JP5536732B2 - 得点表示装置、得点表示システム、得点表示方法、及び得点表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、得点表示装置、得点表示システム、得点表示方法、及び得点表示プログラムに関する。
各種スポーツ競技において得点等を表示するための表示装置が使用される。例えば、特許文献1には、左右の両サイドに分かれて競技するスポーツ(例えば、バスケットボール)の得点を表示する表示器と、その表示器を無線を使って制御する制御装置(例えば、左の操作ボタンで左サイドの得点を変更し、右の操作ボタンで右サイドの得点表示を変更する装置)と、を備えた表示装置が開示されている。
特開2008−055132号公報
表示器を無線で制御する場合、制御装置を操作する者(以下、「オペレータ」という。)はコート周辺のどの位置にいても表示器を操作できる。そのため、オペレータの立ち位置によっては、制御装置の左右の操作ボタンの位置とコートの左右のサイドとが逆になるため、混乱して操作し難いという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、操作が容易な得点表示装置、得点表示システム、得点表示方法、及び得点表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る得点表示装置は、
2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置であって、
2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信部と、
前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信部と、
前記第1の受信部および前記第2の受信部いずれの受信部で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
ことを特徴とする。
前記得点表示装置は、前記表示部が配置された前面と、その裏面となる背面と、を備え、
前記第1の受信部は、前記前面に配置されており、前記前面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信し、
前記第2の受信部は、前記背面に配置されており、前記背面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信してもよい。
前記得点表示装置は、前記表示部が配置された前面と直角に位置する右側面と、その反対面となる左側面と、を備え、
前記第1の受信部は、前記右側面に配置され、前記右側面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信し、
前記第2の受信部は、前記左側面に配置され、前記左側面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信してもよい。
前記得点表示装置は、前記表示部に表示された2つサイドの得点表示を入れ替えるための入替操作部、を備え、
前記制御部は、前記入替操作部が操作されたか否か判別し、前記入替操作部が操作されたと判別した場合、前記表示部に表示された両方のサイドの得点表示を入れ替えてもよい。
前記第1の受信部および前記第2の受信部は、いずれか一方のサイドの得点表示を変更する第1の得点制御信号と、他方のサイドの得点表示を変更する第2の得点制御信号と、
を受信し、
前記得点表示装置は、
対戦するチームまたは個人を識別する識別情報と対戦するチームまたは個人が位置するサイドの情報とを関連付けた得点情報と、前記第1の得点制御信号および前記第2の得点制御信号をそれぞれ前記識別情報に関連づけた割当情報と、記憶する記憶部と、
前記得点制御信号を受信可能な受信部を切り替えるための選択操作部と、を備え、
前記制御部は、
前記選択操作部の操作に基づいて、前記第1の受信部および前記第2の受信部のうちのいずれかの受信部を受信可能にするとともに、他の受信部を受信不能にし、
受信可能にした受信部で受信した得点制御信号が前記第1の得点制御信号か前記第2の得点制御信号か判別し、
前記第1の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第1の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更し、
前記第2の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第2の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識
別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更してもよい。
本発明の第2の観点に係る得点表示装置は、
2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置であって、
2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
リモートコントローラによっていずれかの方向から送信される得点制御信号であっていずれか一方のサイドの得点表示を変更する第1の得点制御信号と他方のサイドの得点表示を変更する第2の得点制御信号とを受信する受信部と、
対戦するチームまたは個人を識別する識別情報と対戦するチームまたは個人が位置するサイドの情報とを関連付けた得点情報と、前記第1の得点制御信号および前記第2の得点制御信号をそれぞれ前記識別情報に関連づけた割当情報と、記憶する記憶部と、
前記受信部が前記得点制御信号を受信可能な方向を選択するための選択操作部と、
前記選択操作部の操作に基づいて、前記受信部を、選択された方向からの得点制御信号を受信可能にするとともに、選択された方向とは反対方向からの得点制御信号を受信不能にし、受信した得点制御信号が前記第1の得点制御信号か前記第2の得点制御信号か判別し、前記第1の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第1の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更し、前記第2の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第2の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る得点表示システムは、
2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置と、前記得点表示装置に制御信号を送信するリモートコントローラと、を備える得点表示システムであって、
前記リモートコントローラは、
前記得点表示装置に表示される得点表示であっていずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号を送信する送信部、を備え、
前記得点表示装置は、
2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
前記リモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信部と、
前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信部と、
前記第1の受信部および前記第2の受信部いずれの受信部で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る得点表示方法は、
2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置の得点表示方法であって、
前記得点表示装置が、2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示ステップと、
前記得点表示装置が、いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信ステップと、
前記得点表示装置が、前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信ステップと、
前記得点表示装置が、前記第1の受信ステップおよび前記第2の受信ステップいずれのステップで前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信ステップで前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信ステップで前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御ステップと、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第5の観点に係る得点表示プログラムは、
2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置を制御するコンピュータに、
2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示機能と、
いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信機能と、
前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信機能と、
前記第1の受信機能および前記第2の受信機能いずれの受信機能で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信機能で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信機能で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御機能と、を実行させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、操作が容易な得点表示装置、得点表示システム、得点表示方法、及び得点表示プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る得点表示システムの概要を説明するための図である。 実施形態1のリモートコントローラを説明するための図である。 実施形態1の得点表示システムのブロック図である。 リモートコントローラから送信される得点制御信号を説明するための図である。 実施形態1の得点表示装置を説明するための図であり、(A)は得点表示装置を前面方向から見た斜視図であり、(B)は得点表示装置を背面方向から見た斜視図である。 (A)は前面方向を説明するための図であり、(B)は背面方向を説明するための図である。 受信部から制御部に送信される得点制御信号を説明するための図であり、(A)は前面受信部が得点制御信号を受信したときに制御部に送信される得点制御信号を示す図であり、(B)は背面受信部が得点制御信号を受信したときに制御部に送信される得点制御信号を示す図である。 記憶部に格納される得点情報とモード情報を説明するための図である。 得点表示装置が有する動作モードを説明するための図であり、(A)は通常モードを説明するための図であり、(B)は変換モードを説明するための図である。 入替操作部が操作されたときに得点情報か書き換えられる様子を説明するための図である。 実施形態1の得点制御信号送受信処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態1の得点変更処理(通常モード)を説明するためのフローチャートである。 実施形態1の得点変更処理(変換モード)を説明するためのフローチャートである。 リモートコントローラによって複数台の得点表示装置を制御できることを説明するための図である。 リモートコントローラによって側面方向から得点表示装置を制御できることを説明するための図である。 実施形態2の得点表示システムの構成を説明するための図である。 (A)は左側面方向を説明するための図であり、(B)は右側面方向を説明するための図である。 受信部から制御部に送信される得点制御信号を説明するための図であり、(A)は左側面受信部が得点制御信号を受信したときに制御部に送信される得点制御信号を示す図であり、(B)は右側面受信部が得点制御信号を受信したときに制御部に送信される得点制御信号を示す図である。 リモートコントローラから送信される得点制御信号を説明するための図である。 実施形態2の得点制御信号送受信処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2の得点変更処理(変換モード)を説明するためのフローチャートである。 左右のキー操作を、チームまたは個人の得点操作に固定したリモートコントローラを示す図である。 記憶部に格納される割当情報を説明するための図である。 実施形態3の得点制御信号送受信処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3の得点変更処理(固定モード)を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係る得点表示システム100は、2つのチームまたは個人が2つの競技位置(以下、「サイド」という。)に分かれて対戦する対戦型スポーツ(例えば、バスケットボールや柔道)の得点を表示するためのシステムである。以下、得点表示システム100の構成について説明する。
得点表示システム100は、図1に示すように、リモートコントローラ110と、得点表示装置120とから構成される。
リモートコントローラ110は、得点表示装置120を遠隔操作するための装置であり、例えば図2に示すような外観をしている。リモートコントローラ110は、図3に示すように、キー操作部111と、送信制御部112と、送信部113とから構成される。
キー操作部111は、図2に示すように、左加点キー111Lu、左減点キー111Ld、右加点キー111Ru、右減点キー111Rd、クリアキー111C等の各種操作キーから構成される。キー操作部111は、これら操作キーが押されると、送信制御部112に対し、操作キーが押されたことを示す情報(例えば、各操作キーを示す数値情報。以下、「キー押下情報」という。)を送信する。
送信制御部112は、プロセッサ等の処理装置から構成される。送信制御部112は不図示のROM(Read Only Memory)に格納されているプログラムに従って動作し、後述の「得点制御信号送受信処理」を含む種々の動作を実行する。具体的には、送信制御部112はキー操作部111からキー押下情報が送信されると、キー押下情報を基にどのキーが押されたか判別し、判別した情報を基に得点表示装置120に送信する「得点制御信号」を生成する。
「得点制御信号」は、図4に示ように、リモートコントローラの種類を示す「種別情報」(例えば、各メーカーに割り当てられたコード情報やリモートコントローラの型番情報等)と、押されたキーの内容を示す「キー情報」とから構成される。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、図4に示す(a)のように、キー情報に左加点キー111Luまたは左減点キー111Ldを示す情報が含まれる得点制御信号を「左得点制御信号」と呼び、図4に示す(b)のように、キー情報に右加点キー111Ruまたは右減点キー111Rdを示す情報が含まれる得点制御信号を「右得点制御信号」と呼ぶ。また、図4に示す(c)のように、キー情報に左加点キー111Luまたは右加点キー111Ruを示す情報が含まれる得点制御信号を「加点信号」と呼び、図4に示す(d)のように、キー情報に左減点キー111Ldまたは右減点キー111Rdを示す情報が含まれる得点制御信号を「減点信号」と呼ぶ。
図3に戻り、送信部113は、赤外線等の指向性持った信号(強度が方向によって異なる性質を持った信号)を出力する出力装置(例えば、赤外線発光装置)から構成される。送信部113は送信制御部112が生成した得点制御信号を赤外線信号等に変換し外部に出力する。
得点表示装置120は、対戦するチームまたは個人が取得した得点をそれぞれ表示するための装置であり、例えば図5に示すような外観をしている。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、図1に示すように、得点表示装置120の表示部123に向かって左側を左サイド、右側を右サイドと呼ぶ。
得点表示装置120は、図3に示すように、タイマ122と、操作部125と、記憶部124と、受信部121と、表示部123と、制御部126とから構成される。
受信部121は、リモートコントローラ110が送信する信号を受信するための受信装置(例えば赤外線受光装置)である。受信部121は、図5(A)に示すように、得点表示装置120の表示部123が配置された面(以下、「前面」という。)に設置された前面受信部121Fと、その裏面(以下、「背面」という。)に設置された背面受信部121Bとから構成される。
前面受信部121Fは、リモートコントローラ110が出力する信号を受信する受信装置等から構成される。前面受信部121Fは、得点表示装置120の前面に対向する方向(例えば、図6(A)に示すように、前面と直角に交わる直交線を中心とした上下左右所定角度、例えば、0°より大きく180°より小さい角度の範囲の方向。以下、「前面方向」という。)から送信される信号を受信する。そして、受信した信号から得点制御信号を取り出し、取り出した得点制御信号に、例えば図7(A)に示すように、前面受信部121Fで受信したことを示す「受信部位情報」を付加して制御部126に送信する。
背面受信部121Bは、リモートコントローラ110が出力する信号を受信する受信装置等から構成される。前面受信部121Fは、得点表示装置120の背面に対向する方向(例えば、図6(B)に示すように、背面と直角に交わる直交線を中心とした上下左右所定角度、例えば、0°より大きく180°より小さい角度の範囲の方向)から送信される信号を受信する。そして、受信した信号から得点制御信号を取り出し、取り出した得点制御信号に、例えば図7(B)に示すように、背面受信部121Bで受信したことを示す「受信部位情報」を付加して制御部126に送信する。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、得点制御信号が送信された方向(つまり、得点表示装置120に対するリモートコントローラ110の位置する方向。例えば、前面方向や背面方向)のことを「送信方向」と呼ぶ。
図3に戻り、タイマ122は、クロック回路等の計時装置から構成される。タイマ122は制御部126から時間(例えば、20分00秒)がセットされると、セットされた時間のカウントダウンを開始する。そして、タイマ122は制御部126に対して1秒毎にカウントダウンした時間(例えば、19分59秒、19分58秒、・・・)を送信する。
表示部123は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)やOELD(Organic EctroLuminescence Display:有機ELディスプレイ)等の表示装置から構成される。表示部123は図5(A)に示すように、時間表示部123Tと、左得点表示部123Lと、右得点表示部123Rとを有している。
時間表示部123Tは、タイマ122がカウントダウンした時間を表示するための表示領域である。表示部123は、制御部126から時間が送信されると、随時、送信された時間を表示する。
左得点表示部123Lは、左サイドの得点を表示するための領域である。表示部123は、制御部126から左サイドの得点を示す情報が送信されると、送信された情報に基づいて現在表示されている得点表示を変更する。
右得点表示部123Rは、右サイドの得点を表示するための領域である。表示部123は、制御部126から左サイドの得点を示す情報が送信されると、送信された情報に基づいて現在表示されている得点表示を変更する。
図3に戻り、記憶部124は、RAM(Random Access Memory)等の読み書き可能な記憶装置から構成される。記憶部124は「得点情報」「有効受信部位情報」「モード情報」等の各種データを記憶する。
「得点情報」は、表示部123に表示される得点を示す情報である。具体的には、図8に示す(a)のように、左右の得点にサイド情報(例えば、右サイド/左サイド)とチーム情報(例えば、ホーム/ゲスト)とを関連付けた情報である。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、サイド情報が左サイドとなっている得点情報を「左得点情報」と呼び、サイド情報が右サイドとなっている得点情報を「右得点情報」と呼ぶ。
「有効受信部位情報」は、例えば図8に示す(b)のように、受信部121の、どの受信部位(本実施形態では前面受信部121Fと背面受信部121Bのいずれか)が有効かを示す情報である。有効受信部位情報は、選択操作部125Sが押されるたびに制御部126によって「前面受信部のみ有効」→「背面受信部のみ有効」→「いずれの受信部も有効」→「いずれの受信部も無効」→「前面受信部のみ有効」→・・・と書き換えられる。
「モード情報」は、例えば図8に示す(c)のように、得点表示装置120の現在の動作モードを示す情報である。得点表示装置120は、「通常モード」と「変更モード」の2つの動作モードを有している。
「通常モード」は、前面受信部121F、背面受信部121B、どちらで得点制御信号を受信したかに関わらず得点表示装置120が同じ動作をするモードである。具体的には、図9(A)に示すように、リモートコントローラ110の向きに関わらず、リモートコントローラ110の左右の操作キーと表示部123の左右の得点表示を一致させるモードである。より具体的には、受信した得点制御信号が左得点制御信号の場合は、左得点表示部123Lの得点表示を変更し、受信した得点制御信号が右得点制御信号の場合は、右得点表示部123Rの得点表示を変更する。
「変換モード」は、前面受信部121F、背面受信部121B、どちらで受信したかによって得点表示装置120の動作が変わるモードである。具体的には、図9(B)に示すように、リモートコントローラ110の向きによって、リモートコントローラ110の操作キーによって制御される表示部123の得点表示を変更するモードである。より具体的には、前面受信部121Fで左得点制御信号を受信した場合は、左得点表示部123Lの得点表示を変更し、背面受信部121Bで左得点制御信号を受信した場合は、右得点表示部123Rの得点表示を変更する。また、前面受信部121Fで右得点制御信号を受信した場合は、右得点表示部123Rの得点表示を変更し、背面受信部121Bで右得点制御信号を受信した場合は、左得点表示部123Lの得点表示を変更する。
図3に戻り、操作部125は、得点表示装置120を操作するためのオペレーションパネルである。操作部125は、図5(B)に示すように、操作表示部125D、選択操作部125S、モード操作部125M、入替操作部125C、タイマ操作部125T、得点操作部125P、から構成される。
操作表示部125Dは、LCDやOELD等の表示装置から構成される。操作表示部125Dは制御部126の制御に従ってユーザの操作内容(例えば、タイマをセットする際の時間情報や、モードを選択する際のモード情報等)を表示する。
選択操作部125Sは、得点表示装置120のどの受信部を有効にするか(すなわち、いずれの受信部を受信可能にするか)を切り替えるためのボタンである。具体的には、ユーザによって選択操作部125Sが押されると、選択操作部125Sは制御部126に対しボタンが押されたことを示す情報を送信する。制御部126はその情報を受信すると記憶部124に格納されている有効受信部位情報を書き換える。そして、制御部126は書き換えた有効受信部位情報に基づいて各受信部位の有効/無効を切り替える(例えば、受信部位情報が「いずれの受信部も有効」になっている場合は前面受信部121Fと背面受信部121Bの両方を有効(受信可能)にし、「いずれの受信部も無効」になっている場合は前面受信部121Fと背面受信部121Bの両方を無効(受信不能)にする。また、受信部位情報が「前面受信部のみ有効」になっている場合は前面受信部121Fを有効にするとともに、背面受信部121Bを無効にする。逆に、受信部位情報が「背面受信部のみ有効」になっている場合は背面受信部121Bを有効にするとともに、前面受信部121Fを無効にする。)。各受信部位の有効/無効の切り替えは、制御部126が、各受信部位からの得点制御信号を受信するか/破棄するかを選択する等によって切り替えてもよいし、各受信部に対する電力供給の供給/停止を制御する等によって受信部位の有効/無効を切り替えてもよい。なお、得点表示装置120が設置され、リモートコントローラ110の位置(つまり、リモートコントローラ操作者の立ち位置)が決定した時点で、前面受信部121Fおよび背面受信部121Bのうちのいずれか1つの受信部を有効(受信可能)にし、他の受信部を無効(受信不能)にすることが望ましい。
モード操作部125Mは、得点表示装置120の動作モードを選択するためのボタンである。得点表示装置120は、「通常モード」と「変換モード」の2つの動作モードを有していて、モード操作部125Mが押されるたびに、通常モードと変換モードとが切り替わる。具体的には、ユーザによってモード操作部125Mが押されると、モード操作部125Mは制御部126に対しボタンが押されたことを示す情報を送信する。制御部126はその情報を受信すると、記憶部124に格納されている、得点表示装置120の現在の動作モードを示すモード情報を別のモード情報に書き換える。例えば、記憶部124に格納されているモード情報が「通常モード」であれば「変換モード」に書き換え、「変換モード」であれば「通常モード」に書き換える。
入替操作部125Cは、コートチェンジの際に、左右のサイドの得点表示を入れ替えるためのボタンである。具体的には、ユーザによって入替操作部125Cが押されると、入替操作部125Cは制御部126に対しボタンが押されたことを示す情報を送信する。制御部126はその情報を受信すると、記憶部124に格納されている得点情報のサイド情報を図10に示すように入れ替えるとともに、入れ替えた得点情報にあわせて左得点表示部123Lおよび右得点表示部123Rの表示を入れ替える。
タイマ操作部125Tは、得点表示装置120のタイマ機能を操作するためのボタン群から構成される。タイマ操作部125Tは、ボタンが押されると制御部126に対しボタンが押されたことを示す情報を送信する。制御部126は押されたボタンの内容に応じて操作表示部125D、タイマ122、および時間表示部123Tを制御する。
得点操作部125Pは、得点表示装置120の得点表示を操作するためのボタン群から構成される。得点操作部125Pは、ボタンが押されると制御部126に対しボタンが押されたことを示す情報を送信する。制御部126は押されたボタンの内容に応じて操作表示部125D、左得点表示部123L、および右得点表示部123Rを制御する。
制御部126は、プロセッサ等の処理装置から構成される。制御部126は不図示のROM(Read Only Memory)に格納されているプログラムに従って動作し、後述の「得点制御信号送受信処理」「得点変更処理」を含む種々の動作を実行する。
次に、このような構成を有する得点表示システム100の動作について説明する。
リモートコントローラ110は、電源が投入されると、得点制御信号を得点表示装置120に送信するための「得点制御信号送受信処理(リモートコントローラ側)」を開始する。また、得点表示装置120は、電源が投入されると、リモートコントローラ110から得点制御信号を受信し、受信した得点制御信号に基づいて表示部123の得点表示を変更するための「得点制御信号送受信処理(得点表示装置側)」を開始する。以下、図11のフローチャートを参照して「得点制御信号送受信処理」を説明する。
リモートコントローラ110の送信制御部112は、操作部125からキー押下情報を受信したか否か判別する(ステップS110)。キー押下情報を受信していない場合(ステップ110:No)、キー押下情報を受信するまでステップS110を繰り返す。キー押下情報を受信した場合(ステップ110:Yes)、ステップS120に進む。
送信制御部112は受信したキー押下情報を基に、例えば図4に示すような得点制御信号を生成する(ステップS120)。
図11に戻り、送信制御部112は、生成した得点制御信号を送信部113に送信する。送信部113は送信制御部112から受信した得点制御信号を赤外線信号に変換し、変換した赤外線信号を先端の発光装置から外部に発光する(ステップS130)。
得点表示装置120側の処理に移り、制御部126は受信部121から得点制御信号を受信したか否か判別する(ステップS140)。得点制御信号を受信していない場合(ステップ140:No)、得点制御信号を受信するまでステップS140を繰り返す。得点制御信号を受信した場合(ステップ140:No)、ステップS150に進む。
制御部126は受信した得点制御信号に含まれるキー情報がクリアキーか否か判別する(ステップS150)。クリアキーの場合(ステップS150:Yes)、制御部126は記憶部124に格納されている得点情報の得点をクリアする(例えば、0にする)とともに、左得点表示部123Lおよび右得点表示部123Rの表示もクリアする。クリアキーではない場合(ステップS150:No)、ステップS170に進む。
制御部126は、記憶部124に格納されているモード情報を基に、得点表示装置120の現在の動作モードが通常モードか変換モードか判別する(ステップS170)。通常モードの場合(ステップS170:Yes)、ステップS180に進む。変換モードの場合(ステップS170:No)、ステップS190に進む。
通常モードの場合(ステップS170:Yes)、制御部126は表示部123の得点表示を変更するための「得点変更処理(通常モード)」を開始する(ステップS180)。以下、図12のフローチャートを参照して「得点変更処理(通常モード)」を説明する。
制御部126は、得点制御信号に含まれるキー情報を基に、受信した得点制御信号が図4に示す(a)のような「左得点制御信号」か、図4に示す(b)のような「右得点制御信号」かを判別する(ステップS181)。図12に戻り、左得点制御信号の場合(ステップS181:Yes)、ステップS182に進む。右得点制御信号の場合(ステップS181:No)、ステップS183に進む。
左得点制御信号の場合(ステップS181:Yes)、制御部126は左得点制御信号に基づいて、プログラム等により予め定められた一方のサイド(本実施形態の場合、左得点表示部123L)の得点表示を変更する。具体的には、制御部126は左得点制御信号が図4に示す(c)のような「加点信号」か、図4に示す(d)のような「減点信号」かを判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する(ステップS182)。
図12のステップS181に戻り、制御情報が右得点制御信号の場合(ステップS181:No)、制御部126は右得点制御信号に基づいて他方のサイド(本実施形態の場合、右得点表示部123R)の得点表示を変更する。具体的には、制御部126は右得点制御信号が「加点信号」か、「減点信号」かを判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した右得点情報の得点を右得点表示部123Rに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した右得点情報の得点を右得点表示部123Rに表示する(ステップS183)。
表示が完了したら、制御部126は得点変更処理(通常モード)を終了する。
図11のステップS170に戻り、現在の動作モードが変換モードの場合(ステップS170:No)、制御部126は表示部123の得点表示を変更するための「得点変更処理(変換モード)」を開始する(ステップS190)。以下、図13のフローチャートを参照して「得点変更処理(変換モード)」を説明する。
制御部126は、得点制御信号に付加された受信部位情報を基に、得点制御信号を前面受信部121Fで受信したか、背面受信部121Bで受信したか判別する(ステップS191)。前面受信部121Fで受信した場合(ステップS191:Yes)、ステップS192に進む。背面受信部121Bで受信した場合(ステップS191:No)、ステップS195に進む。
前面受信部121Fで受信した場合(ステップS191:Yes)、制御部126は、得点制御信号に含まれるキー情報を基に、受信した得点制御信号が「左得点制御信号」か、「右得点制御信号」かを判別する(ステップS192)。左得点制御信号の場合(ステップS192:Yes)、ステップS193に進む。右得点制御信号の場合(ステップS192:No)、ステップS194に進む。
左得点制御信号の場合(ステップS192:Yes)、制御部126は左得点制御信号に基づいてプログラム等により予め定められた一方のサイド(本実施形態の場合、左得点表示部123L)の得点表示を変更する。具体的には、制御部126は左得点制御信号が「加点信号」か、「減点信号」かを判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する(ステップS193)。
ステップS192に戻り、制御情報が右得点制御信号の場合(ステップS192:No)、制御部126は右得点制御信号に基づいて他方のサイド(本実施形態の場合、右得点表示部123R)の得点表示を変更する。具体的には、制御部126は右得点制御信号が「加点信号」か、「減点信号」かを判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した右得点情報の得点を右得点表示部123Rに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した右得点情報の得点を右得点表示部123Rに表示する(ステップS194)。
ステップS191に戻り、背面受信部121Bで得点制御信号を受信した場合(ステップS191:No)、制御部126は、得点制御信号に含まれるサイド情報を基に、得点制御信号が「左得点制御信号」か、「右得点制御信号」かを判別する(ステップS195)。左得点制御信号の場合(ステップS195:Yes)、ステップS196に進む。右得点制御信号の場合(ステップS195:No)、ステップS197に進む。
左得点制御信号の場合(ステップS195:Yes)、制御部126は左得点制御信号に基づいて反対サイドとなる右得点表示部123Rの得点表示を変更する。具体的には、制御部126は左得点制御信号が「加点信号」か、「減点信号」かを判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した右得点情報の得点を右得点表示部123Rに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている右得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した右得点情報を右得点表示部123Rに表示する(ステップS196)。
ステップS195に戻り、制御情報が右得点制御信号の場合(ステップS195:No)、制御部126は右得点制御信号に基づいて反対サイドとなる左得点表示部123Lの得点表示を変更する。具体的には、制御部126は右得点制御信号が加点信号か減点信号か判別する。加点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点加点して上書き保存するとともに、加点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する。減点信号の場合、制御部126は記憶部124に格納されている左得点情報の得点を1点減点して上書き保存するとともに、減点した左得点情報の得点を左得点表示部123Lに表示する(ステップS197)。
表示が完了したら、制御部126は得点変更処理(変換モード)を終了するとともに、図11のステップS140に戻り、リモートコントローラ110からの得点制御信号の受信を待機する。
本実施形態によれば、変換モードを使えば、リモートコントローラ110を操作するオペレータが得点表示装置120の前面方向にいても背面方向にいても、リモートコントローラ110の各操作キーの左右の位置と、オペレータの位置から視覚的に見たコートのサイドが一致しているので、オペレータは操作ミスを起こすことなく容易に得点操作ができる。一方、通常モードを使えば、確実に操作キーに割り当てられている所望のサイドの得点を操作できる。
また、変換モードを使えば、得点制御信号を前面受信部121Fで受信したか、背面受信部121Bで受信したかによって得点表示装置120の動作が異なるので、例えば、図14に示すように、異なった方向を向いた複数台の得点表示装置120をコートの周りに設置した場合であっても、1台のリモートコントローラ110で、同時に得点を操作することができる。
(実施形態2)
実施形態1の得点表示システム100は得点制御信号の送信方向が前面方向か背面方向かによって動作を変更したが、例えば図15に示すように、得点制御信号の送信方向が前面または背面と直角に位置する左側面方向、その反対面となる右側面方向かによって動作を変更することも可能である。以下、本実施形態の得点表示システム100について説明する。
得点表示システム100は、図16に示すように、リモートコントローラ110と、得点表示装置120と、リモートコントローラ130とから構成される。
リモートコントローラ110の構成は実施形態1と同じであるので説明を省略する。
得点表示装置120は、実施形態1の構成に加え、左側面受信部121Lと、右側面受信部121Rと、を備えている。
左側面受信部121Lはリモートコントローラ130が出力する信号を受信する受信装置等から構成される。左側面受信部121Lは、得点表示装置120の左側面に対向する方向(例えば、図17(A)に示すように、左側面と直角に交わる直交線を中心とした上下左右所定角度、例えば、0°より大きく180°より小さい角度の範囲の方向。以下、「左側面方向」という。)から送信される信号を受信する。そして、受信した信号から得点制御信号を取り出し、取り出した得点制御信号に、例えば図18(A)に示すように、左側面受信部121Lで受信したことを示す「受信部位情報」を付加して制御部126に送信する。
右側面受信部121Rはリモートコントローラ130が出力する信号を受信する受信装置等から構成される。右側面受信部121Rは、得点表示装置120の右側面に対向する方向(例えば、図17(B)に示すように、右側面と直角に交わる直交線を中心とした上下左右所定角度、例えば、0°より大きく180°より小さい角度の範囲の方向)から送信される信号を受信する。そして、受信した信号から得点制御信号を取り出し、取り出した得点制御信号に、例えば図18(B)に示すように、右側面受信部121Rで受信したことを示す「受信部位情報」を付加して制御部126に送信する。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、得点制御信号が送信された方向(つまり、得点表示装置120に対するリモートコントローラ130の位置する方向。例えば、左側面方向や右側面方向)のことを「送信方向」と呼ぶ。
なお、リモートコントローラ130から送信される得点制御信号の「種別情報」とリモートコントローラ110から送信される得点制御信号の「種別情報」とは異なるものになっている(例えば、リモートコントローラ110の種別情報には“T001”が、リモートコントローラ130の種別情報には“T003”がセットされている)。左側面受信部121Lおよび右側面受信部121Rは、種別情報を基に得点制御信号がリモートコントローラ110から送信されたものかリモートコントローラ130から送信されたものか判別する。そして、リモートコントローラ130から送信されたと判別された場合にのみ受信した得点制御信号を制御部126に送信する。また、前面受信部121Fおよび背面受信部121Bも同様に、種別情報を基に得点制御信号がリモートコントローラ110から送信されたものかリモートコントローラ130から送信されたものか判別する。そしてリモートコントローラ110から送信されたと判別された場合のみ受信した得点制御信号を制御部126に送信する。
また、記憶部124に格納される有効受信部位情報は、選択操作部125Sが押されるたびに「前面受信部のみ有効」→「背面受信部のみ有効」→「左側面受信部のみ有効」→「右側面受信部のみ有効」→「いずれの受信部も有効」→「いずれの受信部も無効」→「前面受信部のみ有効」→・・・と書き換えられる。なお、本実施形態においても、得点表示装置120が設置され、リモートコントローラ110の位置(つまり、リモートコントローラ操作者の立ち位置)が決定した時点で、前面受信部121F、背面受信部121B、左側面受信部121L、右側面受信部121Rのうちのいずれか1つの受信部を有効(受信可能)にし、他の受信部を無効(受信不能)ことが望ましい。
リモートコントローラ130は、リモートコントローラ110と同様に、キー操作部111と、送信制御部112と、送信部113とから構成される。
キー操作部111は、図16に示すように、前加点キー111Fu、前減点キー111Fd、後加点キー111Bu、後減点キー111Bd、クリアキー111C等の各種操作キーから構成される。キー操作部111は、これら操作キーが押されると、送信制御部112に対し、操作キーが押されたことを示す情報(以下、「キー押下情報」という。)を送信する。
送信制御部112は、キー操作部111からキー押下情報が送信されると、キー押下情報を基にキー操作部111のどのキーが押されたか判別し、判別した情報を基に得点表示装置120の得点表示を制御するための「得点制御信号」を生成する。
「得点制御信号」は、図19に示ように、リモートコントローラの種類を示す「種別情報」と、押されたキーの内容を示す「キー情報」とから構成される。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、図19に示す(a)のように、キー情報に前加点キー111Fuまたは前減点キー111Fdを示す情報が含まれる得点制御信号を「前得点制御信号」と呼び、図19に示す(b)のように、キー情報に後加点キー111Buまたは後減点キー111Bdを示す情報が含まれる得点制御信号を「後得点制御信号」と呼ぶ。また、図19に示す(c)のように、キー情報に前加点キー111Fuまたは後加点キー111Buを示す情報が含まれる得点制御信号を「加点信号」と呼び、図19に示す(d)のように、キー情報に前減点キー111Fdまたは後減点キー111Bdを示す情報が含まれる得点制御信号を「減点信号」と呼ぶ。
送信部113は制御部126が生成した得点制御信号を赤外線信号に変換し外部に送信する。
次に、このような構成を有する得点表示システム100の動作について説明する。
リモートコントローラ110、得点表示装置120、及びリモートコントローラ130は、電源が投入されると、図20に示す「得点制御信号送受信処理」を開始する。なお、ステップS170、ステップS200、およびステップS210以外のステップについては実施形態1と同様であるので説明を省略する。以下、ステップS170から説明を開始する。
制御部126は、記憶部124に格納されているモード情報を基に、得点表示装置120の現在の動作モードが通常モードか変換モードか判別する(ステップS170)。通常モードの場合(ステップS190:Yes)、ステップS180に進む。変換モードの場合(ステップS170:No)、ステップS200に進む。
現在の動作モードが変換モードの場合(ステップS170:No)、制御部126は、得点制御信号に付加された受信部位情報を基に、得点制御信号が前面受信部121F/背面受信部121Bで受信されたものか、左側面受信部121L/右側面受信部121Rで受信されたものか判別する(ステップS200)。前面受信部121F/背面受信部121Bで受信されたものである場合(ステップS200:Yes)、ステップS190に進む。左側面受信部121L/右側面受信部121Rで受信されたものである場合(ステップS200:No)、ステップS210に進む。
得点制御信号が左側面受信部121L/右側面受信部121Rで受信されたものである場合(ステップS200:No)、制御部126は表示部123の得点表示を変更するための「得点変更処理(変換モード)」を開始する(ステップS210)。以下、図21のフローチャートを参照して「得点変更処理(変換モード)」を説明する。
制御部126は、得点制御信号に付加された受信部位情報を基に、得点制御信号を左側面受信部121Lで受信したか、右側面受信部121Rで受信したか判別する(ステップS211)。左側面受信部121Lで受信した場合(ステップS211:Yes)、ステップS212に進む。右側面受信部121Rで受信した場合(ステップS211:No)、ステップS215に進む。
左側面受信部121Lで受信した場合(ステップS211:Yes)、制御部126は、得点制御信号に含まれるキー情報を基に、受信した得点制御信号が「前得点制御信号」か、「後得点制御信号」かを判別する(ステップS212)。前得点制御信号の場合(ステップS212:Yes)、ステップS213に進む。後得点制御信号の場合(ステップS212:No)、ステップS214に進む。
前得点制御信号の場合(ステップS212:Yes)、制御部126は前得点制御信号に基づいて左得点表示部123Lの得点表示を変更する(ステップS213)。
ステップS212に戻り、制御情報が後得点制御信号の場合(ステップS212:No)、制御部126は後得点制御信号に基づいて右得点表示部123Rの得点表示を変更する。(ステップS214)。
ステップS211に戻り、右側面受信部121Rで得点制御信号を受信した場合(ステップS211:No)、制御部126は、得点制御信号に含まれるサイド情報を基に、得点制御信号が「前得点制御信号」か、「後得点制御信号」かを判別する(ステップS215)。前得点制御信号の場合(ステップS215:Yes)、ステップS216に進む。後得点制御信号の場合(ステップS215:No)、ステップS217に進む。
前得点制御信号の場合(ステップS215:Yes)、制御部126は前得点制御信号に基づいて右得点表示部123Rの得点表示を変更する。(ステップS216)。
ステップS212に戻り、制御情報が後得点制御信号の場合(ステップS215:No)、制御部126は後得点制御信号に基づいて左得点表示部123Lの得点表示を変更する(ステップS217)。
変更が完了したら、制御部126は得点変更処理(変換モード)を終了するとともに、図20のステップS140に戻り、リモートコントローラからの得点制御信号の受信を待機する。
本実施形態によれば、リモートコントローラ130を操作するオペレータが得点表示装置120の右側面方向にいても左側面方向にいても、リモートコントローラ130の各操作キーの前後の位置と、オペレータの位置から視覚的に見たコートのサイドが一致しているので、オペレータは容易に得点操作ができる。
(実施形態3)
実施形態1の得点表示システム100は得点制御信号が前面方向から送信されるか背面方向から送信されるかによって動作を変更したが、リモートコントローラ110の左右のキー操作を、例えば図22に示す(a)(b)のように、チームまたは個人の得点操作に固定することも可能である(例えば、チームまたは個人が左右どちらのサイドにいるかに関わらず、左加点キー111Luおよび左減点キー111Ldが押されたらホームチームの得点を変更し、右加点キー111Ruおよび右減点キー111Rdが押されたらゲストチームの得点を変更する)。以下、本実施形態の得点表示システム100について説明する。
得点表示システム100は、図1に示すように、リモートコントローラ110と、得点表示装置120とから構成される。
リモートコントローラ110および得点表示装置120の構成は実施形態1と同じであるが、得点表示装置120の記憶部124には、図23に示すように、実施形態1で説明した「得点情報」と「モード情報」等に加え、「割当情報」が格納されている。「割当情報」は、対戦するチームおよび個人の「識別情報」と左右どちらかの得点制御信号を示す「得点制御信号情報」とを関連づけた情報である。なお、以下の説明では、理解を容易にするため、識別情報には、「ホーム」または「ゲスト」のいずれかの情報が入っているものとして説明する。
また、得点表示装置120は、実施形態1で通常した「通常モード」に変えて「固定モード」を有している。「固定モード」は、対戦するチームまたは個人が左右どちらのサイドにいるかに関わらず、チームまたは個人の得点の操作をリモートコントローラ110の左右のどちらかのキーに固定するモードである(つまり、コートチェンジがあったとしても、例えば、左側のキーが押されたらホームチームの得点を変更し、右側のキーが押されたらゲストチームの得点を変更する)。
なお、本実施形態においても、実施形態1と同様に、得点表示装置120が設置され、リモートコントローラ操作者の立ち位置が決定した時点で、選択操作部125Sの操作によって前面受信部121Fおよび背面受信部121Bのうちのいずれか1つの受信部を有効(受信可能)にし、他の受信部を無効(受信不能)にすることが望ましい。
次に、このような構成を有する得点表示システム100の動作について説明する。
リモートコントローラ110、及び得点表示装置120は、電源が投入されると、図24に示す「得点制御信号送受信処理」を開始する。なお、ステップS170、及びステップS200以外のステップについては実施形態1と同様であるので説明を省略する。以下、図24のステップS170から説明を開始する。
制御部126は、記憶部124に格納されているモード情報を基に、得点表示装置120の現在の動作モードが固定モードか変換モードか判別する(ステップS170)。固定モードの場合(ステップS170:Yes)、ステップS220に進む。変換モードの場合(ステップS170:No)、ステップS190に進む。
現在の動作モードが固定モード(ステップS170:Yes)制御部126は表示部123の得点表示を変更するための「得点変更処理(固定モード)」を開始する(ステップS220)。以下、図25のフローチャートを参照して「得点変更処理(固定モード)」を説明する。
制御部126は、得点制御信号に含まれるキー情報を基に、受信した得点制御信号が「左得点制御信号」か、「右得点制御信号」かを判別する(ステップS221)。左得点制御信号の場合(ステップS221:Yes)、ステップS222に進む。右得点制御信号の場合(ステップS221:No)、ステップS225に進む。
受信した得点制御信号が左得点制御信号の場合(ステップS221:Yes)、制御部126は、記憶部124に格納されている割当情報を基に、左得点制御信号がどちらの識別情報(ホームまたはゲスト)に割り当てられているか判別する。そして、判別した識別情報(ホームかゲスト)と記憶部124に格納されている得点情報を基に、得点を変更するサイドを判別する(ステップS222)。左サイドの場合(ステップS222:Yes)、ステップS223に進む。右サイドの場合(ステップS222:No)、ステップS224に進む。
左サイドの場合(ステップS222:Yes)、制御部126は左得点制御信号に基づいて左得点表示部123Lの得点表示を変更する(ステップS223)。
ステップS222に戻り、右サイドの場合(ステップS222:No)、制御部126は左得点制御信号に基づいて右得点表示部123Rの得点表示を変更する。(ステップS224)。
ステップ221に戻り、受信した得点制御信号が右得点制御信号の場合(ステップS221:No)、制御部126は、記憶部124に格納されている割当情報を基に、右得点制御信号がどちらの識別情報(ホームまたはゲスト)に割り当てられているか判別する。そして、判別した識別情報(ホームかゲスト)と記憶部124に格納されている得点情報を基に、得点を変更するサイドを判別する(ステップS225)。左サイドの場合(ステップS225:Yes)、ステップS226に進む。右サイドの場合(ステップS225:No)、ステップS227に進む。
左サイドの場合(ステップS225:Yes)、制御部126は右得点制御信号に基づいて左得点表示部123Lの得点表示を変更する(ステップS226)。
ステップS222に戻り、右サイドの場合(ステップS225:No)、制御部126は左得点制御信号に基づいて右得点表示部123Rの得点表示を変更する。(ステップS227)。
変更が完了したら、制御部126は得点変更処理(固定モード)を終了するとともに、図24のステップS140に戻り、リモートコントローラ110からの得点制御信号の受信を待機する。
本実施形態によれば、リモートコントローラ110の左右のキーが対戦するチームまたは個人と連動しているので、オペレータは容易に得点操作ができる。
なお、送信部113と受信部121との間の通信は赤外線通信に限られない。可視光、電波、音波等の指向性を持った伝播媒体を使った通信であってもよい。例えば、送信部113は可視光、電波、音波等を出力する出力装置あってもよいし、受信部121は送信部113から出力される可視光、電波、音波等を受信する受信装置であってもよい。このとき、受信部121は、受信した信号が所定方向から送信された信号であるか否かを判別するため、受信した信号の強度が所定閾値以上であるか否か(例えば、波の振幅が所定閾値以上であるか否か)判別し、受信した信号の強度が所定の閾値以上であると判別された場合、受信した制御信号を制御部126に送信してもよい。
また、得点表示装置120が得点を表示する対戦型スポーツはバスケットボールや柔道に限られない。例えば、バレーボール、ビーチバレー、テニス、ソフトテニス、バドミントン、ハンドボール、ラグビー、サッカー、アメリカンフットボール、フットサル、卓球、ドッジボール、アイスホッケー、水球、セパタクロー等の球技であってもよいし、空手、剣道、レスリング、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、ムエタイ等の格闘技であってもよい。
得点表示装置120の得点表示は点数に限られない。各スポーツにあわせた得点表示形式にすることが可能である。例えば、柔道であれば、“一本”、“技あり”等の得点表示形式であってもよい。
また、得点表示装置120の表示は、得点表示、時間表示に限られない。例えば、どちらのサイドがホームチーム/ゲストチームか、サーブ権が今どちらのサイドにあるか、いま何セット目か等の表示があってもよい。
本実施形態の得点表示システム100(リモートコントローラ110、130、および/または得点表示装置120)は、専用のシステムにより実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールして、上述の処理を実行することによって得点表示システム100(リモートコントローラ110、130、および/または得点表示装置120)を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、例えばコンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OSとアプリケーションソフトとの共同により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
上記プログラムを記録する記録媒体としては、USBメモリ、フレキシブルディスク、CD、DVD、Blu−ray Disc(登録商標)、MO、SDカード、メモリースティック(登録商標)、その他、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気テープ等のコンピュータ読取可能な記録媒体を使用することができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
100 得点表示システム
110、130 リモートコントローラ
111 キー操作部
111Lu 左加点キー
111Ld 左減点キー
111Ru 右加点キー
111Rd 右減点キー
111Fu 前加点キー
111Fd 前減点キー
111Bu 後加点キー
111Bd 後減点キー
111C クリアキー
112 送信制御部
113 送信部
120 得点表示装置
121 受信部
121F 前面受信部
121B 背面受信部
121L 左側面受信部
121R 右側面受信部
122 タイマ
123 表示部
123T 時間表示部
123L 左得点表示部
123R 右得点表示部
124 記憶部
125 操作部
125D 操作表示部
125S 選択操作部
125M モード操作部
125C 入替操作部
125T タイマ操作部
125P 得点操作部
126 制御部

Claims (9)

  1. 2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置であって、
    2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
    いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信部と、
    前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の受信部および前記第2の受信部いずれの受信部で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする得点表示装置。
  2. 前記得点表示装置は、前記表示部が配置された前面と、その裏面となる背面と、を備え、
    前記第1の受信部は、前記前面に配置されており、前記前面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信し、
    前記第2の受信部は、前記背面に配置されており、前記背面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の得点表示装置。
  3. 前記得点表示装置は、前記表示部が配置された前面と直角に位置する右側面と、その反対面となる左側面と、を備え、
    前記第1の受信部は、前記右側面に配置され、前記右側面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信し、
    前記第2の受信部は、前記左側面に配置され、前記左側面に対向する方向から送信される前記得点制御信号を受信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の得点表示装置。
  4. 前記得点表示装置は、前記表示部に表示された2つサイドの得点表示を入れ替えるための入替操作部、を備え、
    前記制御部は、前記入替操作部が操作されたか否か判別し、前記入替操作部が操作されたと判別した場合、前記表示部に表示された両方のサイドの得点表示を入れ替える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の得点表示装置。
  5. 前記第1の受信部および前記第2の受信部は、いずれか一方のサイドの得点表示を変更する第1の得点制御信号と、他方のサイドの得点表示を変更する第2の得点制御信号と、
    を受信し、
    前記得点表示装置は、
    対戦するチームまたは個人を識別する識別情報と対戦するチームまたは個人が位置するサイドの情報とを関連付けた得点情報と、前記第1の得点制御信号および前記第2の得点制御信号をそれぞれ前記識別情報に関連づけた割当情報と、記憶する記憶部と、
    前記得点制御信号を受信可能な受信部を切り替えるための選択操作部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記選択操作部の操作に基づいて、前記第1の受信部および前記第2の受信部のうちのいずれかの受信部を受信可能にするとともに、他の受信部を受信不能にし、
    受信可能にした受信部で受信した得点制御信号が前記第1の得点制御信号か前記第2の得点制御信号か判別し、
    前記第1の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第1の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更し、
    前記第2の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第2の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識
    別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の得点表示装置。
  6. 2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置であって、
    2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
    リモートコントローラによっていずれかの方向から送信される得点制御信号であっていずれか一方のサイドの得点表示を変更する第1の得点制御信号と他方のサイドの得点表示を変更する第2の得点制御信号とを受信する受信部と、
    対戦するチームまたは個人を識別する識別情報と対戦するチームまたは個人が位置するサイドの情報とを関連付けた得点情報と、前記第1の得点制御信号および前記第2の得点制御信号をそれぞれ前記識別情報に関連づけた割当情報と、記憶する記憶部と、
    前記受信部が前記得点制御信号を受信可能な方向を選択するための選択操作部と、
    前記選択操作部の操作に基づいて、前記受信部を、選択された方向からの得点制御信号を受信可能にするとともに、選択された方向とは反対方向からの得点制御信号を受信不能にし、受信した得点制御信号が前記第1の得点制御信号か前記第2の得点制御信号か判別し、前記第1の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第1の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更し、前記第2の得点制御信号を受信したと判別した場合、前記割当情報に基づいて前記第2の得点制御信号に関連付けられた識別情報を判別し、前記得点情報に基づいて判別した識別情報に関連付けられたサイドを判別し、判別したサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする得点表示装置。
  7. 2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置と、前記得点表示装置に制御信号を送信するリモートコントローラと、を備える得点表示システムであって、
    前記リモートコントローラは、
    前記得点表示装置に表示される得点表示であっていずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号を送信する送信部、を備え、
    前記得点表示装置は、
    2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示部と、
    前記リモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信部と、
    前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の受信部および前記第2の受信部いずれの受信部で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信部で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする得点表示システム。
  8. 2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置の得点表示方法であって、
    前記得点表示装置が、2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示ステップと、
    前記得点表示装置が、いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信ステップと、
    前記得点表示装置が、前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信ステップと、
    前記得点表示装置が、前記第1の受信ステップおよび前記第2の受信ステップいずれのステップで前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信ステップで前記得点制御信号を受信したと判別した場合、予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信ステップで前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御ステップと、を備える、
    ことを特徴とする得点表示方法。
  9. 2つのサイドに分かれて対戦する対戦型スポーツの得点を表示する得点表示装置を制御するコンピュータに、
    2つのサイドの得点をそれぞれ表示する表示機能と、
    いずれか一方のサイドの得点表示を変更する得点制御信号であってリモートコントローラによって所定の方向から送信される得点制御信号を受信する第1の受信機能と、
    前記所定の方向とは異なる方向から送信される得点制御信号を受信する第2の受信機能と、
    前記第1の受信機能および前記第2の受信機能いずれの受信機能で前記得点制御信号を受信したか判別し、前記第1の受信機能で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、
    予め定められた一方のサイドの得点表示を変更し、前記第2の受信機能で前記得点制御信号を受信したと判別した場合、他方のサイドの得点表示を変更する制御機能と、を実行させる、
    ことを特徴とする得点表示プログラム。
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