JP5538001B2 - 散水冷却装置の管理システム及び散水冷却装置 - Google Patents

散水冷却装置の管理システム及び散水冷却装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システム、空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却する散水冷却装置に関する。
本特許出願人は、この種の散水冷却装置として、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された雨水を室外機又は建築物に散水する散水装置とを設けたものを提案している(特許文献1参照)。
このものは、雨水を浄化して使用するので、従来の水道水のみを利用するものに比べて水道代を節約でき、経済的で衛生的な散水を行うことができる利点がある。
特開2010−14346号公報
この散水冷却装置において、外気温度が所定温度以上(設定温度)になったら、空気調和装置の室外機又は建築物に散水を行うことが考えられるが、今後しばらくの間、雨が降らない場合、設定温度が低い条件のままで散水が実行されると、外気温度が最高温度の際に、貯水タンク内の雨水が不足してしまう事態が発生する。
そこで、気象情報に合わせて、前述した設定温度を変更設定するようにして、貯水タンクに貯水された雨水を有効利用することを目的とする。
このため第1の発明は、通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
気象情報を格納する気象情報提供用サーバーと、
通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから得た前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、通信ネットワークを介して前記散水冷却装置の前記記憶装置に格納された前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記制御装置に送信するホストコンピュータと
から構成されたことを特徴とする。
また第2の発明は、通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
気象情報を格納する気象情報提供用サーバーとを備え、
前記散水冷却装置の前記制御装置が通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから得た前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記記憶装置に格納させるようにしたことを特徴とする。
第3の発明は、通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
気象情報を格納する気象情報提供用サーバーと、
通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから前記気象情報を入手するためのもので前記散水冷却装置と通信可能に接続したコンピュータと、
このコンピュータが入手した気象情報を表示する表示装置とを備え、
管理者が前記コンピュータを操作して入手した気象情報を前記表示装置に表示させて、管理者がこの表示された気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判断して、雨が降ると判断した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判断した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水冷却装置の前記記憶装置に格納された前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定した散水動作の設定温度を格納させるようにしたことを特徴とする。
第4の発明は、空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する第1記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する第1制御装置とを備えた散水冷却装置であって、
気象情報を格納する第2記憶装置と、
この第2記憶装置に格納された前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記第1記憶装置に格納させるように制御する第2制御装置とを
設けたことを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第4の発明において、前記気象情報は、これから何日か後に雨が降る気象予報と、何日か前の最高温度とであることを特徴とする。
本発明によれば、気象情報に基づいて、数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却する散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を変更設定するようにしたから、貯水タンクに貯水された雨水を有効利用することができる。
散水冷却装置の概略構成説明図である。 散水冷却装置の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の散水冷却装置の管理システムの概略説明図である。 散水をするときの温度の決定に係るフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態の散水冷却装置の管理システムの概略説明図である。 本発明の第3の実施形態の散水冷却装置の管理システムの概略説明図である。
以下、例えば店舗に設置される低温ショーケースや店舗内の空調をするための空気調和装置などの空気調和装置の室外機(熱交換器)に散水して冷却する散水冷却装置1に係る本発明を実施するための形態について、図1乃至図6を参照しながら説明する。なお、本発明における散水には、噴霧及び間欠滴下も含む概念である。
図1において、2は貯水タンクで、例えば建物に設置される雨樋3からの雨水が集められて連通管4を介して貯水するが、給水装置としての水道管、電磁弁を介して水道水を供給するようにしてもよい。なお、前記貯水タンク2は、黒色のポリエチレン樹脂から構成され、三層構造として光の進入を遮断し、光合成で藻が発生することを防止している。
5は貯水タンク2内に貯水された雨水を浄化する雨水浄化装置で、雨水浄化装置5はエア供給流路を形成するエア供給配管6の一端に配設されてエア供給配管6内に空気を圧送するエアーポンプ7と、エア供給配管6途中に配設される逆止弁8、オゾン発生装置を構成するオゾナイザ9及び逆止弁10と、エア供給配管6の他端に接続されて前記貯水タンク2内の下部に配設される多孔質の軽石から構成される複数の多孔質体11とから構成され、これらがエア供給配管6に順に配設される。
従って、エアーポンプ7の駆動により、オゾナイザ9において発生されたオゾン(気体)を含む空気がエア供給配管6を介して多孔質体11内に供給され、多孔質体11によってオゾンを雨水に溶け易くされて、無数の極小さな気泡として貯水タンク2内の雨水中を上昇しながら、オゾンが雨水に溶け込まれる。このため、このオゾンは貯水タンク2内の雨水の中のレジオネラ菌等を死滅(除菌)させて、繁殖しないように抑制して浄化する。
15は貯水タンク2の底部よりは上部に接続され取出し管14を介して取出し、浄化された水を噴射ノズル16より空気調和装置の室外機である熱交換器20に散水する散水装置で、圧送ポンプ21、開閉弁22、熱交換器20上に載置される散水制御用電装箱23、この電装箱23及びホース24を介して開閉弁22に接続される噴射ノズル16等から構成される。散水制御用電装箱23内には、散水制御のための散水制御装置としてのマイクロコンピュータ25(以下、「マイコン」という。)、モニター等の表示装置27、この表示装置27に表示されたタッチパネルスイッチから構成される入力手段28等が搭載されたプリント基板や水配管等が配設されている。
前記マイコン25は散水冷却装置1を統括的に制御するもので、開閉弁22の開閉制御については以下のように行う。開閉弁22が閉じられると、圧送ポンプ21は高圧状態となって、圧送ポンプ21は自身で運転を停止し、開くと低圧状態となって、自身で運転を開始することとなるものである。従って、マイコン25が開閉弁22の開閉制御を行うことにより、結果として圧送ポンプ21を制御することとなるものである。この圧送ポンプ21として、例えば粘性ポンプ(摩擦ポンプ)に分類されるカスケードポンプ(渦流ポンプ)を使用している。
貯水タンク2には、水位を検出する上下2つの水位センサ24A、24Bが設けられている。水位センサ24A、24Bは電極式であるが、フロート式でも良い。そして、貯水タンク2の取出し管14が取付けられる取出し口より僅か上位の所定の第1水位L1となると水位センサ24Bの出力信号を受けたマイコン25は散水冷却運転を開始させないか又は散水冷却運転中では停止するように制御し、また雨が降って、雨樋3からの雨水が集められて連通管4を介して貯水されて所定の第2水位L2となると、後述するように少なくとも1日に1回浄化させることに加え、水位センサ24Aの出力信号を受けたマイコン25はエアーポンプ7を駆動させ、オゾナイザ9で発生させたオゾンをエア供給配管6を介して貯水タンク2内の雨水を所定時間、浄化させるように制御する。
そして、図2に示すように、前記マイコン25の入力側には、運転を開始するための運転スイッチ26、水位センサ24A、24B、タイマー29、外気温度を検出する外気温度検出センサ17等が接続され、出力側には、エアーポンプ7、オゾナイザ9、圧送ポンプ21、開閉弁22、表示装置27、この表示装置27に表示されたタッチパネルスイッチなどから構成される入力手段28等が接続される。このマイコン25は、本散水冷却装置1を統括制御するCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)30と、該CPU30にバスラインを介して接続されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)31及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)32が備えられている。そして、CPU30は前記RAM31に記憶されたデータに基づき、前記ROM32に格納されたプログラムに従い、散水冷却装置1の散水冷却に係る動作を統括制御する。そして、前記入力手段28を使用して設定された初期設定温度が前記RAM31に格納されており、例えば外気温度が27℃を初期設定温度として格納している。
なお、この雨水浄化装置5による雨水の浄化は、タイマー29を使用して少なくとも1日に1回、所定時間ごとに所定時間行うように、マイコン25により制御される。即ち、例えば24時間毎に3時間だけ、開閉弁24を開くように制御し、前述したように、マイコン25は圧送ポンプ21を運転させて噴射ノズル16より空気調和装置の室外機である熱交換器20に散水するように制御する。この場合、深夜電力契約時間帯に、この浄化及び循環行なうことにより、より安価に循環動作を実行することができる。
次に、図3に基づいて、本発明の第1の実施形態であるインターネットを利用した散水冷却装置1の管理システムについて、以下説明する。40は本散水冷却装置1の管理システムを管理するホストコンピュータで、41は気象予報業務事業者が過去・現在の気象情報及び将来の気象予報等の気象情報を提供するための気象情報提供用コンピュータであるが、気象予報業務事業者が提供する前記気象情報及び気象予報を格納するサーバーでもよい。
そして、前記ホストコンピュータ40は通信ネットワークであるインターネット42を介して気象情報提供用コンピュータ41から気象情報を入手でき、この気象情報に基いた必要な情報をインターネット42を介して各店舗に設置される散水冷却装置1の各マイコンに配信できる構成である。
なお、前記ホストコンピュータ40はインターネット42を介して気象情報提供用コンピュータ41と、また前記各マイコン25はインターネット42を介してホストコンピュータ40と通信可能であるが、その他のネットワーク、例えばイントラネットなどでもよい。
前記気象情報提供用コンピュータ41は気象予報業務事業者が管理し、過去及び現在の気象情報を格納するだけでなく、例えば所定時間毎に気象予報情報を更新し、その更新された気象予報情報を情報提供用コンピュータ41自身が備えたメモリに格納する。この気象予報情報は情報提供用コンピュータ41が、気圧を検出する気圧検出センサ、外気の湿度を検出する湿度検出センサ等からの出力に基づく各種情報に基づいて情報提供用コンピュータ41自身で作成しても良いし、気象予報業務事業者の管理者が作成したものでもよい。
そして、ホストコンピュータ40は、図4に示すようなフローチャートに従い、散水冷却装置1による散水するときの温度を決定する。先ず、数日中(これから何日か後に)、例えば3日以内に雨が降るか否かを判定する(ステップS01)。この場合、ホストコンピュータ40はインターネット42を介して情報提供用コンピュータ41から気象予報を入手し、この気象情報に基づいて判定する。
この場合、ホストコンピュータ40は3日以内に雨が降ると判定した場合には、各散水冷却装置1のマイコン25に初期設定のままとして初期設定温度を維持する旨の情報を送信するか、何も送信しないようにする(ステップS02)。従って、各散水冷却装置1は外気温度が初期設定温度である27℃に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御されることとなる。
また、ホストコンピュータ40が3日以内に雨が降らないと判定した場合には、情報提供用コンピュータ41から入手した過去の気象情報に基づいて、何日か前、例えば一週間前の最高温度を確認して(ステップS03)、その最高温度如何によって以下のような制御を行う。
即ち、一週間前の最高温度が、例えば30℃以下であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)のままとし(ステップS04)、ホストコンピュータ40は各散水冷却装置1のマイコン25に初期設定温度を維持する旨の情報を送信するか、何も送信しないようにする(ステップS05)。
また、一週間前の最高温度が、初期設定温度の27℃より高い、例えば30℃以上で35℃未満であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より、例えば+2℃の29℃を設定温度とするように、ホストコンピュータ40は各散水冷却装置1のマイコン25に送信する(ステップS05)。従って、各散水冷却装置1は外気温度が新たに設定された設定温度である29℃に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御されることとなる。
更に、一週間前の最高温度が、例えば35℃以上であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より、例えば+5℃の32℃を新たに設定された設定温度とするように、ホストコンピュータ40は各散水冷却装置1のマイコン25に送信する(ステップS06)。従って、各散水冷却装置1は外気温度が新たに設定された設定温度である32℃に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御されることとなる。
以上のような第1の実施形態によれば、外気温度が単に所定温度以上(初期設定温度である27℃以上)になったら、散水を行うものではなく、3日以内に雨が降らないという天気予報がなされ、且つ一週間の最高温度に応じて初期設定温度を変更するようにしたから、貯水タンク2内の雨水を有効に使用することができる。
次に、図5に基づいて、本発明の第2の実施形態であるインターネットを利用した散水冷却装置1の管理システムについて、以下説明する。この第2の実施形態は第1の実施形態で使用したホストコンピュータ40は使用しないで、気象予報業務事業者が過去及び現在の気象情報及び将来の気象予報を提供するための気象情報提供用コンピュータ(サーバーでもよい。)41を使用するという実施形態である。
従って、図4に示すフローチャートに係る制御は、ホストコンピュータ40ではなく、各散水冷却装置1のマイコン25が行うものである。即ち、各散水冷却装置1のマイコン25はインターネット42を介して情報提供用コンピュータ41から気象予報を入手し、この気象情報に基づいて、数日中に、例えば3日以内に雨が降るか否かを判定する(ステップS01)。
そして、各マイコン25は3日以内に雨が降ると判定した場合には、初期設定のままとして初期設定温度を維持するように制御する(ステップS02)。また、各マイコン25が3日以内に雨が降らないと判定した場合には、情報提供用コンピュータ41から入手した過去の気象情報に基づいて一週間前の最高温度を確認して(ステップS03)、その最高温度如何によって以下のような制御を行う。
即ち、一週間前の最高温度が30℃以下であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)のままとし(ステップS04)、また30℃以上で35℃未満であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より+2℃の29℃を新たに設定された設定温度としてRAM31に格納する(ステップS05)。従って、各散水冷却装置1は外気温度が新たに設定された設定温度である29℃に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御する。更に、35℃以上であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より+5℃の32℃を新たに設定された設定温度としてRAM31に格納する(ステップS06)。従って、各散水冷却装置1は外気温度が新たに設定された設定温度である32℃に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御する。
次に、図6に基づいて、本発明の第3の実施形態であるインターネットを利用した散水冷却装置1の管理システムについて、以下説明する。この第3の実施形態は第1の実施形態で使用したホストコンピュータ40は使用しないで、気象予報業務事業者が過去及び現在の気象情報及び将来の気象予報を提供するための気象情報提供用コンピュータ(サーバーでもよい。)41、及び各散水冷却装置1のマイコン25に接続された、例えばキーボードを備えたパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)45を使用するという実施形態である。
従って、各店舗の管理者は各散水冷却装置1に接続されたパソコン45を操作して、インターネット42を介して情報提供用コンピュータ41から気象予報を入手して表示装置46に表示させ、管理者はこの表示装置に表示された気象予報に基づいて、数日中に、例えば3日以内に雨が降るか否かを判断する。
そして、管理者が雨が降ると判断した場合には、初期設定のままとして初期設定温度を維持して変更しない。また、3日以内に雨が降らないと判断した場合には、各散水冷却装置1に接続されたパソコン45を操作して、インターネット42を介して情報提供用コンピュータ41から過去の気象情報を入手して表示装置46に表示させて、管理者はこの表示装置46に表示された気象情報に基づいて一週間前の最高温度を確認する。
即ち、管理者は一週間前の最高温度が30℃以下であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)のままとして変更せず、また30℃以上で35℃未満であることを確認した場合には、パソコン45を操作して初期設定温度(27℃)より+2℃の29℃を新たに設定された設定温度として自己の持つ内部メモリ及び散水冷却装置1のRAM31に格納する(ステップS05)。更に、管理者が35℃以上であることを確認した場合には、パソコン45を操作して初期設定温度(27℃)より+5℃の32℃を新たに設定された設定温度として自己の持つ内部メモリ及び散水冷却装置1のRAM31に格納する(ステップS06)。
従って、各散水冷却装置1の各マイコン25は外気温度が初期設定温度の27℃に達したか、或いは新たに設定された設定温度(29℃又は32℃)に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御する。
次に、本発明の第4の実施形態である散水冷却装置1について、以下説明する。この第4の実施形態は第1の実施形態で使用したホストコンピュータ40及び気象情報提供用コンピュータ(サーバーでもよい。)41を使用しない実施形態である。
即ち、図4のフローチャートにおけるステップS01において、数日中に、例えば3日以内に雨が降るか否かを判定するが、これを自身のRAM31に格納した気象情報に基いて、マイコン25が判定しなければならない。
従って、マイコン25は気圧を検出する気圧検出センサ、外気の湿度を検出する湿度検出センサ(共に図示せず)などに基づいて、天気予報をする必要があるが、例えば特開平2−293687号公報に開示する降水確率予想装置で天気を予測したり、また特開平7−77583号公報に開示する天気予測方法で天気を予測して、3日以内に雨が降るか否かを判定する。即ち、前記気圧検出センサ、湿度検出センサなどの出力信号をRAM31に格納して、この格納されたデータに基づいて、ROM32に格納されたプログラムに従い、マイコン25(CPU30)は3日以内に雨が降るか否かを判定する。
更に、図4のフローチャートにおけるステップS03において、一週間前の最高温度を確認するが、外気温度検出センサ17が検出した最高温度を毎日、RAM31に格納させるように制御して、この格納された温度情報データ(気象情報)に基づいて一週間前の最高温度を確認する。
この第4の実施形態では、各散水冷却装置1のマイコン25が天気を予測して、3日以内に雨が降るか否かを判定し、雨が降ると判定した場合には、初期設定のままとして初期設定温度を維持するように制御する。また、各マイコン25が3日以内に雨が降らないと判定した場合には、RAM31に格納された一週間前の最高温度を確認して、その最高温度如何によって以下のような制御を行う。
即ち、一週間前の最高温度が30℃以下であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)のままとし(ステップS04)、また30℃以上で35℃未満であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より+2℃の29℃を新たに設定された設定温度としてRAM31に格納する(ステップS05)。更に、35℃以上であることを確認した場合には、初期設定温度(27℃)より+5℃の32℃を新たに設定された設定温度としてRAM31に格納する(ステップS06)。
従って、各散水冷却装置1の各マイコン25は外気温度が初期設定温度の27℃に達したか、或いは新たに設定された設定温度(29℃又は32℃)に達したことを検出した外気温度検出センサ17からの温度出力に基づいて、空気調和装置の熱交換器20に散水するように制御する。
なお、第1乃至第4の実施形態において、初めに数日中に雨が降るか否かを判定(判断)し、雨が降ると判定(判断)した後に、例えば一週間前の最高温度を確認するようにして、その確認した最高温度に応じて初期設定温度のままとしたり、設定温度を新たに設定して更新するようにしたが、必ずしも数日中に雨が降るか否かを判定せずに、例えば一週間前の最高温度を確認するようにして、その確認した最高温度に応じて初期設定温度のままとしたり、設定温度を新たに設定するようにしてもよい。
また、新たに設定温度を設定する場合には、初期設定温度を格納したままとし、この初期設定温度以外に新たに設定する設定温度をRAM31に格納するようにする。
更に、以上の実施形態では、噴射ノズル22から空気調和装置における熱交換器20に貯水タンク2からの浄化された水を散水するようにしたが、この熱交換器20に限らず、建築物や自動車などに散水したり、庭や樹木などへ散水してもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 散水冷却装置
2 貯水タンク
5 雨水浄化装置
7 エアーポンプ
9 オゾナイザ
15 散水装置
16 噴射ノズル
20 熱交換器
21 圧送ポンプ
22 開閉弁
25 マイクロコンピュータ
30 CPU
31 RAM
40 ホストコンピュータ
41 情報提供用コンピュータ
42 インターネット

Claims (5)

  1. 通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
    空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
    気象情報を格納する気象情報提供用サーバーと、
    通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから得た前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、通信ネットワークを介して前記散水冷却装置の前記記憶装置に格納された前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記制御装置に送信するホストコンピュータと
    から構成されたことを特徴とする散水冷却装置の管理システム。
  2. 通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
    空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
    気象情報を格納する気象情報提供用サーバーとを備え、
    前記散水冷却装置の前記制御装置が通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから得た前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記記憶装置に格納させるようにしたことを特徴とする散水冷却装置の管理システム。
  3. 通信ネットワークを利用した散水冷却装置の管理システムであって、
    空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する制御装置とを備えた散水冷却装置と、
    気象情報を格納する気象情報提供用サーバーと、
    通信ネットワークを介して前記気象情報提供用サーバーから前記気象情報を入手するためのもので前記散水冷却装置と通信可能に接続したコンピュータと、
    このコンピュータが入手した気象情報を表示する表示装置とを備え、
    管理者が前記コンピュータを操作して入手した気象情報を前記表示装置に表示させて、管理者がこの表示された気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判断して、雨が降ると判断した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判断した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水冷却装置の前記記憶装置に格納された前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定した散水動作の設定温度を格納させるようにしたことを特徴とする散水冷却装置の管理システム。
  4. 空気調和装置の室外機又は建築物に散水して冷却するもので、雨水を貯水する貯水タンクと、この貯水タンク内の雨水を浄化する浄化装置と、この浄化装置により浄化された前記貯水タンクの雨水を前記室外機又は建築物に散水する散水装置と、この散水装置による散水を行う散水動作の設定温度を格納する第1記憶装置と、前記散水動作の設定温度に達したら前記散水装置による散水を行うように制御する第1制御装置とを備えた散水冷却装置であって、
    気象情報を格納する第2記憶装置と、
    この第2記憶装置に格納された前記気象情報に基づいて数日中に雨が降るか否かを判定して、雨が降ると判定した場合には前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし、雨が降らないと判定した場合には、何日か前の最高温度に基づいて前記最高温度が所定温度以下では前記散水動作の設定温度を初期設定のままとし前記最高温度が所定温度以上では前記散水動作の設定温度が初期設定温度より上げられ新たに設定され、前記散水動作の設定温度に代わって新たに設定された散水動作の設定温度を前記第1記憶装置に格納させるように制御する第2制御装置とを
    設けたことを特徴とする散水冷却装置。
  5. 前記気象情報は、これから何日か後に雨が降る気象予報と、何日か前の最高温度とであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の散水冷却装置の管理システム又は散水冷却装置。
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