JP5544123B2 - ヘリコプター回転翼 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘリコプター回転翼に関する。
ヘリコプターは、胴体部と、該胴体部の中央部の頂上に取り付けられた主回転翼と、該主回転翼によって前記胴体部に伝達されたトルクを相殺する反トルク尾部回転翼とを備えていることを知られている。
また、いわゆるティータリング形式、又はシーソー形式の反トルク尾部回転翼が知られており、該反トルク尾部回転翼は実質的に、主回転翼の第二回転軸と交差する第一回転軸周りを回転するドライブシャフトと、前記第一軸周りに角度を付けて一体とされた前記ドライブシャフトに機能的に連結され、且つ前記第一軸に垂直な第三軸周りを前記ドライブシャフトの周りで自由振動するハブと、前記ドライブシャフトの対向する両側の前記ハブから突出している多数のブレードとを備えている。
より具体的には、前記ブレードは、第三軸周りにおいてハブと角度を付けて一体化されており、第一及び第三軸に交差する、各々の第四軸周りにおいてハブの周りを回転でき、各々の第四軸に沿って長手方向に延在している。
したがって、ハブは、ブレードを第一軸周りに回転させ、且つブレードが外部制御によって各々の第四軸周りに回転することを可能とし、気流に対して各々の迎え角を調整する。
また、ハブは、ブレードを”はためかせる(flap)”ために、前記ブレードが、第三軸周りを互いに一体的に振動することを可能にしている。
また、既知のシーソー形式の回転翼はハブに対してブレードを支持する支持手段を備えており、より具体的には、該支持手段は、ブレードが各々の第四軸に沿ってハブ周りを回転することを可能にしている。
シーソー形式の回転翼は、殆ど構成部品を有さないという点において、ヘリコプターに特に有利である。
磨耗を最小化し、高い信頼性を保証するように設計されたシーソー形式の反トルク尾部回転翼の必要性が、産業界内において認められている。
また、産業界において、少なくとも事前に決められた周波数範囲を越えたブレードの回転によって発生した振動及び騒音の、ハブ、すなわち胴体部への伝達を低減する必要性が認められている。
少なくとも一つの上記要求を、安価に、且つ容易に達成するように設計された、ヘリコプター回転翼を提供することが本発明の目的である。
本発明によれば、請求項1において記載されたようなヘリコプター回転翼が提供されている。
本発明のそれに限定されことのない好適な実施形態が、添付図を参照しながら実例として記載されている。
本発明に係る二つのブレード付き反トルク尾部回転翼を備えているヘリコプターの斜視図である。 図1の回転翼の斜視図である。 明確にするために部品が取り外された状態において、図1及び図2の回転翼を組み立てる段階を示す図である。 ブレードが延在している長手方向に平行な平面における図1〜3の回転翼の断面図である。 図4の詳細を拡大縮尺にて示す図である。
図1における符号1は、ノーズ部5を有する胴体部2と、胴体部2の頂上に取り付けられ、且つ軸A周りを回転する主回転翼3と、ノーズ部5の反対側端部において胴体部2から突出しているフィン部に取り付けられた反トルク尾部回転翼4とを実質的に備えているヘリコプターを示している。
より具体的には、主回転翼3が、ヘリコプター1を上昇させ、且つ前進させるために必要な揚力と推進力とをヘリコプター1に提供する一方で、回転翼4は、胴体部2に復元トルクを生成するフィン部に力を加えて主回転翼3によって胴体部2に加えられたトルクとの平衡を保ち、その他の点では回転翼4は、軸A周りに胴体部2を回転させることを意図している。
回転翼4はティータリング形式、又はシーソー形式であり、
−主回転翼3の回転軸Aに交差する軸B周りに回転するドライブシャフト10(図2にだけ概略的に記載される)と、
−シャフト10に対して軸B周りに角度を付けて固定され、且つ軸Bに直角に交わる軸Cの周りにおいてシャフト10にヒンジで動くように取り付けられたハブ11と、
−軸Bの対向する両側にハブ11から突出し、軸B及びCの周りにハブ11に角度を付けて固定され、外部制御によって各々の軸D周りをハブ11に対して回転することができ、よって気流に対して各々の迎え角を調整する二つのブレード12と、
を実質的に備えている(図2〜5)。より具体的には、ブレード12は、各々の軸Dに沿って延在しており、該軸Dは、記載された実施例において、軸Bと交差する同一線に沿って位置している。
また、図4に示されたように、回転翼4は、軸Cに沿って延在するとともに、軸B周りにシャフト10と一体的に回転する部材13を備えている。より具体的には、部材13は、軸Bの対向する両側に配置された二つの端部80と、これら端部80の間に設けられた中心部81とを備えている。中心部81は、軸Bに対して半径方向内側にシャフト10によって係合された座部を規定し、且つ軸Bに対して半径方向外側に、軸Bに沿って配置された同一中心を有する二つの球状表面82によって境界をつけられている。
ハブ11は、
−軸Dに沿って延在し、ブレード12が、軸Bの対向する反対側において連結される梁15と、
−軸Cに平行に延在し、軸C周りに回転するように、また軸B周りに角度を付けて固定されるように、部材13並びにシャフト10に取り付けられた横材16と、
を実質的に備えている。
横材16は、各々の表面82を取り囲む二つの球状表面83を規定し、表面82、83は、軸Bと軸Cとの交点に位置する同一の中心をそれぞれ有し、横材16は、梁15に対して傾斜している。
横材16及び部材13の連結は、ブレード12を”はためかせる(flap)”ように、ブレード12が、軸C周りを互いに一体的に、及びシャフト10に対して振動することを可能にし、より具体的には、気流に対するブレード12の異なる相対速度によってもたらされた、ブレード12上の異なる空力的な負荷を相殺するのを可能にする。
横材16は、一体的に、且つ梁15よりも短い長さに形成されている。
梁15は、軸Bが貫通して延在している本体部18と、軸Bに対して本体部18の半径方向対向する両端部に二つの円筒状突起19とを実質的に備えている。
より具体的には、本体部18は、軸Bから対向する両突起19に向かって厚さが減少し、突起19は、軸Dに交差する本体部18の厚さよりも小さな直径を有している。
また、図4及び図5を参照すると、梁15は二つの肩部20を備えており、該各々の肩部20は、対応する軸D周りに環状的に延在するとともに対応する軸Dに垂直な壁部によって規定され、本体部18と各々の突起19との間に設けられている。
ハブ11は、対応する軸Dに対して対称的な二つの環状カラー21を備えている。各々のカラー21は、軸Bから離れる方へ、肩部20から延在している対応する突起19の一部と共働し、且つ取り囲む部位22、及び軸Bに向かう方へ、肩部20から延在している本体部18の一部と共働し、且つ取り囲む部位23を備えている。
より具体的には、カラー21は管状であり、カラー21の部位22は、各々の部位23よりも小さな直径を有している。
また、各々のカラー21は肩部25(図5参照)を備えており、該肩部25は、対応する軸D周りに環状に延在しており、対応する部位22、23の間に設けられ、梁15の対応する肩部20と共働する。
各々の部位23は、拡大部を有して軸Bに対して半径方向内側に終端し、この拡大部は軸Dに対して放射状であとともに凸状曲線表面24を規定している。
より具体的には、各々の表面24は、本体部18と共働する環状縁部26(図5参照)、及び縁部26の反対側、且つ対応する軸Dに対して縁部26の半径方向外側に環状縁部27を備えている。
各々の表面24の縁部26は、軸Bに対して、対応する縁部27の半径方向内側に位置している。
各々のブレード12のため、ハブ11は、本体部18及び対応するカラー21の部位23を貫通して延在している軸Fのネジと、該ネジにネジ締めされたナットと、によって形成されたボルト28を備えている。
より具体的には、ボルト28の軸Fは、各々のブレード12の軸Dに垂直であり、且つ軸Bに交差している。
また、ハブ11は、各々の突起19にネジ締めされ、且つ軸Bに対して各々の部位22の半径方向外側端部と共働する二つのネジ切りされた部材17を備え、それによって、各々のネジ切りされた部材17は、対応する軸Dに平行且つ軸Bに向かう力を、対応する部位22に及ぼす。
各々のブレード12は、
−軸Bに対して、ブレード12の半径方向内側端部31において開口している空洞部32を規定している本体部30と、
−対応する軸Dに対して本体部30から斜めに突出し、且つ、その軸が対応する軸Dに対して偏心しているピン45を支持している腕部29と、
を実質的に備えている(図3、4、及び5)。より具体的には、各々のピン45は、図2に示された制御組立て品49の各々のレバーから、軸Bに平行な各々の力を受けている。また、軸Bに平行な力は、対応する軸Bに対して同じ角度だけ、且つ同じ方向に各々のブレード12を回転させる。より具体的には、ピン45の軸は軸Cと交わっている。
また、各々のブレード12は、端部31の反対側に端部36を有している。
各ブレード12の空洞部32は、対応する軸Dに対して対称的に延在し、且つ対応する端部31の反対側の端部において閉ざされている。
対応するブレード12の端部31から始まり、軸Bから離れる方向に作用して、各空洞部32は、
−図面に示されていない多数のネジによってリング40が固定されている、円筒状部分33と、
−軸Bから離れる方向に先細りになっており、且つ対応するボルト28、及び対応するカラー21の部位23並びに肩部25を収容している円錐台形状部34と、
−各々のネジ切りされた部材17を取り囲み、且つ対応する部位34から、軸Bより離れる方向に直径を減少させている三つの円筒状部分を備えている死部位(dead portion)35と、を備えている。
より具体的には、各々の空洞部32は、軸Bから離れる方向に直径を減少させており、部位35の円筒状部位は、対応する部位33よりも直径が小さい。
各部位34は、対応する軸Dに垂直な環状肩部37を備えている。
梁15の主本体部18は、ブレード12から外に部分的に延在しており、空洞部32の部位33、34の内側に部分的に延在している。
梁15の突起19は、部位34の内側に部分的に延在しており、対応する空洞部32の部位35の内側に部分的に延在している。
カラー21の部位22は、部位33の内側に部分的に延在しており、対応する空洞部32の部位34の内側に部分的に延在している。
対応するブレード12の端部31から始まり、軸Bから離れる方向に作用して、各リング40は、円筒状部分41及び拡張部42を一体的に備えている。また、各リング40は、対応する軸Dに垂直であるとともに円筒状部分41と拡張部42との間に設けられた肩部43を備えている。
より具体的には、各拡張部42は、肩部43によって軸Bに対して半径方向内側にまた、曲線状の凸表面44によって軸Bに対して半径方向外側に境界を仕切られている。
各表面44は、対向する縁部46、47によって対応する軸Dに対して、半径方向に境界を仕切られている。より具体的には、各表面44の縁部47は、対応する軸Dに対して縁部46の半径方向内側に位置している。
また、各表面44の縁部47は、軸Bに対して縁部46の半径方向内側に位置しており、よって、表面44は軸Bからの距離を変化させつつ延在している。
また、各リング40の拡張部42は、軸Bから離れる方向に先細りになるとともに肩部43と表面44との間に位置する、円錐台形状の表面48を備えている。
より具体的には、各表面48は、対応する軸Dに対して半径方向内側に、対応する拡張部42を規定している。
また、回転翼4は、ハブ11上に各ブレード12を支持するための支持手段50を備えており、該支持手段50は、各々のブレード12がハブ11に対して軸D周りを回転することを可能にしている。
より具体的には、各々のブレード12に対して、支持手段50は、
−ブレード12に固定された本体部51と、
−対応するカラー21の部位22に固定され、且つ対応する軸D周りに回転するように本体部51に連結された部材52と、
を備えている(図5)。
より具体的には、各本体部51は、
−対応する軸Dに垂直に延び、且つ二本のネジ54によって対応する空洞部32の肩部37に固定された菱形のフランジ53と、
−球状表面56によって対応する軸Dに対して半径方向内側境界を仕切られ、且つ対応する軸Dに対して半径方向外側に、対応する空洞部32の部位35の輪郭の一部と共働するリング55と、
を一体的に備えている。
より具体的には、ネジ54は、対応する軸Dの対向する両側に固定され、且つ対応する軸Dに平行な各々の軸を備えている。
部材52は、対応する軸Dに対して対称的に延在し、且つ各主体部51のリング55の表面56と接合し、共働する球状表面57によって、対応する軸Dに対して半径方向外側に境界を仕切られている。
より具体的には、表面56、57は、対応する軸Dに沿って位置する、一致する中心をそれぞれ有している。
支持手段50は、各ブレード12に対して、少なくとも部分的にエラストマー材料で形成され、対応する部位23の表面24と対応するリング40の表面44との間に設けられた支持部材60を有利に備えている。使用に際して、各々の部材60は、対応するブレード12が対応する軸D周りにハブ11に対して回転できるように変形する。
より具体的には、各部材60は軸Dに対して環状であり、
−部位23の表面24、及び拡張部42の表面44とそれぞれ共働している、二つの対向する曲面61、62と、
−表面61、62のそれぞれ対向する端部の間に在している、二つの対向する円錐台形状表面63、64と、
を備えている。
より具体的には、各拡張部42の少なくとも一部は、軸Bに対して、対応する部材60の表面62の半径方向内側に配置され、各部位23の少なくとも一部は、軸Bに対して、対応する部材60の表面61の半径方向外側に配置されている。
したがって、各ブレード12に作用している、軸Bに関する遠心力の少なくとも一部は、部材60によって各カラー21に、延いてはハブ11に伝達されている。
表面61、62は、それぞれ凹状及び凸状であり、軸Bに対してそれぞれ、半径方向外側及び内側に各部材60を規定している。
また、表面61、62は、軸Bから距離を変化させて延在している。
より具体的には、各表面61、62は、対応する軸Dに対して半径方向内側に端縁部66、68と、縁部66、68に対向し、且つ対応する軸Dに対して半径方向外側に縁部65、67とを備えている。
より具体的には、縁部66、68は、軸Bに対して、各縁部65、67の半径方向内側にある。また、各縁部65、67から各縁部66、68へ、表面61、62は、軸Bに対して最初に距離を縮め、次いで距離を増やすように延在している。
表面63、64は、対応する軸Dに対して、それぞれ半径方向外側と内側とに各部材60を規定し、各部材60の表面63、64は、対応する表面62から対応する表面61へ向かって収束している。
各部材60は、多数のエラストマー材料の層、特に、架橋されたゴムの層、及びエラストマー材料の層内に埋め込まれた多数の金属材料の層を備えている。
各部材60の表面61、62は、粘着性物質の層によって、それぞれ表面24、44に固定されている。
したがって、各部材60、対応するカラー21、及びリング40は、組立て状態において(図3)、対応するボルト28によってハブ11に固定されている単一の組立て品30を形成している。次いで、ネジ切りされた部材17は、各突起19にネジ締めされ、本体部51は対応するフランジ53に固定され、対応するカラー21の部位22に嵌め合わされた対応する部材52を有する組立て品39は、対応する空洞部32内に挿入されて対応する部材52及び本体部51を連結し、最後に、リング40は、図示されていないネジを使用して対応する空洞部32の部位33に固定されている。
各部材60は、軸Bに対して、対応する本体部51及び部材52の半径方向内側にある。
回転翼4は、軸C周りに環状に延在して部材13の各端部80を取り囲み、また軸Bの対向する両側において横材16の対向する端部14それぞれに取り囲まれている、二つのブッシュ85(図4)を有利に備えている。より具体的には、端部14は、軸Cに沿って軸方向に横材16を規定している。
ブッシュ85は、横材16が、部材13に対して軸C周りを回転することを可能にし、それによってハブ11が、シャフト10に対して軸C周りに傾くことを可能にしている。
各ブッシュ85は、軸Cに対して半径方向内側に表面86を有し、該表面86は軸Cに対して部材13の対応する端部80の半径方向外側表面に固定されており、表面87は軸Cに対して半径方向外側にあり、該表面87は横材16の対応する端部14に固定されている。
各ブッシュ85は、少なくとも部分的にエラストマー材料で形成されている。
より具体的には、ブッシュ85は、エラストマー材料の層、特に、架橋されたゴムの層、及びエラストマー材料の層内に埋め込まれた金属材料の層を備えている。
各ブッシュ85の表面86、87は、粘着性物質の層によって、それぞれ、端部80及び端部14に固定されている。
実際の使用に際して、シャフト10は軸B周りを回転し、シャフト10と一体的にハブ11及びブレード12を回転させる。
ブレード12は、通常、軸Bに平行な異なる分力を有する空力的負荷に曝されており、この負荷が、シャフト10に対して、及び軸C周りにブレード12とハブ11とを傾斜させ、それによって、いわゆるブレード12のフラッピングを生じさせる。
より具体的には、空力的負荷は、軸Cに対してハブ11の横材16を傾けるとともに、シャフト10と一体的に部材13を傾ける。横材16が軸Cに対して傾くと、ブッシュ85の表面87は横材16に追従する一方で、ブッシュ85の表面86は、軸Cに対して固定された位置に部材13と一体化のままに維持される。結果として、ブッシュ85のエラストマー材料の層が変形し、それによってハブ11が、軸Cの周りにシャフト10に対して傾くことを可能にする。
ヘリコプター1が動いている間、制御組立て品49は、ピン45に軸Bと平行な力をそれぞれ加えるように作動され得る。
これらの力が、ハブ11に対して、各々の軸D周りを同じ角度だけ、且つ同じ方向にブレード12を回転させて、気流に対してブレード12の迎え角を調整する。
ハブ11の周りのブレード12の回転は、支持手段50によって可能にされる。
より具体的には、ブレード12は、対応する軸D周りに各リング40の表面44、及び本体部51の表面56を回転させる一方で、部材52及びカラー21はハブ11と一体的に維持され、したがってそれぞれのブレード12の回転に対して固定された状態に維持される。
より具体的には、表面56は、対応する本体部51の表面57において各々の軸D周りを回転する。
部材60の表面62が、ブレードが各々の軸D周りを回転するときに、対応する拡張部42の表面44に追従する一方で、部材60の表面61はそれぞれの表面24と接触した状態に維持され、それゆえ、ブレード12が軸D周りを回転するときにブレード12に追従はしない。
結果として、部材60のエラストマー材料の層は弾性的に変形して、ブレード12が、ハブ11に対して各々の軸D周りに回転するのを可能としている。
各ブレード12に作用している遠心力は、軸Bに垂直且つ軸Bの外側向けて方向付けられている。
より具体的には、遠心力の第一の部分は、各リング40によって対応する部材60に、また部材60から対応するカラー21の部位23に伝達され、第二の部分は、各本体部51によって部材52に、また部材52から対応するカラー21の部位22に伝達される。
対応する軸Dに平行且つ軸Bから離れる方向に、各カラー21に伝達された遠心力は、対応するボルト28及びネジ切りされた部材17の拘束反力によって釣り合わされている。
本発明による回転翼4の利点は、上記説明から明白である。
特に、エラストマー材料の層を備えている部材60は、従来型の転がり軸受け、又は全てが金属製の支持部材よりも磨耗がずっと少ない。
それゆえ、部材60によって、支持部材50は、ハブ11に対して各軸D周りに回転する、安価で、高信頼性を有し、かつ正確に支持する各ブレード12を提供する。
それゆえ、回転翼4は、例えば、気流に対してブレード12の迎え角を調整する可能性を有する、僅かな数の部品だけしか備えないシーソー形式の回転翼のような構成上の利点を、高信頼性を有し、且つ低廉に組み合わせている。
さらに、部材60は多数のエラストマー材料の層を備えており、回転翼4を設計又は修理するときに、各軸Dに沿った、及び/又は各軸Dに垂直に、且つ軸Bに平行な、ブレード12の一つ以上の特徴的な振動数を決定することを可能とし、したがって、設計の部材60をそのような振動を減衰させるように設計することを可能にしている。
すなわち、組立て品39(図3及び5)は、各ブレード12とハブ11との間に設けられた”動的減衰器”を規定し、回転翼を設計、又は修理するときに、各軸Dに沿った、及び/又は各軸Dに垂直に、且つ軸Bに平行な、ブレード12の事前に決定された振動数に”調整”され得る。
リング40の拡張部42は、対応する軸Dに対して半径方向及び軸方向成分の両方を有しているそれぞれの力を、部材60にかけている。
このことは、ハブ11上において各ブレード12の回転を可能にすることに加えて、部材60が、各ブレード12に作用する遠心力のそれぞれの部分をカラー21の部位23、及び部位23からハブ11に−高い信頼性、低コスト、高い耐磨耗性で−伝達するということを意味している。
さらに、各ボルト28及びネジ切りされた部材17は、軸Dに平行、且つ軸Bへ向かって方向付けられた各拘束反力を各々のカラー21に加え、該拘束反力は、各部材60及び部材52によって各カラー21に伝達された遠心力を相殺し、したがって、カラー21がハブ11における正しい位置に留まることを保証している。
より具体的には、ネジ切りされた部材17は構造的な”冗長性”を構成し、すなわち、それぞれのボルト28が損傷している場合でさえ、遠心力を相殺し、したがって、回転翼4の信頼性と安全性とを大幅に高めている。
最後に、エラストマー材料の層を備えているので、ブッシュ85は、殆ど磨耗することなく、軸C周りに回転する形式でシャフト10にハブ11を支持し、よって非常に高い信頼性を提供している。
添付の特許請求の範囲に規定された範囲から逸脱せずに、ここに記載及び図示されたように、回転翼4に変更がなされてもよいことは明白である。
特に、表面61、62の片方又は両方、及び対応する表面24、44の片方、又は両方は、対応する軸Dに垂直であってもよい。
また、表面63、64の片方、又は両方は、対応する軸Dに平行であってもよい。
1 ヘリコプター
2 胴体部
3 主回転翼
4 反トルク尾部回転翼
5 ノーズ部
10 ドライブシャフト
11 ハブ
12 ブレード
15 梁
50 支持手段
60 支持部材
A、B、C、D 回転軸

Claims (17)

  1. ヘリコプター(1)用のティータリング型回転翼(4)であって、
    前記回転翼は、
    −第一の回転軸(B)周りに回転するドライブシャフト(10)と、
    −前記第一の軸(B)に対して角度固定状態で前記ドライブシャフト(10)に機能的に連結されたハブ(11)と、
    −前記第一の軸及び第二の軸(B、C)に対して角度を付けて固定され、且つ各第三の軸(D)に対して回転するように前記ハブ(11)に機能的に連結された少なくとも二つのブレード(12)と、
    −前記各第三の軸(D)周りに回転する状態で、前記ハブ(11)に対して前記ブレード(12)を支持する支持手段(50)と、
    を備えているヘリコプター(1)用の回転翼(4)において、
    記支持手段(50)が、少なくとも部分的にエラストマー材料で形成され、且つ第一の表面(44)と第二の表面(24)との間に、それぞれの前記ブレード(12)及び前記ハブ(11)各々と一体的に設けられている少なくとも一つの支持部材(60)を備え、使用に際して前記支持部材(60)が変形して、前記ハブ(11)に対して前記各第三の軸(D)周りに前記各ブレード(12)を回転可能とし、
    前記ハブ(11)は、前記第二の軸(C)周りに前記ブレード(12)と一体的に傾くことが可能であるように、前記第二の軸(C)周りに前記ドライブシャフト(10)に対してヒンジ結合されており、
    前記回転翼(4)は、少なくとも部分的にエラストマー材料で形成されると共に前記ハブ(11)と前記ドライブシャフト(10)との間に設けられた更なる支持部材(85)を備え、使用に際して、前記更なる支持部材(85)が変形して、前記ドライブシャフト(10)に対して、前記第二の軸(C)周りに前記ハブ(11)の回転を可能にすることを特徴とする回転翼。
  2. 前記支持部材(60)は、前記第一の表面(44)と共働する第三の表面(62)と、前記第二の表面(24)と共働する第四の表面(61)とを備え、
    前記回転翼(4)は、前記各ブレード(12)と一体とされるとともに前記第一の表面(44)を規定する第一部材(40)と、且つ前記ハブ(11)と一体とされるとともに前記第二の表面(24)を規定する第二部材(21)とを備え、
    前記第一部材(40)は、前記第一の軸(B)に対して、前記第三の表面(62)の半径方向内側に少なくとも部分的に配置され、前記第二部材(21)は、前記第一の軸(B)に対して、前記第四の表面(61)の半径方向外側に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載される回転翼。
  3. 前記第三及び第四の表面(62、61)は、粘着性物質によって、前記第一及び第二の表面(44、24)に、それぞれ接触した状態に保持されていることを特徴とする請求項2に記載される回転翼。
  4. 前記第三及び第四の表面(62、61)の少なくとも一つは、前記第一の軸(B)から半径方向距離を変化させつつ延在していることを特徴とする請求項2又は3に記載される回転翼。
  5. 前記第三及び第四の表面(62、61)は曲線であることを特徴とする請求項3又は4に記載される回転翼。
  6. 前記第四の表面(61)は凹状であり、かつ前記第三の表面(62)凸状であることを特徴とする請求項5に記載される回転翼。
  7. 前記支持部材(60)は第五及び第六の表面(64、63)を備え、該第五及び第六の表面(64、63)は、前記各第三の軸(D)とそれぞれ同軸な円錐台の外側面形状であり、且つ前記第三の表面(62)と第四の表面(61)の間に設けられており、
    前記第五の表面(64)は、前記各第三の軸(D)に対して半径方向内側に前記支持部材(60)を規定し、
    前記第六の表面(63)は、前記各第三の軸(D)に対して半径方向外側に前記支持部材(60)を規定していることを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載の回転翼。
  8. 前記第五及び第六の表面(64、63)は、前記第一の表面(44)から前記第二の表面(24)に向かって収束していることを特徴とする請求項7に記載の回転翼。
  9. 前記支持部材(60)は、前記各第三の軸(D)に対して環状であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の回転翼。
  10. 前記第五及び第六の表面(64、63)は、前記第一の表面(44)から前記第二の表面(24)に向かって先細りであることを特徴とする請求項7又は8に記載の回転翼。
  11. 前記支持手段(50)は、前記ハブ(11)及び前記各ブレード(12)それぞれと一体とされているとともに前記各第三の軸(D)周りを回転するように互いに連結された、第一本体部(52)及び第二本体部(51)を備えていることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の回転翼。
  12. 前記支持部材(60)は、前記第一の軸(B)に対して、前記第一及び第二本体部(51、52)の半径方向内側に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の回転翼。
  13. 前記第二本体部(52)は、前記第二部材(21)に嵌合されていることを特徴とする請求項12に記載の回転翼。
  14. 前記ハブ(11)は梁(15)を備えており、前記梁(15)を前記第二部材(21)に連結し、且つ前記各第三の軸(D)及び前記第一の軸(B)と交差して延びている第一拘束装置(28)を備えていることによって特徴付けられた請求項2〜13の何れか一項に記載の回転翼。
  15. 前記梁(15)に嵌合され、且つ前記第一の軸(B)に対して、前記第二部材(21)の半径方向外側端部と共働する第二拘束装置(17)を備えていることによって特徴付けられた請求項14に記載の回転翼。
  16. 前記第二の軸(C)に沿って延在すると共に、使用に際して、前記第一の軸(B)周りに前記シャフト(10)と一体的に回転する部材(13)を備え、前記更なる支持部材(85)は、少なくとも部分的にエラストマー材料で形成された二つのブッシュ(85)を備え、前記二つのブッシュ(85)は、それぞれ、
    −前記第二の軸(C)に対して半径方向内側であって、かつ、前記第二の軸(C)に対して、前記部材(13)の対応する部分(80)の半径方向外側表面に固定されている第一の表面(86)と、
    −前記第二の軸(C)に対して半径方向外側であって、かつ、前記ハブ(11)の横材(16)に対して固定されている第二の表面(87)と、
    を有することによって特徴付けられている請求項1〜15の何れか一項に記載の回転翼。
  17. 主回転翼(2)、及び請求項1〜16の何れか一項に記載の反トルク尾部用の回転翼(4)を備えているヘリコプター。
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