JP5537860B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機EL(Electro Luminescence)素子を利用して画像を表示する表示装置に関する。
近年、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いた表示装置(以下、有機EL表示装置という)が注目を集めている。有機EL素子は、当該有機EL素子の温度が高くなる程、当該有機EL素子の劣化が早く進む。すなわち、有機EL素子は、当該有機EL素子の温度が高くなる程、寿命が短くなる。
そのため、有機EL表示装置における放熱に関する様々な技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、有機EL素子が形成されている層を、熱伝導性を有する2つの層で挟むことにより、有機EL素子の熱を放熱する技術が開示されている。
また、特許文献2には、熱を放熱するための放熱用パターンの配置を工夫することにより、放熱する技術が開示されている。
特開2003−109773号公報 特開2005−217031号公報
有機EL表示装置において、効率のよい放熱を行う構成としては、表示パネルの裏面全体に、放熱機能を有する熱拡散シートを貼り付けるということが考えられえる。しかしながら、この構成では、熱拡散シートのコストが高くなり、有機EL表示装置のコストが高くなるという問題がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことを可能とする表示装置を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う表示装置は、有機EL(Electro Luminescence)素子を利用して画像を表示する表示パネルを備える。前記表示パネルは、基板と、前記基板の表面である第1の面の一部の領域上に形成され、行列状に配列された複数の発光画素から構成される発光画素部とを備え、前記複数の発光画素は、それぞれ、複数の有機EL素子を含み、前記表示装置は、さらに、前記基板の裏面である第2の面のうち、前記第1の面において前記発光画素部が形成されていない領域に対応する部分であって、かつ、前記表示パネルの駆動時において前記発光画素部より高い温度になる部分である高温部を含む部分に貼り付けられる第1熱拡散シートを備え、前記第1熱拡散シートは、該第1熱拡散シートが貼り付けられた部分の熱を放熱させるシートである。
すなわち、表示パネルを備える表示装置は、基板の表面である第1の面の一部の領域上に形成され、複数の発光画素から構成される発光画素部を備える。また、表示装置は、基板の裏面である第2の面のうち、第1の面において発光画素部が形成されていない領域に対応する部分であって、かつ、表示パネルの駆動時において発光画素部より高い温度になる部分である高温部を含む部分に貼り付けられる第1熱拡散シートを備える。第1熱拡散シートは、該第1熱拡散シートが貼り付けられた部分の熱を放熱させるシートである。
したがって、第1熱拡散シートにより高温部の熱を効率よく放熱することができる。また、第1熱拡散シートは、第2の面のうち、第1の面において発光画素部が形成されていない領域に対応する部分であって、かつ、高温部を含む部分に貼り付けられる。すなわち、第1熱拡散シートは、第2の面全面でなく、第2の面の一部に貼り付けられる。したがって、第1熱拡散シートのコストを低下させることができる。
すなわち、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことができる。
また、前記第1熱拡散シートと、前記複数の発光画素のうち該第1熱拡散シートに最も近い発光画素との水平方向の距離をaとし、前記基板の厚みをbとした場合、a>bを満たすことが好ましい。
また、前記表示装置は、さらに、前記第1熱拡散シートと接し、熱を放熱するための放熱部を備えることが好ましい。
また、前記表示装置は、さらに、前記第2の面のうち、前記第1の面において前記発光画素部が形成される領域に対応する部分の少なくとも一部に貼り付けられる第2熱拡散シートを備え、前記第1熱拡散シートの熱拡散率は、前記第2熱拡散シートの熱拡散率より大きく、前記第1熱拡散シートと前記第2熱拡散シートとの距離をcとし、前記基板の厚みをbとした場合、c>bを満たすことが好ましい。
これにより、発光画素部が発する熱の放熱効果を高めることができる。
また、前記第1熱拡散シートを形成する材料は、グラファイトであることが好ましい。
本発明により、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことができる。
第1の実施の形態における表示装置の平面図である。 第1の実施の形態における表示装置の断面図である。 第1の実施の形態における表示装置の平面図である。 第1の実施の形態の変形例における表示装置の断面図である。 第1の実施の形態の変形例における表示装置の平面図である。 表示装置の外観図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態における表示装置1000の平面図である。
図2は、第1の実施の形態における表示装置1000の断面図である。図2は、図1の位置Aと、位置A’との間の断面図を示す。
図1および図2を参照して、表示装置1000は、表示パネル100と、走査線駆動回路130と、信号線駆動回路140.1,140.2,140.3とを備える。以下においては、信号線駆動回路140.1,140.2,140.3の各々を、単に、信号線駆動回路140ともいう。なお、信号線駆動回路140の数は、3個に限定されず、1または2個、4個以上であってもよい。
表示パネル100は、アクティブマトリクス方式の表示パネルである。表示パネル100は、有機EL(Electro Luminescence)素子を使用した有機ELパネルである。
表示パネル100は、発光部110と、基板120とを含む。基板120は、ガラスで生成されたガラス基板である。なお、基板120は、ガラスに限定されることなく、他の材料により生成された基板であってもよい。
基板120は、基板120の表面である第1の面121を有する。
発光部110は、基板120の第1の面121の一部の面上に形成される。すなわち、発光部110は、基板120上に形成される。発光部110は、発光画素部111を含む。発光画素部111は、画像を表示する部分である。発光画素部111は、複数の発光画素PXから構成される。複数の発光画素PXは、行列状に配置される。複数の発光画素PXの各々は、外部から供給される信号に応じて発光する。複数の発光画素PXは、それぞれ、複数の有機EL素子を含む。
各発光画素PXは、図示されない走査線により、走査線駆動回路130と電気的に接続される。また、各発光画素PXは、図示されない信号線により、3個の信号線駆動回路140のいずれかと電気的に接続される。各発光画素PXに含まれる有機EL素子は、走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140の制御により、当該有機EL素子に電流が流れることにより発光する。すなわち、各発光画素PXは、走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140の制御により発光する。なお、有機EL素子を発光させるための処理は、周知な技術であるので詳細な説明は繰り返さない。
走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140は、図1に示されるように、基板120の第1の面121の一部の領域に配置される。また、図2に示されるように、走査線駆動回路130は、基板120の第1の面121の一部の領域上に配置される。なお、図示されてはいないが、各信号線駆動回路140も、基板120の第1の面121の一部の領域上に配置される。
走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140は、発光画素部111において画像を表示しているときに、高い熱を発する。以下においては、発光画素部111において画像を表示しているときを、表示パネル100の駆動時ともいう。
すなわち、走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140は、表示パネル100の駆動時に、高い熱を発する。したがって、基板120において、走査線駆動回路130および各信号線駆動回路140が配置されている部分の温度は、表示パネル100の駆動時に、発光画素部111より温度が高くなる。
図3は、第1の実施の形態における表示装置1000の平面図である。図3は、基板120の裏面を示す図である。すなわち、図3は、表示装置1000の裏面を示す図である。
図2および図3を参照して、基板120は、基板120の裏面である第2の面122を有する。
図3において、領域R130は、当該領域R130を含む第2の面122と反対側の面である第1の面121において走査線駆動回路130が配置される領域である。
領域R140.1は、当該領域R140.1を含む第2の面122と反対側の面である第1の面121において信号線駆動回路140.1が配置される領域である。領域R140.2は、当該領域R140.2を含む第2の面122と反対側の面である第1の面121において信号線駆動回路140.2が配置される領域である。領域R140.3は、当該領域R140.3を含む第2の面122と反対側の面である第1の面121において信号線駆動回路140.3が配置される領域である。
第2の面122には、熱拡散シート210が貼り付けられる。
熱拡散シート210は、当該熱拡散シート210が貼り付けられた部分の熱を放熱させるシートである。熱拡散シート210は、高熱伝導率のシートである。熱拡散シート210は、グラファイトで生成される。この場合、熱拡散シート210の熱拡散率は、例えば、1600〜2000(10-72/s)である。熱拡散率は、単位時間当たりの熱の伝導しやすさの指標を示す。熱拡散率の値が大きいほど、単位時間当たりの熱を伝達する速度が大きい。
なお、熱拡散シート210は、熱を放熱する機能も有する。熱拡散シート210は、熱拡散率の値が大きい程、当該熱拡散シート210が貼り付けられた部分の熱をより速く放熱する。
なお、熱拡散シート210は、グラファイトに限定されることなく、他の材料で生成されたものであってもよい。
また、熱拡散シート210は、表示パネル100の駆動時に、発光画素部111より温度が高くなる部分(以下、高温部という)で生じる熱が、発光画素部111へ伝わらないように、基板120の第2の面122の一部である、高温部を含む部分に貼り付けられる。すなわち、熱拡散シート210は、高温部に接する。
高温部は、例えば、領域R130,R140.1,R140.2,R140.3である。
この場合、図3に示されるように、熱拡散シート210は、第2の面122において発光部110の外周の部分に貼り付けられる。この場合、熱拡散シート210の形状は、例えば、図3のようにリング状である。
すなわち、熱拡散シート210は、第2の面122のうち、第1の面121において発光画素部111が形成されていない領域に対応する部分であって、かつ、表示パネル100の駆動時において発光画素部111より高い温度になる部分である高温部を含む部分に貼り付けられる。
なお、高温部は、上記領域R130,R140.1,R140.2,R140.3に限定されない。高温部は、例えば、各回路に動作電圧を供給する電源であってもよい。
ここで、図2に示されるように、熱拡散シート210と、発光画素部111の左端の位置との水平方向の距離をaとする。すなわち、熱拡散シート210と、発光画素部111に含まれる複数の発光画素PXのうち、当該熱拡散シート210に最も近い発光画素PXとの水平方向の距離をaとする。また、基板120の厚みをbとする。この場合、a>bが満たされるように、熱拡散シート210が配置される。
また、表示装置1000は、図2のように熱拡散シート210の下部に接する複数の放熱部310を含む。放熱部310は、熱を放熱するための材料(例えば、アルミニウム、ステンレス鋼(SUS)、銅等の金属材)で形成される。なお、図3では、図を分かりやすくするため、複数の放熱部310を示していない。
各放熱部310は、例えば、図1に示されるように、基板120の左端、右端、上端および下端に設けられる。なお、図1では、12個の放熱部310が設けられているが、これに限定されることはない。例えば、13個以上の放熱部310が設けられてもよい。
以上の構成により、表示装置1000の表示パネル100の駆動時において、例えば、走査線駆動回路130で発生した熱は、基板120、熱拡散シート210および放熱部310に伝わって、外部へ放熱される。
すなわち、表示装置1000の表示パネル100の駆動時において、例えば、走査線駆動回路130で発生した熱が、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXの各々に含まれる有機EL素子に伝わることを防ぐことができる。
つまり、表示パネル100の駆動時において、例えば、高温部である、前述の領域R130,R140.1,R140.2,R140.3で発生する熱が、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXの各々に含まれる有機EL素子に伝わることを防ぐことができる。
したがって、表示パネル100において画像を表示するとき、すなわち、表示パネル100の駆動時において、高温部の熱が各有機EL素子に伝わることを防ぐことができる。
有機EL素子は、当該有機EL素子の温度により、発光特性が変化する。具体的には、有機EL素子は、同一量の電流が与えられている場合、当該有機EL素子の温度が高くなる程、発光の輝度が高くなる。
したがって、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXにそれぞれ含まれる複数の有機EL素子の温度に偏りが生じると、画像を表示するための発光画素部111全体の温度が不均等になる。その結果、発光画素部111が表示する画像において、明るさのムラが生じる。すなわち、発光画素部111が表示する画像の画質が低下する。
また、有機EL素子は、当該有機EL素子の温度が高くなる程、当該有機EL素子の劣化が早く進む。すなわち、有機EL素子は、当該有機EL素子の温度が高くなる程、寿命が短くなる。
しかしながら、本実施の形態の構成の表示装置1000によれば、表示パネル100の駆動時において、例えば、高温部である、前述の領域R130,R140.1,R140.2,R140.3で発生する熱が、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXの各々に含まれる有機EL素子に伝わることを防ぐことができる。
すなわち、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXにそれぞれ含まれる複数の有機EL素子の温度をほぼ均一に保つことができる。したがって、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXにそれぞれ含まれる複数の有機EL素子の各々の発光特性を安定させることができる。
その結果、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111が表示する画像の画質低下を防ぐことができる。また、さらに、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXの各々に含まれる有機EL素子の寿命を延ばすことができる。
なお、グラファイトは、一般的な熱拡散シートで使用されている銅よりも、単位面積あたりの価格が高い。そのため、熱拡散シート210がグラファイトで生成されている場合、熱拡散シート210は、第2の面122の一部である、高温部を含む必要最低限な部分にしか貼られていないので、熱拡散シートのコストを低減することができる。
すなわち、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことができる。
また、高温部の熱が、発光画素部111へ伝わらない構成とすることで、表示パネル100全体の温度上昇を抑えることができる。
<第1の実施の形態の変形例>
次に、異なる材料の2種類の熱拡散シートを使用する場合について説明する。
本実施の形態における表示装置1000Aの平面図は、図1と同様である。
図4は、第1の実施の形態の変形例における表示装置1000Aの断面図である。図4は、図1の位置Aと、位置A’との間の断面図を示す。
図4を参照して、表示装置1000Aは、図2の表示装置1000と比較して、基板120の第2の面122の一部に、熱拡散シート220が貼り付けられている点が異なる。それ以外は、表示装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
ここで、図4に示されるように、熱拡散シート210と、熱拡散シート220との距離をcとする。また、基板120の厚みをbとする。この場合、c>bが満たされるように、熱拡散シート210および熱拡散シート220が配置される。なお、図4では、cが、bより小さく見えるが、実際には、c>bが満たされる位置に、熱拡散シート220が貼り付けられる。
図5は、第1の実施の形態の変形例における表示装置1000Aの平面図である。図5は、基板120の裏面を示す図である。すなわち、図5は、表示装置1000Aの裏面を示す図である。なお、図5には、図を分かりやすくするため、複数の放熱部310を示していない。
図5を参照して、熱拡散シート220が配置される領域(以下、熱拡散シート領域という)は、当該熱拡散シート領域を含む第2の面122と反対側の面である第1の面121において発光部110が配置される領域である。発光部110は、発光画素部111を含む。
すなわち、熱拡散シート220は、第2の面122のうち、第1の面121において発光画素部111が形成される領域に対応する部分の少なくとも一部に貼り付けられる。
熱拡散シート220は、銅で生成される。この場合、熱拡散シート220の熱拡散率は、例えば、約800(10-72/s)である。すなわち、グラファイトで生成される熱拡散シート210の熱拡散率(1600〜2000)は、熱拡散シート220の熱拡散率(800)より大きい。
また、銅で生成される熱拡散シート220の単位面積当たりの価格は、グラファイトで生成される熱拡散シート210の単位面積当たりの価格より安い。
なお、熱拡散シート220は、熱を放熱する機能も有する。
なお、熱拡散シート220は、銅に限定されることなく、他の材料で生成されたものであってもよい。
以上の構成により、熱拡散シート220は、表示パネル100の駆動時に、発光部110が発する熱を効率よく放熱する。
したがって、表示パネル100の駆動時において、発光部110に含まれる発光画素部111を構成する複数の発光画素PXの各々に含まれる有機EL素子の温度を低下させることができる。そのため、本実施の形態の変形例によれば、第1の実施の形態よりも、有機EL素子の寿命を延ばすことができる。
すなわち、本実施の形態の変形例によれば、第1の実施の形態により得られる効果に加え、有機EL素子の寿命をさらに延ばすことができる。
なお、本実施の形態の変形例によれば、第1の実施の形態により得られる効果も得られる。すなわち、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXにそれぞれ含まれる複数の有機EL素子の温度をほぼ均一に保つことができる。したがって、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111を構成する複数の発光画素PXにそれぞれ含まれる複数の有機EL素子の各々の発光特性を安定させることができる。
その結果、表示パネル100の駆動時において、発光画素部111が表示する画像の画質低下を防ぐことができる。
また、表示パネル100の駆動時に特に温度が高くなる部分にのみ、熱拡散率が高い熱拡散シート210を貼り付け、それ以外の部分には、単位面積当たりの価格が安い熱拡散シート220を貼り付ける。
すなわち、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことができる。
なお、第1の実施の形態の表示装置1000および第1の実施の形態の変形例における表示装置1000Aの外観図は、図6に示される図である。
以上、本発明における表示装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、あるいは異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、コストを抑えつつ、効率のよい放熱を行うことを可能とする表示装置として、利用することができる。
100 表示パネル
110 発光部
111 発光画素部
120 基板
130 走査線駆動回路
140.1,140.2,140.3 信号線駆動回路
1000,1000A 表示装置

Claims (3)

  1. 有機EL(Electro Luminescence)素子を利用して画像を表示する表示パネルを備える表示装置であって、
    前記表示パネルは、
    基板と、
    前記基板の表面である第1の面の一部の領域上に形成され、行列状に配列された複数の発光画素から構成される発光画素部とを備え、
    前記複数の発光画素は、それぞれ、複数の有機EL素子を含み、
    前記表示装置は、さらに、
    前記基板の裏面である第2の面のうち、前記第1の面において前記発光画素部が形成されていない領域に対応する部分であって、かつ、前記表示パネルの駆動時において前記発光画素部より高い温度になる部分である高温部を含む部分に貼り付けられる第1熱拡散シートと、
    前記第2の面のうち、前記第1の面において前記発光画素部が形成される領域に対応する部分の少なくとも一部に貼り付けられる第2熱拡散シートとを備え、
    前記第1熱拡散シートは、該第1熱拡散シートが貼り付けられた部分の熱を放熱させるシートであり、
    前記第1熱拡散シートの熱拡散率は、前記第2熱拡散シートの熱拡散率より大きく、
    前記第1熱拡散シートと前記第2熱拡散シートとの距離をcとし、前記基板の厚みをbとした場合、c>bを満たし、
    前記第1熱拡散シートと、前記複数の発光画素のうち該第1熱拡散シートに最も近い発光画素との水平方向の距離をaとし、前記基板の厚みをbとした場合、a>bを満たす、
    表示装置。
  2. 前記表示装置は、さらに、
    前記第1熱拡散シートと接し、熱を放熱するための放熱部を備える、
    請求項に記載の表示装置。
  3. 前記第1熱拡散シートを形成する材料は、グラファイトである、
    請求項1または2に記載の表示装置。
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