JP5531528B2 - 通信システム、無線通信端末、サーバ、通信システムの制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信システム、無線通信端末、サーバ、通信システムの制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信端末がサーバと通信を行う技術に関する。
携帯電話機を用いたパケット通信では高速化が要求され、スループットを向上させることが要求されている。携帯電話機によるパケット通信では、携帯電話機が無線ネットワークを介してサーバにアクセスするというシステム構成なので、全体としてのスループットが無線回線におけるスループットにより制限される場合が多い。
例えば、無線ネットワークが有している無線リソースは有限なので、無線ネットワークに接続している携帯電話機の数が増加すれば、スループットが低下する。周波数利用効率を向上すればスループットが向上するが、周波数利用効率を向上させるのは、変調方式の変更や回線設計の最適化などを伴うため、容易なことではない。また、無線回線の電波環境が悪化することによってもスループットが低下する。
特許文献1に開示された通信システムは、複数の送受信機を備え、無線回線の回線品質が良好であるときには複数の送受信機で別々のデータを伝送し、無線回線の回線品質が良好でないときにはダイバーシティ方式でデータを伝送する。それにより、特許文献1では、無線回線の電波状況が良好なときのスループットの向上が図られている。
特開2005−277910号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、無線回線の電波状況が良好でないときにはスループットを向上させることができなかった。
本発明の目的は、無線回線の品質の良否によらずに利用でき、無線通信端末のスループットを容易に向上させることができる技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、サーバと、
無線ネットワークを介して前記サーバとの間でデータを送受信する第1の無線通信端末と、
無線ネットワークを介して前記サーバに接続するとともに、該無線ネットワークを介さずに前記第1の無線通信端末と接続する第2の無線通信端末と、
を有し、
前記第1の無線通信端末又は前記サーバは前記データを分割し、
前記第1の無線通信端末及び前記サーバは、無線ネットワークを介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第1の経路と、前記第2の無線通信端末を介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第2の経路の両方を利用して分割後のデータを送受信し、
前記第1の無線通信端末は、前記データの分割を前記サーバへ要求するとともに、前記第2の無線通信端末を識別するための端末識別情報を該サーバへ送信し、
前記サーバは、前記第1の無線通信端末から前記端末識別情報を受信すると、該端末識別情報に基づいて前記第2の無線通信端末を特定し、分割後のデータを前記第1の経路及び前記第2の経路を利用して前記第1の無線通信端末へ送信し、
前記第1の無線通信端末は、予め作成された、前記サーバとの間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、前記第1の無線通信端末及び前記サーバは、送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数を増加させる構成である。
本発明によれば、第1の無線通信端末又はサーバがデータを分割し、第1の無線通信端末及びサーバは、無線ネットワークを介した第1の経路と、第2の通信端末を介した第2の経路を利用して分割後のデータを送受信するので、無線回線の良否によらずに、容易にスループットが向上する。
本発明の第1の実施形態の通信システム一構成例を示す全体図である。 本発明の第1の実施形態の携帯電話機の一構成例を示す全体図である。 本発明の第1の実施形態の携帯電話機の一構成例を示す全体図である。 本発明の第1の実施形態のサーバの一構成例を示す全体図である。 (a)本発明の第1の実施形態の分割要求パケットに含まれる情報を示す図である。(b)本発明の第1の実施形態の接続要求パケットに含まれる情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態の通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の変形例の設定テーブルに記載された内容を示す図である。 本発明の第2の実施形態の分割通知パケットに含まれる情報を示す図である。 本発明の第2の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態のサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態のサーバの動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の通信システム1の一構成例を示す全体図である。通信システム1は、例えば、パケット通信方式を使用する通信システムである。
通信システム1は、携帯電話機10、携帯電話機20、およびサーバ40を有する。携帯電話機10、および携帯電話機20は、サーバとの間で、基地局11、21などの基地局、およびインターネット網30を介してデータを送受信する。
また、携帯電話機10、および携帯電話機20は、基地局等のアクセスポイントを介さず、互いに直接通信する機能を有する。携帯電話機10、および携帯電話機20は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.15.1規格すなわちBluetooth(登録商標)規格を利用し、直接無線通信することが可能である。
なお、携帯電話機10、および携帯電話機20は、直接無線通信する機能を有さず、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどのケーブルで互いに接続されたとき、そのケーブルを使用して、直接有線通信を行うことが可能な構成としてもよい。直接無線通信する機能、直接有線通信する機能の双方を有していてもよいのは勿論である。
図2は、携帯電話機10の一構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、携帯電話機10は、通信部101、および制御部102を有する。
図3は、携帯電話機20の一構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、携帯電話機10は、通信部101、および制御部102を有する。
図4は、サーバ40の一構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、サーバ40は、通信部401、および制御部402を有する。
図1に戻り、携帯電話機10、携帯電話機20、およびサーバ40の構成について詳細に説明する。
携帯電話機10の制御部102は、サーバ40からデータAをダウンロードするとき、そのデータAのデータ量を取得する。例えば、制御部102は、サーバ40からデータ量の通知を受ける。あるいは、制御部102は、定期的に同じ種類のデータをダウンロードしており、前回のデータ量から、今回のデータ量を推測する。
制御部102は、取得したデータ量が閾値以上であるか否かを判断する。データ量が閾値以上であれば、制御部102は、自身がマスターとして動作するように設定する。
マスターに設定後、通信部101は、データの分割を要求する分割要求パケットをサーバ40へ送信する。分割要求パケットには、スレーブの携帯電話機を特定するための情報が含まれる。
また、通信部101は、サーバ40に接続し、スレーブとして動作することを要求する接続要求パケットを携帯電話機20へ直接送信する。この接続要求パケットには、サーバを特定するための情報が含まれる。
ここで、マスターとは、携帯電話機がデータの分割をサーバに要求し、その携帯電話機が分割されたデータをスレーブおよびサーバから受信して、それらのデータを合成するように動作する無線通信端末である。一方、スレーブとは、携帯電話機が分割されたデータをサーバから受信し、そのデータをマスターへ転送するように動作する無線通信端末である。
サーバ40には、インターネットサイトが構築されており、インターネットサイトに接続した携帯電話機の要求に応じて、データAを送信する。サーバ40の通信部401が、マスターの携帯電話機10からデータAの送信要求を受け、所定期間内に分割要求パケットを受信したとき、制御部402は、送信対象のデータAをパケット単位でデータa1と、データa2とに分割する。
サーバ40の通信部401は、分割したデータa1、a2の一部をインターネット網30および基地局11を介して、マスターの携帯電話機10へ送信する。また、制御部402は、分割要求パケットからスレーブを特定し、通信部401は、分割したデータの残りをインターネット網30および基地局21を介して、そのスレーブの携帯電話機20へ送信する。例えば、マスターの携帯電話機10にはデータAを分割したデータa1、a2のうち、データa1が送信され、スレーブの携帯電話機20には残りのデータa2が送信される。
携帯電話機20の通信部201が携帯電話機10から直接、接続要求パケットを受信したとき、制御部202は、自身がスレーブとして動作するように設定する。制御部202は、接続要求パケットからサーバ40を特定し、通信部201は、そのサーバ40に接続する。そして、通信部201は、サーバ40から、分割されたデータa2を受信し、そのデータをマスターの携帯電話機10へ直接、送信する。
携帯電話機10の通信部101は、分割されたデータの一部(a1)をサーバ40から受信し、残り(a2)を携帯電話機20から受信する。制御部102は、これらのデータを合成して処理する。
基地局11、21は、携帯電話機10、20と無線で接続し、携帯電話機10、20とサーバ40との間の通信を中継する。
図5(a)は、分割要求パケットに含まれる情報を示す図である。同図(a)に示すように、分割要求パケットには、ヘッダのほか、「スレーブ識別情報」が格納される。ヘッダには、送信元、受信元を特定するための情報などが含まれる。「スレーブ識別情報」は、スレーブの携帯電話機を識別するための情報であり、例えば、スレーブの携帯電話機の電話番号である。
図5(b)は、接続要求パケットに含まれる情報を示す図である。同図(b)に示すように、接続要求パケットには、ヘッダのほか、「サーバ識別情報」が格納される。「サーバ識別情報」は、スレーブが接続すべきサーバを識別するための情報であり、例えば、サーバのIPアドレスである。
図6〜図10を参照して、通信システム1の動作について説明する。図6は、マスターの携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機10において、サーバ40に接続してデータをダウンロードするための操作をユーザが行ったときに開始する。
携帯電話機10は、サーバ40に接続し、データのダウンロードを要求する(ステップS1)。携帯電話機10は、ダウンロード対象のデータのデータ量を取得し、そのデータ量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS2)。
データ量が閾値以上であれば(ステップS2:YES)、携帯電話機10は、分割要求パケットを送信することにより、サーバ40に対し、データの分割を要求する(ステップS3)。
携帯電話機10は、基地局等を介さずに、接続要求パケットを送信することにより、スレーブの携帯電話機20に対し、サーバ40への接続を要求する(ステップS4)。
携帯電話機10は、分割されたデータを、サーバ40、および携帯電話機20からそれぞれ受信する(ステップS5)。そして、携帯電話機10は、受信した各データを合成して処理する(ステップS6)。
データ量が閾値未満であれば(ステップS2:NO)、携帯電話機10は、サーバ40からデータを受信し、処理する(ステップS7)。
ステップS6、またはS7の後、携帯電話機10は、ダウンロードのための動作を終了する。
図7は、スレーブの携帯電話機20の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機20が起動したときに開始する。
携帯電話機20は、マスターの携帯電話機10から接続要求パケットを受信したか否かを判断する(ステップT1)。接続要求データを受信したならば(ステップT1:YES)、携帯電話機20は、その接続要求パケットからサーバ40を特定し、サーバ40に接続する(ステップT2)。そして、携帯電話機20はサーバ40から分割されたデータを受信し、そのデータを接続要求パケットの送信元の携帯電話機10へ直接、転送する(ステップT3)。
接続要求パケットを受信していない場合(ステップT2:NO)、またはステップT3の後、携帯電話機20はステップT1に戻る。
図8は、サーバ40の動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバ40が、携帯電話機10によりデータの送信を要求されたときに開始する。同図を参照すると、サーバ40は、データの分割を要求する分割要求パケットを受信したか否かを判断する(ステップU1)。分割要求パケットを受信したのであれば(ステップU1:YES)、サーバ40は、所定の分割比率でデータを分割する(ステップU2)。
サーバ40は、分割要求パケットの送信元の携帯電話機10へ分割したデータの一部を送信する。また、サーバ40は分割要求パケットの示すスレーブの携帯電話機20がサーバ40に接続したとき、その携帯電話機20へ分割した残りのデータを送信する。(ステップU3)。
分割要求パケットを受信していなければ(ステップU1:YES)、サーバ40は、携帯電話機10へ、要求されたデータを送信する(ステップU4)。ステップU3またはU4の後、サーバ40は動作を終了する。
図9は、データが分割されない場合の通信システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。携帯電話機10は、サーバ40に接続し(ステップS1)、基地局11を介してデータのダウンロードを要求する(ステップR1、R2)。データ量が閾値未満であれば(ステップS2:NO)、サーバ40は、要求されたデータを、基地局11を介して携帯電話機10へ送信する(ステップD1、D2)。
図10は、データが分割される場合の通信システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。携帯電話機10は、サーバ40に接続し(ステップS1)、基地局11を介してデータのダウンロードを要求する(ステップR1、R2)。データ量が閾値以上であれば(ステップS2:YES)、携帯電話機10は、分割要求パケットを、基地局11を介してサーバ40に送信し(ステップR3、R4)、接続要求パケットを携帯電話機20へ送信する(ステップR5)。
サーバ40は、データAをデータa1、a2に分割し、基地局11を介してデータa1を携帯電話機10(マスター)へ送信する(ステップD1、D2)。また、サーバ40は、基地局21を介して残りのデータa2を、携帯電話機20(スレーブ)へ送信する(ステップD3、D4)。スレーブの携帯電話機20は、受信したデータa2をマスターの携帯電話機10へ基地局等を介さずに転送する(ステップD5)。マスターの携帯電話機10は、受信したデータa1、a2を合成して処理する(ステップS6)。
なお、本実施形態では、基地局11、21やインターネット網30を介して、携帯電話機10、20とサーバ40とが通信を行っているが、これらの機器とサーバとが、基地局等を介さず、アドホックモードで直接、無線通信する構成としてもよい。
また、本実施形態では、携帯電話機10がマスター、携帯電話機20がスレーブとして動作する構成としているが、マスター、スレーブの関係は固定でなく、データをダウンロードする方の携帯電話機は、いずれもマスターとなりうる。
本実施形態では、携帯電話機について本発明を適用しているが、無線通信が可能な機器であれば、カーナビゲーション装置やルーターなど、携帯電話機以外の機器に本発明を適用することも可能である。
本実施形態では、スレーブの携帯電話機を1台と設定する構成としているが、スレーブを複数台設定する構成としてもよい。また、スレーブを複数台とする場合において、マスターの携帯電話機は、図11に示すような、データ量の範囲とスレーブの数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、データ量が多くなるほど、スレーブの数を増加させてもよい。
本実施形態の携帯電話機10が本発明の第1の無線通信端末に該当し、本実施形態の携帯電話機20が本発明の第2の無線通信端末に該当する。また、本実施形態における基地局11、携帯電話機10間の無線ネットワークを介して携帯電話機10からサーバ40へ至る経路が、第1の経路に該当し、本実施形態における携帯電話機20を介して携帯電話機10からサーバ40へ至る経路が、第2の経路に該当する。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバがデータを分割し、第1の無線通信装置は、無線ネットワークを介した第1の経路と、第2の通信端末を介した第2の経路を利用して分割後のデータを受信するので、無線回線の良否によらずに、容易にスループットが向上する。
携帯電話機10は、データ量が閾値以上であれば、データの分割を要求するので、サーバ40はデータ量が小さければ分割を行わず、無駄な分割処理が低減する。
サーバ40は、パケット単位でデータを分割して送信するので、パケット通信において、容易にスループットを向上させることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムは、下りのパケット通信でなく、上りのパケット通信においてデータが分割される点で、第1の実施形態の通信システムと異なる。なお、本実施形態の通信システムについて、図1〜図10で説明した構成と同様な構成の詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明する。
本実施形態の携帯電話機10は、データをサーバへアップロードするとき、そのデータのデータ量が閾値以上であるか否かを判断する。そして、データ量が閾値以上であれば、携帯電話機10は、自身をマスターに設定し、データを分割する。
携帯電話機10は、携帯電話機20に接続要求パケットを送信し、サーバ40に、分割通知パケットを送信する。
図12は、本実施形態の分割通知パケットに格納される情報を示す図である。同図に示すように、分割通知パケットには、ヘッダのほか、スレーブ識別情報が格納される。
そして、携帯電話機10は、分割したデータの一部をサーバ40へ、残りを携帯電話機20へ送信する。
携帯電話機20は、接続要求パケットを受信したとき、自身をスレーブに設定する。携帯電話機20は、基地局等を介さずに、携帯電話機10から分割されたデータを受信し、サーバ40へ転送する。
サーバ40は、分割通知パケットを受信したとき、そのパケットからスレーブの携帯電話機20を特定する。サーバ40は、携帯電話機10、20から分割されたデータを受信し、それらのデータを合成して処理する。
本実施形態では、マスターは、携帯電話機がデータを分割し、分割したデータを、スレーブ、およびサーバへ送信するように動作するための設定である。一方、スレーブは、携帯電話機が分割されたデータをマスターから受信し、そのデータをサーバへ転送するように動作するための設定である。
図13は、本実施形態におけるマスターの携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機10において、サーバ40へデータをアップロードするための操作をユーザが行ったときに開始する。
携帯電話機10は、サーバ40に接続する(ステップS11)。携帯電話機10は、アップロード対象のデータのデータ量を取得し、そのデータ量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS12)。
データ量が閾値以上であれば(ステップS12:YES)、携帯電話機10は、データを分割する(ステップS13)。携帯電話機10は、分割通知パケットを送信することにより、サーバ40に対し、データの分割を通知する(ステップS14)。
携帯電話機10は、接続要求パケットを送信することにより、スレーブの携帯電話機20に対し、サーバ40への接続を要求する(ステップS15)。
携帯電話機10は、分割したデータの一部をサーバ40へ送信し、残りを基地局等を介さずに携帯電話機20へ送信する(ステップS16)。
データ量が閾値未満であれば(ステップS12:NO)、携帯電話機10は、データをサーバ40へ送信する(ステップS17)。ステップS16またはS17の後、携帯電話機10は、アップロードのための動作を終了する。
図14は、スレーブの携帯電話機20の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機20が起動したときに開始する。
携帯電話機20は、マスターの携帯電話機10から接続要求パケットを受信したか否かを判断する(ステップT11)。接続要求データを受信したならば(ステップT11:YES)、携帯電話機10は、その接続要求パケットからサーバ40を特定し、サーバ40に接続する(ステップT12)。そして、携帯電話機10は、接続要求パケットの送信元の携帯電話機10から分割されたデータを直接受信し、そのデータをサーバ40へ転送する(ステップT13)。
接続要求データを受信していない場合(ステップT12:NO)、またはステップT13の後、携帯電話機20はステップT11に戻る。
図15は、サーバ40の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機10がサーバ40に接続したときに開始する。同図を参照すると、サーバ40は、データの分割を通知する分割通知パケットを受信したか否かを判断する(ステップU11)。
分割通知パケットを受信したのであれば(ステップU11:YES)、サーバ40は、その分割通知パケットからスレーブの携帯電話機20を特定する。サーバ40は、マスター、スレーブの携帯電話機10、20から、分割されたデータをそれぞれ受信する(ステップU12)。サーバ40は、分割されたデータを合成して処理する(ステップU13)。
分割通知パケットを受信していなければ(ステップU11:YES)、サーバ40は、携帯電話機10から、データを受信して処理する(ステップU14)。ステップU13またはU14の後、サーバ40は動作を終了する。
なお、本実施形態では、アップロード時のみにデータが分割されているが、ダウンロード時にはサーバ40でデータが分割され、アップロード時には携帯電話機10でデータが分割される構成としてもよいのは勿論である。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機10は、データをアップロード時にデータを分割して送信するので、アップロード時に容易にスループットを向上できる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムは、携帯電話機でなく、サーバがデータを分割するか否かを判断する点で、第1の実施形態の通信システムと異なる。なお、本実施形態の通信システムについて、図1〜図10で説明した構成と同様な構成の詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明する。
本実施形態のサーバ40は、携帯電話機10によりデータの送信が要求されると、そのデータのデータ量が閾値以上であるか否かを判断する。データ量が閾値以上であれば、サーバ40は携帯電話機10へ、データを分割する旨を通知する分割通知パケットを送信する。図12で説明した分割通知パケットには、スレーブ識別情報が含まれていたが、本実施形態の分割通知パケットには、スレーブ識別情報は含まれない。
そして、サーバ40は、携帯電話機10からスレーブ識別情報を受信して、その情報からスレーブを特定する。サーバ40は、マスター、スレーブの携帯電話機10、20へ、それぞれ分割したデータを送信する。
本実施形態の携帯電話機10は、分割通知パケットを受信したとき、自身をマスターに設定する。携帯電話機10は、スレーブ識別情報をサーバ40へ送信し、携帯電話機20へ接続要求パケットを送信する。携帯電話機10は、サーバ40、および携帯電話機20から、分割されたデータを受信し、それらを合成する。
本実施形態のマスターは、携帯電話機が分割されたデータをスレーブおよびサーバから受信して、それらのデータを合成するように動作するための設定である。本実施形態のスレーブは、第1の実施形態のスレーブと同じ内容の設定である。
本実施形態の携帯電話機20の動作は、第1の実施形態の携帯電話機20の動作と同様である。
図16は、本実施形態のマスターの携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。この動作は、携帯電話機10において、サーバ40に接続してデータをダウンロードするための操作をユーザが行ったときに開始する。
携帯電話機10は、サーバ40に接続し、データのダウンロードを要求する(ステップS21)。携帯電話機10は、ダウンロードを要求してから所定期間内に、分割通知パケットをサーバ40から受信したか否かを判断する(ステップS22)。
分割通知パケットを受信したのであれば(ステップS22:YES)、携帯電話機10は、スレーブ識別情報をサーバ40へ送信する(ステップS23)。
携帯電話機10は、接続要求パケットを送信することにより、スレーブの携帯電話機20に対し、サーバ40への接続を要求する(ステップS24)。
携帯電話機10は、分割されたデータを、サーバ40、および携帯電話機20からそれぞれ受信する(ステップS25)。そして、携帯電話機10は、受信した各データを合成して処理する(ステップS26)。
分割通知パケットを受信していなければ(ステップS22:NO)、携帯電話機10は、サーバ40からデータを受信し、処理する(ステップS27)。
ステップS26、またはS27の後、携帯電話機10は、ダウンロードのための動作を終了する。
図17は、本実施形態のサーバ40の動作を示すフローチャートである。この動作は、サーバ40が、携帯電話機10によりデータの送信を要求されたときに開始する。同図を参照すると、サーバ40は、送信するデータのデータ量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップU21)。データ量が閾値以上であれば(ステップU21:YES)、サーバ40は、データの分割を通知する分割通知パケットを携帯電話機10へ送信する(ステップU22)。
サーバ40は、スレーブ識別情報を携帯電話機10から受信し(ステップU23)、送信するデータを分割する(ステップU24)。
サーバ40は分割要求パケットの送信元の携帯電話機10(マスター)と、スレーブ識別情報の示すスレーブの携帯電話機20とへ、分割したデータを送信する(ステップU25)。
データ量が閾値未満であれば(ステップU21:NO)、サーバ40は、携帯電話機10へ、要求されたデータを送信する(ステップU26)。ステップU24またはU25の後、サーバ40は動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバ40がデータを分割するか否かを判断するので、携帯電話機10はデータの分割をすべきか否かを判断する必要がなく、携帯電話機10の負荷を軽減できる。また、サーバ40が携帯電話機10へ、データ量を通知する必要がないので、通知による通信速度の低下が生じにくい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムは、通信環境が悪化したときに、携帯電話機がデータの分割を要求する点で、第1の実施形態の通信システムと異なる。なお、本実施形態の通信システムについて、図1〜図10で説明した構成と同様な構成の詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる点について詳しく説明する。
図18は本実施形態の携帯電話機10の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態の携帯電話機10の動作は、ステップS2の代わりにステップS2cを実行する点以外は、第1の携帯電話機10の動作と同様である。
携帯電話機10は、データのダウンロードを要求した後(ステップS1)、サーバ40との間の通信速度を取得する。例えば、携帯電話機10は、定期的にサーバ40との間の通信速度を測定して保持しておき、保持しておいた通信速度を読み出す。そして、携帯電話機10は、その通信速度が閾値以下であるか否かを判断する(ステップS2c)。
通信速度が閾値以下であれば(ステップS2c:YES)、携帯電話機10は、サーバ40に対し、データの分割を要求する(ステップS3)。
なお、本実施形態では、データのダウンロード時にサーバ40がデータを分割する構成としている。しかし、第2の実施形態で説明したように、データをアップロードするときに、携帯電話機10が、サーバ40との間の通信速度に基づいてデータを分割する構成としてもよいのは、勿論である。
また、本実施形態では、携帯電話機10は、通信速度のみに応じて、データを分割するか否かを判断しているが、通信速度とデータ量との両方に基づいて、データを分割するか否かを判断する構成とすることもできる。例えば、通信速度が下限値以下であり、且つデータ量が上限値以上である場合に、携帯電話機10は、データを分割する。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機10は、通信速度が低下したときにデータの分割を要求するので、通信速度が高ければ分割を行わず、無駄な分割処理が低減する。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態の通信システムは、通信環境が悪化したときに、サーバ40が通信速度に応じた分割比でデータを分割する点で、第3の実施形態の通信システムと異なる。なお、本実施形態の通信システムについて、図16、図17で説明した構成と同様な構成の詳細な説明を省略し、第3の実施形態と異なる点について詳しく説明する。
図19は、本実施形態のサーバ40の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、本実施形態のサーバ40の動作は、ステップU21、U24の代わりに、ステップU21d、U24dを実行する点以外は、図17で示した第3の実施形態のサーバ40の動作と同様である。
サーバ40は、携帯電話機10との間の通信速度が閾値以下であるか否かを判断する(ステップU21d)。通信速度が閾値以下であれば(ステップU21d:YES)、サーバ40は、データの分割を通知する分割通知パケットを携帯電話機10へ送信する(ステップU22)。
サーバ40は、スレーブ識別情報を携帯電話機10から受信する(ステップU23)。サーバ40は、マスター、スレーブの携帯電話機との間の通信速度を取得し、それらの通信速度に応じて分割比率を決定し、その分割比で送信するデータを分割する(ステップU24d)。分割比率は、通信速度が高いほど、比率を上昇させるものとする。
なお、図6〜図8、および図13〜図19に示したフローチャートの全部または一部は、コンピュータプログラムを実行することにより実現することもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信速度に応じた比率でデータを分割するので、サーバ40は、データをより効率的に送信することができる。
1 通信システム
10、20 携帯電話機
11、21 基地局
30 インターネット網
40 サーバ
101、201、401 通信部
102、202、402 制御部

Claims (10)

  1. サーバと、
    無線ネットワークを介して前記サーバとの間でデータを送受信する第1の無線通信端末と、
    無線ネットワークを介して前記サーバに接続するとともに、該無線ネットワークを介さずに前記第1の無線通信端末と接続する第2の無線通信端末と、
    を有し、
    前記第1の無線通信端末又は前記サーバは前記データを分割し、
    前記第1の無線通信端末及び前記サーバは、無線ネットワークを介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第1の経路と、前記第2の無線通信端末を介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第2の経路の両方を利用して分割後のデータを送受信し、
    前記第1の無線通信端末は、前記データの分割を前記サーバへ要求するとともに、前記第2の無線通信端末を識別するための端末識別情報を該サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記第1の無線通信端末から前記端末識別情報を受信すると、該端末識別情報に基づいて前記第2の無線通信端末を特定し、分割後のデータを前記第1の経路及び前記第2の経路を利用して前記第1の無線通信端末へ送信し、
    前記第1の無線通信端末は、予め作成された、前記サーバとの間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、前記第1の無線通信端末及び前記サーバは、送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数を増加させる通信システム。
  2. 前記第1の無線通信端末又は前記サーバは、前記データの容量が上限値以上であれば、該データを分割する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の無線通信端末又は前記サーバは、該第1の無線通信端末と該サーバとの間の通信速度が下限値以下であれば、該データを分割する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記第1の無線通信端末又はサーバは、前記データをパケット単位で分割する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記サーバは、該サーバと前記第1の無線通信端末との間の通信速度に対する、該サーバと前記第2の無線通信端末との間の通信速度の比率に応じて前記データを分割する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 無線ネットワークを介してサーバから受信するデータの容量が所定値以上であるとき、該サーバに対して該データの分割を要求する要求手段と、
    前記無線ネットワークを介して該自身から該サーバへ至る第1の経路を利用して分割後のデータのうち、一部のデータを受信する第1の受信手段と、
    自身と無線ネットワークを介さずに接続する他の無線通信端末を介して自身から前記サーバへ至る第2の経路の経路を通じて前記分割後のデータのうち、前記一部のデータ以外の残りのデータを受信する第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記一部のデータと、前記第2の受信手段により受信された前記残りのデータとを合成する合成手段と、
    を有し、
    前記要求手段は、前記データの分割を前記サーバへ要求するとともに、前記他の無線通信端末を識別するための端末識別情報を該サーバへ送信し、
    前記要求手段は、予め作成された、前記サーバとの間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記他の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、前記サーバと送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記他の無線通信端末の数を増加させる無線通信端末。
  7. 第1の無線通信端末からデータの分割を要求されたとき、該データを分割する分割手段と、
    無線ネットワークを介して該サーバから該第1の無線通信端末へ至る第1の経路を利用して、前記分割手段により分割された前記データのうち、一部のデータを該第1の無線通信端末へ送信する第1の送信手段と、
    前記第1の無線通信端末と無線ネットワークを介さずに接続する第2の無線通信端末を通じて該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第2の経路を利用して、前記分割手段により分割された前記データのうち、前記一部のデータ以外の残りのデータを第2の無線通信端末へ送信する第2の送信手段と、
    を有し、
    前記第2の送信手段は、前記第1の無線通信端末から前記第2の無線通信端末を識別するための端末識別情報を受け取ると、該端末識別情報に基づいて前記第2の無線通信端末を特定し、前記一部のデータ以外の残りのデータを第2の無線通信端末へ送信し、
    予め作成されて前記第1の無線通信端末で記憶されている、前記第1の無線通信端末との間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルに基づき、前記第1の無線通信端末から送信される端末識別情報にしたがって、前記第1の無線通信端末と送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数を増加させるサーバ。
  8. サーバと、
    無線ネットワークを介して前記サーバとの間でデータを送受信する第1の無線通信端末と、
    無線ネットワークを介して前記サーバに接続するとともに、該無線ネットワークを介さずに前記第1の無線通信端末と有線又は無線で接続する第2の無線通信端末と、を有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の無線通信端末又は前記サーバが前記データを分割し、
    前記第1の無線通信端末及び前記サーバが、無線ネットワークを介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第1の経路と、前記第2の無線通信端末を介して該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第2の経路の両方を利用して分割後のデータを送受信し、
    前記第1の無線通信端末が、前記データの分割を前記サーバへ要求するとともに、前記第2の無線通信端末を識別するための端末識別情報を該サーバへ送信し、
    前記サーバが、前記第1の無線通信端末から前記端末識別情報を受信すると、該端末識別情報に基づいて前記第2の無線通信端末を特定し、分割後のデータを前記第1の経路及び前記第2の経路を利用して前記第1の無線通信端末へ送信し、
    前記第1の無線通信端末が、予め作成された、前記サーバとの間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、
    前記第1の無線通信端末及び前記サーバが、送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数を増加させる、通信システムの制御方法。
  9. コンピュータに、
    無線ネットワークを介してサーバから受信するデータの容量が所定値以上であるとき、該サーバに対して該データの分割を要求する要求手順、
    前記無線ネットワークを介して該自身から該サーバへ至る第1の経路を利用して分割後のデータのうち、一部のデータを受信する第1の受信手順、
    自身と無線ネットワークを介さずに接続する他の無線通信端末を介して自身から前記サーバへ至る第2の経路の経路を通じて前記分割後のデータのうち、前記一部のデータ以外の残りのデータを受信する第2の受信手順、及び
    前記第1の受信手段により受信された前記一部のデータと、前記第2の受信手段により受信された前記残りのデータとを合成する合成手順、
    を実行させ、
    前記要求手順にて、前記データの分割を前記サーバへ要求するとともに、前記他の無線通信端末を識別するための端末識別情報を該サーバへ送信させ、
    前記要求手段は、予め作成された、前記サーバとの間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記他の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルを記憶しておき、前記サーバと送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記他の無線通信端末の数を増加させるためのプログラム。
  10. コンピュータに、
    第1の無線通信端末からデータの分割を要求されたとき、該データを分割する分割手順、
    無線ネットワークを介して該サーバから該第1の無線通信端末へ至る第1の経路を利用して、前記分割手段により分割された前記データのうち、一部のデータを該第1の無線通信端末へ送信する第1の送信手順、及び
    前記第1の無線通信端末と無線ネットワークを介さずに接続する第2の無線通信端末を通じて該第1の無線通信端末から該サーバへ至る第2の経路を利用して、前記分割手段により分割された前記データのうち、前記一部のデータ以外の残りのデータを第2の無線通信端末へ送信する第2の送信手順、
    を実行させ
    前記第2の送信手順にて、前記第1の無線通信端末から前記第2の無線通信端末を識別するための端末識別情報を受け取ると、該端末識別情報に基づいて前記第2の無線通信端末を特定し、前記一部のデータ以外の残りのデータを第2の無線通信端末へ送信させ、
    予め作成されて前記第1の無線通信端末で記憶されている、前記第1の無線通信端末との間で送受信するデータ量と前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数とを対応付けた設定テーブルに基づき、前記第1の無線通信端末から送信される端末識別情報にしたがって、前記第1の無線通信端末と送受信するデータ量が多くなるほど、前記第2の経路として利用する前記第2の無線通信端末の数を増加させるためのプログラム。
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