JP5532331B2 - 充電装置 - Google Patents

充電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5532331B2
JP5532331B2 JP2010218827A JP2010218827A JP5532331B2 JP 5532331 B2 JP5532331 B2 JP 5532331B2 JP 2010218827 A JP2010218827 A JP 2010218827A JP 2010218827 A JP2010218827 A JP 2010218827A JP 5532331 B2 JP5532331 B2 JP 5532331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
current
control
constant
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010218827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012075261A (ja
Inventor
卓央 荒舘
恭嗣 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2010218827A priority Critical patent/JP5532331B2/ja
Publication of JP2012075261A publication Critical patent/JP2012075261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5532331B2 publication Critical patent/JP5532331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、二次電池を充電するための充電装置に関する。
コードレス電動工具用の電池パックとして、出力密度の高いリチウムイオン電池パックが普及している。リチウムイオン電池パックの充電装置は、定電流・定電圧制御方式により充電を制御するのが一般的である。定電流・定電圧制御方式では、まず、定電流制御で充電を開始し、一セル当たりの電圧が所定の充電電圧まで増加した時に定電圧制御に切り替える。そして、設定された終止電流まで充電電流が低下した時に満充電と判断し、充電を停止する(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−192670号公報
ところで、リチウムイオン電池パックは、必要とする電流容量に応じて、複数の電池セルを直列又は並列に接続した組電池で構成するのが一般的である。例えば、4個の電池セルを直列接続した組電池を備える1並タイプの電池パックや、前記1並タイプのもの同士を更に並列接続した2並タイプの電池パックが考えられる。
従来の充電装置は、通常、1並タイプの電池パックと2並タイプの電池パックのいずれに対しても充電を行うことができるが、電池パックは、それぞれの並列タイプを判別するための判別素子のようなものを搭載しているとは限らない。そのため、従来の充電装置は、判別素子を搭載していない電池パックを充電する際には、いずれのタイプの電池パックを充電する場合であっても、設定された終止電流まで定電圧制御時の充電電流が低下した時に満充電と判断し、充電を停止することとなる。
しかしながら、定電圧制御時に2並タイプの電池パックの各セルに流れる電流は、1並タイプの電池パックの各セルに流れる電流よりも少ないため、電流の低下率も1並タイプの電池パックと比べて小さくなる。そのため、1並タイプの電池パックに適した終止電流が設定された充電装置に2並タイプの電池パックが実装された場合には、充電時間が長くなってしまうという問題が生じる。更に、充電時間が長くなることにより充電も深くなってしまうため、電池の寿命に影響を及ぼす可能性までも生じる。
そこで、本発明は、電池パックに含まれる電池セルの接続形態に適した制御で充電を行うことのできる充電装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の充電装置は、複数の電池セルを有する電池パックを充電する充電手段と、前記充電手段による充電開始時に前記電池パックを定電流制御で充電するよう前記充電手段を制御する定電流制御手段と、前記定電流制御による充電により前記電池パックの電池電圧が設定電圧まで増加した場合に定電圧制御により充電するよう前記充電手段を制御する定電圧制御手段と、前記定電流制御から前記定電圧制御に切り替わってから前記充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間を計測する計測手段と、前記定電圧充電時間に基づき前記終止電流を設定する設定手段と、前記充電電流が前記設定された終止電流まで低下した場合に前記充電手段による充電を停止させる充電停止手段と、を備えている。
このような構成によれば、充電方法が定電流制御から定電圧制御に切り替わってから充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間に基づき、電池パックに含まれる電池セルの接続形態に応じた終止電流を設定することができるので、電池セルの接続形態を判別するための判別手段を設けることなく、適切な充電制御を行うことができる。特に、充電時間が長くなることを防止すると同時に、充電時間が長くなることにより充電も深くなり、電池の寿命に影響を及ぼすことを防止することが可能となる。
また、前記設定手段は、前記定電圧充電時間が所定時間以上の場合には前記終止電流として第1の終止電流を設定し、前記定電圧充電時間が前記所定時間未満の場合には前記終止電流として前記第1の終止電流よりも小さい第2の終止電流を設定することが好ましい。
また、前記設定電流は前記第1の終止電流以上であることが好ましい。
また、前記設定電流と前記第1の終止電流とは同一の値であることが好ましい。
また、本発明の他の観点による充電装置は、複数の電池セルを有する電池パックを充電する充電手段と、前記充電手段による充電開始時に前記電池パックを定電流制御で充電するよう前記充電手段を制御する定電流制御手段と、前記定電流制御による充電により前記電池パックの電池電圧が設定電圧まで増加した場合に定電圧制御により充電するよう前記充電手段を制御する定電圧制御手段と、前記定電流制御から前記定電圧制御に切り替わってから前記充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間を計測する計測手段と、前記定電圧充電時間が所定時間以上の場合には前記充電電流が第1の終止電流まで低下した時に前記充電手段による充電を停止させ、前記定電圧充電時間が前記所定時間未満の場合には前記充電電流が前記第1の終止電流よりも小さい第2の終止電流まで低下した時に前記充電手段による充電を停止させる充電停止手段と、を備えている。
このような構成によれば、充電方法が定電流制御から定電圧制御に切り替わってから充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間が所定時間以上の場合には充電電流が第1の終止電流まで低下した時に充電を停止させ、定電圧充電時間が所定時間未満の場合には充電電流が第1の終止電流よりも小さい第2の終止電流まで低下した時に充電を停止させるので、電池セルの接続形態を判別するための判別手段を設けることなく、電池パックに含まれる電池セルの接続形態に応じて充電を停止させることができる。特に、充電時間が長くなることを防止すると同時に、充電時間が長くなることにより充電も深くなり、電池の寿命に影響を及ぼすことを防止することが可能となる。
本発明の充電装置によれば、電池パックに含まれる電池セルの接続形態に適した制御で充電を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態による充電装置の回路図。 本発明の実施の形態による電池セルの接続形態に応じた充電制御についてのフローチャート。 本発明の実施の形態による電池セルの接続形態に応じた充電制御についての説明図。 本発明の変形例による電池セルの接続形態に応じた充電制御についての説明図。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施の形態による充電装置200の回路図である。充電装置200は、商用交流電源等の交流電源1から供給された電力により電池パック2を充電可能に構成されている。
電池パック2は、複数の電池セル2aと、第1セル数判別抵抗7と、感温素子8と、を備えている。
電池セル2aは、例えば、リチウムイオン二次電池セル2aから構成されており、本実施の形態による充電装置200は、電池セル2aの接続形態が異なる複数種の電池パック2を充電可能に構成されている。本実施の形態では、接続形態が異なる複数種の電池パック2として、単一の電池セル2a又は複数の電池セル2aを直列接続した組電池によって構成した1並タイプの電池パック、及び、前記直列接続した組電池を更に並列接続した組電池によって構成した2並タイプの電池パックを考えるが、3並以上のタイプの電池パックを用いてもよい。
第1セル数判別抵抗7は、電池パック2に含まれる電池セル2aのセル数に応じた抵抗値を有している。感温素子8は、サーミスタ等の温度検出センサから構成されており、電池パック2内の電池温度を検出するために、電池セル2aに接触又は近接して配置されている。
充電装置200は、充電回路140と、充電制御伝達手段4と、充電帰還信号伝達手段5と、電流検出抵抗3と、充電電流設定手段70と、定電流制御回路60と、定電圧制御回路100と、定電圧電源回路40と、第3整流平滑回路6と、第2セル数判別抵抗9と、電池温度検出手段80と、電池電圧検出手段90と、マイコン50と、充電状態表示回路130と、を備えている。
充電回路140は、電池パック2に充電電力を供給するためのものであって、1次側整流平滑回路10と、スイッチング回路20と、2次側整流平滑回路30と、を備えている。
1次側整流平滑回路10は、ブリッジ接続された整流ダイオードを含む全波整流回路11と、平滑用コンデンサ12と、を備えており、交流電源1から供給された交流電力を全波整流する。
スイッチング回路20は、トランス21と、MOSFET22と、PWM制御IC23と、を備えている。
MOSFET22は、トランス21の1次側に直列接続されており、PWM制御IC23からゲート電極に印加される駆動パルス信号に基づきオン・オフする。
PWM制御IC23は、フォトカプラ等で構成された充電制御伝達手段4を介して伝達される制御信号に基づき、充電動作の開始および停止を制御する。詳細には、制御信号がHIGHレベルの場合にはMOSFET22のオン・オフ動作を許可し、LOWレベルの場合には許可しない。また、PWM制御IC23は、フォトカプラ等で構成された充電帰還信号伝達手段5を介して伝達される制御信号に基づき、MOSFET22のゲート電極に供給する駆動パルス幅を変化させる。これにより、MOSFET22のオン時間が制御され、その結果、トランス21から出力される電力が制御される。
2次側整流平滑回路30は、整流用ダイオード31と、平滑用コンデンサ32と、放電用抵抗33と、を備えている。トランス21の2次側から出力されたパルス電力は、整流用ダイオード31及び平滑用コンデンサ32によって半波整流され、充電電力として電池パック2に供給される。放電用抵抗33は、電力供給停止時に平滑用コンデンサ32に蓄積された電力を放電するためのものである。
電流検出抵抗3は、電流検出抵抗3に流れる電流に対応して降下する降下電圧を充電電流を示す電流信号として定電流制御回路60に出力する。詳細には、降下電圧を後述する定電流制御回路60のオペアンプ61、抵抗62及び63によって構成される反転増幅回路に入力することにより充電電流を検出する。
充電電流設定手段70は、抵抗71及び72を備えており、基準電圧Vccを抵抗71及び72で分圧した値を、定電流制御の際の基準となる設定充電電流(第1最大許容電圧)として定電流制御回路60に出力する。
定電流制御回路60及び定電圧制御回路100は、それぞれ、電池パック2の充電電圧及び充電電流を制御するための回路であり、本実施の形態では、充電開始時には定電流制御回路60による定電流制御で充電を行い、充電電圧が設定電圧まで増加した時に定電圧制御回路100による定電圧制御に切り替わる。
定電流制御回路60は、オペアンプ61及び65と、オペアンプ61及び65の入力抵抗62及び64と、オペアンプ61及び65の帰還抵抗63及び66と、ダイオード68と、電流制限用抵抗67と、を備えている。定電流制御回路60の入力段は、電池パック2の充電電流を検出するための電流検出抵抗3に接続されており、出力段は、充電帰還信号伝達手段5を介してPWM制御IC23に接続されている。また、オペアンプ61からの出力段は、マイコン50にも接続されている。
定電流制御回路60は、電流検出抵抗3に流れる充電電流に基づく電圧降下をオペアンプ61によって反転増幅させ、その出力電圧と充電電流設定手段70から入力された第1最大許容電圧(設定充電電流)との差をオペアンプ65によって比較し、比較結果を充電帰還信号伝達手段5を介してPWM制御IC23に出力する。このようにして、定電流制御回路60は、充電電流が設定充電電流になるように定電流制御を行う。
定電圧制御回路100は、抵抗101、103、106−109、及び、113−119と、ポテンショメータ102と、FET110−112と、コンデンサ104と、シャントレギュレータ105と、整流ダイオード120と、を備えている。
シャントレギュレータ105のカソード端子kには、電流制限用抵抗119とダイオード120が接続され、シャントレギュレータ105のカソード端子kとリファレンス端子rとの間には、位相補償用抵抗103及びコンデンサ104が接続されている。また、シャントレギュレータ105のアノード端子aはGNDに接続されている。
シャントレギュレータ105のリファレンス端子rには、抵抗101及び102から構成される第1の抵抗回路、及び、抵抗106−109から構成される第2の抵抗回路が接続されている。また、抵抗107−109とGNDとの間にはそれぞれFET110−112が接続されているため、シャントレギュレータ105のリファレンス端子rには、抵抗106と、オンしているFETに接続された抵抗107−109との合成抵抗が接続されていることとなる。その結果、シャントレギュレータ105のリファレンス端子rには、充電電圧の第1の抵抗回路の合成抵抗と第2の抵抗回路の合成抵抗とによる分圧電圧が入力されることとなる。
ここで、抵抗106−109は、電池パック2に含まれる電池セル2aのセル数に応じた抵抗値を有しており、後述するマイコン50の出力ポート51bからは、セル数に応じた抵抗に接続されたFETにオン信号が入力される。このようにして、シャントレギュレータ105のリファレンス端子rにはセル数信号に応じた分圧電圧が定電圧制御時の第2最大許容電圧として入力される。
本実施の形態では、セル数が2である場合には、出力ポート51bから定電圧制御回路100にオン信号は出力されない。従って、この場合には、第1の抵抗回路の抵抗と抵抗106とによる分圧電圧が、第2最大許容電圧としてシャントレギュレータ105のリファレンス端子rに入力される。
セル数が3である場合には、出力ポート51bからFET110にオン信号が出力される。従って、この場合には、第1の抵抗回路の抵抗と、抵抗106と抵抗107との合成抵抗と、による分圧電圧が、第2最大許容電圧としてシャントレギュレータ105のリファレンス端子rに入力される。
セル数が4である場合には、出力ポート51bからFET111にオン信号が出力される。従って、この場合には、第1の抵抗回路の抵抗と、抵抗106と抵抗108との合成抵抗と、による分圧電圧が、第2最大許容電圧としてシャントレギュレータ105のリファレンス端子rに入力される。
セル数が5である場合には、出力ポート51bからFET112にオン信号が出力される。従って、この場合には、第1の抵抗回路の抵抗と、抵抗106と抵抗109との合成抵抗と、による分圧電圧が、第2最大許容電圧としてシャントレギュレータ105のリファレンス端子rに入力される。
充電帰還信号伝達手段5を構成するホトカプラは、定電圧制御回路100と定電流制御回路60とORで接続されており、シャントレギュレータ105のリファレンス電圧が基準値より高い場合(電池電圧が設定した値より高い場合)、及びオペアンプ61、抵抗62、63で構成される反転増幅回路の出力が抵抗71及び72における基準電圧より高い場合(充電電流が設定した値より高い場合)はオンする(Vccからホトカプラ5を介してシャントレギュレータ105のカソード及びオペアンプ65の出力に電流が流れる。)。この場合は、PWM制御IC(スイッチング制御IC)23は出力を降下させるべくスイッチングを行うように構成されている。逆に、充電電圧及び充電電流が基準より低い場合においては、充電帰還信号伝達手段5を構成するホトカプラはオンしない(Vccからホトカプラ5を介してシャントレギュレータ105のカソード及びオペアンプ65の出力に電流が流れない)。この場合、PWM制御IC23は出力を上昇させるべくスイッチングを行うように構成されている。
以上のような構成であるため、定電流区間においては、電池電圧が基準値より低いので、ホトカプラ5のオン・オフに定電圧制御回路100は関与しない。すなわち、ホトカプラ5は定電流制御回路60の状態によってオン・オフされ、スイッチング制御が行われる(所定の電流になるようにスイッチングが行われる)。逆に定電圧区間においては、充電電流が基準値より低いので、ホトカプラ5のオン・オフに定電流制御回路60は関与しない。すなわち、ホトカプラ5は定電圧制御回路100の状態によってオン・オフされ、スイッチング制御が行われる(所定の電圧になるようにスイッチングが行われる)。
定電圧電源回路40は、マイコン50、オペアンプ61及び65等の各種の制御回路(検出回路を含む)へ安定化直流電圧Vccを供給するためのものであり、トランス41a〜41cと、スイッチング素子42と、制御用素子43と、整流用ダイオード44と、コンデンサ45と、3端子レギュレータ46と、平滑用コンデンサ47と、リセットIC48と、を備えている。リセットIC48は、交流電源1が充電装置200に投入された時にリセット信号を出力するためものである。
第3整流平滑回路6は、定電圧電源回路40から出力電力を整流平滑してPWM制御IC23に駆動電力として供給するためのものであって、トランス6aと、整流用ダイオード6bと、平滑用コンデンサ6cと、を備えている。
第2セル数判別抵抗9は、所定の抵抗値を有しており、基準電圧Vccを第1セル数判別抵抗7と第2セル数判別抵抗9とで分圧した値がセル数信号としてマイコン50に出力される。
電池温度検出手段80は、抵抗81及び82から構成されており、基準電圧Vccを抵抗81と、感温素子8と抵抗82との合成抵抗とによって分圧した値が温度信号としてマイコン50に出力される。
電池電圧検出手段90は、抵抗91及び92から構成されており、電池電圧を抵抗91及び92によって分圧した値が電圧信号としてマイコン50に出力される。
マイコン50は、CPU51と、出力ポート51aと、出力ポート51bと、A/Dコンバータ52と、リセット入力ポート53と、を備えている。
A/Dコンバータ52は、上述したアナログ信号であるセル数信号、温度信号、電圧信号、及び、電流信号をデジタル信号に変換する。リセット入力ポート53には、上述したリセット信号がリセットIC48から入力される。
CPU51は、セル数信号に基づき、定電圧制御回路100に上述したオン信号を出力する。また、CPU51は、温度信号が充電異常を示す場合には、出力ポート51aから充電制御伝達手段4に充電停止信号を出力することにより、充電を停止させる。また、CPU51は、電圧信号及び電流信号に基づき、電池パック2の充電状態を示す充電状態信号を充電状態表示回路130に出力する。
また、CPU51は、本発明の充電停止手段としても機能し、電流信号に基づき、セルの接続形態に応じた充電制御を行う。更に、CPU51は、本発明の計測手段としても機能し、充電方法が定電流制御から定電圧制御に切り替わってから充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間を計測する。また、CPU51は、本発明の設定手段としても機能し、上記定電圧充電時間に基づき終止電流を設定する。これらについては後述する。なお、計測手段は、CPU51とは別にタイマーを設けても良い。
充電状態表示回路130は、赤色LED(R)および緑色LED(G)から構成された表示回路131と、各LEDの電流制限抵抗132及び133と、を備えている。本実施形態では、電池パック2が充電前である場合には、出力ポート51aから抵抗132にハイ信号が出力され、これにより、充電前を示す赤色LED(R)が点灯する。また、電池パック2が充電終了後である場合には、出力ポート51aから抵抗133にハイ信号が出力され、これにより、充電終了を示す緑色LED(G)が点灯する。更に、電池パック2が充電中である場合には、出力ポート51aから抵抗132と抵抗133の両方にハイ信号が出力される。この場合、赤色LED(R)と緑色LED(G)とが同時に点灯することとなるので、表示回路131は、全体として、充電中を示す橙色に点灯することとなる。
次に、本実施形態のマイコン50によるセルの接続形態に応じた充電制御について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、セルの接続形態に応じた充電制御についてのフローチャートであり、図3は、セルの接続形態に応じた充電制御についての説明図である。図2のフローチャートは、充電装置の電源がオン、すなわち充電装置200が交流電源1に接続されたことを契機に開始する。
まず、マイコン50は、電池温度検出手段80、第2セル数判別抵抗9、及び、電池電圧検出手段90からの信号に基づき、電池パック2が実装されたか否かを判別する(S201)。
電池パック2が実装されたと判断した場合には(S201:YES)、第2セル数判別抵抗9からの出力に基づき電池パック2に含まれる電池セル2aのセル数を検出し(S202)、検出したセル数に応じた充電電圧を設定する(S203)。詳細には、セル数が3の場合にはスイッチング素子(FET)110をオンさせ、セル数が4の場合にはスイッチング素子(FET)111をオンさせ、セル数が5の場合にはスイッチング素子(FET)112をオンさせ、セル数が2の場合にはいずれのスイッチング素子もオンさせないような信号を定電圧制御回路100に出力する。
続いて、定電流制御による充電を開始する(S204)。すなわち、マイコン50の出力ポート51aからロー信号を出力しスイッチング回路20を駆動させる。充電開始後は、電流検出抵抗3により電流値を検出し、充電電流が充電電流設定手段70で設定された充電電流値になるように、定電流制御回路60、充電帰還信号伝達手段5を介してPWM制御IC23を制御する。その後、電池電圧検出手段90からの信号に基づき、充電電圧がS203で設定された充電電圧に達したか否かを判断する(S205)。設定された充電電圧に達した場合には(S205:YES)、充電方式が定電流制御から定電圧制御に切り替わるので、その後、充電電流は徐々に低下することとなる。
続いて、オペアンプ61からの電流信号に基づき、充電電流が第1所定電流(本実施の形態では2A)まで低下したか否かを判断する(S206)。充電電流が第1所定電流まで低下していた場合には(S206:YES)、S205で設定された充電電圧に達したと判断した時からS206で第1所定電流まで低下したと判断した時までの定電圧充電時間が所定時間以下である否かを判断する(S207)。なお、第1所定電流が、本発明の請求項1に記載の設定電流、及び、請求項6に記載の第1の終止電流に相当する。
ここで、定電圧制御時に2並タイプの電池パックの各セルに流れる電流は、1並タイプの電池パックの各セルに流れる電流よりも少ない(例えば1並タイプの半分)ため、電流の低下率も1並タイプの電池パックと比べて小さい。従って、図3に示すように、1並タイプの電池パックに適した終止電流で充電を停止するように設定された充電装置に2並タイプの電池パックが実装された場合には、充電時間が長くなってしまう。また、充電時間が長くなると充電も深くなってしまうため、電池の寿命に影響を及ぼす可能性もある。
そこで、本実施の形態では、S205で設定された充電電圧に達したと判断した時からS206で第1所定電流まで低下したと判断した時までの定電圧充電時間に基づき、終止電流を設定する。
具体的には、定電圧充電時間が所定時間(本実施の形態では30分)以下であった場合には、電池パック2は1並タイプであると判断する。従って、定電圧充電時間が所定時間以下であった場合には(S207:YES)、充電が浅いと判断し、引き続き、定電圧制御による充電を行う。そして、充電電流が第2所定電流(本実施の形態では1A)まで低下したか否かを判断し(S208)、第2所定値まで低下したと判断した場合には(S208:YES)、充電制御伝達手段4にハイ信号を出力してPWM制御IC23を停止状態にすることにより、充電を終了する(S209)。
一方、定電圧充電時間が所定時間以上であった場合には、電池パック2は2並タイプであるため、これ以上充電を継続すると充電時間が長くなる虞があり、充電も深くなり電池寿命に影響を及ぼす可能性がある。従って、定電圧充電時間が所定時間以上であった場合には(S207:NO)、その時点で充電を終了する(S209)。そして、電池パック2が充電装置200から取り外されたことを確認した上で(S210:YES)、S201に戻る。
上記したように、本実施の形態による充電装置200では、セルの接続形態に適した制御で充電を行うことができるので、例えば、2並タイプの電池パックを充電する際に充電時間が長くなることを防止すると同時に、充電時間が長くなることにより充電も深くなり、電池の寿命に影響を及ぼすことを防止することが可能となる。
なお、本発明の充電装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施の形態では、定電圧制御回路100を備えていたが、定電圧制御回路100を備える代わりに、図4に示すように、定電流制御時に充電電圧が設定電圧まで増加した時に電流を低下させ、充電電圧が再び設定電圧まで増加したら電流を低下させることを繰り返す定電流制御を行ってもよい。この場合、充電電圧(電池電圧)が最初に設定電圧に達した時からの定電圧充電時間により電池容量(セル接続形態)を判別するようにすればよい。
また、上記実施の形態では、定電圧充電時間が所定時間以上であった場合には(S207:NO)、2並タイプであると判断して、その時点で充電を終了したが(S209)、その時点で終了しなくても、本来よりも短い時間で充電が終了するような終止電流(請求項2及び5に記載の第1の終止電流に相当)を新たに設定すれば、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、電池セルとしてリチウムイオン二次電池を使用した場合について述べたが、電池セルの接続形態が異なるニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池にも適用することができる。
1 交流電源
2 電池パック
2a 電池セル
3 電流検出抵抗
50 マイコン
51 CPU
60 定電流制御回路
100 定電圧制御回路
140 充電回路
200 充電装置

Claims (5)

  1. 複数の電池セルを有する電池パックを充電する充電手段と、
    前記充電手段による充電開始時に前記電池パックを定電流制御で充電するよう前記充電手段を制御する定電流制御手段と、
    前記定電流制御による充電により前記電池パックの電池電圧が設定電圧まで増加した場合に定電圧制御により充電するよう前記充電手段を制御する定電圧制御手段と、
    前記定電流制御から前記定電圧制御に切り替わってから前記充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間を計測する計測手段と、
    前記定電圧充電時間に基づき前記終止電流を設定する設定手段と、
    前記充電電流が前記設定された終止電流まで低下した場合に前記充電手段による充電を停止させる充電停止手段と、
    を備えたことを特徴とする充電装置。
  2. 前記設定手段は、前記定電圧充電時間が所定時間以上の場合には前記終止電流として第1の終止電流を設定し、前記定電圧充電時間が前記所定時間未満の場合には前記終止電流として前記第1の終止電流よりも小さい第2の終止電流を設定することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記設定電流は前記第1の終止電流以上であることを特徴とする請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記設定電流と前記第1の終止電流とは同一の値であることを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
  5. 複数の電池セルを有する電池パックを充電する充電手段と、
    前記充電手段による充電開始時に前記電池パックを定電流制御で充電するよう前記充電手段を制御する定電流制御手段と、
    前記定電流制御による充電により前記電池パックの電池電圧が設定電圧まで増加した場合に定電圧制御により充電するよう前記充電手段を制御する定電圧制御手段と、
    前記定電流制御から前記定電圧制御に切り替わってから前記充電電流が設定電流まで低下するまでの定電圧充電時間を計測する計測手段と、
    前記定電圧充電時間が所定時間以上の場合には前記充電電流が第1の終止電流まで低下した時に前記充電手段による充電を停止させ、前記定電圧充電時間が前記所定時間未満の場合には前記充電電流が前記第1の終止電流よりも小さい第2の終止電流まで低下した時に前記充電手段による充電を停止させる充電停止手段と、
    を備えたことを特徴とする充電装置。
JP2010218827A 2010-09-29 2010-09-29 充電装置 Expired - Fee Related JP5532331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218827A JP5532331B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 充電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218827A JP5532331B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 充電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012075261A JP2012075261A (ja) 2012-04-12
JP5532331B2 true JP5532331B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=46170859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010218827A Expired - Fee Related JP5532331B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 充電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5532331B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2906422B2 (ja) * 1989-01-20 1999-06-21 ソニー株式会社 充電装置
JP2890829B2 (ja) * 1990-11-27 1999-05-17 新神戸電機株式会社 密閉形鉛蓄電池の充電方法
JPH1197074A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Zip Charge:Kk 充電方法及び充電装置
JP5418871B2 (ja) * 2007-10-25 2014-02-19 日立工機株式会社 充電装置
JP2010068571A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012075261A (ja) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5029862B2 (ja) 充電装置
US7592780B2 (en) Battery charging apparatus
US8497662B2 (en) Charging device
JP4911430B2 (ja) 充電装置
JP4766095B2 (ja) 充電装置
JP2010068571A (ja) 充電装置
US20150236536A1 (en) Charging Device
JP4434108B2 (ja) 充電装置
JP4251158B2 (ja) 充電器およびそれを用いる電動工具セット
JP5500337B2 (ja) 電池パックを充電する充電装置
JP2008187790A (ja) 充電装置
JP5418871B2 (ja) 充電装置
US10553915B1 (en) Systems and methods for configuring parameters for charging a battery pack
JP5424033B2 (ja) 充電装置
JP4817054B2 (ja) 充電装置
JP5532331B2 (ja) 充電装置
JP2015029390A (ja) 充電装置
JP5371326B2 (ja) バッテリー装置
JP2005322592A (ja) 二次電池の充電方法
JP2012055043A (ja) 充電システム、電池パック及び充電器
JP2010045922A (ja) 充電装置
JP5958752B2 (ja) 充電装置、電池パック、及び、充電システム
JP2015146663A (ja) 充電装置
JP2019118193A (ja) 二次電池の充電回路及び充電方法
JP2014117053A (ja) 充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5532331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees