用操作装置と、
    一端相の接地開閉器と中相の接地開閉器とを連結するとともに前記中相の接地開閉器と他端相の接地開閉器とを連結する接地開閉器用連結ロッドに連結され、当該接地開閉器用連結ロッドを駆動することで前記三相の接地開閉器を一括して操作する接地開閉器用操作装置と、
    を備え、
    中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングは鉛直方向に延伸し、
    両端相の遮断器にそれぞれ接続された前記第2のブッシングは、各先端部が前記中相の遮断器に接続された前記第2のブッシングの先端部から離れるように互いに逆方向に傾斜し、
    前記中相の遮断器の高さは、前記断路器用連結ロッドが前記三相の断路器にわたって同一直線上に配置され、または、前記接地開閉器用連結ロッドが前記三相の接地開閉器にわたって同一直線上に配置されるように、前記両端相の遮断器の高さよりも低く設定されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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