JP2017204857A - ネットワークにおいてストリームの通信経路設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークにおいてストリームの通信経路を設定する。【解決手段】通信経路の設定方法は、通信経路の設定を要請する第1フレームを受信する段階と、第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第2フレームが受信されない場合、第1フレームに含まれた情報を基礎に第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、第1フレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを含む第1フレームを伝送する段階と、を含む。【選択図】図7

Description

本発明は、ストリームの通信経路を設定する方法に関し、より詳細には、車両ネットワークにおいてSRP(stream reservation protocol)に基づいてストリームの通信経路を設定する方法に関するのである。
車両用部品の電子化が急速に進行されるに伴い、車両に搭載される電子装置(例えば、ECU(electronic control unit))の種類と数が大きく増加している。電子装置は、大きく、パワートレーン(power train)制御システム、ボディー(body)制御システム、シャーシ(chassis)制御システム、車両ネットワーク(network)、マルチメディア(multimedia)システム等において使用され得る。パワートレーン制御システムは、エンジン制御システム、自動変速制御システム等を意味できる。ボディー制御システムは、ボディー電装品制御システム、便宜装置制御システム、ランプ(lamp)制御システム等を意味できる。シャーシ制御システムは、操向装置制御システム、ブレーキ(brake)制御システム、サスペンション(suspension)制御システム等を意味できる。車両ネットワークは、CAN(controller area network)、フレックスレイ(FlexRay)基盤のネットワーク、MOST(media oriented system transport)基盤のネットワーク等を意味できる。マルチメディアシステムは、航法装置システム、テレマティクス(telematics)システム、インフォテインメント(infotainment)システム等を意味できる。
このようなシステム及びシステムの各々を構成する電子装置は、車両ネットワークを介して連結されており、電子装置それぞれの機能をサポート(支援)するための車両ネットワークが要求されている。CANは、最大1Mbpsの伝送速度をサポートでき、衝突したフレームの自動再伝送、CRC(cycle redundancy check)基盤のエラー検出等をサポートできる。フレックスレイ基盤のネットワークは、最大10Mbpsの伝送速度をサポートでき、2チンネルを介したデータの同時伝送、同期方式のデータ伝送等をサポートできる。MOST基盤のネットワークは、高品質のマルチメディアのための通信ネットワークであって、最大150Mbpsの伝送速度をサポートできる。
なお、車両のテレマティクスシステム、インフォテインメントシステム、向上した安全システム等は、高い伝送速度、システム拡張性等を要求し、CAN、フレックスレイ基盤のネットワーク等は、これを充分にサポートしない。MOST基盤のネットワークは、CAN及びフレックスレイ基盤のネットワークに比べて高い伝送速度をサポートできるが、車両のすべてのネットワークにMOST基盤のネットワークが適用されるためには、多くの費用がかかる。このような問題によって、車両ネットワークとして、イダーネット(ethernet)基盤のネットワークが考慮され得る。イダーネット基盤のネットワークは、一対の巻線を介した双方向通信をサポートでき、最大10Gbpsの伝送速度をサポートできる。
車両ネットワークにおいて電子装置は、SRP(stream reservation protocol)に基づいてストリームを伝送できる。例えば、サービスを提供する(例えば、サービスに関連したストリームを伝送する)電子装置(以下、「トーカー(talker)」という)とサービスを受ける(例えば、サービスに関連したストリームを受信する)電子装置(以下、「リスナー(listener)」という)との間の通信経路が設定され得、通信経路でストリーム伝送のための資源が予約され得る。資源の予約が完了した後、トーカーは、ストリームを伝送できる。トーカーから伝送されたストリームは、予約された資源を介してリスナーに伝送され得る。
なお、車両ネットワークにおいて通信経路の設定のために使用されるフレーム(以下、「アドバタイズフレーム(advertise frame)」という)は、複数の経路を介して伝送され得、特定の電子装置(例えば、スイッチ(switch)又はブリッジ(bridge))は、複数の経路(又は、複数のポート)から同一のアドバタイズフレーム(例えば、同一のストリームID(identifier)を有するアドバタイズフレーム)を受信できる。この場合、同一のアドバタイズフレーム間の衝突に起因して、特定の電子装置において通信経路の設定が不可能なことがある。
前記のような問題点を解決するための本発明の目的は、車両ネットワークにおいて通信経路を設定する方法を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の一実施形態による車両ネットワークの第1通信ノードで行われる通信経路の設定方法は、ストリームが伝送される通信経路の設定を要請する第1フレームを受信する段階と、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第2フレームが受信されない場合、前記第1フレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、前記第1フレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを含む前記第1フレームを伝送する段階とを含む。
ここで、前記ホップカウントは、前記車両ネットワークにおいて前記第1フレームが経由した通信ノードの個数を指示できる。
ここで、前記第1通信ノードは、MMRP、MVRP及びMSRPをサポートできる。
ここで、前記第1通信ノードは、スイッチ又はブリッジであることができる。
ここで、前記第1フレーム及び前記第2フレームの各々は、アドバタイズフレームであることができ、前記アドバタイズフレームは、ストリームID、SRクラス、累積レイテンシ及びホップカウントを含むことができる。
ここで、前記テーブルは、通信経路の設定のために使用されるSRPテーブルであることができる。
ここで、前記通信経路の設定方法は、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントを比較する段階と、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことができる。
ここで、前記通信経路の設定方法は、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一である場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較する段階と、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことができる。
ここで、前記通信経路の設定方法は、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一である場合、前記第1フレームが受信された入力ポート(port)の番号と前記第3フレームが受信された入力ポートの番号を比較する段階と、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことができる。
ここで、前記通信経路の設定方法は、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較する段階と、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階とをさらに含むことができる。
前記目的を達成するための本発明の他の実施形態による車両ネットワークを構成する第1通信ノードは、プロセッサ及び前記プロセッサで実行される少なくとも一つの命令が格納されたメモリを含み、前記少なくとも一つの命令は、ストリームが伝送される通信経路の設定を要請する第1フレームを受信し、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第2フレームが受信されない場合、前記第1フレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、前記第1フレームのホップカウントを増加させ、且つ、増加したホップカウントを含む前記第1フレームを伝送するように実行される。
ここで、前記ホップカウントは、前記車両ネットワークにおいて前記第1フレームが経由した通信ノードの個数を指示できる。
ここで、前記第1通信ノードは、MMRP、MVRP及びMSRPをサポートできる。
ここで、前記第1フレーム及び前記第2フレームの各々は、アドバタイズフレームであることができ、前記アドバタイズフレームは、ストリームID、SRクラス、累積レイテンシ及びホップカウントを含むことができる。
ここで、前記少なくとも一つの命令は、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントを比較し、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームのホップカウントを増加させ、且つ、増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行され得る。
ここで、前記少なくとも一つの命令は、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一である場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較し、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させ、且つ、増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行され得る。
ここで、前記少なくとも一つの命令は、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一である場合、前記第1フレームが受信された入力ポートの番号と前記第3フレームが受信された入力ポートの番号を比較し、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームのホップカウントを増加させ、且つ、増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行され得る。
ここで、前記少なくとも一つの命令は、前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較し、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させ、且つ、増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行され得る。
本発明によれば、車両ネットワークにおいて複数の経路(又は、複数のポート)を介して同一のストリームIDを有する複数のアドバタイズフレームが受信された場合、通信ノード(例えば、スイッチ又はブリッジ)は、複数のアドバタイズフレームそれぞれのホップカウント(count)、累積レイテンシ(accumulated latency)、入力ポートの番号等に基づいて複数の経路のうち一つの経路を選択できる。選択された一つの経路は、AVBストリーム伝送のための通信経路として使用され得る。すなわち、複数の経路を介して同一のストリームIDを有する複数のアドバタイズフレームが受信された場合にも、通信ノードは、通信経路を設定でき、これにより、車両ネットワークの性能が向上することができる。
車両ネットワークのトポロジーに対する第1実施形態を示すブロック図である。 車両ネットワークを構成する通信ノードの第1実施形態を示すブロック図である。 車両ネットワークのトポロジーに対する第2実施形態を示すブロック図である。 SRPに基づくフレーム伝送方法の第1実施形態を示す流れ図である。 アドバタイズフレームに含まれる情報要素を示すブロック図である。 車両ネットワークのトポロジーに対する第3実施形態を示すブロック図である。 SRPに基づくフレーム伝送方法の第2実施形態を示す流れ図である。 SRPテーブル設定方法の第1実施形態を示す流れ図である。
本発明は、多様な変更を加えることができ、さまざまな実施形態を有することができるところ、特定の実施形態を図面に例示し、詳細な説明に詳細に説明しようとする。しかし、これは、本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解しなければならない。本発明を説明するにあたって、関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にし得ると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
第1、第2等の用語は、多様な構成要素を説明するために使用され得るが、前記構成要素は、前記用語により限定されない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的だけで使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、第2構成要素は、第1構成要素と命名され得、同様に、第1構成要素は、第2構成要素と命名され得る。及び/又はという用語は、複数の関連した項目の組み合わせ又は複数の関連した記載された項目のうちいずれかの項目を含む。
任意の構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか、又は「接続されて」いると言及された場合、該他の構成要素に直接的に連結されているか、又は接続されていてもよいが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解すべきである。一方、任意の構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、又は「直接接続されて」いると言及された場合には、中間に他の構成要素が存在しないものと理解すべきである。
本出願で使用した用語は、ただ特定の実施形態を説明するために使用されたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上、明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性をあらかじめ排除しないものと理解しなければならない。
別途定義されない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者により一般的に理解されるものと同一の意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解さなければならず、本出願で明白に定義しない限り、理想的であるか、又は過度に形式的な意味と解されない。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態をより詳細に説明する。本発明を説明するに際して、全体的な理解を容易にするために、図面上の同一の構成要素に対しては、同一の参照符号を使用し、同一の構成要素に対して重複された説明は省略する。
図1は、車両ネットワークのトポロジー(network topology)の一実施形態を示すブロック図である。
図1を参照すると、車両ネットワークを構成する通信ノード(communication node)は、ゲートウェイ(gateway)、スイッチ(switch)(又は、ブリッジ(bridge))又はエンドノード(end node)等を意味できる。ゲートウェイ100は、少なくとも一つのスイッチ110、110−1、110−2、120、130と連結され得、互いに異なるネットワークを連結できる。例えば、ゲートウェイ100は、CAN(controller areanet work)(又は、フレックスレイ(FlexRay)、MOST(media oriented system transport)、LIN(local interconnect network)等)プロトコルをサポートするスイッチとイダーネット(ethernet)プロトコルをサポートするスイッチとの間を連結できる。スイッチ110、110−1、110−2、120、130の各々は、少なくとも一つのエンドノード111、112、113、121、122、123、131、132、133と連結され得る。スイッチ110、110−1、110−2、120、130の各々は、エンドノード111、112、113、121、122、123、131、132、133を相互連結でき、自分と連結されたエンドノード111、112、113、121、122、123、131、132、133を制御できる。
エンドノード111、112、113、121、122、123、131、132、133は、車両に含まれた各種装置を制御するECU(electronic control unit)を意味できる。例えば、エンドノード111、112、113、121、122、123、131、132、133は、インフォテインメント(infotainment)装置(例えば、ディスプレイ(display)装置、ナビゲーション(navigation)装置、アラウンドビューモニタリング(around view monitoring)装置)等を構成するECUを意味できる。
なお、車両ネットワークを構成する通信ノード(すなわち、ゲートウェイ、スイッチ、エンドノード等)は、スター(star)トポロジー、バス(bus)トポロジー、リング(ring)トポロジー、ツリー(tree)トポロジー、メッシュ(mesh)トポロジー等で連結され得る。また、車両ネットワークを構成する通信ノードの各々は、CANプロトコル、フレックスレイプロトコル、MOSTプロトコル、LINプロトコル、イダーネットプロトコル等をサポートできる。本発明による実施形態は、前記で説明されたネットワークトポロジーに適用され得、本発明による実施形態が適用されるネットワークトポロジーは、これに限定されず、多様に構成され得る。
図2は、車両ネットワークを構成する通信ノードの一実施形態を示すブロック図である。
図2を参照すると、ネットワークを構成する通信ノード200は、PHY階層ユニット(physical layer unit)210及びコントローラー(controller)ユニット220を含むことができる。また、通信ノード200は、パワー(power)を供給するレギュレーター(regulator)(図示せず)をさらに含むことができる。この際、コントローラーユニット220は、MAC(medium access control)階層を含んで具現され得る。PHY階層ユニット210は、他の通信ノードから信号を受信できるか、又は他の通信ノードに信号を伝送できる。コントローラーユニット220は、PHY階層ユニット210を制御でき、多様な機能(例えば、インフォテインメント機能等)を行うことができる。PHY階層ユニット210及びコントローラーユニット220は、一つのSoC(System on Chip)で具現されてもよく、別途のチップで構成されてもよい。
PHY階層ユニット210及びコントローラーユニット220は、媒体独立インターフェース(media independent interface、MII)230を介して連結され得る。MII230は、IEEE802.3に規定されたインターフェースを意味でき、PHY階層ユニット210とコントローラーユニット220との間のデータインターフェース及び管理インターフェースで構成され得る。MII230の代わりに、RMII(reduced MII)、GMII(gigabit MII)、RGMII(reduced GMII)、SGMII(serial GMII)、XGMII(10GMII)のうち一つのインターフェースが使用され得る。データインターフェースは、伝送チャネル(channel)及び受信チャネルを含むことができ、チャネルの各々は、独立的なクロック(clock)、データ及び制御信号を有することができる。管理インターフェースは、2−信号インターフェースで構成され得、一つは、クロックのための信号であり、他の一つは、データのための信号であることができる。
PHY階層ユニット210は、PHY階層インターフェースユニット211、PHY階層プロセッサ(processor)212及びPHY階層メモリ(memory)213等を含むことができる。PHY階層ユニット210の構成は、これに限定されず、PHY階層ユニット210は、多様に構成され得る。PHY階層インターフェースユニット211は、コントローラーユニット220から受信された信号をPHY階層プロセッサ212に伝送でき、PHY階層プロセッサ212から受信された信号をコントローラーユニット220に伝送できる。PHY階層プロセッサ212は、PHY階層インターフェースユニット211及びPHY階層メモリ213それぞれの動作を制御できる。PHY階層プロセッサ212は、伝送する信号の変調又は受信された信号の復調を行うことができる。PHY階層プロセッサ212は、信号を入力又は出力するように、PHY階層メモリ213を制御できる。PHY階層メモリ213は、受信された信号を格納でき、PHY階層プロセッサ212の要請に従って格納された信号を出力できる。
コントローラーユニット220は、MII230を介してPHY階層ユニット210に対するモニタリング及び制御を行うことができる。コントローラーユニット220は、コントローラーインターフェースユニット221、コントローラープロセッサ222、主メモリ223及び補助メモリ224等を含むことができる。コントローラーユニット220の構成は、これに限定されず、コントローラーユニット220は、多様に構成され得る。コントローラーインターフェースユニット221は、PHY階層ユニット210(すなわち、PHY階層インターフェースユニット211)又は上位階層(図示せず)から信号を受信でき、受信された信号をコントローラープロセッサ222に伝送でき、コントローラープロセッサ222から受信された信号をPHY階層ユニット210又は上位階層に伝送できる。コントローラープロセッサ222は、コントローラーインターフェースユニット221、主メモリ223及び補助メモリ224を制御するための独立されたメモリコントロールロジック(control logic)又は統合メモリコントロールロジックをさらに含むことができる。メモリコントロールロジックは、主メモリ223及び補助メモリ224に含まれて具現されてもよく、又はコントローラープロセッサ222に含まれて具現されてもよい。
主メモリ223及び補助メモリ224の各々は、コントローラープロセッサ222により処理された信号を格納でき、コントローラープロセッサ222の要請に従って格納された信号を出力できる。主メモリ223は、コントローラープロセッサ222の動作のために必要なデータを一時格納する揮発性メモリ(例えば、RAM(random access memory)等)を意味できる。補助メモリ224は、運営体制コード(operating system code)(例えば、カーネル(kernel)及びデバイスドライバー(device driver))とコントローラープロセッサ222の機能を行うための応用プログラム(application program)コード等が格納される不揮発性メモリを意味できる。不揮発性メモリとして、速い処理速度を有するフラッシュメモリ(flash memory)が使用され得、又は大容量のデータ格納のためのハードディスクドライブ(hard disc drive、HDD)、CD−ROM(compact disc−read only memory)等が使用され得る。コントローラープロセッサ222は、通常、少なくとも一つのプロセッシングコア(core)を含むロジック回路で構成され得る。コントローラープロセッサ222として、ARM(Advanced RISC Machines Ltd.)系のコア、アトム(atom)系のコア等が使用され得る。
以下では、車両ネットワークに属する通信ノードとこれに対応する相手(counterpart)通信ノードで行われる方法が説明される。以下、第1通信ノードで行われる方法(例えば、信号の伝送又は受信)が説明される場合にも、これに対応する第2通信ノードは、第1通信ノードで行われる方法に相当する方法(例えば、信号の受信又は伝送)を行うことができる。すなわち、第1通信ノードの動作が説明された場合に、これに対応する第2通信ノードは、第1通信ノードの動作に相当する動作を行うことができる。反対に、第2通信ノードの動作が説明された場合に、これに対応する第1通信ノードは、スイッチの動作に相当する動作を行うことができる。
図3は、車両ネットワークのトポロジーに対する第2実施形態を示すブロック図であり、図4は、SRP(stream reservation protocol)に基づくフレーム伝送方法の第1実施形態を示す流れ図である。
図3及び図4を参照すると、車両ネットワークに属する通信ノード301、302、310、320、330の各々は、図2を参照して説明された通信ノード200と同一又は類似の構成を有することができ、MMRP(multiple MAC reservation protocol)、MVRP(multiple VLAN(virtual local area network)reservation protocol)、MSRP(multiple SRP)等をサポートできる。第1エンドノード301は、サービスを提供する(例えば、サービスに関連したストリームを伝送する)トーカー(talker)であることができ、第2エンドノード302は、トーカーからサービスを受ける(例えば、サービスに関連したストリームを受信する)リスナー(listner)であることができる。スイッチ310、320、330の各々は、ブリッジであることができる。ここで、ストリームは、連続する複数のフレームを含むことができる。フレームは、AVB(audio video bridging)データを含むことができ、AVBデータは、AVBに規定されたデータであることができる。
フレームに含まれたデータは、優先順位を有することができ、優先順位は、SR(stream reservation)クラス、ベストエフォート(best effort)クラス等に分類され得る。SRクラスの優先順位は、ベストエフォートクラスの優先順位より高くてもよい。SRクラスは、SRクラスA及びSRクラスBを含むことができ、SRクラスAの優先順位は、SRクラスBの優先順位と同一であるか、又はSRクラスBの優先順位より高くてもよい。AVBデータの優先順位は、SRクラスA又はSRクラスBであることができる。下記表1は、各クラスの優先順位を示す。
Figure 2017204857
優先順位レベルが大きいほど、高い優先順位が指示され得る。優先順位が2個のレベル0、1に区分される場合、SRクラスA及びSRクラスBの優先順位レベルは、「1」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0」に設定され得る。優先順位が3個のレベル0、1、2に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「2」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「1」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0」に設定され得る。優先順位が4個のレベル0、1、2、3に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「3」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「2」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0、1」に設定され得る。優先順位が5個のレベル0、1、2、3、4に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「4」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「3」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0、1、2」に設定され得る。
優先順位が6個のレベル0、1、2、3、4、5に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「5」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「4」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0、1、2、3」に設定され得る。優先順位が7個のレベル0、1、2、3、4、5、6に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「6」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「5」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0、1、2、3、4」に設定され得る。優先順位が8個のレベル0、1、2、3、4、5、6、7に区分される場合、SRクラスAの優先順位レベルは、「7」に設定され得、SRクラスBの優先順位レベルは、「6」に設定され得、ベストエフォートクラスの優先順位レベルは、「0、1、2、3、4、5」に設定され得る。
なお、第1エンドノード301は、サービスを提供すること(例えば、サービスに関連したストリームを伝送すること)を通知するためにアドバタイズ(advertise)フレームを生成できる(S400)。アドバタイズフレームは、ストリーム伝送のために使用される通信経路の設定を要請できる。アドバタイズフレームは、下記表2に記載された情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。
Figure 2017204857
アドバタイズフレームに含まれる情報要素は、次のように構成され得る。
図5は、アドバタイズフレームに含まれる情報要素を示すブロック図である。
図5を参照すると、ストリームID(identifier)フィールド510は、6オクテット(octets)のサイズを有する拡張されたユニークID(extended unique identifier;EUI)(又は、MACアドレス)フィールド511及び2オクテットのサイズを有するユニークID(unique identifier;UI)フィールド512を含むことができる。EUIフィールド511は、特定の車両システム(例えば、パワートレーン(power train)制御システム、ボディー(body)制御システム、シャーシ(chassis)制御システム、マルチメディア(multimedia)システム等)を指示できる。UIフィールド512は、EUIフィールド511により指示される特定の車両システム内でストリームを区別するために使用され得る。
データフレームパラメーター(parameter)フィールド520は、6オクテットのサイズを有する目的地アドレスフィールド521及び2オクテットのサイズを有するVLAN IDフィールド522を含むことができる。目的地アドレスフィールド521は、第2エンドノード302のMACアドレスを指示できる。VLAN IDフィールド522は、第1エンドノード301(又は、第2エンドノード302)が属するVLANを指示できる。
トラフィックスペシフィケーション(traffic specification)フィールド530は、2オクテットのサイズを有する最大フレームサイズ(max frame size)フィールド531及び2オクテットのサイズを有する最大インターバルフレーム(max interval frame)フィールド532を含むことができる。最大フレームサイズフィールド531は、フレームの最大サイズを指示できる。最大インターバルフレームフィールド532は、フレーム間の最大インターバルを指示できる。
優先順位/ランク(rank)フィールド540は、3ビット(bits)のサイズを有するデータフレーム優先順位フィールド541、1ビットのサイズを有するランクフィールド542及び4ビットのサイズを有する予備フィールド543を含むことができる。データフレーム優先順位フィールド541は、キュー(queue)で使用されるフレーム(又は、フレームに含まれたデータ)の優先順位を指示でき、表1を参照して説明された優先順位レベルを指示できる。ランクフィールド542は、ストリームの優先順位を指示できる。
例えば、スイッチ310、320、330は、複数のストリーム(例えば、第1ストリーム、第2ストリーム)の伝送のための資源(例えば、帯域幅)予約の要請を受信でき、自分の資源を介して複数のストリームすべてを処理できる場合、複数のストリームそれぞれの伝送のための資源を予約できる。一方、スイッチ310、320、330は自分の資源を介して複数のストリームすべてを処理できない場合、複数のストリームそれぞれのランクを確認できる。スイッチ310、320、330は、相対的に高いランクを有するストリーム伝送のための資源を予約でき、相対的に低いランクを有するストリーム伝送のための資源を予約しなくてもよい。
累積レイテンシ(accumulated latency)フィールド550は、3オクテットのサイズを有することができ、トーカー(例えば、第1エンドノード301)とリスナー(例えば、第2エンドノード302)との間の通信経路で発生するレイテンシを指示できる。失敗(failure)情報フィールド560は、9オクテットのサイズを有するスイッチIDフィールド561及び1オクテットのサイズを有する失敗コード(code)フィールド562を含むことができる。スイッチIDフィールド561は、資源予約に失敗したスイッチ(又は、ブリッジ)を指示できる。失敗コードフィールド562は、資源予約の失敗タイプ(type)を指示できる。
デクラレーション(declaration)タイプは、「トーカーアドバタイズデクラレーション」、「トーカーフェイルド(failed)デクラレーション」、「リスナーレディー(ready)デクラレーション」、「リスナーレディーフェイルドデクラレーション」、「リスナーアスキング(asking)フェイルドデクラレーション」等に分類され得る。「トーカーアドバタイズデクラレーション」は、トーカーがサービスを提供することを指示できる。「トーカーフェイルドデクラレーション」は、(例えば、資源予約の失敗によって)サービスが提供され得ないことを指示できる。「リスナーレディー(ready)デクラレーション」は、リスナーがサービスを受けることができることを指示できる。「リスナーレディーフェイルドデクラレーション」は、リスナーがサービスを受けることができないことを指示できる。「リスナーアスキングフェイルドデクラレーション」は、リスナーが「トーカーフェイルドデクラレーション」を指示するフレームを受信したが、サービスを受けることができる場合を指示できる。
さらに図3及び図4を参照すると、アドバタイズフレームのデクラレーションタイプは、「トーカーアドバタイズデクラレーション」に設定され得、アドバタイズフレームの目的地アドレスは、第2エンドノード302のMACアドレスに設定され得る。第1エンドノード301は、アドバタイズフレームを第1スイッチ310に伝送できる(S401)。第1スイッチ310は、第1エンドノード301からアドバタイズフレームを受信できる。第1スイッチ310はアドバタイズフレームが「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード301がサービスを提供することが分かる。
したがって、第1スイッチ310は、第1エンドノード301のストリーム(例えば、サービスに関連したストリーム)を処理する資源の存在可否を確認できる。例えば、第1スイッチ310は、アドバタイズフレームに含まれたトラフィックスペシフィケーションフィールドに基づいてストリーム処理に必要な資源を算出でき、算出された資源が存在する場合、アドバタイズフレームを第2スイッチ320に伝送できる(S402)。また、第1スイッチ310は、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(table)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第1スイッチ310のデータベース(database)に格納できる。ここで、SRPテーブルは、IEEE802.1Qccに規定されたSRPブリッジベース(base)テーブル又はSRPブリッジポート(port)テーブルであることができる。SRPテーブルは、下記表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。表3で、挿入時間は、レディー(ready)フレームが受信された場合に設定され得る。
Figure 2017204857
一方、第1スイッチ310は、第1エンドノード301のストリームを処理する資源が存在しない場合(例えば、「SRクラスA及びBであるストリームのために予約された資源」>「全体資源の75%」)に「トーカーフェイルドデクラレーション」を指示するフェイルドフレームを生成でき、フェイルドフレームを第1エンドノード301に伝送できる。例えば、第1エンドノード301は、フェイルドフレームを受信した場合、資源予約の失敗等の理由でサービスが提供され得ないことが分かる。
第2スイッチ320は、第1スイッチ310からアドバタイズフレームを受信できる。第2スイッチ320は、第1スイッチ310と同一又は類似に動作できる。したがって、第2スイッチ320は、第1エンドノード301がサービスを提供することが分かり、 第1エンドノード301のストリームを処理する資源が存在する場合、アドバタイズフレームを第3スイッチ330に伝送できる(S403)。また、第2スイッチ320は、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(例えば、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むSRPテーブル)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第2スイッチ320のデータベースに登録され得る。一方、第2スイッチ320は、第1エンドノード301のストリームを処理する資源が存在しない場合(例えば、「SRクラスA及びBであるストリームのために予約された資源」>「全体資源の75%」)に「トーカーフェイルドデクラレーション」を指示するフェイルドフレームを第1スイッチ310に伝送できる。フェイルドフレームは、第1スイッチ310を介して第1エンドノード301に伝送され得る。
第3スイッチ330は、第2スイッチ320からアドバタイズフレームを受信できる。第3スイッチ330は、第1スイッチ310と同一又は類似に動作できる。したがって、第3スイッチ330は、第1エンドノード301がサービスを提供することが分かり、第1エンドノード301のストリームを処理する資源が存在する場合、アドバタイズフレームを第2エンドノード302に伝送できる(S404)。また、第3スイッチ330は、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(例えば、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むSRPテーブル)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第3スイッチ330のデータベースに登録され得る。一方、第3スイッチ330は、第1エンドノード301のストリームを処理する資源が存在しない場合(例えば、「SRクラスA及びBであるストリームのために予約された資源」>「全体資源の75%」)に「トーカーフェイルドデクラレーション」を指示するフェイルドフレームを第2スイッチ320に伝送できる。フェイルドフレームは、第2スイッチ320及び第1スイッチ310を介して第1エンドノード301に伝送され得る。
第2エンドノード302は、第3スイッチ330からアドバタイズフレームを受信できる。第2エンドノード302は、アドバタイズフレームが「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード301がサービスを提供することが分かる。第2エンドノード302は、第1エンドノード301からサービスを受けようとする場合(例えば、サービスに関連したストリームを受信しようとする場合)にサービス要請を指示する「リスナーレディーデクラレーション」を含むレディーフレームを生成できる(S405)。第2エンドノード302は、レディーフレームを第3スイッチ330に伝送できる(S406)。レディーフレームは、表1の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。レディーフレームにより指示されるストリームIDは、アドバタイズフレームにより指示されるストリームIDと同一であってもよい。レディーフレームの目的地アドレスは、第1エンドノード301のMACアドレスに設定され得る。
一方、第2エンドノード302は、第1エンドノード301からサービスを受けることを希望しない場合、サービス非要請を指示する「リスナーレディーフェイルドデクラレーション」を含むフェイルドフレームを生成できる。第2エンドノード302は、フェイルドフレームを第3スイッチ330に伝送できる。フェイルドフレームは、第3スイッチ330、第2スイッチ320及び第1スイッチ310を介して第1エンドノード301に伝送され得る。第1エンドノード301は、第1スイッチ310からフェイルドフレームを受信でき、受信されたフェイルドフレームを基礎に第2エンドノード302がサービスを受けることを希望しないことを確認できる。
第3スイッチ330は、第2エンドノード302からレディーフレームを受信できる。第3スイッチ330は、レディーフレームが「リスナーレディーデクラレーション」を指示するので、第2エンドノード302がサービスを受けようとすることが分かる。第3スイッチ330は、レディーフレームにより指示されるストリームIDを確認でき、確認されたストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在するかを確認できる。第3スイッチ330は、レディーフレームにより指示されるストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在する場合にストリームIDにより指示されるストリーム伝送のための出力ポート(例えば、第2エンドノード302に連結されたポート)及び資源を割り当てることができる。第3スイッチ330は、レディーフレームを第2スイッチ320に伝送できる(S407)。
第2スイッチ320は、第3スイッチ330からレディーフレームを受信できる。第2スイッチ320は、第3スイッチ330と同一又は類似に動作できる。したがって、第2スイッチ320は、第2エンドノード302がサービスを受けようとすることが分かり、レディーフレームにより指示されるストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在する場合、ストリームIDにより指示されるストリームの伝送のための出力ポート(例えば、第3スイッチ330に連結されたポート)及び資源を割り当てることができる。第2スイッチ320は、レディーフレームを第1スイッチ310に伝送できる(S408)。
第1スイッチ310は、第2スイッチ320からレディーフレームを受信できる。第1スイッチ310は、第3スイッチ330と同一又は類似に動作できる。したがって、第1スイッチ310は、第2エンドノード302がサービスを受けようとすることが分かり、レディーフレームにより指示されるストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在する場合、ストリームIDにより指示されるストリームの伝送のための出力ポート(例えば、第2スイッチ320に連結されたポート)及び資源を割り当てすることができる。第1スイッチ310は、レディーフレームを第1エンドノード301に伝送できる(S409)。
第1エンドノード301は、第1スイッチ310からレディーフレームを受信できる。第1エンドノード301は、レディーフレームが「リスナーレディーデクラレーション」を指示するので、第2エンドノード302がサービスを受けようとすることが分かる。また、第1エンドノード301は、自分と第2エンドノード302との間の通信のための資源(例えば、通信経路)の予約が完了したことが分かる。したがって、第1エンドノード301は、データ(例えば、AVBデータ)を含むフレームを生成でき、生成されたフレームを第2エンドノード302に伝送できる(S410)。フレームは、第1スイッチ310、第2スイッチ320及び第3スイッチ330を介して(すなわち、予約された資源を介して)第2エンドノード302に伝送され得る。
なお、車両ネットワークにおいてアドバタイズフレームは、複数の経路(又は、複数のポート)を介して伝送され得、この場合、通信ノード(例えば、スイッチ又はブリッジ)は同一のストリームIDを有する複数のアドバタイズフレームを受信できる。この場合、複数のアドバタイズフレーム間の衝突に起因して、通信経路が設定されないことがある。例えば、下記の車両ネットワークにおいて通信経路が設定されないことがある。
図6は、車両ネットワークのトポロジーに対する第3実施形態を示すブロック図である。
図6を参照すると、車両ネットワークに属する通信ノード601、602、610、620、630の各々は、図2を参照して説明された通信ノード200と同一又は類似の構成を有することができ、MMRP、MVRP、MSRP等をサポートできる。第1エンドノード601はサービスを提供する(例えば、サービスに関連したストリームを伝送する)トーカーであることができ、第2エンドノード602は、トーカーからサービスを受ける(例えば、サービスに関連したストリームを受信する)リスナーであることができる。スイッチ610、620、630の各々は、ブリッジであることができる。ここで、ストリームは、連続する複数のフレームを含むことができる。フレームは、AVBデータを含むことができ、AVBデータは、AVBに規定されたデータであることができる。フレームに含まれたデータは、表1に基づく優先順位を有することができる。
なお、第1エンドノード601は、サービスを提供すること(例えば、サービスに関連したストリームを伝送すること)を通知するためにアドバタイズフレームを生成できる。アドバタイズフレームは、表2に記載された情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。アドバタイズフレームに含まれたストリームIDは、「11」に設定され得る。アドバタイズフレームのデクラレーションタイプは、「トーカーアドバタイズデクラレーション」に設定され得、アドバタイズフレームの目的地アドレスは、第2エンドノード602のMACアドレスに設定され得る。第1エンドノード601は、出力ポートを介してアドバタイズフレーム(ストリームID:11)を伝送できる。アドバタイズフレーム(ストリームID:11)は、ブロードキャスト(broadcast)方式で伝送され得る。
第1エンドノード601と第1スイッチ610は、ポートを介して連結されているので、第1スイッチ610は、第1エンドノード601からアドバタイズフレームを受信できる。第1スイッチ610は、アドバタイズフレームが「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かる。また、第1スイッチ610は、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(例えば、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むSRPテーブル)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第1スイッチ610のデータベースに登録され得る。ここで、第1スイッチ610のSRPテーブルに含まれたストリームIDは、「11」に設定され得る。また、第1スイッチ610は、出力ポートを介してアドバタイズフレーム(ストリームID:11)を伝送できる。アドバタイズフレーム(ストリームID:11)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第1スイッチ610と第2スイッチ620は、ポートを介して連結されているので、第2スイッチ620は、第1スイッチ610からアドバタイズフレームを受信できる。第2スイッチ620は、第1スイッチ610と同一又は類似に動作できる。したがって、第2スイッチ620は、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かり、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(例えば、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むSRPテーブル)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第2スイッチ620のデータベースに登録され得る。ここで、第2スイッチ620のSRPテーブルに含まれたストリームIDは、「11」に設定され得る。また、第2スイッチ620は、出力ポートを介してアドバタイズフレーム(ストリームID:11)を伝送できる。アドバタイズフレーム(ストリームID:11)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第1スイッチ610と第3スイッチ630は、ポートを介して連結されているので、第3スイッチ630は、第1スイッチ610からアドバタイズフレームを受信できる。第3スイッチ630は、第1スイッチ610と同一又は類似に動作できる。したがって、第3スイッチ630は、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かり、アドバタイズフレームに含まれた情報に基づいてSRPテーブル(例えば、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むSRPテーブル)を設定できる。設定されたSRPテーブルは、第3スイッチ630のデータベースに登録され得る。ここで、第3スイッチ630のSRPテーブルに含まれたストリームIDは、「11」に設定され得る。
また、第3スイッチ630は、第1スイッチ610だけでなく、第2スイッチ620とポートを介して連結されているので、第3スイッチ630は、第2スイッチ620からアドバタイズフレーム(ストリームID:11)を受信できる。第3スイッチ630のSRPテーブルに含まれたストリームIDは、既に「11」に設定されており、ストリームIDごとに1個のストリームがSRPテーブルに登録可能なので、第2スイッチ620から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11)に基づくSRPテーブルの設定動作と第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11)に基づくSRPテーブルの設定動作との間の衝突が発生し得る。すなわち、第2スイッチ620から受信されたアドバタイズフレームのストリームIDが第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレームのストリームIDと同一であるため、それぞれのアドバタイズフレームに基づくSRPテーブルの設定動作の間に衝突が発生し得る。この場合、スイッチ−3610でストリーム伝送のための通信経路の予約が失敗できる。
次に、車両ネットワークにおいて通信経路の予約失敗を防止するための方法が説明される。
図7は、SRPに基づくフレーム伝送方法の第2実施形態を示す流れ図である。
図7を参照すると、車両ネットワークに属する通信ノード601、602、610、620、630の各々は、図2を参照して説明された通信ノード200と同一又は類似の構成を有することができ、MMRP、MVRP、MSRP等をサポートできる。第1エンドノード601は、サービスを提供する(例えば、サービスに関連したストリームを伝送する)トーカーであることができ、第2エンドノード602は、トーカーからサービスを受ける(例えば、サービスに関連したストリームを受信する)リスナーであることができる。スイッチ610、620、630の各々は、ブリッジであることができる。すなわち、図7の第1エンドノード601は、図6の第1エンドノード601であることができ、図7の第1スイッチ610は、図6の第1スイッチ610であることができ、図7の第2スイッチ620は、図6の第2スイッチ620であることができ、図7の第3スイッチ630は、図6の第3スイッチ630であることができ、図7の第2エンドノード602は、図6の第2エンドノード602であることができる。
ここで、ストリームは、連続する複数のフレームを含むことができる。フレームは、AVBデータを含むことができ、AVBデータは、AVBに規定されたデータであることができる。フレームに含まれたデータは、表1に基づく優先順位を有することができる。
なお、第1エンドノード601は、サービスを提供すること(例えば、サービスに関連したストリームを伝送すること)を通知するためにアドバタイズフレームを生成できる(S700)。アドバタイズフレームは、ストリーム伝送のために使用される通信経路の設定を要請でき、表2に記載された情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。ここで、アドバタイズフレームのストリームIDは、「11」に設定され得、アドバタイズフレームの優先順位は、「SRクラスA」に設定され得、アドバタイズフレームのデクラレーションタイプは、「トーカーアドバタイズデクラレーション」に設定され得、アドバタイズフレームの目的地アドレスは第2エンドノード602のMACアドレスに設定され得る。
また、アドバタイズフレームは、ホップカウント(hop count;HC)をさらに含むことができる。ホップカウント(HC)は、車両ネットワークにおいてアドバタイズフレームが経由した通信ノード(例えば、スイッチ又はブリッジ)の個数を指示できる。段階S700で、アドバタイズフレームが経由した通信ノードの個数は、「0」であるため、アドバタイズフレームのホップカウント(HC)は、「0」に設定され得る。
第1エンドノード601は、出力ポートを介してアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)を伝送できる(S701)。アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第1スイッチ610は、ポートを介して第1エンドノード601と連結されているので、第1スイッチ610は、第1エンドノード601からアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)を受信できる。第1スイッチ610は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)が「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かる。
また、第1スイッチ610は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)に含まれた情報に基づいてSRPテーブルを設定できる。例えば、第1スイッチ610は、第1エンドノード601から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)のストリームIDと同一のストリームIDを有する他のアドバタイズフレームの受信可否を確認でき、他のアドバタイズフレームが受信されない場合、SRPテーブルを設定できる。設定されたSRPテーブルは、第1スイッチ610のデータベースに格納され得る。SRPテーブルは、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。また、SRPテーブルは、第1エンドノード601から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)のホップカウントをさらに含むことができる。例えば、第1スイッチ610のSRPテーブルは、「ストリームID:11」、「SRクラス:SRクラスA」、「ホップカウント:0」等を含むことができる。
また、第1エンドノード601から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)は、第1スイッチ610を経由して他の通信ノードに伝送されるので、第1スイッチ610は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:0)のホップカウント(HC)を増加させることができる。例えば、第1スイッチ610は、ホップカウント(HC)を1だけ増加させることができる。この場合、第1スイッチ610においてアドバタイズフレームのホップカウントは、「1」に設定され得る。
第1スイッチ610は、増加したホップカウントを含むアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)を出力ポートを介して伝送できる(S702)。アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第2スイッチ620は、ポートを介して第1スイッチ610と連結されているので、第2スイッチ620は、第1スイッチ610からアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)を受信できる。第2スイッチ620は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)が「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かる。
また、第2スイッチ620は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)に含まれた情報に基づいてSRPテーブルを設定できる。例えば、第2スイッチ620は、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のストリームIDと同一のストリームIDを有する他のアドバタイズフレームの受信可否を確認でき、他のアドバタイズフレームが受信されない場合、SRPテーブルを設定できる。設定されたSRPテーブルは、第2スイッチ620のデータベースに格納され得る。SRPテーブルは、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。また、SRPテーブルは、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のホップカウントをさらに含むことができる。例えば、第2スイッチ620のSRPテーブルは、「ストリームID:11」、「SRクラス:SRクラスA」、「ホップカウント:1」等を含むことができる。
また、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)は、第2スイッチ620を経由して他の通信ノードに伝送されるので、第2スイッチ620は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のホップカウント(HC)を増加させることができる。例えば、第2スイッチ620は、ホップカウント(HC)を1だけ増加させることができる。この場合、第2スイッチ620でアドバタイズフレームのホップカウントは、「2」に設定され得る。
第2スイッチ620は、増加したホップカウントを含むアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)を出力ポートを介して伝送できる(S703)。アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第3スイッチ630は、ポートを介して第1スイッチ610及び第2スイッチ620と連結されているので、第3スイッチ630は、第1スイッチ610からアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)を受信でき、第2スイッチ620からアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)を受信できる。複数のアドバタイズフレームが受信された場合、第3スイッチ630は、ホップカウント(HC)、累積レイテンシ、アドバタイズフレームが受信された入力ポートの番号等に基づいてSRPテーブルを設定できる(S704)。SRPテーブルの設定方法の一実施形態は、次の通りである。
図8は、SRPテーブル設定方法の第1実施形態を示す流れ図である。
図8を参照すると、第3スイッチ630は、複数のアドバタイズフレーム(例えば、アドバタイズフレーム#1、アドバタイズフレーム#2)が受信された場合、アドバタイズフレーム#1及びアドバタイズフレーム#2それぞれのストリームIDを比較できる。例えば、アドバタイズフレーム#1のストリームIDとアドバタイズフレーム#2のストリームIDが異なる場合、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1のためのSRPテーブル#1とアドバタイズフレーム#2のためのSRPテーブル#2を設定できる。
なお、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のストリームIDは、第2スイッチ620から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)のストリームIDと同一であるため、第3スイッチ630は、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のホップカウント(HC)と第2スイッチ620から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)のホップカウント(HC)とを比較できる(S704−1)。ホップカウントが互いに異なる場合、第3スイッチ630は、低いホップカウントを有するアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)を基礎にSRPテーブルを設定できる(S704−2)。例えば、第3スイッチ630のSRPテーブルは、「ストリームID:11」、「SRクラス:SRクラスA」、「ホップカウント:1」等を含むことができる。この場合、ストリーム伝送のための通信経路は、「第2スイッチ620⇔第3スイッチ630」の代わりに、「第1スイッチ610⇔第3スイッチ630」に設定され得る。すなわち、第2スイッチ620に連結されたポートは、通信経路から除かれることができ、第3スイッチ630は、第2スイッチ620から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)を廃棄できる。
又は、複数のアドバタイズフレーム(例えば、アドバタイズフレーム#1、アドバタイズフレーム#2)が受信され、アドバタイズフレーム#1のストリームID及びホップカウント(HC)がアドバタイズフレーム#2のストリームID及びホップカウント(HC)と同一である場合、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1の累積レイテンシとアドバタイズフレーム#2の累積レイテンシを比較できる(S704−3)。累積レイテンシが互いに異なる場合、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1−2のうち低い累積レイテンシを有するアドバタイズフレームを基礎にSRPテーブルを設定できる(S704−4)。
一方、累積レイテンシが同一である場合(すなわち、アドバタイズフレーム#1のストリームID、ホップカウント(HC)及び累積レイテンシがアドバタイズフレーム#2のストリームID、ホップカウント(HC)及び累積レイテンシと同一である場合)、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1が受信された入力ポート番号とアドバタイズフレーム#2が受信された入力ポート番号とを比較できる。第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1−2のうち低い番号の入力ポートを介して受信されたアドバタイズフレームを基礎にSRPテーブルを設定できる(S704−5)。
他の実施形態として、第3スイッチ630は、累積レイテンシ及びアドバタイズフレームが受信された入力ポートの番号に基づいてSRPテーブルを設定できる。すなわち、ホップカウント(HC)は、使用されなくてもよい。例えば、複数のアドバタイズフレーム(例えば、アドバタイズフレーム#1、アドバタイズフレーム#2)が受信され、アドバタイズフレーム#1のストリームIDがアドバタイズフレーム#2のストリームIDと同一である場合、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1の累積レイテンシとアドバタイズフレーム#2の累積レイテンシを比較できる。累積レイテンシが互いに異なる場合、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1−2のうち低い累積レイテンシを有するアドバタイズフレームを基礎にSRPテーブルを設定できる。一方、累積レイテンシが同一である場合(すなわち、アドバタイズフレーム#1のストリームID及び累積レイテンシがアドバタイズフレーム#2のストリームID及び累積レイテンシと同一である場合)、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1が受信された入力ポート番号とアドバタイズフレーム#2が受信された入力ポート番号とを比較できる。第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム#1−2のうち低い番号の入力ポートを介して受信されたアドバタイズフレームを基礎にSRPテーブルを設定できる。
さらに図7を参照すると、第3スイッチ630のSRPテーブルは、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)を基礎に設定され得る。設定されたSRPテーブルは、第3スイッチ630のデータベースに格納され得る。SRPテーブルは、表3の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。また、SRPテーブルは、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のホップカウントをさらに含むことができる。例えば、第3スイッチ630のSRPテーブルは、「ストリームID:11」、「SRクラス:SRクラスA」、「ホップカウント:1」等を含むことができる。
また、第1スイッチ610から受信されたアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)は、第3スイッチ630を経由して他の通信ノードに伝送されるので、第3スイッチ630は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:1)のホップカウント(HC)を増加させることができる。例えば、第3スイッチ630はホップカウント(HC)を1だけ増加させることができる。この場合、第3スイッチ630でアドバタイズフレームのホップカウントは、「2」に設定され得る。
第3スイッチ630は、増加したホップカウントを含むアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)を出力ポートを介して伝送できる(S705)。アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)は、ブロードキャスト方式で伝送され得る。
第2エンドノード602は、ポートを介して第3スイッチ630と連結されているので、第2エンドノード602は、スイッチ−6630からアドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)を受信できる。第2エンドノード602は、アドバタイズフレーム(ストリームID:11、HC:2)が「トーカーアドバタイズデクラレーション」を指示するので、第1エンドノード601がサービスを提供することが分かる。第2エンドノード602は、第1エンドノード601からサービスを受けようとする場合(例えば、サービスに関連したストリームを受信しようとする場合)にサービス要請を指示する「リスナーレディーデクラレーション」を含むレディーフレームを生成できる(S706)。レディーフレームは、表1の情報要素のうち少なくとも一つを含むことができる。レディーフレームにより指示されるストリームIDは、アドバタイズフレームにより指示されるストリームIDと同一であってもよい。例えば、レディーフレームのストリームIDは、「11」であることができる。レディーフレームの目的地アドレスは、第1エンドノード601のMACアドレスに設定され得る。第2エンドノード602は、レディーフレーム(ストリームID:11)を第3スイッチ630に伝送できる(S707)。
一方、第2エンドノード602は、第1エンドノード601からサービスを受けることを希望しない場合、サービス非要請を指示する「リスナーレディーフェイルドデクラレーション」を含むフェイルドフレームを生成できる。フェイルドフレームにより指示されるストリームIDは、アドバタイズフレームにより指示されるストリームIDと同一であってもよい。例えば、フェイルドフレームのストリームIDは、「11」であることができる。第2エンドノード602は、フェイルドフレームを第3スイッチ630に伝送できる。フェイルドフレームは、第3スイッチ630及び第1スイッチ610を介して第1エンドノード601に伝送され得る。第1エンドノード601は、第1スイッチ610からフェイルドフレームを受信でき、受信されたフェイルドフレームを基礎に第2エンドノード602がサービスを受けることを希望しないことを確認できる。
なお、 第3スイッチ630は、第2エンドノード602からレディーフレーム(ストリームID:11)を受信できる。第3スイッチ630は、レディーフレームが「リスナーレディーデクラレーション」を指示するので、第2エンドノード602がサービスを受けようとすることが分かる。第3スイッチ630は、レディーフレームにより指示されるストリームIDを確認でき、確認されたストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在するかを確認できる。第3スイッチ630は、レディーフレームにより指示されるストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在する場合、ストリームIDにより指示されるストリーム伝送のための出力ポート(例えば、第2エンドノード602に連結されたポート)及び資源を割り当てることができる。第3スイッチ330は、SRPテーブルに基づいてレディーフレーム(ストリームID:11)を第1スイッチ610に伝送できる(S708)。すなわち、アドバタイズフレームに基づいて第3スイッチ630と第1スイッチ610との間の通信経路が設定されたので、第3スイッチ630は、レディーフレームを第2スイッチ620の代わりに、第1スイッチ610に伝送できる。この場合、第2スイッチ620は、レディーフレームを受信できないので、ストリーム伝送のための出力ポート(例えば、第3スイッチ630に連結されたポート)及び資源を割り当てなくてもよい。
第1スイッチ610は、第3スイッチ630からレディーフレーム(ストリームID:11)を受信できる。第1スイッチ610は、第3スイッチ630と同一又は類似に動作できる。したがって、第1スイッチ610は、第2エンドノード302がサービスを受けようとすることが分かり、レディーフレームにより指示されるストリームIDと同一のストリームIDを含むSRPテーブルが存在する場合、ストリームIDにより指示されるストリームの伝送のための出力ポート(例えば、第3スイッチ630に連結されたポート)及び資源を割り当てることができる。第1スイッチ610は、レディーフレーム(ストリームID:11)を第1エンドノード601に伝送できる(S709)。
第1エンドノード601は、第1スイッチ610からレディーフレーム(ストリームID:11)を受信できる。第1エンドノード601は、レディーフレームが「リスナーレディーデクラレーション」を指示するので、第2エンドノード602がサービスを受けようとすることが分かる。また、第1エンドノード601は、自分と第2エンドノード602との間の通信のための資源(例えば、通信経路)の予約が完了したことが分かる。したがって、第1エンドノード601は、データ(例えば、AVBデータ)を含むフレームを生成でき、生成されたフレームを第2エンドノード602に伝送できる(S710)。フレームは、第1スイッチ610及び第3スイッチ630を介して(すなわち、予約された資源を介して)第2エンドノード602に伝送され得る。
本発明による方法は、多様なコンピューター手段を介して行われることができるプログラム命令形態で具現され、コンピューター読み取り可能な媒体に記録され得る。コンピューター読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造等を単独で又は組み合わせて含むことができる。コンピューター読み取り可能な媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計され構成されたものであるか、又はコンピューターソフトウェア当業者に公知され、使用可能なものであってもよい。
コンピューター読み取り可能な媒体の例には、ロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリ(flash memory)等のようにプログラム命令を格納し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラ(compiler)により作われるもののような機械語コードだけでなく、インタープリター(interpreter)等を使用してコンピューターにより実行され得る高級言語コードを含む。前述したハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために少なくとも一つのソフトウェアモジュールで作動するように構成され得、その逆も同様である。
以上、実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された当業者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できる。

Claims (18)

  1. 車両ネットワーク(network)の第1通信ノード(node)で行われる通信経路の設定方法であって、
    ストリーム(stream)が伝送される通信経路の設定を要請する第1フレーム(frame)を受信する段階と、
    前記第1フレームのストリームID(identifier)と同一のストリームIDを有する第2フレームが受信されない場合、前記第1フレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブル(table)を設定する段階と、
    前記第1フレームのホップカウント(hop count)を増加させる段階と、
    増加したホップカウントを含む前記第1フレームを伝送する段階と、を含むことを特徴とする通信経路の設定方法。
  2. 前記ホップカウントは、前記車両ネットワークにおいて前記第1フレームが経由した通信ノードの個数を指示することを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  3. 前記第1通信ノードは、MMRP(multiple MAC(medium access control)reservation protocol)、MVRP(multiple VLAN(virtual local area network)reservation protocol)及びMSRP(multiple SRP(stream reservation protocol))をサポートすることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  4. 前記第1通信ノードはスイッチ(switch)又はブリッジ(bridge)であることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  5. 前記第1フレーム及び前記第2フレームの各々は、アドバタイズ(advertise)フレームであり、前記アドバタイズフレームは、ストリームID、SR(stream reservation)クラス、累積レイテンシ(accumulated latency)及びホップカウントを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  6. 前記テーブルは、通信経路の設定のために使用されるSRPテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  7. 前記通信経路の設定方法は、
    前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントを比較する段階と、
    前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  8. 前記通信経路の設定方法は、
    前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一である場合、前記第1フレームの累積レイテンシ(accumulated latency)と前記第3フレームの累積レイテンシを比較する段階と、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の通信経路の設定方法。
  9. 前記通信経路の設定方法は、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一である場合、前記第1フレームが受信された入力ポート(port)の番号と前記第3フレームが受信された入力ポートの番号を比較する段階と、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームのホップカウントを増加させる段階と、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の通信経路の設定方法。
  10. 前記通信経路の設定方法は、
    前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較する段階と、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定する段階と、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させる段階と、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の通信経路の設定方法。
  11. 車両ネットワーク(network)を構成する第1通信ノード(node)であって、
    プロセッサ(processor)と、
    前記プロセッサで実行される少なくとも一つの命令が格納されたメモリ(memory)と、を含み、
    前記少なくとも一つの命令は、
    ストリーム(stream)が伝送される通信経路の設定を要請する第1フレーム(frame)を受信し、
    前記第1フレームのストリームID(identifier)と同一のストリームIDを有する第2フレームが受信されない場合、前記第1フレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブル(table)を設定し、
    前記第1フレームのホップカウント(hop count)を増加させ、且つ、
    増加したホップカウントを含む前記第1フレームを伝送するように実行される、第1通信ノード。
  12. 前記ホップカウントは、前記車両ネットワークにおいて前記第1フレームが経由した通信ノードの個数を指示することを特徴とする請求項11に記載の第1通信ノード。
  13. 前記第1通信ノードは、MMRP(multiple MAC(medium access control)reservation protocol)、MVRP(multiple VLAN(virtual local area network)reservation protocol)及びMSRP(multiple SRP(stream reservation protocol))をサポートすることを特徴とする請求項11に記載の第1通信ノード。
  14. 前記第1フレーム及び前記第2フレームの各々は、アドバタイズ(advertise)フレームであり、前記アドバタイズフレームは、ストリームID、SR(stream reservation)クラス、累積レイテンシ(accumulated latency)及びホップカウントを含むことを特徴とする請求項11に記載の第1通信ノード。
  15. 前記少なくとも一つの命令は、
    前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントを比較し、
    前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低いホップカウントを有するフレームのホップカウントを増加させて、且つ、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行されることを特徴とする請求項11に記載の第1通信ノード。
  16. 前記少なくとも一つの命令は、
    前記第1フレームのホップカウントと前記第3フレームのホップカウントが同一である場合、前記第1フレームの累積レイテンシ(accumulated latency)と前記第3フレームの累積レイテンシを比較し、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させて、且つ、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行されることを特徴とする請求項15に記載の第1通信ノード。
  17. 前記少なくとも一つの命令は、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一である場合、前記第1フレームが受信された入力ポート(port)の番号と前記第3フレームが受信された入力ポートの番号を比較し、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い番号の入力ポートを介して受信されたフレームのホップカウントを増加させて、且つ、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行されることを特徴とする請求項16に記載の第1通信ノード。
  18. 前記少なくとも一つの命令は、
    前記第1フレームのストリームIDと同一のストリームIDを有する第3フレームが受信された場合、前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシを比較し、
    前記第1フレームの累積レイテンシと前記第3フレームの累積レイテンシが同一でない場合、前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームに含まれた情報を基礎に前記第1通信ノードのテーブルを設定し、
    前記第1フレーム及び前記第3フレームのうち低い累積レイテンシを有するフレームのホップカウントを増加させ、且つ、
    増加したホップカウントを有するフレームを伝送するようにさらに実行されることを特徴とする請求項11に記載の第1通信ノード。
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