JP5537620B2 - テーブルタップ - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ端子及び刃受け端子を一体的に構成するテーブルタップに関する。
刃受け端子への導通のオン/オフの切り替えが可能なスイッチ付きのテーブルタップが従来より使用されている。このスイッチとしてはタンブラースイッチが一般的に用いられている(例えば特許文献1参照)。
また従来型スイッチ付きテーブルタップの導通機構としては、刃受け端子と、刃受け端子を支点として可動するシーソー状の金属板スイッチ端子と、金属板スイッチ端子の一端の直下に設けられるケーブル接続端子から構成されるものが一般的に用いられている。各ケーブル接続端子及び刃受け端子はそれぞれ、外部電源と電気的に接続するケーブル接続端子又は刃受け部と半田により固定されている。操作者がスイッチ操作を行うことで金属板スイッチ端子が一端側に傾斜し、ケーブル接続端子と接触することで、各端子、刃受け部及び金属板スイッチ端子への導通がオン状態になる。逆に金属板スイッチ端子の一端側がケーブル接続端子から離れると導通がオフ状態になる。
特開2002−237361号公報
しかしながらこのような従来のタンブラースイッチにあっては、シーソー状の金属板は刃受け端子に載せられているだけで連結はしていない。また、金属板スイッチ端子と支点となる刃受け端子との接触が点または線でなされるため、両者の接触面積は小さい。この接触部で両者間の通電が起きるため、部材の加工精度の違いによる接触面積のバラつきが導通効率に大きな違いを生じさせることがある。
また、ケーブル接続端子及び刃受け端子はそれぞれ、外部電源と電気的に接続するケーブル接続端子又は刃受け部との間で半田固定されている。そのため半田の経年劣化や、銅からなる端子と半田の温度変化による収縮率の違いから生ずるクラックの発生により、接触不良を生じやすいという課題がある。さらに半田固定を手作業で行う場合には作業効率が悪い上、作業者の熟練度によって固定度に違いが生じてしまうこともある。
各部品を個別に組み立てるため組立効率及び製品信頼性が低いといった課題もある。さらに、各端子がテーブルタップの筐体内で露出している為、筐体内に液体や塵などの異物が入った場合、これらが端子に付着して導通性能の劣化を生じさせる恐れもある。
本発明はこうした従来のテーブルタップに着目してなされたものである。すなわち、本発明は部品の加工精度の違いによる導通効率への影響を抑えることを目的とする。また本発明は刃受け部またはケーブル接続端子と各端子との間で接触不良を生じさせにくくすることを目的とする。また本発明は組み立て効率を高めることを目的とする。さらに本発明は各端子に異物が付着することによる導通性能の劣化を抑制することを目的とする。
上記目的を達成すべく本発明は以下のように構成される。
すなわち本発明は、筐体の内部に、外部電源と電気的に接続するケーブル接続端子と、ケーブル接続端子に配置するスイッチ部とを備えるテーブルタップであって、ケーブル接続端子は、スイッチ部に突出する接点部と端子本体からなり、スイッチ部は、コンセントプラグが挿入される刃受け部を有し、接点部と離間して配置される刃受け端子と、刃受け端子への導通接続のオン/オフを切り替える操作スイッチと、一端側に接点部または刃受け端子の何れか一方と係合連結する固定部を有し、操作スイッチへのオン操作により他端側が変位し前記何れか他方と接触することで接点部と刃受け端子とを導通接続するスイッチ端子とを有するテーブルタップを提供する。
本発明によれば刃受け端子、操作スイッチ及びスイッチ端子を一つのまとまりのあるスイッチ部として構成し、ケーブル接続端子及びスイッチ部をモジュール化することができる。そのため一つの部品として筐体に組み付けることができる。これにより複数の部品を個別に筐体に組み付ける場合と比較して製造工程を効率化し、生産コストを引き下げることができる。
本発明はスイッチ端子を接点部または刃受け端子の何れか一方と係合連結することにより固定する。
よって、シーソー状の金属板をスイッチ端子として用いる既存のテーブルタップの機構のように、単にケーブル接続端子と接触するだけで固定されていない状態と比較して、接点部または刃受け端子とスイッチ端子とを確実に接触させることができる。
本発明は固定部においてスイッチ端子を接点部または刃受け端子の何れか一方と係合連結する。
よって、半田固定を用いる場合に生じる半田の経年劣化やクラックの発生を防止することができるため、接触不良の発生を抑制することができる。
本発明は、スイッチ部が刃受け部を外部に挿通する開口を有し、刃受け端子における刃受け部の他端側部分と、ケーブル接続端子の接点部と、スイッチ端子とを収容する接点収容部を有するスイッチケースを備えるものとすることができる。
スイッチ部が刃受け端子の一部、接点部及びスイッチ端子とを内部に収容する接点収容部を有するスイッチケースを備えるものである。よって、筐体の中にスイッチケースを有する二重構造となり、筐体の隙間から内部に侵入する液体や塵などの異物が刃受け端子等に付着することによる導通性能の劣化を抑制することができる。
本発明は、スイッチ部が刃受け部を外部に挿通する開口を有し、刃受け端子における刃受け部の他端側部分と、ケーブル接続端子の接点部と、スイッチ端子とを収容する接点収容部と、操作スイッチの可動機構を収容する操作スイッチ収容部とを設けるスイッチケースを備えるものとすることができる。
スイッチ部が刃受け端子の一部、接点部及びスイッチ端子とを内部に収容する接点収容部を有するスイッチケースを備えるものである。よって、筐体の中にスイッチケースを有する二重構造となり、筐体の隙間から内部に侵入する液体や塵などの異物が刃受け端子等に付着することによる導通性能の劣化を抑制することができる。
また、操作スイッチの可動機構を収容する操作スイッチ収容部を有するスイッチケースを備える。よって、筐体の中にスイッチケースを有する二重構造となり、筐体の隙間から内部に侵入する液体や塵などの異物が操作スイッチ可動機構に付着して可動機構が故障することを抑制することができる。
本発明は、スイッチケースがケーブル接続端子の接点部を挿通して保持する保持孔を有するものとすることができる。
接点部を接点収容部に収容するために端子本体を接点収容部の内部に挿通する場合には、端子本体を接点収容部の内側に通すための挿通孔をスイッチケースに2つ設ける必要がある。しかし、本発明によれば下側スイッチケースがケーブル接続端子の接点部を挿通して保持する保持孔を有するため、端子本体を接点収容部の外部に配置し、接点部だけを内部に収容することができる。これにより、挿通孔を1つ設けるだけで接点部を接点収容部に収容することができるため、筐体内に侵入した液体や塵などの異物が接点収容部に侵入し、刃受け端子等に付着する恐れを少なくすることができる。
本発明は、スイッチケースが接点収容部を構成する下側スイッチケースと上側スイッチケースとを有しており、下側スイッチケースと上側スイッチケースの間にケーブル接続端子の端子本体を長手方向に沿って挟持する保持部を有するものとすることができる。
下側スイッチケースと上側スイッチケースの間にケーブル接続端子の端子本体を長手方向に沿って挟持する保持部を有するため、端子本体に対するスイッチ部の脱落や位置ずれを防止し、端子本体に確実に保持することができる。
本発明はスイッチケースが耐熱性樹脂で形成されるものとすることができる。
スイッチケースが耐熱性樹脂で形成されるため、内部に収容する刃受け端子等が導通に伴い発熱する場合にも、スイッチケースが変形することなく形状を維持することができる。
本発明はケーブル接続端子の長手方向に沿って複数のスイッチ部を備えるものとすることができる。
長手方向に沿って複数のスイッチ部を備えるため、複数のコンセントプラグを同時に使用可能なテーブルタップを提供することができる。また、ケーブル接続端子及び複数のスイッチ部をモジュール化して一体的に生産することができるため、筐体に個別に組み付ける場合と比較して一層の作業の効率化を図ることができる。
本発明は、スイッチ端子が板ばね形状の接点端子であり、一端側に前記固定部を有し、他端側が片持ち梁状に突出しており操作スイッチの押圧を受けることで前記いずれか他方に対して接離可動とすることができる。
スイッチ端子が板ばね形状の接点端子でなるため、シーソー状からなる場合と比較して接点部または刃受け端子の何れか一方と、より確実に接触することができる。また、接触面積が広いため部品の加工精度の違いによる製品ごとの性能の差が生じにくい。
本発明は刃受け端子とスイッチ端子とをリベット留めする連結部を有するものとすることができる。
刃受け端子とスイッチ端子とをリベット留めする連結部を有するため、半田固定などを用いる場合と比較してより確実に両者の連結状態を維持することができる。
本発明は操作スイッチが押釦式であり、筐体の隣接する二面を跨ぐように配置されている操作部を有するものとすることができる。
操作スイッチを押釦式としているため押圧部が1か所しかない。よってタンブラースイッチのように押圧部が2か所ある場合と比較してより直感的に操作することができる。また、操作部は筐体の隣接する二面を跨ぐように配置されるため、一面にのみ配置される場合と比較して操作者が操作部を視認しやすく、操作も容易である。さらに、操作部の上端面は筐体と面一になるように形成することで、美観性に優れるテーブルタップとすることができる。
本発明はスイッチ端子と刃受け端子とを確実に連結することで、部材の加工精度の違いによる導通効率への影響を抑えることができる。
また、両者を係合連結することで、経年劣化や固定部におけるクラックの発生などによる接触不良を生じさせにくくすることができる。
ケーブル接続端子及びスイッチ部をモジュール化することで、生産効率の向上、生産コストの低下及び製品信頼性の向上を図ることができる。
さらに刃受け端子における刃受け部の他端側部分、接点部及びスイッチ端子を内部に収容する接点収容部を有するスイッチケースを備えることで、各端子が筐体内で露出して異物が付着することによる導通性能の劣化を抑制することができる。
本発明の一実施形態によるテーブルタップの斜視図である。 図1で示すテーブルタップの分解斜視図である。 図2で示すスイッチ部の分解斜視図である。 図3で示す操作スイッチを除くスイッチ部の断面図である。 図2で示す保持部の断面図である。
以下、本発明によるテーブルタップ1の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態のテーブルタップ1は、筐体2の内部に、ケーブル3を介して外部電源(図示略)と電気的に接続する一対のケーブル接続端子4と、その内の一方のケーブル接続端子4に配置するスイッチ部5とを備える。ケーブル接続端子4及びスイッチ部5は、スイッチモジュール6を構成する。
(筐体)
図1、図2で示すように筐体2は樹脂でなる直方体形状であり、蓋部2aと底部2bからなる。筐体2の側部にはケーブル3を保持し、筐体2に連結するケーブル保持部7が配置される。また蓋部2aにはコンセントプラグ(図示略)を挿入する差込口8が3つ並列して設けられており、それぞれの差込口8と隣接する位置に操作スイッチ9を配置するためのスイッチ孔10を有する。このスイッチ孔10は蓋部2aの上面から側面にかけて、二面を跨ぐように設けられている。3つの差込口8の内、中央の差込口8aと、ケーブル保持部7から最も離れた位置に設けられる差込口8bとの間隔は、ケーブル保持部7の側に設けられた差込口8cとの間隔よりも広く設定されている。これにより差込口8bに幅広のACアダプタ等を差し込んでも、隣接する差込口8aが塞がれることを防止することができる。
(ケーブル接続端子の端子本体と接点部)
ケーブル接続端子4は細帯状の銅板からなり、端子本体4aの長手方向に3つの接点部4bを有する。これらの接点部4bは長手方向に対して垂直方向であって、水平方向に突出する突出片として形成されており、接点部4bには上面が平坦な接点突起4cが設けられている。また、接点部4bは3つとも同一方向に向かって同じ長さで突出する。
(スイッチ部)
図3で示すようにスイッチ部5は操作スイッチ9、スイッチケースとしての接点収容ケース11、スイッチ端子12及び刃受け端子13を有する。操作スイッチ9は操作部としてのスイッチカバー14、スイッチベゼル15及び可動機構部16から構成される。
またスイッチカバー14は筐体2に設けられるスイッチベゼル15に対して、上下方向へのスライド移動が可能な状態で保持される。図1で示すように、スイッチカバー14の上端面は平坦に構成されており、導通がオフ状態のときには筐体2の上面と面一になるように設けられている。操作者が下向きに押圧操作をすることでスイッチカバー14は下方に押し込まれ、導通がオン状態に切り替わる。操作者がスイッチカバー14から指を離してもスイッチカバー14の上端面は筐体2の上面よりも下がった位置で維持されるため、導通のオン状態が保たれる。再度、スイッチカバー14の押圧操作をすることでスイッチカバー14の上端面と筐体2の上面は面一になり、導通がオフ状態に戻る。
スイッチベゼル15は、蓋部2aに設けられるスイッチ孔10にはめ込んだ状態で係止され、スイッチカバー14の押圧操作時にスイッチカバー14を下方に誘導するガイド部として機能する。非押圧状態(オフ状態)または押圧状態(オン状態)のいずれの状態においても、スイッチベゼル15の一部は筐体2の外部から視認できるようになっている。すなわち、非押圧状態でありスイッチカバー14がスイッチベゼル15の上方に位置しているときは、スイッチカバー14の下側にスイッチベゼル15の下部15aが視認できる。逆に押圧状態であり、スイッチカバー14がスイッチベゼル15の下方に位置しているときは、スイッチカバー14の上側にスイッチベゼル15の上部15bが視認できる。よってスイッチベゼル15のどの部分が筐体2の外部から視認できるかを確認することで、導通がオン状態とオフ状態のいずれの状態であるかを判断することができる。また、本実施形態ではスイッチベゼル15とスイッチカバー14を異なる色で着色しているため、さらにこの判断が容易となっている。
操作スイッチ9を押釦式としているため押圧部は1か所しかない。よってタンブラースイッチのように押圧部が2か所ある場合と比較してより直感的に操作することができる。またスイッチベゼル15の下には操作スイッチ収容部17及び可動機構部16が配置される。
可動機構部16はスイッチベース16a、プッシュ棒16b、回転子16c、バネ16d及びバネ蓋16eからなる。可動機構部16はオルタネート式であり、操作者がスイッチカバー14の押圧操作をすることでバネ16dが収縮し、操作者がスイッチカバー14から指を離してもバネ16dの収縮状態が維持される。さらに再度、スイッチカバー14の押圧操作を行うことでバネ16dの収縮が解除される。
図4で示すように、接点収容ケース11は接点収容ケース上部11aと接点収容ケース下部11bから構成される。接点収容ケース上部11aと接点収容ケース下部11bは、組み合わされた状態で刃受け端子13における刃受け部13aの他端部13b、ケーブル接続端子4の接点部4b及びスイッチ端子12を収容する接点収容部18を形成する。これにより筐体2の中に接点収容ケース11を有する二重構造となり、筐体2の隙間から内部に侵入する液体や塵などの異物が刃受け端子13などに付着することによる導通性能の劣化を抑制することができる。また接点収容ケース11は耐熱性樹脂からなるため、導通状態でスイッチ端子12などが発熱することによる変形を防止することができる。
接点収容ケース下部11bは、ケーブル接続端子4の接点部4bを接点収容部18の内部に挿通して保持する保持孔19を有する。仮に接点部4bを接点収容部18に収容するために端子本体4aまでも接点収容部18の内部に挿通するものとすると、端子本体4aを通すための孔や溝を接点収容ケース11の2か所に設ける必要が生じる。しかし、本実施形態によれば接点収容ケース下部11bがケーブル接続端子4の接点部4bだけを挿通して保持する保持孔19を有するため、端子本体4aを接点収容部18の外部に配置し、接点部4bだけを内部に収容することができる。これにより、保持孔19を1つ設けるだけで接点部4bを接点収容部18に収容することができるため、筐体2内に侵入した液体や塵などの異物が接点収容部18に侵入し、刃受け端子13などに付着する恐れを少なくすることができる。
また、ケーブル接続端子4の複数の接点部4bを、それぞれに対応するスイッチ部5の保持孔19に挿通させることで、長手方向に複数のスイッチ部4を有するスイッチモジュール6を形成することができる。
また図2、図5で示すように、接点収容ケース上部11aと接点収容ケース下部11bは、組み合わされた状態で端子本体4aを長手方向に沿って保持する保持部20を形成する。保持部20は、接点収容ケース下部11bの外側に設けられる段部20aと、接点収容ケース上部11aの側壁20bからなる。段部20aが端子本体4aを保持した状態で、接点収容ケース上部11aと接点収容ケース下部11bが組み合わされることで、端子本体4aは段部20aと側壁20bによって挟持される。これによりスイッチ部5の脱落や位置ずれを防止し、端子本体4aに確実に保持することができる。
接点収容ケース下部11bの内側の底部には接点部4b及びスイッチ端子12の位置決めをし、それらの板厚を挟持することで脱落を防ぐ取付部21a、21bがそれぞれ設けられている。
可動機構部16は操作スイッチ収容部17に収容される。操作スイッチ収容部17は操作スイッチ収容部上部17aと操作スイッチ収容部下部17bが組み合わされることで形成される。これにより筐体2の内部に侵入した異物が可動機構部16に付着することによる、可動機構部16の故障を予防することができる。
操作スイッチ収容部上部17a、操作スイッチ収容部下部17b及び接点収容ケース上部11a、はそれぞれ可動機構部16を挿通する可動機構挿通孔22a、22b及び22cを有する。これにより、可動機構部16は操作スイッチ収容部上部17aなどに妨げられることなく自由に可動できる。また、操作スイッチ収容部下部17bと接点収容ケース上部11aは単一の樹脂成形体から形成されるため、部品点数の増加を抑えることができる。
スイッチ端子12は板ばね形状であり、固定部12aとは反対側の先端部12bが片持ち梁状に突出している。可動機構部6の下端に設けられるバネ蓋16eはスイッチ端子12と接触している。また、スイッチ端子12は固定部12aにおいて、リベット23により刃受け端子13と連結される。
スイッチ端子12が板ばね形状からなり、固定部12aで刃受け端子13と連結しているため、シーソー状からなる場合と比較して刃受け端子13とより確実に接触することができる。また、接触面積が広いため部品の加工精度の違いによる製品ごとの性能の差が生じにくい。また、連結方法としてリベット23を用いることで、半田固定する場合と比較して固定部12bの経年劣化やクラックの発生を抑制することができる。
刃受け端子13は接点部4bと離間して配置され、コンセントプラグ(図示略)が挿入される刃受け部13aを有する。刃受け部13aは接点収容ケース11の開口部24から突出して設けられる。
(使用状態の説明)
非押圧状態(オフ時)において操作スイッチ9は筐体2の上面及び側面の二面において面一になっている。よって筐体2から突出しないため美観性に優れ、また異物が操作スイッチ9にぶつかることによる破損や、誤って操作スイッチ9に触れ、押圧操作をしてしまうことを予防できる。
操作者がスイッチカバー14を押し込むとスイッチカバー14の上端面が筐体2の上面よりも下がる。スイッチカバー14はテーブルタップ1を組み立てた状態で筐体2の上面及び側面の二面を跨ぐように配置されるため、押圧操作がしやすく、かつ導通のオンまたはオフ状態の視認がしやすい。操作スイッチ9を押圧することで可動機構部16が働き、バネ蓋16eがスイッチ端子12の先端部12bを押し下げる。これにより先端部12bがケーブル接続端子4の接点突起4cと接触し、刃受け端子13への導通がオン状態となる。可動機構部16はオルタネート式であり、操作者がスイッチカバー14の押圧操作をした後で指を離しても、スイッチカバー14の上端面は筐体2の上面よりも下がった位置で保たれ、導通のオン状態が維持される(図2)。
また再度押圧操作をすることでスイッチカバー14の上端面は筐体2の上面と面一となる位置に戻り、刃受け端子13への導通がオフ状態となる。
(変形例)
本実施形態では、差込口8を3つ有するテーブルタップ1を示したが、数はこれに限られない。
また、本実施形態では、導通がオン状態においてはスイッチカバー14の上端面が筐体2の上面よりも下がる例を示したが、導通がオン状態にあっても筐体2の上面と側面の二面に渡って面一となるようにすることもできる。これにより、オン状態であっても美観性に優れたものとすることができる。また、オフ状態では突出しているが、オン状態では筐体2の上面及び側面と面一とすることもできる。
本実施形態では二本のケーブル接続端子4のうち一方側にのみスイッチ部を設ける例を示したが、ケーブル接続端子4の双方にスイッチ部を設けることもできる。これにより、複数の操作スイッチ9を長手方向の両側に分けて配置することができるため、テーブルタップ1のデザイン上の自由度が上がる。
1 テーブルタップ
2 筐体
2a 蓋部
2b 底部
3 ケーブル
4 ケーブル接続端子
4a 端子本体
4b 接点部
4c 接点突起
5 スイッチ部
6 スイッチモジュール
7 ケーブル保持部
8 差込口
8a 差込口
8b 差込口
8c 差込口
9 操作スイッチ
10 スイッチ孔
11 接点収容ケース
11a 接点収容ケース上部
11b 接点収容ケース下部
12 スイッチ端子
12a 固定部
12b 先端部
13 刃受け端子
13a 刃受け部
13b 他端部
14 スイッチカバー
15 スイッチベゼル
16 可動機構部
16a スイッチベース
16b プッシュ棒
16c 回転子
16d バネ
16e バネ蓋
17 操作スイッチ収容部
17a 操作スイッチ収容部上部
17b 操作スイッチ収容部下部
18 接点収容部
19 保持孔
20 保持部
20a 段部
20b 側壁
21 取付部
21a 取付部
21b 取付部
22 可動機構挿通孔
22a 可動機構挿通孔
22b 可動機構挿通孔
22c 可動機構挿通孔
23 リベット
24 開口部

Claims (10)

  1. 筐体の内部に、外部電源と電気的に接続するケーブル接続端子と、ケーブル接続端子に配置するスイッチ部とを備えるテーブルタップであって、
    ケーブル接続端子は、端子本体とスイッチ部に突出する接点部とからなり、
    スイッチ部は、コンセントプラグが挿入される刃受け部を有し、接点部と離間して配置される刃受け端子と、刃受け端子への導通接続のオン/オフを切り替える操作スイッチと、一端側に接点部または刃受け端子の何れか一方と係合連結する固定部を有し操作スイッチへのオン操作により他端側が変位し前記何れか他方と接触することで接点部と刃受け端子とを導通接続するスイッチ端子と、スイッチケースと、を有し、
    スイッチケースが、下側スイッチケースと上側スイッチケースとを有して接点収容部を構成し、その接点収容部が刃受け端子における刃受け部の他端側部分とケーブル接続端子の接点部とスイッチ端子とを収容するテーブルタップ。
  2. スイッチ部に刃受け部を外部に挿通する開口を有する請求項1記載のテーブルタップ。
  3. スイッチケースに、操作スイッチの可動機構を収容する操作スイッチ収容部を有する請求項1または請求項2記載のテーブルタップ。
  4. スイッチケースがケーブル接続端子の接点部を挿通して保持する保持孔を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載のテーブルタップ。
  5. 側スイッチケースと上側スイッチケースの間にケーブル接続端子の端子本体を長手方向に沿って挟持する保持部を有する請求項〜請求項4何れか1項記載のテーブルタップ。
  6. スイッチケースが耐熱性樹脂で形成されている請求項〜請求項5何れか1項記載のテーブルタップ。
  7. ケーブル接続端子の長手方向に沿って複数のスイッチ部を備える請求項1〜請求項6何れか1項記載のテーブルタップ。
  8. スイッチ端子は、板ばね形状の接点端子であり、一端側に前記固定部を有し、他端側が片持ち梁状に突出しており操作スイッチの押圧を受けることで前記いずれか他方に対して接離可動となっている請求項1〜請求項7何れか1項記載のテーブルタップ。
  9. 刃受け端子とスイッチ端子とをリベット留めする連結部を有する請求項1〜請求項8何れか1項記載のテーブルタップ。
  10. 操作スイッチが押釦式であり、筐体の隣接する二面を跨ぐように配置されている操作部を有する請求項1〜請求項9何れか1項記載のテーブルタップ。
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