JP5544016B2

JP5544016B2 - Ｉｄ／ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのｉｃｐウェブサイトログイン方法、システム及びログイン装置

Info

Publication number: JP5544016B2
Application number: JP2012529107A
Authority: JP
Inventors: ビンホァン; ホアジャン; チャンウー
Original assignee: ZTE Corp
Current assignee: ZTE Corp
Priority date: 2009-09-17
Filing date: 2010-09-09
Publication date: 2014-07-09
Anticipated expiration: 2030-09-09
Also published as: KR20120044381A; US9112843B2; EP2466937A1; WO2011032471A1; JP2013504828A; CN102025701A; CN102025701B; KR101506594B1; EP2466937A4; US20120180114A1

Description

本発明は移動通信分野とインターネット分野に関し、特にID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーの(Internet Content Provider、ICPと略称する)ウェブサイトログイン方法、システム及びログイン装置に関する。

情報技術の発展につれて、インターネットを代表とする情報ネットワークは経済と社会の発展にますます重要な役割に果している。インターネットは人々の生活においてもますます重要な位置を占めるようになっている。

人々にインターネットサービスを提供するのは以下の二種類の企業があり、1つはインターネット・サービス・プロバイダ(Internet Service Provider、ISPと略称する)と称し、この種類のインターネット・サービス・プロバイダは、ネットワークリソースを持ち、各種のアクセス方式、例えば：非対称型デジタル加入者回線(Asymmetric Digital Subscriber Line、ADSLと略称する)、第3世代移動通信技術(3rd-Generation、3Gと略称する)、イーサネット（登録商標）及び無線LAN(Wireless Local Area Network、WLANと略称する)などの技術によって、ユーザーにインターネットアクセスのサービスを提供し、例えば中国電信と中国移動などのような基礎電信事業者がいずれもこの種類のインターネット・サービスプロバイダに属する、もう1つはインターネット・コンテンツ・プロバイダー(Internet Content Provider、と略称するICP)と称し、この種類のインターネット・サービス・プロバイダは、インターネットにおいて各種類のウェブサイトを設立し、ユーザーに各種のインターネットサービス、例えば、ニュース、メール、ゲーム、捜索、チャット等々を提供し、シナ、テンセント及びバイドゥなどの企業がいずれもこの種類のインターネット・サービス・プロバイダに属する。

従来の技術において、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(Transmission Control Protocol/Internet Protocol、TCP/IPと略称する)はインターネットの基礎プロトコルであり、該プロトコルスタックは表1に示されているように、5層に分けられる。その中で、一番の核心になるのがネットワーク層のIPプロトコルであり、IPアドレスによってユーザー間の相互アクセスを図り、TCPとUDPがそれぞれコネクション型とコネクションレス型という両種の通信方式を提供し、応用層のプロトコルはユーザーに各種の具体的な業務、例えばWEBアクセス(HTTPプロトコル)、EMAILサービス、ボイス・オーバー・アイピー(Voice over IP、VOIPと略称する)サービス(SIPプロトコルに基づく)等々を提供する。
表1

前記ネットワーク構造に基づいて、ユーザーはインターネットをするときにISP認証センターがユーザーを認証する必要がある。例えば、ADSLアクセス方式において、ISP認証センターは予めにユーザーに1つのユーザー名とパスワードを提供し、ユーザーが端末でユーザー名とパスワードを入力した後、ISP認証センターは該ユーザーを検証した後、1つのIPアドレスを該ユーザーに配分し、その後、ユーザーがこのIPアドレスによってインターネットにおける各種の業務をアクセスし、このIPアドレスがユーザーの一時的な識別子に相当する。同様に、移動ネットワークにおいて、ISP認証センター(例えば中国移動)はユーザーごとに1つのユーザーシムカード(Subscriber Identity Module 、SIMと略称する)を配分し、SIMカードを携帯電話に入れて使用し、ユーザーはインターネットをするときに、ISP認証センターがSIMカードにおける国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity、IMSIと略称する)情報に基づいてユーザーを認証する。認証が通過した後同様にユーザーに1つのIPアドレスを配分する。

IPアドレスはホスト属性と位置属性の二重属性があるため、ユーザーの長期識別子とすることができない。理由は以下の通りであり、一方、IPアドレスがユーザーのホスト属性であり、他方、IPアドレスがユーザーの位置属性であり、その中で、ユーザーのIPアドレスプレフィックスはユーザーがカレント位置にあるサブネットワークを表し、従って、ユーザーの位置が変わった後、異なるアドレスを配分しなくてはいけなく、さもないと、ルータがデータパケットを正確にユーザーに転送することができない。従って、カレントのインターネットに、ユーザーが毎回インターネットをするときにISP認証センターからユーザーに配分したIPアドレスが固定的なものではない。

ISPは毎回ユーザーに配分するIPアドレスが必ずしも同じではないため、ICPがユーザーの識別子を特定するために、自分で1セットのユーザー識別子標識システムを作らなくてはいけない。ICPウェブサイトがユーザーに対する識別は、登録とログインという2つのステップに分けられる。登録するときに、ユーザーは自分で1つのユーザー名(既存のユーザー名と重複してはいけない)とパスワードを設置し、且つ他の個人情報、例えば生年月日、性別、電話番号、メールアドレス、職業及び趣味等々を入力する。ICPウェブサイトはこれらの情報を自分のデータベースに保存し、ユーザーの登録が終了する。ユーザーはログインするときに、ICPウェブサイトがユーザーにユーザー名とパスワードを入力することを要求し、検証が通過した後、ユーザーはICPウェブサイトの各種の業務をアクセスすることができる。

これにより、従来のインターネットにおいて、ユーザーはICPウェブサイトをアクセスすることに、ISP認証センターが、ユーザーがインターネットにアクセスすることを第1回の認証を行い、ICPウェブサイトが、ユーザーが自分のウェブサイトにアクセスすることを第2回の認証を行う2次認証があることが分かる。ユーザーはよく複数のウェブサイトをアクセスしようとするため、ユーザーが1つのICPウェブサイトをアクセスするたびに1回認証を行う必要があるため、事実上複数回の認証が行われる。複数回認証はユーザーがインターネットをすることに大きな不便をもたらし、例えば、ユーザー名とパスワードが忘れられやすく、初めてアクセスするウェブサイトであると、ユーザーがアクセスする前にまず登録する必要があり、1回だけアクセスしても登録する必要がある。しかも、ICPウェブサイトにとって、自分でユーザー認証システムを作るのはコストが高い。

現在、IPアドレスが二重属性を有する欠陥があるため、引き起こされた移動性と安全性問題は、インターネットが更なる発展のボトルネックとなってしまった。この問題を解決するために、業界は、ID/ロケータ分離ネットワークに基づく多種の次世代のネットワーク技術、例えばロケータ/識別子分離プロトコル(Locator/Identifier Separation Protocol、LISPと略称する)、ホスト識別プロトコル(Host Identity Protocol、HIPと略称する)、Six/one及び一体化ネットワーク等々を検討している。これらの技術の共通する特徴は、ユーザーのホストを代表する識別子コードとユーザー位置を代表する位置コードという2つのコードスペースを導入したことである。従って、ユーザーごとに1つの識別子コードと1つの位置コードを共に有する。TCPとUDPなどの上層業務接続はユーザーの識別子コードに基づいて反対端に通信接続を確立する。ユーザーが移動するときに、ユーザーの位置コードがそれにつれて変わるが、ユーザーの識別子コードが変わらない。従って、ユーザーの移動が上層業務の中断を引き起こすことがない。

ID/ロケータ分離ネットワークに基づくプロトコルスタックを表2に示す。
表2

ユーザーの識別子コードと位置コードが分離した後、ユーザーごとに1つの固定識別子コードを配分することができる。ユーザーはインターネットをするときに、ISP認証センターが該ユーザーを認証し、認証が通過した後ISP認証センターがデータベースから予めに該ユーザーに配分した識別子コードを探し出してユーザーに配布して使用し、該識別子コードは該ユーザーがインターネットをする識別子標識となり、この考案を使用して、ユーザーが毎回インターネットをするときに配分された識別子コードが同じである。

しかしながら、現在のID/ロケータ分離ネットワーク技術において、ユーザーの識別子コードはネットワーク層がユーザーに対する識別のみに用いられ、即ちISP認証センターが該識別子コードでインターネットをするユーザーに対する識別に用いる。そしてICPウェブサイトは依然として自分で1セットの識別子識別システムを確立する。ユーザーはICPウェブサイトをアクセスするとき、相変わらず、まず登録し、次にログインする必要がある。ユーザーがインターネットをするときの複数回認証問題は依然として解決されなく、新業務の展開が制限される。

本発明が解決しようとする技術課題は、ID/ロケータ分離ネットワークにおいてユーザーのICPウェブサイトログイン方法、システム及びログイン装置を提供することであり、ユーザーがICPウェブサイトをアクセスするときに複数回登録と認証が必要である面倒を避ける。

ID/ロケータ分離ネットワークにおいて、ユーザーは自らのホストを代表する識別子コードを有しており、ユーザーの識別子コードがいずれもISP認証センターから配分され、しかしながら、従来のID/ロケータ分離ネットワークがいずれもユーザーの識別子コードをICPウェブサイトがユーザーに対する認証に使用しなく、ユーザーがICPウェブサイトをアクセスするときに相変わらず登録、ログインする必要がある。本発明は、ID/ロケータ分離ネットワークにおいて、ユーザーが自らの識別子コードでICPウェブサイトをログインする方法を提供する。

前記課題を解決するために、本発明は、ID/ロケータ分離ネットワークにおいてユーザーがインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトをログインする方法を提供し、
前記ICPウェブサイトがユーザーのアクセスデータパケットを受信した後、その中のユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードをインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターに発信することと、
前記ISP認証センターが前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証し、認証が通過すれば、前記ISP認証センターが前記ICPウェブサイトにユーザーの識別子コードを含む認証通過メッセージをリターンすることと、
前記ICPウェブサイトが前記認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーが前記ICPウェブサイトにログインすることと、を含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記ユーザーの個人情報は、前記ISP認証センターに記憶された前記ユーザーについての業務と関係ない情報である汎用個人情報と、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報である業務関連の個人情報とを含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記汎用個人情報は、名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、Emailアドレス及び家庭住所情報の中の1種或いは多種を含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記業務関連の個人情報は、ユーザーが取得したポイント、仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル情報の中の1種或いは多種を含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記ISP認証センターが前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証するのは、具体的に、
前記ISP認証センターがICPウェブサイトにより発信された認証要求を受信した後、前記認証要求に載せられた前記ユーザーの識別子コードをキーワードとして前記ISP認証センターのデータベースを調べ、前記ユーザーの識別子コードが対応するユーザー情報を取得すれば、認証が通過するステップを含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記ISP認証センターが前記ICPウェブサイトに発信した認証通過メッセージにさらに前記ユーザーの汎用個人情報を含み、
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得するのは、具体的に、
前記ICPウェブサイトが認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合することを含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得するのは、具体的に、
前記ICPウェブサイトが前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせることと、
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせることと、
前記ICPウェブサイトがISP認証センターにより発信された汎用個人情報を受信した後、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合することと、を含む。

好ましく、前記方法はさらに以下の特徴を有する。
前記ICPウェブサイトがローカルデータベースから該ユーザーの業務関連の個人情報を探し出せなければ、前記ICPウェブサイトがローカルで該ユーザーの業務関連の個人情報を発生させる。

前記課題を解決するために、本発明はさらに、ID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトログインシステムを提供し、前記システムはユーザー、前記ICPウェブサイト及び前記インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターを含み、
前記ユーザーは、前記ICPウェブサイトに、ユーザーの識別子コードが載せられたアクセスデータパケットを発信するように設置され、
前記ICPウェブサイトは、前記アクセスデータパケットの中の前記ユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードを前記ISP認証センターに発信し、及び前記ISP認証センターにより発信された認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーのログインを完成するように設置され、
前記ISP認証センターは、前記ICPウェブサイトにより発信された前記ユーザーの識別子コードを受信し、前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証し、及び認証通過後前記ICPウェブサイトに前記認証通過メッセージをリターンするように設置される。

好ましく、前記システムはさらに以下の特徴を有する。
前記ユーザーの個人情報が、汎用個人情報と業務関連の個人情報とを含み、その中で、
前記汎用個人情報は、前記ISP認証センターに記憶された前記ユーザーについての業務と関係ない情報であり、名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、Emailアドレス及び家庭住所情報の中の1種或いは多種を含み、
前記業務関連の個人情報は、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報であり、ユーザーが取得したポイント、仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル情報の中の1種或いは多種を含む。
前記課題を解決するために、本発明はさらに、インターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトに応用できるログイン装置を提供し、識別子コード取得ユニットとユーザー情報取得ユニットを含み、
前記識別子コード取得ユニットは、前記アクセスデータパケットの中の前記ユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードをインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターに発信するように設置され、
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーのログインを完成するように設置される。

好ましく、前記装置はさらに以下の特徴を有する。
前記ユーザーの個人情報は汎用個人情報と業務関連の個人情報とを含み、
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージから前記ユーザーの汎用個人情報を取得し、及び前記認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、且つ前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記装置はさらに以下の特徴を有する。
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記認証通過メッセージを受信した後、前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせ、且つ前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記装置はさらに以下の特徴を有する。
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を探し出さなければ、ローカルで前記ユーザーの業務関連の個人情報を発生するように設置される。

前記方法、システム及び装置によって、ユーザーがインターネットをするときにISP認証センターに1回だけ認証されれば、ISP認証センターに配分された識別子コードで各種類のICPウェブサイトをアクセスすることができ、再認証をする必要がない。ユーザーにとって便利になるだけでなく、ICPウェブサイトも便利になる。

本発明の実施例に係るユーザーが自らの識別子コードでICPウェブサイトにログインする模式図である。本発明の実施例に係るユーザーがICPウェブサイトをログインするフロー図である。本発明の実施例に係るログイン装置模式図である。

次に、図面に応じて本発明の具体的な実施形態を詳しく説明する。
図1は本実施例に係るユーザーが自らの識別子コードでICPウェブサイトをログインする模式図であり、本実施例において、ユーザー101が(ルータ102を接続することによって)ICPウェブサイトをアクセスするデータパケットに自分の識別子コードが載せられ、ICPウェブサイト103が該識別子コードをISP認証センター104に発信してユーザーを認証し、ISP認証センター104が該識別子コードによってユーザーに対する認証が通過すれば、ICPウェブサイト103にユーザーの汎用個人情報をリターンバックし、ICPウェブサイト103がローカルデータベースから該ユーザーの業務関連の個人情報を探し出した後、ユーザー101がICPウェブサイトでのログインを完成する。

本文において、ユーザー101がICPウェブサイト103をログインするのは、ICPウェブサイト103がユーザーの識別子を識別し出すこと及びユーザーの個人情報を取得することを含む。

ユーザーの個人情報はユーザーの汎用個人情報と業務関連のユーザーの個人情報を含み、
ユーザーの汎用個人情報は、具体的な業務に関係なく、前記ISP認証センター104に記憶され、名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、Emailアドレス及び家庭住所等々情報の中の1種或いは多種を含み、ICPウェブサイト103が予めにISP認証センター104とプロトコル(ISP認証センター104とICPウェブサイト103と両方の合作プロトコル)を締結することによれば、ISP認証センター104からユーザーの汎用個人情報を問い合わせることができ、
ユーザーの業務関連の個人情報は、ユーザー101がこのICPウェブサイト103を使用するときに発生した情報であり、例えばユーザーが取得したポイントと仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル等々の1種或いは多種を含み、一般的に、この種類の情報がICPウェブサイト103自分で記憶される。

図2は前記方法に係るユーザーがICPウェブサイトをログインする模式図であり、具体的に以下のステップを含む。

ステップ210：ID/ロケータ分離ネットワークにおいて、ユーザーがICPウェブサイトにユーザー自分の識別子コードを含むアクセスデータパケットを発信し、
ステップ220：ICPウェブサイトがユーザーのアクセスデータパケットを受信した後、該アクセスデータパケットからユーザーの識別子コードを抽出し、
ステップ230：ICPウェブサイトがISP認証センターに認証要求を起動し、認証要求に該ユーザーの識別子コードを含み、
ステップ240：ISP認証センターがICPウェブサイトにより発信された認証要求を受信した後、その中のユーザーの識別子コードで該ユーザーを認証し、
以下のようにユーザーを認証してもよく、
ISP認証センターがユーザーを認証するときに、該ユーザーの識別子コードをキーワードとしてISP認証センターのデータベースを調べ、
該識別子コード関係のユーザー情報を探し出せば、認証が通過し、ステップ250を実行し、
さもないと、認証が通過できなく、ISP認証センターがICPウェブサイトに認証が通過できないメッセージを戻し、終了する。

ステップ250：認証が通過した後、ISP認証センターがICPウェブサイトに該ユーザーの識別子コードを含む認証通過メッセージを発信し、
本ステップにおいて、ISP認証センターがICPウェブサイトに発信した認証通過メッセージにさらに該ユーザーの汎用個人情報を含んでもよく、
ステップ260：ICPウェブサイトが認証通過メッセージを受信した後、その中のユーザーの識別子コードに基づいてローカルデータベースから該ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、且つユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を完備なユーザー個人情報に併合し、
本ステップにおいて、ICPウェブサイトが受信した認証通過メッセージにユーザーの汎用個人情報を含まなければ、前記ICPウェブサイトが前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせ、前記ICPウェブサイトがISP認証センターにより発信された汎用個人情報を受信した後、ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を完璧なユーザー個人情報に併合し、
ICPウェブサイトが認証通過メッセージを受信した後、ローカルデータベースから該ユーザーの業務関連の個人情報を探し出さなければ、該ユーザーが始めて該ウェブサイトをアクセスすることを表し、ICPウェブサイトがローカルで該ユーザーの業務関連の個人情報を発生し、
ステップ270：ユーザーがICPウェブサイトをログインする過程が完成する。

相応的に、本発明はさらに、ID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのICPウェブサイトログインシステムを提供し、ユーザー、ICPウェブサイト及びISP認証センターを含み、
ユーザーは、ICPウェブサイトにユーザーの識別子コードが載せられたアクセスデータパケットを発信するように設置され、
ICPウェブサイトは、前記アクセスデータパケットの中のユーザーの識別子コードを取得し、且つユーザーの識別子コードをISP認証センターに発信し、及びISP認証センターにより発信された認証通過メッセージを受信した後、ユーザーの個人情報を取得し、ユーザーのログインが完成するように設置され、
ISP認証センターは、ICPウェブサイトにより発信されたユーザーの識別子コードを受信し、ユーザーの識別子コードによってユーザーを認証し、及び認証が通過した後ICPウェブサイトに認証通過メッセージをリターンするように設置される。
ユーザーの個人情報は汎用個人情報と業務関連の個人情報を含み、
汎用個人情報は、名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、Emailアドレス及び家庭住所情報の中の1種或いは多種を含み、
業務関連の個人情報は、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報であり、ユーザーが取得したポイント、仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル情報の中の1種或いは多種を含む。

好ましく、前記ISP認証センターは、ICPウェブサイトにより発信された認証要求を受信した後、前記認証要求に載せられた前記ユーザーの識別子コードをキーワードとして前記ISP認証センターのデータベースを調べ、前記ユーザーの識別子コードが対応するユーザー情報を取得すれば、認証が通過するように設置される。

好ましく、前記ICPウェブサイトは、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージから前記ユーザーの汎用個人情報を取得し、及び、前記認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいてローカルデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、且つ前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記ICPウェブサイトは、前記認証通過メッセージを受信した後、前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせ、且つ前記ユーザーの識別子コードに基づいてローカルデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記ICPウェブサイトは、ローカルデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を探し出さなければ、ローカルで前記ユーザーの業務関連の個人情報を発生するように設置される。

図3に示すように、本発明実施例のログイン装置は、ICPウェブサイトに応用し、識別子コード取得ユニット301とユーザー情報取得ユニット302を含み、
前記識別子コード取得ユニット301は、前記アクセスデータパケットの中の前記ユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードをインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターに発信するように設置され、
前記ユーザー情報取得ユニット302は、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーのログインを完成するように設置される。

好ましく、前記ユーザー情報取得ユニット302は、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージから前記ユーザーの汎用個人情報を取得し、及び前記認証通過メッセージを受信した後、前記識別子コード取得ユニット301から取得した前記ユーザーの識別子コードに基づいて、前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記ユーザー情報取得ユニット302は、前記認証通過メッセージを受信した後、前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせ、且つ前記識別子コード取得ユニット301から取得した前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報を前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される。

好ましく、前記ユーザー情報取得ユニット302は、前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を探し出せなければ、ローカルで前記ユーザーの業務関連の個人情報を発生するように設置される。

当分野の普通技術者は前記方法の中の全部或いは一部ステップがプログラムによって関係ハードウェアを指令して完成されることを理解でき、前記プログラムがコンピューターの読み取り可能な記憶媒体、例えば、ROM、ディスク又はCDなどに記憶されてもよい。選択可能的に、前記実施例の全部或いは一部ステップが1つ又は複数の集積回路で実現してもよい。相応的に、前記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で実現してもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現してもよい。本発明はいかなる特定形式のハードウェアとソフトウェアの結合に限定されない。

本発明は特定の実施例によって説明するが、従業員にとって、本発明の精神又は範囲から離れず種々の修正と変更を行うことができる。このような修正と変更が本発明の範囲と付加した請求項範囲に含まれることと見なす。

本発明は、ID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのICPウェブサイトログイン方法、システム及びログイン装置を提供し、ユーザーがインターネットをするときにISP認証センターに1回だけ認証されれば、ISP認証センターに配分された識別子コードで各種類のICPウェブサイトをアクセスすることができ、再認証をする必要がない。ユーザーにとって便利になるだけでなく、ICPウェブサイトも便利になる。

Claims

ID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトのログイン方法であって、
前記ICPウェブサイトがユーザーのアクセスデータパケットを受信した後、その中のユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードをインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターに発信し、ここで、前記識別子コードはISP認証センターがユーザーに配分したものであり、ネットワーク層でユーザー識別子に対する識別に用いられることと、
前記ISP認証センターが前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証し、認証が通過すれば、前記ISP認証センターが前記ICPウェブサイトにユーザーの識別子コードを含む認証通過メッセージをリターンすることと、
前記ICPウェブサイトが前記認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーが前記ICPウェブサイトにログインすることとを含み、
前記ユーザーの個人情報は、前記ISP認証センターに記憶された前記ユーザーについての業務と関係ない情報である汎用個人情報と、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報である業務関連の個人情報と、を含むID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトのログイン方法。
前記汎用個人情報は、名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、E-mailアドレス及び家庭住所情報の中の1種或いは多種を含む請求項1に記載の方法。
前記業務関連の個人情報は、ユーザーが取得したポイント、仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル情報の中の1種或いは多種を含む請求項1に記載の方法。
前記ISP認証センターが前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証するのは、
前記ISP認証センターがICPウェブサイトにより発信された認証要求を受信した後、前記認証要求に載せられた前記ユーザーの識別子コードをキーワードとして前記ISP認証センターのデータベースを調べ、前記ユーザーの識別子コードが対応するユーザー情報を取得すれば、認証が通過することを含む請求項1又は2又は3に記載の方法。
前記ISP認証センターが前記ICPウェブサイトに発信した認証通過メッセージにさらに前記ユーザーの汎用個人情報を含み、
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得するのは、
前記ICPウェブサイトが認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報とを前記ユーザーの個人情報に併合することを含む請求項1に記載の方法。
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいてユーザーの個人情報を取得するのは、
前記ICPウェブサイトが前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせることと、
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせることと、
前記ICPウェブサイトがISP認証センターにより発信された汎用個人情報を受信した後、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報とを前記ユーザーの個人情報に併合することとを含む請求項1に記載の方法。
前記ICPウェブサイトが前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせるステップにおいて、前記ICPウェブサイトがローカルデータベースから該ユーザーの業務関連の個人情報を探し出さなければ、前記ICPウェブサイトがローカルで該ユーザーの業務関連の個人情報を発生する請求項5又は6に記載の方法。
ID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトログインシステムであって、前記システムはユーザー、前記ICPウェブサイト及び前記インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターを含み、
前記ユーザーは、前記ICPウェブサイトに、ユーザーの識別子コードが載せられたアクセスデータパケットを発信し、ここで、前記識別子コードはISP認証センターがユーザーに配分したものであり、ネットワーク層でユーザー識別子に対する識別に用いられるように設置され、
前記ICPウェブサイトは、前記アクセスデータパケットの中の前記ユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードを前記ISP認証センターに発信し、及び前記ISP認証センターにより発信された認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーのログインを完成するように設置され、
前記ISP認証センターは、前記ICPウェブサイトにより発信された前記ユーザーの識別子コードを受信し、前記ユーザーの識別子コードによって前記ユーザーを認証し、及び認証通過後前記ICPウェブサイトに前記認証通過メッセージをリターンするように設置され、
前記ユーザーの個人情報は、前記ISP認証センターに記憶された前記ユーザーについての業務と関係ない情報である汎用個人情報と、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報である業務関連の個人情報と、を含むID/ロケータ分離ネットワークにおけるユーザーのインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトログインシステム。
前記汎用個人情報は名前、性別、生年月日、学歴、電話番号、E-mailアドレス及び家庭住所情報の中の1種或いは多種を含み、
前記業務関連の個人情報はユーザーが取得したポイント、仮想の通貨、一時的に預ける商品、注文記録、捜索記録及びユーザーレベル情報の中の1種或いは多種を含む請求項8に記載のシステム。
インターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)ウェブサイトに応用し、識別子コード取得ユニットとユーザー情報取得ユニットとを含むログイン装置であって、
前記識別子コード取得ユニットは、ユーザーが送信されたアクセスデータパケットの中の前記ユーザーの識別子コードを取得し、且つ前記ユーザーの識別子コードをインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)認証センターに発信し、ここで、前記識別子コードはISP認証センターがユーザーに配分したものであり、ネットワーク層でユーザー識別子に対する識別に用いられるように設置され、
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの個人情報を取得し、前記ユーザーのログインを完成するように設置され、
前記ユーザーの個人情報は、前記ISP認証センターに記憶された前記ユーザーについての業務と関係ない情報である汎用個人情報と、ユーザーが前記ICPウェブサイトを使用するときに発生した情報である業務関連の個人情報と、を含むログイン装置。
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ISP認証センターにより発信された前記ユーザーの認証通過メッセージから前記ユーザーの汎用個人情報を取得し、及び前記認証通過メッセージを受信した後、前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報とを前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される請求項10に記載のログイン装置。
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記認証通過メッセージを受信した後、前記ISP認証センターに問合せ要求メッセージを発信し、該ユーザーの汎用個人情報を問い合わせ、且つ前記ユーザーの識別子コードに基づいて前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を問い合わせ、前記ユーザーの汎用個人情報と業務関連の個人情報とを前記ユーザーの個人情報に併合するように設置される請求項10に記載のログイン装置。
前記ユーザー情報取得ユニットは、前記ICPウェブサイトのデータベースから前記ユーザーの業務関連の個人情報を探し出さなければ、ローカルで前記ユーザーの業務関連の個人情報を発生するように設置される請求項11又は12に記載のログイン装置。