JP5536954B2 - 回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法、装置、および通信システム - Google Patents

回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法、装置、および通信システム Download PDF

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Description

本願は、2010年4月30日に出願され、“METHOD FOR HANDOVER FROM CIRCUIT SWITCHED DOMAIN TO PACKET SWITCHED DOMAIN,DEVICE,AND COMMUNICATIONS SYSTEM”と題する中国特許出願第201010168695.6号に基づく優先権を主張し、この中国特許出願は、参照によって全体として本書に組み込まれる。
本発明は、通信テクノロジーの分野に関し、詳しくは、回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法、装置、および通信システムに関する。
現在のところ、第2世代グローバル移動体通信テクノロジーまたは第3世代グローバルモバイル通信テクノロジー(2G/3G、第2世代/第3世代)に基づくネットワークは、多くのエリアに広く配備され、ある程度までフルカバレッジとみなされることがある。
通信発展の要件に基づいて、第3世代パートナーシップ・プロジェクト標準化機構は、コアネットワークがシステム・アーキテクチャ・エボリューション(SAE、System Architecture Evolution)ネットワークであり、かつ、アクセス・ネットワークがロング・ターム・エボリューション(LTE、Long Term Evolution)ネットワークの進化型ユニバーサル移動体通信システム地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)である新世代進化型ネットワークアーキテクチャに着手する。新世代進化型ネットワークは、いくつかの大都市エリアおよびトラフィックホットスポットをカバーしている。
説明を簡単にするため、SAE/LTEのようなPSドメインだけを提供するネットワークは、ピュアPSドメインネットワークと呼ばれる。種々のネットワーク・ベアラ・メカニズムに対し、移動体通信サービスは、
音声電話サービス、ショート・メッセージ・サービス、および補助サービスのような回路交換(CS、Circuit Switching)ドメインによって担われるサービスと、
データサービスと、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP、Voice over Internet Protocol)サービスを含むセッションサービスとを含むパケット交換(PS、Packet Switching)ドメインによって担われるサービスと、
に分類されることがある。
現実のアプリケーションでは、音声サービスは、CSドメインによって担われることがあり、PSドメインによって担われることもある。種々のネットワーク・カバレッジ・シナリオに依存して、通信プロセスでは、ユーザが2G/3GネットワークからLTEネットワークにハンドオーバーされる必要があるという課題は、頻繁に起こることがある。それ故に、ネットワーク・ハンドオーバー・プロセスにおいて音声継続を維持する方法は、研究され、開発される必要がある技術的課題である。
本発明の実施形態は、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされるときに音声継続を維持するために役立つ回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法、装置、および通信システムを提供する。
本発明の第1の態様によれば、回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法が提供され、この方法は、
ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のユーザ機器UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来する回路交換ドメインCS対パケット交換ドメインPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、
第1のUEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、
第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するステップと、
を含む。
本発明の第2の態様によれば、回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法が提供され、この方法は、
ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージと、第1のUEに対応し、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージとを受信するステップと、
第1のUEのため、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、
第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、第1のUEに対応するPSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信するステップと、
第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、
を含む。
本発明の第3の態様によれば、回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法が提供され、この方法は、
第1のUEによって、ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するステップと、
ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするステップと、
第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、
専用VoIPベアラが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するステップと、
を含む。
本発明の第4の態様によれば、回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法が提供され、この方法は、
ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のUEに対応し、MSCから到来し、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、
第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信し、そして、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースと、第1のUEの専用VoIPベアラのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたGTP−Uトンネルとを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するステップと、
を含む。
本発明の第5の態様によれば、モビリティ・マネジメント・エンティティが提供され、このモビリティ・マネジメント・エンティティは、
第1のユーザ機器UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成されている第1の受信モジュールと、
第1のUEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第1の専用ベアラ始動モジュールと、
第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するように構成されている第1の送信モジュールと、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するように構成されている第2の送信モジュールと、
を含む。
本発明の第6の態様によれば、モビリティ・マネジメント・エンティティが提供され、このモビリティ・マネジメント・エンティティは、
第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージと、第1のUEに対応し、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージとを受信するように構成されている第3の受信モジュールと、
第1のUEのため、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するように構成されている第3の送信モジュールと、
第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、第1のUEに対応するPSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信するように構成されている第4の送信モジュールと、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第2の専用ベアラ始動モジュールと、
を含む。
本発明の第7の態様によれば、ユーザ機器が提供され、このユーザ機器は、
ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、ユーザ機器UEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するように構成されている第4の受信モジュールと、
ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように構成されているハンドオーバーモジュールと、
ユーザ機器UEのハンドオーバーが完了した後、UEに対応し、SGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、UEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第3の始動モジュールと、
専用VoIPベアラがUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するように構成されているパラメータ構成モジュールと、
を含む。
本発明の第8の態様によれば、モビリティ・マネジメント・エンティティが提供され、このモビリティ・マネジメント・エンティティは、
第1のUEに対応し、MSCから到来し、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成されている第5の受信モジュールと、
第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信し、そして、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第4の始動モジュールと、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースと、第1のUEの専用VoIPベアラのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたGTP−Uトンネルとを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するように構成されている第5の送信モジュールと、
を含む。
上記から分かることがあるように、本発明の第1の態様によって提供される実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスでは、MMEが、UEに対応し、SGWとMGWとの間、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
本発明の第2および第3の態様によって提供された実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバーの完了後に、UEまたはMMEが、UEに対応し、SGWとMGWとの間、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
本発明の第4の実施形態によって提供された実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバーの完了後に、MMEが、UEに対応し、eNBとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスは、ターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
本発明の実施形態による技術的解決手法をより明瞭に例示するために、実施形態について説明するため必要とされる添付図面が以下に簡単に紹介される。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の単に一部の実施形態であり、当業者は、創作的努力をせずに添付図面以外の図面をさらに得ることがある。
図1−aは、本発明の実施形態による2G/3GネットワークおよびSAEネットワークのネットワーク配備の概略図である。 図1−bは、本発明の第1の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図2Aは、本発明の第2の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図2Bは、本発明の第2の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図3Aは、本発明の第3の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図3Bは、本発明の第3の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図4は、本発明の第4の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図5は、本発明の第5の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図6−a(A)は、本発明の第6の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図6−a(B)は、本発明の第6の実施形態によるCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図6−b(A)は、本発明の第6の実施形態による別のCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図6−b(B)は、本発明の第6の実施形態による別のCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図7は、本発明の第7の実施形態による別のCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図8Aは、本発明の第8の実施形態による別のCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図8Bは、本発明の第8の実施形態による別のCStoPSハンドオーバー方法の概略フローチャートである。 図9は、本発明の実施形態によるモビリティ・マネジメント・エンティティの概略図である。 図10は、本発明の実施形態によるユーザ機器の概略図である。 図11は、本発明の実施形態による別のモビリティ・マネジメント・エンティティの概略図である。 図12は、本発明の実施形態による別のユーザ機器の概略図である。 図13は、本発明の実施形態による別のモビリティ・マネジメント・エンティティの概略図である。
本発明の実施形態は、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされたときに音声継続を維持するために役立つ回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法、装置、および通信システムを提供する。
本発明の実施形態は、以下に詳細に記載される。
理解を簡単にするため、図1−aに示されるような2G/3GネットワークおよびSAEネットワークのネットワーク配備の概略図が与えられ、ここで、E−UTRANは、主に進化型NodeB(eNB、Evolution−NodeB)によって形成される。進化型ネットワークのコアネットワークは、モビリティ・マネジメント・エンティティ(MME、Mobility Managemnt Entity)と、SAEゲートウェイ(SAE Gateway)とを含む。SAEゲートウェイは、サービング・ゲートウェイ(SGW、Serving Gateway)と、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(PGW、PDNゲートウェイ)とを含む。
MMEは、進化型ネットワークシステムにおけるコアネットワークのコントロール・プレーン・ノードであり、ユーザ機器(UE、User Equipment)コンテキストおよびユーザ・プレーン・ベアラを管理する機能を受け持ち、SGWは、主としてサービスデータを伝送する機能を受け持ち、PGWは、主としてシグナリングを伝送する機能を受け持つ。GERAM/UTRANは、2G/3Gネットワークのアクセス・ネットワークである。モバイル・スイッチング・センタ(MSC、Mobile Switching Center)は、主として音声サービスのベアラ制御の責任を負い、メディア・ゲートウェイ(MGW、Media Gateway)は、主としてCS音声サービスを受け持つ責任を負い、一方、サービングGPRS(汎用パケット無線サービス、General Packet Radio Service)サポートノード(SGSN、Serving GPRS Support Node)は、主としてデータサービスのベアラ制御の責任を負う。
本発明の実施形態の技術的解決手法は、主として、2G/3Gネットワークから、LTEネットワーク/高速パケットアクセス(HSPA、High−Speed Packet Access)ネットワークのようなピュアPSドメインネットワークへUEをハンドオーバーする方法と、ハンドオーバープロセスにおける呼継続を維持する方法とに関する課題を対象とする。2G/3GネットワークからHSPAネットワークへのハンドオーバー手順において、HPSAネットワークに対応するターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、SGSNであり、対応するアクセス・ネットワーク装置は、無線ネットワークコントローラ(RNC、Radio Network Controller)を含む。
<実施例1>
以下は、最初に、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティ(たとえば、MMEまたはSGSN)の立場から本発明の実施形態による回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法の実施形態について説明する。この方法は、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、ターゲット・アクセス・ネットワークに第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するように指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するステップと、を含むことがある。
図1−bを参照すると、具体的な手順は、以下を含むことがある。
110:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求を受信する。
本実施形態では、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、たとえば、LTEネットワークに対応するMMEでもよく、HSPAネットワークに対応するSGSNでもよく、そして、間違いなく、別のタイプのPSネットワークにおいてモビリティ・マネジメント機能の責任を負うネットワーク・エンティティでもよく、上記MSCは、在圏MSC(たとえば、ターゲット・ネットワークに近接するMSC)でもよく、そして、第1のUEのサービングMSCでもよい。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEのCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、MGWのアドレス情報を搬送することがあり、間違いなく、他の関連情報をさらに搬送することがある。
120:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEに対応するデフォルトベアラがSGWとMGWとの間でセットアップされない場合、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、最初に、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを始動させ、次に、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることがある。
現実のアプリケーションでは、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを複数の方式で始動させることがある。1つの方式は、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、SGWによるMGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるために、MGWアドレス情報を搬送するセッション作成メッセージをSGWに送信するステップを含むことがある。第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させる方式は、たとえば、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするために、MGWによるSGWへのベアラ作成メッセージの送信を始動させるステップ、または、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、SGWによるMGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるために、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージをSGWに送信し、それによって、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするためにMGWによる専用ベアラ・セットアップ手順の開始をさらに始動させるステップを含むことがある。
第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラがセットアップされた場合、第1のUEがターゲット・ネットワーク(たとえば、LTEまたはHSPA)にハンドオーバーされた後、CSネットワーク内のUEの音声サービスは、ターゲット・ネットワークのVoIPセッションにマッピングされることがあり、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラは、第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用され、その上、VoIPセッションデータの伝送路は、第1のUE<−>eNB<−>SGW<−>MGWである。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEに対応するデフォルトベアラがSGWとPGWとの間でセットアップされない場合、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、最初に、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを始動させ、次に、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることがある。第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた場合(たとえば、第1のUEが2G/3GネットワークにおけるPSサービスを有する場合)、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを直ちに始動させることがある。
現実のアプリケーションでは、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを複数の方式で始動させることがある。1つの方式は、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、SGWによるPGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるために、セッション作成メッセージをSGWに送信するステップを含むことがある。第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させる方式は、たとえば、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、SGWによるPGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるために、ベアラ・リソース・コマンド要求メッセージをSGWに送信し、それによって、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするために、PGWによる専用ベアラ・セットアップ手順の開始をさらに始動させるステップを含むことがある。
第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラがセットアップされた場合、第1のUEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後に、CSネットワーク内のUEの音声サービスは、ターゲット・ネットワークのVoIPセッションにマッピングされることがあり、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラは、第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用され、その上、VoIPデータの伝送路は、第1のUE<−>eNB<−>SGW<−>PGW<−>MGWであり、VoIPセッションデータは、IPデータ・パケット・ベアラの形式でPGWとMGWとの間で転送されることがある。
130:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信する。
ここで、ターゲット・アクセス・ネットワークは、LTEネットワーク内のeNBに対応するか、または、HSPAネットワーク内のRNCなどに対応するか、または、別のPSネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置に対応することがある。第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースは、デフォルトベアラのため準備されたリソースと、専用ベアラのため準備されたリソースとを含むことがある。
140:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に、MSCが第1のUEにターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように指示し、そして、第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信する。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内の第1のUEの呼が映像呼である場合、ターゲットMMEが、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動するとき、ターゲットMMEは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、または、ターゲットMMEが、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、ターゲットMMEは、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間に存在し、第1のUEとMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される専用映像ベアラのセットアップを始動させる。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似し、専用VoIPベアラは、専用映像ベアラと一緒にセットアップされることがある。
間違いなく、ソース・ネットワークにおける第1のUEの映像呼内の音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その上、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEに対応し、MSCに送信されたCStoPSハンドオーバー応答メッセージは、たとえば、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソース、および、第1のUEのアドレスのような情報を搬送することがある。
第1のUEに対応するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信した後、MSCは、RNCを介して、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースのような情報を搬送することがあるハンドオーバーコマンドを第1のUEに送信し、第1のUEにターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように指示することがある。
ターゲット・アクセス・ネットワーク(たとえば、eNB)にアクセスした後、第1のUEは、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成し、その後、VoIPセッション・データ・パケットを受信および送信するために、専用VoIPベアラを使用することがある。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスにおいて、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティが、UEに対応し、SGWとMGWとの間、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動することが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスは、ターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
以下は、UEの立場から本発明の実施形態による回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法の別の実施形態について説明する。この方法は、第1のUEによって、ソース・アクセス・ネットワーク(たとえば、RNC)によって配信され、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するステップと、ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするステップと、専用VoIPベアラが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、専用VoIPベアラに関してVoIPセッションパラメータを構成するステップと、を含むことがある。
第1のUEは、パラメータ構成を実行するために、MMEによって配信されたVoIPセッションパラメータを使用する(たとえば、NASシグナリングまたはハンドオーバーコマンドを使用する)ことがあり、または、パラメータ構成を実行するために、ローカル・デフォルトVoIPセッションパラメータを使用することがある。
さらに、ハンドオーバーの完了後、第1のUEは、IMSセッションドメイン転送をさらに開始することがある。
<実施例2>
理解を簡単にするため、以下は、2G/3GネットワークからLTEネットワークにUE−1をハンドオーバーするプロセスを一例として、本発明の実施形態の解決手法を詳細にさらに説明する。
本実施形態では、UE−1のCStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEは、UE−1と、eNBと、SGWと、MGWとの間で専用VoIPベアラのセットアップを始動させ、MGWは、UE−1のアップリンクおよびダウンリンクVoIPデータ・パケットを転送する。
図2Aおよび図2Bを参照すると、具体的なプロセスは、以下を含むことがある。
201:UE−1は、CS音声呼を行う。
202:RNS/BSSは、ハンドオーバー手順を開始し、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを在圏MSCに送信する。
在圏MSCは、ターゲット・ネットワーク(LTEネットワーク)に近接するMSCであり、在圏MSCと、UE−1のサービングMSCとは、同じMSCでもよく、異なったMSCでもよい。在圏MSCは、リバース単一無線音声通信継続(SRVCC、Single Radio Voice Call Continuity)をサポートする。在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC(サービングMSC)ではない場合、在圏MSCは、様々なポリシーに応じてUE−1のCStoPSハンドオーバーを能動的に開始することがあり、または、UEのサービングMSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバーを同様に開始することがある。
UE−1のサービングMSCがCStoPSハンドオーバーを実行する場合、サービングMSCは、リバースSRVCCをサポートする必要がある。現実のアプリケーションでは、在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC Cではない場合、UE−1に対応し、UE−1のサービングMSCによって開始されるCStoPSハンドオーバー手順は、在圏MSCによって、MAP_SUB_HANDOVERメッセージをUE−1のサービングMSCに送信するステップと、UE−1のサービングMSCによって、MMEへのCStoPSハンドオーバー手順をさらに開始するステップと、を含むことがある。本実施形態は、主として、UE−1に対応し、在圏MSC(以下、MSCと称される)によって開始されたCStoPSハンドオーバーを例示のため一例として挙げる。在圏MSCがCStoPSハンドオーバーをMMEに直ちに開始する場合、サービングMSCのアップグレードは、回避されることがあり、LTEネットワークに隣接するMSCだけがアップグレードされる必要があり、コストを節約するために役立つことが理解できる。
203:MSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー要求メッセージをMMEに送信する。
アプリケーションシナリオでは、UE−1に対応し、MSCによってMMEに送信されたCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、以下の情報:CSドメインのCKCSおよびIKCSと、KSIMSCと、MGWのアドレスおよびポートと、PS内のUEによって使用されるコーデックと、他の情報とのうちの1個または複数個を搬送することがある。
PS内のUE−1によって使用されるコーデックは、PSドメイン内のUE−1によってサポートされるコーデックと、MGWによってサポートされるコーデックとから選択された共通コーデックでもよく、その上、このコーデックは、UE−1のアタッチ手順、セットアップ手順、または、LAU手順において、MSCに報告されることがある。
204:MMEは、UE−1に対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信し、MMEは、MGWのアドレス情報を搬送し、国際移動体加入者識別番号(IMSI、International Mobile Subscriber Identity)または移動局国際ISDN番号(MSISDN、Mobile Station International ISDN Number)などをさらに搬送することがあるセッション作成要求メッセージをSGWに送信し、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを始動させる。
MMEによってSGWに送信されるセッション作成要求メッセージは、具体的なAPNを搬送し、ここで、具体的なAPNは、MGW(すなわち、MGWへのポインティング)と関連付けられ、APNは、オペレータによって構成されることがある。
さらに、UE−1のための、かつ、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信した後、MMEは、最初に、HSSへのロケーション更新手順を開始し、UE−1がLTEネットワーク内での加入情報を有しているかどうかを判断し、肯定判断である場合、SGWとMGWとの間でデフォルトベアラのセットアップを始動させ、否定判断である場合、ハンドオーバー手順を終了することがある。
205:SGWは、セッション作成要求メッセージをMGWに送信し、SGWと共にUE−1に対応するデフォルトベアラをセットアップするようにMGWに指示する。
SGWによってMGWに送信されるセッション作成要求メッセージは、具体的なAPNを搬送することがある。
206:MGWは、SGWからセッション作成要求メッセージを受信し、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップし、セッション作成応答メッセージをSGWに送信することがある。
アプリケーションシナリオでは、デフォルトベアラをセットアップするサービス品質(QoS、Quality of Service)は、MGWに関して生成されるか、または、MGWに基づいて構成されるか、または、PCRFエンティティと相互作用することにより取得されることがある(インターフェイスがMSC/MGWとPCRFとの間に存在する)。
UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある別のベアラがさらにセットアップされることがあり、たとえば、UE−1のVoIPセッションを受け持つ専用VoIPベアラがセットアップされることがある。
207:SGWは、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にあるデフォルトベアラが完全にセットアップされたことを知らせるセッション作成応答メッセージをMMEに送信する。
208:MGWは、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップすることを指示するベアラ作成要求メッセージをSGWに送信する。
ステップ208およびステップ206は、同時に実行されてもよく、すなわち、MGWは、UE−1のデフォルトベアラをセットアップすることがあり、その一方、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップすることを指示することがある。
アプリケーションシナリオでは、専用VoIPベアラをセットアップするQoSは、MGWに関して生成されるか、または、MGWに基づいて構成されるか、または、PCRFエンティティと相互作用することにより取得されることがある。
209:SGWは、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラが完全にセットアップされることを指示し、そして、MMEにUE−1に対応し、SGWとeNBとの間にある専用VOIPベアラのセットアップを始動させるように指示するベアラ作成要求メッセージをMMEに送信する。
ステップ207の間に、MMEは、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラが完全にセットアップされることを指示されることがあることが理解できる。
その上、MMEは、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にあるVOIPベアラのセットアップを以下の方式で始動させることがあり、たとえば、MMEは、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージをSGWに送信し、そして、SGWは、MGWにUE−1に対応し、MGWとSGWとの間にあるVOIPベアラをセットアップするように指示するベアラ・リソース・コマンド・メッセージをMGWに送信する。
MGWは、ベアラ作成要求をSGWに送信し、SGWは、ベアラ作成要求をMMEに送信し、MMEは、ベアラ作成応答をSGWに送信し、SGWは、ベアラ作成応答をMGWに送信する。
210:MMEは、eNBへのハンドオーバー要求手順を開始し、UE−1に対応するハンドオーバー要求メッセージをeNBに送信し、eNBにUEのためハンドオーバーリソースを準備するように指示し、そして、LTE内でのUE−1のVOIPセッションを一時的に受け持つために、eNBにUE−1に対応し、eNBとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップするように指示する。
MMEがCSドメインおよびPSドメインのキーをさらに受信する場合、MMEは、NONCEパラメータを生成し(このパラメータがLTEキーを導出することがある)、LTEキーを導出するためにLTEキーを導出するルートキーとしてCSキーを選択し、LTEキーを導出するためにCSキーを使用することをUE−1にさらに通知し、たとえば、LTEキーを導出するためにCSキーを使用するようにUE−1に指示するためにハンドオーバーコマンド中のKSIMSCを使用し、または、LTEキーをUE−1に直接的に通知することがある。
eNBがリソースは十分であると判定した場合、UE−1のアクセスは、許可されることがあり、eNBがリソースは不十分であると判定した場合、UE−1のアクセスは、拒絶されることがある。本実施形態では、eNBがリソースは十分であると判定することは、説明の一例として挙げられる。
eNBによって準備されたハンドオーバーリソースは、SGWとMGWとの間にセットアップされたデフォルトベアラおよび専用ベアラに対応する。
211:MMEは、UE−1のCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信する。
ステップ201から211は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの準備段階について説明することが理解できる。以下は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの実行段階について説明する。
212:MSCは、UEのための、かつ、MMEから到来するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、eNBにアクセスするようにUE−1に指示するCStoPSハンドオーバーコマンドをRNCを介してUEに送信し、ここで、ハンドオーバーコマンドは、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースなどを搬送することがある。
213:UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、eNBにアクセスし、UEは、ハンドオーバー完了メッセージをeNBにさらに送信することがあり、eNBは、UEからハンドオーバー完了メッセージを受信し、ハンドオーバー完了メッセージをMMEにさらに送信することがあり、UE−1のハンドオーバーが完了したことをMMEに通知する。
214:LTEネットワークおよびUE−1は、複数の方式でVoIPセッションパラメータを同期化することがある。
1つの方式では、MMEは、以下のパラメータ:UE−1のIPアドレス、特別なAPN、TFT、ベアラ識別子、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、および、ポートなどのうちの1個または複数個をUE−1に配信することがある。
UE−1のIPアドレス、TFT、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、および、ポートなどは、MGWによって生成されることがあり、ステップ206から208においてMMEに転送されるか、または、ステップ203においてMMEに転送されることもあり、特別なAPNおよびベアラ識別子は、MMEによって生成されることがある。
アプリケーションシナリオでは、MMEは、UE−1がLTEネットワークにアクセスした後、上記VoIPセッションパラメータをUE−1に通知するために上記VoIPセッションパラメータを搬送する非アクセス層(NAS、Non−Access Stratum)メッセージをUE−1に送信することがあり、UE−1は、NASメッセージを受信し、解析することによりVoIPセッションパラメータを獲得し、専用VOIPベアラを構成する。代替的に、MMEは、eNBに送信されたハンドオーバー要求内で上記VoIPセッションパラメータをさらに搬送することがあり、eNBは、VoIPセッションパラメータをコンテナ内にカプセル化し、このコンテナをRNS/BSSに送信し、RNS/BSSは、UE−1に通知するためにハンドオーバーコマンド内でVoIPセッションパラメータを搬送することがあり、UE−1は、これに応じて、LTEネットワークとのVoIPセッションパラメータの同期化を実施し、専用VOIPベアラを構成する。
第2の方式では、UE−1とMGWとは、専用VoIPベアラを構成するためにデフォルトVoIPセッションパラメータを別々に使用することがある。たとえば、UE−1は、VoIPフローを受け持つためにある一定のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、その一方、MGWは、VoIPフローを受け持つために別のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、UE−1は、アドレスおよびポートに応じてTFTを生成する。RTPペイロードタイプは、デフォルト値に応じてさらにセットされることがあり、符号化/復号化フォーマットは、AMR(適応マルチレート音声フォーマット)を採用することがあり、パケット化間隔および他のパラメータは、デフォルト値をさらに採用する。MGMは、VOIPフローのIPアドレスおよびポートに応じてではなく、GTPベアラに応じて、VOIPフローがどのUEから到来するかを区別することがあるので、デフォルトIPアドレスおよびポートが使用されることがあり、すなわち、複数のUEが同じIPアドレスおよびポートを使用する場合、MGMは、GTPベアラに応じて区別を実行することもできる。
215:UE−1がMMEによって配信されたVoIPセッションパラメータを受信する場合、UE−1は、APN、IPアドレス、ポート、および、TFTのような構成パラメータを局所的に作成し、応答をMMEにさらに返送することがある。
ローカルVoIPセッションパラメータの構成が完了した後、UE−1は、VOIPデータフローを受信および送信することがある。
さらに、UE−1がEPCにアタッチされていない場合、MMEは、ロケーション更新を開始するためにロケーション更新要求メッセージをHSSに送信し、HSSからUE−1の関連加入データを取得することがあり、または、UE−1は、関連加入データの取得を完了するためにアタッチ(attach)手順を実行することがある。
216:eNBからハンドオーバー完了通知を受信した後、MMEは、eNBのユーザ・プレーン・アドレスを搬送することがあるベアラ更新要求メッセージをSGWに送信する。
217:SGWは、MMEからベアラ更新要求メッセージを受信し、ベアラ更新要求メッセージをMGWに送信し、MGWおよびSGWは、ベアラを更新する。
この場合、UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>MGWであり、UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、MGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内のUE−1の呼が映像呼である場合、MMEは、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、ここで、専用映像ベアラは、UE−1がターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、UE−1とMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似している。
間違いなく、ソース・ネットワーク内のUE−1の映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
218:UE−1がIMSに登録されていない場合、UE−1は、IMSへのIMS登録を開始し、ドメイン転送手順を開始する。
ドメイン転送の完了後、UE−1は、LTEネットワーク内で新ベアラをセットアップする。
UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>PGWである。
UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、PGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
219:ドメイン転送プロセスの完了後、IMSは、UEの対応するセッションを解放するようにMSC/MGWに指示することがある。
220:MSC/MGWは、ベアラ削除要求をSGWに送信し、ベアラ解放を開始し、そして、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされたデフォルトベアラと、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラと、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラとの解放を始動させる。間違いなく、MSC/MGWは、CSドメイン内のUE−1の別のセッションをさらに解放することがある。その上、MSCは、削除メッセージをMMEに送信することがあり、MMEは、SGW、MGWおよびENBの間でデフォルトベアラおよび専用VoIPベアラの削除を始動させる。
221:SGWは、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラの削除を始動させるようにMMEに指示するベアラ削除要求をMMEに送信する。
222:MMEは、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラを削除するようにeNBに指示するベアラ削除コマンドをeNBに送信する。
223:eNBは、MMEからベアラ削除コマンドを受信し、UE−1のドメイン転送前にセットアップされた対応するベアラを削除し、UE−1とのRRC接続再構成を実行する。
224:eNBは、ベアラ解放応答をMMEに送信する。
理解できるように、ステップ214および216は、ステップ213と218との間でいつでも実行されることがあり、ステップ215は、ステップ213と218との間でいつでも実行されることがあり、または、ステップ203の後に実行されることがある。
その上、リバースSRVCCハンドオーバープロセスでは、呼の一方のパーティが呼を切断する場合、対応するベアラは、解放されることがある。
図2−bを参照すると、たとえば、UE−1が呼を切断する場合、UE−1は、MMEへのPDN接続解放手順を開始することがあり、MMEは、ベアラ削除を開始し、MGWは、他方のパーティのセッションの解放をMSCに通知し、UE−1およびMMEは、ベアラの動作を停止する。
図2−Cを参照すると、たとえば、UE−1の他方のパーティが呼を切断する場合、2つの処理解決手法が利用できることがある。
解決手法1:MSCは、セッションの解放をMGWに通知し、PGWとしての機能を果たすMGWは、ベアラ解放を開始する。
解決手法2:MSCは、セッションの解放をMMEに通知し、MMEは、ベアラ解放を開始する。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEが、UEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
さらに、ハンドオーバーの完了後、UEは、IMSドメイン転送をさらに実行し、これは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持すると共に、VoIPデータを受け持つ方式を簡単化することがある。
<実施例3>
理解を簡単にするため、以下は、2G/3GネットワークからLTEネットワークにUE−1をハンドオーバーするプロセスを一例として、本発明の実施形態の解決手法を詳細にさらに説明する。本実施形態では、UE−1のCStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEは、UE−1、eNB、SGW、およびPGWの間で専用VoIPベアラのセットアップを始動させ、PGWとMGWとは、UE−1のアップリンクおよびダウンリンクVoIPデータ・パケットを交換する。
図3Aおよび図3Bを参照すると、具体的なプロセスは、以下を含むことがある。
301:UEは、CS音声呼を作成する。
302:RNS/BSSは、ハンドオーバー手順を開始し、CStoPSハンドオーバー要求メッセージをMSCに送信する。
在圏MSCは、ターゲット・ネットワーク(LTEネットワーク)に近接するMSCであり、在圏MSCと、UE−1のサービングMSCとは、同じMSCでもよく、異なったMSCでもよい。在圏MSCは、リバースSRVCCをサポートする。在圏MSCがUE−1の現在サービングMSCではない場合、在圏MSCは、様々なポリシーに応じてUE−1のCStoPSハンドオーバーを能動的に開始することがあり、または、UEのサービングMSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバーを同様に開始することがある。
UE−1のサービングMSCがCStoPSハンドオーバーを実行する場合、サービングMSCは、リバースSRVCCをサポートする必要がある。現実のアプリケーションでは、在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC Cではない場合、UE−1に対応し、UE−1のサービングMSCによって開始されるCStoPSハンドオーバー手順は、在圏MSCによって、MAP_SUB_HANDOVERメッセージをUE−1のサービングMSCに送信するステップと、UE−1のサービングMSCによって、MMEへのCStoPSハンドオーバー手順をさらに開始するステップと、を含むことがある。本実施形態は、主として、UE−1に対応し、在圏MSC(以下、MSCと称される)によって開始されたCStoPSハンドオーバーを例示のため一例として挙げる。
303:MSCは、UE−1のCStoPSハンドオーバー要求をMMEに送信する。
アプリケーションシナリオでは、UEのための、かつ、MSCによってMMEに送信されたCStoPSハンドオーバー要求は、以下の情報:CSドメインのCKCSおよびIKCSと、KSIMSCと、MGWのアドレスおよびポートと、PS内のUEによって使用されるコーデックと、他の情報とのうちの1個または複数個を搬送することがある。
PS内のUE−1によって使用されるコーデックは、PSドメイン内のUE−1によってサポートされるコーデックと、MGWによってサポートされるコーデックとから選択された共通コーデックでもよく、その一方、コーデックは、UE−1のアタッチ手順、セットアップ手順、または、LAU手順内でMSCに報告されることがある。
304:MMEは、UE−1に対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信する。
MMEは、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラのセットアップを始動させるセッション作成要求メッセージをSGWに送信する。間違いなく、デフォルトベアラが既に存在する場合、新デフォルトベアラは、セットアップされないことがある。
MMEによってSGWに送信されるセッション作成要求メッセージは、オペレータによって構成されることがある具体的なAPNを搬送することがある。
さらに、UE−1のための、かつ、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信した後、MMEは、最初に、HSSへのロケーション更新手順を開始し、UE−1がLTEネットワーク内の加入情報を有しているかどうかを判断し、肯定判断である場合、SGWとPGWとの間でデフォルトベアラのセットアップを始動させ、否定判断である場合、ハンドオーバー手順を終了することがある。
アプリケーションシナリオでは、上記デフォルトベアラをセットアップするQoSパラメータは、MMEに関して生成されるか、または、MMEに基づいて構成されることがある。
305:SGWは、SGWと共にUE−1に対応するデフォルトベアラをセットアップするようにPGWに指示するセッション作成要求をPGWに送信する。
SGWによってPGWに送信されるセッション作成要求メッセージは、上記具体的なAPNを搬送することがある。
306:PGWは、SGWからセッション作成要求メッセージを受信し、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップし、そして、セッション作成応答メッセージをSGWに送信することがある。
UE−1に対応し、PGWとSGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後、UE−1に対応し、PGWとSGWとの間にある別のベアラがさらにセットアップされることがあり、たとえば、UE−1のVoIPセッションを受け持つ専用VoIPベアラがセットアップされることがある。
SGiインターフェイスがMGWとPGWとの間に設けられることがあり、MGWとPGWとは、IPデータ・パケットを送信する方式でUEのアップリンクおよびダウンリンクデータを転送することがある。たとえば、UE−1とMGWとの間のVOIPセッションフローは、MGWとPGWとの間で仮想プライベートネットワーク(VPN、Virtual Private Network)トンネルをセットアップするような方式で伝送されることがある。
307:SGWは、PGWからセッション作成応答メッセージを受信し、セッション作成応答メッセージをMMEに送信し、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にあるデフォルトベアラが完全にセットアップされることを指示する。
308:MMEは、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージをSGWに送信し、SGWによるPGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させ、UE−1に対応し、PGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラのセットアップを始動させる。
309:SGWは、UE−1に対応し、PGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップするためにベアラ・リソース・コマンド・メッセージをPGWに送信する。
310:PGWは、SGWからベアラ・リソース・コマンド・メッセージを受信し、ベアラ作成要求メッセージをSGWに送信し、UE−1に対応し、PGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップするようにSGWに指示する。
アプリケーションシナリオでは、デフォルトベアラをセットアップするQoSは、PGWに関して生成されるか、または、PGWに基づいて構成されることがあり、または、PCRFエンティティと相互作用することにより取得されることがある。
311:SGWは、ベアラ作成要求メッセージをMMEに送信し、UE−1に対応し、MGWとSGWとの間にある専用VOIPベアラが完全にセットアップされるようにMMEに指示し、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にある専用VOIPベアラのセットアップを始動させるようにMMEに指示する。
312:MMEは、LTEネットワーク内のUE−1のVOIPセッションを一時的に受け持つために、UE−1に対応するハンドオーバー要求メッセージをeNBに送信し、UEのためハンドオーバーリソースを準備するようにeNBに指示し、UE−1に対応し、eNBとSGWとの間にある専用VOIPベアラをセットアップするようにeNBに指示する。
MMEがCSドメインおよびPSドメインのキーをさらに受信する場合、MMEは、NONCEパラメータをさらに生成し、LTEキーを導出するためにLTEキーを導出するルートキーとしてCSキーを選択し、LTEキーを導出するためにCSキーを使用することをUE−1にさらに通知し、たとえば、LTEキーを導出するために、CSキーを使用するようにUE−1に指示するためにハンドオーバーコマンド内でKSIMSCを使用し、または、LTEキーをUE−1に直接通知することがある。
eNBがリソースは十分であると判定した場合、UE−1のアクセスは、許可されることがあり、eNBがリソースは不十分であると判定した場合、UE−1のアクセスは、拒絶されることがある。本実施形態では、eNBがリソースは十分であると判定することは、説明の一例として挙げられる。
313:MMEは、UE−1のCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、メッセージは、PGWによってUE−1に割り付けられたIPアドレス/ポートのような情報と、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報とを搬送することがある。
ステップ301から313は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの準備段階を説明することが理解できる。以下は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの実行段階を説明する。B.ハンドオーバー実行段階のステップに関する説明は以下の通りである。
314:MSCは、UE−1のための、かつ、MMEから到来するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、eNBにアクセスするようにUE−1に指示するCStoPSハンドオーバーコマンドをRNCを介してUE−1に送信する。
ハンドオーバーコマンドは、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送する。
315:UE−1は、ハンドオーバーコマンドを受信し、eNBにアクセスし、UE−1は、ハンドオーバー完了メッセージをeNBにさらに送信することがあり、eNBは、UE−1からハンドオーバー完了メッセージを受信し、UE−1のハンドオーバーが完了したことをMMEに通知するハンドオーバー完了メッセージをMMEにさらに送信することがある。
316:LTEネットワークおよびUE−1は、複数の方式でVoIPセッションパラメータを同期化することがある。
1つの方式は、MMEが以下のパラメータ:UE−1のIPアドレス、特別なAPN、TFT、ベアラ識別子、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、ポートなどのうちの1個または複数個をUE−1に配信することがある。
UE−1のIPアドレス、TFT、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、ポートなどは、MGWによって生成されることがあり、複数の方式でMMEに転送されることがあり、たとえば、ステップ303でMMEに転送されることがあり、特別なAPNおよびベアラ識別子は、MMEに送信によって生成されることがある。
アプリケーションシナリオでは、MMEは、UE−1がLTEネットワークにアクセスした後、上記VoIPセッションパラメータをUE−1に通知するために上記VoIPセッションパラメータを搬送する非アクセス層(NAS、Non−Access Stratum)メッセージをUE−1に送信することがあり、UE−1は、NASメッセージを受信し、解析することによりVoIPセッションパラメータを獲得し、専用VoIPベアラを構成する。代替的に、MMEは、eNBに送信されたハンドオーバー要求内で上記VoIPセッションパラメータをさらに搬送することがあり、eNBは、VoIPセッションパラメータをコンテナ内にカプセル化し、このコンテナをRNS/BSSに送信し、RNS/BSSは、UE−1に通知するためにハンドオーバーコマンド内でVoIPセッションパラメータを搬送することがあり、UE−1は、これに応じて、LTEネットワークとのVoIPセッションパラメータの同期化を実施し、専用VOIPベアラを構成する。
第2の方式では、UE−1とMGWとは、専用VoIPベアラを構成するためにデフォルトVoIPセッションパラメータを別々に使用することがある。たとえば、UE−1は、VOIPフローを受け持つためにある一定のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、その一方、MGWは、VOIPフローを受け持つために別のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、UE−1は、アドレスおよびポートに応じてTFTを生成する。RTPペイロードタイプは、デフォルト値に応じてさらにセットされることがあり、符号化/復号化フォーマットは、AMR(適応マルチレート音声フォーマット)を採用することがあり、パケット化間隔および他のパラメータは、デフォルト値を採用する。
317:UE−1がMMEによって配信されたVoIPセッションパラメータを受信する場合、UE−1は、APN、IPアドレス、ポート、および、TFTのような構成パラメータを局所的に作成し、応答をMMEにさらに返送することがある。
ローカルVoIPセッションパラメータの構成が完了した後、UEは、VoIPデータフローを受信および送信することがある。
その上、MMEがVoIPセッションパラメータをUE−1に配信しない場合、UE−1は、専用VoIPベアラを局所的に構成するためにデフォルトパラメータを使用することがある。
さらに、UE−1がEPCにアタッチされていない場合、MMEは、ロケーション更新を開始するためにロケーション更新要求メッセージをHSSに送信し、HSSからUE−1の関連加入データを取得することがあり、または、UE−1は、関連加入データの取得を完了するためにアタッチ(attach)手順を実行することがある。
318:eNBからハンドオーバー完了通知を受信した後、MMEは、eNBのユーザ・プレーン・アドレス情報を搬送することがあるベアラ更新要求メッセージをSGWに送信する。
319:SGWは、MMEからベアラ更新要求メッセージを受信し、ベアラ更新要求メッセージをPGWに送信し、PGWおよびSGWは、ベアラを更新する。
この場合、UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>PGW−>MGWであり、UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、MGW−>PGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
さらに、PGWとMGWとは、PGWとMGWとがUE−1のアップリンクおよびダウンリンクデータを滑らかに転送できることを確実にするために、VPNチャネルのセットアップをさらに考慮することがある。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内のUE−1の呼が映像呼である場合、MMEは、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、ここで、専用映像ベアラは、UE−1がターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、UE−1とMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似している。
間違いなく、ソース・ネットワーク内のUE−1の映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
320:UE−1がIMSに登録されていない場合、UE−1は、IMSへのIMS登録を開始し、ドメイン転送手順を開始する。
ドメイン転送の完了後、UE−1は、LTEネットワーク内で新ベアラをセットアップする。
UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>PGWである。
UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、PGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
321:ドメイン転送の完了後、IMSは、UE−1の対応するセッションを解放するようにMSC/MGWにさらに指示することがあり、一時的セッションの解放を開始するようにMSCを介してMMEにさらに指示することがある。
322:MSC/MGWは、CSドメイン内のUE−1のセッションを解放し、ベアラ削除要求をMMEに送信し、ベアラ解放を開始し、そして、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラと、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラとの解放を始動させる。
323:MMEは、MSC/MGWからベアラ削除要求を受信し、ベアラ削除コマンドをSGWに送信し、UE−1に対応し、SGWとPGWとの間にある専用VOIPベアラの解放を始動させる。SGWは、ベアラ削除コマンドをPGWに送信し、対応するベアラを解放する。
324:MMEは、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラを削除するようにeNBに指示するベアラ削除コマンドをeNBに送信する。
325:eNBは、MMEからベアラ削除コマンドを受信し、UE−1のドメイン転送前にセットアップされた対応するベアラを削除し、UE−1とのRRC接続再構成を実行する。
326:eNBは、ベアラ解放応答をMMEに送信する。
理解できるように、ステップ315および318は、ステップ313と320との間でいつでも実行されることがあり、ステップ316は、ステップ314と320との間でいつでも実行されることがあり、または、ステップ303の後に実行されることがある。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEが、UEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
さらに、ハンドオーバーの完了後、UEは、IMSドメイン転送をさらに実行し、これは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持すると共に、VoIPデータを受け持つ方式を簡単化することがある。
<実施例4>
以下は、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティ(たとえば、MMEまたはSGSN)の立場から本発明の実施形態による回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法の実施形態について説明する。この方法は、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージ、および、第1のUEに対応し、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、第1のUEのため、SGSNからのPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するためにハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、第1のUEに対応するPSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信するステップと、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、を含むことがある。
本実施形態の技術的解決手法は、主として、ハンドオーバー前に、第1のUEが2G/3Gネットワーク内でPSサービスを有しているシナリオを目的とする。第1のUEのハンドオーバーが完了した後、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。図4を参照すると、具体的な手順は、以下を含むことがある。
410:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージと、第1のUEに対応し、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージとを受信する。
本実施形態におけるターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、たとえば、LTEネットワークに対応するMMEでもよく、HSPAネットワークに対応するSGSNでもよく、間違いなく、別のタイプのPSネットワーク内でのモビリティ・マネジメント機能の責任を負うネットワーク・エンティティでもよく、上記MSCは、在圏MSC(たとえば、ターゲット・ネットワークに近接するMSC)でもよく、第1のUEのサービングMSCでもよく、SGSNは、2G/3Gネットワーク内のSGSNである。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEのCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、MGWのアドレス情報を搬送することがあり、間違いなく、他の関連情報をさらに搬送することがある。
420:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEのため、SGSNからのPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信する。
ここで、ターゲット・アクセス・ネットワークは、LTEネットワーク内のeNBに対応するか、または、HSPAネットワーク内のRNCなどに対応するか、または、別のPSネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置に対応することがある。
ターゲット・アクセス・ネットワークは、2G/3Gナットワーク内の第1のUEのPSサービスをターゲット・ネットワークにハンドオーバーするために、SGSNからのPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備する
430:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、MSCおよび/またはSGSNがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするようにUEに指示するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、第1のUEに対応するPSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信する。
アプリケーションシナリオでは、第1のUEに対応し、MSに送信されるPSハンドオーバー応答メッセージは、たとえば、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソース、および、第1のUEのアドレス(このアドレスは、デフォルトIPアドレスでもよい)のような情報を搬送することがある。
第1のUEに対応するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信した後、MSCおよびSGSNは、RNCを介してハンドオーバーコマンドを第1のUEに送信することがあり、ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように第1のUEに指示し、ここで、ハンドオーバーコマンドは、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバー応答のような情報を搬送することがある。
440:第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEのハンドオーバーが完了した後、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。
第1のUEは、専用VoIPベアラのためのVoIPセッションパラメータを構成することがあり、その後、VoIPセッション・データ・パケットを受信および送信するために専用VoIPベアラを使用することがある。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内の第1のUEの呼が映像呼である場合、MMEが、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、MMEは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、または、MMEが、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、MMEは、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップを始動させ、ここで、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、専用映像ベアラは、第1のUEとMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似する。
間違いなく、ソース・ネットワーク内の第1のUEの映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバーの完了後、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、UEに対応し、SGWとMGWとの間にあるか、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
<実施例5>
以下は、ユーザ機器の立場から本発明の実施形態による回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法の別の実施形態について説明する。この方法は、第1のUEによって、ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するステップと、ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするステップと、第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、専用VoIPベアラが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、第1のUEの専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するステップと、を含むことがある。
本実施形態の技術的解決手法は、主として、ハンドオーバー前に、第1のUEが2G/3Gネットワーク内でPSサービスを有しているシナリオを目的とする。第1のUEのハンドオーバーが完了した後、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。図5を参照すると、具体的な手順は、以下を含むことがある。
510:第1のUEは、ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信する。
ここで、ソース・アクセス・ネットワークは、たとえば、2G/3Gナットワーク内のRNCであり、ターゲット・アクセス・ネットワークは、LTEネットワーク内のeNB、または、HSPAネットワーク内のRNCなどに対応し、または、別のPSネットワーク内のアクセス・ネットワーク装置に対応することがある。
520:第1のUEは、ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスする。
530:第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEは、第1のUEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。
540:専用VoIPベアラが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、第1のUEは、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成する。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内の第1のUEの呼が映像呼である場合、MMEが、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、MMEは、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、または、MMEが、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、MMEは、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させ、ここで、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、専用映像ベアラは、第1のUEとMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似する。
間違いなく、ソース・ネットワーク内の第1のUEの映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバーの完了後、UEは、UEに対応し、SGWとMGWとの間にあるか、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施され、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
<実施例6>
本実施形態は、UEが2G/3Gナットワーク内でPSサービスをさらに有し、CStoPSハンドオーバープロセスにおいて、デフォルトベアラおよび専用VoIPベアラは、ターゲット・ネットワーク(LTEまたはHSPA)内でセットアップされないことがあり、ハンドオーバーの完了後、UEまたはMMEが専用VoIPベアラのセットアップ/変更を開始するシナリオを目的とする。
図6−a(A)および図6−a(B)を参照すると、具体的なプロセスは、以下を含むことがある。
601:UEは、CS音声呼を行う。
602:RNS/BSSは、ハンドオーバー手順を開始し、CStoPSハンドオーバー要求メッセージを在圏MSCに送信し、PSハンドオーバー要求メッセージをSGSNに送信する。
在圏MCSと、UE−1のサービングMSCとは、同じMSCでもよく、異なったMSCでもよい。在圏MSCは、リバースSRVCCをサポートする。在圏MSCがUE−1の現在サービングMSCではない場合、在圏MSCは、様々なポリシーに応じてUE−1のCStoPSハンドオーバーを能動的に開始することがあり、または、UEのサービングMSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバーを同様に開始することがある。
UE−1のサービングMSCがCStoPSハンドオーバーを実行する場合、サービングMSCは、リバースSRVCCをサポートする必要がある。現実のアプリケーションでは、在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC Cではない場合、UE−1に対応し、UE−1のサービングMSCによって開始されるCStoPSハンドオーバー手順は、在圏MSCによって、MAP_SUB_HANDOVERメッセージをUE−1のサービングMSCに送信するステップと、UE−1のサービングMSCによって、MMEへのCStoPSハンドオーバー手順をさらに開始するステップと、を含むことがある。本実施形態は、主として、UE−1に対応し、在圏MSC(以下、MSCと称される)によって開始されたCStoPSハンドオーバーを例示のため一例として挙げる。
603:MSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー要求メッセージをMMEに送信し、SGSNは、UE−1に対応するPSハンドオーバー要求メッセージをMMEに送信する。
アプリケーションシナリオでは、UE−1に対応し、MSCによってMMEに送信されたCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、以下の情報:CSドメインのCKCSおよびIKCSと、KSIMSCと、MGWのアドレスおよびポートと、PS内のUEによって使用されるコーデックと、他の情報とのうちの1個または複数個を搬送することがある。
PS内のUE−1によって使用されるコーデックは、PSドメイン内のUE−1によってサポートされるコーデックと、MGWによってサポートされるコーデックとから選択された共通コーデックでもよく、その上、このコーデックは、UE−1のアタッチ手順、セットアップ手順、または、LAU手順において、MSCに報告されることがある。
604:MMEは、UE−1のための、かつ、MSCによって送信されたCStoPSハンドオーバー要求と、UE−1のための、かつ、SGSNによって送信されたPSハンドオーバー要求とを受信し、MMEは、eNBへのハンドオーバー要求手順を開始し、対応するハンドオーバー要求メッセージをeNBに送信し、UEのための、かつ、SGSNによって送信されたハンドオーバー要求メッセージのハンドオーバーリソースをUE−1のため準備するようにeNBに指示する。
ここで、MMEは、最初に、2G/3Gナットワーク内でPSサービスをハンドオーバーするために、UEのための、かつ、SGSNによって送信されたハンドオーバー要求メッセージのハンドオーバーリソースをUE−1のため準備するようにeNBに指示するだけである。
MMEがCSドメインおよびPSドメインのキーをさらに受信する場合、MMEは、NONCEパラメータを生成し、LTEキーを導出するためにLTEキーを導出するルートキーとしてCSキーを選択し、LTEキーを導出するためにCSキーを使用することをUEにさらに通知し、たとえば、LTEキーを導出するためにCSキーを使用するようにUEに指示するためにハンドオーバーコマンド中のKSIMSCを使用することがある。
さらに、UE−1のための、かつ、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージと、UE−1のための、かつ、SGSNによって送信されたPSハンドオーバー要求とを受信した後、MMEは、最初に、HSSへのロケーション更新手順を開始し、UE−1がLTEネットワーク内での加入情報を有しているかどうかを判断し、肯定判断である場合、SGWとMGWとの間でデフォルトベアラのセットアップを始動させ、否定判断である場合、ハンドオーバー手順を終了することがある。
605:MMEは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、MMEは、PSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信する。
PSハンドオーバー応答メッセージは、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送し、UE−1のアドレス情報をさらに搬送することがある。
ハンドオーバー前に、UE−1は、PSサービスを有し、PDN接続は、SGSNとSGW/PGWとの間にセットアップされ、ハンドオーバー準備プロセスでは、MME、SGW、およびMGWは、デフォルトベアラおよび専用VoIPベアラのセットアップを開始しない。
さらに、UE−1とSGWとPGWとの間の専用VoIPベアラが順番にセットアップされる必要がある場合、CStoPSハンドオーバー応答メッセージは、PGWによってUE−1に割り付けられたIPアドレス/ポートをさらに含むことがある。
ステップ601から605は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの準備段階について説明することが理解できる。以下は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの実行段階について説明する。
606:MSCは、UE−1のための、かつ、MMEから到来するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、eNBにアクセスするようにUE−1に指示するCStoPSハンドオーバーコマンドをRNCを介してUE−1に送信する。
SGSNは、UE−1のための、かつ、MMEから到来するPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、eNBにアクセスするようにUE−1に指示するPSハンドオーバーコマンドをRNCを介してUEに送信する。
アプリケーションシナリオでは、RNCは、SGSNからのハンドオーバーコマンドとMSCからのハンドオーバーコマンドとを合成することがあり、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送する合成されたハンドオーバーコマンドをUE−1に送信する。
607:UE−1は、ハンドオーバーコマンドを受信し、eNBにアクセスし、UE−1は、ハンドオーバー完了メッセージをeNBにさらに送信することがあり、eNBは、UE−1からハンドオーバー完了メッセージを受信し、ハンドオーバー完了メッセージをMMEにさらに送信することがあり、UE−1のハンドオーバーが完了したことをMMEに通知する。
608:UE−1またはMMEは、UE−1に対応し、eNBとSGWとの間、および、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラおよび専用VoIPベアラのセットアップを始動させる。
専用VoIPベアラをセットアップするプロセスのため、第2の実施形態における関連する記述が参照されることがある。
たとえば、UE−1が専用VoIPベアラのセットアップを開始するか、または、UE−1がベアラリソースの変更を開始する場合、ネットワークは、MGWアドレス、ポート、コーデック、または、QoSのようなパラメータをハンドオーバーコマンド(eNB)またはNASシグナリング(MME)を介してUE−1に配信する。
UE−1は、上記パラメータに応じて専用VoIPベアラのセットアップを開始する。UE−1は、デフォルトパラメータを使用することにより専用VoIPベアラのセットアップをさらに開始することがある。
MMEが専用VoIPベアラのセットアップを開始する場合、MMEは、専用VoIPベアラのセットアップを始動せるためにハンドオーバー完了メッセージを受信した後、ベアラ・リソース・コマンド手順を開始する。
609:LTEネットワークおよびUEは、複数の方式で構成パラメータを同期化させることがある。
1つの方式では、MMEは、以下のパラメータ:UE−1のIPアドレス、特別なAPN、TFT、ベアラ識別子、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、および、ポートなどのうちの1個または複数個をUE−1に配信することがある。
アプリケーションシナリオでは、MMEは、UE−1がLTEネットワークにアクセスした後、上記VoIPセッションパラメータをUE−1に通知するために上記VoIPセッションパラメータを搬送する非アクセス層(NAS、Non−Access Stratum)メッセージをUE−1に送信することがあり、UE−1は、NASメッセージを受信し、解析することによりVoIPセッションパラメータを獲得し、構成を実行する。代替的に、MMEは、eNBに送信されたハンドオーバー要求内で上記VoIPセッションパラメータをさらに搬送することがあり、eNBは、VoIPセッションパラメータをコンテナ内にカプセル化し、このコンテナをRNS/BSSに送信し、RNS/BSSは、UE−1に通知するためにハンドオーバーコマンド内でVoIPセッションパラメータを搬送することがあり、UE−1は、これに応じて、LTEネットワークとのVoIPセッションパラメータの同期化を実施する。
第2の方式では、UE−1とMGWとは、専用VoIPベアラを構成するためにデフォルトVoIPセッションパラメータを別々に使用することがある。たとえば、UE−1は、VOIPフローを受け持つためにある一定のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、その一方、MGWは、VOIPフローを受け持つために別のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、UE−1は、アドレスおよびポートに応じてTFTを生成する。RTPペイロードタイプは、デフォルト値に応じてさらにセットされることがあり、符号化/復号化フォーマットは、AMR(適応マルチレート音声フォーマット)を採用することがあり、パケット化間隔および他のパラメータは、デフォルト値をさらに採用する。
610:UE−1がMMEによって配信されたVoIPセッションパラメータを受信する場合、UE−1は、APN、IPアドレス、ポート、および、TFTのような構成パラメータを局所的に作成し、応答をMMEにさらに返送することがある。
VoIPセッションパラメータの構成が完了した後、UEは、VOIPデータフローを受信および送信することがある。
その上、MMEがVoIPセッションパラメータをUE−1に配信しない場合、UE−1は、専用VoIPベアラを局所的に構成するためにデフォルトパラメータを使用することがある。
さらに、UE−1がEPCにアタッチされていない場合、MMEは、ロケーション更新を開始するためにロケーション更新要求メッセージをHSSに送信し、HSSからUE−1の関連加入データを取得することがあり、または、UE−1は、関連加入データの取得を完了するためにアタッチ(attach)手順を実行することがある。
611:ハンドオーバー完了通知を受信した後、MMEは、eNBのユーザ・プレーン・アドレス情報を搬送することがあるベアラ更新要求メッセージをSGWに送信する。
612:SGWは、MMEからベアラ更新要求メッセージを受信し、ベアラ更新要求メッセージをMGWに送信し、MGWおよびSGWは、ベアラを更新する。
この場合、UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>MGWであり、UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、MGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内のUE−1の呼が映像呼である場合、MMEは、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、ここで、専用映像ベアラは、UE−1がターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、UE−1とMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似している。
間違いなく、ソース・ネットワーク内のUE−1の映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
613:UE−1がIMSに登録されていない場合、UE−1は、IMS登録を開始し、IMSドメイン転送手順を開始する。
614:IMSドメイン転送プロセスの完了後、IMSは、UEの対応するセッションを解放するようにMSC/MGWに指示することがある。
ドメイン転送の完了後、UE−1は、LTEネットワーク内で新ベアラをセットアップする。
UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>PGWである。
UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、PGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
615:MSC/MGWは、ベアラ削除要求をSGWに送信し、ベアラ解放を開始し、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされたデフォルトベアラと、UE−1に対応し、SGWとMGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラと、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラとの解放を始動させる。間違いなく、MSC/MGWは、CSドメイン内のUE−1の別のセッションをさらに解放することがある。
616:SGWは、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラの削除を始動するようにMMEに指示するベアラ削除要求をMMEに送信する。
617:MMEは、UE−1に対応し、SGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラを削除するようにeNBに指示するベアラ削除コマンドをeNBに送信する。
618:eNBは、MMEからベアラ削除コマンドを受信し、UE−1のドメイン転送前にセットアップされた対応するベアラを削除し、UE−1とのRRC接続再構成を実行する。
619:eNBは、ベアラ解放応答をMMEに送信する。
その上、第3の実施形態の解決手法に類似した図6−b(A)および図6−b(B)を参照すると、UEがLTEネットワークにアクセスした後、UEまたはMMEは、eNBとSGWとの間、および、SGWとPGWとの間で専用VoIPベアラのセットアップ/変更を開始するためにさらに選択されることがあり、ここでは、繰り返し説明されない。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバーの完了後、UEまたはMMEが、UEに対応し、SGWとMGWとの間、または、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
さらに、ハンドオーバーの完了後、UEは、IMSドメイン転送をさらに実行することがあり、これは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持すると共に、VoIPデータを受け持つ方式を簡単化することがある。
<実施例7>
以下は、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティ(たとえば、MMEまたはSGSN)の立場から本発明の実施形態による回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法の別の実施形態について説明する。この方法は、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、第1のユーザ機器UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来し、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネル(GTP−Uトンネルは、IPアドレスおよびTEIDによって識別される)を搬送するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示し、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるために、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために上記専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースと、第1のUEの専用VoIPベアラのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたGTP−Uトンネルとを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するステップと、を含むことがある。
図7を参照すると、具体的な手順は、以下を含むことがある。
710:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のユーザ機器UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来する回路交換ドメインCStoパケット交換ドメインPSハンドオーバー要求メッセージを受信する。
アプリケーションシナリオでは、本実施形態では、モビリティ・マネジメント・エンティティは、eNBとMGWとの間の汎用パケット無線サービス・トンネリング・プロトコル(GPS、GPRS(General Packet Radio Service)Tunneling Protocol)トンネルのセットアップを始動させ、第1のUEの専用VoIPベアラとしてトンネルを使用する。GTP−Uトンネルは、IPアドレスおよびTEID(F−TEID)によって識別される。
第1のUEのCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、MGWのアドレス情報と、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDとを搬送することがあり、間違いなく、他の関連情報をさらに搬送することがある。
720:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示し、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるために、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信する。
アプリケーションシナリオでは、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、MGWのGTP−UのIPアドレスおよびTEIDを搬送することがあるハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信し、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させ、ターゲット・アクセス・ネットワークは、MGWのGTP−UのIPアドレスおよびTEIDを記憶し、IPアドレスおよびTEIDを提供する。
730:ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースと、第1のUEの専用VoIPベアラのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたGTP−Uトンネルとを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、その結果、第1のUEは、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用する。
CStoPSハンドオーバー応答メッセージは、ターゲット・アクセス・ネットワークのGTP−UのIPアドレスおよびTEIDをさらに搬送することがある。MSCは、ターゲット・アクセス・ネットワークのGTP−UのIPアドレスおよびTEID(F−TEID)をMGWにさらに通知することがあり、MGWは、ターゲット・アクセス・ネットワークのGTP−UのIPアドレスおよびTEIDを記憶する。この場合、第1のUEに対応し、MGWとeNBとの間にある専用VoIPベアラは、完全にセットアップされる。CSネットワーク内の第1のUEの音声サービスは、ターゲット・ネットワークのVoIPセッションにマッピングされることがあり、第1のUEに対応し、eNBとMGWとの間にある専用VoIPベアラは、第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用され、その一方、VoIPセッションデータの伝送路は、第1のUE<−>eNB<−>MGWである。
ターゲット・アクセス・ネットワーク(たとえば、eNB)にアクセスした後、第1のUEは、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成し、その後、VoIPセッション・データ・パケットを受信および送信するために専用VoIPベアラを使用することがある。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内のUE−1の呼が映像呼である場合、第1のUEに対応し、eNBとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、MMEは、第1のUEに対応し、eNBとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、ここで、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、専用映像ベアラは、第1のUEとMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似する。
間違いなく、ソース・ネットワーク内の第1のUEの映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスでは、ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティは、eNBとMGWとの間でセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
<実施例8>
理解を簡単にするため、以下は、2G/3GネットワークからLTEネットワークにUE−1をハンドオーバーするプロセスを一例として、本発明の実施形態の解決手法を詳細にさらに説明する。
本実施形態では、UE−1のCStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEは、UE−1と、eNBと、MGWとの間で専用VoIPベアラのセットアップを始動させ、MGWは、UE−1のアップリンクおよびダウンリンクVoIPデータ・パケットを転送する。
図8Aおよび図8Bを参照すると、具体的なプロセスは、以下を含むことがある。
801:UE−1は、CS音声呼を行う。
802:RNS/BSSは、ハンドオーバー手順を開始し、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを在圏MSCに送信する。
在圏MSCは、ターゲット・ネットワーク(LTEネットワーク)に近接するMSCであり、在圏MSCと、UE−1のサービングMSCとは、同じMSCでもよく、異なったMSCでもよい。在圏MSCは、リバース単一無線音声通信継続(SRVCC、Single Radio Voice Call Continuity)をサポートする。在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC(サービングMSC)ではない場合、在圏MSCは、様々なポリシーに応じてUE−1のCStoPSハンドオーバーを能動的に開始することがあり、または、UEのサービングMSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバーを同様に開始することがある。
UE−1のサービングMSCがCStoPSハンドオーバーを実行する場合、サービングMSCは、リバースSRVCCをサポートする必要がある。現実のアプリケーションでは、在圏MSCがUE−1の現在サービングMSC Cではない場合、UE−1に対応し、UE−1のサービングMSCによって開始されるCStoPSハンドオーバー手順は、在圏MSCによって、MAP_SUB_HANDOVERメッセージをUE−1のサービングMSCに送信するステップと、UE−1のサービングMSCによって、MMEへのCStoPSハンドオーバー手順をさらに開始するステップと、を含むことがある。本実施形態は、主として、UE−1に対応し、在圏MSC(以下、MSCと称される)によって開始されたCStoPSハンドオーバーを例示のため一例として挙げる。在圏MSCがMMEへのCStoPSハンドオーバーを直ちに開始する場合、サービングMSCのアップグレードは、回避されることがあり、LTEネットワークに隣接するMSCだけがアップグレードされる必要があり、コストを節約するために役立つことが理解できる。
803:MSCは、UE−1に対応するCStoPSハンドオーバー要求メッセージをMMEに送信する。
アプリケーションシナリオでは、UE−1に対応し、MSCによってMMEに送信されたCStoPSハンドオーバー要求メッセージは、以下の情報:CSドメインのCKCSおよびIKCSと、KSIMSCと、MGWのアドレスおよびポートと、PS内のUEによって使用されるコーデックと、専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEID情報とのうちの1個または複数個を搬送することがある。
PS内のUE−1によって使用されるコーデックは、PSドメイン内のUE−1によってサポートされるコーデックと、MGWによってサポートされるコーデックとから選択された共通コーデックでもよく、その上、このコーデックは、UE−1のアタッチ手順、セットアップ手順、または、LAU手順において、MGWに報告されることがある。
804:MMEは、UE−1のためハンドオーバーリソースを準備するようにeNBに指示し、eNBとMGWとの間で専用VoIPベアラのセットアップを始動させるために、UE−1のための、かつ、MSCによって送信されたCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信し、eNBへのハンドオーバー要求手順を開始し、UE−1に対応するハンドオーバー要求メッセージをeNBに送信する。
CStoPSハンドオーバー要求は、MGWのアドレスと、専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDと、他の情報とを搬送する。
さらに、MMEがCSドメインおよびPSドメインのキーをさらに受信する場合、MMEは、NONCEパラメータを生成し、LTEキーを導出するためにLTEキーを導出するルートキーとしてCSキーを選択し、LTEキーを導出するためにCSキーを使用することをUEにさらに通知し、たとえば、LTEキーを導出するために、CSキーを使用するようにUEに指示するためにハンドオーバーコマンド内でKSIMSCを使用することがある。
さらに、UE−1のための、かつ、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信した後、MMEは、最初に、HSSへのロケーション更新手順を開始し、UE−1がLTEネットワーク内での加入情報を有しているかどうかを判断し、肯定判断である場合、eNBとMGWとの間で専用VoIPベアラのセットアップを始動させ、否定判断である場合、ハンドオーバー手順を終了することがある。
805:eNBは、UE−1のための、かつ、MMEから到来するハンドオーバー要求メッセージを受信し、MGWのアドレス、および、MGWのGTP−UのTEIDのような情報をさらに記憶し、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報と、UE−1のアドレスと、専用VoIPベアラのためeNBによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDのような情報を搬送することがあるハンドオーバー要求ACKメッセージをMMEにフィードバックする。
806:MMEは、UE−1に対応し、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報と、専用VoIPベアラのためeNBによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDとのような情報を搬送することがあるCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信する。
MSCは、専用VoIPベアラのためeNBによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDのような情報をMGWに通知し、MGWは、専用VoIPベアラのためeNBによって準備されたGTP−UトンネルのIPアドレスおよびTEIDなどをさらに記憶する。ここまでに、UE−1に対応し、eNBからMGWへの専用VoIPベアラは、完全にセットアップされる。
ステップ801から806は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの実行段階について説明することが理解できる。以下は、UE−1のCStoPSハンドオーバーの実行段階について説明する。
807:MSCは、UE−1のための、かつ、MMEから到来するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、eNBにアクセスするようにUE−1に指示するCStoPSハンドオーバーコマンドをRNCを介してUE−1に送信する。
アプリケーションシナリオでは、RNCは、UE−1のためeNBによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドをUE−1に送信する。
808:UE−1は、ハンドオーバーコマンドを受信し、eNBにアクセスし、UE−1は、ハンドオーバー完了メッセージをeNBにさらに送信することがあり、eNBは、UE−1からハンドオーバー完了メッセージを受信し、UE−1のハンドオーバーが完了したことをMMEに通知するハンドオーバー完了メッセージをMMEにさらに送信することがある。
809:LTEネットワークおよびUEは、複数の方式で構造パラメータを同期化することがある。
1つの方式では、MMEは、以下のパラメータ:UE−1のIPアドレス、特別なAPN、TFT、ベアラ識別子、符号化/復号化フォーマット、パケット化間隔、RTPペイロードタイプ、MGWアドレス、および、ポートなどのうちの1個または複数個をUE−1に配信することがある。
アプリケーションシナリオでは、MMEは、UE−1がLTEネットワークにアクセスした後、上記VoIPセッションパラメータをUE−1に通知するために上記VoIPセッションパラメータを搬送する非アクセス層(NAS、Non−Access Stratum)メッセージをUE−1に送信することがあり、UE−1は、NASメッセージを受信し、解析することによりVoIPセッションパラメータを獲得し、構成を実行する。代替的に、MMEは、eNBに送信されたハンドオーバー要求内で上記VoIPセッションパラメータをさらに搬送することがあり、eNBは、VoIPセッションパラメータをコンテナ内にカプセル化し、このコンテナをRNS/BSSに送信し、RNS/BSSは、UE−1に通知するためにハンドオーバーコマンド内でVoIPセッションパラメータを搬送することがあり、UE−1は、これに応じて、LTEネットワークとのVoIPセッションパラメータの同期化を実施する。
第2の方式では、UE−1とMGWとは、専用VoIPベアラを構成するためにデフォルトVoIPセッションパラメータを別々に使用することがある。たとえば、UE−1は、VOIPフローを受け持つためにある一定のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、その一方、MGWは、VOIPフローを受け持つために別のプライベートアドレスおよびポートを固定的に使用し、UE−1は、アドレスおよびポートに応じてTFTを生成する。RTPペイロードタイプは、デフォルト値に応じてさらにセットされることがあり、符号化/復号化フォーマットは、AMR(適応マルチレート音声フォーマット)を採用することがあり、パケット化間隔および他のパラメータは、デフォルト値をさらに採用する。
810:UE−1がMMEによって配信されたVoIPセッションパラメータを受信する場合、UE−1は、APN、IPアドレス、ポート、および、TFTのような構成パラメータを局所的に作成し、応答をMMEにさらに返送することがある。
VoIPセッションパラメータの構成が完了した後、UEは、VOIPデータフローを受信および送信することがある。
その上、MMEがVoIPセッションパラメータをUE−1に配信しない場合、UE−1は、専用VoIPベアラを局所的に構成するためにデフォルトパラメータを使用することがある。
さらに、UE−1がEPCにアタッチされていない場合、MMEは、ロケーション更新を開始するためにロケーション更新要求メッセージをHSSに送信し、HSSからUE−1の関連加入データを取得することがあり、または、UE−1は、関連加入データの取得を完了するためにアタッチ(attach)手順を実行することがある。
この場合、UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>MGWであり、UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、MGW−>eNB−>UE−1である。
さらに、ソース・ネットワーク(2G/3G)内のUE−1の呼が映像呼である場合、MMEは、UE−1に対応し、eNBとMGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップをさらに始動させることがあり、ここで、専用映像ベアラは、UE−1がターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスした後、UE−1とMGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される。専用映像ベアラをセットアップする方式は、専用VoIPベアラをセットアップする方式に類似している。
間違いなく、ソース・ネットワーク内のUE−1の映像呼における音声部分だけがターゲット・ネットワークにマッピングされることがある。この場合、専用VoIPベアラだけがセットアップされることがあり、その一方、専用映像ベアラは、セットアップされないことがある。
811:UE−1がIMSに登録されていない場合、UE−1は、IMS登録を開始し、IMSドメイン転送手順を開始する。
812:IMSドメイン転送プロセスの完了後、IMSは、UE−1の対応するセッションを解放するようにMSC/MGWに指示することがある。
ドメイン転送の完了後、UE−1は、LTEネットワーク内で新ベアラをセットアップする。
UE−1のVoIPアップリンクデータの伝送路は、UE−1−>eNB−>SGW−>PGWである。
UE−1のVoIPダウンリンクデータの伝送路は、PGW−>SGW−>eNB−>UE−1である。
813:MSC/MGWは、ベアラ削除要求をMMEに送信し、ベアラ解放を開始し、そして、UE−1に対応し、eNBとMGWとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VOIPベアラの解放を始動させる。
814:MMEは、UE−1に対応し、MGWとeNBとの間にあり、ドメイン転送前にセットアップされた専用VoIPベアラを削除するようにeNBに指示するベアラ解放コマンドをeNBに送信する。
815:eNBは、MMEからベアラ解放コマンドを受信し、UE−1のドメイン転送前にセットアップされた対応するベアラを削除し、UE−1とのRRC接続再構成を実行する。
816:eNBは、ベアラ解放応答をMMEに送信する。
上記から分かることがあるように、本実施形態によれば、UEがCSドメインからPSドメインにハンドオーバーされ、CStoPSハンドオーバープロセスにおいて、MMEは、eNBとMGWとの間でセットアップを始動させることが実施されることがあり、それ故に、UEがターゲット・ネットワークにハンドオーバーされた後、CSドメイン内のUEの音声サービスがターゲット・ネットワークのVoIPセッションに迅速にマッピングされることがあり、UEのVoIPデータフローを受け持つためにセットアップされた専用VoIPベアラを使用することは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持するために役立つ。
さらに、ハンドオーバーの完了後、UEは、IMSドメイン転送をさらに実行することがあり、これは、UEのドメイン間ハンドオーバー中に音声継続を維持すると共に、VoIPデータを受け持つ方式を簡単化することがある。
本発明の実施形態の技術的解決手法をより良く実施するために、本発明の実施形態は、対応する装置および通信システムをさらに提供する。
図9を参照すると、本発明の実施形態によるモビリティ・マネジメント・エンティティ900は、第1の受信モジュール910と、第1の専用ベアラ始動モジュール920と、第1の送信モジュール930と、第2の送信モジュール940と、を含むことがある。
第1の受信モジュール910は、第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成されている。
第1の専用ベアラ始動モジュール920は、第1のUEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている。
第1の送信モジュール930は、第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するように構成されている。
第2の送信モジュール940は、第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するように構成されている。
アプリケーションシナリオでは、第1の受信モジュール910によって受信されたCStoパケット交換ドメインPSハンドオーバー要求メッセージは、MGWのアドレス情報を搬送する。
モビリティ・マネジメント・エンティティ900は、
第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、MGWのアドレス情報を搬送するセッション作成メッセージをSGWに送信し、SGWによるMGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第1のデフォルトベアラ始動モジュール、または、
第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、セッション作成メッセージをSGWに送信し、SGWによるPGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第2のデフォルトベアラ始動モジュールをさらに含むことがある。
第1の専用ベアラ始動モジュール920は、
第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、MGWによるSGWへのベアラ作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第1の専用ベアラ始動サブモジュール、または、
第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージをSGWに送信し、SGWによるMGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるように構成されている第2の専用ベアラ始動サブモジュール、または、
第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にあるデフォルトベアラがセットアップされた後に、ベアラ・リソース・コマンド要求メッセージをSGWに送信し、SGWによるPGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるように構成されている第3の専用ベアラ始動サブモジュールを含むことがある。
アプリケーションシナリオでは、モビリティ・マネジメント・エンティティ700は、
VoIPセッションパラメータを第1のUEに配信するように構成されている配信モジュールをさらに含むことがある。
アプリケーションシナリオでは、配信モジュールは、
非アクセス層シグナリングを介してVoIPセッションパラメータを第1のUEに配信するように構成されている第1の配信サブモジュール、または、
ターゲット・アクセス・ネットワークがソース・アクセス・ネットワーク(たとえば、RNC)に返送するためにVoIPセッションパラメータをトランスペアレントコンテナにカプセル化するように、かつ、ソース・アクセス・ネットワークがハンドオーバーコマンドを介してVoIPセッションパラメータを第1のUEに配信するように、VoIPセッションパラメータをターゲット・アクセス・ネットワークに配信するように構成されている第2の配信サブモジュールを含むことがある。
アプリケーションシナリオでは、PSネットワークがロング・ターム・エボリューションLTEネットワークである場合、モビリティ・マネジメント・エンティティ700は、
CSキーを取得し、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワークキーを導出するためCSキーを使用するように構成されているキー導出モジュールと、
LTEネットワークキーを第1のUEに通知するか、または、LTEネットワークキーを導出するためのパラメータを第1のUEに通知するように構成されているキー配信モジュールと、
を含むことがある。このパラメータは、CSキーでもよい。
本実施形態におけるモビリティ・マネジメント・エンティティ900の個々の機能モジュールの機能は、上記対応する方法実施形態における方法により具体的に実施されてもよいことが理解できる。この具体的な実施方式のため、上記方法実施形態における関連記述が参照されることがあり、詳細は、ここでは、繰り返し説明されない。
図10を参照すると、本発明の実施形態におけるユーザ機器100は、
ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、ユーザ機器UEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するように構成されている第2の受信モジュール1010と、
ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように構成されているハンドオーバーモジュール1020と、
専用VoIPベアラがUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するように構成されているパラメータ構成モジュール1030と、
を含むことがある。
アプリケーションシナリオでは、パラメータ構成モジュール1030は、パラメータ構成を実行するためにMMEによって配信されたVoIPセッション構成パラメータを使用するために、または、パラメータ構成を実行するためローカル・デフォルトVoIPセッションパラメータを使用するために具体的に構成されることがある。
本実施形態におけるユーザ機器1000の個々の機能モジュールの機能は、上記対応する方法実施形態における方法により具体的に実施されてもよいことが理解できる。この具体的な実施方式のため、上記方法実施形態における関連記述が参照されることがあり、詳細は、ここでは、繰り返し説明されない。
図11を参照すると、本発明の実施形態におけるモビリティ・マネジメント・エンティティ1100は、
第1のUEに対応し、MSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージと、第1のUEに対応し、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージとを受信するように構成されている第3の受信モジュール1110と、
第1のUEのため、SGSNから到来するPSハンドオーバー要求メッセージに対応するハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信するように構成されている第3の送信モジュール1120と、
MSCおよび/またはSGSNがターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするようにUEに指示するように、第1のUEに対応するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信し、第1のUEに対応するPSハンドオーバー応答メッセージをSGSNに送信するように構成されている第4の送信モジュール1130と、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEのハンドオーバーが完了した後、第1のUEに対応し、SGWとMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、第1のUEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第2の専用ベアラ始動モジュール1140と、
を含むことがある。
本実施形態におけるモビリティ・マネジメント・エンティティ1100の個々の機能モジュールの機能は、上記対応する方法実施形態における方法により具体的に実施されてもよいことが理解できる。この具体的な実施方式のため、上記方法実施形態における関連記述が参照されることがあり、詳細は、ここでは、繰り返し説明されない。
図12を参照すると、本発明の実施形態におけるユーザ機器1200は、
ソース・アクセス・ネットワークによって配信され、ユーザ機器UEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを受信するように構成されている第4の受信モジュール1210と、
ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように構成されているハンドオーバーモジュール1220と、
ユーザ機器UE1200のハンドオーバーが完了した後、UEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、UEに対応し、SGWとPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第3の始動モジュール1230と、
専用VoIPベアラがUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために使用されるように、専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するように構成されているパラメータ構成モジュール1240と、
を含む。
本実施形態におけるユーザ機器1200の個々の機能モジュールの機能は、上記対応する方法実施形態における方法により具体的に実施されてもよいことが理解できる。この具体的な実施方式のため、上記方法実施形態における関連記述が参照されることがあり、詳細は、ここでは、繰り返し説明されない。
図13を参照すると、本発明の実施形態におけるモビリティ・マネジメント・エンティティ1300は、
第1のUEに対応し、MSCから到来し、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成されている第5の受信モジュール1310と、
第1のUEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、第1のUEの専用VoIPベアラのためMGWによって準備されたGTP−Uトンネルを搬送するハンドオーバー要求メッセージをターゲット・アクセス・ネットワークに送信し、そして、第1のUEに対応し、ターゲット・アクセス・ネットワークとMGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第4の始動モジュール1320と、
第1のUEがターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後に第1のUEが第1のUEとMGWとの間でVoIPセッションを受け持つために専用VoIPベアラを使用するように、第1のUEに対応し、第1のUEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースと、第1のUEの専用VoIPベアラのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたGTP−Uトンネルとを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージをMSCに送信するように構成されている第5の送信モジュール1330と、
を含む。
本実施形態におけるモビリティ・マネジメント・エンティティ1300の個々の機能モジュールの機能は、上記対応する方法実施形態における方法により具体的に実施されてもよいことが理解できる。この具体的な実施方式のため、上記方法実施形態における関連記述が参照されることがあり、詳細は、ここでは、繰り返し説明されない。
本発明の実施形態は、モビリティ・マネジメント・エンティティ900、ユーザ機器1000、モビリティ・マネジメント・エンティティ1100、ユーザ機器1200、または、モビリティ・マネジメント・エンティティ1300を含む通信システムをさらに提供する。
当業者は、上記実施形態による方法のステップの全部または一部が関連したハードウェアに指示するプログラムによって実施されてもよいことが理解すべきである。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることがあり、記憶媒体は、リード・オンリー・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどを含むことがある。
上記は、本発明の実施形態によって提供される回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法と、装置と、通信システムとについて詳細に説明する。本発明の原理および実施方式は、具体的な実施例に関連して説明され、上記実施形態の説明は、本発明の方法およびこの方法の中心となる考え方を理解するために役立つことだけが意図されている。その一方で、当業者は、本発明の考え方に従って具体的な実施方式およびアプリケーション範囲を変更することがある。それ故に、明細書の内容は、本発明の限定として解釈されるべきではない。

Claims (11)

  1. 回路交換ドメインからパケット交換ドメインへのハンドオーバー方法であって、
    ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、ユーザ機器UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来する回路交換ドメインCStoパケット交換ドメインPSハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、
    前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記UEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、前記UEに対応し、前記SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップと、
    前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記UEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージを前記ターゲット・アクセス・ネットワークに送信するステップと、
    前記UEが、前記ハンドオーバーリソースを使用することによって前記ターゲット・アクセス・ネットワークへハンドオーバーされるように、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記UEに対応し、前記UEのため前記ターゲット・アクセス・ネットワークによって準備された前記ハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを前記MSCに送信するステップと、
    前記MSCによって、前記CStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、前記UEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを前記UEに送信するステップと、
    前記UEによって、前記ハンドオーバーコマンドを受信するステップと、
    前記UEによって、前記ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするステップと、
    前記UEによって、前記専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成し、前記専用VoIPベアラを使用して、前記UEと前記MGWとの間でVoIPセッション・データ・パケットを受信及び送信するステップと、
    を備える方法。
  2. 前記UEに対応し、前記サービング・ゲートウェイSGWと前記メディア・ゲートウェイMGWとの間にある前記専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップが始動された場合、前記CStoパケット交換ドメインPSハンドオーバー要求メッセージは、前記MGWのアドレス情報を搬送し、
    前記方法は、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、前記SGWによる前記MGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるために、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記MGWの前記アドレス情報を搬送するセッション作成メッセージを前記SGWに送信するステップをさらに備え、
    前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするために、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記MGWによる前記SGWへのベアラ作成メッセージの送信を始動させるステップ、または、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、前記SGWによる前記MGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるために、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージを前記SGWに送信するステップを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、前記SGWによる前記PGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるために、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、セッション作成メッセージを前記SGWに送信するステップをさらに備え、
    前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある前記専用VoIPベアラのセットアップを始動させるステップは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記SGWによる前記PGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるために、ベアラ・リソース・コマンド要求メッセージを前記SGWに送信するステップを備える、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップを始動させるステップ、または、前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある前記専用VoIPベアラのセットアップを始動させるとき、前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある専用映像ベアラのセットアップを始動させるステップをさらに備え、
    前記専用映像ベアラは、前記UEと前記MGWとの間で映像セッションを受け持つために使用される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、非アクセス層シグナリングを介してVoIPセッションパラメータを前記UEに配信するステップ、または、
    前記ターゲット・アクセス・ネットワークがソース・アクセス・ネットワークに返送するためにVoIPセッションパラメータをトランスペアレントコンテナにカプセル化し、そして、前記ソース・アクセス・ネットワークがハンドオーバーコマンドを介して前記VoIPセッションパラメータを前記UEに配信するように、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記VoIPセッションパラメータを前記ターゲット・アクセス・ネットワークに配信するステップをさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. PSドメインネットワークがロング・ターム・エボリューションLTEネットワークである場合、
    前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、CSキーを取得し、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワークキーを導出するために前記CSキーを使用するステップと、
    前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティによって、前記LTEネットワークキーを前記UEに通知するか、または、前記LTEネットワークキーを導出するため前記CSキーを前記UEに通知するステップと、
    をさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記UEが前記ターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、前記専用VoIPベアラが前記UEと前記MGWとの間で前記VoIPセッションを受け持つために使用されるように、前記UEによって、前記ターゲット・モビリティ・マネジメント・エンティティにより配信された前記VoIPセッションパラメータを使用するか、または、前記専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成するために前記UEのデフォルトVoIPセッションパラメータを使用するステップをさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記UEが前記ターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされた後、前記VoIPセッションをインターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステムIMSドメインに転送するために、前記UEによって、インターネット・プロトコル・マルチメディア・サブシステムIMSセッションドメイン転送を開始するステップをさらに備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. UEに対応し、モバイル・スイッチング・センタMSCから到来するCStoPSハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成されている第1の受信モジュール
    前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージに応じて、前記UEに対応し、サービング・ゲートウェイSGWとメディア・ゲートウェイMGWとの間にある専用ボイス・オーバー・インターネット・プロトコルVoIPベアラのセットアップを始動させるか、または、前記UEに対応し、前記SGWとパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイPGWとの間にある専用VoIPベアラのセットアップを始動させるように構成されている第1の専用ベアラ始動モジュール
    前記UEのためハンドオーバーリソースを準備するようにターゲット・アクセス・ネットワークに指示するために、ハンドオーバー要求メッセージを前記ターゲット・アクセス・ネットワークに送信するように構成されている第1の送信モジュール、及び
    前記UEが前記ハンドオーバーリソースを使用して前記ターゲット・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされるように、前記UEに対応し、前記UEのため前記ターゲット・アクセス・ネットワークによって準備された前記ハンドオーバーリソースを搬送するCStoPSハンドオーバー応答メッセージを前記MSCに送信するように構成されている第2の送信モジュー
    を備えるモビリティ・マネジメント・エンティティと、
    前記CStoPSハンドオーバー応答メッセージを受信し、前記UEのためターゲット・アクセス・ネットワークによって準備されたハンドオーバーリソースに関する情報を搬送するハンドオーバーコマンドを前記UEに送信するモバイル・スイッチング・センタMSCと、
    前記ハンドオーバーコマンドを受信するように構成されている第4の受信モジュール、
    前記ターゲット・アクセス・ネットワークにアクセスするように構成されているハンドオーバーモジュール、及び
    前記専用VoIPベアラのVoIPセッションパラメータを構成し、前記専用VoIPベアラを使用して、前記UEと前記MGWとの間でVoIPセッション・データ・パケットを受信及び送信するように構成されているパラメータ構成モジュール
    を備えるユーザ機器UEと、
    を含む通信システム。
  10. 前記第1の受信モジュールによって受信された前記CStoPSハンドオーバー要求メッセージは、前記MGWのアドレス情報を搬送し、
    前記モビリティ・マネジメント・エンティティは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするため、前記MGWの前記アドレス情報を搬送するセッション作成メッセージを前記SGWに送信し、前記SGWによる前記MGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第1のデフォルトベアラ始動モジュールをさらに備え、
    前記第1の専用ベアラ始動モジュールは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、前記MGWによる前記SGWへのベアラ作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第1の専用ベアラ始動サブモジュール、または、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするため、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、ベアラ・リソース・コマンド・メッセージを前記SGWに送信し、そして、前記SGWによる前記MGWへの前記ベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるように構成されている第2の専用ベアラ始動サブモジュールを備える、請求項に記載の通信システム
  11. 前記モビリティ・マネジメント・エンティティは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にあるデフォルトベアラをセットアップするために、セッション作成メッセージを前記SGWに送信し、前記SGWによる前記PGWへのセッション作成メッセージの送信を始動させるように構成されている第2のデフォルトベアラ始動モジュールをさらに備え、
    前記第1の専用ベアラ始動モジュールは、
    前記UEに対応し、前記SGWと前記PGWとの間にある専用VoIPベアラをセットアップするために、前記UEに対応し、前記SGWと前記MGWとの間にある前記デフォルトベアラがセットアップされた後、ベアラ・リソース・コマンド要求メッセージを前記SGWに送信し、そして、前記SGWによる前記PGWへのベアラ・リソース・コマンド・メッセージの送信を始動させるように構成されている第3の専用ベアラ始動サブモジュールを備える、請求項に記載の通信システム
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