JP5534341B2 - 通信機器用spd - Google Patents

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本発明は、例えば電話回線などの各種通信回線において、通信機器用端子台に着脱自在に装着され、直撃雷や誘導雷によるサージ電圧を吸収して直撃雷や誘導雷から通信機器を保護する通信機器用SPD(Surge Protective Device:サージ防護デバイス)に関する。
例えば直撃雷や誘導雷による雷害を防止する目的から、電話回線などの各種通信回線において、通信機器と大地間に、直撃雷や誘導雷による過渡的な過電圧を制限してサージ電流を分流するデバイスとしてSPDが設置されている。この通信機器用SPDとしては、バリスタやガスアレスタ等の保護素子を備えたものがある。
この種のSPDにおいて、バリスタやガスアレスタ等の保護素子はサージ電圧が繰り返して印加されることにより次第に劣化し、動作開始電圧が規格外になるなど、保護機能が経時的に減退する。
そのため、保護素子の劣化を早期に検出して交換などを行うため、従来では、保護素子の劣化に伴う温度上昇により変色する示温ラベルを保護素子に貼付した劣化表示機能付きSPDが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−150657号公報
ところで、前述の特許文献1に開示された劣化表示機能付きSPDでは、保護素子が経時的に劣化して温度上昇すると、その保護素子に貼付された示温ラベルが変色し、その示温ラベルの変色を目視確認することで、保護素子の劣化を検出することが可能となっている。
しかしながら、保護素子の劣化による温度上昇以外に、保護素子の周囲温度の上昇によっても、示温ラベルが変色することがある。この場合、保護素子が劣化していない状態であっても、その保護素子の周囲温度の上昇により示温ラベルが変色すると、その示温ラベルの変色が保護素子の劣化に起因すると誤認することになる。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、保護素子の劣化を正確に表示して劣化表示の信頼性を向上させ得る通信機器用SPDを提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、通信機器用端子台に着脱自在に装着され、その端子台に設けられたコネクタ部の入出力端子間に接続されると共に、端子台に取り付けられた接地端子に接続される通信機器用SPDであって、SPD構成部品が一方の主面に実装された配線基板をケース内に収容し、端子台のコネクタ部に挿入されて入出力端子と接触する配線基板の端部をケースから導出し、そのケース内の配線基板の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部を収容配置し、その劣化表示機構部は、ケース内の配線基板の他方の主面側の空間に移動可能に配置された棒状部材と、その棒状部材の先端をケースから突出する方向に弾性力を付勢する弾性部材と、SPD構成部品の一つと電気的に接続され、ケース内の配線基板の他方の主面側に配置された切り離し金具とを備え、配線基板の端部と電気的に接続されて棒状部材の一部に取り付けられた接続線を、弾性部材による弾性力に抗した状態で切り離し金具に半田付けしたことを特徴とする。
本発明では、ケース内の配線基板の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部を収容配置したことにより、SPD構成部品の周囲温度に影響されることなく、その劣化表示機構部の機械的動作でもってSPD構成部品の劣化を正確に表示することができ、劣化表示の信頼性向上が図れる。
本発明における劣化表示機構部は、ケース内の配線基板の他方の主面側の空間に移動可能に配置された棒状部材と、その棒状部材の先端をケースから突出する方向に弾性力を付勢する弾性部材と、SPD構成部品の一つと電気的に接続され、ケース内の配線基板の他方の主面側に配置された切り離し金具とを備え、配線基板の端部と電気的に接続されて棒状部材の一部に取り付けられた接続線を、弾性部材による弾性力に抗した状態で切り離し金具に半田付けした構造とすることにより、SPD構成部品の劣化による発熱でもって半田が溶融すると、弾性部材の弾性力により接続線が切り離し金具から離脱し、棒状部材が移動してその先端がケースから突出する。この棒状部材の先端の突出によりSPD構成部品の劣化を表示することが可能となる。
本発明における劣化表示機構部は、棒状部材の一部にスリットを形成し、切り離し金具を棒状部材のスリットに挿通させた状態で接続線が半田付けされている構造が望ましい。このような構造を採用すれば、劣化表示機構部が収容配置された配線基板の他方の主面側に位置するケース内空間を有効に利用することが可能となる。
本発明における劣化表示機構部は、切り離し金具の先端を曲成し、その曲成部に沿わせて接続線を収容した状態でその接続線が半田付けされている構造が望ましい。このような構造を採用すれば、弾性部材による弾性力に抗した状態で切り離し金具に接続線を半田付けで固定する半田溜まりを確保することが容易となり、切り離し金具と接続線との接続強度を確保でき、半田付けの作業性も向上する。
本発明における劣化表示機構部は、棒状部材、弾性部材および切り離し金具をケース内に二組並置し、各組の切り離し金具を棒状部材の移動方向で対称に配置した構造が望ましい。このような構造を採用すれば、棒状部材の接続線と切り離し金具との接続位置をその棒状部材の移動方向で二組とも同一にすることができるので、各組の棒状部材を同一形状にすることが可能となってコスト低減が図れる。
本発明における劣化表示機構部は、棒状部材の先端が挿通して外部への突出が可能な孔をケースに設け、ケースの孔と対応する部位にシール部材を貼付し、そのシール部材の孔と対応する部位に、棒状部材の先端の突出を可能にする切り込みを形成した構造が望ましい。このような構造を採用すれば、棒状部材の先端が位置するケースの孔がシール部材で塞がれているので、棒状部材の突出を誤認することが回避できる。また、シール部材に切り込みが形成されていることから、棒状部材の突出時にその棒状部材がシール部材を突き破ることが容易となる。
本発明によれば、ケース内の配線基板の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部を収容配置したことにより、SPD構成部品の周囲温度に影響されることなく、その劣化表示機構部の機械的動作でもってSPD構成部品の劣化を正確に表示することができ、劣化表示の信頼性向上が図れる。
本発明の実施形態で、(A)は通信機器用SPDを示す縦断面図、(B)は(A)のI−I線に沿う断面図である。 (A)はSPD構成部品を実装した配線基板を示す平面図、(B)は(A)の正面図である。 (A)は劣化表示棒を示す正面図、(B)は(A)の下面図である。 (A)は切り離し金具を示す正面図、(B)は(A)の側面図である。 (A)は通信機器用SPDの外観を示す正面図、(B)は(A)の上面図、(C)は(A)の下面図、(D)は(A)の側面図である。 通信機器用SPDを示す回路構成図である。 通信機器用SPDを端子台に取り付ける状態を示す斜視図である。
本発明に係る通信機器用SPD(以下、単にSPDと称す)の実施形態を、図面を参照しながら以下に詳述する。
この実施形態におけるSPD11(Surge Protective Device:サージ防護デバイス)は、図7に示すように、例えばビルに設置された電話回線の専用端子台12に着脱自在に装着される。この電話用端子台12は、同図に示すようにコネクタ部13が横方向に多列に亘って設けられたもので、各コネクタ部13の最奥部にはSPD11が電気的に接続される入力端子および出力端子(図示せず)が設けられると共に、各コネクタ部13の上部には共通してバー状の接地端子14が取り付けられている。このような端子台12を縦方向に多列に亘ってフレーム15に取り付けることにより、SPD設置可能な電話回線が構成されている。
この端子台12の各コネクタ部13では、図示しないが、入力端子に電話局側の入力線が接続され、出力端子に端末側の出力線が接続されている。この電話回線にSPD11を設置しない場合には、端子台12のコネクタ部13では入力端子と出力端子とが電気的に接続された状態を維持している。一方、電話回線にSPD11を設置する場合には、SPD11をコネクタ部13に差し込むことにより入力端子と出力端子との間にSPD11を介挿する。この時、SPD11はコネクタ部13の接地端子14にも電気的に接続されている。
端子台12の一つのコネクタ部13は、2回線の入力端子および出力端子を有し、このようなコネクタ部13に接続されるSPD11の回路構成は、図6に示す通りである。このSPD11は、2回線の入力端子LIN1,LIN2と出力端子LOUT1,LOUT2との間に接続された温度ヒューズTF1,TF2および電流ヒューズRF1,RF2と、線間に接続されたサージ保護素子Z1,Z2およびガスアレスタGとで構成されている。
このガスアレスタGは接地端子Eに接続されている。また、サージ保護素子Z1,Z2は、双方向性2端子サイリスタ構造からなるPNPN型半導体素子が使用されている。さらに、電流ヒューズRF1,RF2は、過電流の発生時のみ高抵抗となるリセッタブルヒューズを使用している。
なお、サージ保護素子Z1,Z2、リセッタブルヒューズRF1,RF2およびガスアレスタGがSPD構成部品をなし、後述するように切り離し金具27に劣化表示棒25の接続線35を半田付けした部分〔図1(B)参照〕が温度ヒューズTF1,TF2の機能を発揮する。
この実施形態のSPD11は、図5(A)〜(D)に示す外観を呈する樹脂製ケース21を備え、図1(A)に示すように、サージ保護素子Z1,Z2、リセッタブルヒューズRF1,RF2およびガスアレスタGからなるSPD構成部品が一方の主面に実装された配線基板22をケース21内に収容している。
この配線基板22は、図6に示す回路構成を実現するための配線パターンが形成された短冊形状を有し、ガスアレスタGを中心としてその長手方向にサージ保護素子Z1,Z2およびリセッタブルヒューズRF1,RF2を対称配置している〔図2(A)(B)参照〕。ケース21が導出された配線基板22の端部23には、前述した端子台12のコネクタ部13に挿入される2回線の入力端子LIN1,LIN2および出力端子LOUT1,LOUT2が配線パターンで形成されている。
なお、ガスアレスタGには接地端子Eが電気的に接続されており、この接地端子Eは配線基板22の上方でケース21から導出され、端子台12のコネクタ部13の接地端子14に接続される(図7参照)。
このSPD11では、図1(A)(B)に示すように、ケース21内の配線基板22の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部24を収容配置している。このSPD11では、ケース21内の配線基板22の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部24を収容配置したことにより、SPD構成部品の周囲温度に影響されることなく、その劣化表示機構部24の機械的動作でもってSPD構成部品の劣化を正確に表示することができ、劣化表示の信頼性向上が図れる。
このSPD11の劣化表示機構部24は、ケース21内の配線基板22の他方の主面側の空間でそのケース21および配線基板22の長手方向に沿って移動可能に配置された棒状部材である劣化表示棒25と、その劣化表示棒25の先端をケース21から突出する方向に弾性力を付勢する弾性部材である圧縮コイルばね26と、SPD構成部品の一つであるガスアレスタGと電気的に接続され、ケース21内の配線基板22の他方の主面側に配置された切り離し金具27とを備えている。
劣化表示棒25は、図3(A)(B)に示すように、そのL字状後端部28に設けられた棒状部29に圧縮コイルばね26が外挿され、その圧縮コイルばね26の一端がケース21の一部に固定されると共にその他端が劣化表示棒25のL字状後端部28に係止されている。
また、劣化表示棒25のL字状先端部30に設けられた丸棒部31がケース21の前面に設けられた孔32から突出可能に配置されている。前述の圧縮コイルばね26により劣化表示棒25はケース21の孔32から丸棒部31が突出する方向に弾性的に付勢されている。
さらに、劣化表示棒25の略中央部位に一体的に設けられた逆凸状部33には、配線基板22の端部23に設けられた入力端子LIN1,LIN2と電気的に接続されたリード線34がケース21内で引き回されて取り付けられ、そのリード線34と電気的に接続された錫メッキ線等の接続線35が取り付けられている。
劣化表示棒25のL字状後端部28と逆凸状部33との間には長手方向に沿ったスリット36が形成され、配線基板22の一方の主面上のガスアレスタGと電気的に接続されてその他方の主面側に取り付けられた切り離し金具27が挿通されている。前述した劣化表示棒25の逆凸状部33から延びる接続線35は、劣化表示棒25が圧縮コイルばね26の弾性力に抗した状態で切り離し金具27に低温半田36でもって半田付けされている。
このような構造を採用することにより、劣化表示機構部24が収容配置された配線基板22の他方の主面側に位置するケース内空間を有効に利用している。なお、この接続線35が低温半田36により切り離し金具27と接続されている部位が、図6に示す温度ヒューズTF1,TF2を構成している。
この切り離し金具27は、図4(A)(B)に示すように、その先端をU字状に曲成してそのU字状曲成部37に沿わせて接続線35を収容した状態でその接続線35が半田付けされている。このような構造を採用することにより、圧縮コイルばね26による弾性力に抗した状態で切り離し金具27に接続線35を半田付けで固定する半田溜まりを確保することが容易となり、切り離し金具27と接続線35との接続強度を確保でき、半田付けの作業性も向上する。
また、このU字状曲成部37の中央部位に切り欠き38を形成している。この切り欠き38を形成することにより、半田付け作業を容易にし、半田溜まりを確認し易くしている。さらに、U字状曲成部37の上部には隆起部39を形成している。この隆起部39を形成することにより低温半田36の流出を抑制して半田溜まりの形成を容易にしている。
以上の構成を具備した劣化表示機構部24では、サージ保護素子Z1,Z2やガスアレスタGのSPD構成部品が劣化によって発熱すると、その熱がSPD構成部品と切り離し金具27とを接続するリード部を通してこの切り離し金具27に伝導する。この熱によって切り離し金具27の温度が上昇し、それによって低温半田36が溶融すると、圧縮コイルばね26の弾性力により接続線35が切り離し金具27から離脱し、劣化表示棒25が移動してその先端にある丸棒部31がケース21の前面の孔32から外部へ突出する。この劣化表示棒25の丸棒部31の突出によりSPD構成部品の劣化を表示することが可能となる。
この実施形態のSPDにおける劣化表示機構部24では、劣化表示棒25の丸棒部31がケース21の孔32から突出する部位に、つまり、ケース21の孔32と対応する部位にシール部材40を貼付している。また、そのシール部材40の孔32と対応する部位に放射状の切り込み41を形成している。
このような構造を採用することにより、通常時、劣化表示棒25の丸棒部31が位置するケース21の孔32がシール部材40で塞がれているので、その丸棒部31を目視できないことから、劣化表示の誤認を回避できる。また、シール部材40に切り込み41が形成されていることから、劣化表示棒25の丸棒部31の突出時にその丸棒部31がシール部材40を突き破ることが容易となる。
この実施形態のSPD11では、図6に示すように2回線のサージ保護素子Z1,Z2、リセッタブルヒューズRF1,RF2および温度ヒューズTF1,TF2で回路構成されていることから、ガスアレスタGを中心にサージ保護素子Z1,Z2およびリセッタブルヒューズRF1,RF2を配線基板22の一方の主面上に対称に実装配置すると共に、その配線基板22の他方の主面側で、劣化表示棒25、圧縮コイルばね26および切り離し金具27からなる二組の劣化表示機構部24をケース21の両側面側に並置している〔図1(A)(B)参照〕。
このように、二組の劣化表示機構部24をケース21の両側面側に並置する場合、各組の切り離し金具27を劣化表示棒25の移動方向で対称に配置する。つまり、図2(A)(B)に示すようにそれぞれの切り離し金具27を配線基板22の他方の主面側で逆向きに配置することで、劣化表示棒25の逆凸状部33から延びる接続線35との接続位置、すなわち、切り離し金具27のU字状曲成部37の位置を劣化表示棒25の移動方向で同一とする。これにより、それぞれの組で劣化表示棒25を同一形状にすることが可能となってコスト低減が図れる。
以上のように、2回線のサージ保護素子Z1,Z2、リセッタブルヒューズRF1,RF2および温度ヒューズTF1,TF2からなる回路構成に対して、二組の劣化表示機構部24を設けたことにより、いずれの回線の素子が劣化したかを判別することが可能となる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 SPD
12 通信機器用端子台
13 コネクタ部
21 ケース
22 配線基板
23 端部
24 劣化表示機構部
25 棒状部材(劣化表示棒)
26 弾性部材(圧縮コイルばね)
27 切り離し金具
32 孔
35 接続線
36 スリット
37 曲成部
40 シール部材
41 切り込み

Claims (5)

  1. 通信機器用端子台に着脱自在に装着され、前記端子台に設けられたコネクタ部の入出力端子間に接続されると共に、前記端子台に取り付けられた接地端子に接続されるSPDであって、SPD構成部品が一方の主面に実装された配線基板をケース内に収容し、前記端子台のコネクタ部に挿入されて入出力端子と接触する配線基板の端部を前記ケースから導出し、前記ケース内の配線基板の他方の主面側に、SPD構成部品の劣化を機械的に表示する劣化表示機構部を収容配置し、前記劣化表示機構部は、ケース内の配線基板の他方の主面側の空間に移動可能に配置された棒状部材と、前記棒状部材の先端をケースから突出する方向に弾性力を付勢する弾性部材と、前記SPD構成部品の一つと電気的に接続され、ケース内の配線基板の他方の主面側に配置された切り離し金具とを備え、前記配線基板の端部と電気的に接続されて前記棒状部材の一部に取り付けられた接続線を、前記弾性部材による弾性力に抗した状態で前記切り離し金具に半田付けしたことを特徴とする通信機器用SPD。
  2. 前記劣化表示機構部は、前記棒状部材の一部にスリットを形成し、前記切り離し金具を棒状部材のスリットに挿通させた状態で前記接続線が半田付けされている請求項に記載の通信機器用SPD。
  3. 前記劣化表示機構部は、前記切り離し金具の先端を曲成し、その曲成部に沿わせて前記接続線を収容した状態でその接続線が半田付けされている請求項1又は2に記載の通信機器用SPD。
  4. 前記劣化表示機構部は、棒状部材、弾性部材および切り離し金具をケース内に二組並置し、各組の切り離し金具を棒状部材の移動方向で対称に配置した請求項1〜のいずれか一項に記載の通信機器用SPD。
  5. 前記劣化表示機構部は、前記棒状部材の先端が挿通して外部への突出が可能な孔を前記ケースに設け、前記ケースの孔と対応する部位にシール部材を貼付し、そのシール部材の孔と対応する部位に、棒状部材の先端の突出を可能にする切り込みを形成した請求項1〜のいずれか一項に記載の通信機器用SPD。
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