JP2014117053A - 充電装置 - Google Patents

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卓央 荒舘
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Abstract

【課題】 消費電力を抑える充電装置を提供する。
【解決手段】 二次電池を充電する第1の給電手段と、前記第1の給電手段を制御する制御手段と、前記二次電池、前記第1の給電手段、または、前記制御手段の状態を監視する監視手段と、前記制御手段、および、前記監視手段へ電力を供給する第2の給電手段とを有し、前記監視手段は、少なくとも一つの監視対象に対応する前記監視手段を遮断可能とする制御素子を具備したことを特徴とする充電装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、コードレス電動工具等の電源として用いられる二次電池を充電する充電装置に関する。
従来、コードレス電動工具用の二次電池として様々な種類・電圧等のものが用いられている。リチウムイオン電池を例に挙げれば、軽作業用の工具に用いられることの多い3.6V等の低い定格電圧の電池パックからパワーを必要とする工具に用いられることの多い36V等の高い定格電圧の電池パックまで、多種多様な定格電圧、及び、容量からなる電池パックが提供されている。
充電装置としては、これらの多種多様な電池パックのそれぞれに特化した専用の充電装置も提供されるが、使用者の利便性の向上のため、複数の電池パックを充電可能なマルチタイプの充電装置も提供されている(例えば、特許文献1参照)。かかる充電装置においては電池パック毎に適切な充電を行うため、電池の種類や電圧等を判別している。具体的には、電池パック内に二次電池の種類や充放電電圧によって異なる抵抗等の識別素子を設け、充電時には、かかる識別素子が充電装置に設けられた電池種判別手段により判別される。
また、電圧が高い電池パックや容量が大きな電池パックを充電する場合、及び、急速充電を行う場合は、充電装置の出力電力も大きくなる傾向にあり、電池パックの温度監視のみならず、充電装置内の部品の温度を監視する必要が生じる。このため、充電装置には、電池パックの温度を判断する手段や、充電装置内部の温度を判断する手段が設られており、所定温度以上の場合には、出力する充電電流を降下させることにより発熱を抑制している。
特開2009−178012号公報
ところで、充電装置において、環境への配慮などの理由から消費電力を抑える要求が高くなっている。特に、充電完了後等の待機時に充電装置が消費する電力は、電池パックへのエネルギー供給に寄与するものではないため、可能な限り低い値であることが望ましい。しかしながら、上記の電池種判別方法や、温度の監視方法などは、従来、消費電力を低減化させることが十分に考慮されていなかった。
かかる実情に鑑み、本発明は、複数の電池電圧種の判別、温度の監視を確実に行いながら、消費電力を抑えることが可能な充電装置を提供しようとするものである。
本発明は、二次電池を充電する第1の給電手段と、前記第1の給電手段を制御する制御手段と、前記二次電池、前記第1の給電手段、または、前記制御手段の状態を監視する監視手段と、前記制御手段、および、前記監視手段へ電力を供給する第2の給電手段とを有し、前記監視手段は、少なくとも一つの監視対象に対応する前記監視手段を遮断可能とする制御素子を具備したことを特徴とする充電装置を提供する。
かかる構成によれば、制御手段は、監視手段への電力の供給を適宜遮断することができるため、充電装置の消費電力を低減できる。
また、前記監視手段は、前記二次電池に具備された識別素子を識別する識別手段を有しており、前記監視手段は、前記識別手段が装着されている二次電池を識別後、前記制御素子によって前記第2の給電手段から前記識別手段への電力供給を遮断することが好ましい。かかる構成によれば、二次電池を識別後に第2の給電手段から識別手段への電力供給を遮断することができるため、効果的に電力の消費を低減できる。
さらに、前記監視手段は、前記第1の給電手段が二次電池の充電を終了するとき、又はその後に、前記識別手段への電力の供給を遮断することが好ましい。かかる構成によれば、第1の給電手段が二次電池の充電を終了するとき、又はその後に、識別手段への電力の供給を遮断することができるため、不要な電力消費を削減できる。
前記二次電池に具備された識別素子が抵抗素子であり、前記識別手段は、前記識別素子の抵抗値と前記識別手段に具備された基準抵抗素子とを比較し、前記二次電池の種別を識別することが好ましい。かかる構成によれば、確実に二次電池の種別を識別することが可能になる。
前記監視手段は、前記二次電池または前記第1の給電手段の少なくとも一方の温度を監視する温度監視手段を有し、前記制御手段は、前記第1の給電手段に前記二次電池へ充電を行う充電制御信号を出力し、前記監視手段は、少なくとも前記制御手段から充電制御信号が出力されている間、前記制御素子によって前記第2の給電手段から前記温度監視手段へ電力を供給することが好ましい。かかる構成によれば、充電制御信号が出力されている間、温度監視手段へ電力を供給することが可能になるため、充電中に確実に温度の監視を行うことができる。
前記温度監視手段はサーミスタであることが好ましい。かかる構成によれば、サーミスタにより確実に温度を監視することができる。
前記監視手段は、前記二次電池の電池電圧、または前記第1の給電手段の出力電圧のいずれか一方を監視する充電電圧監視手段を有し、前記制御手段は、前記第1の給電手段に前記二次電池へ充電を行う充電制御信号を出力し、前記監視手段は、少なくとも前記制御手段から充電制御信号が出力している間、前記制御素子によって前記充電電圧監視手段へ電力を供給することが好ましい。かかる構成によれば、充電制御信号が出力されている間、充電電圧監視手段へ電力を供給することが可能になるため確実に二次電池の電池電圧、または第1の給電手段の出力電圧のいずれか一方を監視することができる。
前記監視手段の前記制御素子は、前記充電制御信号に基づいて制御されることが好ましい。かかる構成によれば、制御素子を確実に制御することができる。
本発明の充電手段によれば、監視手段への電力の供給を適宜遮断することができ、消費電力を低減できる。
本実施の形態の充電装置の回路図。 本実施の形態の充電方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態にかかる充電装置1と、充電装置1に装着された電池パック2について添付図面を参照しながら説明する。図1は、充電装置1に電池パック2が装着された状態の回路図を示したものである。電池パック2は図示せぬコードレス工具の電源として用いられるものである。
最初に、充電対象の電池パック2について説明する。図1に示すように、電池パック2は、複数の電池セル2aを直列に接続してなる電池組と、電池種判別抵抗7と、感温素子であるサーミスタ8と、保護IC2bとから構成されている。充電対象となる電池セル種別は、特に限定されるものではなく、任意の二次電池が対象となるが、本実施の形態では、リチウムイオン電池を内蔵した電池パック2を例として説明する。電池種判別抵抗7は、電池パック2の種類(定格電圧や、直列に接続されている電池セルの数など)に応じた固有の抵抗値を有しており、当該抵抗値から直列接続された電池セル2aの数等、電池パックの種類を知ることができる。サーミスタ8は電池組に接触若しくは近接配置されており、電池組の温度を検出する。保護IC2bは、個々の電池セル2aの電圧を監視し、その中の一つでも過充電や過放電により、通常状態ではない状態になることを防止するためのものである。充電に伴い電池セル2bの電圧は上昇するが、更に充電を継続し、満充電となる閾値電圧に達した時には、保護IC2bは満充電に対応する信号を出力する。また、電池セル2bの放電限界電圧以下の状態や、通常の状態の時も、それらに対応した信号が出力される。
電池パック2は、充電装置1に設けられている充電用のプラス端子とマイナス端子、温度検出端子及び電池種情報入力端子に対応した端子を有し、電池パック2を充電装置1に装着すると、これら対応する端子が接続される。
次に充電装置1について説明する。充電装置1は、電源部と、マイコン50と、マイコン50の入力ポートに接続された各種検出部と、マイコン50の出力ポートに接続された被制御部等により構成されている。
電源部は、充電電力を供給するためのメイン電源と、マイコン50等に駆動電圧を供給するための補助電源とからなる。メイン電源は、電池パック2を充電するための電源であって、第1整流平滑回路10と、スイッチング回路20と、第2整流平滑回路30とにより構成されている。
第1整流平滑回路10は、全波整流回路11と平滑用コンデンサ12から構成され、交流電源205から供給される交流電圧を全波整流回路11で全波整流し、平滑用コンデンサ12で平滑して直流電圧を出力する。交流電源205は、商用電源等の外部電源である。
スイッチング回路20は、第1整流平滑回路10の出力側に接続されており、高周波トランス21と、MOSFET22と、PWM制御IC23とから構成されている。PWM制御IC23は、MOSFET22の駆動パルス幅を変え、当該駆動パルス幅に応じてMOSFET22はスイッチングを行い、第1整流平滑回路10からの直流出力をパルス列波形の電圧とする。パルス列波形の電圧は高周波トランス21の一次側巻線に印加され、高周波トランス21により昇圧(若しくは降圧)され第2整流平滑回路30に出力される。
第2整流平滑回路30は、ダイオード31と、平滑コンデンサ32と、放電用抵抗33とから構成され、高周波トランス21の2次側から得られる出力電圧を整流及び平滑して直流電圧を生成し、当該直流電圧を充電装置1のプラス端子とマイナス端子から出力するように構成されている。
補助電源40は、第1整流平滑回路10とスイッチング回路20に接続されて給電され、マイコン50や後述するオペアンプ61,65等の各種回路へ安定化した基準電圧Vccを供給するための定電圧電源回路である。補助電源40は、トランス41a、41b、スイッチング素子42、制御素子43、整流ダイオード44、3端子レギュレータ46、発振防止用コンデンサ45,47、リセットIC48等から構成されている。なお、リセットIC48は、充電装置1を交流電源に接続したときにマイコン50に対してリセット信号を出力するICである。
整流平滑回路6は、補助電源40とスイッチング回路20等に接続され、PWM制御IC23の電源となる整流平滑回路であり、トランス41aの二次コイル6a、整流ダイオード6b、平滑コンデンサ6cから構成される。
マイコン50は、第1出力ポート51aと、第2出力ポート51bと、A/D入力ポート52(52a、52b)と、リセットポート53等から構成されている。このマイコン50は、A/D入力ポート52に入力される各種信号を処理し、その結果に基づく各種信号を第1出力ポート51aと第2出力ポート51bから各種被制御部等に出力して、充電装置1の動作を制御している。
第2出力ポート51bは複数のポートを有し、その1つが充電電流設定回路70に接続されている。
充電電流設定回路70は、基準電圧Vccとアース間に直列に接続された抵抗71、72、73とから構成されており、充電電流を所定の電流値に設定するための回路である。抵抗71と抵抗72の接続点が充電制御回路60を構成するオペアンプ66の非反転入力端子に接続されている。また、抵抗73が出力ポート51bの1つのポートに接続されている。
本実施の形態では、充電電流設定回路70は、充電の際の設定電流として2種類の電流値I1、I2を選択的に設定している。具体的には、出力ポート51bのうち抵抗73に接続されるポートがハイ信号を出力しているときに、基準電圧Vccを抵抗71,72によって分圧した値が設定電流を電流値I1として設定する際の基準値となる。尚、本実施の形態では、充電電流値I1は一例として3Aである。
また、第2出力ポート51bのうち抵抗73に接続されるがロー信号を出力することにより、抵抗71、及び、抵抗72、73の並列抵抗により基準電圧Vccを分圧した値が設定電流を電流値I2として設定する際の基準値となる。充電電流I2は、充電電流I1より小さく、本実施の形態では、一例として1Aである。
上述のように、充電電流制御回路60は、充電電流設定回路70に接続され、充電電流設定回路70による設定に基づき充電電流を制御する。充電電流制御回路60は、オペアンプ61,65と、抵抗62,63,64,66,67と、ダイオード68とから構成されている。尚、A/D入力ポート52aは複数のポートを有し、その1つがオペアンプ61の出力側に接続されている。
電流検出抵抗203は、第2整流平滑回路30と充電電圧制御回路100との間に接続され、電池パック2に流れる充電電流を検出する。
マイコン50のA/D入力ポート52aは複数のポートを有し、それぞれが電池種別判定回路300と、電池温度検出回路80と、電池電圧検出回路90とに接続されている。
電池温度検出回路80は、基準電圧Vccとアース間に直列に接続された抵抗81、82とから構成されており、抵抗81と82の接続点が電池パック2のサーミスタ8に接続されると共に、マイコン50のA/D入力ポート52aの1つに接続されている。電池パック2の電池組2aの温度が変化すると、当該温度変化に伴った電圧値がマイコン50のA/D入力ポート52aのうち対応するポートに印加される。これにより電池組2aの温度を充電装置1が把握することができる。
電池電圧検出回路90は、電池パック2が充電装置1に装着された状態において、電池組のプラス端子に接続され、抵抗91,92から構成される。電池パック2に供給する電圧、すなわち電池パック2の電圧は抵抗91,92によって分圧され、その値がマイコン50のA/D入力ポート52aの1つに電池電圧情報として入力される。尚、電池パック2に電力を供給していない場合には、電池パック2の電圧を示す情報が、電池電圧検出回路90を介してA/D入力ポート52aの1つに電池電圧情報として入力される。
電池種別判定回路300は、抵抗9d、9b、9cと、FET9aとを有している。FET9aのソースは、電池種判別抵抗7に接続される端子と接続されている。FET9aのゲートは第2出力ポート51bの1つに接続されている。第2出力ポート51bのうちFET9aに接続されるポートがロー信号を出力すると、FET9aがオン状態となる。また、第2出力ポート51bのうちFET9aに接続されるポートがハイ信号を出力すると、FET9aがオフ状態となる。電池パック2が接続され、かつ、FET9aがオンの時に、マイコン50は、抵抗9dと電池種判別抵抗7とによる基準電圧Vccの分圧値から接続されている電池パック2の種類(定格電圧や、直列に接続されている電池セルの数など)を特定する。
マイコン50の第1出力ポート51aは複数のポートを有し、それぞれが充電制御信号伝達部4と、表示部130に接続されている。マイコン50の第2出力ポート51bの1つには、充電電圧制御回路100と充電電流設定回路70、及び、電池種別判定回路300が接続されている。また、リセットポート53には、定電圧電源回路40が接続されている。
充電制御信号伝達部4は、スイッチング回路20とマイコン50等に接続され、PWM制御回路23のオン・オフを制御する信号を伝達するフォトカプラ4と、フォトカプラ4を構成する発光素子側に接続され、発光素子のオン・オフを制御するFET4aからなる。ここで、第1出力ポート51aは複数のポートを有し、その1つがFET4aのゲートに接続されている。出力ポート51aのうちFET4aに接続されるポートがハイ信号を出力すると、FET4aがオンし、フォトカプラ4がオンする。これによりPWM制御回路23が起動して充電が開始される。また、出力ポート51aのうちFET4aに接続されるポートがロー信号を出力すると、FET4aがオフし、フォトカプラ4がオフする。これによりPWM制御回路23が停止し、充電が停止(終了)する。
部品温度検出部102は、抵抗200と、サーミスタ201と、FET202とを有し、これらが、基準電圧Vccとアース間に接続されている。抵抗200とサーミスタ201との接続点は、A/D入力ポート52bと接続されている。FET202のゲートは、第1出力ポート51aのうちFET4aに接続されるポートに接続されている。即ち、第1出力ポート51aのうち1つのポートがFET4aとFET202とで共有されている。このため、FET202のオン・オフは、FET4aのオン・オフと連動し、充電を行っている間のみ、サーミスタ202を駆動して充電装置1の内部温度を検知する構成である。即ち、第1出力ポート51aのうちFET202のゲートおよびFET4aのゲートに接続されるポートがハイ信号を出力すると、FET202がオンし、基準電圧Vccから抵抗200、サーミスタ202に電流が流れる。このとき、マイコン50は、抵抗200と、サーミスタ201とによる基準電圧Vccの分圧値に基づいてサーミスタ201の温度を特定する。一方、第1出力ポート51aのうちFET202のゲートおよびFET4aのゲートに接続されるポートaがロー信号を出力すると、FET202がオフし、基準電圧Vccから抵抗200、サーミスタ202への電流が遮断される。サーミスタ202は、充電装置1において発熱し、温度が上昇する可能性の高い部品に接触または近接して配置される。一例として、本実施の形態において、サーミスタ202はPWM制御回路23の近傍に配置される。
充電電流信号伝達部5はフォトカプラ等からなり、充電電圧制御回路100における充電電流の信号をPWM制御IC23に帰還する。
表示部130は、充電の状態を表示するための回路であり、LED131、抵抗132,133から構成される。第1出力ポート51aのうち抵抗132に接続されるポートがハイ信号を出力すると、LED131は赤に点灯し、第1出力ポート51aのうち抵抗133に接続されるポートがハイ信号を出力すると、LED131は緑に点灯し、両方のポートからハイ信号を出力するとLED131は橙に点灯する。本実施の形態では、マイコン50は、電池パック2の未接続や充電待機時等充電を行う前の状態ではLED131の赤を点灯させ、充電中にはLED131の2灯同時点灯により橙に点灯させ、充電終了後にはLED131の緑を点灯させる。
充電電圧制御回路100は、第2整流平滑回路30に接続されており、充電電圧を制御する。充電電圧制御回路100は、抵抗101,103,105,106,107,108,110,111,112,114,115,116,118、ポテンショメータ102、FET109,113,117、コンデンサ104、シャントレギュレータ120、整流ダイオード119等から構成される。抵抗108、112、116が、第2出力ポート51bの有する複数のポートのそれぞれに接続されている。充電電圧は、マイコン50の第2出力ポート51bからの信号により、抵抗101及びポテンショメータ102の直列抵抗と、抵抗105と抵抗106、111、114とのいずれかによる並列抵抗との分圧値がシャントレギュレータ120の基準値となるように定められる。例えば、抵抗101及びポテンショメータ102からなる直列抵抗と、抵抗105のみとで定められる値(FET109,113,117はいずれもオフ)は2セルのリチウムイオン電池を充電するときに用いられる。また、前記直列抵抗(101,102に対し、抵抗105と抵抗106の並列抵抗(FET109をオンさせることによる並列抵抗)とで定められる値は3セルのリチウムイオン電池を充電するときに用いられる。同様に、FET113がオンである時は4セルに対応し、FET117がオンである時は5セルに対応する。
次に、図2のフローチャートを参照して、充電装置1が行う充電処理について説明する。ステップ201において、マイコン50は、第1出力ポート51aのうち抵抗132に接続されるポートからハイ信号を出力し、LED131を赤に点灯させ、ユーザに充電前であることを報知する。ステップ202において、マイコン50は第2出力ポート51bのうち抵抗9cに接続されるポートからロー信号を出力し、FET9aをオン状態にして、基準電圧Vccから電池種別判定回路300に電流を供給する。ステップ203において、マイコン50は電池パック2が充電装置1に装着されているかを判定する。かかる判定は、電池温度検出回路80、電池種別判定回路300、電池電圧検出手段90からA/D入力ポート52aの対応するポートへの入力が有るかを判定し、これらの回路において入力が検知された場合には、電池パック1が装着されていると判定する。ステップ203が否定判定された場合には(S203:NO)、ステップ201へ処理を戻し、待機状態となる。ステップ203が肯定判定された場合には(S203:YES)、ステップ204において、マイコン50は、出力ポート51aのうち抵抗133に接続されるポートと、抵抗132とに接続されるポートの両方にハイ信号を出力し、LED131を橙に点灯させ、ユーザに充電中であることを報知する。
ステップ205において、マイコン50は、電池種別判定回路300における抵抗9dと電池種判別抵抗7とによる基準電圧Vccの分圧値から接続されている電池パック2の種類(定格電圧や、直列に接続されている電池セルの数など)を特定する。ステップ206において、特定した電池パック2のセル数に応じて充電電圧制御回路の充電電圧を設定する。具体的には、充電パックにおける直列に接続されている電池セル2aがリチウムイオン電池であり、直列に接続されている電池セルの数に応じて、前述のとおりFET109,113,117の駆動を制御し、所定の充電電圧に設定する。
ステップ207において、マイコン50は、第1出力ポート51aのうちFET4aのゲートに接続されるポートからハイ信号を出力し、PWM制御回路23を起動する。これにより電池パック2への充電が開始される。また、かかる第1出力ポート51aのうちFET4aのゲートに接続されるポートからのハイ信号によって、同時にFET202もオンされることでサーミスタ201が起動し、サーミスタ201の温度に対応する電圧がA/D入力ポート52bに入力される。これにより、マイコン50はサーミスタ201による充電装置1の内部温度監視を開始する。
ステップ208において、マイコン50は、電池パック2が満充電であるかを判定する。かかる判定の方法として、例えば、電流検出抵抗203によって検出された電位をオペアンプ61によって反転増幅し、A/Dポート52aの対応するポートに取り込むことにより充電電流を監視する。本実施の形態では、充電制御の一例として、定電流‐定電圧制御方式の場合を例示する。充電は、定電流モードで開始され、電池の充電に伴い電池電圧が上昇し、所定の電圧となった時点で定電圧充電モードになる。定電圧充電区間では充電に伴い電流が減少するため、電流値が所定値以下になったときを満充電と判定する。本実施の形態では、詳細は後述するが、充電装置1の内部温度に応じて、2種類の電流値I1(例えば6A)、I2(例えば3A)を充電電流として設定しているため、満充電と判定する際の所定値もそれぞれの場合について異なる値を設定している。例えば電流値I1の場合には終端電流値は一例として3A、電流値I2の場合の終端電流値は1A等である。なお、終端電流値は、2種類の電流値I1,I2に共通する値(たとえば、1A等)としてもよい。また、充電を制御する方法として、上記定電流‐定電圧制御方式は一例であり、二次電池の充電に用いられる任意の充電方式を採用することが可能であり、単に定電圧制御のみ、もしくは、定電流制御のみであってもよい。
ステップ208では、満充電か否かを検出する。ステップ208が否定判定されたときには(S208:NO)、ステップ209において、マイコン50は、充電電流設定回路70が設定電流として電流値I2を設定しているかを判定する。ステップ209が肯定判定されたときには(S209:YES)、電流値I2で充電を継続し、ステップ208に戻る。一方、ステップ209が否定判定されたときには(S209:YES)、ステップ210において、サーミスタ201を用いて充電装置の温度が所定値以上であるかを判定する。ステップ210が否定判定されたとき(S210:NO)には電流値I1で充電を継続し、再度ステップ208にて満充電を判定する。ステップ210が肯定判定されたときには(S210:YES)、充電装置1の内部温度の上昇を抑制するため、マイコン50は、充電設定回路70の設定電流を電流値I1より小さな電流値I2に変更する。
ステップ208が肯定判定された場合(S208:YES)、すなわち満充電と判断された場合には、ステップ212においてマイコン50はLED131を緑に点灯させ、ユーザに充電完了を報知する。
ステップ213においては、ステップ208の満充電検出を受けて、マイコン50の第1出力ポート51aからのロー信号により、FET4a、及び、FET202をオフする。これにより充電が終了するとともに、基準電圧Vccから抵抗200、サーミスタ201への電流が遮断され、サーミスタ201による電力の消費が抑制される。
ステップ214において第2出力ポート51bのうちFET9aに接続されるポートからロー信号を出力し、FET9aをオフする。これにより基準電圧Vccから抵抗9d、電池種識別抵抗7への電流が遮断され、電力の消費が抑えられる。なお、FET9aをオフにするタイミングは、本実施形態のステップ214のタイミングのみならず、ステップ205において電池の種類を特定した以降、任意のタイミングとすることができる。
ステップ215においてマイコン50は電池パック2が外されたかを判定し、電池パック2が外されるまで待機する。電池パック2が外されたときには(S215:YES)、充電条件をリセットしステップ201に戻る。なお、本フローチャートに図示しないタイミングで電池パック2が充電装置1から外された場合も、上記ステップ215の場合と同様に、充電装置は一連の充電条件をリセットし、ステップ201に戻り待機する。
以上の充電装置1によれば、電池種を判別するプロセス205より後の任意のタイミングにおいて、FET9aをオフすることが可能であり、電池種別判定回路300に流れる電流を遮断することができる。そのため、電池パック2の種類を判定した後には、当該経路を遮断することで、充電装置1の消費電力をより一層抑えることができる。
また、サーミスタ201を制御するFET202を、充電を制御するFET4aと連動してオン、オフさせている。このため、充電を行っていない時には抵抗200とサーミスタ201に流れる電流を遮断することができ、待機時の消費電力をより効果的に低減することができる。
本発明による充電装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
待機時等の消費電力を低減するためには、上記実施の形態に例示した電池種別判定回路300、及び、部品温度検出部102のみならず、充電装置1を構成する他の回路に対し、回路を遮断するFETを設ける構成としてもよい。たとえば、電池温度検出回路80、または電池電圧検出回路90等にそれぞれFETを設け、充電を行っていないときには、電池パック2のサーミスタ8と接続される電池温度検出回路80や、電池パック2の充電端子と接続される電池電圧検出回路90の回路を遮断するようにしてもよい。具体的には、電池種別判定回路300や部品温度検出部102と同じように、電流経路を遮断する位置(たとえば、抵抗81の前後や抵抗91の前後等。)にFETを設け、マイコン50の出力ポート51aまたは51b等からの制御信号により、必要時のみFETがオンとなるよう制御を行うことが好適である。かかる構成によれば、より効果的に消費電力を抑えることができる。
また、充電装置1において温度を検出する場所が複数必要な場合には、部品温度検出部102を複数設けてもよい。この場合には、FET4aのゲートと第1出力ポート51aの対応するポートとの間に複数の部品温度検出部102が並列に接続される構成としてもよく、また、別途マイコン50から制御信号出力して、個別に駆動するようにしてもよい。
1 充電装置
2 電池パック
50 マイコン
102 部品温度検出部
300 電池種別判定回路
7 電池種判別抵抗

Claims (8)

  1. 二次電池を充電する第1の給電手段と、
    前記第1の給電手段を制御する制御手段と、
    前記二次電池、前記第1の給電手段、または、前記制御手段の状態を監視する監視手段と、
    前記制御手段、および、前記監視手段へ電力を供給する第2の給電手段とを有し、
    前記監視手段は、少なくとも一つの監視対象に対応する前記監視手段を遮断可能とする制御素子を具備したことを特徴とする充電装置。
  2. 前記監視手段は、前記二次電池に具備された識別素子を識別する識別手段を有しており、前記監視手段は、前記識別手段が装着されている二次電池を識別後、前記制御素子によって前記第2の給電手段から前記識別手段への電力供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記監視手段は、前記第1の給電手段が二次電池の充電を終了するとき、又はその後に、前記識別手段への電力の供給を遮断することを特徴とする請求項2に記載の充電装置。
  4. 前記二次電池に具備された識別素子が抵抗素子であり、前記識別手段は、前記識別素子の抵抗値と前記識別手段に具備された基準抵抗素子とを比較し、前記二次電池の種別を識別することを特徴とする請求項2または3のいずれか1つに記載の充電装置。
  5. 前記監視手段は、前記二次電池または前記第1の給電手段の少なくとも一方の温度を監視する温度監視手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の給電手段に前記二次電池へ充電を行う充電制御信号を出力し、
    前記監視手段は、少なくとも前記制御手段から充電制御信号が出力されている間、前記制御素子によって前記第2の給電手段から前記温度監視手段へ電力を供給することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の充電装置。
  6. 前記温度監視手段はサーミスタであることを特徴とする請求項5に記載の充電装置。
  7. 前記監視手段は、前記二次電池の電池電圧、または前記第1の給電手段の出力電圧のいずれか一方を監視する充電電圧監視手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の給電手段に前記二次電池へ充電を行う充電制御信号を出力し、
    前記監視手段は、少なくとも前記制御手段から充電制御信号が出力されている間、前記制御素子によって前記充電電圧監視手段へ電力を供給することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の充電装置。
  8. 前記監視手段の前記制御素子は、前記充電制御信号に基づいて制御されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1つに記載の充電装置。
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