JP5537878B2 - マルチメディア多重化伝送装置及びマルチメディア受信装置 - Google Patents
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Description
即ち、マルチメディア多重化伝送装置では、降雨減衰などを考慮して、変調方式と符号化率を組み合わせることで、最適な誤り耐性を実現するようにしている。
そのため、マルチメディア多重化伝送装置は、複数の変調方式を実現する手段と、複数の符号化率を実現する内符号手段とを実装している。
図9において、多重化部101は例えば符号化映像、符号化音声、データなどの複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部102に出力する処理部である。
誤り訂正符号化部102は多重化部101から出力された多重化ビット列に対して、ブロック符号で誤り訂正符号化を行う処理部である。
インタリーブ処理部104は畳み込み符号化部103による誤り訂正符号化後の多重化ビット列に対するインタリーブ処理(ビットの順序を変更する処理)を実施し、インタリーブ処理後の多重化ビット列である誤り訂正ビット列をフレーミング部105に出力する処理部である。
変調部106はフレーミング部105により構成されたフレームを変調して、その変調波を出力する処理部である。
図9のマルチメディア多重化伝送装置では、番組などを含むストリームを複数多重して送出する際に、ストリーム毎に異なる変調方式や符号化率を選択することも可能であり、ストリーム毎に所望の誤り耐性を選択することが可能である。
なお、誤り耐性が強くなるような変調方式や符号化率を選択すると、伝送可能な情報量が低下する。このため、誤り耐性を弱くして多くの情報量を伝送できるようにするか、伝送する情報量を少なくして誤り耐性を強くするかは、利用者に委ねられる。
また、伝送対象の各ストリームのビットレートに極端な差異がある場合、同じ伝送路符号化を使用すると、ビットレートが高いストリームについては遅延が比較的小さいが、ビットレートが低いストリームについては許容範囲を超える大きな遅延になってしまう課題があった。
また、この発明は、送信側で誤り訂正符号化方式が変更されても、正常にメディアビット列を取得することができるマルチメディア受信装置を得ることを目的とする。
図1はこの発明の実施の形態1によるマルチメディア多重化伝送装置を示す構成図である。
図1では、多重化部1、誤り訂正符号化部2、畳み込み符号化部3及びインタリーブ処理部4が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
多重化部1bも多重化部1aと同様に、複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部2bに出力する処理を実施する。
なお、多重化部1a,1bは多重化手段を構成している。
誤り訂正符号化部2bは多重化部1bから出力された多重化ビット列に対して、例えば、リードソロモン符号化やBCH符号などのブロック符号で誤り訂正符号化(外符号)を行う処理部である。
ただし、誤り訂正符号化部2aと誤り訂正符号化部2bにおける誤り訂正符号化方式が異なり、誤り訂正符号化部2aが実施するブロック符号と、誤り訂正符号化部2bが実施するブロック符号とでは、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なっている。
畳み込み符号化部3bは誤り訂正符号化部2bによる誤り訂正符号化後の多重化ビット列に対して、例えば、LDPC符号やターボ符号や畳み込み符号などで誤り訂正符号化(内符号)を行う処理部である。
ただし、畳み込み符号化部3aと畳み込み符号化部3bにおける誤り訂正符号化方式が異なり、畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号と、畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号とでは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なっている。
インタリーブ処理部4bは畳み込み符号化部3bによる誤り訂正符号化後の多重化ビット列に対するインタリーブ処理(ビットの順序を変更する処理)を実施し、インタリーブ処理後の多重化ビット列である誤り訂正ビット列をセレクタ5に出力する処理部である。
なお、誤り訂正符号化部2a、畳み込み符号化部3a及びインタリーブ処理部4aから誤り訂正符号化手段が構成されており、また、誤り訂正符号化部2b、畳み込み符号化部3b及びインタリーブ処理部4bから誤り訂正符号化手段が構成されている。
フレーミング部6はセレクタ5により選択された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(例えば、インタリーブ処理部4aから出力された誤り訂正ビット列が選択された場合、誤り訂正符号化部2aにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3aにおける畳み込み符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報)を、その誤り訂正ビット列に付与することで所定サイズのフレームを構成する処理を実施する。なお、セレクタ5及びフレーミング部6からフレーミング手段が構成されている。
変調部7はフレーミング部6により構成されたフレームを変調して、その変調波(変調した電波)を出力する処理を実施する。なお、変調部7は変調手段を構成している。
多重化部1aは、例えば、符号化映像、符号化音声、データなどの複数のメディアビット列を入力すると、複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部2aに出力する。
多重化部1bについても、多重化部1aと同様に、複数のメディアビット列を入力すると、複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部2bに出力する。
誤り訂正符号化部2bは、多重化部1bから多重化ビット列を受けると、その多重化ビット列に対して、例えば、リードソロモン符号化やBCH符号などのブロック符号で誤り訂正符号化を行う。
ただし、誤り訂正符号化部2aと誤り訂正符号化部2bにおける誤り訂正符号化方式が異なっている。
即ち、誤り訂正符号化部2aが実施するブロック符号と、誤り訂正符号化部2bが実施するブロック符号とでは、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なっている。
したがって、誤り訂正符号化部2aによる誤り耐性の強度と、誤り訂正符号化部2bによる誤り耐性の強度とは異なっている。
畳み込み符号化部3bは、誤り訂正符号化部2bから誤り訂正符号化後の多重化ビット列を受けると、その多重化ビット列に対して、例えば、LDPC符号やターボ符号や畳み込み符号などの誤り訂正符号化を行う。
ただし、畳み込み符号化部3aと畳み込み符号化部3bにおける誤り訂正符号化方式が異なっている。
即ち、畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号と、畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号とでは、畳み込み符号化方式、符号化率又は拘束長が異なっている。
したがって、畳み込み符号化部3aによる誤り耐性の強度と、畳み込み符号化部3bによる誤り耐性の強度とは異なっている。
インタリーブ処理部4bは、畳み込み符号化部3bから誤り訂正符号化後の多重化ビット列を受けると、その多重化ビット列に対するインタリーブ処理(ビットの順序を変更する処理)を実施し、インタリーブ処理後の多重化ビット列である誤り訂正ビット列をセレクタ5に出力する。
例えば、インタリーブ処理部4aから出力された誤り訂正ビット列が選択された場合、その誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットとして、誤り訂正符号化部2aにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3aにおける畳み込み符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報を生成し、その識別情報と上記誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成する。
一方、インタリーブ処理部4bから出力された誤り訂正ビット列が選択された場合、その誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットとして、誤り訂正符号化部2bにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3bにおける畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報を生成し、その識別情報と上記誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成する。
例えば、1000ビットの情報に対して、10ビットの誤り訂正符号を付与する場合と、2000ビットの情報に対して、20ビットの誤り訂正符号を付与する場合とを想定する。
1000ビットの情報に対して、10ビットの誤り訂正符号を付与する場合の誤り耐性の強度と、2000ビットの情報に対して、20ビットの誤り訂正符号を付与する場合の誤り耐性の強度とは異なる。
即ち、両者の最大誤り訂正能力は同じであるが、例えば、連続する2000ビットのうち、前半の1000ビットで9ビットの誤りが発生し、後半の1000ビットで11ビットの誤りが発生すると、1000ビットに対して、10ビットの誤り訂正符号を付与する場合、前半の1000ビットについては誤り訂正が可能であるが、後半の1000ビットについては誤り訂正を行えない。
一方、2000ビットに対して、20ビットの誤り訂正符号を付与する場合、全ビットの誤り訂正が可能である。
しかしながら、誤り訂正対象のデータ長を長く取ると、誤り訂正処理を実施するために、そのデータ長分のデータを溜めてから、誤り訂正処理を開始する必要があるため、遅延が増大する。
このとき、高ビットレートのビット列であれば、その遅延は小さく、遅延を無視できるが、低ビットレートになるほど、その遅延は増大し、遅延を無視できなくなる。
また、誤り訂正符号化方式によっても、誤り耐性の特性や選択可能なデータ長も異なるため、誤り訂正対象のビット列の特性に合ったものを選択することで、遅延時間を考慮したより誤り耐性の高い誤り耐性ビット列を生成することができる。
インタリーブ処理に関しても、高ビットレートでは、多くのビットを対象にして、バースト誤り耐性を高めることが可能である。
即ち、誤り訂正符号化方式が異なるビット列を選択的に伝送するようにしたので、誤り耐性の向上と処理遅延の短縮を実現することができる効果を奏する。
また、古い伝送路符号化方式と新しい伝送路符号化方式を切り換えて伝送することも可能となる。
図2はこの発明の実施の形態2によるマルチメディア多重化伝送装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図2では、多重化部1、誤り訂正符号化部2、畳み込み符号化部3、インタリーブ処理部11及びフレーミング部12が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
インタリーブ処理部11bは誤り訂正符号化部2bによる誤り訂正符号化後の多重化ビット列に対するインタリーブ処理(ビットの順序を変更する処理)を実施し、インタリーブ処理後の多重化ビット列を畳み込み符号化部3bに出力する処理部である。
なお、誤り訂正符号化部2a、畳み込み符号化部3a及びインタリーブ処理部11aから誤り訂正符号化手段が構成されており、また、誤り訂正符号化部2b、インタリーブ処理部11b、畳み込み符号化部3b及びインタリーブ処理部11cから誤り訂正符号化手段が構成されている。
フレーミング部12bはインタリーブ処理部11cから出力された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(誤り訂正符号化部2bにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3bにおける畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報)を、その誤り訂正ビット列に付与することで所定サイズのフレームを構成する処理を実施する。
なお、フレーミング部12a,12bはフレーミング手段を構成している。
なお、セレクタ13及び変調部7から変調手段が構成されている。
多重化部1aは、例えば、符号化映像、符号化音声、データなどの複数のメディアビット列を入力すると、上記実施の形態1と同様に、複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部2aに出力する。
多重化部1bについても、多重化部1aと同様に、複数のメディアビット列を入力すると、複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成し、その多重化ビット列を誤り訂正符号化部2bに出力する。
誤り訂正符号化部2bは、多重化部1bから多重化ビット列を受けると、上記実施の形態1と同様に、その多重化ビット列に対して、例えば、リードソロモン符号化やBCH符号などのブロック符号で誤り訂正符号化を行う。
ただし、誤り訂正符号化部2aと誤り訂正符号化部2bにおける誤り訂正符号化方式が異なっている。
即ち、誤り訂正符号化部2aが実施するブロック符号と、誤り訂正符号化部2bが実施するブロック符号とでは、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なっている。
したがって、誤り訂正符号化部2aによる誤り耐性の強度と、誤り訂正符号化部2bによる誤り耐性の強度とは異なっている。
インタリーブ処理部11aは、畳み込み符号化部3aから誤り訂正符号化後の多重化ビット列を受けると、その多重化ビット列に対するインタリーブ処理を実施し、インタリーブ処理後の多重化ビット列である誤り訂正ビット列をフレーミング部12aに出力する。
畳み込み符号化部3bは、インタリーブ処理部11bからインタリーブ処理後の多重化ビット列を受けると、上記実施の形態1と同様に、その多重化ビット列に対して、例えば、LDPCやターボ符号などの畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う。
ただし、畳み込み符号化部3aと畳み込み符号化部3bにおける誤り訂正符号化方式が異なっている。
即ち、畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号と、畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号とでは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なっている。
したがって、畳み込み符号化部3aによる誤り耐性の強度と、畳み込み符号化部3bによる誤り耐性の強度とは異なっている。
このように、インタリーブ処理部11bとインタリーブ処理部11cにおいて、2回のインタリーブ処理を行うことで、1回だけインタリーブ処理を行う場合よりも誤りビットを分散することが可能となる。
しかし、インタリーブ処理は処理遅延を伴うため、低ビットレートのビット列には不向きである。そのため、図中、上の系統は低ビットレート用に適用され、下の系統は高ビットレート用に適用されることになる。
フレーミング部12bは、インタリーブ処理部11cから誤り訂正ビット列を受けると、その誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(誤り訂正符号化部2bにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3bにおける畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報)を、その誤り訂正ビット列に付与することで所定サイズのフレームを構成する。
変調部7は、セレクタ13からフレームを受けると、そのフレームを変調して、その変調波を受信側のマルチメディア受信装置に伝送する。
即ち、誤り訂正符号化方式が異なるビット列を選択的に伝送するようにしたので、誤り耐性の向上と処理遅延の短縮を実現することができる効果を奏する。
また、古い伝送路符号化方式と新しい伝送路符号化方式を切り換えて伝送することも可能となる。
なお、前者は低ビットレートに適しており、後者は高ビットレートに適している。
図3はこの発明の実施の形態3によるマルチメディア多重化伝送装置を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図3では、多重化部1、誤り訂正符号化部2、畳み込み符号化部3、インタリーブ処理部11及びフレーミング部12が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
ただし、畳み込み符号化部3aと畳み込み符号化部3bと畳み込み符号化部3cにおける誤り訂正符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式が異なり、畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号と、畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号と、畳み込み符号化部3cが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号とでは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なっている。
しかし、2回のインタリーブ処理を行うので、処理遅延が増大し、低ビットレートのビット列には不向きである。そのため、図中、下の系統は高ビットレート用に適用されることになる。
図4はこの発明の実施の形態4によるマルチメディア多重化伝送装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図4では、多重化部1、誤り訂正符号化部2、畳み込み符号化部3及びインタリーブ処理部4が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
なお、フレーミング部14はフレーミング手段を構成している。
具体的には、以下の通りである。
また、フレーミング部14は、インタリーブ処理部4aから出力された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(誤り訂正符号化部2aにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3aにおける畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報)を多重化後の誤り訂正ビット列に付与するとともに、インタリーブ処理部4bから出力された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(誤り訂正符号化部2bにおけるブロック符号化方式及び誤り訂正フレーム長と、畳み込み符号化部3bにおける畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率及び拘束長とを特定する識別情報)を多重化後の誤り訂正ビット列に付与することで、所定サイズのフレームを構成する。
図5はこの発明の実施の形態5によるマルチメディア受信装置を示す構成図である。
図5では、デインタリーブ処理部23、畳み込み復号部24及び誤り訂正復号部25が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
図5において、復調部21はアンテナが例えば図1のマルチメディア多重化伝送装置から送信された変調波を受信すると、その変調波を復調してビット列をデフレーミング部22に出力する処理を実施する。なお、復調部21は復調手段を構成している。
また、デフレーミング部22はフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図1のフレーミング部6により付与された識別ビット)を取り出して、その識別ビットを畳み込み復号部24a,24b及び誤り訂正復号部25a,25bに出力する処理を実施する。
さらに、デフレーミング部22は誤り訂正復号部25aから出力されるビット列又は誤り訂正復号部25bから出力されるビット列のうち、その識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式に対する復号の方式で誤り訂正復号されているビット列を指示する制御信号をセレクタ26に出力する処理を実施する。
なお、デフレーミング部22はデフレーミング手段及び選択手段を構成している。
デインタリーブ処理部23bはデフレーミング部22から出力された有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図1のインタリーブ処理部4bのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を畳み込み復号部24bに出力する処理部である。
畳み込み復号部24bは図1の畳み込み符号化部3bによる例えば畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う処理部である。
ただし、畳み込み復号部24aと畳み込み復号部24bにおける誤り訂正符号化方式に対する復号の方式が異なり、畳み込み復号部24aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号と、畳み込み復号部24bが実施する畳み込み符号に対する復号とは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号である。
誤り訂正復号部25bは図1の誤り訂正符号化部2bによるブロック符号に対する復号で誤り訂正復号を行う処理部である。
ただし、誤り訂正復号部25aと誤り訂正復号部25bにおける誤り訂正符号化方式に対する復号の方式が異なり、誤り訂正復号部25aが実施するブロック符号に対する復号と、誤り訂正復号部25bが実施するブロック符号に対する復号とは、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号に対する復号である。
なお、デインタリーブ処理部23a、畳み込み復号部24a及び誤り訂正復号部25aから誤り訂正復号手段が構成されており、また、デインタリーブ処理部23b、畳み込み復号部24b及び誤り訂正復号部25bから誤り訂正復号手段が構成されている。
分離部27はセレクタ26により選択されたビット列から複数のメディアビット列(例えば、符号化映像、符号化音声、データ)を分離して、複数のメディアビット列を出力する処理を実施する。なお、分離部27は分離手段を構成している。
復調部21は、アンテナが、例えば、図1のマルチメディア多重化伝送装置から送信された変調波を受信すると、その変調波を復調してビット列をデフレーミング部22に出力する。
デフレーミング部22は、復調部21からビット列を受けると、例えば、そのビット列に含まれている同期フラグを検出することで、そのビット列の中から所定のフレームを検出する処理を実施する。
また、デフレーミング部22は、フレームの検出に成功すれば、そのフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図1のフレーミング部6により付与された識別ビット)を取り出し、その識別ビットを畳み込み復号部24a,24b及び誤り訂正復号部25a,25bに出力する。
即ち、デフレーミング部22は、図1のセレクタ5により選択された誤り訂正ビット列が、インタリーブ処理部4aから出力された誤り訂正ビット列であれば、誤り訂正復号部25aから出力されるビット列の選択を指示する制御信号をセレクタ26に出力する。
一方、図1のセレクタ5により選択された誤り訂正ビット列が、インタリーブ処理部4bから出力された誤り訂正ビット列であれば、誤り訂正復号部25bから出力されるビット列の選択を指示する制御信号をセレクタ26に出力する。
デインタリーブ処理部23bは、デフレーミング部22から有効ビット列を受けると、その有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図1のインタリーブ処理部4bのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を畳み込み復号部24bに出力する。
なお、畳み込み復号部24aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の方式は、図1の畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式に対応している(畳み込み復号部24aの畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の方式と、畳み込み符号化部3aの畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式は固定されている)。
また、畳み込み復号部24aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の符号化率及び拘束長は、デフレーミング部22から出力される識別ビットを参照することで、図1の畳み込み符号化部3aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化率及び拘束長に合わせている。
なお、畳み込み復号部24bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の方式は、図1の畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式に対応している(畳み込み復号部24bの畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の方式と、畳み込み符号化部3bの畳み込み符号化等の軟判定復号容易な誤り訂正符号方式は固定されている)。
また、畳み込み復号部24bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の復号の符号化率及び拘束長は、デフレーミング部22から出力される識別ビットを参照することで、図1の畳み込み符号化部3bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化率及び拘束長に合わせている。
なお、誤り訂正復号部25aが実施するブロック符号に対する復号の方式は、図1の誤り訂正符号化部2aが実施するブロック符号の方式に対応している(誤り訂正復号部25aの復号の方式と、誤り訂正符号化部2aのブロック符号化方式は固定されている)。
また、誤り訂正復号部25aが実施するブロック符号に対する復号の誤り訂正フレーム長は、デフレーミング部22から出力される識別ビットを参照することで、図1の誤り訂正符号化部2aが実施するブロック符号の誤り訂正フレーム長に合わせている。
なお、誤り訂正復号部25bが実施するブロック符号に対する復号の方式は、図1の誤り訂正符号化部2bが実施するブロック符号の方式に対応している(誤り訂正復号部25bの復号の方式と、誤り訂正符号化部2bのブロック符号化方式は固定されている)。
また、誤り訂正復号部25bが実施するブロック符号に対する復号の誤り訂正フレーム長は、デフレーミング部22から出力される識別ビットを参照することで、図1の誤り訂正符号化部2bが実施するブロック符号の誤り訂正フレーム長に合わせている。
分離部27は、セレクタ26からビット列を受けると、そのビット列から複数のメディアビット列(例えば、符号化映像、符号化音声、データ)を分離して、複数のメディアビット列を出力する。
特に、古い伝送路符号化方式と新しい伝送路符号化方式が混在する場合でも、正常にメディアビット列を取得することができる。
図6はこの発明の実施の形態6によるマルチメディア受信装置を示す構成図であり、図において、図5と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図6では、デフレーミング部31、デインタリーブ処理部32、畳み込み復号部24及び誤り訂正復号部25が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
また、デフレーミング部31aはフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図2のフレーミング部12aにより付与された識別ビット)を取り出して、その識別ビットを畳み込み復号部24a及び誤り訂正復号部25aに出力するとともに、フレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ33に出力する処理を実施する。
また、デフレーミング部31bはフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図2のフレーミング部12bにより付与された識別ビット)を取り出して、その識別ビットを畳み込み復号部24b及び誤り訂正復号部25bに出力するとともに、フレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ33に出力する処理を実施する。
なお、デフレーミング部31a,31bはデフレーミング手段及び選択手段を構成している。
デインタリーブ処理部32bはデフレーミング部31bから出力された有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図2のインタリーブ処理部11cのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を畳み込み復号部24bに出力する処理部である。
なお、デインタリーブ処理部32a、畳み込み復号部24a及び誤り訂正復号部25aから誤り訂正復号手段が構成されており、また、デインタリーブ処理部32b、畳み込み復号部24b及び誤り訂正復号部25bから誤り訂正復号手段が構成されている。
復調部21は、アンテナが、例えば、図2のマルチメディア多重化伝送装置から送信された変調波を受信すると、その変調波を復調してビット列をデフレーミング部31a,31bに出力する。
デフレーミング部31aは、復調部21からビット列を受けると、例えば、そのビット列に含まれている同期フラグ(例えば、100バイトおきに挿入されているフラグ)を検出することで、そのビット列の中から所定のフレームを検出する処理を実施する。
また、デフレーミング部31aは、フレームの検出に成功すれば、そのフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図2のフレーミング部12aにより付与された識別ビット)を取り出して、その識別ビットを畳み込み復号部24a及び誤り訂正復号部25aに出力し、また、フレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ33に出力する。
デフレーミング部31bは、フレームの検出に成功すれば、そのフレームから有効ビット列(図2のフレーミング部12bから出力された誤り訂正ビット列に相当するビット列)を取り出して、その有効ビット列をデインタリーブ処理部32bに出力する。
また、デフレーミング部31bは、フレームの検出に成功すれば、そのフレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビット(図2のフレーミング部12bにより付与された識別ビット)を取り出して、その識別ビットを畳み込み復号部24b及び誤り訂正復号部25bに出力し、また、フレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ33に出力する。
デインタリーブ処理部32bは、デフレーミング部31bから有効ビット列を受けると、その有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図2のインタリーブ処理部11cのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を畳み込み復号部24bに出力する。
畳み込み復号部24bは、デインタリーブ処理部32bからデインタリーブ処理後の有効ビット列を受けると、上記実施の形態5と同様に、図2の畳み込み符号化部3bによる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で、その有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する。
デインタリーブ処理部32cは、畳み込み復号部24bから畳み込み復号後の有効ビット列を受けると、その有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図2のインタリーブ処理部11bのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を誤り訂正復号部25bに出力する。
誤り訂正復号部25bは、デインタリーブ処理部32cからデインタリーブ処理後の有効ビット列を受けると、上記実施の形態5と同様に、図2の誤り訂正符号化部2bによるブロック符号に対する復号で、その有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する。
一方、デフレーミング部31bからフレーム検出信号を受けると、誤り訂正復号部25bから出力されたビット列を選択して分離部27に出力する。
分離部27は、セレクタ33からビット列を受けると、そのビット列から複数のメディアビット列(例えば、符号化映像、符号化音声、データ)を分離して、複数のメディアビット列を出力する。
特に、古い伝送路符号化方式と新しい伝送路符号化方式が混在する場合でも、正常にメディアビット列を取得することができる。
図7はこの発明の実施の形態7によるマルチメディア受信装置を示す構成図であり、図において、図6と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図7では、デフレーミング部31、デインタリーブ処理部32、畳み込み復号部24及び誤り訂正復号部25が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
ただし、畳み込み復号部24aと畳み込み復号部24bと畳み込み復号部24cにおける誤り訂正符号化方式に対する復号の方式が異なり、畳み込み復号部24aが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号と、畳み込み復号部24bが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号と、畳み込み復号部24cが実施する畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号とは、畳み込み符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号である。
図8はこの発明の実施の形態8によるマルチメディア受信装置を示す構成図であり、図において、図5と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図8では、デインタリーブ処理部23、畳み込み復号部24及び誤り訂正復号部25が2系統用意されている例を示しているが、これは一例に過ぎず、3系統以上用意するようにしてもよい。
なお、デフレーミング部34はデフレーミング手段を構成している。
復調部21は、アンテナが、例えば、図4のマルチメディア多重化伝送装置から送信された変調波を受信すると、その変調波を復調してビット列をデフレーミング部34に出力する。
デフレーミング部34は、復調部21からビット列を受けると、例えば、そのビット列に含まれている同期フラグ(例えば、100バイトおきに挿入されているフラグ)を検出することで、そのビット列の中から所定のフレーム(図中、上の系統のフレーム)を検出する処理を実施するとともに、そのビット列に含まれている同期フラグ(例えば、150バイトおきに挿入されているフラグ)を検出することで、そのビット列の中から所定のフレーム(図中、下の系統のフレーム)を検出する処理を実施する。
また、上の系統のフレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ35に出力する。
また、下の系統のフレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号をセレクタ35に出力する。
デインタリーブ処理部23bは、デフレーミング部34から有効ビット列を受けると、その有効ビット列に対するデインタリーブ処理(図4のインタリーブ処理部4bのインタリーブ処理により変更されたビットの順序を元の順序に戻す処理)を実施し、デインタリーブ処理後の有効ビット列を畳み込み復号部24bに出力する。
畳み込み復号部24bは、デインタリーブ処理部23bからデインタリーブ処理後の有効ビット列を受けると、上記実施の形態5と同様に、図4の畳み込み符号化部3bによる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で、その有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する。
誤り訂正復号部25bは、畳み込み復号部24bから誤り訂正復号後の有効ビット列を受けると、上記実施の形態5と同様に、図4の誤り訂正符号化部2bによるブロック符号に対する復号で、その有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する。
一方、デフレーミング部34から図中下の系統のフレームの検出に成功した旨を示すフレーム検出信号を受けると、誤り訂正復号部25bから出力されたビット列を選択して分離部27に出力する。
Claims (9)
- 複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成する多重化手段と、上記多重化手段により生成された多重化ビット列に対する誤り訂正符号化を実施して誤り訂正ビット列を生成する誤り訂正符号化手段と、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成するフレーミング手段と、上記フレーミング手段により構成されたフレームを変調する変調手段とを備えたマルチメディア多重化伝送装置において、
上記多重化手段及び上記誤り訂正符号化手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正符号化手段が、ブロック符号で誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化部と、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う畳み込み符号化部とから構成されており、
各系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号を実施し、
各系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化を実施し、
上記フレーミング手段は、各系統の誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列の中から任意の誤り訂正ビット列を選択し、上記誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを上記誤り訂正ビット列に付与することで上記系統ごとに異なる種類の所定サイズのフレームを構成することを特徴とするマルチメディア多重化伝送装置。 - 複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成する多重化手段と、上記多重化手段により生成された多重化ビット列に対する誤り訂正符号化を実施して誤り訂正ビット列を生成する誤り訂正符号化手段と、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成するフレーミング手段と、上記フレーミング手段により構成されたフレームを変調する変調手段とを備えたマルチメディア多重化伝送装置において、
上記多重化手段、上記誤り訂正符号化手段及び上記フレーミング手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正符号化手段が、ブロック符号で誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化部と、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う畳み込み符号化部とから構成されており、
各系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号を実施し、
各系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化を実施し、
各系統のフレーミング手段は、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを上記誤り訂正ビット列に付与することで上記系統ごとに異なる種類の所定サイズのフレームを構成し、
上記変調手段は、各系統のフレーミング手段により構成されたフレームの中から任意のフレームを選択し、上記フレームを変調することを特徴とするマルチメディア多重化伝送装置。 - 複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成する多重化手段と、上記多重化手段により生成された多重化ビット列に対する誤り訂正符号化を実施して誤り訂正ビット列を生成する誤り訂正符号化手段と、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成するフレーミング手段と、上記フレーミング手段により構成されたフレームを変調する変調手段とを備えたマルチメディア多重化伝送装置において、
上記多重化手段、上記誤り訂正符号化手段及び上記フレーミング手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正符号化手段が、ブロック符号で誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化部と、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う畳み込み符号化部とから構成、あるいは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う複数の畳み込み符号化部から構成されており、
各系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号を実施し、
各系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化を実施し、
各系統のフレーミング手段は、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを上記誤り訂正ビット列に付与することで上記系統ごとに異なる種類の所定サイズのフレームを構成し、
上記変調手段は、各系統のフレーミング手段により構成されたフレームの中から任意のフレームを選択し、上記フレームを変調することを特徴とするマルチメディア多重化伝送装置。 - 複数のメディアビット列を多重化して多重化ビット列を生成する多重化手段と、上記多重化手段により生成された多重化ビット列に対する誤り訂正符号化を実施して誤り訂正ビット列を生成する誤り訂正符号化手段と、上記誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列を含む所定サイズのフレームを構成するフレーミング手段と、上記フレーミング手段により構成されたフレームを変調する変調手段とを備えたマルチメディア多重化伝送装置において、
上記多重化手段及び上記誤り訂正符号化手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正符号化手段が、ブロック符号で誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化部と、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の誤り訂正符号化を行う畳み込み符号化部とから構成されており、
各系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における誤り訂正符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号を実施し、
各系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部は、他の系統の誤り訂正符号化手段における畳み込み符号化部と異なる誤り訂正符号化方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号の符号化を実施し、
上記フレーミング手段は、各系統の誤り訂正符号化手段により生成された誤り訂正ビット列を多重化するとともに、上記誤り訂正ビット列に関する誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを多重化後の誤り訂正ビット列に付与することで上記系統ごとに異なる種類の所定サイズのフレームを構成することを特徴とするマルチメディア多重化
伝送装置。 - 変調波を復調してビット列を出力する復調手段と、上記復調手段から出力されたビット列の中からフレームを検出して、上記フレームから有効ビット列を取り出すデフレーミング手段と、上記デフレーミング手段により取り出された有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する誤り訂正復号手段と、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列から複数のメディアビット列を分離する分離手段とを備えたマルチメディア受信装置において、
上記誤り訂正復号手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正復号手段が、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う畳み込み復号部と、ブロック符号に対する復号で誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部とから構成されており、
各系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号に対する復号を実施するものであり、
上記デフレーミング手段は、上記復調手段からのビット列に含まれる同期フラグに基づきフレームを検出し、当該フレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを取り出し、
各系統の誤り訂正復号手段の中から、上記識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式に対する復号の方式で誤り訂正復号を実施する誤り訂正復号手段を選択し、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列を上記分離手段に出力する選択手段を設け、
上記同期フラグは、上記系統ごとに異なる種類の所定サイズのフレームごとに上記ビット列に含まれることを特徴とするマルチメディア受信装置。 - 変調波を復調してビット列を出力する復調手段と、上記復調手段から出力されたビット列の中からフレームを検出して、上記フレームから有効ビット列を取り出すデフレーミング手段と、上記デフレーミング手段により取り出された有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する誤り訂正復号手段と、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列から複数のメディアビット列を分離する分離手段とを備えたマルチメディア受信装置において、
上記デフレーミング手段及び上記誤り訂正復号手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正復号手段が、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う畳み込み復号部と、ブロック符号に対する復号で誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部とから構成されており、
各系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号に対する復号を実施するものであり、
各系統のデフレーミング手段は、他の系統のデフレーミング手段が検出するフレームと異なる種類のフレームを検出し、当該フレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを取り出し、
各系統の誤り訂正復号手段は、上記識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式に応じて誤り訂正復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段の中から、正常にフレームを検出しているデフレーミング手段が属する系統の誤り訂正復号手段を選択し、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列を上記分離手段に出力する選択手段を設けたことを特徴とするマルチメディア受信装置。 - 変調波を復調してビット列を出力する復調手段と、上記復調手段から出力されたビット列の中からフレームを検出して、上記フレームから有効ビット列を取り出すデフレーミング手段と、上記デフレーミング手段により取り出された有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する誤り訂正復号手段と、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列から複数のメディアビット列を分離する分離手段とを備えたマルチメディア受信装置において、
上記デフレーミング手段及び上記誤り訂正復号手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正復号手段が、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う畳み込み復号部と、ブロック符号に対する復号で誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部とから構成、あるいは、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う複数の畳み込み復号部から構成されており、
各系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号に対する復号を実施するものであり、
各系統のデフレーミング手段は、他の系統のデフレーミング手段が検出するフレームと異なる種類のフレームを検出し、当該フレームから誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを取り出し、
各系統の誤り訂正復号手段は、上記識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式に応じて誤り訂正復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段の中から、正常にフレームを検出しているデフレーミング手段が属する系統の誤り訂正復号手段を選択し、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列を上記分離手段に出力する選択手段を設けたことを特徴とするマルチメディア受信装置。 - 変調波を復調してビット列を出力する復調手段と、上記復調手段から出力されたビット列の中からフレームを検出して、上記フレームから有効ビット列を取り出すデフレーミング手段と、上記デフレーミング手段により取り出された有効ビット列に対する誤り訂正復号を実施する誤り訂正復号手段と、上記誤り訂正復号手段による誤り訂正復号後の有効ビット列から複数のメディアビット列を分離する分離手段とを備えたマルチメディア受信装置において、
上記誤り訂正復号手段が複数系統用意され、
各系統の誤り訂正復号手段が、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号で誤り訂正復号を行う畳み込み復号部と、ブロック符号に対する復号で誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部とから構成されており、
各系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における畳み込み復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号化方式、符号化率又は拘束長が異なる畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号を実施し、
各系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部は、他の系統の誤り訂正復号手段における誤り訂正復号部と異なる誤り訂正符号化方式に対する復号の方式として、ブロック符号化方式又は誤り訂正フレーム長が異なるブロック符号に対する復号を実施するものであり、
上記デフレーミング手段は、上記復調手段からのビット列に含まれる同期フラグに基づきフレームを検出して、上記フレームから有効ビット列及び誤り訂正符号化方式を特定する識別ビットを取り出すと、上記有効ビット列を上記検出したフレームの種類に対応する系統の誤り訂正復号手段に出力し、
各系統の誤り訂正復号手段は、上記識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式に応じて誤り訂正復号を実施することを特徴とするマルチメディア受信装置。 - 畳み込み復号部は、デフレーミング手段により取り出された識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式の畳み込み符号等の軟判定復号容易な誤り訂正符号に対する復号を実施し、
誤り訂正復号部は、デフレーミング手段により取り出された識別ビットが特定する誤り訂正符号化方式のブロック符号に対する復号を実施することを特徴とする請求項5から請求項8のうちのいずれか1項記載のマルチメディア受信装置。
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