JP5537872B2 - 壁掛け型空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器ユニットを備えた壁掛け型空気調和装置に関する。
従来、壁掛け型空気調和装置において、熱交換器及び冷媒配管を一体に備えた熱交換ユニットを、フレームに組み付けて固定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の壁掛け型空気調和装置では、熱交換ユニットの固定部をねじによってフレームのボス部に固定するようになっている。
特開2008−82646号公報
しかしながら、熱交換ユニットには寸法のばらつきが生じるおそれがあり、上記従来の構成では、熱交換ユニットをフレームに配置すると、熱交換ユニットの固定部がフレームのボス部から浮いた状態になる可能性がある。したがって、熱交換ユニットをフレームに固定する際には、作業者が熱交換ユニットの固定部と、フレームのボス部とを合わせるように熱交換ユニットをフレームに押さえ付けなければならず、その作業が困難になるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熱交換ユニットを容易に組み付け可能な壁掛け型空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、断面略C字状に形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器及び冷媒配管を一体に備えた熱交換ユニットを、フレームに組み付けて固定した壁掛け型空気調和装置において、前記フレームに、前記熱交換ユニットの組み付け時において、前記熱交換ユニットの一端及び他端から延びる一端側及び他端側の爪部材を仮止めして前記熱交換ユニットを仮止め状態で保持する、一端側及び他端側の仮止め部材を備え、一端側の前記爪部材に仮止め孔を形成するとともに、一端側の前記仮止め部材に、前記仮止め孔に係合し、その抜けを阻止する係合部材を設け、他端側の前記仮止め部材は、他端側の前記爪部材を挿入する挿入孔を備え、前記フレームには、前記挿入孔の上方に、他端側の前記爪部材を入れて前記熱交換ユニットの左右方向の位置決めを行う逃げ孔を形成するとともに、他端側の前記爪部材を前記逃げ孔から前記挿入孔に案内する傾斜部を形成したことを特徴とする。
上記構成において、前記フレームは、背部と底部とを備えて略L字状に形成され、略水平に配置可能に構成され、前記仮止め部材を前記背部の上縁部に備えてもよい。
上記構成において、前記熱交換ユニットに、前記フレームに固定される固定部を設け、前記固定部に前記爪部材を一体に形成してもよい。
上記構成において、前記係合部材は、前記仮止め孔に弾性変形して係合し、その抜けを阻止してもよい。
上記構成において、前記爪部材は、仮止め状態の前記熱交換ユニットを保持する剛性を有してもよい。
本発明によれば、フレームの上縁部に、熱交換ユニットの組み付け時において、熱交換ユニットから延びる爪部材を仮止めする、仮止め部材を備えたため、熱交換ユニットをフレームに仮止めできるので、作業者が熱交換ユニットをフレームに押さえ付ける必要がなくなり、熱交換ユニットを容易に組み付けることができる。
本発明の実施の形態に係る壁掛け型空気調和装置の断面図である。 壁掛け型空気調和装置の分解斜視図である。 フレーム及び組み付け前の熱交換ユニットを示す分解斜視図である。 図3の熱交換ユニットをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 図4の一端側の固定具を右側方から示す縦断面図である。 一端側の受け部、及び、この受け部に挿入される前の固定具を拡大して示す図である。 図6の固定具が固定された状態を示す図である。 図4の他端側の固定具を左側方から示す縦断面図である。 他端側の受け部、及び、この受け部に挿入される前の固定具を拡大して示す図である。 図9の固定具が固定された状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明を適用した実施の形態に係る壁掛け型空気調和装置の断面図であり、図2は壁掛け型空気調和装置の分解斜視図である。
壁掛け型空気調和装置1は、断面略C字状に形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器2と、この熱交換器2に配管した冷媒配管20と、熱交換器2の一端側(本実施の形態では、前面から見て右側)に配管される冷媒配管20から流下するドレン水を受ける配管用ドレンパン21とを一体に備えた熱交換ユニット22をフレーム3に配設し、この熱交換器2の内側に送風機4を配置して構成され、熱交換器2にはグリル10を被せられる。
フレーム3は、樹脂成形により背部3A及び底部3Bを備えて断面略L字状に形成された部材であり、略水平に配置可能に構成されている。フレーム3は、熱交換器2から流下するドレン水を受けるドレンパン31、及び、送風機4を収容するスクロール部32を備え、フレーム3の背面には、据付板50の係止爪51を受ける凹部が形成されている。このフレーム3及びグリル10によって壁掛け型空気調和装置1の筐体が構成される。
フレーム3と据付板50、及び、フレーム3とグリル10とは互いにビスにより連結され、ビス止め作業を行うためのサービスホール15がグリル10の下面に開口している。サービスホール15は、通常使用時においてはビスキャップ14により塞がれている。
送風機4はいわゆるクロスフローファンで構成され、フレーム3に設けられた舌部48とスクロール部32との間に収められ、送風機4の両端が、ベアリング43を有する軸受け部44と、軸受け部45とを介してフレーム3により支持される。
送風機4の一端にはファンモーター46が連結され、ファンモーター46が、軸受け47を介してフレーム3に取り付けられている。より詳細に説明すると、送風機4の一端には、ファンモーター46の出力軸が挿入される穴41が設けられ、この穴41に挿入されたファンモーター46の出力軸は、送風機4の側面から螺入されるセットスクリュー42によって、送風機4に固定される。また、ファンモーター46の側方には電装ボックス55が配置される。
フレーム3の背面側の下部には、冷媒配管やドレン管を収容するための長手形状の空間である配管収容部33が形成され、配管収容部33内の上記配管を押さえ込む配管押え52、53が取り付けられる。
グリル10には上面吸込口11及び前面吸込口12が開口し、前面吸込口12を覆うように前面パネル16が取り付けられる。
送風機4は、上面吸込口11及び前面吸込口12から熱交換器2を介して室内空気を吸い込み、熱交換器2において熱交換された空気を、スクロール部32と舌部48との間の空間を通じて、壁掛け型空気調和装置1の下面に開口する吹出口13から被調和室内に吹き出す。
吹出口13には風向変更用の横羽根としての2枚のフラップ60、60が設けられる。フラップ60はフラップ軸61を有し、このフラップ軸61を中心として上下に回動する。2枚のフラップ60、60は、フラップ駆動モーター63によって連動して駆動され、吹出口13を開閉するとともに、吹出口13からの風向を上下方向において設定する。
また、スクロール部32の出口側には、風向変更用の複数の縦羽根85が並べて配置されている。縦羽根85は、複数枚(本実施形態では5枚)が一組となって、スクロール部32の裏側でリンク部材87により連結される。縦羽根85は、縦羽根駆動モーター(不図示)に連結され、この縦羽根駆動モーターの動作または操作レバー86の操作に応じて、左右に向きを変える。
そして、縦羽根85とフラップ60との間に、ファンガード70が設けられている。ファンガード70は、吹出口13の長手方向に沿って、互いに平行に掛け渡された2本のワイヤー71、71と、これらワイヤー71、71の端を束ねる支持体72、73とを備えて構成される。ファンガード70は、ワイヤー71、71によって、吹出口13の奥へ手を差し入れることができないようにする。
以下、熱交換ユニット22の組み付け構造について詳細に説明する。
図3は、フレーム3及び組み付け前の熱交換ユニット22を示す分解斜視図であり、グリル10及び電装ボックス55を省略している。図4は、図3の熱交換ユニット22をフレーム3に組み付けた状態を示す斜視図である。
熱交換ユニット22の両端には、熱交換ユニット22をフレーム3の背部3Aに固定するための固定具23,24が設けられている。背部3Aの上縁部の両端には、これら固定具23、24を仮止めするための受け部(仮止め部材)25、26と、固定具23、24を固定するためのボス部27、28とが設けられている。各固定具23、24は、ねじ29によって背部3Aに固定される。
熱交換器2の他端には、樹脂製の固定板2Bが取り付けられており、この固定板2Bには、ねじ29を挿入する貫通孔2B1が形成されている。また、配管用ドレンパン21には、ねじ29を挿入する貫通孔21A(図2参照)がそれぞれ形成されている。
フレーム3の底部3Bの両端には、熱交換ユニット22を固定するためのボス部3C、3Cが設けられ、各ボス部3C、3Cには、ねじ29を固定するねじ孔3C1、3C1が形成されている。
図5は、図4の一端側の固定具23を右側方から示す縦断面図である。図6は、一端側の受け部25、及び、この受け部25に挿入される前の固定具23を拡大して示す図である。図7は、図6の固定具23が固定された状態を示す図である。
一端側の固定具23は、例えば金属板で形成され、熱交換器2の一端に固定された金属製の管板2Aに取り付けられている。固定具23は、短辺23A及び長辺23Bを備えて側面視で略T字状に形成されており、この短辺23Aの前端には、熱交換器2から延出する冷媒配管20を避ける切り欠き部23A1が形成されている。固定具23は、切り欠き部23A1を挟むように、一対のねじ23A2によって管板2Aに固定されている。
短辺23Aの前端には、切り欠き部23A1を除いて一端側に折り曲げられた折り曲げ片23A3、23A3が設けられ、短辺23Aの上下端にも、一端側に折り曲げられた折り曲げ片23A4、23A4が設けられている。これら折り曲げ片23A3、23A4により、一対のねじ23A2の締結に対する剛性(強度)が向上されるようになっている。
長辺23Bは、冷媒配管20の間を後上がりに延出しており、延出方向に沿って一端側に隆起する隆起部23B1を備えている。
長辺23Bの後端には、熱交換ユニット22を仮止めするための爪部材23Cが設けられている。爪部材23Cは、フレーム3の背部3Aに沿って略鉛直下方に延びており、爪部材23Cの中央部には、仮止め孔23C1が形成されている。爪部材23Cの下端には、前方に折り曲げられた立ち上がり片23C2が設けられている。
爪部材23Cの一端には、側面視で略三角形状の連結部23C3が設けられ、この連結部23C3の上端に、一端側に延出する固定部23Dが形成されている。固定部23Dには、熱交換ユニット22をフレーム3に固定するためのねじ29を挿入する貫通孔23D1が形成されている。
爪部材23Cの他端側には、固定具23を引き抜くための把手23Eが他端側に延出するように形成されている。これら短辺23A、長辺23B、爪部材23C、連結部23C3、固定部23D、及び把手23Eは、一枚の金属板を折り曲げることにより一体に形成されている。
固定具23を仮止めする受け部25は、フレーム3の背部3Aに一体の背板25Aと、この背板25Aに、前上がりに傾斜して設けられる前板25Bと、これら背板25A及び前板25Bの両端を連結し、側面視で略三角形に形成される側板25C、25Cとを備えている。背板25Aには、固定具23の爪部材23Cを挿通する挿通孔25A1と、弾性変形可能な舌片(係合部材)25A2とが形成されている。舌片25A2の先端には、爪部材23Cの仮止め孔23C1に係合する突起部25A3が設けられている。
固定具23を固定するボス部27は、前上がりに傾斜して設けられており、このボス部27にねじ29を固定するねじ孔27Aが形成されている。
図8は、図4の他端側の固定具24を左側方から示す縦断面図である。図9は、他端側の受け部26、及び、この受け部26に挿入される前の固定具24を拡大して示す図である。図10は、図9の固定具24が固定された状態を示す図である。
他端側の固定具24は樹脂で形成され、熱交換器2の他端に固定された樹脂製の固定板2Bに一体に形成されている。固定具24には、後上がりに延出する爪部材24Aが設けられており、この爪部材24Aは、背板24A1、上板24A2、下板24A3、及び右側板24A4を備えて他端側が開放した略箱形状に形成されている。また、固定具24には、熱交換ユニット22をフレーム3に固定するための固定部24Bを備えており、この固定部24Bには、ねじ29を挿入する貫通孔24B1が形成されている。
固定具24を仮止めする受け部26には、背部3Aから前面に突出する突出部26Aが設けられている。突出部26Aは、背部3Aから前下がりに延出する傾斜部26A1と、この傾斜部26A1の先端に背部3Aと平行に配置される突出面26A2とを備えている。突出面26A2には、爪部材24Aを挿入する挿入孔26Bが形成されており、この挿入孔26Bは、爪部材24Aの背板24A1と略同一の大きさに形成されている。背部3Aには、突出部26Aの上方に、爪部材24Aの背板24A1の幅と略同一の幅を有する略矩形の逃げ孔3A1が形成されている。
固定具24を固定するボス部28は、前上がりに傾斜して設けられており、このボス部28にねじ29を固定するねじ孔28Aが形成されている。
このように構成された壁掛け型空気調和装置1では、フレーム3を、底部3Bを下にして略水平に配置した状態で、熱交換ユニット22を組み付けることができる。作業者は、まず、固定具23、24の爪部材23C、24Aをそれぞれ受け部25、26に挿入するように、熱交換ユニット22をフレーム3に配置する。より詳細には、作業者は、他端側の爪部材24Aを背部3Aの逃げ孔3A1に入れて熱交換ユニット22の左右方向の位置決めを行い、その後、熱交換ユニット22をフレーム3に押しつけて、爪部材23C、24Aを受け部25、26に挿入する。
一端側の爪部材23Cは受け部25の背板25Aに案内されて挿通孔25A1に挿通されるとともに、爪部材23Cの立ち上がり片23C2は受け部25の前板25Bに案内され、爪部材23Cの連結部23C3は受け部25の一端側の側板25Cに案内される。このとき、受け部25の舌片25A2が弾性変形して、舌片25A2の突起部25A3が爪部材23Cを乗り上げて仮止め孔23C1に係合し、爪部材23Cの抜けが阻止される。ここで、爪部材23Cの下端には、前方に折り曲げられた立ち上がり片23C2が設けられているため、舌片25A2の突起部25A3が立ち上がり片23C2に案内されるので、爪部材23Cを容易に乗り上げることができる。
他端側の爪部材24Aは、受け部26の傾斜部26A1及び突出面26A2に案内されて挿入孔26Bに挿入される。ここで、傾斜部26A1は前下がりに傾斜しているため、爪部材24Aは挿入孔26Bに円滑に案内される。爪部材24Aが挿入孔26Bに挿入されると、爪部材24Aの上板24A2が突出面26A2の上部に当接するので、爪部材24Aの上方向の移動が規制される。
このように、各爪部材23C、24Aが受け部25、26に挿入されて、その移動が規制されることにより、熱交換ユニット22がフレーム3に仮止めされるので、熱交換ユニット22の固定部23D、24Bがフレーム3のボス部27、28から浮き上がることが防止される。したがって、作業者は、熱交換ユニット22をフレーム3に押さえ付ける必要がなくなり、熱交換ユニット22を容易に組み付けることができる。
固定具23は、長辺23Bに隆起部23B1を備えるとともに、一枚の金属板を折り曲げることにより、爪部材23C、連結部23C3、固定部23D、及び把手23Eが形成されているので、剛性が高められている。また、爪部材24Aは、背板24A1、上板24A2、下板24A3、及び右側板24A4を備えて他端側が開放した略箱形状に形成されており、剛性が高められている。すなわち、爪部材23C、24Aは、仮止め状態の熱交換ユニット22を保持する剛性を有するため、作業者が熱交換ユニット22から両手を離しても熱交換ユニット22が仮止め状態で保持される。したがって、作業者は、熱交換ユニット22から両手を離すことができるので、ねじ29をフレーム3のボス部27、28、3Cに固定する作業を両手で行うことができ、作業の効率化、迅速化を図ることができる。
フレーム3は、略水平に配置可能に構成されるため、略水平に配置されたフレーム3に熱交換ユニット22を安定して仮止めできるので、作業者がフレーム3及び熱交換ユニット22を支える必要がなく、熱交換ユニット22の組み付け作業がより容易になる。
爪部材23C、24Aは、それぞれ固定部23D、24Bと一体に形成されるため、固定部と爪部材とを別に設ける場合に比べ、部品点数を削減して製造工程を簡略化できる。また、爪部材23C、24Aは、それぞれ固定部23D、24Bと近接して設けられているので、爪部材を固定部と離間して設けた場合に比べ、固定部23D、24Bのボス部27,28からの浮き上がりを確実に抑制できる。
受け部25、26は、フレーム3の背部3Aの両端に設けられているため、重量のある熱交換ユニット22がフレーム3の背部3Aの両端に仮止めされるので、熱交換ユニット22の重量がバランス良くフレーム3にかかるので、熱交換ユニット22を安定して仮止めできる。
ボス部27、28は、前上がりに傾斜して設けられているので、ねじ29は、鉛直下方に対して前方に傾斜した方向に向かうこととなる。このため、作業者は、ドライバーによってねじ29を操作する際、ねじ29の頭頂部が鉛直上方を向いている場合と比較して、ドライバーの先端をねじ29の頭頂部に接触させやすく、作業性がよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フレーム3の上縁部に、熱交換ユニット22の組み付け時において、熱交換ユニット22から延びる爪部材23C、24Aを仮止めする、受け部25、26を備えたため、熱交換ユニット22をフレーム3に仮止めできるので、作業者が熱交換ユニット22をフレーム3に押さえ付ける必要がなくなり、熱交換ユニット22を容易に組み付けることができる。
また、本実施の形態によれば、受け部25、26を、フレーム3の背部3Aの両端に備えたため、重量のある熱交換ユニット22がフレーム3の背部3Aの両端に仮止めされるので、フレーム3に熱交換ユニット22を安定して仮止めできる。
また、本実施の形態によれば、フレーム3は、背部3Aと底部3Bとを備えて略L字状に形成され、略水平に配置可能に構成され、受け部25、26を背部3Aの上縁部に備えたため、略水平に配置されたフレーム3に熱交換ユニット22を安定して仮止めできるので、作業者がフレーム3及び熱交換ユニット22を支える必要がなくなり、熱交換ユニット22の組み付け作業がより容易になる。
また、本実施の形態によれば、熱交換ユニット22に、フレーム3に固定される固定部23D、24Bを設け、固定部23D、24Bに爪部材23C、24Aを一体に形成したため、爪部材を別に設ける必要がなくなるので、部品点数を削減して製造工程を簡略化できる。
また、本実施の形態によれば、爪部材23Cに仮止め孔23C1を形成し、受け部25に、仮止め孔23C1に弾性変形して係合し、その抜けを阻止する舌片25A2を設けたため、爪部材23Cが受け部25に確実に係合されるので、熱交換ユニット22の組み付け中に熱交換ユニット22の浮き上がることを防止できる。
また、本実施の形態によれば、爪部材23C、24Aは、仮止め状態の熱交換ユニット22を保持する剛性を有するため、作業者が熱交換ユニット22から両手を離しても熱交換ユニット22が仮止め状態で保持されるので、熱交換ユニット22を容易に組み付けることができる。
但し、上記実施の形態は、本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、爪部材及び仮止め部材は、上述した爪部材23C、24A及び受け部25、26に限定されるものではなく、仕様変更等に伴う形状の変更、更新等があってもよいのは勿論である。
また、上記実施の形態では、2つの爪部材23C、24A、及び、これらの爪部材23C、24Aに対応する2つの受け部25、26が設けられていたが、爪部材23C、24A及び受け部25、26は、それぞれ2つ以上設けられてもよい。
1 壁掛け型空気調和装置
2 熱交換器
3 フレーム
3A 背部
3B 底部
20 冷媒配管
22 熱交換ユニット
23C、24A 爪部材
23C1 仮止め孔
23D、24B 固定部
25、26 受け部(仮止め部材)
25A2 舌片(係合部材)

Claims (5)

  1. 断面略C字状に形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器及び冷媒配管を一体に備えた熱交換ユニットを、フレームに組み付けて固定した壁掛け型空気調和装置において、
    前記フレームに、前記熱交換ユニットの組み付け時において、前記熱交換ユニットの一端及び他端から延びる一端側及び他端側の爪部材を仮止めして前記熱交換ユニットを仮止め状態で保持する、一端側及び他端側の仮止め部材を備え、
    一端側の前記爪部材に仮止め孔を形成するとともに、一端側の前記仮止め部材に、前記仮止め孔に係合し、その抜けを阻止する係合部材を設け、
    他端側の前記仮止め部材は、他端側の前記爪部材を挿入する挿入孔を備え、
    前記フレームには、前記挿入孔の上方に、他端側の前記爪部材を入れて前記熱交換ユニットの左右方向の位置決めを行う逃げ孔を形成するとともに、他端側の前記爪部材を前記逃げ孔から前記挿入孔に案内する傾斜部を形成したことを特徴とする壁掛け型空気調和装置。
  2. 前記フレームは、背部と底部とを備えて略L字状に形成され、略水平に配置可能に構成され、
    前記仮止め部材を前記背部の上縁部に備えたことを特徴とする請求項1に記載の壁掛け型空気調和装置。
  3. 前記熱交換ユニットに、前記フレームに固定される固定部を設け、
    前記固定部に前記爪部材を一体に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の壁掛け型空気調和装置。
  4. 前記係合部材は、前記仮止め孔に弾性変形して係合し、その抜けを阻止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の壁掛け型空気調和装置。
  5. 前記爪部材は、仮止め状態の前記熱交換ユニットを保持する剛性を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の壁掛け型空気調和装置。
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