JP5544541B2 - ネットワーク機器監視モニタ装置 - Google Patents

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本発明は、ネットワークやネットワークに接続された通信機器の状態を監視するために使用されるネットワーク機器監視モニタ装置に関する。
ネットワークに接続された中継器、増幅器、その他の通信機器の動作状態は、ネットワークに接続される機器や通信負荷の状態が変化すると、それに応じて変化する。従って、使用されているネットワークと各通信機器が期待された性能を発揮して正常に動作しているかどうかを監視することが、通信事業者やネットワークの利用者にとって重要な業務になっている。このための通信機器の監視システムが多種開発されている(特許文献1参照)。
特開2006−197204号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
従来、ネットワークに接続された通信機器の監視は、同じくネットワークに接続された監視サーバによって行われていた。監視サーバに搭載された監視プログラムは、各通信機器を個別にアクセスし、監視対象情報を取得する。取得された監視対象情報は、専任のオペレータがその出力を分析して、結果を報告書にまとめる。しかしながら、通信機器毎に設けられる監視サーバや監視プログラムは、それぞれ専用品である。また、取得した監視対象情報の解析オペレータの人件費も高額になる。
また、自動的に通信障害を検出したり、その障害解析用データを収集する装置も知られている。しかし、通信障害を発生し、通信障害を検出する機能も不調な機器は、障害解析用データの収集ができない。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、ネットワークに接続された通信機器の監視対象情報を簡便に収集し解析してオペレータの負担を軽減し、ネットワークや通信機器の管理コストの削減を可能にするネットワーク機器監視モニタ装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
監視対象通信機器の接続されたネットワークに接続されるネットワークインタフェースと、前記監視対象通信機器から監視対象情報を取得して所定の処理を実行する演算処理装置と、取得した監視対象情報を含む制御用情報を記憶する内部記憶装置と、前記演算処理装置による演算処理の結果を表示するディスプレイと、監視対象通信機器を識別する識別情報と、監視項目と、監視対象情報の解析と判定に使用する解析判定情報とを含む監視制御情報を記憶した外部記憶装置を接続するメモリインタフェースと、監視動作を指定する情報の入力を受け付ける入出力インタフェースとを備え、前記演算処理装置は、前記入出力インタフェースを通じて受け付けた監視動作指定情報に従って、前記外部記憶装置に記憶された識別情報を読み取って、該当する監視対象通信機器から、前記監視項目により指定された監視対象情報を取得する情報取得手段と、前記外部記憶装置に記憶された解析判定情報を読み取って、取得した監視対象情報を解析する情報解析手段と、前記情報解析手段の解析結果を前記ディスプレイに表示する表示制御手段を含むことを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成2〉
構成1に記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記入出力インタフェースには、前記メモリインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶された監視制御情報が、前記ディスプレイに表示されたとき、その内容を選択し変更できる操作キーが接続されていることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成3〉
構成2に記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記監視制御情報に含まれたアラーム閾値とアラームを解除する解除閾値とが前記ディスプレイに表示されたとき、その内容を選択し変更できる操作キーが接続されていることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成4〉
構成1乃至3のいずれかに記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記メモリインタフェースには、前記監視対象情報の一部または全部を蓄積する記憶媒体が装着されることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成5〉
構成1乃至4のいずれかに記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記表示制御手段は前記ディスプレイに対して、スクロール表示できるイベントログ情報を表示することを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成6〉
構成1乃至5のいずれかに記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記表示制御手段は、アラーム発生時に、前記ディスプレイに表示された画面の背景全体を警報色で点滅させることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成7〉
構成1乃至6のいずれかに記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記情報取得手段は、前記監視対象通信機器からMIB(management information base)を含む通信制御情報を収集し、MIBを収集できない前記監視対象通信機器に対して、PING(Packed Internet Gopher)コマンドを送出して応答情報を収集し、前記収集した通信制御情報と応答情報に対して収集時刻情報を付加して記憶装置に記憶させることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成8〉
構成7に記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、ネットワークを転送される一定量のデータを読み取って内蔵する記憶装置に記憶する機能を有するLANアナライザが、前記監視対象通信機器を含むネットワークに接続されているとき、前記情報解析手段は、ネットワーク上のある機器から収集した情報と別の機器から収集した情報とを比較して,予め設定した一定の状態が発生したときに、前記LANアナライザに対して、前記記憶装置に新たなデータを記憶してデータを更新する動作を禁止する制御信号を発生させることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成9〉
構成7に記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、ネットワークを転送される一定量のデータを読み取って内蔵する記憶装置に記憶する機能を有するLANアナライザが、前記監視対象通信機器を含むネットワークに接続されているとき、前記情報解析手段は、ネットワーク上のいずれかの機器から収集した情報に含まれた特定のパラメータに閾値を設けて、そのパラメータが閾値を越えたときに、前記LANアナライザに対して、前記記憶装置に新たなデータを記憶してデータを更新する動作を禁止する制御信号を発生させることを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成10〉
構成1乃至9のいずれかに記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、前記情報取得手段は、情報を一括してし収集する複数の監視対象領域を設定し、各監視対象領域毎に情報収集条件を示す前記監視制御情報を記憶しておき、情報取得手段を起動するときに、監視制御情報を選択して、該当する監視対象領域から監視対象情報を収集することを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
〈構成1〜6の効果〉
外部記憶装置に、監視対象通信機器を識別する識別情報と、監視項目と、解析判定情報とを記憶させておくので、装置本体はどのネットワーク通信機器も監視対象通信機器に設定できる汎用性の高いものにすることができる。
〈構成7の効果〉
MIBを収集できない監視対象通信機器からも、ネットワーク障害の監視に必要な情報を自動的に収集できる。
〈構成8の効果〉
ネットワークに接続された複数の監視対象通信機器を同時に監視するから、ある機器から収集した情報と別の機器から収集した情報とを比較して、予め設定した一定の状態(障害の発生あるいは、危険な状態)を検出して、対処することができる。
〈構成9の効果〉
いずれかの機器から収集した情報に含まれた特定のパラメータに閾値を設けて、そのパラメータが閾値を越えたときを検出するから、障害が発生する予備的な現象を検出することもできる。
〈構成10の効果〉
情報取得手段を起動するときに読み込まれるiniファイルを複数設けて、選択してから起動できる。従って、環境の異なるネットワーク機器群を.同じ装置で、装置監視することができる。
実施例1のネットワーク機器監視モニタ装置を示すブロック図である。 ネットワーク機器監視モニタ装置の外観斜視図である。 解析判定結果の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。 解析判定結果の別の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。 監視モニタ装置の別の実施例を示す斜視図である。 解析判定結果のさらに別の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。 MIB収集動作の説明図である。 監視対象ネットワークの全体図である。
本発明のネットワーク機器監視モニタ装置は、ネットワーク自体やネットワークに接続された通信機器の状態を監視する装置である。このモニタ装置で監視をする通信機器は、同軸ケーブル線路、光ケーブル線路等を構成する伝送路の中継器、増幅器、その他の通信機器である。通信機器が正常に動作しているかどうか、トラフィックは適切か等の状態を監視して、これらの監視対象情報を取得する。監視対象情報を取得する方法には、監視対象情報が記憶された特定のメモリアドレスをアクセスする方法、リクエストとレスポンスにより通信を行って監視対象情報を取得する方法、機器側に送信機を設けておき、監視対象情報が発生したときに通知を受ける方法等がある。本発明では、主として監視対象情報が記憶された特定のメモリアドレスをアクセスする方法で、監視対象情報を取得する。取得した監視対象情報を解析し通信機器の状態を判定するには通信機器固有の処理が必要になる。本発明では、このために使用する解析判定情報を主として外部記憶装置から取得する。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1のネットワーク機器監視モニタ装置10を示すブロック図である。また、図2はその外観斜視図である。
この監視モニタ装置10は、IPネットワーク16に接続されて使用される。監視対象通信機器14は、IPネットワーク16に接続されている。監視モニタ装置10には、IPネットワーク16に接続されるネットワークインタフェース18が設けられている。また、監視モニタ装置10の内部には、内部記憶装置24と演算処理装置22とが設けられている。さらに、ディスプレイ26や操作キー27を接続するための入出力インタフェース40や外部記憶装置36を接続するためのメモリインタフェース38が設けられている。
演算処理装置22は、監視対象通信機器14から監視対象情報20を取得して所定の処理を実行する。このために、演算処理装置22は、情報取得手段44と、情報解析手段46と、表示制御手段48とを備える。これらはいずれも、演算処理装置22に組み込まれた図示しないCPU(中央処理装置)により実行されるコンピュータプログラムである。
情報取得手段44は、入出力インタフェース40を通じて受け付けた監視動作指定情報42に従って、外部記憶装置36に記憶された識別情報28を読み取って、該当する監視対象通信機器14から、前記監視項目30により指定された監視対象情報20を取得する機能を持つ。監視動作指定情報42は、監視対象通信機器や監視動作時期等を指定する情報で、予め内部記憶装置24に記憶される。これは、例えば、操作キー27を用いて入力される。
識別情報は監視対象通信機器14のIDや監視対象情報20を格納したメモリアドレス等を示すデータである。監視対象情報20は、監視対象通信機器14側で自動的に生成して、機器側の記憶装置に記憶される。監視項目30の指定に従って監視対象情報20が取得されるが、監視対象情報20を無条件に一括して取得しても構わない。取得した監視対象情報20は内部記憶装置24に記憶される。
情報解析手段46は、外部記憶装置36に記憶された解析判定情報32を読み取って、取得した監視対象情報20を解析する機能を持つ。解析判定結果43は内部記憶装置24に記憶される。表示制御手段48は、情報解析手段46の生成した解析判定結果43をディスプレイ26に表示する機能を持つ。
外部記憶装置36には、上記の識別情報28と、監視項目30と、解析判定情報32と、その他の情報33が記憶されている。その他の情報33は、監視モニタ装置10を制御するための任意のデータを含む。このように、外部記憶装置36に、監視対象通信機器14を識別する識別情報28と、監視項目30と、解析判定情報32とを記憶させておくので、装置本体はどのネットワーク通信機器も監視対象通信機器14に設定できる汎用性の高いものにすることができる。
また、図2に示すように、装置本体のディスプレイ26を設けた面には、操作キー27を設けた。また、側面に、ネットワークインタフェース18やメモリインタフェース38を設けた。この装置は全体としてコンパクトに構成できるので、監視対象通信機器14に併設したり、狭いスペースに格納することができ、低コストで提供できる。また、自動監視中に監視対象通信機器14で輻輳状態が発生したことを管理者に知らせるために、IPネットワーク16に回転灯17を接続しておくとよい。ランプを点灯させるだけでなく、ブザーを鳴らすようにするのもよい。
なお、演算処理を高速化するため、外部記憶装置36に記憶された監視制御情報34は、内部記憶装置24に取り込んでから利用するようにしてもよい。その状態を図の内部記憶装置24内の破線で示した。また、監視対象通信機器14から取得した監視対象情報20を別のコンピュータで解析したり、保存したりするために、外部記憶装置36内に転送するようにしてもよい。このとき、監視対象情報20には、取得した時刻を示すタイムスタンプを一体化して記憶させるとよい。
図3は、解析判定結果の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。
図のように、監視項目30により指定された監視解析結果が、表示項目リストとして表示されている。また、例えば、各監視項目で、アラームを発生させる必要があるものについて、その閾値を表示している。この閾値は、解析判定情報32に含まれる。なお、例えば、操作キー27を操作して閾値を変更することもできる。操作キー27を操作して、外部記憶装置36に記憶された監視制御情報の内容を変更できれば、必要に応じて監視制御情報を最適化し、その後は、自動的に監視処理が実行される。
例えば、回線速度、回線オーバーヘッド、パケットロス、パケット誤順序、ジッタ等について、それぞれ警報を発するための閾値を設けておく。閾値を越えたときには、マーク点滅等の警報表示を行なう。例えば、パケットロスについては、評価時間間隔が「1分/10分/1時間」という選択表示をして、管理者が操作キー27を操作し、いずれかを選択する。また、運用モードを平均値か1時間毎に更新するかの選択を要求する。各官項目毎に、このようにして監視動作指定情報42が設定される。
以上のようにして、映像伝送等に使用しているIPネットワーク16の伝送品質を継続的にモニタリングして、伝送品質を確保することができる。RTP(Real time transport protocol)やFEC(Foward error collection)といった機能を利用して蓄えられた監視対象情報20を収集して解析し、閾値の調整により監視機能を最適化することもできる。
図4は、解析判定結果の別の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。
この例では、図3の画面にさらに解除閾値を追加表示している。ある閾値を越えて警報が表示されたとき、その閾値以下に戻ると警報が消える。閾値の近傍で値が変動していると、警報が頻繁に点滅を繰り返すチャタリングという現象が起きる。解除閾値を追加して、警報が消える場合の閾値をアラーム閾値より低くしておくと、安全な状態に戻ったときに警報が消える。この場合の解除閾値についても、ネットワークの状態や機器の種類により異なる。予め監視制御情報34で設計値を決めておけば、自動的に適値に設定される。さらに管理者が操作キー27を使用して最適化をすることもできる。
図5は監視モニタ装置10の別の実施例を示す斜視図である。
この図の例では、ネットワーク機器監視モニタ装置10のメモリインタフェース38にフラッシュメモリ等の記憶媒体39を装着する。この記憶媒体39に、例えば、監視モニタ装置10のOS(オペレーティングシステム)と、図1に示した内部記憶装置に記憶したデータとを記憶させるようにすることもできる。これにより、監視モニタ装置10の本体部分をハードウエアのみで構成して、生産性を高めることができる。
図6は、解析判定結果のさらに別の表示画面例を示すディスプレイの平面図である。
この図の例では、回線の状態(ステータス)とともに、イベントログ情報を表示している。イベントログ情報には、監視対象通信機器14で発生している様々な現象が時系列で表示されている。これをスクロール表示させるようにすれば、さらに詳細な状態監視と解析ができる。また、解析判定情報32を利用して情報を見やすい形で加工すると、図5に示した属性情報50を表示することもできる。
なお、監視モニタ装置10は、個別に監視対象通信機器14に接続されて個別にその状態を自動監視する。そのイベントログ情報を解析すると、監視対象通信機器14自体の動作状態だけでなく、その前後に接続されたネットワークや他の通信機器の状態も予測でき、様々な状態に対応できる。また、先の実施例では、輻輳状態が発生したような場合に、回転灯を動作させたが、例えば、表示制御手段48(図1)が、アラーム発生通知のために、ディスプレイ26に表示された画面の背景全体を赤色や黄色に点滅させるようにしてもよい。文字や記号の高輝度点滅表示よりも、離れた場所からよく見える。黄色は警戒レベル、赤色は即時対応が必要というように、警報色を定めておくと良い。
外部記憶装置36に記憶させた監視制御情報34を、専門の技術者が監視対象通信機器14の種類に応じて詳細に具体的に設定しておくと、任意の監視対象通信機器14から汎用的な手法で取得した監視対象情報20を最適な条件で解析し、必要な判定結果を得ることができる。
以上説明したネットワーク機器監視モニタ装置は、ネットワークの任意の場所に接続して使用することができる。また、この装置は、ネットワークに接続されたネットワーク機器を指定しておくと、これと通信をする機能を備えている。ネットワーク機器には、MIB(management information base)を表示する機能を持つものがある。MIBは、該当するネットワーク機器で観測されたIPパケットロス、IPパケット誤順序、IPパケットジッタ、IPパケット再生、IPパケット不再生、ASI回線速度、ASI回線エラー等の通信制御情報である。
図7は、MIB収集動作の説明図である。
この図において、ネットワーク機器監視モニタ装置10は、該当するネットワーク機器52と通信をして、MIB54を収集する。即ち、収集される監視対象情報20(図1)をMIBとする。ネットワーク上の複数の機器から収集されたMIB54を比較解析すると、ネットワーク機器52を経由して伝送されるデータの状態と、各ネットワーク機器52が正常に動作しているかどうかという、ネットワーク機器52自体の機能を診断できる。この図中、IPスイッチ56もネットワーク機器に該当するが、ここでは、他のネットワーク機器についてだけ説明をする。
なお、図7のネットワークでは、IPスイッチ56を介して、MIBを表示する機能を持たないネットワーク機器53が接続さている。ネットワーク上にそのような機器が混在すると、ネットワーク全体の診断を正確にすることができない。そこで、MIBを収集できないネットワーク機器53に対して、上記のネットワーク機器監視モニタ装置は、PING(Packed Internet Gopher)コマンド(パケット到達確認要求)を送出する。PINGコマンドに対する応答を解析すると、そのネットワーク機器53の接続状態を知ることができる。ネットワークの時系列的な診断のために、PINGコマンドで返された応答情報に対して、タイムスタンプを付けて、保存する。即ち、情報取得手段44(図1)は、上記のMIB等の通信制御情報やPINGコマンドの応答情報に対して、収集時刻情報(タイムスタンプ)を付加して監視対象情報20を生成し、記憶装置24(図1)に記憶させておく。これにより、例えば、一定時間毎のネットワーク機器の状態情報を記憶装置に記録することができる。
GETコマンドを送出すると、ネットワーク機器の固有の識別情報を自動的に取得できる。この処理は、情報取得手段44(図1)が実行するとよい。MIBの収集には、オブジェクトIDの他に、ネットワーク機器に付与された固有のインデックス(識別情報)を付加しなければならない場合がある。GETコマンドでこの情報を収集して、監視対象のネットワーク機器との通信を確立することができる。
図8は、監視対象ネットワークの全体図である。
図では、拠点Aと拠点Bとが、IPネットワーク16により接続されている。拠点Aには、IPスイッチ56とネットワーク機器52(ルーター)とが設けられている。拠点Bにも、同様に、IPスイッチ56とネットワーク機器52とが設けられている。これらの通信機器と、IPネットワーク16とが、ネットワーク機器監視モニタ装置10の監視対象とされている。また、このネットワーク上で障害を検出したときに、その障害の原因を確認するために、LANアナライザ58を設けている。
図に示すように、ネットワーク上にLANアナライザ58を接続すると、ネットワークを転送されるデータを読み取って解析して、異常信号の検出等が可能になる。LANアナライザ58は、ネットワークを転送される一定量のデータを読み取って、内蔵する記憶装置に記憶して保持する。記憶装置の記憶容量分だけデータを保持し、その後は古いデータ上に新しいデータを上書きして、一定量のデータを保持する動作を継続する。そして、例えば、なんらかの障害を検出したときには、記憶装置に保持されたデータを取り出して解析することができる。
既知のネットワーク機器には、通信障害を検出すると、サーバ等に対して障害発生通知(SNMPトラップ)を送信する機能を持つものがある。LANアナライザ58は、この障害発生通知を傍受して検出し、新しいデータを記憶装置に上書きする動作を停止する。これで、障害発生原因の解析に利用するデータが、記憶装置に保持されたままになる。障害発生通知の発生機能を持たない機器では、この制御ができない。また、障害発生通知の発生タイミングが遅れたり、障害発生通知の検出が遅れると正常に処理ができない。
この実施例の装置10は、監視対象となっているネットワーク上の全てのネットワーク機器の異常を検出する。これは、先に説明したMIB収集やPINGコマンドの送出による。そして、なんらかの異常を検出すると、LANアナライザ58に対して、直接、記録データの更新を禁止するコマンドやトラップ信号等の制御信号を送信する。これにより、障害発生通知機能を持たない機器の代わりに、確実に、迅速にLANアナライザと同期をとって、障害検出情報の収集をすることができる。異常の検出から最短時間でデータ上書き動作を停止できる。
各ネットワーク機器に障害発生通知機能があったとしても、それは、その機器単独で取得できる情報のみを根拠にする。しかしながら、この実施例のネットワーク機器監視モニタ装置10は、ネットワーク全体を一括して監視するので、ネットワーク上の全ての機器の送受信するデータを比較して障害の有無を検出できるから、より精度の高い障害検出ができる。
即ち、ネットワーク機器監視モニタ装置10の情報解析手段46(図1)は、ネットワーク上のあるネットワーク機器のMIBと別のネットワーク機器のMIBとを比較して予め設定した一定の状態が発生したときに、記録データの更新を禁止する制御信号を発生させることができる。機器毎に個別に障害発生のおそれのある状態を設定して、障害を予防できる。さらに、記録データの更新を禁止するコマンドの発生条件を自由に設定できる。特定のパラメータに閾値を設けてそのレベル変動を監視することもできる。即ち、パラメータが閾値を越えたときは記録データの更新を禁止する。従って、従来は障害として検出されなかった状態でも、LANアナライザの取得した情報を解析でき、障害発生の予告も可能にする。
なお、図8のように、監視対象となる拠点Aのローカルネットワークと、拠点Bのローカルネットワークとが、広域ネットワーク(IPネットワーク16)を介して接続されている場合に、拠点Aは、監視対象機器群aを含み、拠点Bは、監視対象機器群bを含むものとする。このような場合に、ネットワーク機器監視モニタ装置10は、監視対象機器群aとbの両方を同時に遠隔監視できる。そのとき、監視対象機器群aを監視する場合と監視対象機器群bを監視する場合とでは、情報の収集手順やMIBの収集先等が異なる。
そこで、装置10の記憶装置には、起動時に自動的に立ち上げる監視プログラムのiniファイルを複数記憶させておく。そして、これらのiniファイルを、情報取得手段44(図1)のプログラム立ち上げ時に選択させるプログラムを設ける。即ち、監視対象情報を収集する複数の監視対象領域を設定し、各監視対象領域毎に情報収集条件を示す監視制御情報34(図1)を記憶しておく。き、情報取得手段44を起動するときに、監視制御情報44を選択して、該当する監視対象領域から監視対象情報を収集する。これで、例えば、それぞれ性質の異なるローカルエリアネットワーク毎にデータを収集し、それらをまとめて監視対象にすることができる。
10 ネットワーク機器監視モニタ装置
14 監視対象通信機器
16 IPネットワーク
17 回転灯
18 ネットワークインタフェース
20 監視対象情報
22 演算処理装置
24 内部記憶装置
26 ディスプレイ
27 操作キー
28 識別情報
30 監視項目
32 解析判定情報
34 監視制御情報
36 外部記憶装置
38 メモリインタフェース
39 記憶媒体
40 入出力インタフェース
42 監視動作指定情報
43 解析判定結果
44 情報取得手段
46 情報解析手段
48 表示制御手段
52 ネットワーク機器
53 ネットワーク機器
54 MIB
56 IPスイッチ
58 LANアナライザ
60 映像系端末

Claims (2)

  1. 監視対象通信機器の接続されたネットワークに接続されるネットワークインタフェースと、前記監視対象通信機器から監視対象情報を取得して所定の処理を実行する演算処理装置と、取得した監視対象情報を含む制御用情報を記憶する内部記憶装置と、前記演算処理装置による演算処理の結果を表示するディスプレイと、監視対象通信機器を識別してその監視対象情報を格納したメモリアドレスを示すデータを含む識別情報と、監視項目と、監視対象情報の解析と判定に使用する解析判定情報とを含む監視制御情報を記憶した外部記憶装置を接続するメモリインタフェースと、監視動作を指定する情報の入力を受け付ける入出力インタフェースとを備え、
    前記演算処理装置は、前記入出力インタフェースを通じて受け付けた監視動作指定情報に従って、前記外部記憶装置に記憶された識別情報を読み取って、該当する監視対象通信機器から、前記監視項目により指定された監視対象情報を取得する情報取得手段と、前記外部記憶装置に記憶された解析判定情報を読み取って、取得した監視対象情報を解析する情報解析手段と、前記情報解析手段の解析結果を前記ディスプレイに表示する表示制御手段を含み、
    前記入出力インタフェースには、前記メモリインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶された監視制御情報が、前記ディスプレイに表示されたとき、その内容を選択し変更できる操作キーが接続されており、
    前記監視制御情報に含まれて、アラーム閾値と、アラームを解除する解除閾値とが前記ディスプレイに表示されたとき、その内容を選択し変更できる操作キーが接続されており、上記解除閾値は、上記アラーム閾値を越えて警報が発せられた後、警報を消すためにアラーム閾値よりも低くしてあり、
    前記表示制御手段は前記ディスプレイに対して、イベントログ情報を表示する処理を実行し、かつ、アラーム発生時に、前記ディスプレイに表示された画面の背景全体を警報色で点滅させる処理を実行し、
    前記情報取得手段は、ネットワークに接続された前記監視対象通信機器の監視対象情報が記憶された特定のメモリアドレスをアクセスして、監視対象であるMIB(management information base)を含む通信制御情報を収集し、MIBを収集できない前記監視対象通信機器に対して、PING(Packed Internet Gopher)コマンドを送出して応答情報を収集し、前記収集した通信制御情報と応答情報に対して収集時刻情報を付加して記憶装置に記憶させる処理を実行し、
    前記情報解析手段は、ネットワーク上の複数の機器から収集されたMIBを比較して、ネットワーク機器を経由して伝送されるデータの状態と、各ネットワーク機器が正常に動作しているかどうかというネットワーク機器自体の機能を診断して、予め設定した一定の状態が発生したときに障害の発生あるいは危険な状態を検出する処理を実行し、
    ネットワークを転送される一定量のデータを読み取って内蔵する記憶装置に記憶する機能を有するLANアナライザが、前記監視対象通信機器を含むネットワークに接続されているとき、
    前記情報解析手段は、ネットワーク上のある機器から収集した情報と別の機器から収集した情報とを比較して,予め設定した一定の状態が発生したときに、前記LANアナライザに対して、前記記憶装置に新たなデータを記憶してデータを更新する動作を禁止する制御信号を発生させる処理を実行し、かつ、ネットワーク上のいずれかの機器から収集した情報に含まれた特定のパラメータに閾値を設けて、そのパラメータが閾値を越えたときに、前記LANアナライザに対して、前記記憶装置に新たなデータを記憶してデータを更新する動作を禁止する制御信号を発生させる処理を実行することを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク機器監視モニタ装置において、
    前記情報取得手段は、監視対象情報を収集する複数の監視対象領域を設定し、各監視対象領域毎に情報収集条件を示す前記監視制御情報を記憶しておき、情報取得手段を起動するときに、前記監視制御情報を選択して、該当する監視対象領域から前記監視対象情報を収集することを特徴とするネットワーク機器監視モニタ装置。
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