JP5535966B2 - 料金収受システム - Google Patents
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Description
このような踏板によって検出される車両の押圧に基づく情報(以下、踏板検出情報と称する)は、アンテナが取得する車両特定情報と車線サーバにて紐付けられ、有料道路の円滑な運用に供されている。
また、車両の軸重を歪ゲージ等の感圧センサで検出するとともに当該検出された軸重情報に基づいて車両の軸数やトレッド、前後進等の踏板検出情報を取得可能な踏板も知られている(例えば特許文献4参照)。
したがって、特許文献4に記載の踏板では、過積載判定をできるだけの軸重の計測精度を担保しつつ車両の押圧の検知を信頼性高く行うことができないという問題がある。
即ち、本発明に係る料金収受システムは、車両用有料施設に設置され、該有料施設の利用料金を収受する料金収受システムであって、車両用有料施設の通行処理用の通路を走行する車両の押圧を内部に設けられた接点体の短絡によって検知することで車軸数を計測するための押圧信号を出力する踏板と、前記通路に埋設されて前記踏板を前記通路に設置するために収容可能とされたフレーム本体、及び、該フレーム本体の車両進行方向両端の少なくとも一方に一体に設けられ、前記通路を走行する車両の軸重を測定して軸重情報として出力する軸重計を有する踏板フレームと、前記通路の車両進行方向で前記踏板と同一の位置に設定され、前記車両の進入を検知して車両検知信号を出力する車両検知器と、前記車両検知信号により前記車両の進入が検知している間において、前記押圧信号の出力数を前記車両の車軸数として計数するとともに前記軸重情報のピークを加算することで車両の総重量を算出する車線サーバと、を備えることを特徴としている。
これによって、フレーム本体に一体に設けられた軸重計によって確実に車両の軸重を検出することができる。
これによって、踏板を固定するために剛とされたフレーム本体に一体に設けられた受圧板を下方に向かって容易に変形可能とすることができる。即ち、受圧板部にスリットを形成することで該スリットの剛性を低下させることができる。したがって、上記歪ゲージによる荷重の測定をより確実に行うことができる。
ここで、例えば受圧板部の下方への変位を許容すべく当該受圧板部の下方に空間を設けた場合、当該空間に雨水や埃等が蓄積することになるため、メンテナンスの観点からは好ましくない。これに対して本発明では、受圧板部に下方に向かって荷重が作用した際には弾性材が弾性変形することで当該受圧板部の下方への変位を許容する構成のため、受圧板部の下方に空間を設ける必要はない。したがって、メンテナンス性を向上させることができる。また、受圧板部に作用する荷重による衝撃を当該弾性材が緩和するため、受圧板部の耐衝撃性を向上させることができる。
走行する車両が上記ブロック材上を通過することで、当該車両の荷重によって受圧板部をより確実に下方に向かって変位させることができる。
を備えるものであってもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、例えば有料道路の料金所におけるアイランドの間の通行処理用の通路に設けられており、踏板フレーム20内に収容された踏板10と、第一車両検知器2と、第二車両検知器3と、第三車両検知器4と、第一アンテナ5と、第二アンテナ6と、発進制御機7と、路側表示器8と、料金収受システム1の各装置を制御する車線サーバ(図示省略)とを備えている。
この踏板10は、図2に示すように、通路幅方向を長手方向とするとともに車両進行方向を短手方向とした平面視矩形状をなして上下方向に所定の厚みを有する踏板本体11を備えている。この踏板本体11は、ゴム等の弾性体により形成されており、その内部には、通路幅方向に延在する空洞部12が車両進行方向に間隔をあけて複数(本実施形態では4つ)形成されている。また、この踏板10の上面における各空洞部12に対応する箇所には、上方に突出するとともに通路幅方向に延在する複数(本実施形態では4つ)の突条11aが形成されている。
路側表示器8は、車線サーバの制御によって車両の運転者に通知する情報を表示する。
より具体的には、このフレーム本体21は、上記第一凹部41の底面に敷設される底板部22と、該底板部22の車両進行方向両端から立ち上がる一対の端板部23と、底板部22の通路幅方向両端から立ち上がる一対の側板部21aとによって構成されている。
即ち、一対の受圧板部25のうち車両進行方向後方側の端板部23と一体とされた一方の受圧板部25は、端板部23の通路幅方向全域にわたるように車両進行方向後方側に向かって張り出している。また、一対の受圧板部25のうち車両進行方向前方側の端板部23と一体とされた他方の受圧板部25は、この端板部23の通路幅方向全域にわたるように車両進行方向後方側に向かって張り出している。これら一対の受圧板部25は、それぞれ平面視矩形状をなす板状とされており、例えば鋼材によってフレーム本体21の端板部23と一体成形されていることが好ましい。
料金収受システム1の通路に車両が進入すると、まず第一車両検知器2の光センサが遮光状態とされることで車線サーバが車両の進入を検知する。これと同時に、車両が車両進行方向前方側の軸重計24、踏板10、車両進行方向後方側の軸重計24上を順次通過し、一対の軸重計24による車両の軸重情報と踏板10による押圧信号が車線サーバに出力される。
この車両の総重量が予め定めた閾値を超えた結果、車線サーバが過積載であると判断した場合、車線サーバは路側表示器8に過積載である旨の表示情報を出力し、路側表示器8は当該表示情報を画面に表示する。
一方、車線サーバが車両特定情報等が異常であると判定した場合には、車線サーバは異常時処理を実行し、車線サーバによる通路の閉鎖状態を維持する。
即ち、踏板10と軸重計24とを別個に設けることができるため、例えば踏板10の機能と軸重計24との機能とを一体化したものに比べて、車両の押圧や軸重の計測精度を担保することができる。
さらに、通路を走行する車両に踏板10と軸重計24とを連続的に通過させることができるため、例えば車線サーバにて先行車両の軸重が後続車両の車両特定情報に紐付けられることを回避することができる。したがって、車両特定情報と軸重情報との一元的な管理を実現することが可能となる。
例えば、実施形態においては荷重検出素子として歪ゲージ28を用いた例について説明したが、これに限定されることはなく、受圧板部25に与えられる荷重を検出可能であれば他の荷重検出素子、例えばロードセル、感圧シート等を用いてもよい。
2 第一車両検知器
3 第二車両検知器
4 第三車両検知器
5 第一アンテナ
6 第二アンテナ
7 発進制御機
8 路側表示器
10 踏板
11 踏板本体
11a 突条
12 空洞部
13 接触型センサ
20 踏板フレーム
21 フレーム本体
22 底板部
23 端板部
21a 側板部
24 軸重計
25 受圧板部
26 スリット
27 ブロック材
28 歪ゲージ
29 弾性材
41 第一凹部
42 第二凹部
Claims (7)
- 車両用有料施設に設置され、該有料施設の利用料金を収受する料金収受システムであって、
車両用有料施設の通行処理用の通路を走行する車両の押圧を内部に設けられた接点体の短絡によって検知することで車軸数を計測するための押圧信号を出力する踏板と、
前記通路に埋設されて前記踏板を前記通路に設置するために収容可能とされたフレーム本体、及び、該フレーム本体の車両進行方向両端の少なくとも一方に一体に設けられ、前記通路を走行する車両の軸重を測定して軸重情報として出力する軸重計を有する踏板フレームと、
前記通路の車両進行方向で前記踏板と同一の位置に設定され、前記車両の進入を検知して車両検知信号を出力する車両検知器と、
前記車両検知信号により前記車両の進入が検知している間において、前記押圧信号の出力数を前記車両の車軸数として計数するとともに前記軸重情報のピークを加算することで車両の総重量を算出する車線サーバと、
を備えることを特徴とする料金収受システム。 - 前記フレーム本体は、
前記通路に形成された凹部の底面に敷設される底板部と、
該底板部の車両進行方向両端から立ち上がり前記踏板に対して車両進行方向両側から当接する一対の端板部とを有し、
前記軸重計は、
前記一対の端板部の少なくとも一方の上端から前記踏板フレームの外側に張り出す受圧板部と、
該受圧板部に設けられ、該受圧板部に対して下方に向かって作用する荷重を検出する荷重検出素子とを有することを特徴とする請求項1に記載の料金収受システム。 - 前記受圧板部は、下方に向かって変位可能とされ、
前記荷重検出素子は、歪ゲージであることを特徴とする請求項2に記載の料金収受システム。 - 前記受圧板部に、前記通路の幅方向に延びるスリットが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の料金収受システム。
- 前記軸重計が、
前記受圧板部の下面に接触する弾性材を有することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の料金収受システム。 - 前記軸重計が、
前記受圧板部の上面に設けられたブロック材を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の料金収受システム。 - 車両用有料施設に設置され、該有料施設の利用料金を収受する料金収受システムであって、
車両用有料施設の通行処理用の通路を走行する車両の押圧を内部に設けられた接点体の短絡によって検知することで車軸数を計測するための押圧信号を出力する踏板と、
前記通路に埋設されて前記踏板を前記通路に設置するために(請求項1)収容可能とされたフレーム本体、及び、該フレーム本体の車両進行方向両端の少なくとも一方において当該フレーム本体の近傍に設けられ、前記通路を走行する車両の軸重を測定して軸重情報として出力する軸重計を有する踏板フレームと、
前記通路の車両進行方向で前記踏板と同一の位置に設定され、前記車両の進入を検知して車両検知信号を出力する車両検知器と、
前記車両検知信号により前記車両の進入が検知している間において、前記押圧信号の出力数を前記車両の車軸数として計数するとともに前記軸重情報のピークを加算することで車両の総重量を算出する車線サーバと、
を備えることを特徴とする料金収受システム。
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