JP5546214B2 - 移動ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、移動ロボットに関し、特に、自律走行可能な移動ロボットの走行制御に関するものである。
工場や倉庫等の施設内において荷物や部品等を所定の位置から目標位置まで移動させるために、AGV(Automatic Guided Vehicle)を用いたシステムがある。これは、施設内の通路に導線を埋め込んでAGVを導線に沿って移動させていくものである。
しかし、このシステムは大掛かりであるため、施設内のレイアウトの変更に従って導線の経路も変更しなければならず、レイアウト変更に対応するのに非常に時間が掛かってしまうという欠点がある。
そこで、近年は、プログラムによって自律的に走行することができる移動ロボットを用いて、荷物や部品等を移動させる方法が採用されている。そして、この移動ロボットでは、距離センサやバンパセンサ等の近接センサを用いて、物体(人や物)と当該ロボットとの接触を防止し、当該ロボットを安全に停止するように制御している(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2005−242409号公報 特開2007−196300号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示される従来の自律移動ロボットシステムでは、何らかのトラブル、例えば、人が急に出てきてロボットのバンパに当たってしまったり、通路上に障害物が存在したりする場合、当該ロボットは目標の場所や方向に進むことができなくなってしまう。この場合、目標地点までの他のルートを選択させて移動を再開させる方法もあるが、他の移動ロボットや他のルートとの関係によって、そのルートが最適なのか判断が困難な場合もある。また、上述のように安全を確保するために近接センサを備えているが、これを安全のためではなく、ロボットの移動制御にも使うことができればロボット制御上効率を向上させることができる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な制御によって移動ロボットを停止状態から走行状態に戻すための技術を提供するものである。
本発明では、今まで安全制御に用いられていた近接センサ(レーザ距離センサ、バンパセンサを含む)を用いてロボットの走行制御を行い、ロボットを簡単に走行させるようにしている。
即ち、本発明の形態による移動ロボットは、本体を移動する移動機構と、複数の方向から移動機構に接近する物体を検知する近接センサ(レーザ距離センサとバンパセンサを含む)と、当該近接センサの信号により、移動機構を制御する制御部と、を備えている。そして、移動ロボットが待機状態にあり、かつ、近接センサがその所定距離内(障害物を検知する距離よりも短い距離内)に走行開始指示としての物体(例えば、センサにかざした手)を検知したときに、制御部は移動機構を制御して移動ロボットを進行方向に移動させる。より具体的には、制御部は、近接センサが移動ロボットの進行方向(第1の方向)と異なる方向(第2の方向)に物体(かざした手)を検知したとき、制御部が進行方向に移動機構を移動させる。
また、別の態様では、近接センサが第1の方向の物体を検知し、その検知に応じて制御部が移動機構を制御して移動ロボットを停止させる。その後、近接センサが第1の方向に停止原因となった物体がなく、かつ、第1の方向と異なる第2の方向に別の物体(例えば、センサにかざした手)があることを検知した場合に、制御部が移動機構を制御し、第1の方向に移動ロボットを移動させる。
さらに、別の態様では、近接センサが移動ロボットの進行方向(第1の方向)に物体(障害物)があることを所定時間以上検知した後、進行方向と異なる方向に別の物体(かざした手)を検知したとき、制御部は移動機構を制御し、第1の方向とは異なる方向に移動ロボットを移動させる(方向転換させる)。また、この際、制御部は、第1の方向に進行して予め指定された目的地まで行く経路から第1の方向とは異なる方向に進行して目的地まで行く経路に変更し、当該変更後の経路に従って移動機構を制御し、移動ロボットを自律走行させる。
上記形態において、近接センサは、接近物体が接近したことを非接触で、少なくとも2方向からの接近を判別可能なレーザ距離センサや、物体が接触することにより、少なくとも2方向からの物体の接触の有無を判別するバンパセンサを含んでいる。また、近接センサは、第2の方向或いは第1の方向とは異なる方向において、第1の方向にある物体よりも短い距離で、第1の方向にある物体とは別の物体を検知した場合に、制御部が移動機構を制御する。
また、上記形態において、制御部は、所定の走行経路に基づいて、移動機構を制御し、予め指定された目的地まで移動ロボットを自律走行させる。
さらに、上記形態において、移動ロボットは、さらに、移動ロボットの状態を報知する報知機能を備えている。このとき、近接センサが第2の方向或いは第1の方向とは異なる方向に物体を検知したことを報知した後、所定時間内に第2の方向或いは第1の方向とは異なる方向に物体がないことを検知したときのみ、制御部が移動機構を制御して移動ロボットを移動させる。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明に係る移動ロボットは、近接センサを用いて、ロボットの停止状態から走行状態を実現することができる。これにより、ロボットを操作する作業者の使い勝手を向上することができる。
本発明による移動ロボットシステムの概略構成を示す図である。 本発明の移動ロボットにおけるセンサの配置例(1)を示す図である。 ロボットの位置及び目的地点Gまでの経路を示す図である。 本発明の第1の実施形態による走行制御処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態による走行開始判定処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態による走行開始判定処理を説明するためのフローチャートである。 走行中の移動ロボットのバンパに移動物体が接触したときの処理の様子(1)を示す図である。 走行中の移動ロボットのバンパに移動物体が接触したときの処理の様子(2)を示す図である。 走行中の移動ロボットのバンパに移動物体が接触したときの処理の様子(3)を示す図である。 本発明の第3の実施形態による走行制御処理の概要を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態による割り込み処理を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態の概念を説明する図であって、ロボットの位置及び目標地点Gまでの経路であって、経路変更の様子(1)を示す図である。 第4の実施形態の概念を説明する図であって、ロボットの位置及び目標地点Gまでの経路であって、経路変更の様子(2)を示す図である。 本発明の移動ロボットにおけるセンサの配置例(2)を示す図である。 本発明の移動ロボットにおけるセンサの配置例(3)を示す図である。
本発明は、ロボットが何らかの影響により停止した場合、再起動するときにロボットのパネルを操作してロボットに指示を与える必要があるという従来技術の欠点を克服するために、安全性確保のための近接センサを用いてロボットを簡単に走行制御するものである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。
(1)第1の実施形態
<システム構成>
図1は、本発明の各実施形態で共通の移動ロボットシステムの概略構成を示す図である。移動ロボットシステムは、所定の施設内で稼動し、例えば荷物30を搬送する少なくとも1台の移動ロボット10と、移動ロボット10に指令を送って制御したり、移動ロボット10から情報を取得し、例えば荷物の搬送管理を行ったりするロボット管理システム20と、を備えている。各移動ロボット10及びロボット管理システム20はそれぞれ通信装置201或いは160を有し、無線通信により互いに通信できるようになっている。
移動ロボット10は、外観構成として、ロボットの各種構成部を収容する筐体である本体部120と、本体部120の下部(単なる例示であって下部に限られたものではない)に取り付けたれたバンパ130と、荷物30を載置するための荷物台140と、を備えている。
また、移動ロボット10は、本体部120内に、プログラムに従って走行時の制御を実行する走行制御部100と、ロボットの周囲の物体との距離を計測するためのレーザ距離センサ111及び112と、ロボットの状態を告知したり、走行方向を示したりするウインカ121及び122と、ロボットの車輪を駆動させるための移動機構150と、ロボット管理システム20と通信するための通信装置160と、を備えている。また、バンパ130は、その内部に、物体との接触を検知するための複数のバンパセンサ131及び132を有している。荷物台140は、その内部に荷物の載置の有無を検知するための複数の荷物検出センサ141及び142を有している。
走行制御部100は、走行経路決定部101と、走行開始判定部102と、位置同定部103と、目標設定部104と、移動制御部105と、目標到達判定部106と、を備えている。これらの動作及び処理内容については、後述の動作フローチャートを用いて説明する。
さらに、例えば、ロボット10の走行中に、物体や人がロボット10に近づいてくると、ロボット前方に取り付けたレーザ距離センサ111と、後方に取り付けたレーザ距離センサ112がそれを検出する。そして、走行制御部100は、その距離に応じて走行速度を減速し、検出物体に近接すると停止するように移動機構150を制御する。これにより、安全性を確保している。また、物陰から急に物体が出てきた場合などは、バンパ130により物体を保護するとともに、バンパ130の前後左右にそれぞれ取り付けたバンパセンサ131及び132により、接触を検出し、走行制御部100がロボットを停止する。このようにして、安全に走行することができるようになっている。
<センサの配置例>
図2は、各センサの配置例を示す図である。レーザ距離センサF(111に相当)は前方180°の範囲で物体までの距離を非接触で計測する。後方のレーザ距離センサB(112に相当)はロボット10の後方を中心に±120°の物体を計測することができる。これにより、物体が近づいてくることを360°全方向について計測することになる。
なお、レーザ距離センサFは、後述するように、ロボット10の位置同定を行うためにも用いるため、計測範囲が長いものを用いることにする。また、レーザ距離センサBについては、物体との接触防止のために用いるので、比較的計測範囲が短くても良い。バンパセンサF、B、L、及びR(131及び132に相当)は、上述のように、バンパ130の内部に取り付けられ、それぞれの方向から物体が接触したとき、それを検出する機能を持っている。
また、ロボット本体部120の、例えば四隅に取り付けられたウインカFL、FR、BL、BR(121及び122に相当)は、上述のように、ロボット10の状態を報知する。
さらに、ロボット10は、本体部120の内部に音声発生装置(図示せず)を備え、周囲に音声で情報を報知するようにしても良い。
図14は、図2とは異なる、各センサの配置例を示す図である。図2と異なる点は、レーザ距離センサBL、BRを設けたことである。
また、ロボットの後方のレーザ距離センサを1つではなく、2つのレーザ距離センサBL、BRをそれぞれ移動ロボット10の後方の左右に取り付けている。これにより、図2に対して、図14の方が移動ロボット10の全ての方向から近づいてくる物体を検出できることがわかる。これにより、物体の接近距離で移動ロボット10の最高速度をより正確に制限することができ、安全性を向上させることが可能となる。図14のセンサ配置を有する移動ロボット10の機能については、図12及び13を用いて後述することとする。
図15は、図2とはバンパセンサの配置が異なる例を示す図である。図15では、バンパセンサをバンパ130の4隅に配置している点が特徴である。移動ロボット10が走行中にもっともバンパ130に接触する可能性が高い箇所がバンパ130の4隅であり、ここに接触したときの感度を上げるとともに、移動ロボット10の前方から接触したときには、バンパセンサFL、FRが検出することになり、信頼性を向上することができる。図15に示されるバンパセンサ配置は、本発明の各実施形態で用いることができ、走行制御の効率を向上させることができる。
<走行制御処理>
図4は、本実施形態の走行制御処理の概要を説明するためのフローチャートである。
走行経路決定部101は、ロボット管理システム20から受けた指令を基に、目標地点Gまでの走行経路を決定する(ステップS41)。例えば、移動ロボット10の現在位置Pと目標地点Gが図3に示すような地図上にある場合を考える。移動ロボット10は、作業エリアのすぐ横である現在位置Pに停止しており、作業エリアの荷物を目標地点Gまで搬送するように、ロボット管理システム20から指令される。そして、移動ロボット10は、目標地点Gまでの走行経路を自動的に決定し、作業者からの指示(例えば、走行指示)を待っている状態となる。
次に、走行開始判定部102は、走行開始条件を満足することを確認し、条件を満足する場合には、処理はステップS43に移行する(ステップS42)。なお、ステップS42の処理の詳細は、図5を用いて後述する。
そして、位置同定部103は、移動ロボット10が有する地図(図3参照)とレーザ距離センサ(F)111の距離データを用いて、ロボットの位置、方向を同定する(ステップS43)。つまり、レーザ距離センサ111が、周囲に存在する物体(壁や柱等を含む)までの距離を計測し、計測した距離データと地図データとを比較する。また、位置同定部103が、比較結果に基づいて、移動ロボット10の現在位置Pと移動できる方向を地図上に同定する。
続いて、目標設定部104は、現在の移動ロボット10の位置及び移動できる方向に対して、走行経路に沿った移動ロボット10の目標位置及び目標方向を設定する(ステップS44)。目標位置の設定の幅は、走行経路の複雑さや他の移動ロボットの稼働台数、移動ロボットの稼動交通状況等を考慮して任意に決定することが可能である。さらに、目標設定部104は、現在の移動ロボット10の位置及び移動可能な方向に対して、ステップS44を実行することによって取得した、走行経路に沿った目標位置及び目標方向に到達するまでの最適な走行方法(前進・後進・旋回、その場旋回、平行移動など)を設定する(ステップS45)。
また、移動制御部105は、ステップS45で設定した走行方法に従って、目標方向上の目標位置まで移動機構150を制御して、ロボット10を移動させる(ステップS46)。
最後に、目標到達判定部106は、移動ロボット10が目標地点Gに到達したか判断する(ステップS47)。到達していなければ、ステップS43からステップ46までの処理が繰り返し実行され、到達していれば走行制御部100の処理は終了する。
<走行開始判定処理(ステップS42)の詳細>
図5は、走行開始判定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。ここでは、作業エリアの荷物を搭載して、目標地点Gに向けて走行を開始する場合について、説明する。
移動ロボット10は、ウインカ121及び122の点滅状態により、荷物待ち状態を示すようになっている。また、荷物30を搭載する荷物台140に取り付けた荷物検出センサ141及び142は、荷物30の搭載の有無を検出する。そして、走行開始判定部102は、荷物検出センサ141及び142から荷物搭載検出の通知を受けたか否か判断する(ステップS421)。当該通知を受けたときには処理をステップS422に移行させる。また、走行開始判定部102は、荷物を検出するまでの待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
このとき、移動ロボット10は、ウインカ121及び122をステップS421の点滅周期よりも異なる周期(例えば、短い周期)で点滅させ、後方センサ指示待ち状態を示すようになっている。そして、走行開始判定部102は、移動ロボット10の後方に取り付けたレーザ距離センサB(近接センサ)112からの通知情報から近距離に物体があるか否かを判断する(ステップS422)。ここで、物体とは、作業者がレーザ距離センサBに至近距離まで手を伸ばした状態を想定しており、これにより、ロボットを目標地点Gまで走行することを指示したことにする。なお、物体は、作業者の手に限定するものではなく、自動機械により、レーザ距離センサB112に物体を近づけるようにしても良い。また、後方センサに対しての指示でなくてもよく、前方に取り付けたレーザ距離センサF111に対してユーザが手をかざし、それによって走行開始を指示するようにしても良い。ステップS422において、近距離に物体があると判断されたときには、処理はステップ423に移行する。近距離に物体が無いと判断されたときには、走行開始判定部102は、待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
さらに、走行開始判定部102は、移動ロボット10の前方の状態を検出するレーザ距離センサF111を用いて、移動ロボット10の進行方向に走行を妨げる物体があるか否か判定する(ステップS423)。無いと判定した場合には、走行開始条件を満足したこととし、走行開始判定部102は、ウインカ121及び122の点滅を一旦停止し、処理を終了する。一方、走行を妨げる物体があると判断したときには、走行開始判定部102は、ウインカ121及び122の表示を変えることにより通行不可であることをユーザに通知する。併せて、走行開始判定部102は、障害物が無いと判断するまでの待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
以上のような処理により、走行開始可能であることが判定され、ステップS43以降の処理が実行可能となる。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態による移動ロボット10は、走行開始判定処理において、ユーザと移動ロボット10との確実な対話がなされることにより走行開始判定が行われるようになっている。つまり、移動ロボット10のウインカ121及び122が点滅状態にある所定の時間内にユーザが手をかざすことを要求することにより、ユーザの意思表示が確実に移動ロボット10に伝達される。
図6は走行開始判定処理の詳細を説明するためのフローチャートである。この場合も、作業エリアの荷物を搭載して、目標地点Gに向けて走行を開始する場合について、説明する。
移動ロボット10は、ウインカ121及び122の点滅状態により、荷物待ち状態を示すようになっている。また、荷物30を搭載する荷物台140に取り付けた荷物検出センサ141及び142は、荷物30の搭載の有無を検出する。そして、走行開始判定部102は、荷物検出センサ141及び142から荷物搭載検出の通知を受けたか否か判断する(ステップS421)。当該通知を受けたときには処理をステップS422に移行させる。また、走行開始判定部102は、荷物を検出するまでの待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
このとき、移動ロボット10は、ウインカ121及び122をステップS421の点滅周期よりも異なる周期(例えば、短い周期)で点滅させ、後方センサ指示待ち状態を示すようになっている。そして、走行開始判定部102は、移動ロボット10の後方に取り付けたレーザ距離センサB(近接センサ)112からの通知情報から近距離に物体があるか否かを判断する(ステップS422)。ここで、物体とは、作業者がレーザ距離センサBに至近距離まで手を伸ばした状態を想定しており、これにより、ロボットを目標地点Gまで走行することを指示したことにする。なお、物体は、作業者の手に限定するものではなく、自動機械により、レーザ距離センサB112に物体を近づけるようにしても良い。また、後方センサに対しての指示でなくてもよく、前方に取り付けたレーザ距離センサF111に対してユーザが手をかざし、それによって走行開始を指示するようにしても良い。ステップS422において、近距離に物体があると判断されたときには、処理はステップ424に移行する。近距離に物体が無いと判断されたときには、走行開始判定部102は、待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
ステップS424では、走行開始判定部102は、所定時間内に走行開始指示があったか否か判断する。つまり、移動ロボット10は、ウインカ121及び122を点灯させ、後方センサ112の状態を検出する。そして、後方センサ112が、至近距離にある物体がなくなったことを所定の設定待機時間までに検出すると(ステップS424でYes)、走行開始判定部102は、ウインカ121及び122を消灯させ、処理をステップS423に移させる。設定待機時間を超えたときには(ステップS424でNo)、走行開始判定部102は、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従い(ステップS425)、処理を終了させる。
さらに、走行開始判定部102は、移動ロボット10の前方の状態を検出するレーザ距離センサF111を用いて、移動ロボット10の進行方向に走行を妨げる物体があるか否か判定する(ステップS423)。無いと判定した場合には、走行開始条件を満足したこととし、走行開始判定部102は、ウインカ121及び122の点滅を一旦停止し、処理を終了する。一方、走行を妨げる物体があると判断したときには、走行開始判定部102は、ウインカ121及び122の表示を変えることにより通行不可であることをユーザに通知する。併せて、走行開始判定部102は、障害物が無いと判断するまでの待機時間を計測し、待機時間が所定の設定待機時間を超えたときには、ロボット管理システム20にその旨を報告し、ロボット管理システム20の指令に従うようになっている。
以上のような処理により、走行開始可能であることが判定され、ステップS43以降の処理が実行可能となる。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態は、移動ロボット10の安全性を確保しながら、利便性も向上することを目的とするものである。図7乃至9は、走行中の移動ロボット10のバンパ130に移動物体(物や人)が接触したときに実行される処理の概念を示す図である。
図1の説明で前述したように、移動ロボット10は、走行経路に従い走行しているときに、近接センサであるレーザ距離センサ(F、B)111及び112とバンパセンサ131及び132を用いて、周囲の安全を確認している。
通常、移動ロボット10に物体が接近してきた場合には、レーザ距離センサ(F、B)111及び112により、ロボットの速度を減速したり、停止して接触することを防止している。この場合、接近してきた物体が遠ざかることにより、ロボットは自動的に走行を再開し、走行経路に従って、目標地点Gをめざして進行する。
しかしながら、図7に示したように、移動物体(人や台車)が物陰からロボットに接触した場合には、バンパに接触することで、バンパセンサF、あるいは、Bがそれを検出する。図7の場合には、バンパセンサFが接触したことを検出する。ロボットのバンパに接触したときには、移動物体に何らかの影響を及ぼしている可能性があるので、周囲の作業者により状況を確認することとした。ロボットの走行に問題がないことを作業者が確認したときには、図8に示すように、ロボットの進行方向と反対側のバンパを押すことで、ロボットの走行を許可する。バンパセンサBが接触を検出したとき、ロボットは走行を再開し、図9のように、走行経路に沿って目標地点Gまで走行する。
ロボットにこのような機能を追加するため、走行制御処理(図10)及びそれに随時割り込む処理(図11)を行う。図10の走行制御処理は、レーザ距離センサ111の距離データを用いて、ロボットの最高速度を制限するものである。また、図10に示す処理は、図10の走行制御部の処理を実施しているときにおいて、バンパセンサ131及び132が物体の接触を検出したときに割り込み実施するものである。
<走行制御処理>
図10は、本実施形態の走行制御処理の概要を説明するためのフローチャートである。
走行経路決定部101は、ロボット管理システム20から受けた指令を基に、目標地点Gまでの走行経路を決定する(ステップS41)。例えば、移動ロボット10の現在位置Pと目標地点Gが図3に示すような地図上にある場合を考える。移動ロボット10は、作業エリアのすぐ横である現在位置Pに停止しており、作業エリアの荷物を目標地点Gまで搬送するように、ロボット管理システム20から指令される。そして、移動ロボット10は、目標地点Gまでの走行経路を自動的に決定し、作業者からの指示(例えば、走行指示)を待っている状態となる。
次に、走行開始判定部102は、走行開始条件を満足することを確認し、条件を満足する場合には、処理はステップS43に移行する(ステップS42)。なお、ステップS42の処理の詳細は、図5又は6で説明した通りである。
そして、位置同定部103は、移動ロボット10が有する地図(図3参照)とレーザ距離センサ(F)111の距離データを用いて、ロボットの位置、方向を同定する(ステップS43)。つまり、レーザ距離センサ111が、周囲に存在する物体(壁や柱等を含む)までの距離を計測し、計測した距離データと地図データとを比較する。また、位置同定部103が、比較結果に基づいて、移動ロボット10の現在位置Pと移動できる方向を地図上に同定する。
また、位置同定部103は、レーザ距離センサ(F、B)111及び112の距離データを基に、接近してくる物体があるか否か判定する(ステップS101)。接近してくる物体がある場合には、位置同定部103は、その接近距離に応じて、移動ロボット10の最大速度を制限し(ステップS102)、処理をステップS44に移行させる。設定した停止判定距離よりも接近してきた場合には、移動ロボット10の最大速度を0とする。つまり、そのときは、移動ロボット10を停止させる。接近する物体が無い場合には、処理をステップS44に移行させる。
続いて、目標設定部104は、現在の移動ロボット10の位置及び移動できる方向に対して、走行経路に沿った移動ロボット10の目標位置及び目標方向を設定する(ステップS44)。目標位置の設定の幅は、走行経路の複雑さや他の移動ロボットの稼働台数、移動ロボットの稼動交通状況等を考慮して任意に決定することが可能である。さらに、目標設定部104は、現在の移動ロボット10の位置及び移動可能な方向に対して、ステップS44を実行することによって取得した、走行経路に沿った目標位置及び目標方向に到達するまでの最適な走行方法(前進・後進・旋回、その場旋回、平行移動など)を設定する(ステップS45)。
また、移動制御部105は、ステップS45で設定した走行方法に従って、目標方向上の目標位置まで移動機構150を制御して、ロボット10を移動させる(ステップS46)。
最後に、目標到達判定部106は、移動ロボット10が目標地点Gに到達したか判断する(ステップS47)。到達していなければ、ステップS43からステップ46までの処理が繰り返し実行され、到達していれば走行制御部100の処理は終了する。
<割り込み処理>
図11は、物体がバンパに接触した際に実行する割り込み処理を説明するためのフローチャートである。
走行制御部100は、バンパセンサ(F、B)131及び132から、移動ロボット10のバンパ130に物体が接触したか否かを常にモニタリングし(ステップ111)、接触したと判断した場合(図7参照)には、ステップS112乃至S114の処理を実行する。
バンパ130への接触を検知すると、走行制御部100(図示しないロボット停止制御部)は、移動機構150を制御して、移動ロボット10を停止させ、バンパセンサ131及び132が物体の接触を検出したことをロボット管理システム20に報告する(ステップS112)。
そして、走行開始判定部102は、移動ロボット10の進行方向に対して反対側のバンパセンサが接触(例えば、ユーザがバンパを押す(圧力を加える))を検出したか否か判定する(ステップS113)。なお、移動ロボット10が前進する場合には、バンパセンサB(図2等参照)を用いて判定する。ステップS113で、バンパセンサが接触を検出した場合には、処理はステップS114に移行する(図8参照)。バンパセンサが物体の接触を検出しない場合には、走行開始判定部102は、所定の走行開始判定時間まで待機して、そのまま所定の待機時間が経過したときは、ロボット管理システム20に移動ロボット10が停止したままであることを報告し、ロボット管理システム20から指示を待つことになる。
続いて、走行制御部100(図示しない走行可能判定部)は、移動ロボット10の走行方向に走行を妨げる物体がないことを、レーザ距離センサ111及びバンパセンサF等により確認する(ステップS114)。物体がない場合には、割込み処理を終了する。これにより、通常の走行制御部100の処理(図10)を再開し、ロボットが走行経路に従い、目標地点Gまで走行することを可能にしている(図9)。なお、走行制御部100は、走行を妨げる物体があると判断した場合には、所定の走行可能判定時間まで待機し、走行可能判定時間を経過したときは、ロボット管理システム20に移動ロボット10が停止したままであることを報告し、ロボット管理システム20からの指示を待つことになる。
(4)第4の実施形態
図12は、図11に示される走行制御処理に従って移動ロボット10が走行経路に沿って走行中に通路を塞ぐ障害物があった状態を示す図である。また、図13は、指示に従って、最初の走行経路とは異なる新しい経路を選択して走行を再開する様子を示す図である。
走行中に障害物を検知すると、移動ロボット10は速度を落としつつ、一旦停止し、障害物があることをロボット管理システム20に報告し、ウインカ121及び122を点滅させ、待機状態に入る。
ここで、図12に示すように、ユーザ(作業者)がバンパ130に接触するか、あるいは、側面からロボットのレーザ距離センサBL(図14又は15等参照)に近接する(手をかざす等)ことにより、バンパセンサL(図2参照)、あるいは、レーザ距離センサ(BL)がそれを検出する。ここでは、この動作により、作業者が移動ロボット10に右側に90°旋回して、その方向から発進して、目標地点Gまで走行することを指示したことを意味するものとする。
これらのいずれかのセンサの検出により、図13に示すように、移動ロボット10は右に90°旋回するとともに、その停止していた地点から目標地点Gまでの新しい走行経路を決定し、前方に障害物がないことを確認した後、図10のステップS43(位置同定処理)からの処理と同様の方法により、走行を再度開始する。
このような処理方法を採用することにより、ロボットを操作する作業者の使い勝手を大幅に向上することができる。
なお、図12のような状態において、旧走行経路の進行方向と反対側のバンパセンサB(図2参照)に作業者が接触したときには、移動ロボットは反転して、旧走行経路を他の経路との分岐点まで引き返し、そこから新たな走行経路で、目標地点Gまで走行するようにしても良い。このような処理を行うことにより、行き止まりの場所で作業者は手前側からロボットに接触することで、指示を与えることができるので、操作しやすいという利点がある。
(5)実施形態のまとめ
移動ロボットが待機状態にあり、かつ、レーザ距離センサその所定距離内(障害物を検知する距離よりも短い距離内)に走行開始指示としての物体(例えば、センサにかざした手)を検知したときに、移動ロボットを進行方向に移動させる。より具体的には、レーザ距離センサが移動ロボットの進行方向と異なる方向(後ろ方向から)に手をかざしたときに、進行方向に移動ロボットが走行開始する。このようにすることにより、荷物を搭載して待機状態になった移動ロボットを簡単に発進させることができる。
また、レーザ距離センサが進行方向に物体を検知した場合や、バンパセンサが物体の接触を検知した場合には、移動ロボットが停止するように制御させる。その後、レーザ距離センサやバンパセンサが停止原因となった物体がなく、かつ、進行方向とは異なる方向に別の物体(例えば、センサにかざした手)があることをレーザ距離センサが検知した場合に、移動ロボットを進行方向に再発進させる。このようにすることにより、安全性を確保しつつ、移動ロボットの再発進制御を容易にすることが可能となる。
さらに、レーザ距離センサが移動ロボットの進行方向に物体(障害物)があることを所定時間以上検知した後、進行方向と異なる方向に別の物体(かざした手)を検知したとき、進行方向とは異なる方向に移動ロボットを移動させる(方向転換させる)。また、この際、進行方向に進行して予め指定された目的地まで行く経路から、最初の進行方向とは異なる方向に進行して目的地まで行く経路に変更し、当該変更後の経路に従って移動ロボットを自律走行させる。このようにすることにより、簡単に経路変更をすることができると共に、環境変化に柔軟に対応することができるようになる。
さらに、移動ロボットは、さらに、移動ロボットの状態を報知する報知機能を備えている。このとき、レーザ距離センサが後ろ方向(進行方向とは異なる方向)に物体を検知したことを報知した後、所定時間内に後ろ方向(進行方向とは異なる方向)に物体がないことを検知したときのみ、移動ロボットを走行開始させる。このようにすることにより、移動ロボットを対話的に制御することができ、作業者からの指示を誤って認識するという可能性が低くなる。
10・・・移動ロボット
20・・・ロボット管理システム
30・・・荷物
100・・・走行制御部
101・・・走行経路決定部
102・・・走行開始判定部
103・・・位置同定部
104・・・目標設定部
105・・・移動制御部
106・・・目標到達判定部
111・・・レーザ距離センサ
112・・・レーザ距離センサ
120・・・本体部
121・・・ウインカ
122・・・ウインカ
130・・・バンパ
131・・・バンパセンサ
132・・・バンパセンサ
140・・・荷物台
141・・・荷物検出センサ
142・・・荷物検出センサ
150・・・移動機構
160・・・通信装置
201・・・通信装置

Claims (6)

  1. 移動ロボットの本体を移動する移動機構と、少なくとも2方向において前記移動機構に接近する物体を非接触で検知するレーザ距離センサを含む近接センサと、当該近接センサの信号により前記移動機構を制御する制御部と、を備え、
    前記移動ロボットが待機状態にあり、かつ、前記近接センサが前記移動ロボットの進行方向(第1の方向)と異なる方向(第2の方向)において、前記移動ロボットから前記第1の方向にある第1の物体までの距離よりも短い所定距離範囲内で前記第1の物体とは別の第2の物体を検知したときに、前記制御部は所定の走行経路に基づく目標地点までの自律走行の指示があったと判断し、進行方向に前記移動機構を移動させる制御を開始することを特徴とする移動ロボット。
  2. 請求項1において、
    前記第2の方向で前記所定距離範囲内に前記第2の物体があることをバンパセンサにより検知することを特徴とする移動ロボット。
  3. 請求項1において、
    前記近接センサが前記第1の方向の第1の物体を検知し、その検知に応じて前記制御部が前記移動機構を制御して前記移動ロボットを停止させることにより前記待機状態になった後に、前記近接センサが前記第1の方向に前記第1の物体がなく、かつ、前記第1の方向と異なる第2の方向に前記第2の物体があることを検知した場合に、前記制御部が前記移動機構を移動させる制御を開始することを特徴とする移動ロボット。
  4. 請求項1において、
    前記近接センサが前記移動ロボットの進行方向(第1の方向)に前記第1の物体があることを所定時間以上検知することにより前記待機状態になった後、進行方向と異なる方向(第2の方向)に前記第1の物体とは別の前記第2の物体を検知したとき、前記制御部は前記移動機構を制御し、前記第1の方向とは異なる方向に前記移動ロボットを移動させる制御を開始することを特徴とする移動ロボット。
  5. 請求項1または2において、
    さらに、前記移動ロボットの状態を報知する報知機能を備え、
    前記近接センサが前記第2の方向に前記第2の物体を検知したことを報知した後、所定時間内に前記第2の方向に前記第2の物体がないことを検知したときのみ、前記制御部が進行方向に前記移動機構を移動させる制御を開始することを特徴とする移動ロボット。
  6. 請求項4において、
    前記制御部は、前記第1の方向に進行して予め指定された目的地まで行く経路から前記第1の方向とは異なる方向(第2の方向)に進行して前記目的地まで行く経路に変更し、当該変更後の経路に従って前記移動機構を制御し、前記移動ロボットを自律走行させることを特徴とする移動ロボット。
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