JP5543839B2 - データ放送システムおよび放送受信端末 - Google Patents

データ放送システムおよび放送受信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5543839B2
JP5543839B2 JP2010110801A JP2010110801A JP5543839B2 JP 5543839 B2 JP5543839 B2 JP 5543839B2 JP 2010110801 A JP2010110801 A JP 2010110801A JP 2010110801 A JP2010110801 A JP 2010110801A JP 5543839 B2 JP5543839 B2 JP 5543839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
individual message
identification information
communication server
broadcast
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010110801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011239315A (ja
Inventor
亜里砂 藤井
千草 山村
清彦 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2010110801A priority Critical patent/JP5543839B2/ja
Publication of JP2011239315A publication Critical patent/JP2011239315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5543839B2 publication Critical patent/JP5543839B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、おもに通信ネットワークを利用してユーザからのアクセスによって提供される個人向けサービスに関して、サービスからユーザへの連絡事項をPush型で放送受信端末に配信し、放送番組の視聴中に、ユーザに対しメッセージを確認するよう注意喚起を行ったり、個人向けサービスへのアクセスの誘導を行ったりする技術に関する。
デジタル放送の放送受信端末では、従来の映像音声で構成された動画番組の視聴機能に加えて、動画、静止画、または文字を組み合わせて提示し、視聴者の操作により提示を変化させ、あるいは、通信ネットワーク上のサーバとデータの送受を可能とする、いわゆるマルチメディアコンテンツの視聴機能が備わっているのが一般的である。
データ放送コンテンツは、BML(Broadcast Markup Language)言語で記述され、デジタル放送対応の放送受信端末に搭載されているBMLブラウザで閲覧することができる。特に、通信機能を有する放送受信端末では、通信回線を経由してリッチなコンテンツを取得できるほか、インタラクティブなサービスを利用して所望の情報にアクセスし、放送受信端末画面上に表示することができる。
また、データ放送コンテンツは、放送受信端末ごとに個人向けまたは世帯向けのサービスを提供することが可能である。今後、放送受信端末に対する個人向けまたは世帯別向けの通信サービスは増加することが予想され、放送受信端末ごとに個別にメッセージを通知する必要性が高くなる。
現状のデジタル放送では、CAS(Conditional Access Systems)カードの識別番号宛にEMM(Entitlement Management Massage)個別メッセージを伝送する機能があり、放送受信端末では、自装置宛てのメッセージを受信するとメッセージの自動表示を行うようになっている。
ところで、データ放送による個人向けサービスを拡充させていくために、放送局が持つ情報のみならず、外部の情報も併せて扱いたいという要望が高まっている。
その一つとして、例えば、放送番組に関連するお店の詳細情報を放送受信端末上で表示する等、外部の情報も併せて扱うための手法が種々開発されている(特許文献1参照)。
また例えば、放送局外のサーバが保有する個人向けメッセージをデータ放送コンテンツと連動して受信あるいは表示することが求められているが、なかでも電子政府が行っているような行政サービスをデータ放送で行うことに強い期待が寄せられている(非特許文献1参照)。PC(Personal Computer)と比較して、各家庭への普及率が高い放送受信端末は、家庭における情報端末として期待されており、PCだけでは補えないデジタル情報の格差を是正する端末として、電子行政や電子政府の構想にも描かれている。このような電子行政サービスが成功するためには、郵便に代わる効率的で、かつ、その利用に国民の格差が生じない通知機能が必要となる。
特開2001−136136号公報
「地上デジタル放送を活用した行政サービス提供に関する実証実験推進協議会報告書」、[online]、[平成22年5月13日検索]、インターネット,(URL:http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/258151/www.soumu.go.jp/s-news/2004/040519_1_hyo.html)
しかし、特許文献1に記載のような放送波を利用した伝送は、帯域の制限が厳しく個人向けメッセージの通知に適用するのは現実的ではない。また、Pull型の通信サービスでは、データ放送コンテンツと連動して個人向けメッセージを受信したり、表示したりする機能がないため、放送局が放送受信端末宛てに個別メッセージを送信することができなかった。さらには、国民の格差が生じない通知機能を実現するためには、PCの操作に不慣れなユーザであっても、確実に個別メッセージの通知を受け取ることができるように、テレビ視聴と同等な簡易さで、放送と連携した外部からの個人向けメッセージの通知を確認できるようにすることが必要となる。
そこで、本発明は、個人向けサービスからのメッセージをPush型で放送受信端末に配信し、放送番組の視聴中に、ユーザに対しメッセージを確認するよう注意喚起を行ったり、個人向けサービスへの誘導を行ったりすることが可能なデジタル放送システム、および、このデジタル放送システムに適用される放送受信端末を提供することを課題とする。
前記課題を解決した請求項1に係る発明は、データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と、ユーザごとに、放送受信端末の識別情報である第1識別情報と、この第1識別情報と異なる、連携サービス用の放送受信端末の識別情報である第1連携識別情報とを対応付けて記憶する第1識別情報記憶手段と、前記放送受信端末から前記第1識別情報が付された、前記ユーザ宛の個別メッセージの確認を要求する個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、前記個別メッセージ確認要求に付された前記第1識別情報を前記第1識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する第1認証手段と、前記第1認証手段で認証された前記第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された前記第1連携識別情報を付して、連携サーバにトークンを要求するトークン要求送信手段と、前記連携サーバから前記トークンを受信するトークン受信手段と、前記個別メッセージ確認要求に前記トークンを付して、外部通信サーバに送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、前記外部通信サーバから前記個別メッセージ確認要求に対する応答として、前記外部通信サーバにおける前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を前記個別メッセージの宛先である前記放送受信端末に送信する確認結果通知送受信手段と、を備える放送局通信サーバと、前記ユーザごとに、前記放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記第1連携識別情報と、前記外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する連携用識別情報記憶手段と、前記放送局通信サーバから前記第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信するトークン要求受信手段と、前記第1連携識別情報で特定される前記放送受信端末の認証を行うとともに、前記外部通信サーバから送信された前記放送局通信サーバの機器認証要求に応じて前記放送局通信サーバの認証を行い、さらに、前記放送局通信サーバを認証した場合、前記第1連携識別情報を、これに対応する前記第2連携識別情報に書き換える認証連携手段と、前記認証連携手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを前記放送局通信サーバに送信するトークン送信手段と、前記外部通信サーバから、前記トークンが付された前記放送局通信サーバの認証要求を受信する機器認証要求受信手段と、前記認証連携手段により前記放送局通信サーバが認証された場合、前記第2連携識別情報を付して前記放送局通信サーバの認証結果を前記外部通信サーバに送信する機器認証結果送信手段と、を備える前記連携サーバと、前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する第2識別情報記憶手段と、前記放送局通信サーバから前記トークンを付した前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、前記トークンを付した前記放送局通信サーバの認証要求を前記連携サーバに送信する機器認証要求送信手段と、前記連携サーバから、前記放送局通信サーバの認証結果を受信する機器認証結果受信手段と、前記機器認証結果受信手段により、前記放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を前記認証された放送局通信サーバに送信する確認結果通知送信手段と、前記放送受信端末から、前記第2識別情報と前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信する個別メッセージ要求受信手段と、前記第2識別情報を、前記第2識別情報記憶手段に記憶された第2識別情報と照合して前記個別メッセージ要求に係る前記放送受信端末を認証する第2認証手段と、前記第2認証手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する個別メッセージ検索手段と、前記個別メッセージ検索手段により検索された前記個別メッセージを前記放送受信端末に送信する個別メッセージ送信手段と、を備える前記外部通信サーバと、前記放送受信端末とをネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムにおける前記放送受信端末であって、コンテンツ受信手段と、コンテンツ再生手段と、画面表示手段と、個別メッセージ確認要求送信手段と、確認結果通知受信手段と、個別メッセージ受信手段と、を備え、前記コンテンツ再生手段は、前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、個別メッセージが有ることを前記ユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力することを特徴とする。
かかる構成によれば、放送受信端末は、放送局送出装置から受信したデータ放送コンテンツを再生することによって、当該データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプトを実行し、放送局通信サーバに個別メッセージ確認要求を送信する。また、放送受信端末は、個別メッセージ確認要求に応じて、放送局通信サーバから送信された確認結果通知と外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を受信する。また、放送受信端末は、外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を含んだ個別メッセージ要求を外部通信サーバに送信し、この個別メッセージ要求に応じて、外部通信サーバから送信された個別メッセージを受信する。そして、放送受信端末は、個別メッセージを受信すると、個別メッセージが有ることをユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知をデータ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する。
これによれば、放送受信端末が、放送局通信サーバを経由することなく、外部通信サーバから直接、ユーザ宛の個別メッセージを受信することができるので、個別メッセージが秘匿性の高い情報である場合であっても、個別メッセージの秘匿性を担保することができる。
また、ユーザの主体的な操作を必要とせずに、放送局通信サーバからユーザ宛の個別メッセージを受信でき、さらに、ユーザに対して、そのユーザ宛の個別メッセージが有ることを通知することができるので、ユーザに自分宛の個別メッセージを確認するよう注意喚起したり、個人向けサービスへのアクセスの誘導をしたりすることができる。
請求項2に係る発明は、データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と、前記データ放送コンテンツを受信する放送受信端末と、前記放送受信端末からの要求に応じてユーザ宛の個別メッセージを送信する外部通信サーバと、前記放送受信端末からの要求に応じて、前記外部通信サーバに前記ユーザ宛の個別メッセージの有無の確認要求を送信する放送局通信サーバと、前記外部通信サーバの前記個別メッセージを利用するユーザと前記放送局通信サーバのコンテンツを利用するユーザとを連携させる連携サーバと、をネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムであって、前記放送局通信サーバは、識別情報記憶手段と、個別メッセージ確認要求受信手段と、第1認証手段と、トークン要求送信手段と、トークン受信手段と、個別メッセージ確認要求送信手段と、確認結果通知送受信手段と、を備え、前記連携サーバは、連携用識別情報記憶手段と、トークン要求受信手段と、認証連携手段と、トークン送信手段と、機器認証要求受信手段と、機器認証結果送信手段と、を備え、前記外部通信サーバは、個別メッセージ確認要求受信手段と、機器認証要求送信手段と、機器認証結果受信手段と、探索手段と、確認結果通知送信手段と、個別メッセージ要求受信手段と、第2認証手段と、個別メッセージ探索手段と、個別メッセージ送信手段と、を備え、前記放送受信端末は、コンテンツ受信手段と、コンテンツ再生手段と、画面表示手段と、個別メッセージ確認要求送信手段と、確認結果通知受信手段と、個別メッセージ要求送信手段と、個別メッセージ受信手段と、を備え、前記コンテンツ再生手段は、前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、前記個別メッセージの存在を前記ユーザに知らせる個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで前記画面表示手段に出力することを特徴とする。
かかる構成によれば、データ放送システムは、放送受信端末が、コンテンツ受信手段によって、放送局送出装置からデータ放送コンテンツを受信し、コンテンツ再生手段によって、データ放送コンテンツを再生することによって、当該データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプトを実行する。そして、個別メッセージ確認要求送信手段によって、放送局通信サーバに、放送受信端末の識別情報である第1識別情報を付した個別メッセージ確認要求を送信する。
データ放送システムは、放送局通信サーバが、識別情報記憶手段によって、ユーザごとに、第1識別情報と連携サービス用の第1連携識別情報とを対応付けて記憶する。また、個別メッセージ確認要求受信手段によって、放送受信端末から第1識別情報が付された個別メッセージ確認要求を受信する。さらに、第1認証手段によって、個別メッセージ確認要求に付された第1識別情報を識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する。
続いて、トークン要求送信手段によって、第1認証手段で認証された第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された第1連携識別情報を付して、連携サーバにトークンを要求し、トークン受信手段によって、連携サーバからトークン要求に対する応答としてトークンを受信する。
そして、個別メッセージ確認要求送信手段によって、トークンを付した個別メッセージ確認要求を、外部通信サーバに送信する。そして、確認結果通知送受信手段によって、外部通信サーバから個別メッセージ確認要求に対する応答として、外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を個別メッセージの宛先である放送受信端末に送信する。
また、データ放送システムは、連携サーバが、連携用識別情報記憶手段によって、ユーザごとに、放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された第1連携識別情報と、外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する。また、トークン要求受信手段によって、放送局通信サーバから第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信する。さらに、認証連携手段によって、第1連携識別情報で特定される放送受信端末の認証を行うとともに、外部通信サーバから送信された放送局通信サーバの機器認証要求に応じて放送局通信サーバの認証を行う。また、さらに、認証連携手段によって、放送局通信サーバを認証した場合、第1連携識別情報を、これに対応する第2連携識別情報に書き換える。
続いて、トークン送信手段によって、認証連携手段により放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを放送局通信サーバに送信する。
そして、機器認証要求受信手段によって、外部通信サーバから、トークンが付された放送局通信サーバの認証要求を受信し、機器認証結果送信手段によって、認証連携手段により放送局通信サーバが認証された場合、第2連携識別情報を付して放送局通信サーバの認証結果を外部通信サーバに送信する。
さらに、データ放送システムは、外部通信サーバが、第2識別情報記憶手段によって、ユーザごとに、放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する。また、個別メッセージ確認要求受信手段によって、放送局通信サーバからトークンを付した個別メッセージ確認要求を受信する。また、機器認証要求送信手段によって、トークンを付した放送局通信サーバの認証要求を連携サーバに送信する。さらに、機器認証結果受信手段によって、連携サーバから、放送局通信サーバの認証結果を受信する。続いて、確認結果通知送信手段によって、機器認証結果受信手段により、放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、ユーザ宛の個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を認証された放送局通信サーバに送信する。また、さらに、個別メッセージ要求受信手段によって、放送受信端末から、第2識別情報とユーザ宛の個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信し、第2認証手段によって、第2識別情報を、予め記憶した第2識別情報と照合して個別メッセージ要求に係る放送受信端末を認証する。そして、第2認証手段により放送受信端末が認証された場合、個別メッセージ検索手段によって、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する。そして、個別メッセージ送信手段によって、個別メッセージ検索手段により検索された個別メッセージを放送受信端末に送信する。
そして、データ放送システムは、放送受信端末、放送局送出装置から受信したデータ放送コンテンツを再生することによって、当該データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプトを実行し、放送局通信サーバに個別メッセージ確認要求を送信する。また、放送受信端末は、個別メッセージ確認要求に応じて、放送局通信サーバから送信された確認結果通知と外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を受信する。また、放送受信端末は、外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を含んだ個別メッセージ要求を外部通信サーバに送信し、この個別メッセージ要求に応じて、外部通信サーバから送信された個別メッセージを受信する。そして、放送受信端末は、個別メッセージを受信すると、個別メッセージが有ることをユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知をデータ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する。
求項1、2に係る発明によれば、放送受信端末において、放送局通信サーバを経由することなく、外部通信サーバからユーザ宛の個別メッセージを直接受信することができる。このため、個別メッセージが秘匿性の高い情報である場合であっても、個別メッセージの秘匿性を担保することができる。このため、放送局は、個人の医療情報や年金情報等の秘匿性の高い個別メッセージを扱う外部通信サーバとも連携することが可能となり、サービスを拡充することができる。さらに、ユーザの主体的な操作を必要とせずに、放送受信端末において、放送局通信サーバからユーザ宛の個別メッセージを取得できる。つまり、ユーザは、テレビを視聴するという簡易で日常的な動作を行うだけで、自分宛の個別メッセージを受動的に受け取ることができる。これにより、こまめに個別メッセージを確認しないユーザであっても、自分宛の重要な個別メッセージを見過ごしてしまうことを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るデータ放送システムの全体構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ放送システムを構成する各装置の構成要素を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ放送システムの放送局通信サーバにおける、第1識別情報記憶手段のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ放送システムを構成する放送受信端末と、放送局通信サーバ間での動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデータ放送システムの全体構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ放送システムを構成する各装置の構成要素を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ放送システムの連携サーバにおける、連携用識別情報記憶手段のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ放送システムの外部通信サーバにおける、個別メッセージ記憶手段のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ放送システムを構成する放送受信端末と、放送局通信サーバと、連携サーバと、外部通信サーバ間での動作を示すフローチャートである。
[データ放送システムの概略]
本実施形態(第1、第2実施形態)に係るデータ放送システム(1,1B)は、放送局が1次リンクの範囲内で放送波と連携しながら、放送受信端末にPush型で個別メッセージを配信し、放送受信端末のユーザに自分宛の個別メッセージが有ることを通知することで、ユーザに対し、注意喚起やサービス誘導を行うことを可能としている。また、放送受信端末で、個別メッセージの受信をきっかけとして、データ放送コンテンツのスクリプトを実行させることにより、ユーザ個人のデータに連動したコンテンツ動作を可能としている。
ここで、「個別メッセージ」とは、放送受信端末宛、あるいは、放送受信端末を使用するユーザID宛のメッセージであり、ユーザまたは世帯を特定しない一般的なお知らせや、ユーザ宛、または、世帯宛のサービスメッセージなどが含まれる。
図1に示すように、第1実施形態に係るデータ放送システム1は、放送局送出装置10と、放送局通信サーバ20と、放送受信端末30とを備えており、これらがネットワークを介して相互に接続されて構成される。
[第1実施形態に係るデータ放送システムの構成]
放送局送出装置10は、放送波あるいは通信回線を介して、放送受信端末30にテレビ放送コンテンツあるいはデータ放送コンテンツを配信するものであり、放送局通信サーバ20とネットワークを介して接続されている。
放送局通信サーバ20は、放送局の管理下に存在する1次リンクサーバである。放送局通信サーバ20から提供されるデータ放送コンテンツは、テレビ放送波と相互にリソース参照などの関連付けができるため、ユーザは、放送番組の視聴を継続しながら、放送局通信サーバ20内のデータ放送コンテンツを閲覧することが可能である。
放送局通信サーバ20では、主に放送波による提供には適さない大容量コンテンツや、個人別に内容の異なるコンテンツを管理しており、ユーザからの通信回線経由のアクセスに応じて、放送受信端末30に、蓄積しているBMLコンテンツ及び関連情報を提供する。
また、放送局通信サーバ20は、放送受信端末から個人向けコンテンツの要求があった場合に、あらかじめ視聴者から登録されたユーザ情報に基づき個人認証を行い、要求があった放送受信端末に、ユーザ個人宛のコンテンツを提供するようになっている。
またさらに、放送局通信サーバ20は、放送受信端末から送信された個別メッセージ要求に応じて、当該放送受信端末宛の個別メッセージを配信するようになっている。
放送受信端末30は、通信機能を備え、放送局送出装置10から送出される放送波を介して提供される映像音声コンテンツと、放送波もしくは通信回線を介して提供されるデータ放送コンテンツとを再生する端末である。また、放送受信端末30は、放送局通信サーバ20から配信された個別メッセージを受信すると、ユーザに自分宛の個別メッセージが有ることを知らせる個別メッセージ通知を、放送番組コンテンツに埋め込んで図示しない表示画面に表示可能となっている。
放送受信端末30は、放送局から多重化して送信される放送波を受信して復号する機能を有する。また、放送受信端末30は、BMLブラウザを備え、BMLで記述されるデータ放送コンテンツと映像音声コンテンツとを合成し、図示しない表示画面に表示可能となっている。
このようなデータ放送システム1によれば、放送局通信サーバから放送受信端末に個別メッセージを配信し、放送受信端末30で個別メッセージ通知を放送番組コンテンツに埋め込んで図示しない表示画面に表示可能であるため、データ放送の1次リンク内で、放送番組コンテンツの視聴を中断させることなく、放送受信端末30上で同時に個別メッセージを閲覧可能となる。
また、ユーザが個別メッセージを視聴するという簡易で日常的な動作を行うだけで、放送受信端末にPush型で個別メッセージが配信されるので、ユーザが個別メッセージを取得するために意識的に何もしなくても自分宛の個別メッセージを受け取って閲覧することができる。これにより、PCに不慣れなユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごすことを防止することができる。
次に、データ放送システム1を構成する各装置の詳細な構成を説明する。
[放送波送出装置の構成]
放送局送出装置10は、データ放送コンテンツと映像音声コンテンツを放送受信端末30に送出するものである。放送局送出装置10は、データ放送コンテンツが放送受信端末30で再生されたときに動作するBMLスクリプト(startup.bml)を、データ放送コンテンツに記述している。
このBMLスクリプト(startup.bml)は、データ放送コンテンツを受信した放送受信端末30に、あらかじめ指定した放送局通信サーバ20に対してユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を実行させるためのプログラムである。
ここでは、BMLスクリプト(startup.bml)には、あらかじめ指定した時間間隔または回数の個別メッセージ要求をあらかじめ指定した放送局通信サーバ20に送信するよう記述されているものとする。また、BMLスクリプト(startup.bml)には、あらかじめ指定した放送局通信サーバ20の宛先情報も含まれている。
なお、ユーザ宛の個別メッセージは、ユーザの放送受信端末30の操作とは非同期に発生することが想定されるので、個別メッセージ要求を行う時間間隔または回数は、放送受信端末30によるデータ放送コンテンツの表示や、ユーザによる放送受信端末30の操作とは非同期に指定されている。
また、BMLスクリプト(startup.bml)には、放送受信端末30が、放送局通信サーバ20から、個別メッセージ要求に応じて個別メッセージを受信した際の処理もあらかじめ記述されているものとする。例えば、放送受信端末30が個別メッセージを受信した場合、当該個別メッセージをデータ放送コンテンツの所定の場所に埋め込んで表示するなど、放送受信端末30のユーザに対し、個別メッセージが有ることを通知するための処理である。
[放送局通信サーバの構成]
図2に示すように、放送局通信サーバ20は、第1識別情報記憶手段211と、個別メッセージ記憶手段212と、個別メッセージ要求受信手段213と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216と、を備えている。
第1識別情報記憶手段211は、ユーザ主体の認証を行う際に必要となるユーザ情報を予め記憶しておくものである。
例えば、図3に示すように、ユーザごとにデータ放送コンテンツを利用するユーザを識別するための「ユーザID(識別情報ID)」と、ユーザの「氏名」、ユーザの「住所」と、「機器固有番号」と、を対応付けて記憶している。「ユーザID(識別情報ID)」は、ユーザを一意に特定するための情報であって、英数字などの文字列で構成されている。「機器固有番号」は、CAS(Conditional Access Systems)カードの識別番号であり、英数字などの文字列で構成されている。なおここでは、第1識別情報記憶手段211が、識別情報IDに放送局の認証情報Vを対応付けてさらに記憶していることとする。
但し、図3に示した例に限られるものではなく、ユーザの年齢や性別、生年月日などの情報をさらに記憶していてもよい。
なお、第1識別情報記憶手段211には、このようなユーザ情報が、図示を省略したユーザ情報登録手段によって予め登録されているものとする。また、このユーザ情報登録手段によって、ユーザの新規登録や、ユーザ情報の削除などが行われるものとする。
第1識別情報記憶手段211で記憶された情報は、認証手段214によって適宜読み出される。
図2に戻って、放送局通信サーバ20の構成について説明を続ける。
個別メッセージ記憶手段212は、ユーザごとに、ユーザ宛の個別メッセージを記憶するものである。ユーザ宛の個別メッセージには、放送受信端末30宛の個別メッセージ、あるいは、放送受信端末30を使用するユーザを特定する識別情報宛の個別メッセージが含まれる。個別メッセージ記憶手段212は、例えば、放送受信端末30の機器固有番号と、ユーザ宛の個別メッセージとを対応付けて記憶している。また例えば、識別情報IDと、識別情報IDで特定されるユーザ宛の個別メッセージとを対応付けて記憶していてもよい。
個別メッセージ記憶手段212には、テンプレートや動作を記述するBML文書のほか、関連するテキスト情報や画像情報も記憶されており、必要に応じて、個別メッセージ検索手段215によって読み出される。
個別メッセージ要求受信手段213は、放送受信端末30から、ユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を受信するものである。個別メッセージ要求受信手段213は、識別情報IDと、機器固有番号と、放送局の認証情報Vとを含んだ、ユーザ宛の個別メッセージ要求を受信する。個別メッセージ要求受信手段213は、受信した個別メッセージ要求を、認証手段214に出力する。
認証手段214は、個別メッセージ要求受信手段213で受信された個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDと認証情報Vの認証を行う手段である。認証手段214は、個別メッセージ要求受信手段213から個別メッセージ要求の入力を受け付け、この個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDと、認証情報Vとを第1識別情報記憶手段211に記憶された識別情報IDと、認証情報Vと照合して認証する手段である。認証手段214は、正常な認証が確認された場合、個別メッセージ要求に含まれる機器固有番号または識別情報IDを個別メッセージ検索手段215に出力する。
なお、ユーザ宛の個別メッセージの内容が、放送受信端末30を使用する世帯向けや一般的なお知らせであって、ユーザ個人を特定したサービスに関するメッセージではない場合、認証手段214によるユーザ認証を省略してもよい。
個別メッセージ検索手段215は、個別メッセージ要求受信手段213で受信された機器固有番号または識別情報IDに基づき、個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30のユーザ宛の個別メッセージを検索するものである。例えば、個別メッセージ検索手段215は、認証手段214から機器固有番号の入力を受け付けると、個別メッセージ記憶手段212から、この機器固有番号に対応付けて記憶された個別メッセージを検索し、該当する個別メッセージが見つかった場合、その個別メッセージを抽出する。また例えば、個別メッセージ検索手段215は、認証手段214から機器固有番号の入力を受け付けると、第1識別情報記憶手段211から、この機器固有番号に対応付けて記憶された識別情報IDを検索して抽出し、個別メッセージ記憶手段212から、この識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索し、該当する個別メッセージが見つかった場合、その個別メッセージを抽出するようにしてもよい。
個別メッセージ検索手段215は、個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30のユーザ宛の個別メッセージを抽出した場合、当該個別メッセージを個別メッセージ送信手段216に出力する。一方、個別メッセージ検索手段215は、個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30のユーザ宛の個別メッセージが見つからなかった場合、該当する個別メッセージが無い旨の確認結果通知を個別メッセージ送信手段216に出力してもよいし、あるいは、何も出力しなくてもよい。なお、個別メッセージ検索手段215は、該当する個別メッセージが見つかった場合、個別メッセージ送信手段216に個別メッセージ記憶手段212における当該個別メッセージの情報格納場所を出力するだけでもよい。この場合、個別メッセージ送信手段216が、情報格納場所に基づいて個別メッセージ記憶手段212から個別メッセージを読み出すことになる。
個別メッセージ送信手段216は、個別メッセージ検索手段215で検索された個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30のユーザ宛の個別メッセージ、あるいは、確認結果通知を、個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30に送信するものである。
個別メッセージ送信手段216は、個別メッセージ検索手段215から入力された個別メッセージを個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30に送信する。一方、個別メッセージ送信手段216は、個別メッセージ検索手段215から、該当する個別メッセージが無い旨の確認結果通知が入力された場合、この確認結果通知を個別メッセージ確認要求の送信元の放送受信端末30に送信する。
放送受信端末30は、コンテンツ受信手段311と、AV再生手段312と、コンテンツ再生手段313と、個別メッセージ要求送信手段314と、個別メッセージ受信手段315と、画面表示手段316と、を備えている。
コンテンツ受信手段311は、放送波または通信回線を介して放送局送出装置10から送信された映像音声コンテンツと、データ放送コンテンツとを受信する手段である。
コンテンツ受信手段311は、受信した映像音声コンテンツを、AV再生手段312に出力し、受信したデータ放送コンテンツをコンテンツ再生手段313に出力する。
AV再生手段312は、コンテンツ受信手段311で受信された映像音声コンテンツを再生するものである。AV再生手段312は、コンテンツ受信手段311から入力された映像音声コンテンツを内部バッファに取り込んで復号し、画面表示手段316で表示可能な形式にして画面表示手段316に出力する。
コンテンツ再生手段313は、コンテンツ受信手段311で受信されたデータ放送コンテンツを再生するものである。
コンテンツ再生手段313は、ユーザによるリモコンのdボタンの押下などの操作により動作する。あるいは、放送局送出装置10から送信されたデータ放送コンテンツのBMLスクリプト(startup.bml)に自動再生指定があらかじめ記述されている場合、コンテンツ受信手段311で受信されたデータ放送コンテンツがコンテンツ再生手段313に入力されると、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツが自動で再生される。そして、データ放送コンテンツの再生により、コンテンツ再生手段313は、データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプト(startup.bml)を実行する。
これにより、コンテンツ再生手段313は、ユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求をあらかじめ指定された放送局通信サーバ20に送信するよう指示する制御信号を、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20の宛先情報(例えばURL)と共に、あらかじめ指定された時間間隔または回数で、個別メッセージ要求送信手段314に出力する。
また、コンテンツ再生手段313は、後記する個別メッセージ受信手段315から、ユーザ宛の個別メッセージが入力された場合、あらかじめデータ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプトに従って、ユーザに対し、個別メッセージを通知する処理を実行する。例えば、コンテンツ再生手段313は、データ放送コンテンツに個別メッセージの一部または全部を埋め込んで、当該データ放送コンテンツを、後記する画面表示手段316を介して図示しない表示画面に表示させる。これによって、ユーザに対し、個別メッセージが有ることを通知することが可能となる。なお、ユーザに個別メッセージが有ることを通知する手法は、特に限定されるものではなく、ユーザが個別メッセージを見過ごすことのないように注意喚起したり、個人向けサービスへのアクセスを誘導したりすることができればよい。詳しくは、後記する。
個別メッセージ要求送信手段314は、コンテンツ再生手段313から、ユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を送信するよう指示する制御信号、および、個別メッセージ要求の送信先となる放送局通信サーバ20の宛先情報を入力すると、宛先情報に基づき、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20に個別メッセージ要求を送信するものである。個別メッセージ要求送信手段314は、コンテンツ再生手段313から制御信号および宛先情報を入力すると、識別情報IDと、放送局の認証情報Vと、機器固有番号と、を含んだ個別メッセージ要求を、宛先情報であらかじめ指定された放送局通信サーバ20に送信する。認証情報Vは、ユーザが外部から入力した情報に基づいてもよいし、物理媒体の情報を読み込んでもよい。
個別メッセージ受信手段315は、個別メッセージ要求送信手段314により、放送局通信サーバ20に送信された個別メッセージ要求に応じて、放送局通信サーバ20からユーザ宛の個別メッセージ、あるいは、確認結果通知を受信するものである。
個別メッセージ受信手段315は、放送局通信サーバ20から受信した個別メッセージ、あるいは、確認結果通知をコンテンツ再生手段313に出力する。
画面表示手段316は、AV再生手段312から出力された映像音声コンテンツを入力し、また、コンテンツ再生手段313から出力されたデータ放送コンテンツを逐次入力し、かかる映像音声コンテンツとデータ放送コンテンツとを図示しない表示画面に逐次表示させる手段である。
画面表示手段316は、BMLコンテンツを逐次解析して表示するBMLブラウザとして機能する。
[第1実施形態に係るデータ放送システムの動作]
次に、第1実施形態に係るデータ放送システム1の動作について図4および適宜図1〜図3を参照して説明する。なお、以下では、放送局通信サーバ20の個別メッセージ検索手段215によって、放送受信端末30の機器固有番号を用いてユーザ宛の個別メッセージを検索する場合の処理を例にとって説明する。
データ放送システム1は、放送受信端末30のコンテンツ受信手段311によって、放送波または通信回線を介して放送局送出装置10から送信された映像音声コンテンツと、データ放送コンテンツとを受信する(ステップS1)。コンテンツ受信手段311は、受信した映像音声コンテンツをAV再生手段312に出力し、受信したデータ放送コンテンツをコンテンツ再生手段313に出力する。
放送受信端末30は、AV再生手段312によって、コンテンツ受信手段311から入力された映像音声コンテンツを復号して画面表示手段316に出力する。放送受信端末30は、画面表示手段316によって、AV再生手段312から入力された映像音声コンテンツを表示画面に表示させる(ステップS2)。
放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、コンテンツ受信手段311から入力されたデータ放送コンテンツを復号して画面表示手段316に出力する。データ放送システム1は、放送受信端末30の画面表示手段316によって、AV再生手段312から入力された映像音声コンテンツを表示画面に表示させる。そして、コンテンツ再生手段313は、データ放送コンテンツの再生に伴い、データ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプト(startup.bml)を実行する(ステップS3)。
そして、放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、ユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を送信するよう指令する制御信号を、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20の宛先情報と共に、個別メッセージ要求送信手段314に出力する。
放送受信端末30は、個別メッセージ要求送信手段314によって、コンテンツ再生手段313から制御信号、および、宛先情報の入力を受け付けると、識別情報IDと、機器固有番号と、放送局の認証情報Vと、を含んだ個別メッセージ要求を、宛先情報に基づいてあらかじめ指定された放送局通信サーバ20に送信する(ステップS4)。
次に、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ要求受信手段213によって、放送受信端末30から送信された個別メッセージ要求を受信する(ステップS5)。データ放送システム1は、個別メッセージ要求受信手段213によって、受信した個別メッセージ要求を認証手段214に出力する。
放送局通信サーバ20は、認証手段214によって、個別メッセージ要求受信手段213から個別メッセージ要求の入力を受け付けると、この個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDと認証情報Vとを、それぞれ、第1識別情報記憶手段211に記憶された識別情報IDまたは認証情報Vと照合して認証する(ステップS6)。なお、ユーザ宛の個別メッセージの内容が、放送受信端末30を使用する世帯向けや一般的なお知らせであって、ユーザ個人を特定したサービスに関するメッセージではない場合、ステップS6を省略してもよい。
放送局通信サーバ20は、認証手段214によって、正常な認証が確認された場合、個別メッセージ要求に含まれる機器固有番号を個別メッセージ検索手段215に出力する。
一方、放送局通信サーバ20は、認証手段214によって、認証が確認されなかった場合、処理を終了する。
放送局通信サーバ20は、個別メッセージ検索手段215によって、認証手段214から機器固有番号の入力を受け付けると、この機器固有番号に対応付けて記憶された個別メッセージを個別メッセージ記憶手段212から検索し、該当する個別メッセージが見つかった場合、その個別メッセージを抽出する(ステップS7)。
放送局通信サーバ20は、個別メッセージ検索手段215によって、機器固有番号に対応付けて記憶された個別メッセージが抽出された場合、この個別メッセージを個別メッセージ送信手段216に出力する。
一方、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ検索手段215によって、機器固有番号に対応付けて記憶された個別メッセージが抽出されなかった場合、そのことを知らせる確認結果通知を、個別メッセージ送信手段216に出力するか、あるいは、そのまま処理を終了してもよい。
放送局通信サーバ20は、個別メッセージ送信手段216によって、個別メッセージ、あるいは、確認結果通知の入力を受け付けると、個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30に個別メッセージ、あるいは、確認結果通知を送信する(ステップS8)。
放送受信端末30は、個別メッセージ受信手段315によって、放送局通信サーバ20から個別メッセージを受信する(ステップS9)。放送受信端末30は、個別メッセージ受信手段315によって、受信した個別メッセージを、コンテンツ再生手段313に出力する。なお、放送受信端末30は、個別メッセージ受信手段315によって、放送局通信サーバ20から確認結果通知の入力を受け付けると、この個別メッセージを、コンテンツ再生手段313に出力してもよいし、そのまま処理を終了してもよい。
放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、個別メッセージ受信手段315から個別メッセージの入力を受け付けると、あらかじめデータ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプトに従って個別メッセージが有ることをユーザに通知する処理を実行する(ステップS10)。例えば、放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツに、個別メッセージの一部または全部を埋め込んで画面表示手段316に出力する。
放送受信端末30は、画面表示手段316によって、コンテンツ再生手段313から、個別メッセージが埋め込まれたデータ放送コンテンツの入力を受け付けると、このデータ放送コンテンツを、図示しない表示画面に表示する(ステップS11)。これにより、ユーザに、自分宛の個別メッセージが有ることを確実に通知することが可能となる。
データ放送システム1は、以上のように動作する。
以上説明した第1実施形態に係るデータ放送システム1によれば、次のような作用効果を得ることができる。
第1実施形態に係るデータ放送システム1は、データ放送コンテンツを受信した放送受信端末30が、データ放送コンテンツを再生することによって、このデータ放送コンテンツにあらかじめ記述されているBMLスクリプト(startup.bml)に従ってあらかじめ指定された放送局通信サーバ20に個別メッセージ要求を実行し、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ要求に応じて、放送局通信サーバ20が保有するユーザ宛の個別メッセージを放送受信端末30に送信するように構成されている。このため、ユーザの主体的な操作を必要とせずに、かつ、放送番組の視聴を継続しながら、個別メッセージをユーザに通知することができる。
また、放送受信端末30が個別メッセージ要求を送信している間、ユーザは、放送受信端末30の個別メッセージ要求の送信を意識することなく、個別メッセージ要求とは非同期に、放送番組の視聴やデータ放送コンテンツの閲覧などを継続することができる。
そして、放送受信端末30によって、個別メッセージを受信した場合、あらかじめデータ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプトに従って個別メッセージが有ることをユーザに通知する処理が、ユーザによる放送番組の視聴やデータ放送コンテンツの閲覧などと非同期に実行される。このため、ユーザは、放送番組の視聴やデータ放送コンテンツの閲覧などを継続しながら、受動的に自分宛の個別メッセージを受け取って閲覧することができる。そして、ユーザは、例えば、放送番組の視聴中に表示画面に表示された個別メッセージを読むことによって、個別メッセージの内容を確認することができる。
以上のように、第1実施形態に係るデータ放送システム1によれば、ユーザがデータ放送コンテンツを視聴するという簡易で日常的な動作を行うだけで、ユーザ宛の個別メッセージが放送局通信サーバ20から放送受信端末30に送信され、放送受信端末30においてユーザに対する個別メッセージの通知処理が実行される。このように、ユーザが個別メッセージを取得するために意識的に何もしなくても自分宛の個別メッセージを受け取って閲覧することができる。これにより、PCに不慣れなユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごすことを防止することができる。また、こまめに個別メッセージを確認しないユーザに対しても、確実に個別メッセージを通知することができ、ユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごしてしまうことを効果的に防止することができる。
以上、第1実施形態に係るデータ放送システム1について説明したが、データ放送システム1は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
例えば、前記した第1実施形態では、放送受信端末30でユーザに個別メッセージを通知するBMLスクリプトの例として、受信した個別メッセージをデータ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段316に出力する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、個別メッセージを受信したことを示す通知メッセージや、個別メッセージが変更、更新されたことを示す通知メッセージを生成して画面表示手段316に出力させるようにしてもよい。またさらに、個別メッセージの保有元となる放送局通信サーバ20へのログイン画面を図示しない表示画面に表示してもよい。さらには、通知メッセージと共に、個別メッセージの宛先となる放送局通信サーバ20への遷移ボタンを図示しない表示画面に表示するようにしてもよい。または、通知メッセージと共に、個別メッセージの宛先となる放送局通信サーバ20のURL(Uniform Resource Locater)を図示しない表示画面に表示してもよい。これによっても、ユーザに注意喚起することができる。また、これらのいずれかに加えて、コンテンツ再生手段313の図示しない記憶手段にあらかじめ記憶された特定のメッセージや音声アナウンスを再生してもよい。これにより、ユーザに対し、より確実に注意喚起や個人向けサービスへのアクセスの誘導を行うことができる。
また例えば、前記した第1実施形態では、放送局通信サーバ20は、放送受信端末30から個別メッセージ要求を受信した際に、個別メッセージ検索手段215によってユーザ宛の個別メッセージを検索し、該当する個別メッセージが有る場合、その個別メッセージを抽出して個別メッセージ送信手段216から放送受信端末30に送信していたが、これに限られるものではない。例えば、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ検索手段215によって、ユーザ宛の個別メッセージを検索した結果、該当する個別メッセージが見つかった場合、図示しない通知生成手段によって個別メッセージが有ることを知らせる通知を生成し、この通知を個別メッセージ送信手段216から放送受信端末30に送信するようにしてもよい。
そして、放送受信端末30は、個別メッセージ受信手段315によって、放送局通信サーバ20から個別メッセージが有ることを知らせる通知を受信すると、BMLスクリプトを実行して、前記したように個別メッセージを受信したことを示す通知メッセージや、個別メッセージに変更があることを示す通知メッセージを生成して画面表示手段316に出力させることによって、ユーザに個別メッセージを通知することができる。
この場合、ユーザは、放送番組の視聴中に、表示画面に個別メッセージ通知として個別メッセージの保有元の放送局通信サーバ20への遷移ボタンが表示された場合、この遷移ボタンをクリックすることによって、個別メッセージを取得することができる。また例えば、ユーザは、放送番組の視聴中に、表示画面に個別メッセージ通知として個別メッセージの保有元の放送局通信サーバ20のログイン画面が表示された場合、所定のログイン動作を実行することによって、個別メッセージを取得することができる。
[第2実施形態に係るデータ放送システムの概略]
第2実施形態に係るデータ放送システムは、放送局以外の外部機関が有する個別メッセージを、データ放送で扱うことができるようにするものである。また、個別メッセージが秘匿性の高い情報を含む場合、放送局に対しては秘匿性を確保しつつ、データ放送で扱うことができるようにするものである。
さらに、ユーザが、データ放送コンテンツの視聴を継続しながら、放送局以外の外部機関が有する個別メッセージを閲覧可能とするものである。
図5に示すように、第2実施形態に係るデータ放送システム1Bは、放送局送出装置10と、放送局通信サーバ20Bと、放送受信端末30Bと、外部通信サーバ40と、連携サーバ50と、を備えており、これらがネットワークを介して相互に接続されて構成されている。
[第2実施形態に係るデータ放送システムの構成]
放送局送出装置10は、前記した第1実施形態において説明したのと同様であるため、ここでは、説明を省略する。
放送局通信サーバ20Bは、第1実施形態に係る放送局通信サーバ20の機能に加え、認証連携を行った外部通信サーバ40から、ユーザの要求する個別メッセージに係る属性情報を受信し、この属性情報に基づいてBMLコンテンツのテンプレートを整形し、放送受信端末30Bに送信する機能を有する。
放送受信端末30Bは、第1実施形態に係る放送受信端末30の機能に加え、放送局通信サーバ20Bから受信した個別メッセージの属性情報に基づいてBMLコンテンツのテンプレートを整形し、整形したテンプレートに、外部通信サーバ40から受信した個別メッセージを埋め込んで合成し、図示しない表示画面に表示させる機能を有する。
外部通信サーバ40は、ネットワーク上に存在し、個別メッセージを提供するサーバである。なお、図5では、2つの外部通信サーバ40を示しているが、数は特に限定されるものではない。
連携サーバ50は、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との間で連携サービスを実現するための認証連携を行うものである。
連携サーバ50は、放送局通信サーバ20Bで認証されたユーザの識別情報から、外部通信サーバ40で管理される識別情報への置き換えを行うことで、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との連携サービスを実現する。
このようなデータ放送システム1Bによれば、放送番組コンテンツの中に個別メッセージを埋め込んで表示させるため、データ放送の1次リンク内で、放送番組コンテンツの視聴を中断させることなく、放送受信端末30B上で同時に個別メッセージを閲覧可能となる。
また、ユーザが放送番組コンテンツを視聴するという受動的で自然な動作によって、個別メッセージを閲覧することができるので、PCに不慣れなユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごすことを防止することができる。
次に、データ放送システム1Bを構成する各装置の詳細な構成を説明する。
[放送波送出装置の構成]
図6に示すように、放送局送出装置10は、データ放送コンテンツと映像音声コンテンツを放送受信端末30Bに送出するものである。放送局送出装置10は、データ放送コンテンツが放送受信端末30Bで再生されたときに動作するBMLスクリプト(startup.bml)を、データ放送コンテンツに記述している。
BMLスクリプト(startup.bml)は、基本的には、第1実施形態において説明したのと同様である。なお、個別メッセージ確認要求を送信する外部通信サーバ40は、BMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定されているものとする。
[放送局通信サーバの構成]
放送局通信サーバ20Bは、第1識別情報記憶手段211Bと、個別メッセージ記憶手段212と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216と、トークン要求送信手段222と、トークン受信手段223と、第1個別メッセージ確認要求送信手段224と、確認結果通知送受信手段225と、第1個別メッセージ確認要求受信手段228と、を備えている。
個別メッセージ記憶手段212と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216は、第1実施形態の放送局通信サーバ20と共通であるため、以下では、主に第1実施形態の放送局通信サーバ20と異なる構成について説明する。
第1識別情報記憶手段211Bは、第1実施形態に係る第1識別情報記憶手段211で記憶されたデータ(図3参照)に加えて、ユーザごとに、データ放送コンテンツを利用するユーザを識別するための識別情報ID(第1識別情報)と、放送局の連携サービス用の連携識別情報ID´(第1連携識別情報)とを対応付けて記憶するものである。また、ここでは、第1識別情報記憶手段211Bに、識別情報IDに放送局の認証情報Vを対応付けてさらに記憶していることとする。連携識別情報ID´とは、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40とを連携されるために、連携サーバ50で管理している個人識別IDである。識別情報IDと連携識別情報ID´は、同じであっても構わないが、ID≠ID´とすると、識別情報IDを放送局外に公開せずに、連携サーバ50で認証連携を行うことが可能となるため好ましい。また、仮のIDで認証連携を行うことで、アクセス制限付きの認証連携を行うことも可能となる。
第1個別メッセージ確認要求受信手段228は、放送受信端末30Bから送信された個別メッセージ確認要求を受信するものである。第1個別メッセージ確認要求受信手段228は、受信した個別メッセージ確認要求を、認証手段214に出力する。なお、認証手段214は、正常な認証が確認された場合、個別メッセージ確認要求をトークン要求送信手段222に出力する。
トークン要求送信手段222は、放送受信端末30Bからの個別メッセージ確認要求に応じて、連携サーバ50に、外部通信サーバ40へ個別メッセージ確認要求を行うためのトークンを要求するものである。
トークンとは、連携サーバ50で発行される、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求をするための手形となる情報であり、例えば、ユニークな番号などである。このトークンを付けて放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40にアクセスを行うと、連携サーバ50において、あらかじめ登録された放送局通信サーバ20Bに対して発行されている電子証明書による許可事項の範囲内で、放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40へのアクセスが許可される。
認証手段214を介して個別メッセージ確認要求を入力すると、トークン要求送信手段222は、第1識別情報記憶手段211Bから、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDに対応付けられた連携識別情報ID´を読み出す。そして、トークン要求送信手段222は、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDを連携識別情報ID´に置き換えて、連携識別情報ID´を含むトークン要求を、連携サーバ50に送信する。
トークン受信手段223は、トークン要求送信手段222から連携サーバ50に送信されたトークン要求に応じて、連携サーバ50から送信されたトークンを受信するものである。トークン受信手段223は、受信したトークンを、第1個別メッセージ確認要求送信手段224に出力する。
第1個別メッセージ確認要求送信手段224は、外部通信サーバ40に、連携識別情報ID´に対応付けられている連携識別情報ID´に対応付けられた個別メッセージの有無の確認を要求する個別メッセージ確認要求を送信するものである。
また、第1個別メッセージ確認要求送信手段224は、認証手段214から、第1個別メッセージ確認要求受信手段228で放送受信端末30Bから受信された個別メッセージ要求に含まれる放送局通信サーバ20Bの宛先情報を入力する。この宛先情報は、データ放送コンテンツのBMLスクリプト(startup.bml)にあらかじめ記述されているものである。
第1個別メッセージ確認要求送信手段224は、トークン受信手段223からトークンを入力し、このトークンと、個別メッセージの属性を示す属性情報を要求する属性情報要求とを含んだ個別メッセージ確認要求を、BMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定された外部通信サーバ40に送信する。
確認結果通知送受信手段225は、第1個別メッセージ確認要求送信手段224から送信された個別メッセージ確認要求に応じて外部通信サーバ40から送信された、個別メッセージの有無の確認結果通知を受信すると共に、受信した確認結果通知を個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30Bに送信するものである。外部通信サーバ40に放送受信端末30Bのユーザ宛の個別メッセージが有る場合、確認結果通知には、外部通信サーバ40における個別メッセージの情報格納場所が含まれている。また、確認結果通知送受信手段225は、受信した確認結果通知に、個別メッセージの属性情報が含まれている場合、この属性情報を放送受信端末30Bに送信する。属性情報については、後記する。
[放送受信端末の構成]
放送受信端末30Bは、コンテンツ受信手段311と、AV再生手段312と、コンテンツ再生手段313と、個別メッセージ要求送信手段314Bと、個別メッセージ受信手段315Bと、画面表示手段316と、確認結果通知受信手段317と、第2個別メッセージ確認要求送信手段318と、を備えている。コンテンツ受信手段311と、AV再生手段312と、画面表示手段316は、第1実施形態で説明した放送受信端末30の構成と同様であるので、ここでは同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
個別メッセージ要求送信手段314Bは、後記する確認結果通知受信手段317によって、放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40への個別メッセージ確認要求に対する確認結果通知が受信された場合において、当該確認結果通知に個別メッセージの情報格納場所が含まれているとき、外部通信サーバ40に当該情報格納場所に格納された個別メッセージを要求するものである。個別メッセージ要求送信手段314Bは、確認結果通知に含まれている個別メッセージの情報格納場所の詳細なアドレスと、識別情報IDと、認証情報Vとを含む個別メッセージ要求を、外部通信サーバ40に送信する。例えば、識別情報IDや認証情報Vは、鍵を用いた認証技術により生成されるものであってもよい。この場合、第2個別メッセージ確認要求送信手段318に、鍵を格納したICカード等の物理媒体から鍵を読み取る機能を持たせてもよい。
個別メッセージ受信手段315Bは、個別メッセージ要求送信手段314Bから外部通信サーバ40に送信された個別メッセージ要求に応じて外部通信サーバ40から送信された個別メッセージを受信するものである。個別メッセージ受信手段315Bは、受信した個別メッセージをコンテンツ再生手段313に出力する。
確認結果通知受信手段317は、放送局通信サーバ20Bから、外部通信サーバ40による、ユーザ宛の個別メッセージの有無の確認結果通知を受信するものである。この確認結果通知には、外部通信サーバ40における、個別メッセージを特定する情報(要求サービス種別)が含まれているものとする。確認結果通知受信手段317は、受信した確認結果通知を、個別メッセージ要求送信手段314Bに出力する。
なお、コンテンツ再生手段313は、確認結果通知受信手段317から個別メッセージの属性情報を入力すると、この属性情報に基づいて、コンテンツ受信手段311から入力されたデータ放送コンテンツの表示形式を整形する機能を有している。コンテンツ再生手段313は、放送番組と、個別メッセージ受信手段315Bから入力される個別メッセージとを同一画面上で表示可能なように、属性情報に基づいて、個別メッセージに適したBMLコンテンツを整形する。例えば、個別メッセージの情報量が多いユーザに対しては、複数ページにわたって情報を閲覧できるテンプレートを提供する。このとき、コンテンツ再生手段313を、あらかじめ用意した複数種類のBMLテンプレートから適切なものを選択するように構成してもよいし、属性情報に応じて、適切なBMLテンプレートを動的に生成するスクリプトを実行するように構成してよい。
第2個別メッセージ確認要求送信手段318(特許請求の範囲における「個別メッセージ確認要求送信手段に」相当)は、コンテンツ再生手段313から、個別メッセージ確認要求を送信するよう指示する制御信号、および、個別メッセージ確認要求の送信先となる放送局通信サーバ20Bの宛先情報を入力すると、この宛先情報に基づき、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20Bに、あらかじめ指定された外部通信サーバに対する個別メッセージ確認要求を送信するものである。第2個別メッセージ確認要求送信手段318は、コンテンツ再生手段313から制御信号および宛先情報を入力すると、識別情報IDと、放送局の認証情報Vと、機器固有番号と、あらかじめ指定された外部通信サーバの宛先情報と、を含んだ個別メッセージ確認要求を、宛先情報であらかじめ指定された放送局通信サーバ20Bに送信する。認証情報Vは、ユーザが外部から入力した情報に基づいて生成してもよいし、物理媒体の情報を読み込んでもよい。
[外部通信サーバの構成]
外部通信サーバ40は、第2識別情報記憶手段411と、個別メッセージ記憶手段412と、第2個別メッセージ確認要求受信手段413と、機器認証要求送信手段414と、機器認証結果受信手段415と、個別メッセージ検索手段416と、確認結果通知送信手段417と、個別メッセージ要求受信手段418と、認証手段419と、個別メッセージ送信手段420と、を備えている。
第2識別情報記憶手段411は、ユーザごとに、ユーザを識別するための識別情報ID(第2識別情報)と、連携用の識別情報である連携識別情報ID´(第2連携識別情報)とを対応付けて記憶するものである。
第2識別情報記憶手段411は、例えば、図7に示すように、個別メッセージの宛先となるユーザを識別する識別情報IDと、ユーザの個人名と、連携識別情報ID´と、個別メッセージごとの情報格納場所等を対応付けて記憶する。これにより、連携識別情報ID´と紐付けられる個人を特定することが可能となる。
例えば図7では、個人名Aの識別情報IDは、「0987345879」であり、連携識別情報ID´は、「856748503」であり、個別メッセージXの個別メッセージ記憶手段412内における情報格納場所は、「XX.YY.ZZ1」であり、個別メッセージYの個別メッセージ記憶手段412内における情報格納場所は、「YY.ZZ.AA1」である。
ここで、連携識別情報ID´とは、放送局通信サーバ20Bと、外部通信サーバ40とを連携させるために、連携サーバ50で管理している個人識別IDである。本実施形態では、識別情報IDと連携識別情報ID´は、同じであっても良いが、ここではID≠ID´としている。これは、個別メッセージが秘匿性の高い情報である場合、識別情報IDを外部通信サーバ40外に公開せずに、連携サーバ50で認証連携を行うことが望ましいためである。なおここでは、第2識別情報記憶手段411に、識別情報IDに外部通信サーバ40の認証情報Vを対応付けてさらに記憶していることとする。
個別メッセージ記憶手段412は、個別メッセージと、個別メッセージの属性を示す属性情報と、識別情報IDとを対応付けて記憶するものである。「個別メッセージ」は、第1実施形態で説明したのと同様に、放送受信端末30B宛、あるいは、放送受信端末30Bを使用するユーザID宛のメッセージであり、ユーザまたは世帯を特定しない一般的なお知らせや、ユーザ個人宛、または、世帯宛のサービスメッセージなどであってもよいが、ここでは、特に、秘匿性の高い個人情報を主にいうものとする。ここで、属性情報とは、個別メッセージそのものではなく、例えば、個別メッセージの情報量、情報種別、情報格納場所、文字数、項目数やリンク先の有無等の情報が該当する。
第2個別メッセージ確認要求受信手段413は、放送局通信サーバ20Bから送信された個別メッセージ確認要求を受信するものである。第2個別メッセージ確認要求受信手段413は、受信した個別メッセージ確認要求を機器認証要求送信手段414に出力する。また、第2個別メッセージ確認要求受信手段413は、個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bの宛先情報(アドレス)を、確認結果通知送信手段417に出力する。
機器認証要求送信手段414は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求を入力し、この個別メッセージ確認要求に含まれるトークンを含む機器認証要求を、連携サーバ50に送信するものである。
つまり、外部通信サーバ40では、連携サーバ50が放送局通信サーバ20Bに対して発行したトークンの中身がわからないため、個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に問い合わせをする正当な権限を有しているという認証を連携サーバ50に要求することとしている。
機器認証結果受信手段415は、機器認証要求送信手段414から送信された機器認証要求に応じて、連携サーバ50から送信された機器認証結果を受信するものである。この機器認証結果には、連携サーバ50において、連携識別情報ID´に対応付けられている連携識別情報ID´が含まれている。
機器認証結果受信手段415は、連携サーバ50から、放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有しているという機器認証結果を受信した場合、個別メッセージ検索手段416に機器認証結果と、連携識別情報ID´とを出力する。
個別メッセージ検索手段416は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求を入力すると共に、機器認証結果受信手段415から放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有しているという機器認証結果と連携識別情報ID´とを入力すると、第2識別情報記憶手段411から連携識別情報ID´に対応付けて記憶された識別情報IDを読み出し、個別メッセージ記憶手段412から識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索するものである。
個別メッセージ検索手段416は、検索した結果、個別メッセージ記憶手段412から、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージが見つかった場合、検索結果として、個別メッセージの情報格納場所の詳細なアドレスと、当該個別メッセージの属性情報と、を確認結果通知送信手段417に出力する。なお、個別メッセージ検索手段416は、検索した結果、個別メッセージ記憶手段412から、該当する個別メッセージが見つからなかった場合、検索結果として、該当する個別メッセージが無い旨の通知を確認結果通知送信手段417に出力してもよいし、何も出力しなくてもよい。
また、個別メッセージ検索手段416は、放送受信端末30Bから個別メッセージ要求が送信された場合に、個別メッセージ記憶手段412から、識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索するものである。個別メッセージ検索手段416は、検索結果として、個別メッセージ記憶手段412において識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを抽出し、当該個別メッセージを個別メッセージ送信手段420に出力する。なお、個別メッセージ検索手段416は、該当する個別メッセージが見つかった場合、個別メッセージ送信手段420に個別メッセージ記憶手段412における当該個別メッセージの情報格納場所を出力するだけでもよい。この場合、個別メッセージ送信手段420が、情報格納場所に基づいて個別メッセージ記憶手段412から個別メッセージを読み出すことになる。
確認結果通知送信手段417は、個別メッセージ検索手段416から検索結果を入力し、この検索結果を、個別メッセージ確認要求に対する確認結果として、送信元である放送局通信サーバ20Bに送信するものである。確認結果通知送信手段417は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bの宛先情報(アドレス)を入力するようになっており、個別メッセージ検索手段416から検索結果を入力すると、この検索結果を個別メッセージ確認要求に対する確認結果として、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から入力されたアドレスで特定される放送局通信サーバ20Bに送信する。
なお、確認結果通知送信手段417は、個別メッセージ検索手段416から、検索結果として、該当する個別メッセージが無いという通知が入力された場合、確認結果通知送信手段417に、当該通知を確認結果として出力してもよいし、何も出力しなくてもよい。
個別メッセージ要求受信手段418は、放送受信端末30Bから送信された個別メッセージ要求を受信するものである。個別メッセージ要求受信手段418は、受信した個別メッセージ要求を、認証手段419に出力する。
認証手段419は、個別メッセージ要求受信手段418から入力された個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDと認証情報Vとを、第2識別情報記憶手段411に記憶された識別情報IDおよび認証情報Vと照合して認証するものである。
認証手段419は、認証が確認された場合、個別メッセージ要求を個別メッセージ検索手段416に出力する。
個別メッセージ送信手段420は、個別メッセージ要求受信手段418で受信した個別メッセージ要求に対して、ユーザ宛の個別メッセージを送信するものである。
個別メッセージ送信手段420は、個別メッセージ検索手段416から個別メッセージを入力し、個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30Bに個別メッセージを送信する。
[連携サーバの構成]
連携サーバ50は、連携用識別情報記憶手段511と、認証情報記憶手段512と、トークン要求受信手段513と、認証連携手段514と、トークン送信手段515と、機器認証要求受信手段516と、機器認証結果送信手段517と、を備えている。
連携用識別情報記憶手段511は、放送局通信サーバ20Bから連携サービス用に提示された連携識別情報ID´と、外部通信サーバ40から連携サービス用に提示された連携識別情報ID´とをあらかじめ対応付けて記憶する手段である。連携用識別情報記憶手段511は、例えば、図8に示すように、連携識別情報ID´と、連携識別情報ID´とが対応付けられたデータ構造となっており、連携識別情報ID´と、連携識別情報ID´とを紐付けて管理する。
図8では、連携識別情報ID´は、「ABCD0123EFG」であり、連携識別情報ID´に対応付けられた連携識別情報ID´は、「856748503」である。
また、連携用識別情報記憶手段511で、さらに、連携サービスのセッション情報を管理することとしても良い。例えば図8では、セッションが確立していることを示す「オンライン」をステータスとして記述している。このセッション情報は、ユーザ認証に成功したユーザが他のサービスに遷移する場合であっても、同一のセッション情報が継続して使用されている場合は、不要な再認証を行わないようにするためのものである。このセッション情報は、一般的なセッション管理で使用するため、ここでは、詳細な説明は省略する。
このように、連携サーバ50が、本来の認証で必要とされる、放送局通信サーバ20B用の識別情報IDと、外部通信サーバ40用の識別情報IDとを紐付けるものではなく、連携サービス用に提示された連携識別情報ID´と、連携識別情報ID´とを予め対応付けた情報を保有することにより、個別メッセージの秘匿性を確保しつつ、1次リンクの範囲内で放送局と外部機関とを連携させることが可能となる。
認証情報記憶手段512は、ユーザごとの認証に関する情報(認証証明書、認証情報など)を記憶するものである。
認証情報は、放送局通信サーバ20Bの認証状態を示す情報である。認証証明書は、図示しない認証情報発行手段が発行した放送局通信サーバ20Bの認証結果を証明する電子証明書である。ここでは、電子証明書の実体以外に、当該電子証明書を一意に特定するトークンを対応付けて記憶することとする。認証証明書には、例えば、認証ステータス(正当な機器と判定されたか否かを示す情報)、認証時間、認証方式などが含まれる。
また、電子証明書には、電子証明書を使用するための各種の条件を示す情報が含まれている。例えば、当該電子証明書がどの装置に対して発行されたのかを示す証明情報発行先、あるいは、当該電子証明書の有効期限などである。
またさらに、電子証明書には、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との間で連携を行うためのユーザを特定する識別子であるユーザ主体情報が含まれている。ここでは、当該識別子として、実際の識別情報を用いるのではなく、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との間で連携を行うための、図8で説明した連携サービス用識別情報を用いることとする。
さらに、図示しない署名生成手段によって、当該電子証明書の正当性を証明するためのデジタル署名が付加されていてもよい。
この電子証明書は、標準化団体OASISによって策定されたXML形式の使用であるSAML(Security Assertion Markup Language)アサーションなどで実現することができる。
トークン要求受信手段513は、放送局通信サーバ20Bから送信された、外部通信サーバ40へ問い合わせをするためのトークンを要求するトークン要求を受信するものである。
トークン要求受信手段513は、受信したトークン要求を認証連携手段514に出力する。
認証連携手段514(第1、第2認証連携手段)は、放送局通信サーバ20Bと、外部通信サーバ40とを連携させるための処理を行う手段である。
認証連携手段514は、トークン要求受信手段513からトークン要求を受信し、このトークン要求に含まれる連携識別情報ID´を元に、認証情報記憶手段512を検索し、連携識別情報ID´に対応付けて記憶された電子証明書を検索する。そして、認証連携手段514は、連携識別情報ID´に対応付けて記憶された電子証明書が見つかった場合、さらに、当該電子証明書において、連携識別情報ID´で特定されるユーザの認証ステータス、電子証明書の有効期限などから、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有しているか否かを認証する。
そして、認証連携手段514は、連携識別情報ID´で特定されるユーザが、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有していると判断した場合、外部通信サーバ40に問い合わせをするためのトークンをトークン送信手段515に出力する。
また、認証連携手段514は、外部通信サーバ40から送信され、機器認証要求受信手段516で受信された機器認証要求に含まれるトークンの認証を行うものである。
認証連携手段514は、機器認証要求受信手段516からトークンを入力すると、認証情報記憶手段512から、このトークンに対応付けて記憶された電子証明書を検索し、トークンに対応付けて記憶された電子証明書が有る場合、電子証明書の中身を確認して、当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求を行う正当な権限を有するか否かを判断する。例えば、トークンが、あらかじめ連携サーバ50に登録された放送局通信サーバ20Bに対して発行したものであるか、トークンの送信元の放送局通信サーバ20Bが認証されているかなどの情報を確認する。
認証連携手段514は、トークンに対応付けて記憶された当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bの機器認証結果を、機器認証結果送信手段517に出力する。
ここで、認証連携手段514は、トークンに対応付けて記憶された当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bの認証が確認された場合、トークンを発行した放送局通信サーバ20Bから送信されたトークン要求に含まれる連携識別情報ID´を、認証情報記憶手段512で当該連携識別情報ID´に対応付けられている連携識別情報ID´に置き換えて、機器認証結果とともに機器認証結果送信手段517に出力する。つまり、連携サーバ50から外部通信サーバ40に、放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40に送信された個別メッセージ確認要求の送信元のユーザと結びつく情報を提示する。これにより、外部通信サーバ40において、検索すべき個別メッセージを特定することができる。
トークン送信手段515は、認証連携手段514からトークンを入力し、このトークンを、トークン要求の送信元の放送局通信サーバ20Bに送信するものである。
機器認証要求受信手段516は、外部通信サーバ40から送信された、トークンを含む機器認証要求を受信するものである。機器認証要求受信手段516は、受信したトークンを含む機器認証要求を、認証連携手段514に出力する。
機器認証結果送信手段517は、認証連携手段514から機器認証結果と、連携識別情報ID´とを入力し、この機器認証結果と連携識別情報ID´とを、機器認証要求の送信元である外部通信サーバ40に送信するものである。
[第2実施形態に係るデータ放送システムの動作]
次に、第2実施形態に係るデータ放送システム1Bの動作について、図9および適宜図6〜8を参照して説明する。ここでは、放送受信端末30Bがデータ放送コンテンツを受信してから、外部通信サーバ40が保有する個別メッセージを取得して図示しない表示画面に表示するまでの動作について説明する。なお、放送局通信サーバ20Bが個別メッセージを保有している場合の動作は、第1実施形態で説明した通りであるので、ここでは簡略化して説明する。
データ放送システム1Bは、放送受信端末30Bのコンテンツ受信手段311によって、放送局送出装置10から放送波あるいは通信回線を介して送信された映像音声コンテンツと、データ放送コンテンツとを受信する(ステップS21)。コンテンツ受信手段311は、受信した映像音声コンテンツをAV再生手段312に出力し、受信したデータ放送コンテンツをコンテンツ再生手段313に出力する。
放送受信端末30Bは、AV再生手段312によって、コンテンツ受信手段311から入力された映像音声コンテンツを復号して画面表示手段316に出力する。データ放送システム1は、放送受信端末30Bの画面表示手段316によって、AV再生手段312から入力された映像音声コンテンツを表示画面に表示させる(ステップS22)。
放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、コンテンツ受信手段311から入力されたデータ放送コンテンツを復号して画面表示手段316に出力する。
これにより、放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツの再生に伴い、当該データ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプト(startup.bml)を実行する(ステップS23)。
そして、放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、ユーザ宛の個別メッセージの有無を確認するよう要求する個別メッセージ確認要求を送信するよう指令する制御信号を、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20Bの宛先情報と共に、第2個別メッセージ確認要求送信手段318に出力する。
放送受信端末30Bは、第2個別メッセージ確認要求送信手段318によって、コンテンツ再生手段313から制御信号、および、宛先情報の入力を受け付けると、識別情報IDと、放送局の認証情報Vと、機器固有番号とを含んだ個別メッセージ確認要求を、宛先情報に基づいて、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20Bに送信する(ステップS24)。
放送局通信サーバ20Bは、第1個別メッセージ確認要求受信手段228によって、放送受信端末30Bから送信された個別メッセージ確認要求を受信する(ステップS25)。放送局通信サーバ20は、第1個別メッセージ確認要求受信手段228によって、受信した個別メッセージ確認要求を、認証手段214に出力する。
放送局通信サーバ20Bは、認証手段214によって、第1個別メッセージ確認要求受信手段228から個別メッセージ確認要求の入力を受け付けると、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDと認証情報Vとを、それぞれ、第1識別情報記憶手段211Bに記憶された識別情報IDまたは認証情報Vと照合して認証する(ステップS26)。放送局通信サーバ20は、認証手段214によって、ユーザ認証が確認された場合、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDを、第1識別情報記憶手段211Bで識別情報IDに対応付けられた連携識別情報ID´に置き換えて、連携識別情報ID´を含む個別メッセージ確認要求をトークン要求送信手段222に出力する。
一方、放送局通信サーバ20Bは、機器固有番号を個別メッセージ検索手段215に出力する。そして、放送局通信サーバ20Bは、個別メッセージ検索手段215によって、個別メッセージ記憶手段212から機器固有番号、あるいは、機器固有番号に対応付けられた識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索し、該当する個別メッセージが見つかった場合、その個別メッセージを抽出して個別メッセージ送信手段216に出力する。なお、放送局通信サーバ20Bは、個別メッセージ送信手段216によって、個別メッセージ検索手段215から個別メッセージの入力を受け付けると、当該個別メッセージを個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30Bに送信する。そして、放送受信端末30Bは、個別メッセージ受信手段315Bによって、当該個別メッセージを受信し、受信した個別メッセージをコンテンツ再生手段313に出力する。
放送局通信サーバ20Bは、トークン要求送信手段222によって、認証手段214から個別メッセージ確認要求の入力を受け付けると、連携サーバ50に、連携識別情報ID´を含むトークン要求を送信する(ステップS27)。
連携サーバ50は、トークン要求受信手段513によって、放送局通信サーバ20Bから送信されたトークン要求を受信する(ステップS28)。連携サーバ50は、トークン要求受信手段513によって、受信したトークン要求を認証連携手段514に出力する。
連携サーバ50は、認証連携手段514によって、トークン要求受信手段513からトークン要求を受信し、このトークン要求に含まれる連携識別情報ID´を元に、放送局通信サーバ20Bの認証を行う(ステップS29)。連携サーバ50は、認証連携手段514によって、認証情報記憶手段512を検索し、連携識別情報ID´に対応付けて記憶された電子証明書を検索する。そして、認証連携手段514は、連携識別情報ID´に対応付けて記憶された電子証明書が見つかった場合、さらに、当該電子証明書において、連携識別情報ID´で特定されるユーザの認証ステータス、電子証明書の有効期限などから、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有しているか否かを認証する。そして、認証連携手段514は、連携識別情報ID´で特定されるユーザが、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有していると判断した場合、外部通信サーバ40に問い合わせをするためのトークンをトークン送信手段515に出力する。
連携サーバ50は、トークン送信手段515によって、認証連携手段514からトークンの入力を受け付けると、このトークンを、個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bに送信する(ステップS30)。
放送局通信サーバ20Bは、トークン受信手段223によって、連携サーバ50から送信されたトークンを受信する(ステップS31)。放送局通信サーバ20Bは、トークン受信手段223によって、受信したトークンを、第1個別メッセージ確認要求送信手段224に出力する。
放送局通信サーバ20Bは、第1個別メッセージ確認要求送信手段224によって、トークン受信手段223からトークンの入力を受け付けると、このトークンを含む個別メッセージ確認要求を、データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定された外部通信サーバ40に送信する(ステップS32)。
外部通信サーバ40は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413によって、放送局通信サーバ20Bから送信された個別メッセージ確認要求を受信する(ステップS33)。外部通信サーバ40は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413によって、受信した個別メッセージ確認要求を、機器認証要求送信手段414と、個別メッセージ検索手段416に出力する。またこのとき、外部通信サーバ40は、第2個別メッセージ確認要求受信手段413によって、個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bの宛先情報(URL)を確認結果通知送信手段417に出力する。
外部通信サーバ40は、機器認証要求送信手段414によって、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求の入力を受け付けると、この個別メッセージ確認要求に含まれるトークンを含む機器認証要求を、連携サーバ50に送信する(ステップS34)。
連携サーバ50は、機器認証要求受信手段516によって、外部通信サーバ40から送信された機器認証要求を受信する(ステップS35)。連携サーバ50は、機器認証要求受信手段516によって、受信した機器認証要求を認証連携手段514に出力する。
連携サーバ50は、認証連携手段514によって、機器認証要求受信手段516から機器認証要求の入力を受け付けると、認証情報記憶手段512から、このトークンに対応付けて記憶された電子証明書を検索し、トークンに対応付けて記憶された電子証明書が有る場合、電子証明書の中身を確認して、当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求を行う正当な権限を有するとの認証を行う(ステップS36)。また、連携サーバ50は、認証連携手段514によって、放送局通信サーバ20Bの認証が確認された場合、トークンを発行した放送局通信サーバ20Bから送信されたトークン要求に含まれる連携識別情報ID´を、認証情報記憶手段512で当該連携識別情報ID´に対応付けられている連携識別情報ID´に置き換えて、機器認証結果とともに機器認証結果送信手段517に出力する。
連携サーバ50は、機器認証結果送信手段517によって、認証連携手段514から認証結果の入力を受け付けると、この機器認証結果を、機器認証要求の送信元である外部通信サーバ40に送信する(ステップS37)。
外部通信サーバ40は、機器認証結果受信手段415によって、連携サーバ50から機器認証結果を受信する(ステップS38)。外部通信サーバ40は、機器認証結果受信手段415によって、連携サーバ50から放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有しているという機器認証結果と連携識別情報ID´とを受信した場合、これを個別メッセージ検索手段416に出力する。一方、外部通信サーバ40は、機器認証結果受信手段415によって、連携サーバ50から放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有していないという機器認証結果を受信した場合、そのまま処理を終了する。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ検索手段416によって、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求を入力すると共に、機器認証結果受信手段415から放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有しているという機器認証結果と連携識別情報ID´とを入力すると、第2識別情報記憶手段411から連携識別情報ID´に対応付けて記憶された識別情報IDを読み出し、個別メッセージ記憶手段412から識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索する(ステップS39)。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ検索手段416によって、識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージが見つかった場合、検索結果として、個別メッセージの格納場所の詳細なアドレスと、当該個別メッセージの属性情報とを、確認結果通知送信手段417に出力する。
外部通信サーバ40は、確認結果通知送信手段417によって、個別メッセージ検索手段416から検索結果を入力すると、この検索結果と個別メッセージの属性情報とを個別メッセージ確認要求に対する確認結果として、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から入力されたアドレスで特定される放送局通信サーバ20Bに送信する(ステップS40)。
放送局通信サーバ20Bは、確認結果通知送受信手段225によって、外部通信サーバ40から送信された確認結果通知を受信する(ステップS41)。放送局通信サーバ20Bは、確認結果通知送受信手段225によって、受信した確認結果通知に含まれる属性情報と、受信した確認結果通知に含まれる個別メッセージの詳細なアドレスを、個別メッセージ確認要求に対する確認結果として、放送受信端末30Bに送信する(ステップS42)。
放送受信端末30Bは、確認結果通知受信手段317によって、放送局通信サーバ20Bから送信された確認結果を受信する(ステップS43)。
放送受信端末30Bは、確認結果通知受信手段317によって、受信した確認結果に含まれる個別メッセージの格納場所の詳細なアドレスを、個別メッセージ要求送信手段314Bに出力する。
また、放送受信端末30Bは、確認結果通知受信手段317によって、受信した確認結果に含まれる個別メッセージの属性情報を、コンテンツ再生手段313に出力する。
放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、属性情報に基づいてデータ放送コンテンツを整形する(ステップS44)。
放送受信端末30Bは、個別メッセージ要求送信手段314Bによって、確認結果通知受信手段317から確認結果を入力すると、確認結果に含まれる個別メッセージの格納場所の詳細なアドレスと、識別情報IDと、認証情報Vと、を含んだ個別メッセージ要求を、外部通信サーバ40に送信する(ステップS45)。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ要求受信手段418によって、放送受信端末30Bから個別メッセージ要求を受信する(ステップS46)。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ要求受信手段418によって、受信した個別メッセージ要求を、認証手段419に出力する。
外部通信サーバ40は、認証手段419によって、個別メッセージ要求受信手段418から入力された個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDと認証情報Vとを、第2識別情報記憶手段411に記憶された識別情報IDまたは認証情報Vと照合して認証する(ステップS47)。
外部通信サーバ40は、認証手段419によって、認証が確認された場合、個別メッセージ要求を個別メッセージ検索手段416に出力する。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ検索手段416によって、認証手段419から個別メッセージ要求の入力を受け付けると、個別メッセージ記憶手段412から、個別メッセージ要求に含まれるアドレスに格納されている個別メッセージを抽出する(ステップS48)。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ検索手段416によって、抽出した個別メッセージを個別メッセージ送信手段420に出力する。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ送信手段420によって、個別メッセージ検索手段416から個別メッセージの入力を受け付けると、個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30Bに個別メッセージを送信する(ステップS49)。
放送受信端末30Bは、個別メッセージ受信手段315Bによって、外部通信サーバ40から送信された個別メッセージを受信する(ステップS50)。
放送受信端末30Bは、個別メッセージ受信手段315Bによって、受信した個別メッセージをコンテンツ再生手段313に出力する。
放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、個別メッセージ受信手段315Bから個別メッセージの入力を受け付けると、属性情報に基づいて整形したデータ放送コンテンツの所定の場所に、個別メッセージを埋め込んで画面表示手段316に出力する。
放送受信端末30Bは、画面表示手段316によって、コンテンツ再生手段313から個別メッセージが埋め込まれたデータ放送コンテンツの入力を受け付けると、このデータ放送コンテンツを図示しない表示画面に表示する(ステップS51)。これにより、個別メッセージをユーザに通知することができる。
第2実施形態に係るデータ放送システム1Bは、以上のように動作する。
第2実施形態に係るデータ放送システム1Bによれば、第1実施形態に係るデータ放送システム1の作用効果に加え、個別メッセージが秘匿性の高い情報である場合に、放送局通信サーバ20Bを経由させずに、外部通信サーバ40から放送受信端末30Bに直接送信し、放送受信端末30Bでデータ放送コンテンツに埋め込むことを可能としたことにより、個別メッセージの秘匿性を担保することができる。このため、放送局は、個人の医療情報や年金情報等の秘匿性の高い個別メッセージを扱う外部通信サーバ40とも連携することが可能となり、サービスを拡充することができる。
以上、第2実施形態に係るデータ放送システム1Bについて説明したが、データ放送システム1Bは、前記した内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記した第2実施形態では、放送局通信サーバ20Bからトークンを要求されると、連携サーバ50が、連携サーバ50にあらかじめ登録された電子証明書に対応付けられたユニークな番号をトークンとして放送局通信サーバ20Bに送信するように構成していたが、これに限られるものではない。
例えば、連携サーバ50が、当該連携サーバ50において放送局通信サーバ20Bに対して発行している電子証明書そのものをトークンとして放送局通信サーバ20Bに送信してもよい。このとき、電子証明書の内容が放送局通信サーバ20Bに分からないようにするため、連携サーバ50で、外部通信サーバ40でのみ復号可能な公開鍵を発行して、トークンにこの公開鍵を付して放送局通信サーバ20Bに送信する。
そして、外部通信サーバ40は、放送局通信サーバ20Bから公開鍵付きのトークンを含んだ個別メッセージ確認要求を受信すると、この公開鍵を解読して、トークンの内容を解読する。ここでは、トークンを電子証明書そのものとしているので、外部通信サーバ40は、連携サーバ50に機器認証を要求するまでもなく、外部通信サーバ40内において、個別メッセージ確認要求の送信元の放送局通信サーバ20Bが、正当な権限を有するか否かを判別することができる。外部通信サーバ40は、電子証明書によって個別メッセージ確認要求の送信元の放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有することが確認できた場合、個別メッセージ検索手段416によって個別メッセージを検索する。具体的には、外部通信サーバ40は、個別メッセージ検索手段416によって、第2識別情報記憶手段411から、電子証明書に含まれる連携識別情報ID´に対応付けられた識別情報IDを読み出し、個別メッセージ記憶手段412から識別情報IDに対応付けて記憶された個別メッセージを検索する。
このように構成すると、外部通信サーバ40から連携サーバ50に認証連携を要求する処理を省略することができるので、計算量を減らすことができ、処理の高速化を図ることができる。また、外部通信サーバ40と連携サーバ50の構成を簡素化することができるので、データ放送システム1Bを安価に構成することができる。
また例えば、前記した第2実施形態では、外部通信サーバ40の機器認証結果受信手段415により、連携サーバ50から個別メッセージ確認要求の送信元となる放送受信端末30Bが正当な権限を有していないという機器認証結果を受信した場合、処理を終了することとしていたが、これに限られるものではない。
機器認証結果受信手段415が、確認結果通知送信手段417に連携サーバ50から受信した機器認証結果と個別メッセージ確認要求を出力し、確認結果通知送信手段417が、確認結果通知送信手段417から機器認証結果と個別メッセージ確認要求を入力すると、個別メッセージ確認要求の送信元となる放送受信端末30Bにエラーメッセージを送信するように構成してもよい。
また例えば、前記した第2実施形態では、データ放送コンテンツの整形を放送受信端末30Bのコンテンツ再生手段313で行うこととしていたが、これに限られるものではない。放送局送出装置10で行ってもよいし、放送局通信サーバ20B経由でデータ放送コンテンツを放送受信端末30Bに提供する場合は、放送局通信サーバ20Bでデータ放送コンテンツを整形し、整形したデータ放送コンテンツを放送受信端末30Bに送信してもよい。
また、放送局通信サーバ20B経由でデータ放送コンテンツを放送受信端末30Bに提供する場合は、放送局通信サーバ20Bの個別メッセージ検索手段215で個別メッセージが抽出された場合、放送局通信サーバ20Bでこの個別メッセージをデータ放送コンテンツに埋め込んで、個別メッセージ送信手段216から放送受信端末30Bに送信してもよい。その場合、放送受信端末30Bのコンテンツ再生手段313において、個別メッセージをデータ放送コンテンツに埋め込む処理を省略することができる。
また例えば、前記した第2実施形態では、外部通信サーバ40から連携サーバ50に送信された機器認証要求に対し、連携サーバ50から外部通信サーバ40に機器認証結果と連携識別情報ID´とを送信することとしていたが、これに替えて、放送局通信サーバ20Bから連携サーバ50に送信されたトークン要求に対し、連携サーバ50から放送局通信サーバ20Bにトークンと連携識別情報ID´を送信することとしてもよい。その場合、放送局通信サーバ20Bからのトークン要求を受信すると、連携サーバ50の認証連携手段514によって認証を確認すると共に、トークン要求に含まれる連携識別情報ID´を、連携用識別情報記憶手段511で連携識別情報ID´に対応付けられた連携識別情報ID´に置き換えてトークンと共に放送局通信サーバ20Bに送信する。そして、放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40に、トークンと連携識別情報ID´とを含んだ個別メッセージ確認要求を送信することで、外部通信サーバ40において検索すべき個別メッセージを特定可能となる。
本発明によるデータ放送システムおよび放送受信端末は、放送局の視聴者サービスや一般的な外部通信サーバと放送事業者との連携サービスに利用可能である。特に、データ放送の視聴を継続しながら、きめ細かい個人向けサービスや受信契約者向けメッセージ通知がデータ放送コンテンツから制御可能となるため、外部通信サーバと放送局とが連携してサービスを行うのに好適である。
1,1B データ放送システム
20,20B 放送局通信サーバ
211,211B 第1識別情報記憶手段
212 個別メッセージ記憶手段
213 個別メッセージ要求受信手段
214 認証手段
215 個別メッセージ検索手段
216 個別メッセージ送信手段
222 トークン要求送信手段
223 トークン受信手段
224 第1個別メッセージ確認要求送信手段
225 確認結果通知送受信手段
228 第1個別メッセージ確認要求受信手段
30,30B 放送受信端末
311 コンテンツ受信手段
312 AV再生手段
313 コンテンツ再生手段
314,314B 個別メッセージ要求送信手段
315,315B 個別メッセージ受信手段
316 画面表示手段
317 確認結果通知受信手段
318 第2個別メッセージ確認要求送信手段(個別メッセージ確認要求送信手段)
40 外部通信サーバ
411 第2識別情報記憶手段
412 個別メッセージ記憶手段
413 第2個別メッセージ確認要求受信手段
414 機器認証要求送信手段
415 機器認証結果受信手段
416 個別メッセージ検索手段
417 確認結果通知送信手段
418 個別メッセージ要求受信手段
419 認証手段
420 個別メッセージ送信手段
50 連携サーバ
511 連携用識別情報記憶手段
512 認証情報記憶手段
513 トークン要求受信手段
514 認証連携手段
515 トークン送信手段
516 機器認証要求受信手段
517 機器認証結果送信手段

Claims (2)

  1. データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と
    ユーザごとに、放送受信端末の識別情報である第1識別情報と、この第1識別情報と異なる、連携サービス用の放送受信端末の識別情報である第1連携識別情報とを対応付けて記憶する第1識別情報記憶手段と、
    前記放送受信端末から前記第1識別情報が付された、前記ユーザ宛の個別メッセージの確認を要求する個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
    前記個別メッセージ確認要求に付された前記第1識別情報を前記第1識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する第1認証手段と、
    前記第1認証手段で認証された前記第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された前記第1連携識別情報を付して、連携サーバにトークンを要求するトークン要求送信手段と、
    前記連携サーバから前記トークンを受信するトークン受信手段と、
    前記個別メッセージ確認要求に前記トークンを付して、外部通信サーバに送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
    前記外部通信サーバから前記個別メッセージ確認要求に対する応答として、前記外部通信サーバにおける前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を前記個別メッセージの宛先である前記放送受信端末に送信する確認結果通知送受信手段と、を備える放送局通信サーバと、
    前記ユーザごとに、前記放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記第1連携識別情報と、前記外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する連携用識別情報記憶手段と、
    前記放送局通信サーバから前記第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信するトークン要求受信手段と、
    前記第1連携識別情報で特定される前記放送受信端末の認証を行うとともに、前記外部通信サーバから送信された前記放送局通信サーバの機器認証要求に応じて前記放送局通信サーバの認証を行い、さらに、前記放送局通信サーバを認証した場合、前記第1連携識別情報を、これに対応する前記第2連携識別情報に書き換える認証連携手段と、
    前記認証連携手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを前記放送局通信サーバに送信するトークン送信手段と、
    前記外部通信サーバから、前記トークンが付された前記放送局通信サーバの認証要求を受信する機器認証要求受信手段と、
    前記認証連携手段により前記放送局通信サーバが認証された場合、前記第2連携識別情報を付して前記放送局通信サーバの認証結果を前記外部通信サーバに送信する機器認証結果送信手段と、を備える前記連携サーバと、
    前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する第2識別情報記憶手段と、
    前記放送局通信サーバから前記トークンを付した前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
    前記トークンを付した前記放送局通信サーバの認証要求を前記連携サーバに送信する機器認証要求送信手段と、
    前記連携サーバから、前記放送局通信サーバの認証結果を受信する機器認証結果受信手段と、
    前記機器認証結果受信手段により、前記放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を前記認証された放送局通信サーバに送信する確認結果通知送信手段と、
    前記放送受信端末から、前記第2識別情報と前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信する個別メッセージ要求受信手段と、
    前記第2識別情報を、前記第2識別情報記憶手段に記憶された第2識別情報と照合して前記個別メッセージ要求に係る前記放送受信端末を認証する第2認証手段と、
    前記第2認証手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する個別メッセージ検索手段と、
    前記個別メッセージ検索手段により検索された前記個別メッセージを前記放送受信端末に送信する個別メッセージ送信手段と、を備える前記外部通信サーバと、
    前記放送受信端末と、をネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムにおける前記放送受信端末であって、
    前記データ放送コンテンツを再生したときに、あらかじめ指定する放送局通信サーバに、前記ユーザ宛の個別メッセージを要求するよう定めるBMLスクリプトがあらかじめ記述された前記データ放送コンテンツを前記放送波または前記通信回線を介して受信するコンテンツ受信手段と、
    前記データ放送コンテンツを再生するとともに、前記BMLスクリプトを実行するコンテンツ再生手段と、
    前記コンテンツ再生手段で再生された前記データ放送コンテンツを表示画面に表示させる画面表示手段と、
    前記BMLスクリプトであらかじめ指定された前記放送局通信サーバに、前記第1識別情報を含んだ前記個別メッセージ確認要求を送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
    前記放送局通信サーバから、前記個別メッセージ確認要求に応じて前記確認結果通知を受信する確認結果通知受信手段と、
    前記確認結果通知に含まれる前記ユーザ宛の前記個別メッセージを保有する前記外部通信サーバに、前記個別メッセージ要求を送信する個別メッセージ要求送信手段と、
    前記個別メッセージ要求に対応する前記個別メッセージを、前記外部通信サーバから受信する個別メッセージ受信手段と、を備え、
    前記コンテンツ再生手段は、
    前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、個別メッセージが有ることを前記ユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する
    ことを特徴とする放送受信端末。
  2. データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と、前記データ放送コンテンツを受信する放送受信端末と、前記放送受信端末からの要求に応じてユーザ宛の個別メッセージを送信する外部通信サーバと、前記放送受信端末からの要求に応じて、前記外部通信サーバに前記ユーザ宛の個別メッセージの有無の確認を要求する個別メッセージ確認要求を送信する放送局通信サーバと、前記外部通信サーバの前記個別メッセージを利用するユーザと前記放送局通信サーバのコンテンツを利用するユーザとを連携させる連携サーバと、をネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムであって、
    前記放送局通信サーバは、
    前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第1識別情報と、この第1識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第1連携識別情報とを対応付けて記憶する第1識別情報記憶手段と、
    前記放送受信端末から前記第1識別情報が付された前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
    前記個別メッセージ確認要求に付された前記第1識別情報を前記第1識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する第1認証手段と、
    前記第1認証手段で認証された前記第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された前記第1連携識別情報を付して、前記連携サーバにトークンを要求するトークン要求送信手段と、
    前記連携サーバから前記トークンを受信するトークン受信手段と、
    前記個別メッセージ確認要求に前記トークンを付して、前記外部通信サーバに送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
    前記外部通信サーバから前記個別メッセージ確認要求に対する応答として、前記外部通信サーバにおける前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を前記個別メッセージの宛先である前記放送受信端末に送信する確認結果通知送受信手段と、を備え、
    前記連携サーバは、
    前記ユーザごとに、前記放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記第1連携識別情報と、前記外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する連携用識別情報記憶手段と、
    前記放送局通信サーバから前記第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信するトークン要求受信手段と、
    前記第1連携識別情報で特定される前記放送受信端末の認証を行うとともに、前記外部通信サーバから送信された前記放送局通信サーバの機器認証要求に応じて前記放送局通信サーバの認証を行い、さらに、前記放送局通信サーバを認証した場合、前記第1連携識別情報を、これに対応する前記第2連携識別情報に書き換える認証連携手段と、
    前記認証連携手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを放送局通信サーバに送信するトークン送信手段と、
    前記外部通信サーバから、前記トークンが付された前記放送局通信サーバの認証要求を受信する機器認証要求受信手段と、
    前記認証連携手段により前記放送局通信サーバが認証された場合、前記第2連携識別情報を付して前記放送局通信サーバの認証結果を前記外部通信サーバに送信する機器認証結果送信手段と、を備え、
    前記外部通信サーバは、
    前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する第2識別情報記憶手段と、
    前記放送局通信サーバから前記トークンを付した前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
    前記トークンを付した前記放送局通信サーバの認証要求を前記連携サーバに送信する機器認証要求送信手段と、
    前記連携サーバから、前記放送局通信サーバの認証結果を受信する機器認証結果受信手段と、
    前記機器認証結果受信手段により、前記放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を前記認証された放送局通信サーバに送信する確認結果通知送信手段と、
    前記放送受信端末から、前記第2識別情報と前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信する個別メッセージ要求受信手段と、
    前記第2識別情報を、前記第2識別情報記憶手段に記憶された第2識別情報と照合して前記個別メッセージ要求に係る前記放送受信端末を認証する第2認証手段と、
    前記第2認証手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する個別メッセージ検索手段と、
    前記個別メッセージ検索手段により検索された前記個別メッセージを前記放送受信端末に送信する個別メッセージ送信手段と、を備え、
    前記放送受信端末は
    前記データ放送コンテンツを再生したときに、あらかじめ指定する放送局通信サーバに、前記ユーザ宛の個別メッセージを要求するよう定めるBMLスクリプトがあらかじめ記述された前記データ放送コンテンツを前記放送波または前記通信回線を介して受信するコンテンツ受信手段と、
    前記データ放送コンテンツを再生するとともに、前記BMLスクリプトを実行するコンテンツ再生手段と、
    前記コンテンツ再生手段で再生された前記データ放送コンテンツを表示画面に表示させる画面表示手段と、
    前記BMLスクリプトであらかじめ指定された前記放送局通信サーバに、前記第1識別情報を含んだ前記個別メッセージ確認要求を送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
    前記放送局通信サーバから、前記個別メッセージ確認要求に応じて前記確認結果通知を受信する確認結果通知受信手段と、
    前記確認結果通知に含まれる前記ユーザ宛の前記個別メッセージを保有する前記外部通信サーバに、前記個別メッセージ要求を送信する個別メッセージ要求送信手段と、
    前記個別メッセージ要求に対応する前記個別メッセージを、前記外部通信サーバから受信する個別メッセージ受信手段と、を備え、
    前記コンテンツ再生手段は、
    前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、個別メッセージが有ることを前記ユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する
    ことを特徴とするデータ放送システム。
JP2010110801A 2010-05-13 2010-05-13 データ放送システムおよび放送受信端末 Expired - Fee Related JP5543839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010110801A JP5543839B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 データ放送システムおよび放送受信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010110801A JP5543839B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 データ放送システムおよび放送受信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011239315A JP2011239315A (ja) 2011-11-24
JP5543839B2 true JP5543839B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=45326775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010110801A Expired - Fee Related JP5543839B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 データ放送システムおよび放送受信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5543839B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013242704A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 受信機、受信システム、および受信プログラム
JP6056219B2 (ja) 2012-06-29 2017-01-11 株式会社リコー 検索装置および検索方法、ならびに、プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10210445A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Toshiba Corp 双方向tvシステムにおける同報型イベント通知方法
JP3483812B2 (ja) * 1999-11-02 2004-01-06 株式会社東京放送 端末装置、制御方法およびプログラムを記録した記録媒体
JP2004193856A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Nec Corp 双方向データ放送システムおよび情報提供方法
JP2009200961A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Ntt Docomo Inc コンテンツ提供システム、サーバ装置、端末装置及びコンテンツ提供方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011239315A (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5586770B2 (ja) 受信機
JP5978000B2 (ja) 受信機
JP5214228B2 (ja) コンテンツ配信システム
US20060271996A1 (en) System for providing service related information to content reproducing apparatus
WO2012157756A1 (ja) 受信機
JP2013066159A (ja) 受信機
EP1901557A1 (en) Contents reproduction device, method for providing service-related information, service-related information providing device, and service providing system
US20120113218A1 (en) Receiving apparatus and receiving method
JP2013009361A (ja) 放送通信連携受信装置およびアプリケーションサーバ
JP6097443B1 (ja) 受信機
JP5543839B2 (ja) データ放送システムおよび放送受信端末
JP5353615B2 (ja) コンテンツ放送装置、コンテンツ放送方法、コンテンツ受信装置、コンテンツ受信方法、プログラム、およびコンテンツ放送システム
US20120110117A1 (en) Content receiving apparatus
JP2009188936A (ja) コンテンツ編集装置、コンテンツ編集方法、およびコンテンツ編集プログラム
EP2713297A1 (en) Broadcast/communication linking receiver apparatus and resource managing apparatus
JP2009217370A (ja) コンテンツ視聴端末およびそのプログラム、ならびに、コンテンツ視聴権利移譲方法
JP4658814B2 (ja) デジタル放送受信機、コンテンツ提供装置および認証管理装置
CN102118384B (zh) 一种保障互联网连接安全的方法和系统
JP4829718B2 (ja) サービス関連情報の提供方法、サービス関連情報提供装置、サービス提供システム、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2010514294A (ja) 双方向TVシステム、関連メタデータフィルタリング装置、関連Webサービスルーティング装置および関連アプリケーション生成装置
JP5193100B2 (ja) コンテンツ提供サーバ、外部情報提供サーバ、連携サーバ、受信端末、コンテンツ提供プログラム、外部情報提供プログラム、認証連携プログラム、コンテンツ合成表示プログラム及びデータ放送システム
JP5637409B2 (ja) コンテンツ受信装置、コンテンツ受信方法、コンテンツ放送装置、コンテンツ放送方法、プログラム、およびコンテンツ放送システム
JP2012257224A (ja) 受信機
JP2012257225A (ja) 受信機
JP2012257233A (ja) 受信機および受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5543839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees