JP5537410B2 - 二重リング・ネットワークシステム及び二重リング・ネットワークの送信順位決定方法並びに伝送局装置 - Google Patents

二重リング・ネットワークシステム及び二重リング・ネットワークの送信順位決定方法並びに伝送局装置 Download PDF

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Description

本発明は、二重リング・ネットワークシステムに関し、特に伝送局の送信順位の決定に関する。
LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の伝送路に接続された複数のノード間(伝送局ともいう)でデータの送受信をするトークンリング方式(以下単にトークンリングという)がある。
一般に、トークンリングではトークンを定義し、常に伝送路を周回させておくものであり、伝送路上でフレーム相互間の衝突は発生しない。つまり、CSMA/CD方式とは異なり衝突は回避できる。
例えば、特許文献1は、トークンによって送信する伝送局を制御し、複数の伝送局のうち1つを同期ノードとし、この同期ノードの送信する各伝送局の稼動の有無情報を組込んだ同期フレーム(SYNフレーム)を利用するデータ伝送方法である。
一方、特許文献2は、双方向に通信が可能な二つの通信ポートを備えた二つ以上の伝送局をリング状に接続したリングトポロジにて、いずれかの隣り合う2つの伝送局が終端局になり、いずれかの伝送局が同期ノードとなり、終端局が更に先の伝送局へ送達したフレームを無効として送達の制御を行なうトークンリングでのデータ伝送方法である。
特開2004−166074号公報 特開2008−131132号公報
しかしながら、上記のような引用文献1、2における伝送局(ノード)は、同一時間帯において伝送路上にフレームを送出するノードをトークンによって1つに限定することでフレーム衝突を回避するデータ伝送方式であり、例えばトークンの順番をノード番号が若い順として親局に送信を開始するものである。
このため、トークンリングのネットワークシステムでは、ノード番号の割当によりネットワークにおいて、親局までの送信時間が大きく変動する。
例えば、予め設定されている送信順位の順番に従ったノード番号の伝送局をリング状に接続した場合と、予め設定されている送信順位を無視して伝送局をリング状に接続した場合とでは、同期フレームによる同期期間に必要な送信時間は大きく変わるという課題があった。
例えば、後者の場合、順番と異なる接続において伝送局間の遅延を繰り返すロスが発生し、送信時間の遅延の要因となる。
また、トークンリングのネットワークシステムにおいては、伝送局の変更或いは追加がある。
このような場合に、送信時間に遅延がでないように、伝送局の順位を決定して接続するロスのないように構成することが必要であるが、システム構成時に送信順位を考慮して構成することはシステム構成において作業者の負担となるという課題があった。
さらに、引用文献1、2は、親局がMAC制御時間において、REQフレームは送信許可を与えたノードからのもののみを受け付けるようにしている。このため、例えば256個の伝送局(親局含む)が参入された場合には、親局は256回のSYNフレームのスキャンが必要となるので、全てのノードがREQフレームを親局に送信するには時間を要する。
本発明が解決しようとする課題は、伝送局の変更、追加があっても自動的に送信時間が短縮する二重リング・ネットワークシステムの送信順位決定方法及びそのシステム並びに伝送局装置を提供することにある。
本発明は、双方向に通信が可能な通信ポートA及び通信ポートBを備えた二つ以上の伝送局を二重リング・ネットワークに接続し、伝送局は前記二重リング・ネットワークへの参入に伴って同期フレームの受信に伴って伝送局に設定されている物理アドレスを含む接続要求フレームを送信して、この物理アドレスを論理アドレスに割り付けて伝送局のネットワーク上の送信順位を決定する二重リング・ネットワークシステムである。
前記伝送局は、
送受信タイミングを制御して、前記通信ポートA及び通信ポートBから、生成されたフレームを送信させると共に、同期フレームの送信に伴って、前記二重リング・ネットワークを介して受信したフレームを内部に取り込む送受信部と、
前記送受信部が伝送局の参入に伴う接続要求フレームを受信したかどうかを判定するフレーム検知判定回路部と
前記二重リング・ネットワークに接続する伝送局数に対応させた数の送信順位設定回路を整列させて設け、各々の送信順位設定回路が設定された前記物理アドレスと当該送信順位設定回路の送信順位を前記論理アドレスとして送出させるように構成したアドレスリスト設定回路部と
前記フレーム検知判定回路部が前記接続要求フレームを受信したとき、ループ接続順に若い送信順位を有する論理アドレスを有する送信順位設定回路を決定し、該決定した論理アドレスの送信順位設定回路に対して受信した接続要求フレームに含まれる物理アドレスを割り付ける論理アドレス決定回路部と
前記アドレスリスト設定回路部からの物理アドレスと論理アドレスとを前記同期フレームに含ませて生成し、これを前記送受信部により送信させるフレームデータ生成部とを備えたことを要旨とする。
そして、フレームデータ生成部が前記アドレスリスト設定回路部からの物理アドレスと論理アドレスとを前記同期フレームに含ませて生成し、これを前記送受信部により送信させる。
上記構成としたことにより、本発明は、伝送局が二重リング・ネットワークに接続される毎に、親局となった伝送局がループへの接続順に従い伝送局の送信順位を決定するので、送信時間を短縮できる。
実施の形態1の二重リング・ネットワークの制御方式の概略構成図である。 実施の形態1の送信順位を説明する説明図である。 実施の形態1のライブリストとアドレスリストとの関係を説明する説明図である。 実施の形態1のライブリスト設定回路部90及び論理アドレス決定回路部80の概略構成図である。 実施の論理アドレス決定回路部の判定処理を説明する説明図(実施形態1用)である。 実施の論理アドレス決定回路部の判定処理を説明する説明図(実施形態2用)である。 実施の形態1のライブリスト設定回路部の概略構成図である。 実施の形態1の二重リング・ネットワークの制御方式のシーケンス図である。 実施の形態1の二重リング・ネットワークの制御方式のシーケンス図である。 実施の形態の同期フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 フレームを説明する説明図である。 伝送局がループに参入された場合に生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 伝送局がループに参入された場合に生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 伝送局がループに参入された場合に生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 実施の形態2の二重リング・ネットの制御方式の概略構成図である。 ハブ参入時の接続要求フレームを説明する説明図である。 実施の形態2のハブ参入時における生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 実施の形態2のハブ参入時における生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 実施の形態2のハブ参入時における生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 実施の形態2のハブ参入時における生成されるアドレスリストを説明する説明図である。 実施の形態2の離脱時における生成されるアドレスリストを説明する説明図である。
実施の形態は、例えば特許文献1(特開2004−166074号公報)の同一時間帯に伝送路上にフレームを送出するノードを1つに限定することでフレーム衝突を回避するデータ伝送方式にて、同期時間でのノードの送信順序を制御して同期時間を短縮するものである。
すなわち、本特許によるデータ伝送方式では経路最短機能の導入によりトークンの順序を伝送局の物理アドレスに拠らず、伝送局の接続順により経路最適となるようトークンの順序を決定するものである。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの構成の異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
なお、本実施の形態は、二重リング・ネットワークシステム(単にループともいう)に、伝送局ノードi(親局を含む)を挿入又は離脱する場合を実施の形態1として説明する。
また、本実施の形態ではループに伝送局ノードi(ノード1〜ノード5)を参入(離脱含む)した場合を実施の形態1として説明する。伝送局ハブiと伝送局ハブiに子局ノードiをスター接続した場合を実施の形態2として説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1の二重リング・ネットワークの制御方式の概略構成図である。
また、実施の形態1の二重リング・ネットワークは、双方向に通信可能な二つの以上の伝送局が参入されてなり、いずれかの隣合う2つの伝送局が終端局になり、いずれかの伝送局が親局となるネットワークであることが望ましい。
前述の各伝送局は、親局と同様な構成を備えている。そして、親局から知らせられた自ノードの送信順位(論理アドレス)を保持し、この送信順位に基づいて自ノードから伝送フレーム(接続要求フレーム、完了フレーム等を含む)を送信する手段を有している。
一般に、特許文献1によるデータ伝送方式では、図2(a)に示すように同期時間においてトークンは、伝送のノードアドレス順(物理アドレス)に順序化され、ノードAが順位ノード1、ノードBが順位ノード2のアドレス順に一意に決定する。
前述の親局ノード1は、図1の構成を有して、経路最短機能導入によりトークンの順序をノードアドレス((1)、(2)、(3)、(4)、(5)・・物理アドレスともいう)に拠らず、ノードの接続順により経路最適となるようトークン順序(送信順位:「0」、「1」、「2」、「3」、「4」・・:論理アドレスともいう)を決定することで、伝送時間を短縮する(図2(b)参照)。なお、物理アドレスについては図においては丸括弧数字で記載し、論理アドレスについては図においては鉤括弧数字で記載する。
<各部の構成>
図1に示すように、親局(ノード1)は、送受信許可スイッチ部10と、この送受信許可スイッチ部10に接続された、A系側の通信ポート20(通信ポートAともいう)及びB系側の通信ポート30(通信ポートBともいう)とを備えている。
前述の通信ポート20は、隣局との双方向通信が行えるように受信器(RVR−A)及び送信器(TVR−A)を有し、通信ポート30は、隣局との双方向通信が行えるように受信器(RVR−B)、送信器(TVR−B)を有している。
さらに、送受信許可スイッチ部10には先着受信制御回路部40が接続され、先着制御回路部40にMAC/DLC(以下送受信制御回路部50という)が接続されている。
さらに、送受信制御回路部50には、フレーム検知判定回路部60と、フレームデータ生成回路部70と、送受信許可スイッチ部10とが接続されている。
この送受信許可スイッチ部10と先着受信制御回路部50と送受信制御回路部50とを総称して単に送受信部ともいう。
さらに、本実施の形態には、後述する論理アドレス決定回路部80がフレーム検知判定回路部60に接続され、論理アドレス決定回路部80には、ライブリスト設定回路部90(単にライブリスト、省略してLLともいう)と、アドレスリスト設定回路部100(単にアドレスリスト、省略してALともいう)とが接続されている。この論理アドレス決定回路部80、アドレスリスト設定回路部100とを総称して経路最短機能ともいう。
また、ライブリスト設定回路部90とアドレスリスト設定回路部100には、所定のフレームをフレームデータ生成回路部70に生成させるコンピュータ部110が接続されている。さらに、このコンピュータ部110には、物理アドレス設定部120が接続されている。
つまり、親局は、伝送局(ノード)の物理アドレスで送信順位を決定するのではなく、論理アドレス決定回路80が、ネットワークに接続された順に論理アドレスを決めて、この論理アドレスに物理アドレスを割りあてる制御・設定を行なう経路最短機能を有している。
以下に各部について説明する。
前述のアドレスリスト設定回路部100は、二重リング・ネットワークに接続された伝送局(物理アドレスM:(1)〜(5))の送信順をハード的に管理するものである。この物理アドレスというのは、予め伝送局に一意に決定した重複することのないノードアドレスである。
つまり、予め所定数(例えば256個:0、1、2・・・順)の送信順位設定回路101(例えばD−FF:D型フリップフロップ)を備え、これらの送信順位設定回路101が論理アドレス決定回路部80によって決定された物理アドレスMをアドレス変更EN信号に従い論理アドレスに基づいて保持する。
すなわち、送信順位設定回路101は順に配列され、設定された物理アドレスMによらないで、この送信順位設定回路101の順番でその物理アドレスMを有する伝送局の送信順位を決定し、この送信順位を各ノードに設定する。このため、伝送局はSYNフレームの受信に伴って、送信順位毎に伝送フレームを送信することが可能となるので送信時間が短縮する。
つまり、親局は、MAC制御時間において、REQフレームは送信許可を与えたノードからのもののみを受け付けていたので、例えば256個の伝送局(親局含む)が参入されていた場合には、256回のスキャンが必要であったが、本実施の形態では親局からのSYNフレームの送信で、各ノードが送信順にREQを返すので、送信時間が短縮する(256回のスキャンを必要としない)。
このアドレスリスト設定回路部100については、図を用いて後述する。
また、ライブリスト設定回路部90は、前述のアドレスリスト設定回路部90の各伝送局の論理アドレスを管理するレジスタ(ライブリストLL)である。つまり、アドレスリスト設定回路部90の送信順位を1対1対応で管理している(図3参照)。このライブリスト設定回路部90及び論理アドレス決定回路部80について図4を用いて説明する。
論理アドレス決定回路部80は、接続要求フレーム(REQフレーム)が通信ポートA又は通信ポートBからの受信のいずれであるか及びREQに含まれている接続要求したノードに隣接し、REQフレームを中継した伝送局の論理アドレスVに従って物理アドレスMを格納する論理アドレスを決定し、この論理アドレスに対応する送信順位設定回路101に物理アドレスMを設定する。
前述の論理アドレスにあたっては図5、図6に示す条件FGを判定する。なお、図6は実施の形態2で説明する。
ここで、フレームフォーマットについて説明しておく。
Pre:プリアンブル
FCS:フレームチェックコード
LL:ライブリスト 「0」〜「255」 256bit(有効/無効 256bit)
AL:アドレスリスト 「0」〜「255」 8bit×256個(物理アドレス)
M:接続要求する物理アドレス((1)〜(254))
T:接続要求する種類(伝送局ノード/伝送局ハブ/子局ノード)
V:REQフレームを中継する伝送局の論理アドレス(「1」〜「255」)
N:CMPフレーム、LPDフレームを送信する論理アドレス(「1」〜「254」)
JA:伝送局ハブが接続要求する子局ノードのREQフレームを中継する場合
・ ハブのスター最終論理アドレス(「1」〜「254」)
伝送局ハブが接続要求する伝送局ノード/伝送局ハブのREQフレームを中継する場合
・中継した伝送局ハブの論理アドレス(「1」〜「254」)
伝送局ノードが接続要求する子局ノードのREQフレームを中継する場合
・固定値(「255」)
伝送局ノードが接続要求する伝送局ノード/伝送局ハブのREQフレームを中継する場合
・固定値(「0」)
が各フレームの定義である。
そして、条件FGは、
(1)親局が伝送局ノード、伝送局ハブ又子局かどうかを判定する。
(2)親局は、通信ポートAでのREQフレーム受信か通信ポートBのREQフレーム受信か若しくはスター接続(伝送局ハブに子局ノードを複数接続)によるREQフレーム受信かどうかを判定する。
さらに、
(3)RECフレームの送信ノードは、伝送局ノード、伝送局ハブ又は子局ノードからかどうかを判定する。
(4)REQフレームは、中継なし(V=0)で親局が受信したか若しくは中継有り(V≠0)で親局が受信したかどうかを判定する。(中継した隣接ノードの論理アドレスはV)。
(5)REQフレームを中継したノード(REQ中継ノード)は、伝送局ノード又は伝送局ハブ若しくは中継無し(中継無しとは、親局が接続要求ノードに隣接して中継されることなくREQフレーム受信した)かどうかを判定する
これらの判定結果に応じて図5に示すように、参入するため接続要求フレームを送信した伝送局ノード、伝送局ハブ、子局ノードの種類および条件FGに応じて論理アドレスを各ケースの場合毎に決定する。
つまり、伝送局等が参入した場合は、参入順に論理アドレスを設定するため、条件FGに応じた論理アドレスに該当する送信順位設定回路101に物理アドレスを設定し、以後の論理アドレスを+1シフトする。この+1シフトによりシフト先の送信順位設定回路101に現在ループに、既に参入している物理アドレスを保持する。
さらに、新たに伝送局が離脱した場合は、離脱を検出した論理アドレス以後の論理アドレスを−1シフトする。この−1シフトによりシフト先に現在ループに既に参入している物理アドレスを保持する。この論理アドレスの決定については動作説明で詳細に説明する。
このような論理アドレスの決定をハードウエア回路で実現し、決定した論理アドレスをアドレスリスト設定回路部100に保持している。
以下に論理アドレス決定回路部80及びアドレスリスト設定回路部100の構成図を図4に示す。初めにアドレスリスト設定回路部100について説明する。
アドレスリスト設定回路部100は、図4に示すように、例として256個のトークン順序を設定するための送信順位設定回路101(D−FF)を備え、これらの送信順位設定回路101は、端から順にループ上で定めるトークン順序を示すノードアドレス(論理アドレス)となっている。
具体的には、アドレスリスト設定回路部100は、D−FF(D型フリップフロップ)をループの最大ノード数が256個の場合は8bit分を備えた送信順位設定回路101を256個有して、先頭から「(0)」、「(1)」、「(2)」、・・・・・・「(254)」、「(255)」と定義している。また、本実施の形態では「0」を親局としている。
さらに、それぞれの送信順位設定回路101の前段には、AND102a、102b、102c及びOR103等からなる送信順番をシフトする順番シフト指示回路105と、設定された物理アドレスを保持させる物理アドレス保持指示回路106を備え、D−FFの8bitへ接続している。なお、物理アドレス保持指示回路106はAND106a、AND106b、AND106c、OR107等を備えている。
論理アドレス「0」は、同期ノードが確定すると、論理アドレス決定回路部80にてアドレス挿入が有効となり、順番シフト指示回路105のAND102cおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり同期ノードの物理アドレスが論理アドレス「0」の送信順位設定回路101に保持される。また、同期ノードが離脱すると論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス−1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102aおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「1」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「0」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「1」の順番シフト指示回路105は、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「1」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にてアドレス挿入が有効となり、順番シフト指示回路105のAND102cおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となりREQフレームの接続要求した物理アドレスが論理アドレス「1」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「0」または「1」が離脱すると論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス−1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102aおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「2」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「1」の送信順位設定回路101に保持される。
論理アドレス「2」の順番シフト指示回路105は、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「2」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にてアドレス挿入が有効となり、順番シフト指示回路105のAND102cおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となりREQフレームの接続要求した物理アドレスが論理アドレス「2」の送信順位設定回路101に保持される。
また、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「1」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス+1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102bおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「1」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「2」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「0」または「1」または「2」が離脱すると論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス−1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102aおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「3」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「2」の送信順位設定回路101に保持される。
さらに、論理アドレス「254」の順番シフト指示回路105は、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「254」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にてアドレス挿入が有効となり、順番シフト指示回路105のAND102cおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となりREQフレームの接続要求した物理アドレスが論理アドレス「254」の送信順位設定回路101に保持される。
また、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「1」〜「253」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス+1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102bおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「253」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「254」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「0」または「1」または「2」・・・または「254」が離脱すると論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス−1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102aおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「255」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「254」の送信順位設定回路101に保持される。
論理アドレス「255」の順番シフト指示回路105は、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「255」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にてアドレス挿入が有効となり、順番シフト指示回路105のAND102cおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となりREQフレームの接続要求した物理アドレスが論理アドレス「255」の送信順位設定回路101に保持される。また、REQフレームにより論理アドレス決定回路部80で論理アドレス「1」〜「254」が指定されると、論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス+1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102bおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり論理アドレス「254」の送信順位設定回路101に保持されていた物理アドレスが論理アドレス「255」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「0」または「1」または「2」・・・または「255」が離脱すると論理アドレス決定回路部80にて論理アドレス−1シフトが有効となり、順番シフト指示回路105のAND102aおよび物理アドレス保持指示回路106のAND106bが有効となり“0”が論理アドレス「255」の送信順位設定回路101に保持される。
また、論理アドレス「3」〜「253」については「2」、「254」同様に繰返しのため記載を省略する。
論理アドレス決定回路部80は、SYNフレーム発生後にREQフレーム、CMPフレームを入力して上記に示す判定を行なって、参入又は離脱した伝送局の物理アドレスを設定する論理アドレスを求めると共に、送信順位設定回路101に現在設定されている物理アドレスのシフト方向(+1シフト又は−1)である制御値を求めて、その論理アドレスを有する送信順位設定回路101に物理アドレスを順次設定する。
次に、ライブリスト生成回路部90について図7を用いて説明する。図7に示すように、ライブリスト生成回路部90は、D−FF(D型のフリップフロップ)を256個備え、このD−FF901にアドレスリスト生成回路部100の送信順位設定回路101の順番に、有効な論理アドレスであることを示す物理アドレス(1)〜(254)が設定されていることを示す。つまり、伝送局が参入される毎に順番に有効ビットを設定する。
また、ライブリスト生成回路部90には、書込許可回路910を備えている。この書込許可回路910は、論理アドレス生成回路部80からの論理アドレスを入力し、予め設定されているD−FF901の番号と一致するかどうかを判定する該当アドレス判定回路911と、この該当アドレス911からの出力信号とREQフレームに含まれている伝送局の物理アドレスとのアンドをとるAND912とを備えている。
さらに、各伝送局からのCMPを入力して、各CMPが正常に送信されたかどうかを判定する同期ノード判定回路915と、同期ノード判定回路915からの出力信号と該当アドレス判定回路911からの出力とのORを取るOR914と、AND912の出力とOR914とのORをとってその出力をD−FFに出力するOR913とを備えている。
すなわち、書込許可回路910は、アドレスリスト設定回路部の8bitFFに有効な値が保持されている場合はライブリストが有効“1”となり、アドレスリスト設定回路部の8bitFFに有効な値が保持されていない場合はライブリストが無効“0”となる。
さらに、送受信許可スイッチ部10は、MAC/DLC50からの指示信号によってポートの送信と受信をスイッチング制御する回路である。
先着受信制御回路部40は、通信ポートAおよび通信ポートBからの受信信号を判断して、重なりがある場合には、先に到着したポート側から受信する伝送フレームを優先して受信完了まで切り替える。この出力は、MAC/DLCへ導かれ、受信処理される。
また、終端局では、リング状の接続状態の為、両方のポートから伝送フレームを受信することとなるが、通常は、ブロック状態にあるポート側の受信許可スイッチをOFFとして、非ブロック状態のポート側からの受信入力とする。
MAC/DLCである送受信制御回路部50はイーサネット(登録商標)手順による伝送フレームの送信と受信を制御する。
フレーム検知判定回路部60は、SYNフレーム、CMPフレーム等のフレームを検知する回路である。
フレームデータ生成回路部70は、ライブリスト生成回路部90、アドレスリスト生成回路部100からのアドレス及びコンピュータ部110の制御データに従って各種フレームを作成し、これを送受信制御回路部50に送出する。
コンピュータ部50は、プログラムメモリ(PROMとワーキングRAMメモリ、RAMを用いPROM)に格納されたプログラム手順により、また必要な設定値を読み出して、更にRAM内に必要なデータを書き込み、一時的に保持しまたは読み出して、本発明の伝送局でのシーケンス手順やイーサネット(登録商標)伝送手順を処理するマイクロプロセッサである。例えば、物理アドレス設定部120にて設定された物理アドレス(伝送局の固有番号)をフレームデータ生成部、論理アドレス生成回路部等に送出する。
なお、親局以外の各ノードは、親局と同様な構成を備え、親局が離脱した場合には次の送信順位のノード(伝送局)が親局として上記のように各ノードに対しての送信順位(論理アドレス)を決定して、その物理アドレスを設定する。
また、親局が離脱しない場合は、これらのノードは、論理アドレスリストAL(アドレスリスト設定回路部100)、ライブリストLL、論理アドレス決定回路部80を備えてはいるが、アドレスリスト設定回路100の内で、自局の論理アドレスを有する送信順位設定回路101だけが有効になっている。そして、以後はライブリストLLの状態が自局の送信順位を決定したり、親局になったりする。
(全体の動作説明)
上記のように構成された二重リング・ネットワークシステムについて以下に動作を説明する。なお、伝送局の接続は、A系の後にB系、B系の後にA系という具合に接続させるのが望ましい。
図8及び図9は本実施の形態1の二重リング・ネットワークの制御方式のシーケンス図である。図8及び図9はSYNフレーム、CMPフレーム(点線)のシーケンスを示している。図8及び図9には、伝送局が5個として示している。つまり、SYNフレームの送信に伴って、各ノードがCMP等を発生している。
伝送局の参入時についての概略を説明する。
REQフレームを送信する1周期目には、接続要求ノード(物理アドレスM)がLPD時間にREQを送信する。
REQフレームを送信する2周期目には、受信した隣接ノード(N番目)が、REQを中継送信(同期ノードへ送信)する。
という具合に伝送局から伝送フレームを送信する。なお、図11〜図16には、0週目から5週目のフレームの形態を一例として示している。
このREQフレームの中継送信フレームに含めるデータは、接続要求ノードの物理アドレスが含まれる。REQフレームを送信する3周期目には、同期ノードがアドレスリストALを更新する。
また、離脱においては、親局の論理アドレス決定回路部80は、アドレスリストAL(アドレスリスト生成回路部)を論理アドレス順にサーチして正常にCMP受信しない場合は、該当の論理アドレスの物理アドレスを削除し、以後の論理アドレスの物理アドレスを、以後の論理アドレスをそれぞれ−1して、その論理アドレスに以後の論理アドレスの物理アドレスMをシフトして格納する。
また、本実施の形態1におけるフレームデータ生成回路部70、コンピュータ部110によって生成されるフレームについて説明する。
図10はSYNフレームを説明する説明図である。同期ノードは、図10(a)に示すSYNフレーム(Pre、・・・LL、FCS)と、図10(b)に示すSYNLSTフレーム(Pre、・・・LL、AL、FCS)のいずれかを生成して送信する。
SYNLSTフレームには、SYNフレームにアドレスリストALを追加している。そして、スキャンはSYNフレームかSYNLSTフレームのどちらかの送信によって同期する。
さらに、REQフレームについて説明する。このREQフレームによりアドレスリストALへのノードの追加を行なうようにしている(図21参照)。
なお、図21(a)は実施の形態1のREQフレームであり、図21(b)は実施の形態2のREQフレームである。
図21(b)は、
伝送局ハブに対して子局がスター接続構成で参入する場合に備えて、REQフレームへ伝送局ハブのスター接続参入済み最終論理アドレスJAをフレームに追加する。
なお、伝送局ハブはLPDフレームにて子局の物理アドレスを把握した上でSYNLST受信時にアドレスリストALをサーチ(検索)し、伝送局ハブの論理アドレスに続く子局の最終の論理アドレスを求めている。
本実施の形態1では、REQフレームの情報及び同期ノードの通信ポートA、通信ポートBからのREQフレーム受信を判定して利用する(図1参照)。
また、同期ノードに隣接したノードからのREQフレームはLPD時間で受信する。
また、参入要求を隣接ノードで中継したREQフレームはスロットタイム受信となる。図17〜図19は伝送局がループに参入された場合に生成されるアドレスリストを説明する説明図である。
以下に具体的に伝送局ノードiのループ参入時の動作を説明する。
なお、以下の説明では、アドレスリスト設定回路100、ライブリスト設定回路90のAND、OR、FFの動作は上記と同様であるので、説明を省略し単にアドレスリストAL、ライブリストLLとして説明する。
<伝送局のループ参入時の動作>
図17は伝送局がループに参入された場合に生成されるアドレスリストを説明する説明図である。図17(a)はアドレスリストALの初期状態を示している。
このアドレスリストALというのは、アドレスリスト設定回路部100の全ての送信順位設定回路101(D−FF:8ビット分)をアドレス順に表にしたものであり、「0」、「1」・・・「7」・・は送信順位設定回路101の固有の番号(論理アドレス)を示す。
(ケース0:6.0)
図17(b)に示すように、伝送局ノード1がループに参入した場合は、伝送局ノード1は同期ノードにて、SYNフレーム、CMPフレームを発生し(0週目:図11参照)、図17(c)に示すように論理アドレス決定回路部80は、アドレス変更EN及び論理アドレス決定信号を送出して論理アドレス(「0」)の送信順位設定回路101に伝送局ノード1の物理アドレス(1)を設定する。
つまり、論理アドレス決定回路部80(D−FFを有する)は、論理アドレス「0」の送信順位設定回路101に対して物理アドレス(1)を保持させる(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(1)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)。このとき、ライブリストLL(ライブリスト設定回路部90)の論理アドレス「0」は有効になっている。
より具体的には、ライブリストLL及びライブリストALは図17(d)に示すように設定される。但し、図17(d)においては2レコード以下は論理アドレスは省略している。
(ノード−通信ポートA−ケース1:6.1)
次に、図17(e)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して伝送局ノード2をループに参入させる。この参入に伴って伝送局ノード1のコンピュータ部110はフレームデータ生成部70にSYNフレームを生成させて送受信制御回路50により送信許可スイッチ部10から通信ポートA、通信ポートBへ送信させ、伝送局ノード2のコンピュータ部110はフレームデータ生成部70にREQフレームを生成させて送受信制御回路50により送信許可スイッチ部10から通信ポートBへ送信させ、REQを送信させる。このとき、コンピュータ部110には物理アドレス設定部120によって物理アドレスが設定されている。
一方、伝送局ノード1(親局)は、送受信許可スイッチ部10、先着順制御回路部40、送受信制御回路部50を介してこのREQフレームをフレーム検知判定回路部60に検知される。
この検知に伴って、論理アドレス決定回路部80には、このREQフレームの入力により、新たに参入した伝送局ノード2を何処にいれるかを決定する。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行い、図5に示すケース1(図5の6.1)と判定した場合(通信ポートAでREQ受信し、隣接ノードの参入で、中継無しの場合)は(ケース1:6.1)は、論理アドレス決定回路部80は、論理アドレス=「1」を有する送信順位設定回路101に物理アドレス(2)を保持させる(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(2)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)させる。
従って、アドレスリストALは図17(f)の状態となることになる。
一方、ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「1」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートB―ケース6:6.2)
次に、図18(a)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して伝送局ノード5をループに参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行う。そして、図5に示すケース6(図5の6.2)と判定した場合(通信ポートBで中継無しの場合)は、図18の(b)に示すように、伝送局ノード5からのREQに含まれている物理アドレス(5)を現在の最終の論理アドレス(「2」)に追加する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(5)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)。
論理アドレスは(1)の前に来るべきであるが、論理アドレス−1は存在しない。このため論理アドレス決定回路部80において、有効になっている最終の論理アドレスに(5)を挿入する(図18のb)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「2」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートA−ケース2:6.3)
次に、図18の(c)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して伝送局ノード3をループに参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図5に示すケース2(6.3)と判定した場合(通信ポートAで中継ありの場合)は、論理アドレス「2」に挿入されている(3)を、論理アドレス「3」に+1シフト(図18の(d))。および、論理アドレス「2」に(5)を挿入する(図18の(e))。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「3」のFFを有効(「1」を代入)にする。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ノード3(3)のREQが伝送局ノード2(「2」)経由で通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(3)、V=「1」)、論理アドレス「1」に+1加算した論理アドレス(V+1=「2」)を求める。
そして、この論理アドレス「2」に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(5)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「2」に+1した論理アドレス「3」を物理アドレス(5)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「2」に物理アドレス(3)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(3)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図18(e)参照)。
なお、図18(c)においては、点線の「2」を移動するように線で示しているが、論理アドレス「2」が移動するわけではない。新たに参入した伝送局の物理アドレスに、この「2」が割り付けられることを図示化したものである。以後の図においても同様である。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「3」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートB―ケース7:6.4)
次に、図18の(f)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQ受信して伝送局ノード4をループに参入させる。((5)の前)。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図5に示すケース7(6.4)と判定した場合(通信ポートBで中継ありの場合)は論理アドレス決定回路部80は、論理アドレス「3」に挿入されている(5)を論理アドレス「4」に+1シフト(図18の(g))。および、論理アドレス「3」に(4)を挿入する(図18の(h))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ノード4(4)のREQが伝送局ノード5(「3」)経由で通信ポートBへ入力すると(REQフレームにてM=(4)、V=「3」)、論理アドレス「3」、アドレス挿入する位置を求め、論理アドレス「4」を、論理アドレス「3」の物理アドレス(5)のシフト先とする。
つまり、論理アドレス「3」の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(5)を論理アドレス「4」の送信順番設定回路101にシフトする(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(5)を出力後にアドレス変更ENを保持とする))。
ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「4」のFFを有効(「1」を代入)にする。
従って、アドレスリスト及びライブリストは図19のように生成されることになる。なお、図19のアドレスリストの2列目のレコード以降は、論理アドレス「4」、・・・の表記は省略している。
一方、離脱した場合には、逆に論理アドレスを−1シフトし、そのシフトした論理アドレスに物理アドレスを新たに埋め込む。
従って、伝送局が接続される毎に、親局がループへの接続順に従い伝送局の送信順位を決定して各伝送局に設定し、各伝送局はSYNフレームの受信に伴って設定した送信順位(論理アドレス)で順次、フレームを返すことが可能となるので送信時間が短縮する。
(実施の形態2)
図20は本実施の形態2の二重リング・ネットワークシステムの概略構成図である。実施の形態2はループに伝送局ハブiを挿入し、伝送局ハブiに子局iを複数接続(スター接続)した例である。
図20において伝送局ノード5と伝送局ノード4との間に伝送局ハブ2を挿入し、伝送局ノード2と伝送局ノード3との間に伝送局ハブ1とを挿入した図である。伝送局ハブ1には子局ノード1、子局ノード2がスター接続されている。また、伝送局ハブ2には子局ノード3、子局ノード4がスター接続されている。このような接続において、親局1は図1と同様な構成を有している。
以下にハブ参入の場合について図22を用いて説明する。
なお、伝送局ハブiがループに参入した場合は、伝送局ハブiからのREQフレームは図20の(b)であり、実施の形態1のREQフレーム(図21(a))と比較して、JA(ハブのスター最終論理アドレス)が新たに追加されている。これらのREQフレームは、伝送局ハブiのフレームデータ生成回路部70が生成する。
本実施の形態2においては、論理アドレス「0」には物理アドレス(1)の親局が既に割りあてられているとして説明する(ライブリストの「0」は有効になっている)。
(ノード−通信ポートB−ケース6:7.1)
例えば図22(a)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して伝送局ノード7をループに参入させる。論理アドレス決定回路部80は、上記に示す(1)〜(5)の判定を行なう。
そして、図5に示すケース6(図5の7.1、図6の7.1)と判定した場合(通信ポートBで中継無しの場合)は、図22(b)に示すように伝送局ノード7からのREQフレームに含まれている物理アドレス(7)を現在の最終の論理アドレス(「1」)に追加する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(7)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)。
ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス1のFFを有効(「1」を代入)にし、
ライブリストは論理アドレス「0」及び「1」が有効になる。
(ノード−通信ポートA−ケース1:7.2)
次に、図22(c)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して伝送局ノード2をループに参入させる。論理アドレス決定回路部80は上記(1)〜(5)の判定を行う。そして、図5に示すケース1(図5の7.2:図6の7.2)と判定した場合(通信ポートBで中継無しの場合)は、図22の(d)に示すように、伝送局ノード2からのREQに含まれている物理アドレス(2)を論理アドレス(「1」)に追加する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(2)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ノード2(2)のREQが中継なしで親局の通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(2)、V=「1」)、論理アドレス「1」を挿入する論理アドレスとして求める。
そして、この論理アドレス「1」に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「2」を物理アドレス(7)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「1」に物理アドレス(2)を挿入する。(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(2)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)。(図22(d)参照)。また、ライブリストは論理アドレス「0」、「1」及び「2」が有効になる。
(ノード−通信ポートA−接続要求伝送局ハブ−ケース2:7.3)
次に、図22の(e)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して伝送局ハブ3をループに参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース2(7.3)と判定した場合(通信ポートAで中継ありの場合)は、論理アドレス「2」に挿入されている(7)を、論理アドレス「3」に+1シフト。および、論理アドレス「2」に(3)を挿入する(図22の(e))。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「3」のFFを有効(「1」を代入)にする。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ハブ3(3)のREQが伝送局ノード2(「1」)経由で通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(3)、V=「1」)、論理アドレス「1」に+1加算した論理アドレス(V+1=「2」)を求める。
そして、この論理アドレス「2」に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「2」に+1した論理アドレス「3」を物理アドレス(7)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「2」に物理アドレス(3)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(3)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図22(f)参照)。また、ライブリストは論理アドレス「0」、「1」、「2」、「3」が有効になる。
(ノード−B系−接続要求伝送局ハブ−ケース7:7.4)
次に、図22(g)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して伝送局ハブ6をループに参入させる。((7)の前)。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース7(7.4)と判定した場合(通信ポートBで中継ありの場合)は論理アドレス決定回路部80は、論理アドレス「3」に挿入されている(7)を論理アドレス「4」に+1シフト。および、論理アドレス「3」に(6)を挿入する(図22の(h))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ハブ(6)のREQが伝送局ノード7(「3」)経由で通信ポートBへ入力すると(REQフレームにてM=(6)、V=「3」)、論理アドレス「3」をアドレス挿入する位置として求め、論理アドレス「4」を、論理アドレス「3」の物理アドレス(7)のシフト先とする。
つまり、論理アドレス「3」の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(7)を論理アドレス「4」の送信順番設定回路101にシフトする(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(7)を出力後にアドレス変更ENを保持とする))。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「4」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートA―接続要求子局ノード−ケース5:7.5)
また、図23(a)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して子局ノード11に参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース5(7.5)と判定した場合(通信ポートAでハブ中継あり子局の場合)は、論理アドレス「3」以降の物理アドレスを論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「3」に(11)を挿入する(図23の(b))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、子局ノード11(11)のREQフレームが伝送局ハブ3(「2」)経由で通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(11)、V=「2」、T=子局)、論理アドレス「2」に+1加算した論理アドレス(V+1=「3」)を求める。
そして、この論理アドレス「3」以降に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(6)、(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「1」に+1した論理アドレス「4」を物理アドレス(6)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「3」に物理アドレス(11)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(11)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図23(b)参照)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「5」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートA―ハブ中継有り−ケース3:7.6)
次に、図23(c)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して伝送局ノード4に参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図5に示すケース3(7.6:図6の7.6)と判定した場合(通信ポートAでハブ中継あり伝送局の場合)は、論理アドレス「4」以降の物理アドレスを論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「4」に(4)を挿入する(図23の(d))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ノード4(4)のREQが伝送局ハブ3(「2」)経由で通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(4)、V=「2」、T=伝送局ノード、JA=「3」)、JAの論理アドレス「3」に+1加算した論理アドレス(JA+1=「4」)を求める。
そして、この論理アドレス「4」以降に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(6)、(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「4」に+1した論理アドレス「5」を物理アドレスの格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「4」に物理アドレス(4)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(4)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図23(d)参照)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「6」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートA−接続要求子局ノード−ケース5:7.7)
次に、図22(e)に示すように、同期ノードの通信ポートAにREQフレーム受信して子局ノード12に参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース5(7.7)と判定した場合(通信ポートAでハブ中継あり子局の場合)は、論理アドレス「3」以降の物理アドレスを論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「3」に(12)を挿入する(図23の(f))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、子局ノード12(12)のREQフレームが伝送局ハブ3(「2」)経由で通信ポートAへ入力すると(REQフレームにてM=(12)、V=「2」、T=子局)、論理アドレス「2」に+1加算した論理アドレス(V+1=「3」)を求める。
そして、この論理アドレス「3」以降に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(11)、(4)、(6)、(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「3」に+1した論理アドレス「4」を物理アドレス(11)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「3」に物理アドレス(12)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(12)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図23(e)参照)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「7」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートB-ハブ中継有り−ケース7:7.8)
次に、図24(a)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して伝送局ノード5をループに参入させる。((6)の前)。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース7(7.8)と判定した場合(通信ポートBで中継ありの場合)は論理アドレス決定回路部80は、論理アドレス「6」以降に挿入されている(6)、(7)を論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「6」に(5)を挿入する(図24の(b))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、伝送局ノード(5)のREQフレームが伝送局ハブ6(「6」)経由で通信ポートBへ入力すると(REQフレームにてM=(5)、V=「6」)、論理アドレス「6」をアドレス挿入する位置として求め、論理アドレス「7」を、論理アドレス「6」の物理アドレス(6)のシフト先とする。
つまり、論理アドレス「6」の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(6)を論理アドレス「7」の送信順番設定回路101にシフトする(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(6)を出力後にアドレス変更ENを保持とする))。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「8」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートB―接続要求子局ノード−ケース9:7.9)
次に、図24(c)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して子局ノード13に参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース9(7.9)と判定した場合(通信ポートBでハブ中継あり子局の場合)は、論理アドレス「8」以降の物理アドレスを論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「8」に(13)を挿入する(図24の(d))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、子局ノード13(13)のREQフレームが伝送局ハブ6(「7」)経由で通信ポートBへ入力すると(REQフレームにてM=(13)、V=「7」、T=子局)、論理アドレス「7」に+1加算した論理アドレス(V+1=「8」)を求める。
そして、この論理アドレス「8」以降に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「8」に+1した論理アドレス「9」を物理アドレス(7)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「8」に物理アドレス(13)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(13)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図24(c)参照)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「9」のFFを有効(「1」を代入)にする。
(ノード−通信ポートB―接続要求子局ノード−ケース9:7.10)
次に、図24(e)に示すように、同期ノードの通信ポートBにREQフレーム受信して子局ノード14に参入させる。
論理アドレス決定回路部80は、上記(1)〜(5)の判定を行なう。そして、図6に示すケース9(7.10)と判定した場合(通信ポートBでハブ中継あり子局の場合)は、論理アドレス「8」以降の物理アドレスを論理アドレス+1シフト。および、論理アドレス「8」に(14)を挿入する(図24の(f))。
すなわち、論理アドレス決定回路部80は、子局ノード14(14)のREQフレームが伝送局ハブ6(「7」)経由で通信ポートBへ入力すると(REQフレームにてM=(14)、V=「7」、T=子局)、論理アドレス「7」に+1加算した論理アドレス(V+1=「8」)を求める。
そして、この論理アドレス「8」以降に対応する現在の送信順番設定回路101に設定されている物理アドレス(13)、(7)をシフトする物理アドレスとする。
そして、論理アドレス「8」に+1した論理アドレス「9」を物理アドレス(13)の格納先(シフト先)とすると共に、求めた論理アドレス「8」に物理アドレス(14)を挿入する(アドレス変更ENを変更、アドレス挿入 物理アドレス=(14)を出力後にアドレス変更ENを保持とする)(図24(e)参照)。ライブリスト設定回路部90は、論理アドレス「10」のFFを有効(「1」を代入)にする。
すなわち、アドレスリストAL及びライブリストLLは図25に示す最終形態が得られることになる。図25(a)は最終の接続形態を示し、図25(b)はライブリストの状態を示し、図25(c)はアドレスリストの状態を示す。
(離脱の一例)
次に、離脱について説明する。例えば図25(a)において、伝送局ハブ(6)が離脱(起動停止)した場合について説明する(図26(a)参照)。伝送局ハブ(6)のCMPフレーム無しとなる(アドレスリストの論理アドレス「7」は無効となる)。
伝送局ハブ(6)が離脱すると、論理アドレス「7」の物理アドレスをクリアする(伝送局ハブ(6)が無くなる)。そして、論理アドレス「7」+1=「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスに保持されている物理アドレスを−1シフトして格納する論理アドレスを求める。
例えば、論理アドレス「8」−「1」=「7」、論理アドレス「9」−「1」=「8」、論理アドレス「10」−「1」=「9」として求め、論理アドレス「8」の物理アドレス(14)を論理アドレス「7」に格納し、論理アドレス「9」の物理アドレス(13)を論理アドレス「8」に格納し、論理アドレス「10」の物理アドレス(7)を論理アドレス「9」に格納する。すなわち、「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスから−1をシフトした値の論理アドレスに離脱前の論理アドレスの物理アドレスを格納している。
次に、図26(c)に示すように、子局ノード(14)が離脱(起動停止)した場合について説明する(図26(c)参照)。子局ノード(14)のCMPフレーム無しとなる(アドレスリストの論理アドレス「7」は無効となる)。
子局ノード(14)が離脱すると、論理アドレス「7」に格納されている物理アドレスをクリアする(子局ノード(14)が無くなる)。そして、論理アドレス「7」+1=「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスを格納する論理アドレスを求める。
本実施の形態では、論理アドレス「8」までが有効にされているので、論理アドレス「8」−「1」=「7」、論理アドレス「9」−「1」=「8」として求められる。
そして、論理アドレス「8」の物理アドレス(13)(図26(b)参照)を論理アドレス「7」に格納し、論理アドレス「9」の物理アドレス(7)を論理アドレス「8」に格納に格納する(図26(d)参照)。すなわち、「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスから−1をシフトした値の論理アドレスに、離脱前の論理アドレスの物理アドレスを格納している。
次に、図26(e)に示すように、子局ノード(13)が離脱(起動停止)した場合について説明する(図26(e)参照)。子局ノード(13)のCMPフレーム無しとなる(アドレスリストの論理アドレス「7」は無効となる)。
子局ノード(13)が離脱すると、論理アドレス「7」に格納されている物理アドレスをクリアする(子局ノード(13)が無くなる)。そして、論理アドレス「7」+1=「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスを格納する論理アドレスを求める。本実施の形態2では論理アドレス「7」までが有効(論理アドレス「7」が最終)にされているので、論理アドレス「7」に論理アドレス「8」に格納されていた物理アドレス(7)を格納する(図26(f)。
すなわち、「8」以降(「8」を含む)の論理アドレスから−1をシフトした値の論理アドレスに、離脱前の論理アドレスの物理アドレスを格納している。
従って、伝送局ハブが挿入された場合でもその接続順に伝送局ハブの送信順位が決定される。また、子局ノードが伝送局ハブにスター接続された場合には、伝送局ハブの送信順位の後にこの子局ノードの送信順位が定められる。
すなわち、送信順位設定回路101は順に配列され、設定された物理アドレスMによらないで、この送信順位設定回路101の順番でその物理アドレスMを有する伝送局の送信順位を決定し、この送信順位を各ノードに設定する。このため、伝送局はSYNフレームの受信に伴って、送信順位毎に伝送フレームを送信することが可能となるので送信時間が短縮する。
つまり、親局は、MAC制御時間において、REQフレームは送信許可を与えたノードからのもののみを受け付けていたので、例えば256個の伝送局(親局含む)が参入されていた場合には、256回のスキャンが必要であったが、本実施の形態では親局からのSYNフレームの送信で、各ノードがループに接続されている順にREQを返すので、送信時間が短縮する(256回のスキャンを必要としない)。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明のいくつかの実施の形態を記載したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 送受信許可スイッチ部
20 A系側の通信ポートA
30 B系側の通信ポートB
40 先着受信制御回路部
50 送受信制御回路部
60 フレーム検知判定回路部
70 フレームデータ生成回路部
80 論理アドレス決定回路部
90 ライブリスト設定回路部
100 アドレスリスト設定回路部

Claims (18)

  1. 双方向に通信が可能な通信ポートA及び通信ポートBを備えた二つ以上の伝送局を二重リング・ネットワークに接続し、伝送局は前記二重リング・ネットワークへの参入に伴って同期フレームの受信に伴って伝送局に設定されている物理アドレスを含む接続要求フレームを送信して、この物理アドレスを論理アドレスに割り付けて伝送局のネットワーク上の送信順位を決定する二重リング・ネットワークシステムであって、
    前記伝送局は、
    送受信タイミングを制御して、前記通信ポートA及び通信ポートBから、生成されたフレームを送信させると共に、同期フレームの送信に伴って、前記二重リング・ネットワークを介して受信したフレームを内部に取り込む送受信部と、
    前記送受信部が伝送局の参入に伴う接続要求フレームを受信したかどうかを判定するフレーム検知判定回路部と、
    前記二重リング・ネットワークに接続する伝送局数に対応させた数の送信順位設定回路を整列させて設け、各々の送信順位設定回路が設定された前記物理アドレスと当該送信順位設定回路の送信順位を前記論理アドレスとして送出させるように構成したアドレスリスト設定回路部と、
    前記フレーム検知判定回路部が前記接続要求フレームを受信したとき、ループ接続順に若い送信順位を有する論理アドレスを有する送信順位設定回路を決定し、該決定した論理アドレスの送信順位設定回路に対して受信した接続要求フレームに含まれる物理アドレスを割り付ける論理アドレス決定回路部と、
    前記アドレスリスト設定回路部からの物理アドレスと論理アドレスとを前記同期フレームに含ませて生成し、これを前記送受信部により送信させるフレームデータ生成部と
    を有することを特徴とする二重リング・ネットワークシステム。
  2. 前記フレーム検知判定回路部は、
    前記通信ポートA又は通信ポートBの一方からの接続要求フレームを受信した場合は、受信した通信ポートとは逆の通信ポートの受信であることを知らせる手段を有し、
    参入は、通信ポートA、通信ポートBの順に関係せず参入されるものであり、
    前記同期フレームを送信した伝送局は親局であり、該親局の通信ポートBに隣接する伝送局には、最大の論理アドレスを有する伝送局が接続されるものであり、
    前記論理アドレス決定回路部は、
    前記接続要求フレームを受信したとき、通信ポートAの隣接局又は中継局経由での接続要求フレームを受信で、並びに通信ポートBでの接続要求フレーム受信による参入が既にあるかどうかを判定する手段と、
    参入が既にある場合は、通信ポートBでの接続要求フレーム受信により参入されている伝送局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスより送信順位が高く、かつ通信ポートAでの接続要求フレーム受信により既に参入している伝送局の物理アドレスに割り付けられている論理アドレスよりも送信順位が低い論理アドレスを求める手段と、
    この論理アドレスを有する前記送信順位設定回路に前記受信した接続要求フレームに含まれている物理アドレスを割り付ける手段と、
    前記接続要求フレームを受信したとき、通信ポートBの隣接局又は中継局経由での接続要求フレームを受信で、並びに通信ポートAでの接続要求フレーム受信による参入が既にあるかどうかを判断する手段と、
    該参入が既にある場合は、通信ポートAでの接続要求フレーム受信により参入されている伝送局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスより送信順位が低く、かつ通信ポートBでの接続要求フレーム受信により既に参入している伝送局の物理アドレスに割り付けられている論理アドレスよりも送信順位が高い論理アドレスを求める手段と、
    この論理アドレスを有する前記送信順位設定回路に前記受信した接続要求フレームに含まれている物理アドレスを割り付ける手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の二重リング・ネットワークシステム。
  3. 前記論理アドレス決定回路部は、
    前記通信ポートAで中継局を経由せず接続要求フレームを受信したとき、又は、前記通信ポートBで中継局を経由せず接続要求フレームを受信したときは、前記送信順位設定回路にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記送信順位設定回路で物理アドレスが割り付けられている論理アドレスの最大値よりも一段階値が大きい論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求める手段と、
    前記通信ポートAで中継局を経由して接続要求フレームを受信したときは、前記送信順位設定回路にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスよりも一段階値の大きい論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求める手段と、
    前記通信ポートBで中継局を経由して接続要求フレームを受信したときは、前記送信順位設定回路にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求めると共に、前記送信順位設定回路にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の論理アドレスよりも一段階値の大きい論理アドレスを前記中継局の物理アドレスを割り付ける新たな論理アドレスとして求める手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の二重リング・ネットワークシステム。
  4. 前記伝送局は、前記通信ポートAおよび前記通信ポートBを備えると伴に、独立して子局を接続する通信ポートを備えたハブ局であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の二重リング・ネットワークシステム。
  5. ブ局には前記通信ポートAおよび前記通信ポートBに子局として前記伝送局が接続され、該子局はハブ局の独立した通信ポートへ接続され、
    前記論理アドレス決定回路部は、
    前記接続要求フレームがハブ局への子局の接続を示している場合は、該子局が接続されている物理アドレスを有するハブ局の論理アドレスに1を加算した論理アドレスを該子局の物理アドレスを設定する論理アドレスとして求める手段と、
    前記接続要求フレームが親局の通信ポートAでの受信にて該ハブ局への伝送局の接続を示している場合は、該子局が接続されている物理アドレスを有する最終の論理アドレスに1を加算した論理アドレスを、該伝送局の物理アドレスを設定するための論理アドレスとして求めることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の二重リング・ネットワークシステム。
  6. 前記論理アドレス決定回路部は、
    前記同期フレームを送信したとき、そのフレームに含まれている物理アドレスの接続要求フレームが受信されない場合は、離脱と判定し、その物理アドレスが割り付けられている論理アドレス以降は、それぞれ1を減算した論理アドレスを求め、この論理アドレスに前記論理アドレス以降に割り付けられている物理アドレスを順次割り付けることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の二重リング・ネットワークシステム。
  7. 前記アドレスリスト設定回の送信順位設定回路分の保持回路を整列順に備え、前記伝送局が参入されたことを示す接続要求フレームを受信する毎に、整列順に保持回路の更新を有効にすると共に、前記論理アドレス決定回路部が求めた論理アドレスに対応する整列順の保持回路を有効又は無効にするライブリスト設定回路部を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の二重リング・ネットワークシステム。
  8. 前記無効は、前記伝送局が離脱したときに無効とすることを特徴とする請求項7記載の二重リング・ネットワークシステム。
  9. 双方向に通信が可能な通信ポートA又は通信ポートBを備えた伝送局を二重リング・ネットワークに接続し、いずれかが親局となり、該伝送局のネットワーク上の送信順位を決定する二重リング・ネットワークの送信順位決定方法であって、
    前記二重リング・ネットワークに接続された伝送局の送信順位を決定するための論理アドレスを、整数順に整列させたアドレスリストを親局が作成する工程と、
    前記二重リング・ネットワークに接続された伝送局に対して、該伝送局に対して決定した論理アドレスを同期フレームに含ませて親局が送信する工程と、
    前記二重リング・ネットワークへの接続に伴って、伝送局が予め設定されている物理アドレスを接続要求フレームに含ませて親局に送信する工程と、
    前記伝送局が前記同期フレームを受信し、該同期フレームに含まれている論理アドレスを当該伝送局の送信順位として設定し、該送信順位に従って前記同期フレームの受信に伴ってフレームデータを前記親局に送信する工程と、
    前記親局が同期フレームの送信に伴って送信された前記伝送局からの接続要求フレームに含まれている物理アドレスを受信順に対応する整数順の論理アドレスに割り付ける工程と、
    前記物理アドレスが割り付けられる毎に、親局が該物理アドレスとその論理アドレスとを前記同期フレームに含ませて前記二重リング・ネットワークに送信する工程と、
    前記親局が、前記通信ポートAで中継局を経由せず接続要求フレームを受信したとき、又は、前記通信ポートBで中継局を経由せず接続要求フレームを受信したときは、前記親局にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記親局で物理アドレスが割り付けられている論理アドレスの最大値よりも一段階値の大きい論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求める工程と、
    前記親局が、前記通信ポートAで中継局を経由して接続要求フレームを受信したときは、前記親局にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスよりも一段階値の大きい論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求める工程と、
    前記親局が、前記通信ポートBで中継局を経由して接続要求フレームを受信したときは、前記親局にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求めると共に、前記親局にて物理アドレスを割り付け可能な論理アドレスのうち前記中継局の論理アドレスよりも一段階値の大きい論理アドレスを前記中継局の物理アドレスを割り付ける新たな論理アドレスとして求める工程と
    を行なうことを特徴とする二重リング・ネットワークの送信順位決定方法。
  10. 前記伝送局は、
    隣接局から前記接続要求フレームを受信した場合は、自局の物理アドレスと論理アドレスとを含ませて前記親局に送信する工程とを
    行なうことを特徴とする請求項9記載の二重リング・ネットワークの送信順位決定方法。
  11. 前記伝送局は、ハブ局又は該ハブ局に接続された子局であることを特徴とする請求項9又は10記載の二重リング・ネットワークの送信順位決定方法。
  12. 二重リング・ネットワークに接続された、双方向に通信が可能な通信ポートA及び通信ポートBを備えた伝送局装置において、
    送受信タイミングを制御して、前記通信ポートA、通信ポートBから、生成されたフレームを送信させると共に、同期フレームの送信に伴って、前記二重リング・ネットワークを介して受信したフレームを内部に取り込む送受信部と、
    前記通信ポートから伝送局の参入に伴う接続要求フレームを受信したかどうかを判定するフレーム検知判定回路部と、
    前記二重リング・ネットワークに接続する伝送局数に対応させた数の送信順位設定回路を整列させて設け、各々の送信順位設定回路が設定された物理アドレスと当該送信順位設定回路の送信順位を論理アドレスとして送出させるように構成したアドレスリスト設定回路部と、
    前記フレーム検知判定回路が前記接続要求フレームを受信したとき、ループ接続順に若い送信順位を有する論理アドレスを有する送信順位設定回路を決定し、該決定した論理アドレスの送信順位設定回路に対して受信した接続要求フレームに含まれる物理アドレスを割り付ける論理アドレス決定回路部と、
    前記アドレスリスト設定回路部からの物理アドレスと論理アドレスとを前記同期フレームに含ませて生成し、これを送受信制御回路部から送信させるフレームデータ生成部と
    を有することを特徴とする伝送局装置。
  13. 前記フレーム検知判定回路部は、
    前記通信ポートA又は通信ポートBの一方からの接続要求フレームを受信した場合は、受信した通信ポートとは逆の通信ポートの受信であることを知らせる手段を有し、
    参入は、通信ポートA、通信ポートBの順に関係せず参入されるものであり、
    前記同期フレームを送信した伝送局は親局であり、該親局の通信ポートBに隣接する伝送局には、最大の論理アドレスを有する伝送局が接続されるものであり、
    前記論理アドレス決定回路部は、
    前記接続要求フレームを受信したとき、通信ポートAの隣接局又は中継局経由での接続要求フレームを受信で、並びに通信ポートBでの接続要求フレーム受信による参入が既にあるかどうかを判定する手段と、
    参入が既にある場合は、通信ポートBでの接続要求フレーム受信により参入されている伝送局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスより送信順位が高く、かつ通信ポートAでの接続要求フレーム受信により既に参入している伝送局の物理アドレスに割り付けられている論理アドレスよりも送信順位が低い論理アドレスを求める手段と、
    この論理アドレスを有する前記送信順位設定回路に前記受信した接続要求フレームに含まれている物理アドレスを割り付ける手段と、
    前記接続要求フレームを受信したとき、通信ポートBの隣接局又は中継局経由での接続要求フレームを受信で、並びに通信ポートAでの接続要求フレーム受信による参入が既にあるかどうかを判断する手段と、
    該参入が既にある場合は、通信ポートAでの接続要求フレーム受信により参入されている伝送局の物理アドレスが割り付けられている論理アドレスより送信順位が低く、かつ通信ポートBでの接続要求フレーム受信により既に参入している伝送局の物理アドレスに割り付けられている論理アドレスよりも送信順位が高い論理アドレスを求める手段と、
    この論理アドレスを有する前記送信順位設定回路に前記受信した接続要求フレームに含まれている物理アドレスを割り付ける手段と
    を有することを特徴とする請求項12記載の伝送局装置。
  14. 前記論理アドレス決定回路部は、
    前記通信ポートAで接続要求フレームを受信したときは、前記送信順位設定回路の内で物理アドレスが設定されている論理アドレスを中継局の論理アドレスとし、この論理アドレスにを加算した論理アドレスを、前記受信した接続要求に含まれている物理アドレスを割り付ける論理アドレスとして求める手段と、
    前記接続要求フレームが通信ポートA又は通信ポートBの隣接局又は通信ポートA又は通信ポートBの中継局経由での受信を示し、かつ通信ポートB又は通信ポートAでの接続要求フレーム受信により参入が既にある場合は、その通信ポートB又は通信ポートAでの接続要求フレーム受信により参入されている伝送局の論理アドレスから1を減算した論理アドレスを有する送信順位設定回路に前記受信した接続要求フレームに含まれている物理アドレスを設定させる手段と
    を有することを特徴とする請求項12又は13のいずれかに記載の伝送局装置。
  15. 伝送局は、前記通信ポートAおよび前記通信ポートBを備えると伴に、独立して子局を接続する通信ポートを備えたハブ局であることを特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載の伝送局装置。
  16. ハブ局には前記通信ポートAおよび前記通信ポートBに子局として前記伝送局が接続され、該子局はハブ局の独立した通信ポートへ接続され、
    前記論理アドレス決定回路部は、
    前記接続要求フレームがハブ局への子局の接続を示している場合は、該子局が接続されている物理アドレスを有するハブ局の論理アドレスに1を加算した論理アドレスを該子局の物理アドレスを設定する論理アドレスとして求める手段と、
    前記接続要求フレームが親局の通信ポートAでの受信にて該ハブ局への伝送局の接続を示している場合は、該子局が接続されている物理アドレスを有する最終の論理アドレスに1を加算した論理アドレスを、該伝送局の物理アドレスを設定するための論理アドレスとして求めることを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに記載の伝送局装置。
  17. 前記論理アドレス決定回路部は、
    前記同期フレームを送信したとき、その制御フレームに含まれている物理アドレスの接続要求フレームが受信されない場合は、離脱と判定し、その物理アドレスが割り付けられている論理アドレス以降は、それぞれ1を減算した論理アドレスを求め、この論理アドレスに前記論理アドレス以降に割り付けられている物理アドレスを順次割り付けることを特徴とする請求項12ないし16のいずれかに記載の伝送局装置。
  18. 前記アドレスリスト設定回路の送信順位設定回路分の保持回路を整列順に備え、前記伝送局が参入されたことを示す接続要求フレームを受信する毎に、整列順に保持回路の更新を有効にすると共に、前記論理アドレス決定回路部が求めた論理アドレスに対応する整列順の保持回路を有効又は無効にするライブリスト設定回路部を有することを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の伝送局装置。
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