JP5534022B2 - データ共有システム、端末およびデータ共有方法 - Google Patents

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Description

この発明は、データ共有システム、端末およびデータ共有方法に関する。
従来、複数の端末間でデータを共有する方式の一例として、サーバークライアント方式やピアツーピア(Peer to Peer)方式がある。サーバークライアント方式では、サーバー端末がクライアント端末から全てのデータを回収して演算処理を行う。サーバー端末はその演算結果を各クライアント端末へ転送する。ピアツーピア方式では、ネットワーク上の端末同士がデータを交換し、各端末が演算処理を行う。ピアツーピアはP2Pと略記されることがある。本明細書中において、サーバークライアントをCSと略記し、ピアツーピアをP2Pと略記することとする。
P2P方式およびCS方式の両方において、クライアント装置間で共有されるデータの登録要求およびアクセス要求を管理サーバが受け付け、各クライアント装置が、管理サーバからの承認応答に従ってデータの保存やデータへのアクセスの手順を実行することで、両方式の利点を享受できるシステムがある。
特開2006−11693号公報
しかしながら、従来のCS方式では、一つの端末で演算処理を行うのでシステム全体の消費電力を削減できるが、データの回収時と演算結果の転送時にサーバー端末と各クライアント端末との間でデータ通信を行うため、データの回収から演算結果の転送終了まで時間がかかってしまう。一方、従来のP2P方式では、端末に別の端末からデータが入力するときにデータ通信を行えばよいので、データの入力から演算処理の終了まで短時間で終わらせることができるが、各端末で演算処理を行うため、システム全体の消費電力が大きくなってしまう。そこで、端末での演算処理を含めて、システム全体の消費電力を抑えたい場合にはCS方式でデータを共有し、高速で処理したい場合にはP2P方式でデータを共有することができるのが望ましい。
1つの側面では、本発明は、消費電力や処理速度に応じてデータの共有方式を選択することができるデータ共有システム、端末およびデータ共有方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、互いに通信可能な複数の端末を備えるデータ共有システムであって、複数の端末のうち、第1の端末にその他の端末からデータを転送するのに要すると見積もられる時間、第1の端末に集約されたデータを第1の端末で演算処理するのに要すると見積もられる時間、および第1の端末からその他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要すると見積もられる時間の合計時間がリアルタイム制約を満たし、かつ第1の端末に集約されたデータを第1の端末で演算処理するときに消費されると見積もられる電力が、その他の端末が第1の端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力よりも少ない場合に、第1の端末をサーバーとし、その他の端末をクライアントとするCS方式を選択するデータ共有システムが提案される。また、複数の端末のいずれも合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にP2P方式を選択するデータ共有システムが提案される。
本発明の一態様によれば、消費電力や処理速度に応じてデータの共有方式を選択することができるという効果を奏する。
実施例1にかかるデータ共有システムを示すブロック図である。 実施例1にかかるデータ共有方法を示すフローチャートである。 実施例2にかかるデータ共有システムを示すブロック図である。 実施例2にかかるアプリケーションデータテーブルを示す図である。 実施例2にかかるファイル共有方法においてファイル共有を許可する端末の登録作業を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法においてファイル共有を許可する端末の登録作業を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において隣接する端末を決定する処理を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において選択されたデータ共有方式での処理の全体を示すフローチャートである。 図10の続きを示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において選択されたデータ共有方式での処理の全体を示すフローチャートである。 図12の続きを示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法において選択されたデータ共有方式での処理の全体を示すフローチャートである。 実施例2にかかるファイル共有方法における共有方式の選択手順を示すフローチャートである。
以下に、この発明にかかるデータ共有システム、端末およびデータ共有方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。データ共有システムは、一端末にデータを集約して演算処理した結果を他の端末へ転送する際の合計時間および演算処理時の消費電力を見積もってP2P方式またはCS方式を選択するものである。本明細書および添付図面においては、「アプリケーション」または「アプリケーションプログラム」を単に「アプリ」と表すことがある。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(実施例1)
・データ共有システムおよび端末の説明
図1は、実施例1にかかるデータ共有システムを示すブロック図である。図1に示すように、データ共有システムは互いに通信可能な複数の端末(#0、#1)1,9を備えている。なお、端末の数は3個以上でもよい。各端末1,9は、データ転送時間見積もり部2、演算時間見積もり部3、消費電力見積もり部4、合計時間算出部5、判断部6、選択部7および通信部8を備えている。これらの各部は、後述するデータ共有方法を実現するプログラムをプロセッサが実行することにより実現されてもよい。プログラムは例えば図示省略したメモリに格納され、例えば図示省略したプロセッサにより呼び出されて順次実行される。
データ転送時間見積もり部2は、自端末に、互いに通信可能なその他の端末からデータを転送するのに要する時間、および自端末からその他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間を見積もる。演算時間見積もり部3は、自端末に集約されたデータを自端末で演算処理するのに要する時間を見積もる。合計時間算出部5は、データ転送時間見積もり部2により見積もられたデータ転送時間および演算時間見積もり部3により見積もられた演算時間の合計時間を算出する。判断部6は、合計時間算出部5により算出された合計時間がリアルタイム制約を満たすか否かを判断する。消費電力見積もり部4は、自端末に集約されたデータを自端末で演算処理するときに消費される電力を見積もる。
選択部7は、判断部6により合計時間がリアルタイム制約を満たすと判断され、かつ消費電力見積もり部4により見積もられた消費電力が、その他の端末が自端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる消費電力よりも少ない場合に、CS方式を選択する。CS方式では、自端末がサーバーとなり、その他の端末がクライアントとなる。選択部7は、いずれの端末も合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にP2P方式を選択する。
・データ共有方法の説明
図2は、実施例1にかかるデータ共有方法を示すフローチャートである。ここでは、第1の端末#0_1がCS方式においてサーバーとなる場合について説明する。図2に示すように、データ共有方法を実現する処理が開始されると、まず、第1の端末#0_1のデータ転送時間見積もり部2は、通信部8を介して第1の端末#0_1にその他の端末#1_9からデータを転送するのに要する時間ttrans(in)を見積もる。また、第1の端末#0_1のデータ転送時間見積もり部2は、通信部8を介して第1の端末#0_1からその他の端末#1_9へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間ttrans(out)を見積もる。
第1の端末#0_1の演算時間見積もり部3は、第1の端末#0_1に集約されたデータを第1の端末#0_1で演算処理するのに要する時間texeを見積もる。そして、第1の端末#0_1の合計時間算出部5は、ttrans(in)とtexeとttrans(out)との合計時間(ttrans(in)+texe+ttrans(out))を算出して、処理の合計時間を見積もる(ステップS1)。
次いで、第1の端末#0_1の判断部6は、合計時間算出部5により算出された処理の合計時間(ttrans(in)+texe+ttrans(out))がリアルタイム制約を満たすか否かを判断する。さらに、第1の端末#0_1の消費電力見積もり部4は、第1の端末#0_1に集約されたデータを第1の端末#0_1で演算処理するときに消費される電力を見積もる。そして、第1の端末#0_1の判断部6は、消費電力見積もり部4により見積もられた消費電力が、その他の端末#1_9が第1の端末#0_1と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力よりも少ないか否か、すなわち第1の端末#0_1で演算処理するときに消費される電力が最少であるか否かを判断する(ステップS2)。
処理の合計時間(ttrans(in)+texe+ttrans(out))がリアルタイム制約を満たし、かつ第1の端末#0_1における消費電力の見積もり値が最少である場合(ステップS2:T(true、真))、第1の端末#0_1の選択部7はCS方式を選択する(ステップS3)。このときのサーバーは第1の端末#0_1であり、クライアントはその他の端末#1_9である。一方、いずれの端末も合計時間(ttrans(in)+texe+ttrans(out))がリアルタイム制約を満たさない場合(ステップS2:F(false、偽))、第1の端末#0_1の選択部7はP2P方式を選択する(ステップS4)。そして、処理を終了する。
実施例1によれば、処理の合計時間がリアルタイム制約を満たす場合、消費電力の見積もり値が最少となる端末をサーバーとし、その他の端末をクライアントとするCS方式が選択されるので、端末での演算処理を含めて、システム全体の消費電力を抑えることができる。処理の合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合には、P2P方式が選択されるので、高速に処理することができる。
(実施例2)
・データ共有システムおよび端末の説明
図3は、実施例2にかかるデータ共有システムを示すブロック図である。図3に示すように、データ共有システムは、複数の端末(#0、#1)10,19を備えている。なお、端末の数は3個以上でもよい。端末の一例として、例えば携帯電話機や携帯型のノートパソコン(モバイルコンピュータ)などの、通信機能を有する情報処理装置が挙げられる。
各端末(#0、#1)10,19においては、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)13、通信モジュール14およびメモリコントローラ16がバス15に接続されている。メモリコントローラ16には、例えばCPU13により作業領域として使用されるメモリ17が接続されている。メモリ17にはファイルシステム18が接続されている。CPU13は、例えばファイルシステム18からOS(Operating System、オペレーティングシステム)12を読み出し、メモリ17を作業領域として実行する。OS12のスケジューラは、データ共有方法を決定し、データ共有方法がCS方式である場合にはサーバーとなる端末を決定する。
各端末(#0、#1)10,19において、OS12はアプリケーションデータテーブルを有する。アプリケーションデータテーブルには、各端末が他の端末から転送されてくるデータを取得したときに、その取得したデータに基づいてアプリケーションの実行形態を決定するためのパラメータが登録される。各端末(#0、#1)10,19に新たにアプリケーションプログラムが追加される場合には、アプリケーションをインストールするデータに、アプリケーションデータテーブルに記載される情報が含まれている。インストール作業において、アプリケーションデータテーブルに当該情報が追記される。
OS12上では、アプリケーションプログラム11が実行される。CPU13は、例えばファイルシステム18からアプリケーションプログラム11を読み出し、メモリ17を作業領域として実行する。端末#0_10と端末#1_19とでデータを共有するときには、端末#0_10と端末#1_19とで同じアプリケーションプログラム11が実行される。通信モジュール14は、例えばP2P方式でデータを共有する場合でも、各端末に隣接する端末にのみ接続してもよい。各端末が隣接する端末にのみ接続する構成の場合には、各端末は隣接する端末へパイプライン式にデータを転送し、隣接する端末からデータを受信する、ということを繰り返すので、通信モジュール14は1個あれば足りる。
通信モジュール14は、CS方式およびP2P方式の両方に対応している。通信制御を行うソフトウェアにおけるモードを変更することにより、通信モジュール14はCS方式またはP2P方式で他の端末の通信モジュール14と通信を行うことができる。また、通信モジュール14は、例えばBluetooth(ブルートゥース、登録商標)や赤外線などによる無線通信機能を有する。通信モジュール14は、ブルートゥースや赤外線などによる無線通信機能を用いて各端末間の距離を測定する。例えば、一方の端末の通信モジュール14から送信時刻のデータを含む信号を送信し、他方の端末の通信モジュール14が当該信号を受信した時刻を記録し、送信時刻と受信時刻との差を求めることによって端末間の距離を測定することができる。各端末(#0、#1)10,19の機能的な構成については、実施例1と同様であるので、重複する説明を省略する。
・アプリケーションデータテーブルの説明
図4は、実施例2にかかるアプリケーションデータテーブルを示す図である。図4に示すように、アプリケーションデータテーブル21には、例えばアプリケーションプログラムごとにデータ共有方法として、例えば「実行時に決定」、CS方式またはP2P方式が設定される。「実行時に決定」は、アプリケーションプログラムの実行時にデータ共有方法を決定することを表している。図4に示す例では、アプリ#0のデータ共有方法は「実行時に決定」に設定されている。アプリ#1のデータ共有方法は「CS方式」に設定されている。アプリ#nのデータ共有方法は「P2P方式」に設定されている。「CS方式」および「P2P方式」はアプリケーションプログラムの設計時に設定される。CS方式は、消費電力を削減したいアプリケーションプログラムに対して設定されることがある。P2P方式は、高速処理が必要なアプリケーションプログラムに対して設定されることがある。
また、アプリケーションデータテーブル21には、例えばアプリケーションプログラムごとにデータ共有方法を決定する際に使用されるパラメータやデータの一例として、例えば「消費電力計算式」、「処理時間閾値」および「電池残量閾値」がアプリケーションプログラムの設計時に設定されていてもよい。また、実行時にデータ共有方法を決定する際に使用されるパラメータやデータの一例として、例えば「CPU負荷率」、「端末間距離」および「各端末電池残量」がアプリケーションプログラムの起動時に収集されて設定されてもよい。
「消費電力計算式」は、例えばアプリケーションプログラムの設計時にシミュレーションを行い、シミュレーション結果に基づいてモデル化された式であってもよい。「処理時間閾値」は、アプリケーションが満たすべき最悪処理時間であってもよい。「電池残量閾値」は、サーバーとなる端末がサーバーとして処理を実行するのに必要な最少の電池残量であってもよい。「CPU負荷率」は、各端末が他の端末から転送されてくるデータを取得する前にOS12のスケジューラにより取得されて設定されてもよい。「端末間距離」は、各端末が他の端末から転送されてくるデータを取得する前に通信モジュール14により端末間の距離が測定されて設定されてもよい。「各端末電池残量」は、各端末が他の端末から転送されてくるデータを取得する前に取得されて設定されてもよい。
・アプリケーションを実行する際の演算時間の見積もり
演算時間texeは次の(1)式で見積もられる。(1)式において、Tは基準クロック周波数で、かつ基準データサイズのデータでアプリケーションプログラムをシミュレーション実行したときの実行時間である。Cは基準クロック周波数である。cは見積もり時、すなわちアプリケーションプログラムの実行時のクロック周波数である。Dは基準データサイズである。dは見積もり時のデータサイズである。
exe=T×C/c×d/D×(1−CPU負荷率) ・・・(1)
・アプリケーションを実行する際のデータ転送時間の見積もり
データ転送時間ttransは次の(2)式で見積もられる。(2)式において、Tは1パケットを単位距離間で送信したときにかかる転送時間である。Pはパケット量であり、[データサイズ]/[1パケットあたりのデータサイズ]である。Dは単位距離である。dは端末間の距離である。
trans=T×P×d/D ・・・(2)
・アプリケーションを実行する際の消費電力の見積もり
消費電力Pexeは次の(3)式で見積もられる。(3)式において、Pは基準データサイズのデータでアプリケーションプログラムを実行したときの消費電力である。Dは基準データサイズである。dは消費電力見積もり時のデータサイズである。
exe=P×D/d ・・・(3)
・データ共有方法の説明
実施例2にかかるデータ共有方法は、例えば次のような流れで実施される。まず、事前準備として、ファイル共有を行うことを許可する端末の登録作業が行われる。この端末の登録作業は、例えばユーザーによって行われてもよい。次いで、仮にマスターとなる端末(仮マスター端末)の設定作業および端末間距離の測定作業が行われる。仮マスター端末は、アプリケーションプログラムの実行時にデータ共有方式を決定する場合にCS方式を選択するかP2P方式を選択するかを判断する。次いで、実際にCS方式またはP2P方式が選択され、選択されたデータ共有方式でデータの転送および演算処理が行われる。
・ファイル共有を許可する端末の登録作業
図5および図6は、実施例2にかかるファイル共有方法においてファイル共有を許可する端末の登録作業を示すフローチャートである。図5は、ある端末#0においてその他の端末#nを登録する際の手順を示している。図5に示すように、端末の登録作業が開始されると、ある端末#0はその他の端末#nに対して、端末#0をファイルを共有する端末として登録することを依頼する(ステップS11)。ある端末#0はその他の端末#nからの、登録依頼に対する回答を受信するのを待ち(ステップS12:F)、登録依頼に対する回答を受信する(ステップS12:T)。
ある端末#0は、その他の端末#nからの回答が登録依頼を許可する回答である場合(ステップS13:T)、登録依頼を許可した端末#nを登録し(ステップS14)、ある端末#0における一連の登録作業を終了する。一方、ある端末#0は、その他の端末#nからの回答が登録依頼を許可しない回答である場合(ステップS13:F)、登録依頼を許可しない端末#nを登録しないで、ある端末#0における一連の登録作業を終了する。複数の端末の中で、その他の端末#nに対して登録依頼をする端末#0をどれにするかということについては、例えばユーザーが任意に決めてもよい。
図6は、その他の端末#nにおいてある端末#0を登録する際の手順を示している。図6に示すように、端末の登録作業が開始されると、その他の端末#nはある端末#0から、当該端末#0をファイルを共有する端末として登録するという依頼を受信する(ステップS21)。登録依頼を受信した端末#nは、登録依頼の送信元である端末#0をファイルを共有する端末として登録する場合(ステップS22:T)、登録を許可することを端末#0へ通知し(ステップS23)、その他の端末#nにおける一連の登録作業を終了する。一方、登録依頼を受信した端末#nは、登録依頼の送信元である端末#0をファイルを共有する端末として登録しない場合(ステップS22:F)、登録を許可しないことを端末#0へ通知し(ステップS24)、その他の端末#nにおける一連の登録作業を終了する。
・仮マスター端末の設定作業および端末間距離の測定作業
図7および図8は、実施例2にかかるファイル共有方法において仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を示すフローチャートである。図7は、ある端末#0における仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業の手順を示している。図7に示すように、ある端末#0においてアプリケーションプログラムが起動されると(ステップS31)、仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業が開始される。
その他の端末#nにおいてもある端末#0で起動されたアプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムが起動される。同じアプリケーションプログラムを起動した複数の端末のうち、最初に当該アプリケーションプログラムを起動した端末、ここではある端末#0が仮マスター端末に設定される。この場合、仮マスター端末は、上述した、ファイル共有を許可する端末の登録作業において、その他の端末#nに対して登録依頼をする端末とした端末#0とは異なることがある。あるいは、上述した、ファイル共有を許可する端末の登録作業において、その他の端末#nに対して登録依頼をする端末とした端末#0を仮マスター端末としてもよい。
仮マスター端末#0は、その他の端末#nとファイルを共有するモードへ移行する(ステップS32)。次いで、仮マスター端末#0は、その他の端末#nとの間でセッションを確立し、その他の端末#nに対して、ファイルを共有するモードへ移行したことを通知する(ステップS33)。ファイルを共有するモードへの移行通知の通知先は、上述したステップS14で登録した端末である。仮マスター端末#0は、その他の端末#nからの、ファイルを共有するモードへの移行通知に対する回答を受信するのを待ち(ステップS34:F)、ファイルを共有するモードへの移行通知に対する回答を受信する(ステップS34:T)。
仮マスター端末#0は、その他の端末#nからの全ての回答が移行を許可する回答である場合(ステップS35:T)、移行を許可した端末#nを、ファイルを共有する端末として登録する(ステップS36)。次いで、仮マスター端末#0は、ファイルを共有するモードに参加している全ての端末#nに、当該全ての端末#nに関するデータを通知する(ステップS37)。次いで、仮マスター端末#0は、ファイルを共有するモードに参加している各端末#nと自端末#0との間の距離を測定し(ステップS38)、セッションを解除する。そして、仮マスター端末#0は仮マスター端末#0における一連の仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を終了する。
一方、仮マスター端末#0は、その他の端末#nからの回答の中に移行を許可しない回答が含まれている場合(ステップS35:F)、ファイルを共有するモードから通常のモードへ移行し(ステップS39)、セッションを解除する。そして、仮マスター端末#0は仮マスター端末#0における一連の仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を終了する。通常モードでは、各端末は、他の端末との間でファイルを共有しないで、起動したアプリケーションプログラムを実行する。
図8は、その他の端末#nにおける仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業の手順を示している。図8に示すように、その他の端末#nにおいて、ある端末#0で起動されたアプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムが起動されると(ステップS41)、仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業が開始される。その他の端末#nは、ある端末#0との間でセッションを確立し、ある端末#0から、ファイルを共有するモードへ移行した通知を受信する(ステップS42)。
移行通知を受信した端末#nは、ファイルを共有するモードへ移行する場合、ある端末#0へ、ファイルを共有するモードへの移行を許可する回答をし(ステップS43:T)、ファイルを共有するモードへ移行する(ステップS44)。次いで、ファイルを共有するモードへ移行した端末#nは、端末#0を仮マスター端末として登録する(ステップS45)。次いで、ファイルを共有するモードへ移行した端末#nは、ファイルを共有するモードに参加している全ての端末に関するデータを受信する(ステップS46)。
次いで、ファイルを共有するモードへ移行した端末#nは、ファイルを共有するモードに参加している他の端末#nと自端末#nとの間の距離を測定し(ステップS47)、セッションを解除する。そして、ファイルを共有するモードへ移行した端末#nは当該端末#nにおける一連の仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を終了する。一方、移行通知を受信した端末#nが、ファイルを共有するモードへ移行しない場合(ステップS43:F)、セッションを解除する。そして、ファイルを共有するモードへ移行しない端末#nは当該端末#nにおける一連の仮マスター端末の設定および端末間距離の測定作業を終了する。
・P2P方式において隣接する端末を決定する処理
図9は、実施例2にかかるファイル共有方法において隣接する端末を決定する処理を示すフローチャートである。図9に示すように、隣接する端末を決定する処理が開始されると、まず、仮マスター端末#0は、隣接する端末が設定されていない端末の中で、例えば端末ID(Identifier、識別子)の最も小さい端末(端末#n)を探索する(ステップS51)。次いで、仮マスター端末#0は、ステップS51で探索された端末#nに最も近い端末を、当該端末#nに隣接する端末に設定する(ステップS52)。その際、仮マスター端末#0は、上述したステップS38で仮マスター端末#0が測定した端末間距離、および上述したステップS47で、ファイルを共有するモードに参加している他の端末#nが測定し、後述するステップS86で仮マスター端末#0へ転送された端末間距離のうち、最も端末間距離が小さい端末を、当該端末#nに隣接する端末に設定する。
次いで、仮マスター端末#0は、隣接する端末が設定されていない端末が残っているか否かを判断する(ステップS53)。残っていれば(ステップS53:Y(Yes))、ステップS51に戻り、隣接する端末が設定されていない端末がなくなるまでステップS51からステップS53を繰り返す。隣接する端末が設定されていない端末がなくなったら(ステップS53:N(No))、一連の隣接する端末を決定する処理を終了する。
・アプリケーションプログラムの実行時に選択されたデータ共有方式での処理の全体
図10〜図14は、実施例2にかかるファイル共有方法において選択されたデータ共有方式での処理の全体を示すフローチャートである。図10および図11は、仮マスター端末#0における処理手順を示している。図10に示すように、仮マスター端末#0において処理が開始されると、まず、仮マスター端末#0はアプリケーションプログラムの入力データとなるデータを取得する(ステップS61)。例えば、アプリケーションプログラムが、各端末で撮影された画像を結合してパノラマ写真などの大きな写真を生成するアプリケーションである場合には、画像ファイルが入力データとなる。
次いで、仮マスター端末#0は、仮マスター端末#0のCPU負荷率、データサイズおよび電池残量情報を取得する(ステップS62)。次いで、仮マスター端末#0は、その他の端末#nに仮マスター端末#0のデータのデータサイズを通知する(ステップS63)。このとき、同様にその他の端末#nも当該端末#nのデータのデータサイズを通知する。そして、仮マスター端末#0は、その他の端末#nから通知されたデータサイズおよび仮マスター端末#0のデータサイズに基づいてアプリケーションプログラムで処理する対象のデータの全データサイズを計算する。
次いで、仮マスター端末#0は全データサイズおよび仮マスター端末#0のCPU負荷率に基づいて演算時間(texe)を見積もる(ステップS64)。また、仮マスター端末#0は全データサイズおよび端末間距離に基づいてデータ転送時間(ttrans)を見積もる(ステップS65)。次いで、仮マスター端末#0は共有方式を選択する(ステップS66)。共有方式の選択手順については後述する。
仮マスター端末#0がP2P方式を選択する場合(ステップS66:P2P方式)、仮マスター端末#0はP2P方式を選択し、その他の端末#nにP2P方式でデータを共有することを通知する(ステップS67)。次いで、仮マスター端末#0は、仮マスター端末#0に隣接する端末へ、ステップS61で取得した仮マスター端末#0のデータを転送する(ステップS68)。隣接する端末については、図9に示す処理手順により決定される。また、仮マスター端末#0は、仮マスター端末#0に隣接する端末から当該隣接する端末のデータを受信する(ステップS69)。すべてのデータの受信が済むまで(ステップS70:F)、ステップS68からステップS70を繰り返し、すべてのデータを受信したら(ステップS70:T)、仮マスター端末#0は演算処理を行い(ステップS71)、仮マスター端末#0における一連の処理を終了する。
一方、仮マスター端末#0が共有方式を選択する際(ステップS66)、CS方式を選択する場合(ステップS66:CS方式)、図11に示すように、仮マスター端末#0はCS方式を選択し、その他の端末#nにサーバーとなる端末を通知する(ステップS72)。次いで、仮マスター端末であった端末#0は、サーバーとなる端末へ、ステップS61で取得した端末#0のデータを転送する(ステップS73)。サーバーとなる端末は、それ以外の端末から転送されてきたデータを用いて演算処理を行い、演算処理の結果を各端末へ転送する。仮マスター端末であった端末#0は、サーバーとなる端末から転送されてきた演算処理の結果を受信し(ステップS74)、仮マスター端末#0における一連の処理を終了する。
図12および図13は、その他の端末#nにおける処理手順を示している。図12に示すように、その他の端末#nにおいて処理が開始されると、まず、その他の端末#nはアプリケーションプログラムの入力データとなるデータを取得する(ステップS81)。次いで、その他の端末#nは、その他の端末#nのCPU負荷率、データサイズおよび電池残量情報を取得する(ステップS82)。次いで、その他の端末#nは、仮マスター端末#0を含む他の端末に、ステップS81で取得したデータのデータサイズを通知する(ステップS83)。そして、その他の端末#nは、仮マスター端末#0を含む他の端末から通知されたデータサイズおよびステップS81で取得したデータのデータサイズに基づいてアプリケーションプログラムで処理する対象のデータの全データサイズを計算する。
次いで、その他の端末#nは全データサイズおよびその他の端末#nのCPU負荷率に基づいて演算時間(texe)を見積もる(ステップS84)。また、その他の端末#nは全データサイズおよび端末間距離に基づいてデータ転送時間(ttrans)を見積もる(ステップS85)。次いで、その他の端末#nは、見積もった演算時間(texe)、データ転送時間(ttrans)、CPU負荷率、電池残量および各端末間距離を仮マスター端末#0へ転送する(ステップS86)。
次いで、その他の端末#nは仮マスター端末#0から、仮マスター端末#0が選択した共有方式が通知されるのを待つ(ステップS87:F)。P2P方式が選択されたことが通知されると(ステップS87:P2P方式)、その他の端末#nは、ファイルを共有するモードに参加している全ての端末に関するデータに基づいて、隣接する端末との間でセッションを確立する(ステップS88)。次いで、その他の端末#nは、その他の端末#nに隣接する端末へ、ステップS81で取得したデータを転送する(ステップS89)。隣接する端末については、図9に示す処理手順により決定される。
また、その他の端末#nは、その他の端末#nに隣接する端末から当該隣接する端末のデータを受信する(ステップS90)。すべてのデータの受信が済むまで(ステップS91:F)、ステップS89からステップS91を繰り返し、すべてのデータを受信したら(ステップS91:T)、その他の端末#nは演算処理を行い(ステップS92)、その他の端末#nにおける一連の処理を終了する。
一方、その他の端末#nは仮マスター端末#0から、仮マスター端末#0がCS方式を選択したこととサーバーとなる端末が通知されると(ステップS87:CS方式)、図13に示すように、サーバーとなる端末との間でセッションを確立する(ステップS93)。次いで、その他の端末#nは、サーバーとなる端末へ、ステップS81で取得したデータを転送する(ステップS94)。サーバーとなる端末は、それ以外の端末から転送されてきたデータを用いて演算処理を行い、演算処理の結果を各端末へ転送する。その他の端末#nは、サーバーとなる端末から転送されてきた演算処理の結果を受信し(ステップS95)、その他の端末#nにおける一連の処理を終了する。
図14は、サーバーとなる端末#mにおける処理手順を示している。図14に示すように、サーバーとなる端末#mにおいて処理が開始されると、まず、サーバーとなる端末#mは、クライアントとなる端末、すなわち仮マスター端末であった端末#0、およびサーバーとなる端末#mを除くその他の端末#nとの間でセッションを確立する(ステップS101)。次いで、サーバーとなる端末#mは、ステップS73で端末#0が転送したデータ、およびステップS94でその他の端末#nが転送したデータを受信する(ステップS102)。次いで、サーバーとなる端末#mは、サーバーとなる端末#mのデータ、およびステップS102で受信したデータを用いて演算処理を行う(ステップS103)。そして、サーバーとなる端末#mは、仮マスター端末であった端末#0、およびサーバーとなる端末#mを除くその他の端末#nへ演算処理の結果を転送し(ステップS104)、サーバーとなる端末#mにおける一連の処理を終了する。
・共有方式の選択手順
図15は、実施例2にかかるファイル共有方法における共有方式の選択手順を示すフローチャートである。ここでは、端末の数がN個(Nは2以上の整数)であり、nを0からN−1までの整数とする。図15に示すように、共有方式の選択処理が開始されると、まず、仮マスター端末#0は共有方式をP2P方式に設定する(ステップS111)。仮マスター端末#0はnを0に設定し(ステップS112)、nがN−1よりも小さい値である間(ステップS113:T)、以下のステップS113からステップS120を繰り返す。
端末#nについて、処理時間がリアルタイム制約(処理時間閾値)よりも短く(ステップS114:T)、電池残量#nが電池残量閾値よりも多く(ステップS115:T)、消費電力P#nがその時点での最小の消費電力Psmallestよりも少ない場合(ステップS116:T)、仮マスター端末#0はCS方式を選択する。そして、仮マスター端末#0はこのときの端末#nをサーバーとなる端末に設定する(ステップS119)。そして、nの値がインクリメントされる(ステップS120)。
ステップS114およびステップS115は真(T)であるが、ステップS116が偽(F)である場合には、ステップS117およびステップS118によって共有方式が選択される。すなわち、端末#nの消費電力P#nがその時点での最小の消費電力Psmallestに等しい場合(ステップS117:T)、端末#nのCPU負荷率#nがその時点での最小のCPU負荷率smallestよりも小さければ(ステップS118:T)、仮マスター端末#0はCS方式を選択し、このときの端末#nをサーバーとなる端末に設定する(ステップS119)。そして、nの値がインクリメントされる(ステップS120)。
ステップS114、ステップS115、ステップS117およびステップS118が偽(F)である場合には、仮マスター端末#0はP2P方式を変更せずに、nの値をインクリメントする(ステップS120)。また、nがN−1よりも小さい値でなくなったら(ステップS113:F)、一連の処理を終了する。
ここで、端末#nをサーバーとなる端末とした場合の処理時間の計算例を示す。例えば、端末#0について端末間距離およびデータサイズをそれぞれ1mおよび100KBとする。端末#1について端末間距離およびデータサイズをそれぞれ2mおよび150KBとする。端末#n−1について端末間距離およびデータサイズをそれぞれ5mおよび100KBとする。他の端末については例示を省略する。この場合、端末#nでの処理時間は次の(4)式で表される。
処理時間=texe+Σttrans
=T×C/c×d/(100KB+150KB+・・・+100KB)×(1−CPU負荷率)
+(T0×100KB/128B×1m/D)
+(T1×150KB/128B×2m/D)
+・・・
+(Tn-1×100KB/128B×5m/D)
+(Tn×(100KB+150KB+・・・+100KB)/128B×1m/D)
+(Tn×(100KB+150KB+・・・+100KB)/128B×2m/D)
+・・・
+(Tn×(100KB+150KB+・・・+100KB)/128B×1m/D) ・・・(4)
上記(4)式において、2行目は演算時間を計算する部分である。3〜6行目は、各端末からサーバーとなる端末#nへ、各端末が取得したデータを転送するのに要する時間を計算する部分である。7〜10行目は、サーバーとなる端末#nから各端末へ、サーバーとなる端末#nでの演算処理の結果を転送するのに要する時間を計算する部分である。ここでは、各端末からサーバーとなる端末#nへのデータ転送と、サーバーとなる端末#nから各端末へのデータ転送と、を同時には行わないとしている。
実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)互いに通信可能な複数の端末を備え、
前記複数の端末のうち、第1の端末にその他の端末からデータを転送するのに要すると見積もられる時間、前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するのに要すると見積もられる時間、および前記第1の端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要すると見積もられる時間の合計時間がリアルタイム制約を満たし、かつ前記第1の端末に集約された前記データを前記第1の端末で演算処理するときに消費されると見積もられる電力が、前記その他の端末が前記第1の端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力よりも少ない場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、
前記複数の端末のいずれも前記合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択することを特徴とするデータ共有システム。
(付記2)前記第1の端末に集約された前記データを前記第1の端末で演算処理するときに消費されると見積もられる電力が、前記その他の端末が前記第1の端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力のうち最少の電力と同じである場合、
前記第1の端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする付記1に記載のデータ共有システム。
(付記3)前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式は、アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されていることを特徴とする付記1に記載のデータ共有システム。
(付記4)前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式は、アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されており、
前記アプリケーションプログラムの起動時に前記プロセッサの負荷率を取得することを特徴とする付記2に記載のデータ共有システム。
(付記5)他の端末と通信する通信部と、
自端末に、互いに通信可能なその他の端末からデータを転送するのに要する時間、および前記自端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間を見積もるデータ転送時間見積もり部と、
前記自端末に集約されたデータを前記自端末で演算処理するのに要する時間を見積もる演算時間見積もり部と、
前記データ転送時間見積もり部により見積もられたデータ転送時間および前記演算時間見積もり部により見積もられた演算時間の合計時間を算出する合計時間算出部と、
前記自端末に集約された前記データを前記自端末で演算処理するときに消費される電力を見積もる消費電力見積もり部と、
前記合計時間算出部により算出された合計時間がリアルタイム制約を満たすか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たすと判断され、かつ前記消費電力見積もり部により見積もられた消費電力が、前記その他の端末が前記自端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる消費電力よりも少ない場合に、前記自端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、いずれの端末も前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択する選択部と、
を備えることを特徴とする端末。
(付記6)前記選択部は、
前記判断部により前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たすと判断され、かつ前記消費電力見積もり部により見積もられた消費電力が、前記その他の端末が前記自端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる消費電力のうち最少の消費電力と同じである場合、
前記自端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記自端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする付記5に記載の端末。
(付記7)前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式は、アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されていることを特徴とする付記5に記載の端末。
(付記8)前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式は、アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されており、
前記プロセッサは前記アプリケーションプログラムの起動時に前記プロセッサの負荷率を取得することを特徴とする付記6に記載の端末。
(付記9)互いに通信可能な複数の端末のうち、第1の端末にその他の端末からデータを転送するのに要する時間、前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するのに要する時間、および前記第1の端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間の合計時間を見積もり、
前記合計時間がリアルタイム制約を満たし、かつ前記第1の端末に集約された前記データを前記第1の端末で演算処理するときに消費されると見積もられる電力が、前記その他の端末が前記第1の端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力よりも少ない場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、
前記複数の端末のいずれも前記合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択することを特徴とするデータ共有方法。
(付記10)前記第1の端末に集約された前記データを前記第1の端末で演算処理するときに消費されると見積もられる電力が、前記その他の端末が前記第1の端末と同じ演算処理を行うときに消費されると見積もられる電力のうち最少の電力と同じである場合、
前記第1の端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする付記9に記載のデータ共有方法。
(付記11)アプリケーションプログラム中に前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式を記述しておくことを特徴とする付記9に記載のデータ共有方法。
(付記12)アプリケーションプログラム中に前記リアルタイム制約および前記消費電力の算出式を記述しておき、
前記アプリケーションプログラムの起動時に前記プロセッサの負荷率を取得することを特徴とする付記10に記載のデータ共有方法。
1,9 端末
2 データ転送時間見積もり部
3 演算時間見積もり部
4 消費電力見積もり部
5 合計時間算出部
6 判断部
7 選択部
8 通信部

Claims (8)

  1. 互いに通信可能な複数の端末を備え、
    前記複数の端末のうち、第1の端末にその他の端末からデータを転送するのに要すると見積もられる時間、前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するのに要すると見積もられる時間、および前記第1の端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要すると見積もられる時間の合計時間がリアルタイム制約を満たし、かつ、アプリケーションプログラムの設計時に設定された、各端末で前記アプリケーションプログラムがデータを演算処理するときの消費電力を見積もる算出式により見積もられる前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するときの消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記第1の端末と同じ前記演算処理を行うときの消費電力よりも少ない場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、
    前記複数の端末のいずれも前記合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択することを特徴とするデータ共有システム。
  2. 前記算出式により見積もられる前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するときの消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記第1の端末と同じ前記演算処理を行うとき費電力のうち最少の消費電力と同じである場合、
    前記第1の端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ共有システム。
  3. 前記リアルタイム制約は前記アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されていることを特徴とする請求項1に記載のデータ共有システム。
  4. 前記リアルタイム制約は前記アプリケーションプログラムの設計時に設定されて前記アプリケーションプログラム中に記述されており、
    前記アプリケーションプログラムの起動時に前記プロセッサの負荷率を取得することを特徴とする請求項2に記載のデータ共有システム。
  5. 他の端末と通信する通信部と、
    自端末に、互いに通信可能なその他の端末からデータを転送するのに要する時間、および前記自端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間を見積もるデータ転送時間見積もり部と、
    前記自端末に集約されたデータを前記自端末で演算処理するのに要する時間を見積もる演算時間見積もり部と、
    前記データ転送時間見積もり部により見積もられたデータ転送時間および前記演算時間見積もり部により見積もられた演算時間の合計時間を算出する合計時間算出部と、
    前記自端末に集約されたデータを前記自端末で演算処理するときに消費される電力を、アプリケーションプログラムの設計時に設定された、各端末で前記アプリケーションプログラムがデータを演算処理するときの消費電力を見積もる算出式により見積もる消費電力見積もり部と、
    前記合計時間算出部により算出された合計時間がリアルタイム制約を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たすと判断され、かつ前記消費電力見積もり部により見積もられた消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記自端末と同じ前記演算処理を行うときの消費電力よりも少ない場合に、前記自端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、いずれの端末も前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択する選択部と、
    を備えることを特徴とする端末。
  6. 前記選択部は、
    前記判断部により前記合計時間が前記リアルタイム制約を満たすと判断され、かつ前記消費電力見積もり部により見積もられた消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記自端末と同じ前記演算処理を行うとき費電力のうち最少の消費電力と同じである場合、
    前記自端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記自端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 互いに通信可能な複数の端末のうち、第1の端末にその他の端末からデータを転送するのに要する時間、前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するのに要する時間、および前記第1の端末から前記その他の端末へ演算処理済みのデータを転送するのに要する時間の合計時間を見積もり、
    前記合計時間がリアルタイム制約を満たし、かつ、アプリケーションプログラムの設計時に設定された、各端末で前記アプリケーションプログラムがデータを演算処理するときの消費電力を見積もる算出式により見積もられる前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するときの消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記第1の端末と同じ前記演算処理を行うときの消費電力よりも少ない場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択し、
    前記複数の端末のいずれも前記合計時間がリアルタイム制約を満たさない場合にピアツーピア方式を選択することを特徴とするデータ共有方法。
  8. 前記算出式により見積もられる前記第1の端末に集約されたデータを前記第1の端末で演算処理するときの消費電力が、前記算出式により見積もられる前記その他の端末が前記第1の端末と同じ前記演算処理を行うとき費電力のうち最少の消費電力と同じである場合、
    前記第1の端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率が、前記最少の消費電力と見積もられた端末のプロセッサが前記データを演算処理するときの負荷率よりも小さい場合に、前記第1の端末をサーバーとし、前記その他の端末をクライアントとするサーバークライアント方式を選択することを特徴とする請求項7に記載のデータ共有方法。
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