JP5543839B2 - データ放送システムおよび放送受信端末 - Google Patents
データ放送システムおよび放送受信端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5543839B2 JP5543839B2 JP2010110801A JP2010110801A JP5543839B2 JP 5543839 B2 JP5543839 B2 JP 5543839B2 JP 2010110801 A JP2010110801 A JP 2010110801A JP 2010110801 A JP2010110801 A JP 2010110801A JP 5543839 B2 JP5543839 B2 JP 5543839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- individual message
- identification information
- communication server
- broadcast
- request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
その一つとして、例えば、放送番組に関連するお店の詳細情報を放送受信端末上で表示する等、外部の情報も併せて扱うための手法が種々開発されている(特許文献1参照)。
また、ユーザの主体的な操作を必要とせずに、放送局通信サーバからユーザ宛の個別メッセージを受信でき、さらに、ユーザに対して、そのユーザ宛の個別メッセージが有ることを通知することができるので、ユーザに自分宛の個別メッセージを確認するよう注意喚起したり、個人向けサービスへのアクセスの誘導をしたりすることができる。
データ放送システムは、放送局通信サーバが、識別情報記憶手段によって、ユーザごとに、第1識別情報と連携サービス用の第1連携識別情報とを対応付けて記憶する。また、個別メッセージ確認要求受信手段によって、放送受信端末から第1識別情報が付された個別メッセージ確認要求を受信する。さらに、第1認証手段によって、個別メッセージ確認要求に付された第1識別情報を識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する。
続いて、トークン要求送信手段によって、第1認証手段で認証された第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された第1連携識別情報を付して、連携サーバにトークンを要求し、トークン受信手段によって、連携サーバからトークン要求に対する応答としてトークンを受信する。
そして、個別メッセージ確認要求送信手段によって、トークンを付した個別メッセージ確認要求を、外部通信サーバに送信する。そして、確認結果通知送受信手段によって、外部通信サーバから個別メッセージ確認要求に対する応答として、外部通信サーバにおける個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を個別メッセージの宛先である放送受信端末に送信する。
続いて、トークン送信手段によって、認証連携手段により放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを放送局通信サーバに送信する。
そして、機器認証要求受信手段によって、外部通信サーバから、トークンが付された放送局通信サーバの認証要求を受信し、機器認証結果送信手段によって、認証連携手段により放送局通信サーバが認証された場合、第2連携識別情報を付して放送局通信サーバの認証結果を外部通信サーバに送信する。
本実施形態(第1、第2実施形態)に係るデータ放送システム(1,1B)は、放送局が1次リンクの範囲内で放送波と連携しながら、放送受信端末にPush型で個別メッセージを配信し、放送受信端末のユーザに自分宛の個別メッセージが有ることを通知することで、ユーザに対し、注意喚起やサービス誘導を行うことを可能としている。また、放送受信端末で、個別メッセージの受信をきっかけとして、データ放送コンテンツのスクリプトを実行させることにより、ユーザ個人のデータに連動したコンテンツ動作を可能としている。
放送局送出装置10は、放送波あるいは通信回線を介して、放送受信端末30にテレビ放送コンテンツあるいはデータ放送コンテンツを配信するものであり、放送局通信サーバ20とネットワークを介して接続されている。
放送局通信サーバ20では、主に放送波による提供には適さない大容量コンテンツや、個人別に内容の異なるコンテンツを管理しており、ユーザからの通信回線経由のアクセスに応じて、放送受信端末30に、蓄積しているBMLコンテンツ及び関連情報を提供する。
また、放送局通信サーバ20は、放送受信端末から個人向けコンテンツの要求があった場合に、あらかじめ視聴者から登録されたユーザ情報に基づき個人認証を行い、要求があった放送受信端末に、ユーザ個人宛のコンテンツを提供するようになっている。
またさらに、放送局通信サーバ20は、放送受信端末から送信された個別メッセージ要求に応じて、当該放送受信端末宛の個別メッセージを配信するようになっている。
また、ユーザが個別メッセージを視聴するという簡易で日常的な動作を行うだけで、放送受信端末にPush型で個別メッセージが配信されるので、ユーザが個別メッセージを取得するために意識的に何もしなくても自分宛の個別メッセージを受け取って閲覧することができる。これにより、PCに不慣れなユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごすことを防止することができる。
次に、データ放送システム1を構成する各装置の詳細な構成を説明する。
放送局送出装置10は、データ放送コンテンツと映像音声コンテンツを放送受信端末30に送出するものである。放送局送出装置10は、データ放送コンテンツが放送受信端末30で再生されたときに動作するBMLスクリプト(startup.bml)を、データ放送コンテンツに記述している。
このBMLスクリプト(startup.bml)は、データ放送コンテンツを受信した放送受信端末30に、あらかじめ指定した放送局通信サーバ20に対してユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を実行させるためのプログラムである。
ここでは、BMLスクリプト(startup.bml)には、あらかじめ指定した時間間隔または回数の個別メッセージ要求をあらかじめ指定した放送局通信サーバ20に送信するよう記述されているものとする。また、BMLスクリプト(startup.bml)には、あらかじめ指定した放送局通信サーバ20の宛先情報も含まれている。
なお、ユーザ宛の個別メッセージは、ユーザの放送受信端末30の操作とは非同期に発生することが想定されるので、個別メッセージ要求を行う時間間隔または回数は、放送受信端末30によるデータ放送コンテンツの表示や、ユーザによる放送受信端末30の操作とは非同期に指定されている。
図2に示すように、放送局通信サーバ20は、第1識別情報記憶手段211と、個別メッセージ記憶手段212と、個別メッセージ要求受信手段213と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216と、を備えている。
例えば、図3に示すように、ユーザごとにデータ放送コンテンツを利用するユーザを識別するための「ユーザID(識別情報IDA)」と、ユーザの「氏名」、ユーザの「住所」と、「機器固有番号」と、を対応付けて記憶している。「ユーザID(識別情報IDA)」は、ユーザを一意に特定するための情報であって、英数字などの文字列で構成されている。「機器固有番号」は、CAS(Conditional Access Systems)カードの識別番号であり、英数字などの文字列で構成されている。なおここでは、第1識別情報記憶手段211が、識別情報IDAに放送局の認証情報VAを対応付けてさらに記憶していることとする。
なお、第1識別情報記憶手段211には、このようなユーザ情報が、図示を省略したユーザ情報登録手段によって予め登録されているものとする。また、このユーザ情報登録手段によって、ユーザの新規登録や、ユーザ情報の削除などが行われるものとする。
第1識別情報記憶手段211で記憶された情報は、認証手段214によって適宜読み出される。
個別メッセージ記憶手段212は、ユーザごとに、ユーザ宛の個別メッセージを記憶するものである。ユーザ宛の個別メッセージには、放送受信端末30宛の個別メッセージ、あるいは、放送受信端末30を使用するユーザを特定する識別情報宛の個別メッセージが含まれる。個別メッセージ記憶手段212は、例えば、放送受信端末30の機器固有番号と、ユーザ宛の個別メッセージとを対応付けて記憶している。また例えば、識別情報IDAと、識別情報IDAで特定されるユーザ宛の個別メッセージとを対応付けて記憶していてもよい。
個別メッセージ記憶手段212には、テンプレートや動作を記述するBML文書のほか、関連するテキスト情報や画像情報も記憶されており、必要に応じて、個別メッセージ検索手段215によって読み出される。
なお、ユーザ宛の個別メッセージの内容が、放送受信端末30を使用する世帯向けや一般的なお知らせであって、ユーザ個人を特定したサービスに関するメッセージではない場合、認証手段214によるユーザ認証を省略してもよい。
コンテンツ受信手段311は、受信した映像音声コンテンツを、AV再生手段312に出力し、受信したデータ放送コンテンツをコンテンツ再生手段313に出力する。
コンテンツ再生手段313は、ユーザによるリモコンのdボタンの押下などの操作により動作する。あるいは、放送局送出装置10から送信されたデータ放送コンテンツのBMLスクリプト(startup.bml)に自動再生指定があらかじめ記述されている場合、コンテンツ受信手段311で受信されたデータ放送コンテンツがコンテンツ再生手段313に入力されると、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツが自動で再生される。そして、データ放送コンテンツの再生により、コンテンツ再生手段313は、データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプト(startup.bml)を実行する。
個別メッセージ受信手段315は、放送局通信サーバ20から受信した個別メッセージ、あるいは、確認結果通知をコンテンツ再生手段313に出力する。
画面表示手段316は、BMLコンテンツを逐次解析して表示するBMLブラウザとして機能する。
次に、第1実施形態に係るデータ放送システム1の動作について図4および適宜図1〜図3を参照して説明する。なお、以下では、放送局通信サーバ20の個別メッセージ検索手段215によって、放送受信端末30の機器固有番号を用いてユーザ宛の個別メッセージを検索する場合の処理を例にとって説明する。
そして、放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、ユーザ宛の個別メッセージを要求する個別メッセージ要求を送信するよう指令する制御信号を、あらかじめ指定された放送局通信サーバ20の宛先情報と共に、個別メッセージ要求送信手段314に出力する。
一方、放送局通信サーバ20は、認証手段214によって、認証が確認されなかった場合、処理を終了する。
一方、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ検索手段215によって、機器固有番号に対応付けて記憶された個別メッセージが抽出されなかった場合、そのことを知らせる確認結果通知を、個別メッセージ送信手段216に出力するか、あるいは、そのまま処理を終了してもよい。
放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、個別メッセージ受信手段315から個別メッセージの入力を受け付けると、あらかじめデータ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプトに従って個別メッセージが有ることをユーザに通知する処理を実行する(ステップS10)。例えば、放送受信端末30は、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツに、個別メッセージの一部または全部を埋め込んで画面表示手段316に出力する。
データ放送システム1は、以上のように動作する。
第1実施形態に係るデータ放送システム1は、データ放送コンテンツを受信した放送受信端末30が、データ放送コンテンツを再生することによって、このデータ放送コンテンツにあらかじめ記述されているBMLスクリプト(startup.bml)に従ってあらかじめ指定された放送局通信サーバ20に個別メッセージ要求を実行し、放送局通信サーバ20は、個別メッセージ要求に応じて、放送局通信サーバ20が保有するユーザ宛の個別メッセージを放送受信端末30に送信するように構成されている。このため、ユーザの主体的な操作を必要とせずに、かつ、放送番組の視聴を継続しながら、個別メッセージをユーザに通知することができる。
また、放送受信端末30が個別メッセージ要求を送信している間、ユーザは、放送受信端末30の個別メッセージ要求の送信を意識することなく、個別メッセージ要求とは非同期に、放送番組の視聴やデータ放送コンテンツの閲覧などを継続することができる。
例えば、前記した第1実施形態では、放送受信端末30でユーザに個別メッセージを通知するBMLスクリプトの例として、受信した個別メッセージをデータ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段316に出力する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、個別メッセージを受信したことを示す通知メッセージや、個別メッセージが変更、更新されたことを示す通知メッセージを生成して画面表示手段316に出力させるようにしてもよい。またさらに、個別メッセージの保有元となる放送局通信サーバ20へのログイン画面を図示しない表示画面に表示してもよい。さらには、通知メッセージと共に、個別メッセージの宛先となる放送局通信サーバ20への遷移ボタンを図示しない表示画面に表示するようにしてもよい。または、通知メッセージと共に、個別メッセージの宛先となる放送局通信サーバ20のURL(Uniform Resource Locater)を図示しない表示画面に表示してもよい。これによっても、ユーザに注意喚起することができる。また、これらのいずれかに加えて、コンテンツ再生手段313の図示しない記憶手段にあらかじめ記憶された特定のメッセージや音声アナウンスを再生してもよい。これにより、ユーザに対し、より確実に注意喚起や個人向けサービスへのアクセスの誘導を行うことができる。
この場合、ユーザは、放送番組の視聴中に、表示画面に個別メッセージ通知として個別メッセージの保有元の放送局通信サーバ20への遷移ボタンが表示された場合、この遷移ボタンをクリックすることによって、個別メッセージを取得することができる。また例えば、ユーザは、放送番組の視聴中に、表示画面に個別メッセージ通知として個別メッセージの保有元の放送局通信サーバ20のログイン画面が表示された場合、所定のログイン動作を実行することによって、個別メッセージを取得することができる。
第2実施形態に係るデータ放送システムは、放送局以外の外部機関が有する個別メッセージを、データ放送で扱うことができるようにするものである。また、個別メッセージが秘匿性の高い情報を含む場合、放送局に対しては秘匿性を確保しつつ、データ放送で扱うことができるようにするものである。
さらに、ユーザが、データ放送コンテンツの視聴を継続しながら、放送局以外の外部機関が有する個別メッセージを閲覧可能とするものである。
放送局送出装置10は、前記した第1実施形態において説明したのと同様であるため、ここでは、説明を省略する。
放送局通信サーバ20Bは、第1実施形態に係る放送局通信サーバ20の機能に加え、認証連携を行った外部通信サーバ40から、ユーザの要求する個別メッセージに係る属性情報を受信し、この属性情報に基づいてBMLコンテンツのテンプレートを整形し、放送受信端末30Bに送信する機能を有する。
連携サーバ50は、放送局通信サーバ20Bで認証されたユーザの識別情報から、外部通信サーバ40で管理される識別情報への置き換えを行うことで、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との連携サービスを実現する。
このようなデータ放送システム1Bによれば、放送番組コンテンツの中に個別メッセージを埋め込んで表示させるため、データ放送の1次リンク内で、放送番組コンテンツの視聴を中断させることなく、放送受信端末30B上で同時に個別メッセージを閲覧可能となる。
また、ユーザが放送番組コンテンツを視聴するという受動的で自然な動作によって、個別メッセージを閲覧することができるので、PCに不慣れなユーザが自分宛の個別メッセージを見過ごすことを防止することができる。
次に、データ放送システム1Bを構成する各装置の詳細な構成を説明する。
図6に示すように、放送局送出装置10は、データ放送コンテンツと映像音声コンテンツを放送受信端末30Bに送出するものである。放送局送出装置10は、データ放送コンテンツが放送受信端末30Bで再生されたときに動作するBMLスクリプト(startup.bml)を、データ放送コンテンツに記述している。
BMLスクリプト(startup.bml)は、基本的には、第1実施形態において説明したのと同様である。なお、個別メッセージ確認要求を送信する外部通信サーバ40は、BMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定されているものとする。
放送局通信サーバ20Bは、第1識別情報記憶手段211Bと、個別メッセージ記憶手段212と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216と、トークン要求送信手段222と、トークン受信手段223と、第1個別メッセージ確認要求送信手段224と、確認結果通知送受信手段225と、第1個別メッセージ確認要求受信手段228と、を備えている。
個別メッセージ記憶手段212と、認証手段214と、個別メッセージ検索手段215と、個別メッセージ送信手段216は、第1実施形態の放送局通信サーバ20と共通であるため、以下では、主に第1実施形態の放送局通信サーバ20と異なる構成について説明する。
トークンとは、連携サーバ50で発行される、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求をするための手形となる情報であり、例えば、ユニークな番号などである。このトークンを付けて放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40にアクセスを行うと、連携サーバ50において、あらかじめ登録された放送局通信サーバ20Bに対して発行されている電子証明書による許可事項の範囲内で、放送局通信サーバ20Bから外部通信サーバ40へのアクセスが許可される。
認証手段214を介して個別メッセージ確認要求を入力すると、トークン要求送信手段222は、第1識別情報記憶手段211Bから、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDAに対応付けられた連携識別情報IDA´を読み出す。そして、トークン要求送信手段222は、個別メッセージ確認要求に含まれる識別情報IDAを連携識別情報IDA´に置き換えて、連携識別情報IDA´を含むトークン要求を、連携サーバ50に送信する。
また、第1個別メッセージ確認要求送信手段224は、認証手段214から、第1個別メッセージ確認要求受信手段228で放送受信端末30Bから受信された個別メッセージ要求に含まれる放送局通信サーバ20Bの宛先情報を入力する。この宛先情報は、データ放送コンテンツのBMLスクリプト(startup.bml)にあらかじめ記述されているものである。
第1個別メッセージ確認要求送信手段224は、トークン受信手段223からトークンを入力し、このトークンと、個別メッセージの属性を示す属性情報を要求する属性情報要求とを含んだ個別メッセージ確認要求を、BMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定された外部通信サーバ40に送信する。
放送受信端末30Bは、コンテンツ受信手段311と、AV再生手段312と、コンテンツ再生手段313と、個別メッセージ要求送信手段314Bと、個別メッセージ受信手段315Bと、画面表示手段316と、確認結果通知受信手段317と、第2個別メッセージ確認要求送信手段318と、を備えている。コンテンツ受信手段311と、AV再生手段312と、画面表示手段316は、第1実施形態で説明した放送受信端末30の構成と同様であるので、ここでは同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
外部通信サーバ40は、第2識別情報記憶手段411と、個別メッセージ記憶手段412と、第2個別メッセージ確認要求受信手段413と、機器認証要求送信手段414と、機器認証結果受信手段415と、個別メッセージ検索手段416と、確認結果通知送信手段417と、個別メッセージ要求受信手段418と、認証手段419と、個別メッセージ送信手段420と、を備えている。
第2識別情報記憶手段411は、例えば、図7に示すように、個別メッセージの宛先となるユーザを識別する識別情報IDBと、ユーザの個人名と、連携識別情報IDB´と、個別メッセージごとの情報格納場所等を対応付けて記憶する。これにより、連携識別情報IDB´と紐付けられる個人を特定することが可能となる。
例えば図7では、個人名Aの識別情報IDBは、「0987345879」であり、連携識別情報IDB´は、「856748503」であり、個別メッセージXの個別メッセージ記憶手段412内における情報格納場所は、「XX.YY.ZZ1」であり、個別メッセージYの個別メッセージ記憶手段412内における情報格納場所は、「YY.ZZ.AA1」である。
つまり、外部通信サーバ40では、連携サーバ50が放送局通信サーバ20Bに対して発行したトークンの中身がわからないため、個別メッセージ確認要求の送信元である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に問い合わせをする正当な権限を有しているという認証を連携サーバ50に要求することとしている。
機器認証結果受信手段415は、連携サーバ50から、放送局通信サーバ20Bが正当な権限を有しているという機器認証結果を受信した場合、個別メッセージ検索手段416に機器認証結果と、連携識別情報IDB´とを出力する。
なお、確認結果通知送信手段417は、個別メッセージ検索手段416から、検索結果として、該当する個別メッセージが無いという通知が入力された場合、確認結果通知送信手段417に、当該通知を確認結果として出力してもよいし、何も出力しなくてもよい。
認証手段419は、認証が確認された場合、個別メッセージ要求を個別メッセージ検索手段416に出力する。
個別メッセージ送信手段420は、個別メッセージ検索手段416から個別メッセージを入力し、個別メッセージ要求の送信元の放送受信端末30Bに個別メッセージを送信する。
連携サーバ50は、連携用識別情報記憶手段511と、認証情報記憶手段512と、トークン要求受信手段513と、認証連携手段514と、トークン送信手段515と、機器認証要求受信手段516と、機器認証結果送信手段517と、を備えている。
また、連携用識別情報記憶手段511で、さらに、連携サービスのセッション情報を管理することとしても良い。例えば図8では、セッションが確立していることを示す「オンライン」をステータスとして記述している。このセッション情報は、ユーザ認証に成功したユーザが他のサービスに遷移する場合であっても、同一のセッション情報が継続して使用されている場合は、不要な再認証を行わないようにするためのものである。このセッション情報は、一般的なセッション管理で使用するため、ここでは、詳細な説明は省略する。
認証情報は、放送局通信サーバ20Bの認証状態を示す情報である。認証証明書は、図示しない認証情報発行手段が発行した放送局通信サーバ20Bの認証結果を証明する電子証明書である。ここでは、電子証明書の実体以外に、当該電子証明書を一意に特定するトークンを対応付けて記憶することとする。認証証明書には、例えば、認証ステータス(正当な機器と判定されたか否かを示す情報)、認証時間、認証方式などが含まれる。
またさらに、電子証明書には、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との間で連携を行うためのユーザを特定する識別子であるユーザ主体情報が含まれている。ここでは、当該識別子として、実際の識別情報を用いるのではなく、放送局通信サーバ20Bと外部通信サーバ40との間で連携を行うための、図8で説明した連携サービス用識別情報を用いることとする。
さらに、図示しない署名生成手段によって、当該電子証明書の正当性を証明するためのデジタル署名が付加されていてもよい。
トークン要求受信手段513は、受信したトークン要求を認証連携手段514に出力する。
認証連携手段514は、トークン要求受信手段513からトークン要求を受信し、このトークン要求に含まれる連携識別情報IDA´を元に、認証情報記憶手段512を検索し、連携識別情報IDA´に対応付けて記憶された電子証明書を検索する。そして、認証連携手段514は、連携識別情報IDA´に対応付けて記憶された電子証明書が見つかった場合、さらに、当該電子証明書において、連携識別情報IDA´で特定されるユーザの認証ステータス、電子証明書の有効期限などから、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有しているか否かを認証する。
そして、認証連携手段514は、連携識別情報IDA´で特定されるユーザが、外部通信サーバ40に個別メッセージ要求を行う正当な権限を有していると判断した場合、外部通信サーバ40に問い合わせをするためのトークンをトークン送信手段515に出力する。
認証連携手段514は、機器認証要求受信手段516からトークンを入力すると、認証情報記憶手段512から、このトークンに対応付けて記憶された電子証明書を検索し、トークンに対応付けて記憶された電子証明書が有る場合、電子証明書の中身を確認して、当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求を行う正当な権限を有するか否かを判断する。例えば、トークンが、あらかじめ連携サーバ50に登録された放送局通信サーバ20Bに対して発行したものであるか、トークンの送信元の放送局通信サーバ20Bが認証されているかなどの情報を確認する。
認証連携手段514は、トークンに対応付けて記憶された当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bの機器認証結果を、機器認証結果送信手段517に出力する。
次に、第2実施形態に係るデータ放送システム1Bの動作について、図9および適宜図6〜8を参照して説明する。ここでは、放送受信端末30Bがデータ放送コンテンツを受信してから、外部通信サーバ40が保有する個別メッセージを取得して図示しない表示画面に表示するまでの動作について説明する。なお、放送局通信サーバ20Bが個別メッセージを保有している場合の動作は、第1実施形態で説明した通りであるので、ここでは簡略化して説明する。
これにより、放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、データ放送コンテンツの再生に伴い、当該データ放送コンテンツに記述されたBMLスクリプト(startup.bml)を実行する(ステップS23)。
放送局通信サーバ20Bは、第1個別メッセージ確認要求送信手段224によって、トークン受信手段223からトークンの入力を受け付けると、このトークンを含む個別メッセージ確認要求を、データ放送コンテンツにあらかじめ記述されたBMLスクリプト(startup.bml)であらかじめ指定された外部通信サーバ40に送信する(ステップS32)。
外部通信サーバ40は、機器認証要求送信手段414によって、第2個別メッセージ確認要求受信手段413から個別メッセージ確認要求の入力を受け付けると、この個別メッセージ確認要求に含まれるトークンを含む機器認証要求を、連携サーバ50に送信する(ステップS34)。
連携サーバ50は、認証連携手段514によって、機器認証要求受信手段516から機器認証要求の入力を受け付けると、認証情報記憶手段512から、このトークンに対応付けて記憶された電子証明書を検索し、トークンに対応付けて記憶された電子証明書が有る場合、電子証明書の中身を確認して、当該電子証明書の発行先である放送局通信サーバ20Bが、外部通信サーバ40に個別メッセージ確認要求を行う正当な権限を有するとの認証を行う(ステップS36)。また、連携サーバ50は、認証連携手段514によって、放送局通信サーバ20Bの認証が確認された場合、トークンを発行した放送局通信サーバ20Bから送信されたトークン要求に含まれる連携識別情報IDA´を、認証情報記憶手段512で当該連携識別情報IDA´に対応付けられている連携識別情報IDB´に置き換えて、機器認証結果とともに機器認証結果送信手段517に出力する。
連携サーバ50は、機器認証結果送信手段517によって、認証連携手段514から認証結果の入力を受け付けると、この機器認証結果を、機器認証要求の送信元である外部通信サーバ40に送信する(ステップS37)。
放送受信端末30Bは、確認結果通知受信手段317によって、受信した確認結果に含まれる個別メッセージの格納場所の詳細なアドレスを、個別メッセージ要求送信手段314Bに出力する。
また、放送受信端末30Bは、確認結果通知受信手段317によって、受信した確認結果に含まれる個別メッセージの属性情報を、コンテンツ再生手段313に出力する。
放送受信端末30Bは、コンテンツ再生手段313によって、属性情報に基づいてデータ放送コンテンツを整形する(ステップS44)。
放送受信端末30Bは、個別メッセージ要求送信手段314Bによって、確認結果通知受信手段317から確認結果を入力すると、確認結果に含まれる個別メッセージの格納場所の詳細なアドレスと、識別情報IDBと、認証情報VBと、を含んだ個別メッセージ要求を、外部通信サーバ40に送信する(ステップS45)。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ要求受信手段418によって、受信した個別メッセージ要求を、認証手段419に出力する。
外部通信サーバ40は、認証手段419によって、個別メッセージ要求受信手段418から入力された個別メッセージ要求に含まれる識別情報IDBと認証情報VBとを、第2識別情報記憶手段411に記憶された識別情報IDBまたは認証情報VBと照合して認証する(ステップS47)。
外部通信サーバ40は、認証手段419によって、認証が確認された場合、個別メッセージ要求を個別メッセージ検索手段416に出力する。
外部通信サーバ40は、個別メッセージ送信手段420によって、個別メッセージ検索手段416から個別メッセージの入力を受け付けると、個別メッセージ要求の送信元である放送受信端末30Bに個別メッセージを送信する(ステップS49)。
放送受信端末30Bは、個別メッセージ受信手段315Bによって、受信した個別メッセージをコンテンツ再生手段313に出力する。
第2実施形態に係るデータ放送システム1Bは、以上のように動作する。
例えば、連携サーバ50が、当該連携サーバ50において放送局通信サーバ20Bに対して発行している電子証明書そのものをトークンとして放送局通信サーバ20Bに送信してもよい。このとき、電子証明書の内容が放送局通信サーバ20Bに分からないようにするため、連携サーバ50で、外部通信サーバ40でのみ復号可能な公開鍵を発行して、トークンにこの公開鍵を付して放送局通信サーバ20Bに送信する。
機器認証結果受信手段415が、確認結果通知送信手段417に連携サーバ50から受信した機器認証結果と個別メッセージ確認要求を出力し、確認結果通知送信手段417が、確認結果通知送信手段417から機器認証結果と個別メッセージ確認要求を入力すると、個別メッセージ確認要求の送信元となる放送受信端末30Bにエラーメッセージを送信するように構成してもよい。
20,20B 放送局通信サーバ
211,211B 第1識別情報記憶手段
212 個別メッセージ記憶手段
213 個別メッセージ要求受信手段
214 認証手段
215 個別メッセージ検索手段
216 個別メッセージ送信手段
222 トークン要求送信手段
223 トークン受信手段
224 第1個別メッセージ確認要求送信手段
225 確認結果通知送受信手段
228 第1個別メッセージ確認要求受信手段
30,30B 放送受信端末
311 コンテンツ受信手段
312 AV再生手段
313 コンテンツ再生手段
314,314B 個別メッセージ要求送信手段
315,315B 個別メッセージ受信手段
316 画面表示手段
317 確認結果通知受信手段
318 第2個別メッセージ確認要求送信手段(個別メッセージ確認要求送信手段)
40 外部通信サーバ
411 第2識別情報記憶手段
412 個別メッセージ記憶手段
413 第2個別メッセージ確認要求受信手段
414 機器認証要求送信手段
415 機器認証結果受信手段
416 個別メッセージ検索手段
417 確認結果通知送信手段
418 個別メッセージ要求受信手段
419 認証手段
420 個別メッセージ送信手段
50 連携サーバ
511 連携用識別情報記憶手段
512 認証情報記憶手段
513 トークン要求受信手段
514 認証連携手段
515 トークン送信手段
516 機器認証要求受信手段
517 機器認証結果送信手段
Claims (2)
- データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と、
ユーザごとに、放送受信端末の識別情報である第1識別情報と、この第1識別情報と異なる、連携サービス用の放送受信端末の識別情報である第1連携識別情報とを対応付けて記憶する第1識別情報記憶手段と、
前記放送受信端末から前記第1識別情報が付された、前記ユーザ宛の個別メッセージの確認を要求する個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
前記個別メッセージ確認要求に付された前記第1識別情報を前記第1識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する第1認証手段と、
前記第1認証手段で認証された前記第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された前記第1連携識別情報を付して、連携サーバにトークンを要求するトークン要求送信手段と、
前記連携サーバから前記トークンを受信するトークン受信手段と、
前記個別メッセージ確認要求に前記トークンを付して、外部通信サーバに送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
前記外部通信サーバから前記個別メッセージ確認要求に対する応答として、前記外部通信サーバにおける前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を前記個別メッセージの宛先である前記放送受信端末に送信する確認結果通知送受信手段と、を備える放送局通信サーバと、
前記ユーザごとに、前記放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記第1連携識別情報と、前記外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する連携用識別情報記憶手段と、
前記放送局通信サーバから前記第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信するトークン要求受信手段と、
前記第1連携識別情報で特定される前記放送受信端末の認証を行うとともに、前記外部通信サーバから送信された前記放送局通信サーバの機器認証要求に応じて前記放送局通信サーバの認証を行い、さらに、前記放送局通信サーバを認証した場合、前記第1連携識別情報を、これに対応する前記第2連携識別情報に書き換える認証連携手段と、
前記認証連携手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを前記放送局通信サーバに送信するトークン送信手段と、
前記外部通信サーバから、前記トークンが付された前記放送局通信サーバの認証要求を受信する機器認証要求受信手段と、
前記認証連携手段により前記放送局通信サーバが認証された場合、前記第2連携識別情報を付して前記放送局通信サーバの認証結果を前記外部通信サーバに送信する機器認証結果送信手段と、を備える前記連携サーバと、
前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する第2識別情報記憶手段と、
前記放送局通信サーバから前記トークンを付した前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
前記トークンを付した前記放送局通信サーバの認証要求を前記連携サーバに送信する機器認証要求送信手段と、
前記連携サーバから、前記放送局通信サーバの認証結果を受信する機器認証結果受信手段と、
前記機器認証結果受信手段により、前記放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を前記認証された放送局通信サーバに送信する確認結果通知送信手段と、
前記放送受信端末から、前記第2識別情報と前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信する個別メッセージ要求受信手段と、
前記第2識別情報を、前記第2識別情報記憶手段に記憶された第2識別情報と照合して前記個別メッセージ要求に係る前記放送受信端末を認証する第2認証手段と、
前記第2認証手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する個別メッセージ検索手段と、
前記個別メッセージ検索手段により検索された前記個別メッセージを前記放送受信端末に送信する個別メッセージ送信手段と、を備える前記外部通信サーバと、
前記放送受信端末と、をネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムにおける前記放送受信端末であって、
前記データ放送コンテンツを再生したときに、あらかじめ指定する放送局通信サーバに、前記ユーザ宛の個別メッセージを要求するよう定めるBMLスクリプトがあらかじめ記述された前記データ放送コンテンツを前記放送波または前記通信回線を介して受信するコンテンツ受信手段と、
前記データ放送コンテンツを再生するとともに、前記BMLスクリプトを実行するコンテンツ再生手段と、
前記コンテンツ再生手段で再生された前記データ放送コンテンツを表示画面に表示させる画面表示手段と、
前記BMLスクリプトであらかじめ指定された前記放送局通信サーバに、前記第1識別情報を含んだ前記個別メッセージ確認要求を送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
前記放送局通信サーバから、前記個別メッセージ確認要求に応じて前記確認結果通知を受信する確認結果通知受信手段と、
前記確認結果通知に含まれる前記ユーザ宛の前記個別メッセージを保有する前記外部通信サーバに、前記個別メッセージ要求を送信する個別メッセージ要求送信手段と、
前記個別メッセージ要求に対応する前記個別メッセージを、前記外部通信サーバから受信する個別メッセージ受信手段と、を備え、
前記コンテンツ再生手段は、
前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、個別メッセージが有ることを前記ユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する
ことを特徴とする放送受信端末。 - データ放送コンテンツを放送波または通信回線を介して提供する放送局送出装置と、前記データ放送コンテンツを受信する放送受信端末と、前記放送受信端末からの要求に応じてユーザ宛の個別メッセージを送信する外部通信サーバと、前記放送受信端末からの要求に応じて、前記外部通信サーバに前記ユーザ宛の個別メッセージの有無の確認を要求する個別メッセージ確認要求を送信する放送局通信サーバと、前記外部通信サーバの前記個別メッセージを利用するユーザと前記放送局通信サーバのコンテンツを利用するユーザとを連携させる連携サーバと、をネットワークを介して接続し、前記放送受信端末に、前記データ放送コンテンツと前記個別メッセージとを連携させて提供するデータ放送システムであって、
前記放送局通信サーバは、
前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第1識別情報と、この第1識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第1連携識別情報とを対応付けて記憶する第1識別情報記憶手段と、
前記放送受信端末から前記第1識別情報が付された前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
前記個別メッセージ確認要求に付された前記第1識別情報を前記第1識別情報記憶手段に記憶された第1識別情報と照合して認証する第1認証手段と、
前記第1認証手段で認証された前記第1識別情報に替えて、当該第1識別情報に対応して記憶された前記第1連携識別情報を付して、前記連携サーバにトークンを要求するトークン要求送信手段と、
前記連携サーバから前記トークンを受信するトークン受信手段と、
前記個別メッセージ確認要求に前記トークンを付して、前記外部通信サーバに送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
前記外部通信サーバから前記個別メッセージ確認要求に対する応答として、前記外部通信サーバにおける前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を受信し、当該確認結果通知を前記個別メッセージの宛先である前記放送受信端末に送信する確認結果通知送受信手段と、を備え、
前記連携サーバは、
前記ユーザごとに、前記放送局通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記第1連携識別情報と、前記外部通信サーバから予め連携サービス用に提示された前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報と、を対応付けて記憶する連携用識別情報記憶手段と、
前記放送局通信サーバから前記第1連携識別情報が付されたトークンの要求を受信するトークン要求受信手段と、
前記第1連携識別情報で特定される前記放送受信端末の認証を行うとともに、前記外部通信サーバから送信された前記放送局通信サーバの機器認証要求に応じて前記放送局通信サーバの認証を行い、さらに、前記放送局通信サーバを認証した場合、前記第1連携識別情報を、これに対応する前記第2連携識別情報に書き換える認証連携手段と、
前記認証連携手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末用のトークンを放送局通信サーバに送信するトークン送信手段と、
前記外部通信サーバから、前記トークンが付された前記放送局通信サーバの認証要求を受信する機器認証要求受信手段と、
前記認証連携手段により前記放送局通信サーバが認証された場合、前記第2連携識別情報を付して前記放送局通信サーバの認証結果を前記外部通信サーバに送信する機器認証結果送信手段と、を備え、
前記外部通信サーバは、
前記ユーザごとに、前記放送受信端末の識別情報である第2識別情報と、この第2識別情報と異なる、連携サービス用の前記放送受信端末の識別情報である第2連携識別情報とを対応付けて記憶する第2識別情報記憶手段と、
前記放送局通信サーバから前記トークンを付した前記個別メッセージ確認要求を受信する個別メッセージ確認要求受信手段と、
前記トークンを付した前記放送局通信サーバの認証要求を前記連携サーバに送信する機器認証要求送信手段と、
前記連携サーバから、前記放送局通信サーバの認証結果を受信する機器認証結果受信手段と、
前記機器認証結果受信手段により、前記放送局通信サーバが認証されたとの認証結果を受信した場合、前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所を含んだ確認結果通知を前記認証された放送局通信サーバに送信する確認結果通知送信手段と、
前記放送受信端末から、前記第2識別情報と前記ユーザ宛の前記個別メッセージの情報格納場所とを含んだ個別メッセージ要求を受信する個別メッセージ要求受信手段と、
前記第2識別情報を、前記第2識別情報記憶手段に記憶された第2識別情報と照合して前記個別メッセージ要求に係る前記放送受信端末を認証する第2認証手段と、
前記第2認証手段により前記放送受信端末が認証された場合、当該放送受信端末のユーザ宛の個別メッセージを個別メッセージ記憶手段から検索する個別メッセージ検索手段と、
前記個別メッセージ検索手段により検索された前記個別メッセージを前記放送受信端末に送信する個別メッセージ送信手段と、を備え、
前記放送受信端末は、
前記データ放送コンテンツを再生したときに、あらかじめ指定する放送局通信サーバに、前記ユーザ宛の個別メッセージを要求するよう定めるBMLスクリプトがあらかじめ記述された前記データ放送コンテンツを前記放送波または前記通信回線を介して受信するコンテンツ受信手段と、
前記データ放送コンテンツを再生するとともに、前記BMLスクリプトを実行するコンテンツ再生手段と、
前記コンテンツ再生手段で再生された前記データ放送コンテンツを表示画面に表示させる画面表示手段と、
前記BMLスクリプトであらかじめ指定された前記放送局通信サーバに、前記第1識別情報を含んだ前記個別メッセージ確認要求を送信する個別メッセージ確認要求送信手段と、
前記放送局通信サーバから、前記個別メッセージ確認要求に応じて前記確認結果通知を受信する確認結果通知受信手段と、
前記確認結果通知に含まれる前記ユーザ宛の前記個別メッセージを保有する前記外部通信サーバに、前記個別メッセージ要求を送信する個別メッセージ要求送信手段と、
前記個別メッセージ要求に対応する前記個別メッセージを、前記外部通信サーバから受信する個別メッセージ受信手段と、を備え、
前記コンテンツ再生手段は、
前記個別メッセージ受信手段で前記個別メッセージが受信された場合、個別メッセージが有ることを前記ユーザに知らせるための個別メッセージ通知を生成して当該個別メッセージ通知を前記データ放送コンテンツに埋め込んで画面表示手段に出力する
ことを特徴とするデータ放送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010110801A JP5543839B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | データ放送システムおよび放送受信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010110801A JP5543839B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | データ放送システムおよび放送受信端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011239315A JP2011239315A (ja) | 2011-11-24 |
JP5543839B2 true JP5543839B2 (ja) | 2014-07-09 |
Family
ID=45326775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010110801A Expired - Fee Related JP5543839B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | データ放送システムおよび放送受信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5543839B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013242704A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 受信機、受信システム、および受信プログラム |
JP6056219B2 (ja) | 2012-06-29 | 2017-01-11 | 株式会社リコー | 検索装置および検索方法、ならびに、プログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10210445A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-07 | Toshiba Corp | 双方向tvシステムにおける同報型イベント通知方法 |
JP3483812B2 (ja) * | 1999-11-02 | 2004-01-06 | 株式会社東京放送 | 端末装置、制御方法およびプログラムを記録した記録媒体 |
JP2004193856A (ja) * | 2002-12-10 | 2004-07-08 | Nec Corp | 双方向データ放送システムおよび情報提供方法 |
JP2009200961A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Ntt Docomo Inc | コンテンツ提供システム、サーバ装置、端末装置及びコンテンツ提供方法 |
-
2010
- 2010-05-13 JP JP2010110801A patent/JP5543839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011239315A (ja) | 2011-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5586770B2 (ja) | 受信機 | |
JP5978000B2 (ja) | 受信機 | |
JP5214228B2 (ja) | コンテンツ配信システム | |
US20060271996A1 (en) | System for providing service related information to content reproducing apparatus | |
WO2012157756A1 (ja) | 受信機 | |
JP2013066159A (ja) | 受信機 | |
EP1901557A1 (en) | Contents reproduction device, method for providing service-related information, service-related information providing device, and service providing system | |
TW201146013A (en) | Method and system for providing complete internet anywhere with partial server processing | |
JP2013009361A (ja) | 放送通信連携受信装置およびアプリケーションサーバ | |
JP6097443B1 (ja) | 受信機 | |
JP5543839B2 (ja) | データ放送システムおよび放送受信端末 | |
JP5353615B2 (ja) | コンテンツ放送装置、コンテンツ放送方法、コンテンツ受信装置、コンテンツ受信方法、プログラム、およびコンテンツ放送システム | |
US20120110117A1 (en) | Content receiving apparatus | |
JP2009188936A (ja) | コンテンツ編集装置、コンテンツ編集方法、およびコンテンツ編集プログラム | |
EP2713297A1 (en) | Broadcast/communication linking receiver apparatus and resource managing apparatus | |
JP2009217370A (ja) | コンテンツ視聴端末およびそのプログラム、ならびに、コンテンツ視聴権利移譲方法 | |
JP4658814B2 (ja) | デジタル放送受信機、コンテンツ提供装置および認証管理装置 | |
JP4829718B2 (ja) | サービス関連情報の提供方法、サービス関連情報提供装置、サービス提供システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP2010514294A (ja) | 双方向TVシステム、関連メタデータフィルタリング装置、関連Webサービスルーティング装置および関連アプリケーション生成装置 | |
JP5193100B2 (ja) | コンテンツ提供サーバ、外部情報提供サーバ、連携サーバ、受信端末、コンテンツ提供プログラム、外部情報提供プログラム、認証連携プログラム、コンテンツ合成表示プログラム及びデータ放送システム | |
JP5637409B2 (ja) | コンテンツ受信装置、コンテンツ受信方法、コンテンツ放送装置、コンテンツ放送方法、プログラム、およびコンテンツ放送システム | |
JP2012257224A (ja) | 受信機 | |
JP2012257225A (ja) | 受信機 | |
JP2012257233A (ja) | 受信機および受信システム | |
JP5548726B2 (ja) | 受信機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131017 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140415 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5543839 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |